『NINE』とは、8.5+0.5?
1960年代、チネチッタ、モノクロ、映画監督を取り巻く美女たちとくれば、大傑作『8 1/2(はっか にぶんのいち)』だ。
『8 1/2』の題名は、フェデリコ・フェリーニが監督してきた作品の「8 1/2」本目という意味だと解釈されているそうだ。それに対して『8 1/2』をミュージカル化した『NINE(ナイン)』とは、『8 1/2』に半歩(音楽とダンス)を加えた内容と、重要な役割を担う9歳の少年を意味しているという。
はたして半歩加えられたのかどうかはともかく、『8 1/2』をミュージカルにするとは大胆不敵だ。しかもブロードウェイ・ミュージカルならともかく、映画化して銀幕に映し出すとは、実質的に『8 1/2』のリメイクも同然のプロジェクトであり、普通の監督なら腰が引けるだろう。
それを成し遂げたロブ・マーシャル監督は、もちろん勝算があってのことだ。
この勝負に勝つ方法は、自分の土俵に上げることだ。
ロブ・マーシャル監督は、『8 1/2』にはなかった華麗なダンスシーンをふんだんに盛り込み、『8 1/2』とはまったく違う映画を作り上げた。
『8 1/2』でマルチェロ・マストロヤンニが演じたグイド・アンセルミは何を考えているのか判らない男だったが、ダニエル・デイ=ルイス演じるグイド・コンティーニは何も考えていない男だ。
プレッシャーに弱く、衣装デザイナーの裁縫台に横たわってしまうほど精神的に追い詰められた男。
『8 1/2』には海に打ち上げられた怪物や、宇宙船のような巨大セットが登場し、観客はマルチェロ・マストロヤンニとともに幻想世界に迷い込む。
対する『NINE』では、歌やダンスが登場人物の妄想として登場する。歌が終われば妄想も終わる。
ロブ・マーシャル監督は、フェリーニのような世界に踏み込むことなく、ダメ監督の物語に得意なダンスシーンを挿入して観客を魅了する。
ミュージカル映画で難しいのは、群舞の扱い方だろう。
舞台ならとうぜん欠かせない見せ場なのだが、いまどきの映画では、見ず知らずの人たちが走り寄って踊りだすのはギャグになってしまいかねない。
『(500)日のサマー』のように笑いもかねて織り交ぜるなら効果的だが、うまくいかない例もある。
その点、ダンスシーンを妄想と割り切った本作は、いくらでも群舞できるし、観客も割り切って楽しむことができる。
また、贅沢の極みと思えるのが、ダンスシーンのカット割りだ。
ロブ・マーシャル監督は、さすが振り付け師としてのキャリアが長いだけあって、素晴らしいダンスを見せてくれる。振り付けもイカしているので、カメラを固定させて、ダンスをじっくり堪能したいところだ。
ところが、カットが短い上に、踊っていないダニエル・デイ=ルイスのアップが交ざったりするので、ダンスに専念できない。
もちろん、振り付け師たるロブ・マーシャルは、観客にダンスをきちんと見てほしいだろう。にもかかわらず、映像的な刺激を優先して、みずからダンスシーンを短くカットしてしまう。
ここにロブ・マーシャルの自信のほどが窺える。
そしてミュージカル映画の楽しみのひとつが、意外な人物の歌声が聴けること。
たとえば『鴛鴦(おしどり)歌合戦』で志村喬までもが歌いだしたとき、思わず快哉を叫びそうになった人も多いだろう。
本作では、75歳のジュディ・デンチが歌って踊る姿を披露してくれる。『007/慰めの報酬』のMはいささかお疲れ気味だっだが、『NINE』では他の役者のはじけっぷりに負けていない。
本作で興味深いのは、クラウディアの位置づけだ。
『8 1/2』でグイドが夢見るクラウディアは、映画の妖精のようだった。当時25歳のクラウディア・カルディナーレの美しさは光り輝き、グイドの憧れの結晶として登場した。
ところが『NINE』のクラウディアを演じるのは当年とって42歳のニコール・キッドマン。もちろん美しいのだが、クラウディア役にはちょっと年上すぎる。
案の定、ニコール・キッドマンのクラウディアは、妖精ではなく成熟した女神として登場する。
しかも彼女は、すぐに女神の座を降りてしまうのだ。
そのため『NINE』には、グイドが追い求める映画の妖精も女神もいなくなってしまう。
そして『NINE』は、映画的な広がりを見せるのではなく、夫婦の物語へと収斂していく。
すなわち9という数字は、『8 1/2』に半歩(音楽とダンス)加えたというよりも、単に『8 1/2』じゃないという意味でしかないのだ。
あぁ、久しぶりに『8 1/2』を観たいものだ!
『NINE(ナイン)』 [な行]
監督・制作・振付/ロブ・マーシャル 振付/ジョン・デルーカ
脚本/アンソニー・ミンゲラ、マイケル・トルキン 原作/アーサー・コピット
出演/ダニエル・デイ=ルイス マリオン・コティヤール ペネロペ・クルス ジュディ・デンチ ケイト・ハドソン ニコール・キッドマン ソフィア・ローレン ファーギー
日本公開/2010年3月19日
ジャンル/[ミュージカル]
映画ブログ
『8 1/2』の題名は、フェデリコ・フェリーニが監督してきた作品の「8 1/2」本目という意味だと解釈されているそうだ。それに対して『8 1/2』をミュージカル化した『NINE(ナイン)』とは、『8 1/2』に半歩(音楽とダンス)を加えた内容と、重要な役割を担う9歳の少年を意味しているという。
はたして半歩加えられたのかどうかはともかく、『8 1/2』をミュージカルにするとは大胆不敵だ。しかもブロードウェイ・ミュージカルならともかく、映画化して銀幕に映し出すとは、実質的に『8 1/2』のリメイクも同然のプロジェクトであり、普通の監督なら腰が引けるだろう。
それを成し遂げたロブ・マーシャル監督は、もちろん勝算があってのことだ。
この勝負に勝つ方法は、自分の土俵に上げることだ。
ロブ・マーシャル監督は、『8 1/2』にはなかった華麗なダンスシーンをふんだんに盛り込み、『8 1/2』とはまったく違う映画を作り上げた。
『8 1/2』でマルチェロ・マストロヤンニが演じたグイド・アンセルミは何を考えているのか判らない男だったが、ダニエル・デイ=ルイス演じるグイド・コンティーニは何も考えていない男だ。
プレッシャーに弱く、衣装デザイナーの裁縫台に横たわってしまうほど精神的に追い詰められた男。
『8 1/2』には海に打ち上げられた怪物や、宇宙船のような巨大セットが登場し、観客はマルチェロ・マストロヤンニとともに幻想世界に迷い込む。
対する『NINE』では、歌やダンスが登場人物の妄想として登場する。歌が終われば妄想も終わる。
ロブ・マーシャル監督は、フェリーニのような世界に踏み込むことなく、ダメ監督の物語に得意なダンスシーンを挿入して観客を魅了する。
ミュージカル映画で難しいのは、群舞の扱い方だろう。
舞台ならとうぜん欠かせない見せ場なのだが、いまどきの映画では、見ず知らずの人たちが走り寄って踊りだすのはギャグになってしまいかねない。
『(500)日のサマー』のように笑いもかねて織り交ぜるなら効果的だが、うまくいかない例もある。
その点、ダンスシーンを妄想と割り切った本作は、いくらでも群舞できるし、観客も割り切って楽しむことができる。
また、贅沢の極みと思えるのが、ダンスシーンのカット割りだ。
ロブ・マーシャル監督は、さすが振り付け師としてのキャリアが長いだけあって、素晴らしいダンスを見せてくれる。振り付けもイカしているので、カメラを固定させて、ダンスをじっくり堪能したいところだ。
ところが、カットが短い上に、踊っていないダニエル・デイ=ルイスのアップが交ざったりするので、ダンスに専念できない。
もちろん、振り付け師たるロブ・マーシャルは、観客にダンスをきちんと見てほしいだろう。にもかかわらず、映像的な刺激を優先して、みずからダンスシーンを短くカットしてしまう。
ここにロブ・マーシャルの自信のほどが窺える。
そしてミュージカル映画の楽しみのひとつが、意外な人物の歌声が聴けること。
たとえば『鴛鴦(おしどり)歌合戦』で志村喬までもが歌いだしたとき、思わず快哉を叫びそうになった人も多いだろう。
本作では、75歳のジュディ・デンチが歌って踊る姿を披露してくれる。『007/慰めの報酬』のMはいささかお疲れ気味だっだが、『NINE』では他の役者のはじけっぷりに負けていない。
本作で興味深いのは、クラウディアの位置づけだ。
『8 1/2』でグイドが夢見るクラウディアは、映画の妖精のようだった。当時25歳のクラウディア・カルディナーレの美しさは光り輝き、グイドの憧れの結晶として登場した。
ところが『NINE』のクラウディアを演じるのは当年とって42歳のニコール・キッドマン。もちろん美しいのだが、クラウディア役にはちょっと年上すぎる。
案の定、ニコール・キッドマンのクラウディアは、妖精ではなく成熟した女神として登場する。
しかも彼女は、すぐに女神の座を降りてしまうのだ。
そのため『NINE』には、グイドが追い求める映画の妖精も女神もいなくなってしまう。
そして『NINE』は、映画的な広がりを見せるのではなく、夫婦の物語へと収斂していく。
すなわち9という数字は、『8 1/2』に半歩(音楽とダンス)加えたというよりも、単に『8 1/2』じゃないという意味でしかないのだ。
あぁ、久しぶりに『8 1/2』を観たいものだ!
![NINE [Blu-ray]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/51I7G8hmtWL._SL160_.jpg)
監督・制作・振付/ロブ・マーシャル 振付/ジョン・デルーカ
脚本/アンソニー・ミンゲラ、マイケル・トルキン 原作/アーサー・コピット
出演/ダニエル・デイ=ルイス マリオン・コティヤール ペネロペ・クルス ジュディ・デンチ ケイト・ハドソン ニコール・キッドマン ソフィア・ローレン ファーギー
日本公開/2010年3月19日
ジャンル/[ミュージカル]
映画ブログ
tag : ロブ・マーシャルアンソニー・ミンゲラダニエル・デイ=ルイスマリオン・コティヤールペネロペ・クルスジュディ・デンチケイト・ハドソンニコール・キッドマンソフィア・ローレンファーギー
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舞台はイタリア――。
天才映画監督のスランプ。
彼に夢中な女達。愛を選びきれない男。
彼が見つける9つめの愛とは?
世界は、男と女で出来ている。。。
見終わった後、踊りだしたくなる映画でした!
歌もまた、耳に残ります!とくに「CINEM...
NINE / NINE
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フェデリコ・フェリーニ監督作「8 1/2」(1963年)を原作とする、
ブロードウェイ・ミュージカル 「ナイン(Nine)」 (1982年初演)をさらに映画化{/ee_3/}
...
NINE
男は女性がいないと生きていけません!
NINE
『映画史上最もゴージャス&ファッショナブル!』
コチラの「NINE」は、フェデリコ・フェリーニ監督の「8 1/2」を半歩進んだ解釈に音楽とダンスを加えミュージカル化した舞台を「シカゴ」、「SAYURI」のロブ・マーシャル監督が映画化した3/19公開のミュージカル映画
NINE / NINE
第82回アカデミー賞4部門ノミネート(助演女優賞:ペネロペ・クルス、衣装デザイン賞、楽曲賞、美術賞)、第67回ゴールデングローブ賞5部門ノミネート(作品賞(ミュージカル/コメディ部門)、主演男優賞(ミュージカル/コメディ部門):ダニエル・デイ=ルイス、主演女優賞(
NINE
1月9日の記事で豪華すぎて楽しみって件を書いた『NINE』が公開されたので、早速観てきました。
★★★
豪華! →贅沢 →もったいない
そんな感想で、尻下がりに盛り上がりに欠けたブツ切りミュージカル。
次々にゴージャスな大女優達が現れるオープニングの豪華この上...
「NINE」
豪華女優陣が競演するミュージカル。顔ぶれは豪華だが。
NINE
この映画を観てからかなりの時間が経過した。
さまざまな苦労とドラマがあったのだが、ここには書けないのが残念だ。(笑)
マスコミ試写は大人気。
そのわりに、メディアからのプロモートが少ない。
いつも読んでる毎日新聞金曜夕刊の映画評もたったの19行300字...
映画を観た~NINE/ナイン~
本文はこちら→
『NINE』 ('10初鑑賞39・劇場)
☆☆☆☆- (10段階評価で 8)
3月20日(土) 109シネマズHAT神戸 シアター5にて 14:55の回を鑑賞。
[映画『NINE』を観た]
☆何の予備知識もなく、何か絢爛豪華なイメージだったので、楽しみにして映画館に向かった。
粋なプレイボーイの映画監督の、これまでの女性遍歴と、現在の女性関係・映画監督としての行き詰まりの物語で、
はじまってすぐに、「ああ、これはフェリーニ監督の物語か...
「ナイン」
JUGEMテーマ:映画 
圧巻…。完成度の高いミュージカルシーンに圧倒された120分。ダーティな明るさがあった「シカゴ」とは違ってスランプに陥った巨匠監督というテーマが鬱陶しくアメリカではあまり好まれなかったのか、評判も今ひとつでした。アカデミー賞で...
NINE
評価:★★★【3点】
今週、もっとも期待した本作!・・・でしたが
NINE/ダニエル・デイ=ルイス、マリオン・コティヤール
『シカゴ』のロブ・マーシャル監督が超豪華なキャストを配してブロードウェイ・ミュージカルでトニー賞を受賞した「NINE」を映画化した作品です。久々の超大作ミュージカル映画にかなりワクワク楽しみにしてました。
出演はその他に、ペネロペ・クルス、ジュディ・デン...
『NINE』
シネマ・イタリアーノ!そう歌いながら、ずっとこの雰囲気に溺れていたいと思える映画でした。別にストーリーは特別面白いとかいう訳ではないのですが、あの7人の女優陣による、それぞれのミュージカルシーンがとにかくいい!個人的にはもっと見ていたくなるほどに、雰囲...
NINE
スタジオに入っても、全く脚本のアイデアが浮かばない映画監督グイド(ダニエル・デイ・ルイス)が途方にくれている。彼がアイデアをひねり出そうと悪戦苦闘する様子を、関係ある女性たちがパフォーマンスを披露する。どの女優もいいのだけど、イタリアの母とも言えるソフィ
NINE
想像力は神の庭。
NINE/ナイン
ミュージカルは、比較的苦手な分野ではあるのだけれど。
これだけ美女が集まれば、観ないわけにはいかんでしょ。
というわけで「NINE/ナイン
」を、金曜日の夕方に鑑賞。
「UCとしまえん
」は、金曜日の夕方にしては多いような。
「NINE/ナイン
」は、大き...
NINE
(原題:NINE)
【2009年・アメリカ】試写で鑑賞(★★★★☆)
1963年にアカデミー賞を受賞したフェデリコ・フェリーニ監督の「8 1/2」。
この作品の半歩進んだ解釈を加え、1982年にブロードウェイ・ミュージカルとして上演された作品を映画化。
ミュージカル版は同年
NINE☆独り言
フェディリコ・フェリーニの『8 1/2』は観ていない作品。その映画がベースとなってミュージカルになった『NINE』で、その映画化が本作だということです。結局、また映画に戻ったっていうことなのかな?(笑)新作の脚本が書けない著名な映画監督グイド。どうにかしようにも、ど
『NINE』
この春話題のミュージカル映画『NINE』。
先日、PROUD×CSGyao PRESENTS の試写会でよみうりホールで少し早めに観賞することが出来ました。
あいにくの雨の日の試写会でしたが、客入りが悪いようで2階席はかなりガラガラの状態でした。
ミュージカル映画は敬遠される人...
♪☆『NINE』☆♪
2009年:アメリカ映画、ロブ・マーシャル監督、ダニエル・デイ=ルイス、マリオン・コティヤール、ペネロペ・クルス、ジュディ・デンチ、ケイト・ハドソン、ニコール・キッドマン出演。
ストラスブールのマルシェ・ド・ノエル2009
Marché de Noël de Strasbourg a Tokyo 2009@東京国際フォーラム
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今日も風がすごいですね。
飛行機乗ってたらワクワクしそうです。
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映画「NINE」
CMを何度も見せられ
「世界は、男と女と愛でできている。」
というフレーズに魅...
★「NINE」
オスカーなどの賞レースではぱっとしなかったみたいですが、
ひらりん的にはニコちゃん・ペネちゃんの初共演作ってことで、
久しぶりに週末のナイトショウに足を運びました。
NINE
週休2日制でないと金曜日の映画はちょっときついです。(3月19日 清水MOVIXにて鑑賞)
NINE
「NINE」監督ロブ・マーシャル出演*ダニエル・デイ=ルイス(グイド・コンティーニ)*マリオン・コティヤール(ルイザ)*ペネロペ・クルス(カルラ)*ジュディ・デンチ(リリー)*ケイト・ハドソン(ステファニー)*ニコール・キッドマン(クラウディア・ジェンセン)*ソ...
「NINE」レビュー
映画「NINE」についてのレビューをトラックバックで募集しています。 *出演:ダニエル・デイ=ルイス、マリオン・コティヤール、ペネロペ・クルス、ジュディ・デンチ、ケイト・ハドソン、ニコール・キッドマン、ソフィア・ローレン、ファーギー、リッキー・トニャッツ...
「NINE」 よくこれだけ退屈な作品に
監督 ロブ・マーシャル少しあらすじ1964年のイタリア。映画監督グイド・コンティーニ(ダニエル・デイ=ルイス)は極度のスランプに陥っていた。撮影開始まで数日という段階になっても脚本は書き出しさえも決まらない。妻のルイザ(マリオン・コティヤール)だけが心のよ...
NINE
そろそろ春休み~観たい映画がテンコ盛りまずはコチラから・・・【story】イタリア、ローマにある映画スタジオで映画監督グイド・コンティーニ(ダニエル・デイ=ルイス)は頭を抱えている。撮影開始も間近だというのに、脚本は白紙のままなのだ。苦しみの果てに、彼は自分...
NINE
NINE’09:米
◆原題:NINE◆監督: ロブ・マーシャル「SAYURI」「シカゴ」◆出演: ダニエル・デイ=ルイス、マリオン・コティヤール、ペネロペ・クルス、 ジュディ・デンチ、ケイト・ハドソン、ニコール・キッドマン、ソフィア・ローレン、ファーギー
◆STORY◆
NINE/ナイン
ミュージカルは、比較的苦手な分野ではあるのだけれど。
これだけ美女が集まれば、観ないわけにはいかんでしょ。
というわけで「NINE/ナイン」を、金曜日の夕方に鑑賞。「UCとしまえん」は、金曜日の夕方にしては多いような。
「NINE/ナイン」は、大きめのスクリーン
NINE(2009)
世界は、男と女と愛でできている。
MOVX京都にて鑑賞。贅沢な作品ですよね。これだけ凄いキャストを揃えた映画はなかなか観ることはないでしょうね。目移りするくらい素敵な女優陣に囲まれた監督グイド役にはあのダニエル・デイ=ルイス。そういえば、2007年の「ゼ...
「NINE」
「NINE」
ユナイテッドシネマ豊島園にて。
監督・ロブ・マーシャル
フェデリコ・フェリーニ自らが監督した自伝的映画「81/2」の、ブロードウェイ・ミュージカル版を、「シカゴ」のロブ・マ
NINE (2009・アメリカ)
ミュージカル映画でこの豪華女優陣とあっては、見ないわけにはいきません☆
■映画『NINE』
フェデリコ・フェリーニ監督が1963年に製作した映画『8 1/2』をミュージカルにして、物語を半歩前進させた映画『NINE』。
『シカゴ』のロブ・マーシャルが監督しています。
才能ある映画監督の“選ばれし者の恍惚と苦悩”を描いた作品とも言えますが、「妻も愛人もマ
シネマ・イタリアーノ~『NINE』
NINE
1965年、ローマ。チネチッタ撮影所では、マエストロと呼ばれる映画監督グイ
ド(ダニエル・デイ=ルイス)が、新作映画『ITARIA...
NINE
1964年イタリア。
映画監督グイド・コンティーニ(ダニエル・デイ=ルイス)待望の新作は、撮影開始目前で脚本が未完成で白紙状態。
プレッ...
「NINE 」見た♪
豪華キャストが贈る大人の苦い愛の物語(ミュージカル)!!
NINE
[ミュージカル映画] ブログ村キーワード ↓ワンクリックの応援お願いします↓ おみくじ評価:大吉 2010年21本目です。 【あらすじ】 1964年、イタリア。 最新作「ITALIA」の脚本がなかなか書けず、苦悩する映画監督のグイド・コンティーニ(ダニエル・デイ=ルイ
NINE
上半期ぜったいに見のがせない映画のうちの一本。 『シカゴ』のロブ・マーシャル監督
「NINE」感想
1982年にトニー賞を受賞した大ヒットミュージカルを、「シカゴ」のロブ・マーシャル監督が映画化。 ちなみにそのミュージカル、1963年に制作されたフェデリコ・フェリーニ監督の自伝的映画「81/2」が元になっているそうな。マメ知識な。 主演のダニエル・デ...
NINE
<<ストーリー>>1964年のイタリア。スランプ中の映画監督、グイド・コンティーニ(ダニエル・デイ=ルイス)にとって、妻のルイザ(マリオ...
『NINE』
□作品オフィシャルサイト 「NINE」□監督 ロブ・マーシャル □脚本 アンソニー・ミンゲラ □キャスト ダニエル・デイ=ルイス、マリオン・コティヤール、ペネロペ・クルス、ジュディ・デンチ、ケイト・ハドソン、ニコール・キッドマン、ソフィア・ローレ...
NINE
・
今は亡きイタリア映画界の巨匠フェデリコ・フェリーニが1963年に製作した彼の代表作のひとつである『 8 1/2 』.
その作品が1982年にブロードウェイで『 NINE 』というタイトルでミュージカル化され、それをさらに『シカゴ』のロブ・マーシャル監督が錚々たる俳優陣を起...
NINE(ナイン)
●「NINE(ナイン)」
2009 アメリカ The Weinstein Company,Relativity Media,118min.
監督:ロブ・マーシャル 脚本:アンソニー・ミンゲラ、マイケル・トルキン
出演:ダニエル・デイ=ルイス、マリオン・コティヤール、ペネロペ・クルス、
ジュディ・デン...
NINE
ミュージカル映画界にまた新たな歴史が刻まれます。トニー賞5部門受賞のブロードウェイの名作舞台を、オスカー・キャスト&スタッフが完全映画化。
映像ならではの目もくらむエンターテーンメント!
物語:1964年のイタリア。世界的な映画監督グイド・コンティーニは、...
映画「NINE ナイン」これぞ映画の夢、絢爛豪華
「NINE ナイン」★★★
ダニエル・デイ=ルイス、マリオン・コティヤール、ペネロペ・クルス、ジュディ・デンチ、ケイト・ハドソン、ニコール・キッドマン、ソフィア・ローレン主演
ロブ・マーシャル監督、118分 、
2010年3月19日公開、2009,アメリカ,角川エンタテインメ
NINE
元々は、1963年にイタリア映画の巨匠、
フェデリコ・フェリーニが製作した「8 1/2」を、
1982年にブロードウェイでミュージカル化されたのが「NINE」。
タイトルが「2分の1」だけ増えて「9」になったのは、
歌と踊りの要素が増えたからだそうです。
数年前にこの作
ロブ・マーシャル監督 「NINE」
休みの度、映画に行きたいと思いつつ…
公休になると、いろいろ用があったり、お小遣いがなかったりで久しく映画に行けませんでした。
そんな事を繰り返してる内にDVDでレンタルで良いか?ってなっちゃうので
今日は意を決して映画鑑賞
今年劇場4作品目はコチラ↓...
NINE
今日は『NINE』について
この映画については事前に内容をあまり知らなかったのですが、ニコール・キッドマンにペネロペ・クルスにファーギーに…と女優陣がかなり豪華ということで、絶対観たい!!と思っていたのでした
大好きな映画、『シカゴ』のロブ・マーシャルの作...
『NINE』'09・米
あらすじイタリアが世界に誇る映画監督、グイド・コンティー二。だが、新作の脚本を一行も書けずにいた・・・。感想ちょっと難解そうで、いまだ未見なんですがフェデリコ・フェリーニの『8 1/2』をミュージカルにした舞台の映画化し数多くの映画賞にノミネートされた作...
ナイン NINE
予告編やTVCMで見た迫力の「イタリアーノ!」と豪華女優陣に惹かれ見て来ました。
まぁまぁ、アカデミー賞受賞者が6人も出演!なんと贅沢な出演者ですこと。
{/kirakira/} {/kirakira/} {/kirakira/} {/kirakira/} {/kirakira/} {...
NINE
★★★★
これぞ男の人生
母親や妻、愛人に始まり、子供の頃から世話になっている年上の女性、お金を払えばエロチックなダンスを見せ...
NINE 【監督と スターが織りなす 夢世界】
『NINE』 NINE
2009年・アメリカ=イタリア
フェデリコ・フェリーニの『8 1/2』を下敷きにしたミュージカルの映画化。
アーサー・コピットがフ...
映画:NINE
ミュージカル好きとしてはこの映画ははずせません。と言うわけでNINEを観てきました。
NINE
作品情報
タイトル:NINE
制作:2009年・アメリカ
監督:ロブ・マーシャル
出演:ダニエル・デイ=ルイス、マリオン・コティヤール、ペネロペ・クルス、ジュディ・デンチ、ケイト・ハドソン、ニコール・キッドマン、ソフィア・ローレン、ファーギーほか
あらすじ
Blu-ray「Nine」 高級アイスを一度溶かし再氷結させたような代物。今年のワースト決定(笑)
フェリーニの映画「8 1/2」を、ミュージカル化。
そしてこれを今回は映画化。
一言でこの映画を例えると.....
「高級アイスを一度溶かし、再び氷結させたような代物」
調和がとれた成分の旨味が全て一度解凍され、「形」上だけ再合成したため、元の良さが全て破壊されて...
NINE
NINE(2009/アメリカ・イタリア)【Blu-ray】
監督:ロブ・マーシャル
出演;ダニエル・デイ=ルイス/マリオン・コティヤール/ペネロペ・クルス/ジュディ・デンチ/ニコール・キッドマン/ケイト・ハドソン/ソフィア・ローレン/ステイシー・ファーガソン
世界は、
『NINE』 (2010)
フェリーニの『8 1/2』がモチーフになっていて、そのミュージカル・バリエーションということで、ナイン(9)なんだそうだけど・・・・。
「NINE」ワーナーマイカルシネマズ板橋にて鑑賞
今日は仕事帰りに通勤経路上にある東武練馬で途中下車して、ワーナーマイカルシネマズ板橋で「NINE」を観てきました実はこのワーナーマイカルシネマズ板橋はファーストデイ(毎...
「NINE」
イタリアの巨匠、フェデリコ・フェリーニ(1920-1993年)監督作品「8 1/2」基にしたブロードウェイ・ミュージカルを豪華な役者陣を起用して映画化した「NINE」(原題=NINE、2009年、米、118分、アンソニー・ミンゲラ脚本)。この映画は世界的
【映画】NINE(ナイン)
<NINE(ナイン) を観ました>
原題:Nine
製作:2009年アメリカ、イタリア合作
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豪華女優人が共演するミュージカル映画として、公開当時から気になっていたんだけど、結局時間の都合が付かず観にいけなかった作品…(この
『NINE』
NINE
1965年ローマの映画撮影所。
スランプ中の映画監督が
新作撮影開始まで苦悩する10日間を描く...
【個人評価:★★★☆ (3.5P)】 (自宅鑑賞)
フェリーニの『8 1/2』をミュージカル化した
ブロードウェイ・ミュージカルの映画化