『駆込み女と駆出し男』が捧げたオマージュ

駆込み女と駆出し男 (特装限定版) [Blu-ray] 唯一『駆込み女と駆出し男』の残念なところを挙げるとすれば、こんなに面白いのに上映時間が143分しかないことだ。やっぱり185分は欲しかった。

 原田眞人監督が時代劇!?
 本作のことをはじめて知ったとき、私は意外な組み合わせのように感じた。幅広い作品を撮ってきた原田監督をして、時代劇は未経験だったからだ。
 しかし、原田監督初の時代劇映画は、観れば『わが母の記』(2011年)の延長として実にしっくりくる作品だった。

 原田監督みずから小津安二郎の影響を自認する『わが母の記』は、小津映画を彷彿とさせるショットの続出だった。そして『駆込み女と駆出し男』は、『わが母の記』の原田監督ならさもありなんと思わせるショットの連続だ。
 タイトルバックの雨だれの映像からして、端正な小津映画の象徴である麻布のタイトルバックと、原田監督らしいダイナミズムの融合に思える。寺周辺の四季折々の映像は、色彩の美しさと陽射しの明るさが印象的で、伊豆の自然を捉えた『わが母の記』の映像のさらなる進化を見るようだ。
 小津のモノクロ作品ばかりを取り上げる世評に反して「小津の真骨頂は色彩にある」と喝破した原田監督ならではの、色彩へのこだわりがうかがえる。

 座敷寿司をつまみながら、女の背中に描かれた浮世絵を楽しむ場面。本作でもっともエロチックな光景だが、ここで私が思い起こしたのは小津の代表作の一つ『晩春』の父娘が能舞台を鑑賞する場面であった。小津映画にしては珍しく性的なイメージが言及される『晩春』。そこに焦点を当てて拡大したなら、本作のような映像に結実するのではないだろうか。

 だがしかし、『わが母の記』で小津映画を消化/昇華した原田監督のさらなる到達点は、なんと黒澤明を彷彿とさせるものだった。
 『駆込み女と駆出し男』を観ながら私が感じたのは、構成が黒澤映画の集大成にして最高峰の『赤ひげ』(1965年)にそっくりだということだ。
 原田監督は、公式サイトにこんなコメントを寄せている。
 「時代劇映画の神々への思いをぶつけました。『赤ひげ』『どん底』といった黒澤明監督の江戸モノ時代劇から溝口健二、市川崑、川島雄三の名作、あるいは美術と女優に秀でた大映時代劇へのオマージュです。(略)『赤ひげ』でぼくがもっとも好きなエピソードに出ていた山崎努さんには、戯作の神様をお願いしました。」

赤ひげ 『赤ひげ』は加山雄三さん演じる青年医師が貧民救済施設の小石川養生所を訪ねるところからはじまる。
 青年医師が主人公かと思いきや、三船敏郎さん演じる医師「赤ひげ先生」が登場し、強烈な個性で圧倒する。タイトルロールだし、赤ひげが主人公なんだなと思っていると、赤ひげの診察を受ける病人たちの物語があまりにもドラマチックで、さしもの赤ひげも存在感が霞んでしまう。
 原作の連作短編そのままに病人たち貧乏人たちのエピソードが次々に描かれるのを観るうちに、観客はこれが一人の主人公、一つの物語を追った映画ではないことを知る。赤ひげと青年医師は狂言回しであり、エピソードごとに登場する貧乏人たちこそ主人公なのだ。いや、真の主人公は、幾つものエピソードを重ねることで浮かび上がる小石川養生所そのものであり、このような救済施設を必要とする社会の貧困と無知を描くことが主眼なのだと判ってくる。

 『駆込み女と駆出し男』も同様だ。
 大泉洋さん演じる医者見習いの中村信次郎が、主人公格で登場する。しかし本作は中村信次郎の映画ではない。そもそも駆込み寺に男は入れない。
  満島ひかりさん演じるお吟(ぎん)や戸田恵梨香さん演じるじょごが夫から逃げて東慶寺に逃げ込むけれど、彼女たちも主人公格とはいえ東慶寺の女人の一人に過ぎない。
 花魁の世界を抜けるために策を弄したおせん。離縁できた暁には夫を殺そうと企むゆう。男っ気のない東慶寺にいながら、あろううことか妊娠するおゆき。生きていくために自分も周囲も偽らねばならない玉虫等々、登場するすべての女たちが主人公であり、浮かび上がるのは弱者の「逃げ場」としての東慶寺――「逃げ場」がなければ生きていけない社会そのものだ。

 仏教は、本来サンガという集団を作って、人生に絶望して行き場のなくなった人を引き受けるものであるという。
 仏教が政治の道具として導入された日本では、釈迦の作ったサンガという組織は定着しなかったが、夫との縁を切りたくて、やむにやまれず駆け込む女たちを引き受けた縁切寺は、似たような役割を果たしてきたといえるかもしれない。

 川島雄三の名作『幕末太陽傳』のフランキー堺を思わせる大泉洋さんの軽妙な演技と、鮮やかに切り出されたエピソードの面白さで楽しませてくれる本作だが、その根底にあるのは『赤ひげ』と同じく弱者への眼差しであり、社会における「逃げ場」の大切さだ。
 駆込み女を手引きする三代目柏屋源兵衛と、東慶寺の女たちを見守る院代・法秀尼は、さしずめ小石川養生所の赤ひげに相当しよう。

 黒澤ヒューマニズムの頂点というべき『赤ひげ』からちょうど半世紀、その偉業を受け継ぐ作品を観られるとは幸せだ。
 ただ、『赤ひげ』の185分に比べるとあまりに短い。映画館を後にするのが名残惜しい作品だ。


駆込み女と駆出し男 (特装限定版) [Blu-ray]駆込み女と駆出し男』  [か行]
監督・脚本/原田眞人
出演/大泉洋 戸田恵梨香 満島ひかり 内山理名 陽月華 樹木希林 キムラ緑子 木場勝己 堤真一 神野三鈴 武田真治 北村有起哉 橋本じゅん 山崎一 麿赤兒 山崎努 中村嘉葎雄 でんでん 中村育二 玄里
日本公開/2015年5月16日
ジャンル/[時代劇] [ドラマ]
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【theme : 時代劇映画
【genre : 映画

tag : 原田眞人大泉洋戸田恵梨香満島ひかり内山理名陽月華樹木希林キムラ緑子木場勝己堤真一

⇒comment

ええーっ、本当ですか(笑)

ナドレックさん、ども。

>唯一『駆込み女と駆出し男』の残念なところを挙げるとすれば、こんなに面白いのに上映時間が143分しかないことだ。やっぱり185分は欲しかった。

 ええーっ、本当ですか(笑)。ワタクシ的には体感ランニング・タイムは、2時間切ってましたぜ(笑)。いかに、私がボンクラなのか丸わかり(笑)。
 若いころはド下手だったキキキリン、うまくなりましたあ。
 もろろん大泉洋は、いつもながら、うまい。
 そして今回新発見は、法秀尼役・陽月華が超美形で、気になる(笑)。
まず、その特徴から宝塚出身?とあたりをつけたら、まさにそのとおりの、娘役トップスタアだったらしい。   

Re: ええーっ、本当ですか(笑)

昔の映画さん、こんにちは。
陽月華さんは注目ですね。凛として美しい。法秀尼ははまり役だったと思います。
樹木希林さん、大泉洋さんら達者な俳優ばかりでしたが、私には満島ひかりさんの艶やかさも印象的でした。お歯黒、引眉という江戸時代なら当たり前の化粧を見せない映画が多い中、ちゃんと化粧した上で現代人にもガツンと来るほどの艶っぽさを醸し出す。たいしたものだと思います。

今の女優には、若尾文子がいない?

ナドレックさん、ども。
 この映画を見た日には、続けて「予告犯」を見まして、どちらにも、戸田恵梨香が出ているので、びっくり。よく知らない女優さんで、二作とも全然別人の快演なのですが、気の強い女である点は共通。まあそういう気の強い女優さんが、人気があるのが、現代なのだなあ、と、老人は沈黙するのみ(笑)。

 ところで、戸田恵梨香のやられた「じょご」は、満島ひかり、 内山理名、陽月華でも、代替え可能かと、感じました。
 しかし、健闘しているが、どう見ても違和感なのが満島ひかりの役。夫・堤真一が、大好きなゆえに、あえて離婚を目指す、という設定に、満島は、有効なのか。
 満島ひかりは、若尾あややには、及ばないのではないか(笑)と、思いましたね。

 満島ひかりは若尾文子、大泉洋は雷蔵、法秀尼は山本富士子か京マチ、監督は三隅で見たかった、と、所詮は、かなわぬ老人の繰言でございます(笑)。

Re: 今の女優には、若尾文子がいない?

昔の映画さん、こんにちは。

>  満島ひかりは若尾文子、大泉洋は雷蔵、法秀尼は山本富士子か京マチ、監督は三隅で見たかった、

いやー、それを云っちゃあ:-D
じゃあ私は、杉村春子の三代目柏屋源兵衛を見たかった、とか云っちゃいますよ:-)

まあ、昔の名優、名監督と比べてみたくなるほど本作は力のある作品だ、ということですね。

No title

配役遊び的には、ヤクザが橋本じゅんじゃなくて、寺島進だったら、大泉洋の捲し立てに負けなかったろうになあ、とか思ったりして。

Re: No title

ふじき78さん、こんにちは。
『わが母の記』に続き、少ない出番ながら橋本じゅんさんならではの役でしたね。
橋本じゅんさんと大泉洋さんの配役が逆でも面白かったかも。
Secret

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