『フューリー』 悔しいほどの3つのこと

 悔しいなぁ。
 『フューリー』を上映している135分間、私は歯軋りしたいくらいだった。
 これは日本じゃ撮れない映画だ。

 デヴィッド・エアー監督・脚本の『フューリー』は、ナチス・ドイツ崩壊目前の1945年4月における、戦車フューリー(憤激)号に乗り込む5人の男たちの物語である。敵地ドイツの奥深く進撃する彼らは、友軍を次々に失い孤立していく。その戦いの酷さをこれでもかと描くのが本作の特徴だ。

 あくまで娯楽作だから、アクション映画の定石は外していない。とりわけ戦車の描き方にこだわって、野戦、市街戦、ティーガー対シャーマンの戦車戦と、様々な状況で戦車の活躍を見せてくれる。たった5人で300人の武装親衛隊を食い止める戦闘など、『ローン・サバイバー』の4人対200人や、『300 <スリーハンドレッド>』の300人対100万人に連なる、今はやりのシチュエーションだ。英ボービントン戦車博物館のティーガーI(VI号戦車)やシャーマン(M4中戦車)を引っ張り出した本物の映像は見応えがある。

 だが、印象的なのは戦車アクションよりも男たちの葛藤だ。特に新兵ノーマンの言動が興味深い。
 本作は"ウォーダディー"ことドン・コリアー車長の下に副操縦手としてノーマンが配属されるところからはじまる。
 ノーマンは入隊してまだ八週間、実戦経験のない若者だ。敵兵の接近に気づいても、あどけなさの残る少年兵に銃を向けられず、結果、味方に甚大な被害をもたらしてしまう。発砲をためらうノーマンに激怒したコリアーは、ドイツ兵捕虜を殺せと命じ、無理矢理ノーマンに銃を持たせて殺させる。
 本作序盤のこの展開に、殺すのをためらったら殺される戦争の過酷さを見る人もいるだろう。無理矢理捕虜を殺させるコリアーを強引だと感じつつも、殺しに慣れなければならないのが戦争だと嘆息する人もいるだろう。

 しかし、私が目をみはったのは、コリアーの命令に敢然と歯向かうノーマンの勇気だ。
 上官の命令に背くのは、通常なら重大な違反行為だ。ましてや、自分の失敗で友軍に犠牲を出したばかり。その反省を強いられ、ちゃんと敵兵を殺せと叱責される中で、捕虜銃殺を堂々と拒んだノーマン。
 捕虜を殺すのはジュネーブ条約に反しており、本来はノーマンが正しい。だが、ノーマンの「ためらい」のために自軍を殺されたコリアーにしてみれば、ノーマンには即座に敵兵を殺せる男になったもらわなければ困る。ここは戦場なのだ。
 それでもノーマンは、コリアーに怒鳴られれば怒鳴り返し、力づくで銃を持たされれば力づくで抵抗し、あくまでコリアーの命令を拒む。

 これは日本映画では描けない人物像だ。描いても現実感が伴わないだろう。
 大島渚監督は『戦場のメリークリスマス』で、個人として抵抗を貫く英国兵と、捕虜虐待を責められて「他の兵士と同じことをしただけなんです」と云い訳する日本兵を対比してみせた。
 本作と同じように上官から捕虜の処刑を命じられた『私は貝になりたい』の主人公清水は、渋々ながら命令に従うものの、うまく殺せない。堂々と反抗するのではなく、渋々従うあたりが日本での限界だろう。喜んでやったわけじゃない、自分は致命傷を負わせなかった、と弁解することで、お目こぼしを請うているのだ。
 けれどもハッキリ拒絶しなければ、従ったことに変わりはない。下手人の一人とみなされても仕方がない。

 ジョナサン・テプリツキー監督の『レイルウェイ 運命の旅路』では、元日本兵が戦争中のことを振り返って「我々は――」と話しはじめると、元英国兵に「私は、だ」と遮られる。多くの捕虜が死んだと口にすると、「殺された、だろ」と訂正される。
 みんなでやったかどうかに関係なく、個人として何を考え、どう行動したかを問い詰められる。

 ここで特徴的なのは、村八分を恐れながら集団に埋没する日本人像――よりも、神によって個人が救済されるキリスト教のエートス(倫理)を基礎とする欧米人の姿だろう。上官や戦車仲間にどう思われるか、どう扱われるかより重要なのは、神の前で恥ずかしくない態度でいることだ。
 クリスチャンのデヴィッド・エアー監督は、砲手のボイド・"バイブル"・スワンの口を通して全編に聖書の引用を散りばめ、戦争中でも神がそばにいることを思い出させる。


 さらに私が注目したのは、市街戦後に描かれるドイツ市民との交流だ。
 ドイツ兵は敵だけど、非戦闘員まで憎むことはない。ノーマンとドイツ娘との交流は、むごい戦闘が続く本作において、唯一安らぐシークエンスだ。
 それだけに安らぎが長続きしない戦争のむごさが印象的だが、ここで真にむごいのは街を破壊し人を死に至らしめる砲撃や空爆ではなく、食事時に乱入する米国兵である。ノーマンとコリアーがドイツ人母娘と静かに食卓を囲もうとしているのに、それを邪魔する戦車仲間の下品さはどうだ。ほとんど描写のないドイツ兵よりも、この米国兵たちにこそ嫌悪を感じる。

 米独の戦争を描いた映画で、米国側を、しかも主人公が生死をともにする仲間たちをこれほどクズ扱いするとは驚きだ。
 こんな映画を日本で撮れるだろうか。
 かの有名な戦陣訓は中国戦線に赴いた日本兵の乱暴狼藉を戒めるために作られたというが、日本映画で日本兵のクズっぷりや、中国人への乱暴狼藉が描かれることはあまりない。

 アクション映画の定石を外さないデヴィッド・エアー監督は、ストーリーをどんどん先へ進めてしまうけれど、自軍の兵士の醜さはしっかりと印象に残す。だからこそ彼らの人間味とのギャップに、そのギャップを生じさせる戦争と云うものについて考えさせられる。
 デヴィッド・エアー監督は、個人と仲間との距離感について深く考察したのだろう。集団への帰属意識、仲間意識が強すぎたら、仲間をクズとして描くと本人もクズに見えてしまう。他方、あまりに独立した個人を描くと、周囲のクズっぷりが響いてこない。
 こんなクズでも仲間だから、悲しくて情けなくてやり切れない。その微妙な距離感を、エアー監督は見事に描いた。


 そして注目すべき三つめの点は、敵軍の描き方だ。
 本作はアクション映画だから、けちょんけちょんにやっつける敵が必要だ。キャプテン・アメリカがドイツ人や日本人と戦ったように、第二次世界大戦絡みの敵役といえば、ナチス・ドイツか大日本帝国と相場が決まっている。本作でも、いかにドイツをやっつけるかが見どころになっている。

 ところが、本作で目に付くのは、木や軒先に吊るされたドイツ市民だ。彼らは「私は戦争なのに戦わない臆病者です」「私は子供たちを戦争に行かせません」と書かれた札を下げている。戦いを拒んだために殺された人々だ。映画が進行するにつれ、吊るされた人の数は増していく。この描写は、ドイツ人のすべてが戦争に加担したわけではないことを示している。加えてノーマンたちと交流する市民の姿から、ドイツの市民もまた戦争の被害者であることが強調される。
 一方、映画が敵意を向けるのはSS(親衛隊)だ。彼らの描き方には容赦がない。本作では、戦争を強制する非道なSSと、その犠牲になった一般市民という構図が描かれる。

 なるほど、そうきたか。
 ハンナ・アーレントが云うように、戦争犯罪を引き起こすのは悪魔のような特殊な人間ではない。職務に忠実な平凡な人間が、粛々と残虐なことを行うのだ。国民総出で戦争する総力戦において、SSだけが特別悪くて、市民はみんな哀れな犠牲なんてことはあり得ない。
 それは映画の作り手も承知だろうが、本作ではあえて市民を犠牲者と位置付ける。ドイツ軍ですら悪者ではない。SSは国家の軍隊ではなく、中国人民解放軍が中国共産党の軍事組織であるように、国家社会主義ドイツ労働者党(ナチス)の党内武装勢力だ。そのごく一握りの連中だけを悪者にして、映画は激戦を描く。

 こうすることで本作は、多くのドイツ人に逃げ道を用意した。戦争経験者やその家族遺族に、大多数のドイツの人々に、あなた方は悪くないと伝えている。
 2500年前の古代ペルシアと古代ギリシアの戦争を描いた『300 <スリーハンドレッド>』でさえ、現代のイラン人を不快にさせてしまうのだ。本作は同じ轍を踏まないように、細心の注意を払っている。

 本作の配慮はそれだけに留まらない。最後の最後にSS隊員の情け深さを見せることで、SSもまた悪者ばかりではないことを示す。
 なんということだろう。本作はドイツとの戦いを描きながら、敵から一般市民を除き、ドイツ軍も除き、SSも敵対すべき悪魔ではないとした。敵はいなくなってしまった!

 アクション映画である本作は、緩急を心得た演出と迫力ある戦闘シーンで楽しませてくれる。にもかかわらず、悪いヤツをやっつけてスカッとする映画ではない。何しろ悪いヤツはいないのだから。
 後に残るのは、ただ戦争のむごたらしさだけだ。
 戦争もまた人間が営む行為の一つでしかないのだが、本作はあたかも"戦争"という存在がいるかのようにその恐ろしさを強調し、個々の人間に罪を被せることをしない。

 本作で本当に戦う相手は、SSでもティーガー戦車でもないのだ。
 これは人間の持つエートスへの信頼を取り戻す戦いなのだ。


FURY / フューリー [Blu-ray]フューリー』  [は行]
監督・制作・脚本/デヴィッド・エアー
出演/ブラッド・ピット シャイア・ラブーフ ローガン・ラーマン マイケル・ペーニャ ジョン・バーンサル ジェイソン・アイザックス スコット・イーストウッド アナマリア・マリンカ アリシア・フォン・リットベルク
日本公開/2014年11月28日
ジャンル/[アクション] [戦争]
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【theme : 戦争映画(第二次世界大戦)
【genre : 映画

tag : デヴィッド・エアー ブラッド・ピット シャイア・ラブーフ ローガン・ラーマン マイケル・ペーニャ ジョン・バーンサル ジェイソン・アイザックス スコット・イーストウッド アナマリア・マリンカ アリシア・フォン・リットベルク

⇒comment

こんちには

トラックバックどうもです!

ナドレックさんは「悪役なんてもんはリアルにはいない」みたいな展開好きですよねw
だから中盤アクション映画として盛り上がるところはあっても、ラストは全然カタルシスなくて暗い気持ちで終わるっていう(^_^;)
確かに装填手の目玉焼きペロペロの刑はひどいw

ちなみに自分の記憶ではノーマンくんの入隊は8週間前だった気が・・・!

すばらしい考察です

ナドレックさん、いつもトラックバックをありがとうございます。
「フューリー」の考察の文章がすばらしいですね。

敵はどこにもいないという表現にまで、わては踏み込めませんでした。

感嘆しました。これからもよろしくお願いします。

Re: こんちには

ゴーダイさん、こんにちは。

> ナドレックさんは「悪役なんてもんはリアルにはいない」みたいな展開好きですよねw

好きですねぇ。『海のトリトン』や『ザンボット3』で富野監督に刷り込まれたから(^^;
もちろん絶対悪が出てくる勧善懲悪モノも好きですけど、歳を取って世の中の実態を目にするとなかなかリアルに感じられなくて。

> 確かに装填手の目玉焼きペロペロの刑はひどいw

こいつをこの場で撃ち殺せ!って思いましたよ。
実は食卓に三人が乱入するシーン、当初はカットされていたそうですね。エグゼクティブ・プロデューサーのブラッド・ピットが監督を説得して復活させたんだとか。ブラッド・ピットはプロデューサーとしても優秀ですね。
http://www.rbbtoday.com/article/2014/12/05/126172.html

あのシーンはアドリブ合戦だったそうで、目玉焼きペロペロもアドリブだとしたら装填手を演じたジョン・バーンサルもたいしたものです。

ノーマンくんの入隊時期を修正しました。
ご指摘ありがとうございます!

Re: すばらしい考察です

とらちゃん、コメントありがとうございます。
過分なお言葉をいただき光栄です。

これは見応えのある映画でしたね。
ヒューマンドラマのように宣伝してますが、本作は迫力ある戦闘シーンで楽しませてくれるアクション映画。あくまでその枠内に留まった上で、作り手の想いを塗り込めてます。
戦争映画は得てしてドラマやメッセージを強調する方に倒れがちですが、本作はややアクションよりのところでバランスを取っており、だからこそ、いちいち聖書を引用しても説教臭くならずに済むのでしょう。巧い線を狙ったものです。

またブログにお邪魔させていただきます。
よろしくお願い致します。

No title

監督の経歴が面白いですね。
私はこの映画を鑑賞しながら、たくさんのエピソードがうまくつながらず脚本と監督はどのラインを走っているのか思いをめぐらせていましたので解ききれず、もやもや感が残りましたが、ナドレックさんの記事で腑に落ちました。

下士官とはいえリーダーの風格と力を十分にそなえたコリアーと、ひょっとしたら、いえおそらくリーダーになる資質を備えたノーマンとのやり取りはとても教育的な場面の連続でした。その緊張感がたまりません(乱入する隊の面々の役柄もまたはっきりしてますし)。
最後のシーンは綺麗過ぎないのかな、と思いましたが、対峙し判断するということが含まれているのであの選択もありかと。

おそらくこの映画は、その魅力を日本の人にわかりやすく理解してもらうための宣伝は難しかったのではないかと思います。だからブラッドピットの顔を前面に、という宣伝なのだと思いますが。。個人的感想ですが、コリアー役はブラピではなくほかの役者でやって欲しかった。

この作品は何か賞をとって欲しいですね。

Re: No title

魚虎555さん、こんにちは。
潜水艦乗りから脚本家、映画監督になる人は珍しいかもしれませんね。軍隊経験があるからこその戦争映画かと思います。

本作は大スターを配するとともにアクションをてんこ盛りにして商業性を高める一方、商業的には貢献しそうもないエピソードも切り捨てられずに残っています。そのため映画全体は無骨なものになってしまいましたが、そこから監督やプロデューサーの迷いや悩みが垣間見えるようで面白いです。

> 教育的な場面の連続でした。その緊張感がたまりません

おっしゃるとおりですね。
ノーマンがどう変わっていくのか、変わってしまうのか、目が離せませんでした。

日本でのヒットは難しそうでしたが、スター俳優がいるおかげで少しは知名度を上げられたのかなと思います。

No title

遅ればせながら、戦車大好き夫に付き合って見てきました。
私には戦車のどこがカッコ良いのか??さっぱり理解できませんでしたが、この映画は戦争というものの本質が描かれていると思えました。
捕虜が家族の写真を見せて命乞いするシーンで、兵士が一瞬個人に見えましたが、それ以外は敵も味方もとにかく殺し合う駒であって、一人一人の人間とか人生とか無くなっちゃうのが戦争なんだなと感じました。

終戦直前のドイツの悲惨さもよく伝わりました。
子どもも銃を持たされ、戦いを拒んだ人々の吊るされた死体が連なる光景。

それからナドレックさんがおっしゃるようにアメリカ側をきれいに描いていないところも印象的でした。
征服した都市で略奪も女漁りもするし、捕虜も殺す。
1番ショックだったのは避難する人々とすれ違うときに「妙な動きをする奴はためらわずに撃て。周りを巻き込む事を気にするな」とブラピが命じたことです。

ナドレックさんのブログを読むと、自分が何気なく見過ごしたエピソードの意味が理解でき、本当に感心してしまいます。
ノーマン君の捕虜殺しに対する抵抗は当然のように思って見ていましたが、日本ではそれもありえなかったのでしょうか!?
(全然話は違いますが、昨日のNHKスペ「甲状腺検査」で福島の母親たちが(復興への足を引っ張ってるように思われるのを恐れて)本当は心配なのに言えないという話が繰り返し語られていて、全く理解できない…と思ってしまった私は認識が甘いかもしれません)

あっと言う間に何のためらいも無く人を大量に殺せる兵士になったノーマン君。最後の最後に敵の若い兵士に(見逃して)助けられます
このシーンで監督は何を言いたかったのでしょうか?
皮肉なのか?救いなのか?ずっと疑問を感じています。















さすがの

洞察ですね。
私も、この作りは、やけにバランスが優れてるなあ~と感じました。
万人向けじゃないのが惜しい。
女性の中には、はなっから、「あたし、こういうの見れないのよ~」と、自分を甘やかす人が多いですからね。
でも、大多数の女性は、戦争アレルギーだから、それでもいいのかなあ・・なんて思ったり。

Re: No title

mi~yaさん、こんにちは。

>このシーンで監督は何を言いたかったのでしょうか?

本文末尾に書いたように、本作は(この映画を作る行為は)人間の持つエートスへの信頼を取り戻す戦いではないかと考えますが、いかがでしょう。

人間は平和と平等を好む生き物です。同時に戦争にも熱心です。これは両立するし、不思議でも何でもないのですが、どうも前者と後者を矛盾するもの、相容れないものと捉える向きがあるようです。
長い長い狩猟採集の時代、人間は100~200人くらいの集団で過ごしていたといわれます。一人では非力な人間が生き残っていくには、集団での助け合いが欠かせませんでした。人間は愛情や共感といった感情を発達させ、集団の結束を高める生物に進化しました。
でも、集団は一つではありません。他の集団に食料を奪われたら自分たちが生き残れませんから、他集団との戦争をためらってはいられません。それどころか、自分たちの仲間じゃない生き物など、(たとえ人間であっても)狩りの対象でしかないでしょう。
かくして人間は、集団内では平和と平等を尊び、集団間では激しく戦争する生き物に進化しました(集団内にも争いごとはありますが)。

ところがおよそ1万年前に農耕が発明され、100~200人よりはるかに多くの人間を養えるようになりました。集団を構成する人数は爆発的に増えましたが、人間が愛情や共感を抱ける人数は昔のままです。人間には1万人を愛したり、100万人と共感する能力はありません。集団間で激しく戦争する特性も変わっていません。全人類を一つの集団と認識して平和と平等を行き渡らせればいいのかもしれませんが、人間はいろんな理由(人種とか民族とか文化とか)をつけて小さな集団にまとまってしまい、戦争をやめられません。
仲間の死は悼むけど、敵が死んでもへっちゃらな『エクスペンダブルズ』や『ゼロ・ダーク・サーティ』といった映画が好評を博すのは、それが人間の本能に根差しているからでしょう。
http://movieandtv.blog85.fc2.com/blog-entry-397.html

では、戦争はなくならないのでしょうか。
私が戦争映画の良し悪しを考える際に注目しているのは、システム2の働きです。
ダニエル・カーネマンは人間の認知システムを2段階モデルで説明しました。人間の認知システムは、直感的に情報を処理するシステム1と、意識的に推論を行ったりするシステム2からなるというのです。カーネマンの2段階モデルについては『ワールド・ウォーZ』の記事で紹介していますので、そちらをお読みください。→ http://movieandtv.blog85.fc2.com/blog-entry-433.html

私はこの理論を映画にも当てはめて観ています。
仲間の死は悼むけど、敵が死んでもへっちゃらな映画は、システム1に基づいた作品といえましょう。誰にでも判り易い娯楽作です。
一方、システム2に基づく作品は、敵(他集団)とのあいだに戦争以外の接し方を模索するような映画や、戦争を遂行することでシステム1の単純な思考に落ち込んでないか自問するような映画です。

本作がアクション映画でありながら敵をやっつけて大団円にならないのは(敵に情けをかけられて生き残る展開なのは)、システム1がすべてではない、システム2を働かせれば違う世界が拓けるはずだという監督のメッセージが込められているからだと思います。しょせん戦争はむごい殺し合いなのさ、と真実を知ったつもりになって、その実システム1に留まってしまう観客が出ることを懸念した監督が、一石を投じたのではないかと思うのです。
エアー監督がカーネマンのモデルをご存知かどうかはともかく、そういう意図をもって撮ったシーンであろうと思います。


>ノーマン君の捕虜殺しに対する抵抗は当然のように思って見ていましたが、日本ではそれもありえなかったのでしょうか!?

当時の日本に、捕えた敵兵を殺しちゃいけないと思っている人がどれだけいたか判りません。捕虜殺しに抵抗しようなんて、考えもしなかったかもしれません(日本人に限ったことではないでしょうけど)。
それはともかく、当時のことを想像せずとも、こんにちの日本で、部活の先輩や、職場の上司や、学界の師匠の指示・指導に対して、後輩が部下が弟子が公然と拒絶できるかを考えても、なかなか難しいのではないかと思います。いかがでしょうか。


ところで、件のNHKスペシャルは見ていないのですが、この手の番組の制作陣は「弱きを助け強きをくじく」とか「社会の木鐸たらん」といった気概からか、頭の中でこしらえた「物語」に合わせて映像素材を切り貼りして番組を作ることがあるので、話半分に見ておいた方がいいかもしれません。
新聞報道でもそうですが、自分がある程度知っている分野が取り上げられるというのでどれどれと見てみたら、あまりに浅い取材と一方的な報道姿勢にビックリすることってありますよね。
さっそく福島県立医科大学が当該番組の報道内容を正しています。
http://fukushima-mimamori.jp/news/2014/12/000152.html

Re: さすがの

sakuraiさん、こんにちは。

>でも、大多数の女性は、戦争アレルギーだから

あ、そうなんですか?
戦争はおいそれと実施できませんが、現代社会には戦争によく似た構図のイベントがあり、頻繁に開催されています。オリンピックやワールドカップ等の国際競技大会です。各国が精鋭部隊を送り込んで、獲物を奪い合ったり、力比べ、技比べをして、他国を打ち負かして喜んでいます。その盛り上がりや熱狂ぶりを見ると、男も女も関係ないように思います。

たしかに暴力を振るうことには男性の方がより積極的です。
国別、性別、年齢別等で殺人者の割合を調べると、宗教、文化、経済状況等に関係なく圧倒的に男性による殺人が多いそうですし、そもそも体格的にも体力的にも男性の方が暴力に向いています。
ですが、男性がこのような生物に進化したのは、性淘汰が働いたからと考えられます。
同性間の競争においては、体格、体力に秀で、より戦闘的な男性の方が女性を獲得し、子孫を残しやすかったことでしょう。また、女性は男性を選り好みして、ひ弱な男性よりも逞しい男性を、引っ込み思案の男性よりも武闘派の男性を選ぶことで、やはり戦闘的な男性の増殖に一役買ったことでしょう。優しい夫を捨てて、ヒロインが屈強な若い男に走る『テイク・ディス・ワルツ』は、性選好の特徴をあからさまに描いていました。

今も狩猟採集生活を送る人々を観察すると、男性が狩猟、女性が採集を分担しているそうです。農耕以前、狩猟採集時代の人類はみんなこのような分担だったのでしょう。すなわち、男性は武器を携えて獲物(ときには他部族の人間)を追いに行くのが役割であり、女性はそんな男性を送り出す側でした。
女性がみずから武器を手にして戦いに出向いたりしなかったという意味では、女性は戦場には馴染まないのかもしれません。10年以上続いた応仁の乱でも、日野富子自身は戦ってないわけですし。歴史上、戦争させた女帝は数々思い浮かびますが、みずから戦った女性というと……ジャンヌ・ダルク、巴御前、新島八重、カラミティ・ジェーン、あ、結構いますね。

年々、各国の女性兵士の割合は増加しています。
『ホビット 決戦のゆくえ』を観ていたら、女性も老人も武器を取って戦え、戦わないのは卑怯者だけだ、という展開になって、考えさせられました。

コリアーの胸中

コリアー車長の過去や、無謀な戦いに身を投じた胸中について、別作品のコメント欄で論じた。
http://movieandtv.blog85.fc2.com/blog-entry-515.html#comment4280

コリアーが背中の傷痕の理由を語るシークエンスが映画では削られたため、コリアーの動機が判りにくくなっているが、作品全体のバランスを考えれば、これはこれでアリだろう。

考察力がハンパないですね!(驚)

ナドレックさん、はじまして♪

私もフューリー観たのですが、ナドレックさんのハンパない考察力に驚きました(驚)

私も長年、映画が好きで観ていますが、まだまだ全然勉強不足です(汗


ナドレックさんのレビューをみていると、その映画が伝えたかったことが一気に繋がる感じがします。

また遊びにきますね☆

Re: 考察力がハンパないですね!(驚)

tagooさん、はじまして。
コメントありがとうございます。

映画を観るのも面白いですが、鑑賞後にあれこれ考えるのも楽しいですね。
ボチボチ更新してますので、是非またお出でください。

No title

正直言って大作、名作を狙いすぎた微妙な作品でしたね。

面白い考察だとは思いますが、東京裁判で冤罪で裁かれた日本兵が多かったことには目を瞑り、
一方で「ドイツの一般市民は悪く無い、ナチス上層部が悪いんだ」という映画の日和見的な面は肯定するおかしな考察だなと感じました。

あと戦陣訓についてのデタラメを広めるのはやめましょうね。

Re: No title

昨日見た者ですさん、コメントありがとうございます。
コメントを拝見してよく判らなかったのですが、本作に東京裁判が関係するのでしょうか。デヴィッド・エアー監督も他のスタッフ、キャストも、本作をつくるに当たって東京裁判を考慮したりはしていないと思います。
「ドイツの一般市民は悪く無い、ナチス上層部が悪いんだ」という映画でもありませんね。他の記事でも書きましたが、本作は戦争映画の衣をまとった宗教映画であり、そのテーマは罪と贖罪です。「あいつが悪いんだ」という態度は、贖罪からもっとも遠いものです。各シーンの意味が判らないのであれば、そのままにせず二度三度とご覧になってはいかがでしょうか。

素晴らしい考察だと思いました。
良くここまで深く考えられるなぁと感心しました

Re: タイトルなし

スイカ見習いさん、コメントありがとうございます。
面白い映画を観ると、いろいろ考えてみたくなりますね。
観客にいろんなことを考えさせるのも映画の力だと思います。
そんな力強い映画をたくさん観たいものです。

今後ともよろしくお願い致します。
Secret

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冒頭とラストに、白い馬が登場する(最後のはちょっとしか出てこないので気をつけて)。ペガサスに代表されるように、白馬はきわめて神話的存在なので、この過激な戦争映画も、実は神話ですよという縁取りがなされている。ストーリーはきわめて単純。1945年4月というか...

『フューリー』

□作品オフィシャルサイト 「フューリー」 □監督・脚本 デビッド・エアー□キャスト ブラッド・ピット、シャイア・ラブーフボイド・スワン、      ローガン・ラーマン、マイケル・ペーニャトリニ・ガルシア、      ジョン・バーンサルグレイディ・トラビ...

フューリー

2014年12月1日(月) 18:30~ TOHOシネマズ日劇1 料金:1000円(映画の日) パンフレット:未確認 かなりの人体損壊度 『フューリー』公式サイト 「ハンバーガー・ヒル 」級にスカッとしない、重々しい戦争アクション。いや、アクションの範疇には入らない。 ブラッド・ピットがパンツ脱ぐのかと思ったが、やはり、民間人を襲うような奴でなかった。 シャイア・ラブーフの名前を久...

フューリー

 『フューリー』を吉祥寺オデヲンで見ました。 (1)戦争映画はあまり好みではありませんが、ポスターに「アカデミー賞最有力」とあるのにつられて映画館に行ってきました。  本作(注1)の時代設定は、1945年4月(注2)。  「フューリー」と名付けられたM4中戦車シャ...

映画「フューリー」 感想と採点 ※ネタバレなし

映画 『フューリー』 (公式)を昨日(映画の日)、劇場鑑賞。採点は ★★★ ☆☆ (5点満点で3点)。100点満点なら65点にします。 蓋を開けてみれば、至って普通の戦争映画… ★記事の続き(詳細)は、下記をご訪問くださいませ! http://director.blog.shin…

「フューリー」 (2014)

2014年・アメリカ/Grisbi Productions, QED International配給:KADOKAWA 原題:Fury 監督:デビッド・エアー脚本:デビッド・エアー製作:デビッド・エア

『フューリー』

平和は理想だが、歴史は残酷だ。だからこそ、未来ある若者には見せたくない光景がある。 これは稀に見る濃厚な戦争ドラマです。戦車映画という括りで見るにはあまりにももったい ...

『フューリー』 (2014)

凄惨なる戦場の体感! 戦場とはどういうものなのか?想像すらつかない一般観客に端的に示す戦争映画であった。 本作は、俳優業だけでなく昨今はプロデューサー業でも手腕を発揮し、『ワールド・ウォーZ』(13)、『それでも夜は明ける』(13)と娯楽、社会派面と絶...

フューリー

Fury2014年/アメリカ (監)デヴィッド・エアー(演)ブラッド・ピット シ

「フューリー」:最前線の恐怖と虚しさ

映画『フューリー』といえば、小生にとってはブライアン・デ・パルマ監督作品が思い浮

フューリー

試写会で観ました。第二次世界大戦末期、戦車"フューリー"で300人のドイツ軍に立ち向かった5人の兵士たちのお話です。ブラピの映画でとっても楽しみにしていて、てっきり1台の戦車で頑張っちゃう感動のお話なのかなと思ってたんですが、そんな生易しいもので...

「フューリー」

「フューリー」ジャパンプレミア TOHOシネマズ日劇1で鑑賞FURI2014-092今回公開2週間前のジャパンプレミアでしたが、この2日前にソウルで「フューリー」ワールドプレミアがあって、ブラピとローガンが挨拶してましたね。ブラピが韓国に上陸したのは初めてかどうかわからないけれど、ハリウッドの大作のワールドプレミアが韓国であるというのは初めての事らしいです。勿論アジアの大作は釜山映画祭などで...

フューリー ★★★★★

ブラッド・ピットと『サボタージュ』などのデヴィッド・エアー監督がタッグを組み、ナチスドイツ相手に戦車で戦いを挑む男たちの姿を描く感動の戦争ドラマ。第2次世界大戦末期、戦車を駆使して敵軍に立ち向かう5人の兵士たちの過酷なバトルを追う。『欲望のバージニア』な...

フューリー

病院での定期検査日で、いつものごとくその後は映画館へ。 たまにはスカッとする映画でもと思って、ブラッド・ピット主演の「フューリー」を見る。 フューリーとは彼が乗る戦車につけた名前だ。 久しぶりに戦争映画を見たが、戦車戦の描き方が新鮮だった。 戦場の様子が臨...

「Fury」

最近の戦争映画は実写とCGをうまく使って非常にリアルにできている。子どもの頃(=昭和の頃)の第二次世界大戦を題材にした戦争映画は、特にドイツ軍の戦車は現存するものが少ないせいか、米軍の戦車に張りぼて(ひどいときはマークと塗装を替えただけ)のものが使われて...

フューリー

血と涙が轍となり命になる。  

フューリー ジャパン・プレミア

まともな神経じゃいられない 公式サイト http://www.fury-movie.jp11月28日公開 製作総指揮・主演: ブラッド・ピット監督: デヴィッド・エアー  「エンド・オブ・ウォッチ」 

フューリー

ブラッド・ビットの肝いりプロデュース作『フューリー』を観てきました。 ★★★★★ ネタバレ 幾多の戦場をくぐり抜けてきたフューリーの仲間たち。 くぐり抜けてきたという事は、数多の狂気の中で自我を保ってきたわけで、戦争の恐ろしさや醜さを一番知っていて、それは自分...

フューリー

ティーガー、固いなぁ。

ボーイズ&パンツァー デビッド・エアー 『フューリー』

すげえ。もう先週末観た映画の感想書いてる。こんなのいつ以来だろう… それはさてお

映画 『フューリー』

allcinema 『フューリー』 戦車が活躍する戦争映画を初めて見た気がする。 大体地雷で立往生している所を歩兵にやられちゃうよね。 歩兵の盾となり、進撃して行く。 戦車はあんな風に戦うんだ。 クライマックスはティガー戦車とのタイマンバトル。 ティガーの装甲が...

「フューリー」☆最後の聖戦

予告を見る限りでは、今までの戦争映画とさほど変わらなそうにみえるのだけど、とても深いとかアカデミー賞有力候補などと言われると、やはり気になってしまう。 さてさて、どこがそんなにに違うのかな??♪

フューリー/FURY

「U-571」の脚本家で、キアヌ主演「フェイクシティ」(わたしはこれダメ)、現在公開中のシュワの「サボタージュ」 監督のデヴィッド・エアー監督&脚本×ブラピ主演、製作総指揮の戦争映画。 これまで沢山の戦争映画を若い頃から観て来たけど ここ...

FURY

第2次世界大戦なだけあって 映画館はシニアが大勢 正直、戦争映画って良くも悪くもグロテスクで残酷だし ブラピ、なぜに今さら?と思っていたので期待していなかったのだけど かな〜り良かった。。。 脚本に惚れ込んで主演と総指揮をやったのも納得 単なる戦争とい...

「フューリー」

第二次世界大戦物で、戦車戦にスポットを当てた作品。よく考えてみたら当然のことだけれど、戦車はチーム制になっていて、内部のメンバーや役割は定められている。そこには命を賭けた、友情を超えた絆が存在する。その中の一機フューリー号での戦いを描いた作品である。戦車戦の迫力、恐ろしい戦場の様、息を呑んでただただ見続けるしかない。ウォーダディーことドン・コリアー(ブラッド・ピット)がリーダーを務めるフュー...

フューリー/僕にその手を汚せというのか

フューリーFURY/監督:デヴィッド・エアー/2014年/アメリカ 平和のために、今はただ、人を殺す。 TOHOシネマズ日劇スクリーン1、K-18で鑑賞。 スルー予定でしたがシャイア・ラブーフが出ているので見ました。 あらすじ:戦争です。 連合軍がナチス倒そうとしてて、戦車に乗ったウォーダディー(ブラッド・ピット)とバイブル(シャイア・ラブーフ)とゴルド(マイケル・ペーニャ...

フューリー

「お前ら行け。ここが俺の家だ・・・」 * * * * * * * * * * ブラッド・ピット製作総指揮かつ主演ということで 期待していた本作ですが、まさに期待に違わず、迫力満点の力作でした。 1945年4月。 ドイツ侵攻を果たした連合軍ですが、苦戦して...

フューリー

フューリー '14:米 ◆原題:FURY ◆監督:デヴィッド・エアー「サボタージュ」「エンド・オブ・ウォッチ」 ◆出演:ブラッド・ピット、シャイア・ラブーフ、ローガン・ラーマン、マイケル・ペーニャ、ジョン・バーンサル、スコット・イーストウッド、ゼイヴィア・サミ...

フューリー

【FURY】 2014/11/28公開 イギリス 135分監督:デヴィッド・エアー出演:ブラッド・ピット、シャイア・ラブーフ、ローガン・ラーマン、マイケル・ペーニャ、ジョン・バーンサル、ジェイソン・アイザックス、スコット・イーストウッド 1945年4月――たった5人で、300人のド...

フューリー

1945年4月、ドイツ軍が最後の徹底抗戦を繰り広げていたヨーロッパ戦線で、戦況を優位に進める連合軍も、ドイツ軍の捨身の反転攻勢に苦しめられていた。 アメリカ製の中戦車シャーマンM4“フューリー号”を指揮する、ウォーダディーと呼ばれるベテラン兵士ドン・コリアー(ブラッド・ピット)は、戦死した仲間の代わりに、新兵ノーマン(ローガン・ラーマン)を引き受けることになる。 戦闘経験ゼロのノーマ...

戦地の父、その息子たち~『フューリー』

 FURY  1945年4月、第二次大戦末期。ヨーロッパ戦線では、連合軍がドイツ軍を追 いつめていた。戦車 「フューリー号」 には、ウォーダディー(ブラッド・ピット) を中心として兵士たちが乗り込んでいたが、副操縦士の戦死により、新兵の ノーマン(ローガン・ラーマン)が配属されて来る。  戦争映画は苦手なので、好んでは観ない。ブラッド・ピットも、特に...

「フューリー」みた。

ブラッド・ピットの主演、製作総指揮による戦争映画であり、第2次世界大戦時のドイツにて、”FURY(激しい怒り)”と命名された戦車と5人の兵士たちの生き様が描かれた物語。とにかく、戦争の何たるかがかなり

フューリー・・・・・評価額1750円

この世の、地獄の果てに。 第二次世界大戦末期、“FURY(憤怒)”と名付けられた一台のM4シャーマン戦車に乗り組んだ、5人の戦車兵を描く、デヴィッド・エアー監督の超ハードな戦争大作。 物語を引っ張るのは歴戦の車長を演じるブラッド・ピットだが、実質的な主人公は手違いで戦車隊へと配属されたローガン・ラーマンの文系新兵だ。 観客は彼と共に過酷な戦場へと送り込まれ、135分の間泥まみれにな...

フューリー

男たちがやけにかっこいいのだけど、戦争だからか、戦争じゃなくてもそうなのか・・

映画『フューリー』

  珍しく夫が、何か月も前から 「封切りになったら、観に行こう!」と 楽しみにしていましたので、観て参りました。 『フュ

『フューリー』('14初鑑賞82・劇場)

☆☆☆-- (10段階評価で 6) 12月6日(土) 109シネマズHAT神戸 シアター9にて 15:35の回を鑑賞。

映画:フューリー FURY  史上初の モノホン タイガー戦車が登場!の迫力 & ドラマ性は認めつつ...

今作の話題は やはり何と言っても、映画 史上初の、モノホンのタイガー型戦車(写真)が登場すること。 ボービントン博物館に保存されていていた、世界で唯一の動くタイガー! アメリカ軍の戦車を圧倒するその「脅威」を、超リアル に感じさせるのに非常に効果的だった...

フューリー FURY

ブラッド・ピットが主演と製作総指揮を兼任した戦争モノ。 第2次世界大戦末期、ノルマンディーから上陸した連合国軍はナチスドイツの反撃に遭いながらもベルリンへ向けて進軍していた。これまで北アフリカからノルマンディー、そしてドイツへと転戦してきたドン曹長(ブ...

フューリー

 第二次大戦を舞台にした映画で、戦車兵を題材にしたものって最近では珍しいかな。ちょっと突っ込みたくなる描写もありましたが、最後まで迫力あるアクションシーンにやられっぱなし。アクション映画はこうでなくちゃ、という見本でもありました。  作品情報 2014年イ…

FURY / フューリー

【概略】 1945年4月、戦車“フューリー"を駆るウォーダディーのチームに、戦闘経験の一切ない新兵ノーマンが配置された。新人のノーマンは、想像をはるかに超えた戦場の凄惨な現実を目の当たりにしていく。やがて行く先々に隠れ潜むドイツ軍の奇襲を切り抜け進軍する“フューリー"の乗員たちは、世界最強の独・ティーガー戦車との死闘、さらには敵の精鋭部隊300人をたった5人で迎え撃つと...

フューリー

FURY 2014年 イギリス 135分 戦争/アクション 劇場公開(2014/11/28) 監督: デヴィッド・エアー 『サボタージュ』 製作: デヴィッド・エアー 製作総指揮: ブラッド・ピット 脚本: デヴィッド・エアー 出演: ブラッド・ピット:ドン・コリアー(ウォーダ...

戦車アクションを見よ!

1日のことですが、映画「フューリー」 を鑑賞しました。 1945年4月、ナチスドイツに総攻撃を仕掛ける連合軍にアメリカ人のベテラン兵士 ウォーダディーがいた 彼は 自らフューリーと名付けた中戦車シャーマンM4に3人の兵士と一緒に戦っていた そんなある日 新兵ノーマ...

『フューリー』(2014) ~鋼鉄の家族、地獄を往く~

2014年/アメリカ・イギリス/135分 監督:デヴィッド・エアー 出演:ブラッド・ピット    ローガン・ラーマン    シャイア・ラブーフ    マイケル・ペーニャ    ジョン・バーンサル ■概要 原題は『Fury』。アメリカ・イギリス合作による2014年の戦争映画です。監督は『エンド・オブ・ウォッチ』のデヴィッド・エアー。主演は『ファイト・クラブ』のブラッド・ピッ...
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