『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』と『E.T.』と『崖の上のポニョ』の共通点
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さすがはスピルバーグだ。無駄のないショット、無駄のない展開、滑らかなカメラワークに身を任せれば充実のうちに二時間が過ぎている。映画鑑賞時のこの安心感は、スティーヴン・スピルバーグ監督ならではだ。
そして、スピルバーグ監督らしい心優しさに溢れた映画『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』を観ながら、スピルバーグも今年、2016年で70歳になるのだなぁとしみじみ思った。
70歳といえば、黒澤明監督がスピルバーグの力添えで『夢』(1990年)を発表した歳である。立て続けに悲劇映画を撮ってきた黒澤明監督が、世界の崩壊と現実離れした桃源郷を描いてみせた『夢』は、世の中に対する怒りと悲しみと諦めと――老境にあって湧き起こるとりとめのない想念を吐き出したような映画だった。
それに引きかえ、小さな女の子と親切な巨人の物語『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』を撮り上げたスピルバーグ監督の、なんと穏やかで寛容な70歳であることか。
――と考えたところで、待てよ、と思った。
心優しさに溢れた映画は、スピルバーグらしいのだろうか。
『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』の公式サイトには、真っ先に「『E.T.』のスティーブン・スピルバーグ監督が贈る―」と書いてある。いくら『E.T.』が記録的大ヒットだったとはいえ、1982年の、34年も前の作品を宣伝に持ち出すとはどうしたことか。
よくよく考えてみれば、そうせざるを得ないのだ。スリラーやサスペンスの名手であり、多くの名作を撮ってきたスピルバーグ監督も、心温まるファンタジー映画の代表作を探すと『E.T.』くらいしか浮かばない。
スピルバーグ監督が心温まるファンタジーを撮ることに違和感を覚えないのは、そういう作品をたくさん撮ったからではなく、『E.T.』の大ヒットの記憶と彼の作品に一貫するヒューマニズムのためだろう。
実際には1989年の『オールウェイズ』や1991年の『フック』もあるのだが、興行の振るわなかった『オールウェイズ』や好意的な批評を得られなかった『フック』(Rotten Tomatoesによれば評論家の支持率は30%)では、新作の宣伝に使いにくい。
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子育てのために半ば引退していたメリッサ・マシスンにとって、本作は約20年ぶりの新作であるとともに――エンドクレジットの"For our Melissa."という献辞で判るように――遺作でもある。『E.T.』で世界を沸かせた監督・脚本家コンビの作品は、『E.T.』の他には『トワイライトゾーン/超次元の体験』の中の短編「真夜中の遊戯」と本作だけなのだ(メリッサ・マシスンは1980年代にスピルバーグのために『タンタンの冒険』の脚本を書いたが、映画化には至らなかったという)。
本作をつくるに当たり、キャスリーン・ケネディとフランク・マーシャルの両プロデューサーが実現できなかったこともある。
本作の企画は1991年に遡るという。『フック』の発表後すぐに『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』に取りかかった両プロデューサーは、このとき『フック』の主演を務めたロビン・ウィリアムズをBFG役に想定していた。
当時の技術では少女と巨人が一緒に登場する映画を撮るのが難しかったことから計画は棚上げになるのだが、2014年4月にスピルバーグの監督就任が発表され、さあこれからという同年8月、残念なことにロビン・ウィリアムズは亡くなってしまう。マーク・ライランスがBFGを演じることが発表されたのはその直後、2014年10月のことである。
スピルバーグ監督のスパイスリラー『ブリッジ・オブ・スパイ』の名演技で映画賞を総なめにしたマーク・ライランスのBFGは素晴らしい。でも、ロビン・ウィリアムズが演じるBFGも観たかったと思うのは私だけではあるまい。
■違うということを抱きしめる
『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』でとりわけ印象的なのが登場人物の目の色だ。
本作の巨人に限らず、いまどきの映画に登場するクリーチャーの多くはCGIだから、皮膚の色も目の色も自由に着色できる。細部まで作り手の思いが行き渡るだけに、作り手のセンスが問われるところだ。
私がしばしば気になるのは、自由に着色できるはずの劇中の創造物が特定の人種的特徴を帯びていることだ。『猿の惑星:創世記(ジェネシス)』の知性あるチンパンジーの虹彩を緑にしたのが典型的な例であろう。『ミュータント・タートルズ』とその続編『ミュータント・ニンジャ・タートルズ:影<シャドウズ>』でも亀たちの虹彩が青や緑だったりする(最新のアニメ版に合わせるためでもあろうが)。
本来チンパンジーの虹彩は緑ではないし、亀の虹彩も人間のような青ではない。しかも、人類でもっとも一般的な虹彩の色はブラウンだというのに、主要キャラクターの虹彩を青や緑にするのは、白人の観客に感情移入させたい気持ちの表れだろう。
映画会社が自国の観客に受けようとするのはとうぜんだから、アメリカ映画がキャラクターに白人の特徴を持たせることをとやかく云うつもりはない。ただ、そういう映画作りをするんだな、という思いは胸に残る(誤解のないように付け加えておくと、『猿の惑星:創世記』もミュータント・タートルズシリーズもとても面白い映画である)。
そんな思いがあっただけに、『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』を観てハッとした。
コンピューターで描かれた巨人BFGの虹彩がブラウンだったのだ。演じるマーク・ライランスの虹彩はグレーがかった色であるにもかかわらず。スピルバーグの虹彩だってブラウンではないのに。主人公の少女ソフィーの虹彩がブラウンなのは演じるルビー・バーンヒル自身の色だからとうぜんとしても、自由に着色できる巨人の目をブラウンにしたのは意図があるはずだ。

しかも、BFGの虹彩は日本人ほど暗いブラウンではなく、やや明るいブラウンだ。東洋的になり過ぎず、世界中どこの人にも馴染みやすい色合いとして、絶妙な配色ではないだろうか。
公式サイトには、「この作品で伝えたかったメッセージは?」との質問にスピルバーグ監督が答えた言葉が紹介されている。
「抱きしめるのに大きすぎる人も小さすぎる人もいない
抱きしめることができれば、多くの問題は解決する
違いがあることで戦ったり、口論したり、辱めたりするのではなく
この作品に込めたメッセージは、違うということを抱きしめること
ソフィーも、BFGも違っている
作品は、そんな違いを称えている
人と人だけでなく、大きな人間と小さな人間の違いもね」
これは過去のスピルバーグ監督作の多くに共通する姿勢である。国が違って戦争をしていてもお互いを思いやることはできるはずだと説いた『戦火の馬』、人種差別をなくすためには辛い決断でもためらうべきではないと訴える『リンカーン』、どれもこれも「違うということを抱きしめる」映画だ。
本作もまたこれまでの作品と同じく、スピルバーグ監督の強い信念と人間への敬意で貫かれている。
それを満喫するためにも、映画館に足を運ぶ価値のある作品だ。
貴賤に関わらず誰もが平等におならをするところは、大爆笑させながら彼の信念を打ち出した名場面だ。
それに本作にはもう一つ、この映画ならではの特別な味わいがある。

スピルバーグ監督はインタビューでこうも答えている。
「私は夢をつかむのが好きなんだ
映画の登場人物が夢をつかんで
その夢に何かを混ぜて完璧な夢に仕上げ
それを必要としている人にあげてしまう
そんな考えが好きなんです」
本作ではこの言葉が比喩的な意味ではなく、言葉どおりの行動として描かれる。
乱暴で、人間を食べるのが大好きな巨人たちの中にあって、一人BFGだけは人間を襲わない。彼の仕事、たった一つの生きがいは、人間たちに夢を見せることだ。楽しい夢、愉快な夢を配合し、夢のカクテルを作り上げて眠っている人の頭の中に吹き込んであげる。眠っているあいだだけとはいえ、人は素敵な夢を見る。それが自分にできる「いいこと」なんだと、BFGは考えている。
これはそっくりそのまま「映画」にも当てはまるだろう。楽しいこと、愉快なことを配合し、一本の映画にして観客に見せてあげる。映画を観ているあいだだけとはいえ、人は素敵な夢を見ることができる。
BFGは世界中の人々の小さな声に耳を傾ける。どこかに寂しい心を抱えた人がいれば、せめて夢の中だけでも楽しい思いをさせてあげる。
BFGのしていることは、スピルバーグがやってきたこととおんなじだ。
BFGは云う。夢は夢でしかない、目が覚めれば消えてしまうと。
だが、夢の中で思ったことや気持ちに生じた変化は、もしかしたら目が覚めても心の中に残るかもしれない。
本作のクライマックスは、夢で感じたことを現実に実行してもらえるかどうかが鍵になる。
これこそ、スピルバーグが長年映画を作ってきた理由だろう。
トレードマークの髭がすっかり白くなったスピルバーグが、老いた巨人に重なって見える。
BFGが言葉を上手く操れないことも忘れてはならない。BFGは云い間違いが多く、気持ちをちゃんと伝えられずに苦しんでいる。
スピルバーグはディスレクシア(難読症、読字障害)であることが知られている。学校でいじめを受け、卒業は同級生に比べて二年も遅れたという。そんな彼の救いになったのが、映画を作ることだった。「映画を作ることで、わたしは恥ずかしさや罪悪感から解放されました。映画制作は、わたしにとっての『大脱走』だったのです」とスピルバーグは告白している。
巨人の中では小柄なほうのBFGは、乱暴な巨人たちから日々いじめられている。云いまつがいばかりする自分を恥じている。
だから彼は、人間に見つかる危険を冒してまで素敵な夢を吹き込んで歩く「いいこと」をやめられないのだろう。夢を作ることだけが、彼を日々の辛さから解放してくれるのだ。
スピルバーグがディスレクシアに苦労して、今でも脚本を読むのに普通の人より二倍も時間がかかっていることを思うと、本作がなおさら心に沁みる。
■なぜ米国では受け入れられないのか
そんな魅力に満ちた本作だが、米国での興行は惨敗に終わった。スピルバーグ監督のキャリアの中で最低の興行収入の映画の一つとまで云われている。
Rotten Tomatoesでは好意的な評が75%を占め、平均点は10点満点で6.8点、Metacriticでも100点満点中66点と、大絶賛とはいかないまでもかなり好意的な評価を得たにもかかわらずだ。
同時期のファミリー映画『ファインディング・ドリー』と競合した影響もあるかもしれない。この夏、『ファインディング・ドリー』は米国だけで4.8億ドル以上を稼ぎ出し、『シュレック2』を抜いて歴代アニメーション映画の米国興行収入第一位の座を獲得した。その『ファインディング・ドリー』と比べるのは酷だが、『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』の興行収入が5525万ドルとはいくらなんでも低すぎる。
どうしてここまで米国の観客にそっぽを向かれたのだろうか。
これは私の勝手な憶測だが、本作は米国人にとって「とんでもない映画」だったのではないだろうか。
34年前にも「とんでもない映画」があった。本作と同じくキャスリーン・ケネディとフランク・マーシャルがプロデュースし、スティーヴン・スピルバーグが監督を務め、メリッサ・マシスンが脚本を書いた『E.T.』だ。『E.T.』は公開当時、共和党から問題視されたという。親が子供をちゃんと管理せず、子供だけで大冒険をする映画だったからだ。
米国では、少しでも親が子供から目を離せば児童放置として警察沙汰になってしまい、そんな親は子供と会うのを制限されることを多くの方がご存じだろう。そういう国で、大人の知らないところで子供たちが冒険する映画を発表したら、いかに世間の怒りを買うか想像がつくというものだ。
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日本にもこの映画の親子の行動を疑問視する人がいる。まして北米での一般公開は、さぞかしハードルが高かったに違いない。
『崖の上のポニョ』の北米公開に向けてケネディとマーシャルが訪ねたのが、子育てのために半ば引退していたメリッサ・マシスンだった。『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』の脚本がマシスンにとって約20年ぶりの新作であることは前述したとおりだが、実はこの20年のあいだに彼女が書いた脚本は他にもある。『崖の上のポニョ』の英語版脚本だ。
キャスリーン・ケネディとフランク・マーシャルがわざわざ引退同然のメリッサ・マシスンに『崖の上のポニョ』の英語版を頼んだのは、親が子供を管理せず、子供だけで冒険するとんでもない映画の脚本を任せられるのは、『E.T.』の騒動で苦労を共にしたメリッサ・マシスンしかいないと考えたからではないだろうか。
(詳しくは「『崖の上のポニョ』 嵐の夜に子供を置き去りって!?」を参照)
こうしてみると、『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』が「とんでもない」に輪をかけた映画であることが判るだろう。
なにしろBFGは幼いソフィーを誘拐するのだ。しかも誘拐犯のBFGが善人として描かれる。子供は誘拐犯と仲良くなり、保護者の許には帰らないと云い出す始末。挙句の果てに、子供と誘拐犯が危険を冒して活躍し、誰も反省せずにめでたしめでたし。
『E.T.』どころではない、"けしからん映画"である。
私の憶測がどこまで合っているかは判らないが、一方で、アクシデントのために離れ離れになった親子が懸命になってお互いを探し、ようやく再会できた喜びを分かち合う『ファインディング・ドリー』があったら、米国の親がどちらに子供を連れていくか、結論は見えてる気がする。
大人には子供を保護する責任があるから、保護者不在で子供が冒険する映画が「とんでもない」と思われるのは仕方ないかもしれない。
だが、両親の不仲や離婚を経験し、その体験を自作に反映させてきたスピルバーグからすれば、『E.T.』にしろ『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』にしろ、人生の真実を込めた映画に違いない。
求めあい、助け合う家族像は素晴らしいが、それを強調すればするほど家族に恵まれない人は居場所がなくなる。そこに思いを馳せられるスピルバーグの優しさ。家族がいなくても逞しく生きる少女が見せてくれる勇気と元気。これまでも壊れた家族や、理解し合えない親子を描いてきたスピルバーグだが、本作は、家族の絆を強調する映画が多い今だから、なおのこと必要とされる映画だろう。
劇中ずっと気にかけながら見ることのなかった「ソフィーの夢」――温かい家族に囲まれて幸せに暮らすこと――のとおりのシチュエーションで締めくくられるラストは、はたして現実なのかBFGが吹き込んだ夢なのか。その判断は受け手に委ねられている。
幸いにも日本では『E.T.』が問題視されることはなかったし、『崖の上のポニョ』は大ヒットした。
『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』も日本の観客に受け入れられることを願っている。
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監督・制作/スティーヴン・スピルバーグ 原作/ロアルド・ダール
脚本/メリッサ・マシスン
出演/マーク・ライランス ルビー・バーンヒル ペネロープ・ウィルトン ジェマイン・クレメント レベッカ・ホール レイフ・スポール ビル・ヘイダー
日本公開/2016年9月17日
ジャンル/[ファンタジー] [アドベンチャー] [ファミリー]

【theme : 特撮・SF・ファンタジー映画】
【genre : 映画】
tag : スティーヴン・スピルバーグメリッサ・マシスンマーク・ライランスルビー・バーンヒルペネロープ・ウィルトンジェマイン・クレメントレベッカ・ホールレイフ・スポールビル・ヘイダー
⇒comment
No title
ええと、あまり言葉をうまく喋れず、周りから暴力を振るわれるが、人徳で乗りきる。それは「馬場・フレンドリー・ジャイアント」じゃないか? あの人も優しい巨人だったなあ。
Re: No title
ふじき78さん、こんにちは。
私はてっきり「ビビって震えるほど怖いゴッド姉ちゃん」のことかと思いました:D
私はてっきり「ビビって震えるほど怖いゴッド姉ちゃん」のことかと思いました:D
⇒trackback
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2016年
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監督:
スティーヴン・スピルバーグ
製作:
スティーヴン・スピルバーグ
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原作:
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【概略】
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