『テルマエ・ロマエII』を世界に広めよう!

私にとって映画は芸術だ、ビジネスである前に。」
映画史上の傑作『エル・トポ』を撮ったアレハンドロ・ホドロフスキーにそう云われては、映画はビジネスじゃなく芸術であるべきだと思ってしまう。
しかし、この言葉はホドロフスキーのしたたかさの表れでもあるだろう。
押井守監督は、作った映画の評判が良くなかったとしても、自分で「失敗した」と云ってはいけないということを宮崎駿監督に習ったという。
「そのために『成功』の意味を何通りか用意しておけばいいんですよ。」と押井守監督は語る。「興行的に成功したのか、評価をもらったのか、『10年後には傑作になるんだ』と言い張るか。少なくとも自分で失敗作だと言っちゃダメ。」
ヒットメーカーではないホドロフスキーにとって、ビジネス上の成否は口にしないのが戦略として有効なのかもしれない。
一方、映画を撮り続けることを重視する押井守監督は、ロバート・アルドリッチ監督作品を引き合いに出して、映画監督の戦略についてこう述べる。
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バッドエンドを選択する余地は実はあったんだよ。でもあえて「(略)よかったよかった」で終わる映画になってるわけ。それはなぜかと言ったらもう1回撮りたいからだよ。(略)芸術的に成功したとしても、そのエンディングじゃ次の映画は撮れないから。
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テレビドラマ『のだめカンタービレ』の劇場版で映画に進出した武内英樹監督にとって、はじめから映画として取り組むのは初となる『テルマエ・ロマエ』は大きな挑戦だったはずだ。その成否は、次の映画が撮れるかどうかに直結しよう。
もちろんここでの「成功」とは、興行的な成功のことだ。
古代ローマの公衆浴場から現代日本の銭湯へタイムスリップした建築技師ルシウスの滑稽譚は、見事59.8億円もの興行収入を上げ、世界各国に配給された。まごうことなき大成功だ。
その武内英樹監督の「次の映画」が『テルマエ・ロマエII』である。
大ヒット作の続編となれば、芸術である前にビジネスとしての成功が期待される。それも前作以上の期待がかかるに違いない。
前作を上回る成績を収めるには、日本のヒットだけではおぼつかない。本作は邦画には珍しく、世界市場でヒットさせる気満々の映画である。
その本気度が伝わってくるのが、ブルガリアでの巨大なセットの建設と、5,000人のエキストラを動員した撮影だ。忠実に再現されたコロッセオで剣闘士が戦う幕開けには、ここまでやるかと驚かされる。
さらに、世界で戦うために本作が取り上げたのが、"日本"である。
総人口が6,500万人しかいないのに2012年の外国人訪問者数が8,301万人に上る観光大国フランスをはじめ、米国が6,696万人、中国が5,772万人、スペインが5,770万人、イタリアが4,636万人もの外国人訪問者を集めるのに対し、日本は2013年にようやく1,000万人を突破したばかり。まだまだ日本の良さは知られていない。
映画とは、まだ見たことのないものを見せて楽しませるメディアだから、日本を知らないほとんどの外国人には、日本そのものが面白いコンテンツになり得るのだ。
外国映画を通してその国を知ることは少なくない。未知の情報をもたらしてくれる映画は面白い。
知ってる土地の知ってる出来事ばかりが描かれる映画よりも、知らない土地の知らない出来事の方が興味深いのはとうぜんだ。
世界市場を見据えて映画を作るとき、外国人が知らない日本のことを取り上げるのは理にかなった戦略だろう。
『テルマエ・ロマエII』は前作同様、古代ローマ人の目を通して現代日本を面白おかしく観察する。
この構造は、世界一の観光大国フランスのやり方と同じである。外国人が自国にやってきて、観光名所を巡りながら活躍する。これはフランスのプロデューサー、リュック・ベッソンが『96時間』等で実践している手法だ。
外国人を主人公にし、自国を「見知らぬ世界」として扱うことで、外国の観客に感情移入させる。
自国の観客には、国内ロケなのに異国巡りの雰囲気が楽しめて面白い。
本シリーズがリュック・ベッソン作品と相似しているのは、映画を世界に売る方法を本気で考えた結果だろう。
本作をつくる際に外国の観客の目を意識したのは、前作が各国で鑑賞されたからだと武内英樹監督はいう。
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前作はいくつかの海外の映画祭に呼んでいただきました。リオデジャネイロとかカナダ、ハワイ、ヨーロッパも。その時、日本の独特な風呂文化に外国の方がとても興味を持ってくださいました。今回は外国の人でもより楽しんでもらえるように、ちょっと意識をして相撲とか日本の名湯を選んで撮影してます。
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演歌の『与作』を取り入れたのも、同じ理由からだろう。
タイムスリップをするのに力強いオペラを必要とする理由は前作の記事に書いたとおりだが、日本発の映画で日本をコンテンツとして取り上げているのに、音楽がオペラだけではあまりに寂しい。日本らしくて、しかも世界中の人が Karaoke で歌いやすい曲として、『与作』はうってつけだ。
『ルパン三世』を発表したモンキー・パンチ氏が、オリエンタリズムを求める外国のマンガファンの声に応えて袴姿の石川五ェ門を登場させたのと同じことである。
本作の見どころの一つは、古代に戻ったルシウスが創意工夫を凝らして現代の物を再現する珍妙さだが、おかしさに拍車をかけているのが奴隷の存在だ。
現代なら機械で自動化できるのに、古代ローマで同じことをするには奴隷の汗と涙を必要とする。悲惨すぎる奴隷たちを目にして、観客は現代のテクノロジーのありがたさと、ひいては便利な機器を生み出した日本の技術力を知る。
私たちが笑っていられるのも、今では奴隷にこんな労働を強制しなくて良いからだ。
加えて、前作よりも『テルマエ・ロマエII』が捻りを利かせているのは、観察の対象を「モノ」から「コト」に広げたことだ。
前作では、銭湯の脱衣カゴやシャンプーハット等、入浴に関連する多くの物を取り上げた。本作でも同様に足つぼボードやマッサージチェア等が登場するけれど、主眼となるのは温泉街の観光だ。主人公ルシウスは、単なるモノよりも、温泉街を散策することの楽しさに魅了される。
いかにルシウスが頑張ろうと、さすがに温泉街を再現するのは並大抵ではない。それが難事業であればあるほど、温泉の楽しさを体験するには現実に温泉街へ行くしかないと感じられる。
日本のあれこれを取り上げるのは、映画の面白さを増すばかりでなく、取り上げられた側にもメリットがある。
アジア圏におけるストリートビューの人気ランキングを見ると、2014年1月時点で長崎県の軍艦島が第5位に輝いている。その知名度アップと観光客増加のきっかけは、彼の地でロケした『007 スカイフォール』やタイ映画『ハシマ・プロジェクト』であるという。
本シリーズにおける「モノ」から「コト」への変化は、外国にいては味わえない楽しさを伝えて、映画の面白さを増すとともに、観光地ニッポンの認知度向上にも貢献するだろう。
もはやモノの輸出にばかり依存してはいられないこんにちの日本において、これは重要なことだ(外国人がたくさん訪れることは安全保障上も意味があると思うが、この話は別稿としよう)。
もちろん、本作で取り上げたネタは、外国のみならず国内でも受けるに違いない。風呂好き、温泉好きの日本人の琴線に触れるだろう。
映画を観たら、温泉に浸かりたくなるだろうし、風呂上がりにはビールを飲みたくなるだろうし、ビールと一緒にラーメンと餃子を食べたくなるだろう。この映画には、日本人の好きなものがたっぷりと入っている。
きわどい勝負に出たところもある。
他ならぬ混浴だ。
外国人が日本の温泉場を訪れるようになれば、やがて混浴に行き当たるに違いない。裸の男女が屋外で一緒にいる光景は、彼らの目にどのように映るだろうか。
たかが1本の映画がそこまで考える必要はないのかもしれないが、"日本"をコンテンツとして世界市場を目指す本作の作り手は、それをちゃんと考慮した。そこまでの責任を考えるほど、本作の影響が大きいと踏んだのだ。
だから本作では、混浴の存在に理論的な説明を付けている。
かつて混浴は珍しくなかった。
男女の風呂が別々になったのは、「文明開化」を推進する明治政府が、西洋人の目を気にして混浴を禁止したからだという。
それでも長らく混浴の習慣は残った。時代とともに数は減ったが、今でも混浴を続けている温泉場は少なくない。
風呂をテーマにした映画が当たって、世界の目が日本の温泉に向いたとき、日本文化を知らない外国人は混浴を「ふしだら」と思うかもしれない。
そういう風評被害を防ぐ上で本作が優れているのは、古き良き伝統を強調するような情感に訴える方法ではなく、混浴の良さを説明する理屈を立てて、先手を打って作品の中に織り込んだ点だ。往々にして日本映画は情感ばかりを重視しがちだが、外国の人は必ずしも情感だけでは納得しない。
本作では、混浴を「人間に区別なく、誰もが平和を享受する行為」と位置付けた。
湯船に浸かり、リラックスしたときほど、人が無防備な状態はない。その時間、空間を、性別すら問わずに共有するのは、究極の平和である。本作の主人公ルシウスは、誰もが一緒に入浴できる世界こそユートピアだと考えた。
おのずと本作は、平和を訴求する映画になる。
ローマ帝国の戦争や剣闘士の殺し合いの対極に日本の温泉や相撲を置き、「平和」という人類普遍のテーマを掲げることで、本作は世界中の誰もが共感できる映画になった。この映画を観れば、日本がいかに平和な国か、日本人がいかに平和を愛しているか、混浴を含めた入浴文化がいかに崇高なものかが、理解されるだろう。
本作はとても重層的な構造だ。
笑い、恋愛、感動といった感情に響く要素を充実させつつ、平和を訴えることで理性にも働きかけている。しかも、平和を祈るといった抽象的なことではなく、入浴文化の実践による平和な時間・空間の共有という現実的手段を提示する。
このように重層的な作りにすることで、どんな趣味趣向の人でも、どこの国の人でも、本作のどこかに共感できる仕組みになっている。
実に考え抜かれた映画だ。
外国の人に日本と日本人を理解してもらうなら、『テルマエ・ロマエII』を見せるのが一番だ。
映画に大笑いし、平和について考え、ルシウスとヒロインの恋に涙するうちに、是非とも日本に行ってみたくなるだろう。温泉に入りたくなるだろう。
日本はこんなに楽しくて面白いところなのだ。
『テルマエ・ロマエII』を世界に広めよう!

監督/武内英樹
出演/阿部寛 上戸彩 北村一輝 市村正親 竹内力 宍戸開 勝矢 キムラ緑子 笹野高史 曙 琴欧洲 白木みのる
松島トモ子 菅登未男 いか八朗
日本公開/2014年4月26日
ジャンル/[コメディ] [ファンタジー]

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- 『テルマエ・ロマエII』を世界に広めよう! (2014/05/02)
- 『テルマエ・ロマエ』 時空を超える秘密 (2012/04/29)
⇒comment
No title
TVで外人が「オモシロカッタ」というCMをやってるのですね。
そういうの見ると日本人は単純に嬉しくなるな。
そういうの見ると日本人は単純に嬉しくなるな。
Re: No title
ふじき78さん、こんにちは。
そんなCMをやってるんですか。ワールドワイドで訴求する映画であることをアピールして、なかなか巧いCMですね。
前作をイタリアで上映したと聞いたときは「なぜコレを」と思いましたが、今回は外国の反応が楽しみです。
このシリーズはトイレにもスポットを当ててますが、日本のトイレはなかなか外国に広まらないそうですね。
トイレに電気製品を設置できるように配線されていないとか、尻の洗浄に使えるほど清潔な水があり余ってはいないとか、そもそもトイレにカネをかける動機がないとか、各国それぞれの事情があるらしく。
日本のトイレも簡単に外国に持って行けるモノではなく、日本の環境下でこそ快適さを体験できるコトなんでしょうね。
ところで、訪日外国人にアンケートと取ると、人気があるのは富士山でも京都でもなく、ダントツで新宿だそうです。
理由は夜遊びできるから。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/opinion/20140327/261856/
シリーズ第三作は、ぜひ夜の日本を探求してほしいです:-)
そんなCMをやってるんですか。ワールドワイドで訴求する映画であることをアピールして、なかなか巧いCMですね。
前作をイタリアで上映したと聞いたときは「なぜコレを」と思いましたが、今回は外国の反応が楽しみです。
このシリーズはトイレにもスポットを当ててますが、日本のトイレはなかなか外国に広まらないそうですね。
トイレに電気製品を設置できるように配線されていないとか、尻の洗浄に使えるほど清潔な水があり余ってはいないとか、そもそもトイレにカネをかける動機がないとか、各国それぞれの事情があるらしく。
日本のトイレも簡単に外国に持って行けるモノではなく、日本の環境下でこそ快適さを体験できるコトなんでしょうね。
ところで、訪日外国人にアンケートと取ると、人気があるのは富士山でも京都でもなく、ダントツで新宿だそうです。
理由は夜遊びできるから。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/opinion/20140327/261856/
シリーズ第三作は、ぜひ夜の日本を探求してほしいです:-)
「世紀のSF超大作」
と読んで、「どうせ、『さよならジュピター』みたいな・・・」
なんて思ってよく見たら
S=すごい F=フロ だってw
これは見たいです。
時空転送テノールハゲおじさんにも期待!
なんて思ってよく見たら
S=すごい F=フロ だってw
これは見たいです。
時空転送テノールハゲおじさんにも期待!
Re: 「世紀のSF超大作」
pico1aさん、こんにちは。
「SF超大作」という云い回しが懐かしいですね。こういう惹句をまたじゃんじゃん使って欲しいものです。
『スター・ウォーズ』や『ターミネイター』をもじったポスターも愉快ですね。
なかなか面白い映画でした。テノールハゲおじさんにもドラマがあって。
「そこにドラマはいらないだろう」ってところにドラマを突っ込んでくるのが一興です。
「SF超大作」という云い回しが懐かしいですね。こういう惹句をまたじゃんじゃん使って欲しいものです。
『スター・ウォーズ』や『ターミネイター』をもじったポスターも愉快ですね。
なかなか面白い映画でした。テノールハゲおじさんにもドラマがあって。
「そこにドラマはいらないだろう」ってところにドラマを突っ込んでくるのが一興です。
テルマエユートピア
世界に広めよう!
大賛成です(^.^)
コメディですが、すごく強いメッセージがあって感動しました。
いい映画ですね~
大賛成です(^.^)
コメディですが、すごく強いメッセージがあって感動しました。
いい映画ですね~
Re: テルマエユートピア
夏さん、コメントありがとうございます。
いい映画でしたね!
メッセージもストレートで力強く、お風呂のコメディから発信される意外性も相まって、心に響きました。
前作以上にバランスが取れているし、ぜひ世界の人に観てもらいたいです。
いい映画でしたね!
メッセージもストレートで力強く、お風呂のコメディから発信される意外性も相まって、心に響きました。
前作以上にバランスが取れているし、ぜひ世界の人に観てもらいたいです。
はじめまして
こんにちは。
テルマエは1を見て面白かったので2もぜひ見てみようと考えています。
かなり力を入れているようなので楽しみですね。
テルマエは1を見て面白かったので2もぜひ見てみようと考えています。
かなり力を入れているようなので楽しみですね。
ちなみに
与作は、原作通りです。
Re: はじめまして
たかみやさん、はじめまして。
コメントありがとうございます。
私にとっては一作目より二作目の方が面白いくらいでした。
力の入れ方が楽しいです。
コメントありがとうございます。
私にとっては一作目より二作目の方が面白いくらいでした。
力の入れ方が楽しいです。
Re: ちなみに
sakuraiさん、こんにちは。
そうなんですか!原作もさすがですねー。
映画でも『与作』は欠かせないと思ったんでしょうね。
そうなんですか!原作もさすがですねー。
映画でも『与作』は欠かせないと思ったんでしょうね。
⇒trackback
トラックバックの反映にはしばらく時間がかかります。ご容赦ください。[映画『テルマエ・ロマエ2』を観た(寸評)]
☆面白かった。
実は、私、『1』では中盤から非常に退屈感を感じていた。
それは、古代ローマの公衆浴場技師のルシウスが、現代日本にタイムススリップし、日本の浴場状況にいちいち感嘆するというギャップネタに笑うといった流れが、映画版故に、後半から大きなエ...
劇場鑑賞「テルマエ・ロマエII」
温泉の理想郷を、作りたい…
詳細レビューはφ(.. )
http://plaza.rakuten.co.jp/brook0316/diary/201404270001/
【楽天ブックスならいつでも送料無料】テルマエ・ロマエ2 ムジカ・コレクティオン [ 住友紀人 ]価格:3,240円(税込、送料込)
テルマエ・ロマエII 草津温泉風入浴剤価格:888円(税込...
「テルマエ・ロマエⅡ」再び日本と古代ローマをタイムスリップした先にみた平たいスモウレスラーたちの真剣勝負と平和をもたらした混浴文化
「テルマエ・ロマエⅡ」は2012年4月に公開された「テルマエ・ロマエ」の続編で、古代ローマ帝国からタイムスリップしてきたテルマエ技師のルシウスが現代日本の風呂から様々 ...
映画「テルマエ・ロマエII」 感想と採点 ※ネタバレなし
映画 『テルマエ・ロマエII』 (公式)を昨日、劇場鑑賞。採点はだいぶ甘めで、 ★★★★ ☆ (5点満点で4点)。100点満点なら75点にします。
ざっくりストーリー
前作で、斬新なテルマエ(浴場)を作り上げ、一躍名声を得た古代ローマの浴場設計技師ルシウス(阿部寛)。今度はコロッセオにグラディエーター(剣闘士)の傷を癒す浴場建設を命...
映画『テルマエ・ロマエⅡ』観てきた
公式HPはコチラ
2年前の前作の感想はコチラ
前作は原作の方が・・・・って思ってたので、
今回は期待もせずに映画館へ行きました。
なんと、GWだからなのか、それともコロナワールドがサービスデーだからなのか
ものすごい人の行列で、
チケットを買うまでの列が見たことないくらいの順番待ちで、
こんな田舎ではめずらしくチケットを手に入れるまで30分以上かかりました。...
『テルマエロマエⅡ』 2014年4月19日 TOHOシネマズ日本橋
『テルマエロマエⅡ』 を試写会で鑑賞しました。
2回目の日本橋は何故か同じスクリーン6だった
【ストーリー】
ユニークな浴場を作り上げ、一気に名声を得た古代ローマの浴場設計技師ルシウス(阿部寛)は、剣闘士の傷を癒やすための浴場建設の命を受け頭を悩ませていたところ、またもや現代の日本へタイムスリップ。そこで風呂雑誌の記者になっていた真実(上戸彩)と再会を果たすも、やがてローマ帝国を二分す...
テルマエ・ロマエII ★★★.5
古代ローマの浴場設計技師が現代の日本へタイムスリップするヤマザキマリの人気コミックを実写映画化した『テルマエ・ロマエ』の続編。新たな浴場建設を命じられアイデアに煮詰まったルシウスが、再度日本と古代ローマを行き交うさまを描く。主演の阿部寛や上戸彩、市村正...
テルマエ・ロマエII
2012年に公開され、ヒットした作品『テルマエ・ロマエ』の第二作。
今回は、短編集と言う感じ。ルシウスと真実の絡みも、物語後半までは、すれ違い的な絡みばかり。ただ、前回の出会いを元とした今回の物語になっているので、真実以外の登場人物も、ルシウスの事は覚える...
テルマエ・ロマエII/阿部寛、上戸彩
ヤマザキマリさんの人気コミックを実写映画化し予想外の大ヒットとなった『テルマエ・ロマエ』の続編です。ちょっと悪ノリしているようにも思える今回の宣伝を楽しんでる私は期待 ...
テルマエ・ロマエII
混浴したくなること請け合い!
『テルマエ・ロマエⅡ』
ヘイ・ヘイ・ホー♪
日本の風呂文化に多大なるカルチャーギャップを受けたテルマエ技師はジェダイの騎士にもターミネーターにもなれませんでした。あぁ〜残念。
ポスターもTVCMも ...
「テルマエ・ロマエⅡ」浴場ファンタスティック!
[テルマエ・ロマエ] ブログ村キーワード
まさかの大ヒットから2年、まさかの続編誕生!「テルマエ・ロマエⅡ」(東宝)。主要キャスト、オール再結集!そりゃそうでないと、やる意味ないわな~(^^;。
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テルマエ・ロマエII
観終わっても何も残らないなりに原作の読者を納得させる笑いと勢いで楽しませてくれた『テルマエ・ロマエ』の続編、『テルマエ・ロマエII』を観てきました。
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『テルマエ・ロマエII』 (2014)
抱腹絶倒のお風呂スペクタクル、再び!
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本作は、現代日本と古代ローマを時空を越えて風呂文化で結びつけるという奇想で、日本中を爆笑の渦に巻き込んだヤマザキマリの同名コミックの映画化第2弾。前作...
『テルマエ・ロマエⅡ』をトーホーシネマズ日劇2で観て、そこそこ思った通りだけどそれでよしふじき★★★
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予告編にもう何点か見せ場を追加して薄めて作った映画。
であるが、そんなに悪い気はしない。
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テルマエ・ロマエ?/映画
公式HP
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大ヒットを記録したコメディ「テルマエ・ロマエ」(2012)の続編。
斬新なテルマエ(浴場)を作ったことで一躍人気者になった
古代ローマの浴場設計士ルシウスは、コロッセオに
グラディエーターたちを癒す...
テルマエ・ロマエⅡ
古代ローマの浴槽設計技師が現代日本にタイムスリップして引き起こすコメディだ。力士や最新のシャワー・トイレに源泉掛け流しの温泉などがヒントになって、古代ローマの難題を解決していく。バカバカしい内容だけど、鑑賞後の爽快感がたまらない。
テルマエ・ロマエ?
監督:武内英樹 出演:阿部寛、上戸彩、北村一輝、竹内力、宍戸開、笹野高史、市村正親
【解説】
古代ローマの浴場設計技師が現代の日本へタイムスリップするヤマザキマリの人気コミックを実写映画化した『テルマエ・ロマエ』の続編。新たな浴場建設を命じられアイデア...
テルマエ・ロマエ?
今日から、G/Wの始まり・・・
「テルマエ・ロマエⅡ」:停滞の2作目
映画『テルマエ・ロマエⅡ』、まずはこのポスターがいいですね。『スター・ウォーズ』
テルマエ・ロマエII
今回、阿部寛のアレを絶妙なカメラワークで隠すシーンが無かったのは残念。
[邦画] そうじゃないんだよなぁー「テルマエ・ロマエII」
題名テルマエ・ロマエII 【TCX】 原作ヤマザキマリ 監督武内英樹 出演■前作に引き続いての出演/阿部寛(ルシウス)、市村正親(ハドリアヌス、第14代ローマ皇帝)、北村一輝(ケイオニウス、次期皇帝候補)、宍戸開(アントニヌス、ハドリアヌスの側近)、勝矢(マルクス
映画 テルマエ・ロマエ?
JUGEMテーマ:邦画
JUGEMテーマ:映画館で観た映画
 
冒頭は1作目の方が面白かったのにと思ってしまう程
 
スローな始まりでした。しかし、中盤から大いに盛り上がり
 
平たい顔族のパロディー満載。
 
そして、ルシウスが日本で起こす騒動は、大笑いです...
映画「テルマエ・ロマエII」
言わずと知れたお風呂映画の第2弾。
テルマエ・ロマエII
2014/04/26公開 日本 112分監督:武内英樹出演:阿部寛、上戸彩、北村一輝、竹内力、宍戸開、笹野高史、市村正親、キムラ緑子、勝矢
世紀のSF(すごい風呂)超大作
[Story]古代ローマ帝国。平たい顔族(日本人)のアイデアを採り入れた斬新なテルマエ(浴場)を作って...
「テルマエ・ロマエⅡ」 文化ギャップ
前作は小規模での公開でしたが、関係者も驚く大ヒットとなり、たちまち続編が作られる
『テルマエ・ロマエ II 』を観てきた!?
『テルマエ・ロマエ II 』を観てきました。 いやぁ~あのポスターいいですね~スターウォーズ好きとしては、たまらんです。 桶で受け止めているのがいいですね。横のレイア姫風の上戸さんが素敵です(^^) 物語は、前作の続編ですが、前回ほどのインパクトがなかったし、なんかエピソードのつながりが単発っぽくてそれでおいてローマに持ち帰ったエピソードもちょっとおろそかにされちゃったりして。。。。 原作...
【 テルマエ・ロマエII 】HEI HEI HOU…HEI HEI HOUUU~
テルマエ・ロマエII 監督: 武内英樹 キャスト: 阿部寛、上戸彩、北村一輝、竹内力、宍戸開、笹野高史、市村正親、キムラ緑子、勝矢、曙、琴欧洲、菅登未男、いか八朗、松島トモ子、白木みのる 公開: 2014年4月26日 2014年4月30日。劇場観賞 2012年に…
テルマエ・ロマエII
斬新なテルマエ(浴場)を作ったことで一躍人気者になった古代ローマの浴場設計技師ルシウス。 コロッセオ(円形闘技場)にグラディエイター(見世物として戦う剣闘士)を癒すためのテルマエ建設を命じられた彼は、再び現代日本へタイムスリップしてしまう。 そこで風呂専門雑誌のライターに転向していた真実たち“平たい顔族(=日本人)”と再会するのだが…。 温泉タイムスリップ・コメディ第2弾。
「テルマエ・ロマエ Ⅱ」
前作は、あまりに原作漫画を読み込み過ぎて、期待と知識が作品の展開と合わず空回りしたような雰囲気を感じ、まあもういいかな、続編出ても観に行かないだろうな、と思っていたものの、やはり「Ⅱ」が出てしまうと行かざるを得ず…っていう強制力は何に関してもないのだし、こういう作品なら尚更なのだけれど…まあ、気楽に鑑賞しましょ、って事で。存外、「Ⅱ」は面白かった。期待し過ぎなかったのが良かったのか何なのか、...
「テルマエ・ロマエII」みた。
2012年公開の『テルマエ・ロマエ』の続編。前作は概ね原作をリスペクトしたつくりに感じられたけれど、今回はよりコメディ色を強くした感じで、ワンパターンをテンポよく見せることでマンネリ感を上手く吹き飛ば
テルマエ・ロマエII
古代ローマ帝国。
平たい顔族(日本人)のアイデアを採り入れ、斬新なテルマエで評判となったルシウス(阿部寛)は、ハドリアヌス皇帝(市村正親)からグラディエイターたちを癒すテルマエを建設するよう命じられる。
またもや現代の日本へタイムスリップしたルシウスは、風呂雑誌のライターになった真実(上戸彩)と再会を果たすのだったが…。
古代ローマの浴場設計技師が現代の日本へタイムスリップす...
『テルマエ・ロマエII』('14初鑑賞37・劇場)
☆☆☆★- (10段階評価で 7)
4月26日(土) 109シネマズHAT神戸 シアター8にて 16:45の回を鑑賞。
『テルマエ・ロマエ?』
□作品オフィシャルサイト 「テルマエ・ロマエ?」□監督 武内英樹 □脚本 橋本裕志□原作 ヤマザキマリ□キャスト 阿部 寛、上戸 彩、北村一輝、竹内 力、宍戸 開、市村正親■鑑賞日 4月27日(日)■劇場 TOHOシネマズ川崎■cyazの満足度 ★★★★(5★満点、☆は0...
映画「テルマエ・ロマエII」を観ました!!(2014-05)
映画「テルマエ・ロマエII」を観ました!!
「テルマエ・ロマエII」
原作者のヤマザキマリが原作使用料が出版社から言い渡された100 万円のみであっ
映画「テルマエ・ロマエII」
映画「テルマエ・ロマエII」を鑑賞しました。
テルマエ・ロマエII
テルマエ・ロマエII ユナイテッド・シネマ浦和 4/26公開
ユニークな浴場を作り上げ、一気に名声を得た古代ローマの浴場設計技師ルシウス(阿部寛)は、
剣闘士の傷を癒やすための浴場建設の命を受け頭を悩ませていたところ、
またもや現代の日本へタイムスリップ。
そこで風呂雑誌の記者になっていた真実(上戸彩)と再会を果たすも、
やがてローマ帝国を二分する争いに翻弄(ほんろう)されるこ...
テルマエ・ユートピア!
『テルマエ・ロマエ?』阿部寛(ルシウス)のさらに磨きのかかった濃厚なお面及び濃密な肢体もさることながら、冒頭から背景の映像に圧倒されました。古代ローマのコロッセオや街並み、群衆。CGにしたって凄いリアルさ。どうやって撮るんだっと思って観てたけど、実際の...
テルマエ・ロマエⅡ 劇場にて鑑賞
今度は前作より評判がいいとの事で見に行きました♪
漫画に出て来た風呂が登場しましたわ
あの滑り台やりたい
しかし阿部寛の肉体美スゴいよー!!
相変わらずヒロインはいなくてもいい内容だったわ
風呂のお話なのに不自然に露出がなさすぎる‥
せめて上半身や後ろ姿をヌードで演じるくらいはあると思ったんだけどな
阿部寛があんだけ頑張ってんだし‥
もしか...
映画『テルマエ・ロマエⅡ』
前作公開時は、原作コミックにはまって 漫画から記事まで隅々まで 読み漁っていた頃でした。 そして、今回続編映画化と聞
「テルマエ・ロマエII」セットは大掛かりになったが、驚きは無い
「テルマエ・ロマエII」★★★
阿部寛、上戸彩、北村一輝、竹内力、
宍戸開、笹野高史、市村正親出演
武内英樹監督、
113分 2014年4月26日公開
2014,日本,東宝
(原題/原作:テルマエ・ロマエII)
テルマエ・ロマエII 監督/武内 英樹
【出演】
阿部 寛
上戸 彩
北村 一輝
宍戸 開
【ストーリー】
ユニークな浴場を作り上げ、一気に名声を得た古代ローマの浴場設計技師ルシウスは、剣闘士の傷を癒やすための浴場建設の命を受け頭を悩ませていたところ、またもや現代の日本へタイムスリップ。そこ...
テルマエ・ロマエ?
『テルマエ・ロマエ?』をTOHOシネマズ渋谷で見ました。
(1)前作はDVDで見ており(注1)、本作(注2)も当初パスするつもりでしたが、時間に余裕ができたにもかかわらず他に見るべきものが見当たらなかったので、次善の策として映画館に入ったものです。
本作の時代...
映画『テルマエ・ロマエ?』を観て
14-39.テルマエ・ロマエ?■配給:東宝■製作年、国:2014年、日本■上映時間:112分■料金:1,100円■観賞日:5月1日、TOHOシネマズ日劇(有楽町)
□監督:武内英樹◆阿部寛◆上戸彩◆北村一輝◆竹内力◆宍戸開◆市村正親◆笹野高史◆キムラ緑子◆曙◆白木みのる【ストー...
ローマ風呂は一日にして成らず ヤマザキ・マリ 武内英樹 『テルマエ・ロマエⅡ』
更新がずいぶん空いてしまいました。理由はけっこう遊ぶのに忙しかったからなんですが
テルマエ・ロマエII
阿部寛の顔芸にまたも笑わされました。
原作漫画を読んでないから分からないけれど、ルシウス(阿部寛)が平たい顔族(現代日本人)の先進的?なお風呂技術を取り入れるネタは、入浴剤からウォータースライダー、果ては温泉街のラーメンやモグラ叩き、射的遊び、湯畑ま...
テルマエ・ロマエII
【概略】
斬新なテルマエ(浴場)を作り、一躍人気者になったルシウス。しかし、新たなテルマエの建設を命じられた彼は、再び現代日本へタイムスリップしてしまう。
ドラマ・コメディ
世紀のSF(すごい風呂)超大作! ! 全世界が沸いた――。
↑このキャッチ可笑しい(笑)
前作でローマに斬新な浴場(テルマエ)を作った事で、今度はグラディエイターを癒すテルマエ建設を命じられ、またま...
テルマエ・ロマエ II
2014年
日本
112分
コメディ
劇場公開(2014/04/26)
監督:
武内英樹
原作:
ヤマザキマリ
出演:
阿部寛:ルシウス
上戸彩:山越真実
北村一輝:ケイオニウス
竹内力:館野
宍戸開:アントニヌス
笹野高史:山越修造
市村正親:ハドリアヌス
キムラ緑子:山越...
映画「テルマエ・ロマエⅡ」 スケールアップして帰ってきた入浴スペクタクル大作!
映画「テルマエ・ロマエⅡ」を観ました。
(2014/4/26公開)
原作:ヤマザキマリ脚本:武藤将吾監督:武内英樹出演: 阿部 寛、上戸 彩、北村一輝 竹内 力、宍戸 開、笹野高史、市村正親あらすじ:斬新なテルマエ(浴場)を作ったことで一躍人気者になった古代ローマの浴場設計士ルシウスは、コロッセオにグラディエーターたちを癒す浴場を作ってほしいと頼まれ、を悩ませていた。そんな時、ま...