『ジャージー・ボーイズ』はミュージカルじゃない
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『ジャージー・ボーイズ』は1960年代に数々のヒットを飛ばした伝説のグループ、ザ・フォー・シーズンズをモデルにしながら、虚構を交えた実録物だ。しかも原作はトニー賞受賞のブロードウェイ・ミュージカル。華やかなステージ、心躍るヒット曲、波乱に満ちた成功物語だ。
そんな作品を、よりによってクリント・イーストウッドが監督するとは!?
アクション大作『ファイヤーフォックス』を撮った頃ならいざ知らず、『許されざる者』で人生のやるせなさを描き、『グラン・トリノ』で達観し、『チェンジリング』や『J・エドガー』でアメリカの暗部にメスを入れた老監督が、84歳で発表する新作がロック、ポップス満載の青春群像だなんて、違和感いっぱいじゃないだろうか。
しかし、映画が完成してみれば、これはイーストウッドならではの端正な作品だった。
並みの監督なら、ブロードウェイ・ミュージカルをスクリーンに再現することに注力し過ぎて、映画のスタイルを置き去りにしたかもしれない。
けれどもクリント・イーストウッドは達観した老監督らしく、成功もあれば失敗もあるやるせない人生を、しみじみとした語り口でスクリーンに映し出した。
イーストウッドはインタビューでこう述べている。
「作品のテーマはあくまで4人の男の物語で、たまたま彼らが音楽を選んだだけだ。音楽でなくてもよかったんだ。」
ブロードウェイ・ミュージカルの映画化でありながら「音楽でなくてもよかった」なんて、いったい他の誰が口にできるだろう。
きっと2000年の映画『スペース カウボーイ』について尋ねられても、こう答えたに違いない。「作品のテーマはあくまで4人の男の物語で、たまたま彼らが宇宙を選んだだけだ。宇宙でなくてもよかったんだ。」
『スペース カウボーイ』の頃はまだ、イーストウッドに「歳を取っても若いヤツには負けないぞ」という鼻息の荒さがあり、それが映画を無骨なものにしていたが、本作のイーストウッドは若者の無軌道さを包み込み、慈愛をも感じさせる。
イーストウッドはこうも述べている。
「私はこの作品をミュージカルだと思っていない。むしろストーリー重視でアプローチした。」
驚くべき発言だ。普通はミュージカルであることをわきまえて作るだろうに。
ところが言葉の綾ではなく、本当にイーストウッドはこの作品をミュージカルではないものにしまった。
既存の作品をミュージカルにすることは多い。たとえばロジャー・コーマン監督の映画をブロードウェイ・ミュージカルにした『リトル・ショップ・オブ・ホラーズ』、ジョン・ウォーターズ監督の映画をブロードウェイ・ミュージカルにした『ヘアスプレー』、フェデリコ・フェリーニの映画『8 1/2』をブロードウェイ・ミュージカルにした『NINE』あたりが思い浮かぶ。いずれもミュージカルから再映画化され、ミュージカル映画としても発表されている。
このようにミュージカル化(歌や踊りを足し算)する例は珍しくないが、ミュージカルとして成功を収めた作品をわざわざミュージカルではなくしてしまうアンミュージカル化(歌や踊りを引き算する)は珍しいに違いない。
そんなことができるのも、俳優・監督だけでなく、映画音楽も担当するほど音楽への想いと才能に溢れたクリント・イーストウッドだからだろう。
映画『ジャージー・ボーイズ』がミュージカルではないことは、ご覧になればお判りだろう。
ミュージシャンの物語だから歌に溢れた映画だが、それらはステージのシーンやレコーディングのシーンや、ラジオから流れるBGMにとどまっている。
ピアニストのエディ・デューチンの生涯を綴った『愛情物語』が、音楽に溢れていてもミュージカルではなかったように、本作もあくまで音楽映画だ。
けれども、舞台『ジャージー・ボーイズ』はそうではない。ブロードウェイをはじめ各地で上演されたこの舞台は、堂々のトニー賞ミュージカル作品賞の受賞作品だ。オリジナルのミュージカルナンバーを作らずに、既存のヒット曲をかき集めてミュージカルに仕立てるジュークボックス・ミュージカルの一つである。
映画同様にフォー・シーズンズのステージのシーンで歌っているが、そこにはミュージカルらしい振付が施されている。
私はミュージカルが好きだと書いたことがあるけれど、ミュージカル映画なら何でも歓迎するわけではない。ミュージカル映画は変だからだ。
なにしろ登場人物が道端で突然歌い出したり、突然踊り出したりするのだ。ミュージカル嫌いの友人は、不自然だから嫌だと云う。まったく同感だ。
突然歌い出したり、突然踊り出したりしてこそミュージカルだと云われるかもしれないが、私はそうは思わない。そこには歌いたくなるほどの感情の高まりがあり、踊りたくなるほどの気分の高揚があるはずだ。それが観客に伝わるかどうかが肝だと思う。
嬉しいことや悲しいことに遭遇した主人公が歌を口にする。そこまではともかくとしても、歌いたいほどの感情を共有してるはずのない周りの人まで歌ったり、踊りたくなるほど気分が高揚しているわけでもない赤の他人が一緒に踊り出したりすると、もうダメだ。私には付いていけない。
『ウエスト・サイド物語』のシャーク団の面々が「アメリカ」を歌い踊ってもおかしくないのは、アメリカに対する屈折した思いを彼らが共有しているからだ。『マイ・フェア・レディ』で教会に行く一団が声を合わせて「時間どおりに教会へ」を歌うのが自然なのは、みんな結婚を祝う気持ちでいるからだ。
感情が伝播し、共有されていることを示唆してなければ、コーラスにも群舞にも共感できない。
舞台では事情が異なる。
目の前で役者が歌い踊る臨場感や、息遣いが聞こえて、汗まで見える迫力が、観客を引きずり込んで舞台の一員にしてくれる。コーラスや群舞の人たちは、観客自身が歌い踊りたい気持ちを代弁している。だから、主人公の周りの人のコーラスにも群舞にも違和感は覚えない。
それに引きかえ、スクリーンに映る出来事を客観視する映画では、舞台ほどには臨場感が伝わらない。
その差を解消しないまま舞台と同じことを映画でやってしまうから、不自然に感じられるのではないだろうか。
ロバート・ワイズ監督は映画『サウンド・オブ・ミュージック』を大胆な空撮ではじめた。『ウエスト・サイド物語』では冒頭に長大なオーバーチュアを配し、俯瞰のショットではじめたりした。これらは、出だしで観客の頭をガツンとやって、劇場という異空間に引きずり込むためだろう。『レ・ミゼラブル』が非日常的な嵐のシーンではじまることにも、同様の効果があろう。
イーストウッドは舞台を映画に移植しなかった。舞台の魅力と映画の魅力は違うことを知っているからだろう。舞台の映画化作品を観てもピンと来ないことが多いけれど、イーストウッドのアプローチには感心した。
イーストウッドは舞台作品を解きほぐし、一つひとつの構成要素に分解した。歌は歌で、ストーリーはストーリーで研ぎ澄ませた。歌に関するイーストウッドのこだわりがうかがえるのは、集客力のあるスターを排して、舞台版のキャストを中心に据えたことだ。プロデューサーも自分で兼ねるイーストウッドだからできることに違いない。加えてイーストウッドは歌を事前に録音せず、キャストに生で歌わせたという。舞台で繰り返し歌ってきたキャストの最高の活かし方だ。
分解された各要素が映画として再構成されたとき、出来上がったものはミュージカルには思えなかったが、そこに何の問題があろう。
本作の歌とストーリーと人間ドラマには、熟練の監督が磨きぬいた気品と味わいがある。「ブロードウェイ・ミュージカル」という枠に囚われず、ゴテゴテ飾り付けたりもせず、引き算しながら紡ぎ出した4人の男の物語に舌を巻くばかりである。
映画ならではの演出も楽しい。
たとえばタバコ。
喫煙率が2割を切った現代とは違い、60年代はタバコを吸うのが珍しくなかった。古い時代を表現するため、喫煙シーンを出す映画は珍しくない。
本作でも吸い殻の入った灰皿がたびたび映る。舞台では灰皿の中まで見えないが、映画だから灰皿を映すだけでヘビースモーカーがいることが判る。
もちろん、むやみに喫煙シーンがあるわけではない。あからさまに喫煙描写があるのは、4人のうちでトミーだけだ。
『フライト・ゲーム』が離陸早々の飛行機内で主人公にタバコを吸わせることで、その堕落ぶりを演出したように、喫煙するのはダメ人間の印である。
本作では、トミーがグループ崩壊の原因になることをタバコで示唆している。
フランキーの娘の無軌道さを象徴するのもタバコだった。
倒れた自転車を家の前に置くことで家庭の不和を示唆したり、本作は小技を効かせた楽しい演出でいっぱいだ。
そして最後の最後、フィナーレにおいて、イーストウッド監督はミュージカルシーンもお手の物であることを見せつける。フォー・シーズンズの4人はもちろん、すべての人物が再登場し、歌と踊りをふんだんに披露するのだ。
この転調がいかしている。ミュージカルにするとなったら徹底的に舞台らしく見せている。
役者たちが再登場して歌いながら締めくくる映画はときどきあるけれど、イーストウッドはそれを映画的ではないと考えているのだろう。やるならとことん舞台的に。その切り替えが実に愉快だ。
さすがに本作では踊らないだろうと思っていたクリストファー・ウォーケンまでが、熱いダンスを披露してくれる。
映画館を出るときは最高に楽しい気分だ。
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監督・制作/クリント・イーストウッド
出演/ジョン・ロイド・ヤング エリック・バーゲン マイケル・ロメンダ ヴィンセント・ピアッツァ クリストファー・ウォーケン マイク・ドイル レネー・マリーノ エリカ・ピッチニーニ
日本公開/2014年9月27日
ジャンル/[音楽] [ドラマ] [伝記]

tag : クリント・イーストウッドジョン・ロイド・ヤングエリック・バーゲンマイケル・ロメンダヴィンセント・ピアッツァクリストファー・ウォーケンマイク・ドイルレネー・マリーノエリカ・ピッチニーニ
⇒comment
No title
良く出来たミュージカル映画だと思いますけどねえ。
脚本も振り付けも舞台版と同じスタッフだし。
作りとしてはディズニーの「ハイスクールミュージカル」と同じだと思う。
脚本も振り付けも舞台版と同じスタッフだし。
作りとしてはディズニーの「ハイスクールミュージカル」と同じだと思う。
Re: No title
CANDYさん、コメントありがとうございます。
リンク先の記事で、原作となったブロードウェイの舞台が「分類で言えば、プレイ・ウィズ・ミュージックという呼び方が正しいのだろう」と評されてるくらいなので、「原作からしてミュージカルじゃない」という意見が寄せられるかと思ってましたが、CANDYさんのコメントをいただいてホッとしました。この記事を書いた甲斐がありました。
実際のところ分類がミュージカルであってもなくても何ら支障はないのですが、ミュージカル嫌いの私の友人のような人が、ミュージカルと聞きつけてこの映画を避けたりしないといいな、と思います。
リンク先の記事で、原作となったブロードウェイの舞台が「分類で言えば、プレイ・ウィズ・ミュージックという呼び方が正しいのだろう」と評されてるくらいなので、「原作からしてミュージカルじゃない」という意見が寄せられるかと思ってましたが、CANDYさんのコメントをいただいてホッとしました。この記事を書いた甲斐がありました。
実際のところ分類がミュージカルであってもなくても何ら支障はないのですが、ミュージカル嫌いの私の友人のような人が、ミュージカルと聞きつけてこの映画を避けたりしないといいな、と思います。
ミュージカル
嫌いなナドレックのさんの友人(?)です。
違うか。
はるばる遠出をして見に行ったのですが、甲斐がありました。もろにツボです。
いい感じにぐりぐりしていただきました。
と思っていたら、当地でも上映することになりまして、また見れますわ。
また見たい!!と思える作品って、いいなあ~と思います。
違うか。
はるばる遠出をして見に行ったのですが、甲斐がありました。もろにツボです。
いい感じにぐりぐりしていただきました。
と思っていたら、当地でも上映することになりまして、また見れますわ。
また見たい!!と思える作品って、いいなあ~と思います。
Re: ミュージカル
sakuraiさん、こんにちは。
これほど素敵な作品なのに、米国での評価は今一つなんですよね。ヒットもしなかったし。
Rotten Tomatoesによればポジティブに評価している評論家は53%、Metacriticでは54点です。
米国人にはイーストウッド監督の叙情やわびさびが判らないのでしょうか。
せめて日本ではプッシュしたいです。
これほど素敵な作品なのに、米国での評価は今一つなんですよね。ヒットもしなかったし。
Rotten Tomatoesによればポジティブに評価している評論家は53%、Metacriticでは54点です。
米国人にはイーストウッド監督の叙情やわびさびが判らないのでしょうか。
せめて日本ではプッシュしたいです。
こんばんは。
日本では、
イーストウッドというだけで、
シネフィル(H教授信奉者)と呼ばれる人たちに
“無問題”と歓迎される風潮があるのですが、
アメリカには
そのような教祖的映画評論家はいないのかなと、
あらぬことを考えてしまいました。
是々非々ということでしょうか?
イーストウッドというだけで、
シネフィル(H教授信奉者)と呼ばれる人たちに
“無問題”と歓迎される風潮があるのですが、
アメリカには
そのような教祖的映画評論家はいないのかなと、
あらぬことを考えてしまいました。
是々非々ということでしょうか?
Re: こんばんは。
えいさん、こんにちは。
おぉ、当ブログではじめて「シネフィル」という書き込みがありました!
私は割と最近までシネフィルなる言葉を知らなくて、死ね死ね団の一味かと思ってました(^^;
世間知らずの私は「“無問題”と歓迎される風潮」に接していないのですが、付和雷同的に動くのは日本人らしいですね。
米国では(特にユダヤ系の人とか)、先人とは違う意見を表明することを重視しているのではないでしょうか。
おぉ、当ブログではじめて「シネフィル」という書き込みがありました!
私は割と最近までシネフィルなる言葉を知らなくて、死ね死ね団の一味かと思ってました(^^;
世間知らずの私は「“無問題”と歓迎される風潮」に接していないのですが、付和雷同的に動くのは日本人らしいですね。
米国では(特にユダヤ系の人とか)、先人とは違う意見を表明することを重視しているのではないでしょうか。
⇒trackback
トラックバックの反映にはしばらく時間がかかります。ご容赦ください。ジャージー・ボーイズ/人生のあれこれは、曲のあいだに起きている。
ジャージー・ボーイズJersey Boys/監督:クリント・イーストウッド/2014年/アメリカ
さあ、それでは歌っていただきましょう!
丸の内ピカデリーシアター1、T-18で鑑賞。クリント・イーストウッド監督作ということで見に行きました。
もちろんミュージカル版は未見です。
あらすじ:フォー・シーズンズの結成から解散まで。
フランキー・ヴァリ(ジョン・ロイド・ヤング)は、...
『ジャージー・ボーイズ』
□作品オフィシャルサイト 「ジャージー・ボーイズ」□監督 クリント・イーストウッド□脚本 マーシャル・ブリックマン、リック・エリス□キャスト ジョン・ロイド・ヤング、エリック・バーゲン、マイケル・ロメンダ ビンセント・ピアッツァ、クリスト...
ジャージー・ボーイズ
原題 Jersey Boys
上映時間 134分
監督/製作 クリント・イーストウッド
脚本/ミュージカル版脚本 リック・エリス
出演 ジョン・ロイド・ヤング/エリック・バーゲン/マイケル・ロメンダ/ヴィンセント・ピアッツァ/クリストファー・ウォーケン/マイク・ドイル/レネー・マリ...
『ジャージー・ボーイズ』 2014年9月22日 よみうりホール
『ジャージー・ボーイズ』 を試写会で鑑賞しました。
ミュージカルっぽいけど、ドラマな映画。
この作品は良かった
今週末には劇場公開されますので是非
【ストーリー】
ニュージャージー州の貧しい町で生まれ育った4人の青年たちは、その掃きだめのような場所から逃れるために歌手を目指す。コネも金もない彼らだが、天性の歌声と曲作りの才能、そして素晴らしいチームワークが生んだ最高のハーモニーがあった...
ジャージー・ボーイズ
ジャージー・ボーイズ@一ツ橋ホール
ジャージー・ボーイズ
ザ・フォー・シーズンズというグループの名前は知りませんでした。
でも、聴いた事のある曲は2曲ありました
シェ〜エリ〜シェリベイビーと
題名は知りませんでしたが
あの曲は「君の瞳に恋してる」と言うのですね
主役のフランキー役のジョン・ロイド・ヤングの声が高...
ジャージー・ボーイズ
日本人はきっと気にいる・・・
* * * * * * * * *
60年代、世界的人気を誇った米ポップスグループ、フォー・シーズンズ。
その栄光と挫折の物語です。
えーと、例によって私たちぴょこぴょこコンビが出てきたのは、
クリント・イーストウッド作...
ジャージー・ボーイズ
試写会で観ました。[あらすじ]ベルヴィル。そこは犯罪が日常茶飯事というニュージャージーの最貧地区。1951年、イタリア系移民が多く住むこの街で、しがないチンピラ暮らしをしているバンドマンのトミー・デヴィートは、美しいファルセットを響かせる少年フランキー・カ...
『ジャージー・ボーイズ(Jersey Boys)』クリント・イーストウッド監督
※台詞、内容に触れています。『ジャージー・ボーイズ』Jersey Boys監督 : クリント・イーストウッド出演 : ジョン・ロイド・ヤング、エリック・バーゲン、マイケル・ロメンダ、ヴィンセント・ピア
『ジャージー・ボーイズ』
ニュージャージー州の貧しい地区に生まれたフランキー・ヴァリ(ジョン・ロイド・ヤング)、ボブ・ゴーディオ(エリック・バーゲン)、ニック・マッシ(マイケル・ロメンダ)、トミー・デヴィート(ビンセント・ピアッツァ)。希望のない町に生まれた4人は、自分たちの音...
「ジャージー・ボーイズ」:ほろ苦&ほの甘
映画『ジャージー・ボーイズ』は、無形文化財的巨匠となったクリント・イーストウッド
『ジャージー・ボーイズ』
80過ぎのおじいちゃんが撮った、爆発もアクションもない映画がこんなに面白いなんて。
ストーリー自体は割とベタだし地味な展開だし。
そもそもフォー・シーズンズってのが地味だ ...
『ジャージー・ボーイズ』(試写会)
'14.09.11 『ジャージー・ボーイズ』(試写会)@一ツ橋ホール
ハリウッド・ニュースで当選! ありがとうございます!! これはスゴイ見たかったので、バレエのお稽古休んで行ってきたー 『猿の惑星:新世紀(ライジング)』(感想はコチラ)より先に見たけど、公開日の関係で後回しになった(;´・ω・`)ゞごめんなさい
ネタバレありです!結末にも触れています!
「ニュージャージー州の貧しい地...
『ジャージー・ボーイズ』
公式サイト
予告編を観て興味を持った作品です。 映画館に行ってみたら かなり年齢層が高かったです。
私には団塊の世代のイトコがいて 子どもの頃、彼女の家に泊まりに行くと 彼女は私には縁のなかった歌番組をテレビで見たり、当時のアイド...
ジャージーボーイズ 君の瞳に恋してる
昨日は無事「ジャージーボーイズ」を観に行くことができました。 公式HP
ミュージカルの舞台をクリント・イーストウッド監督が映画化したものだそうです。 舞台の公式Hp
1951年。町を出るには入隊するか、ギャングになるか、有名になるかしかないニュージャ...
「ジャージー・ボーイズ」
あ、そうだった! この曲は彼が歌ってたんだ!!
ジャージー・ボーイズ
評価:★★★☆【3.5点】(11)
「シェリー」と「君の瞳に恋してる」しか聴いたことがない^^;
ジャージー・ボーイズ ★★★★
「ミリオンダラー・ベイビー」「グラン・トリノ」の名匠クリント・イーストウッド監督が、1960年代に世界的な人気を誇った伝説の米ポップスグループ「ザ・フォー・シーズンズ」と、その代表曲として知られる「君の瞳に恋してる(Can't Take My Eyes Off You)」の誕...
『ジャージー・ボーイズ』 (2014)
名曲の裏にあるサクセス・ストーリーをしっとりと味わうべし!
古き良きクラシカルな味わいが心地良い、匠がみせる一級の良品であった。
本作は、ハリウッドの生き神様クリント・イーストウッド監督作。60年代以降、アメリカを席捲したポップ・グループ、“ザ・フォー...
『 ジャージー・ボーイズ 』君の歌声に恋してる
ジャージー・ボーイズ~ JERSEY BOYS ~ 監督: クリント・イーストウッド キャスト: ジョン・ロイド・ヤング、エリック・バーゲン、マイケル・ロメンダ、ヴィンセント・ピアッツァ、クリストファー・ウォーケン、マイク・ドイル、レネー・マリーノ、エリ…
ジャージーボーイズ
1960年代の大ヒットグループ「フォー・シーズンズ」をモデルにしたブロードウェーミュージカルをイーストウッドが映画化。でもミュージカルシーンはラストしかなく、もっと踊ってほしかったかも。 作品情報 2014年アメリカ映画 監督:クリント・イーストウッド 出…
クリントイーストウッドの新作は、「ジャージーボーイズ」
おススメ度 ☆☆☆
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フランキー・ヴァリ&ザ・フォー・シーズンズは、今でも、来日公演を続けている。(ただし、ヴァリ以外は新しいメンバー)
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ジャージー・ボーイズ
★★★★ 製作:2014年米国 上映時間:134分 監督:クリント・イーストウッド クリント・イーストウッド監督の最新作は、これまでの作品とはかなり毛色の異なる作品であった。なんとビートルズ以前に最も人気を誇ったアメリカのポップスグループであるザ・フォー
『ジャージー・ボーイズ』
「君の瞳に恋してる」に込められた様々な想い。
元はブロードウェイミュージカルだったものを舞台俳優をそのまま映画俳優として起用した、この良くも悪くもクリント・イーストウ ...
映画「ジャージー・ボーイズ」@ワーナーブラザース試写室
映画.comさん主催「イーストウッドファン限定試写会」に参加した。客入りは9割くらいだ。
ジャージー・ボーイズ
★ネタバレ注意★
クリント・イーストウッド監督最新作。
『シェリー』や『君の瞳に恋してる』など、数々のヒット曲を世に送り出し、60年代から70年代にかけて活躍したヴォーカル・グループ、フォー・シーズンズの半生を描いたブロードウェイ・ミュージカルを、台詞もストーリーも曲順も、ほぼ舞台と同じ構成で映画化した作品。主人公のフランキー・ヴァリを演じたのも、舞台のオリジナル・キャストで...
「ジャージー・ボーイズ」みた。
伝説のポップス・グループ”ザ・フォー・シーズンズ”の栄光と挫折の物語。トニー賞受賞の傑作ブロードウェイ・ミュージカルを原作にイーストウッド監督が映画化したってだけで観る前から「間違いなし」って確信して
映画『ジャージーボーイズ』
夏の間は、ほとんど映画館に 出掛けられないので チラシも手に入れられず 予告もノーチェックの作品が多く これも、その一つ
『ジャージー・ボーイズ』、『ハミングバード』と同じく監督の資質と合わないが光る部分も
ジャージー・ボーイズ / Jersey Boys
2014/09/27公開HP: http://wwws.warnerbros.co.jp/jerseyboys/
クリント・イーストウッド監督の新作です。イーストウッドは自分でスコアを書き、チャーリー・パーカーの伝記映画『バード』という作品もありますが、なぜミュージカル?と思ってしまいます。イーストウッドは脚本を担当しない映画人であり...
ジャージー・ボーイズ・・・・・評価額1750円
巡りゆく四季、巡りゆく音楽。
トニー賞受賞のブロードウェー・ミュージカルを原作に、巨匠クリント・イーストウッドが作り上げた瑞々しい音楽映画。
1960年代、時代を牽引した伝説的ポップスグループ、“ザ・フォー・シーズンズ”の実話を元に、アメリカンドリームの光と影を描く。
舞台版と同じく、ジョン・ロイド・ヤングがリードボーカルのフランキー・ヴァリを演じ、てんこ盛りの音楽シーンは、もはや...
『ジャージー・ボーイズ』
(原題:Jersey Boys)
「さて、
今日はぼくの中で、
本年度の一、二位を争う作品『ジャージー・ボーイズ』のお話」
----えっ、“ジャージー”…
“ジャージ”じゃニャいの?
「フォーン、とぼけているでしょ。
それは『ジャージの二人』、日本映画の方。
こちらは、ブロードウ...
『ジャージー・ボーイズ』 (2014) / アメリカ
原題: Jersey Boys
監督: クリント・イーストウッド
出演: ジョン・ロイド・ヤング 、エリック・バーゲン 、マイケル・ロメンダ 、ビンセント・ピアッツァ 、クリストファー・ウォーケン
試写会場: 一ツ橋ホール (2014年9月27日公開)
公式サイトはこちら...
ジャージー・ボーイズ
【JERSEY BOYS】 2014/09/27公開 アメリカ 134分監督:クリント・イーストウッド出演:ジョン・ロイド・ヤング、エリック・バーゲン、マイケル・ロメンダ、ヴィンセント・ピアッツァ、クリストファー・ウォーケン、マイク・ドイル、レネー・マリーノ、エリカ・ピッチニー...
ジャージー・ボーイズ
恥ずかしながら音楽に合わせて身体を動かすのが苦手なわたくし。
学生の頃、地区センターのジャズダンス教室の人数が少ないからと駆り出され、数回体験参加
した際に使われていた曲が「君の瞳に恋してる」でした。
この楽曲誕生の裏にこんなドラマが…というか、この曲が「...
ジャージー・ボーイズ (試写会)
契約書は握手 公式サイト http://wwws.warnerbros.co.jp/jerseyboys9月27日公開ブロードウェイミュージカルを基にした映画 製作・監督: クリント・イーストウッド
「ジャージー・ボーイズ」
クリント・イーストウッド監督の最新作、「ジャージー・ボーイズ」(Jersey B
映画「ジャージー・ボーイズ」 イーストウッド監督が何故この映画なのかは分からなかった
映画「ジャージー・ボーイズ」★★★★
ジョン・ロイド・ヤング、エリック・バーゲン、
マイケル・ロメンダ、ビンセント・ピアッツァ、
クリストファー・ウォーケン出演
クリント・イーストウッド監督、
134分 2014年9月27日日本公開
2013,日本,ポニーキャニオン
(原題/原作:JERSEY BOYS)
『ジャージー・ボーイズ』
「ミリオンダラー・ベイビー」「グラン・トリノ」の名匠クリント・イーストウッド監督が、
1960年代に世界的な人気を誇った伝説の米ポップスグループ「ザ・フォー・シーズンズ」の
結成、成功、解散、リードボーカルを務めたフランキー・バリの代表曲として知られる
「君...
ジャージー・ボーイズ
1951年、イタリア移民が多く暮らす労働者の街アメリカ・ニュージャージー州ベルヴィル。 場末の酒場で歌い、刑務所を出たり入ったりしていたトミーとニック、ファルセットボイスが地元では有名だったフランキー、そして作詞作曲の実績があったボブという、地元の4人の若者(=ジャージー・ボーイズ)が結成したグループ“ザ・フォー・シーズンズ”。 それはのちに、世界的人気のポップグループへと成長していく…。 ...
ジャージー・ボーイズ 監督/クリント・イーストウッド
【出演】
ジョン・ロイド・ヤング
ヴィンセント・ピアッツア
エリック・バーゲン
マイケル・ロメンダ
【ストーリー】
ニュージャージー州の貧しい町で生まれ育った4人の青年たちは、その掃きだめのような場所から逃れるために歌手を目指す。コネも金もない彼ら...
映画『ジャージー・ボーイズ』
クリント・イーストウッド監督の新作『ジャージー・ボーイズ』を新宿ピカデリーで。元は同名タイトルの人気ブロードウェイ・ミュージカルです。 ビートルズ以前、1960年代に世界を席巻した人気グループ、フォーシーズンズの歩みを基にした作品だそうです。ちなみにミ…
『ジャージー・ボーイズ』
久々に2日連続映画
今日は『ジャージー・ボーイズ』
ミュージカルの映画化、しかもそういうイメージのないクリント・イーストウッドが監督ということでミュージカル映画好きとしては気になっていました
※以下感想です
ネタバレありですのでご注意ください
 
『ジャージー・ボーイズ』 職人技の冴え
Jerjy Boys(viewing film) ブロードウェー・ミュージカルを
映画「ジャージー・ボーイズ」
映画「ジャージー・ボーイズ」を鑑賞しました。
ジャージー・ボーイズ
犯罪が日常茶飯事のニュージャージー最貧地区。
1951年、イタリア系移民が多く住む街で、チンピラ暮らしをしているバンドマンのトミー・デヴィート(ヴィンセント・ピアッツァ)は、美しいファルセットを響かせる少年フランキー・カステルチオ(ジョン・ロイド・ヤング)を自分のバンドに迎え入れる。
フランキーの歌声は地元マフィアのボス、ジップ・デカルロ(クリストファー・ウォーケン)をも魅了し、サ...
ジャージー・ボーイズ
またクリント爺さんにやられるとは!!!!
ワルのいる町に生まれ クリント・イーストウッド 『ジャージー・ボーイズ』
しぇーえりー しぇりべいびー しぇーえりー しぇりべいびー イーストウッド二年ぶ
ジャージー・ボーイズ
ジャージー・ボーイズ
'14:米
◆原題:JERSEY BOYS
◆監督:クリント・イーストウッド「インビクタス 負けざる者たち」「グラン・トリノ」
◆出演:ジョン・ロイド・ヤング、エリック・バーゲン、マイケル・ロメンダ、ヴィンセント・ピアッツァ、クリストファー・ウォ...
「ジャージーボーイズ」
クリント・イーストウッドの作品だからといって、そう簡単にはヤラレないぞ、単純に心をノックアウトされたりしないぞ、と決意を持って鑑賞。結果は…又してもノックアウトされてしまいました。決して贔屓目なく。これまでのノックアウトとは違ってじわじわとくる…。青春の思い出の曲で洋楽トップを二つ挙げろと言われたら、それはもう色々あって決め兼ねるけど、シチュエーションや環境やその時の風景、正に起こった事、な...
ジャージーボーイズ
「2009年のなにかの統計で見たんだけどさ」 「なによ、いきなり」 「日本人が映画館に出かけて映画を観る回数って年に1度なんだって~~~」 「あら~~そうなの??」 「うん。」 「でもさ今はDVDとかブルーレイとか通信回線でってのもあるしおウチでご覧にな…
ジャージー・ボーイズ
■「ジャージー・ボーイズ/Jersey Boys」(2014年・アメリカ)
●2014年報知映画賞 作品賞(海外)
監督=クリント・イーストウッド
主演=ジョン・ロイド・ヤング エリック・バーゲン マイケル・ロメンダ クリストファー・ウォーケン
クリント・イース...
『ジャージー・ボーイズ』 ~光と影が映し出す人生賛歌~
2014年/アメリカ/134分
監督:クリント・イーストウッド
出演:ジョン・ロイド・ヤング
ヴィンセント・ピアッツァ
エリック・バーゲン
マイケル・ロメンダ
クリストファー・ウォーケン
■概要
原題は『Jersey Boys』。トニー賞受賞の同名ミュージカルを映画化した、アメリカ製作による2014年の伝記ミュージカルです。監督はミュージカル初挑戦...
ジャージー・ボーイズ
【概略】
ニュージャージーで最も貧しい地区に生まれ、歌声とハーモニーを武器にスターダムに駆け上がった4人の若者の栄光と挫折を描く。
ドラマ
フォー・シーズンズというバンドがあったことすら知らなく、楽曲「君の瞳に恋してる」だけは知っていた、というくらいの知識しかない。
ストーリーはまさに直球ストレートな栄光と挫折の話で、それ以上でもそれ以下でもない。
スターの影の部分も映...
また新たなイーストウッドの鮮やかな
18日のことですが、映画「ジャージー・ボーイズ」を鑑賞しました。
ニュージャージー州の貧しい町で生まれ育った4人の青年たちは掃きだめのような場所から逃れるために歌手を目指す。
コネも金もないが天性の歌声と曲作りの才能、そして最高のハーモニーがあった 彼らは...
Blu-ray :ジャージー・ボーイズ イーストウッドの手腕に凄みが増していることを 2度目の鑑賞で実感。
先日「アメリカン・スナイパー」でドギュンと心臓打ち抜かれたばかりのイーストウッド作品がBlu-rayに。
で、さっそく拝見してみたら…
「アメリカン・スナイパー」で感じたことがここでも!
<これまでのイーストウッドで唯一、止めて〜と叫びたい不満があった。
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