『白ゆき姫殺人事件』 雪がひらがなの理由

美人OLの死の謎を追う『白ゆき姫殺人事件』 の特徴は、スクリーンに現れるツイートの数々だ。
原作小説ではマンマローという架空のサービスが登場するが、映画ではツイッター社の協力を得て現実のTwitterを模した画面がスクリーンに映し出される。
そこには不特定多数の者たちの憶測や誹謗中傷や戯言が溢れている。中には事件関係者に繋がる者もいるけれど、圧倒的多数はただ噂話に興じているだけだ。
このようなネット上の群集を扱った作品は珍しくない。
2008年公開の『相棒-劇場版- 絶体絶命!42.195km 東京ビッグシティマラソン』や2009年の『誰も守ってくれない』の頃はネットの掲示板が誹謗中傷の場だったが、時流を捉えてそれがTwitterに変わっただけだ。
ただ、テレビ局が制作したこれらの映画では、ネット上の掲示板を否定的に描くあまり、既存のマスメディアが新興のインターネットを攻撃しているように見えなくもなかった。
当時、インターネットを利用する側にも既存のマスメディアと戦う雰囲気があったようだ。
マスメディアは大衆の喜ぶものを提供するのが第一だから、題材を単純化、娯楽化する傾向にある。
これに対してインターネットという情報発信の手段を手にした人々は、マスメディアの取り上げないこと/取り上げにくいことを発信しようとした。インターネットを使えば資本力や組織力がなくても主張を届けられるからだ。
ブロガーとして知られる藤沢数希氏は、2010年10月4日にこんなことを書いている。
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インターネット・メディアに関わる人たちの多くが、金儲け以上の社会的意義を確かに共有しているし、それをとても大切なものだと思っている。
(略)
良くも悪くも日本ではテレビ局が世論を形成し、国家権力がそれを追随するという傾向がある。そういった危うい日本の構造をなんとか正常に戻したい、もっとバランスを取りたいという願いが、我々のようなインターネット・メディアに関わる人たちの中にある。そうやって社会を少しでもよくしたいという思いがある。
(略)
元々ネット・メディアは、日本の統治機構にがっしりと寄生した既存の巨大メディアに対抗するために起ち上がった一部の精鋭によるゲリラ部隊みたいなものだった。そして各地のゲリラ部隊がお互いを認め合いゆるやかに連携していた。それは政治と強固に結びついた既得権益層に牛耳られている日本経済を開放するための連合軍みたいなものだ。テレビ局がその統治機構の中に組み込まれてしまっているので、テレビからジャーナリズムの本来の役割を期待することはもはやできない。だからこそインターネット・メディアが発達しなければいけないのだ。
(略)
インターネットというのは多数の欠陥を抱えながら、既存の巨大メディアに対向するべく日々進化している僕たちの民主主義の救世主みたいなものだと思っていた
(略)
インターネット・メディアも既存の巨大メディアと全面戦争をはじめる時がやがてくるだろう。
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しかし、2014年1月15日、藤沢数希氏はこの記事を思い起こして呟いた。
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3年前に書いたこの記事。その後の福島原発事故で分かったことは、残念ながらネット発のジャーナリズムはテレビや新聞より劣るということだった。これからネットとテレビはどう融和するのだろうか。
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組織力がなくても情報を発信できるインターネットは、思い込みやいい加減なことでも容易に伝えられた。
テレビ番組や新聞記事にも浅はかなものはあるけれど、ネットではもっとひどい情報が氾濫していることを痛感させたのが東日本大震災後の世の中だった。
『白ゆき姫殺人事件』も前述の映画と同じようにネットでの誹謗中傷を描くが、主要な登場人物である映像ディレクターをTwitter利用者に設定することで、ネットでの噂の拡散とテレビのいい加減な放送を重ね合わせているのが興味深い。
本作の製作委員会に地上波のテレビ局が加わってないことも一因かもしれないが、ここにはすでに既存のマスメディア対インターネットという対立の構図はない。
代わって感じられるのは、マスメディアもインターネットも一緒になって人間を押しつぶす、ズッシリとした重さである。
掲示板の書き込みは、もっぱらそこに巣食う人たちに共有されるに過ぎなかった。とどのつまり、それは陰口だった。
だが、昨今のTwitterやSNSは日常的なコミュニケーションツールとして利用されており、より一般に浸透している。噂を広く拡散させる力があり、被るダメージも大きい。
インターネット上で一方的な意見が急激に多数を占め、歯止めが効かなくなることをサイバーカスケードという。ひとたびカスケード(段々となだれ落ちる滝)が生じると、源流にある情報の信憑性や他の意見は顧みられない。
本作は、一人の女性がサイバーカスケードの奔流に飲み込まれ、犯人として追いつめられる恐怖を描いている。
事件の被害者は三木典子。白ゆき石鹸を売る化粧品会社の若手社員だ。
殺害されたのが「白ゆき」で有名な企業の美人OLだったことから、人々は「白ゆき姫殺人事件」と名付けて話題にする。
疑われたのは同期入社の城野美姫。名前は「お城の美しい姫」と立派だが、実際は名前との落差に呆れられるほど地味な女性だ。
本作は、映像ディレクターの赤星の取材に応じた同僚や、かつての同級生や、故郷の人々の噂から、城野美姫像を浮かび上がらせる。
事件そのものを描くのではなく、人々の証言から出来事をあぶり出すのは、『羅生門』や『北のカナリアたち』にも見られる構成だが、本作には人々の噂がネットやテレビを介して増幅され、それが次の証言者に影響してしまう恐ろしさがある。
もちろん、これはミステリーだから、噂のとおり城野美姫が犯人でした、では終わらない。
噂が濡れ衣であることを、作り手は最初から明かしている。なにしろ彼女の名は、シロのミキなのだから。
では彼女がシロのミキだとすれば、シロじゃないミキはどこにいるのか。
それが三木典子だ。三木典子は被害者であるものの、物語が進むにつれて明らかになるのは彼女のどす黒い意地の悪さだ。
社内一の美貌を誇る三木典子は、羨望のまなざしを一身に集めなければ気が済まなかった。他人が持っているものは、なんでも手に入れたがった。それはまるで、「世界で一番美しいのは誰か」との問いに「それはあなたです」と答えられなければ満足しない、『白雪姫』の鏡の女王のようだった。
本作が描くのは、鏡の女王のような女がいるために、学校で、会社で、居場所がなくなってしまう娘である。
それでも、きっといいことがあると自分や周囲に云い聞かせる城野美姫がいじらしい。
本作の題名は「白雪姫」ではなく「白ゆき姫」。本作は雪のように白い肌の、見た目が美しい姫の話ではなく、清廉潔白で心優しい娘の物語なのだ。

監督/中村義洋
出演/井上真央 綾野剛 菜々緒 蓮佛美沙子 貫地谷しほり 金子ノブアキ 小野恵令奈 谷村美月 染谷将太 秋野暢子 ダンカン 生瀬勝久 朝倉あき 宮地真緒 大東駿介 TSUKEMEN(as 芹沢ブラザーズ)
日本公開/2014年3月29日
ジャンル/[ミステリー] [サスペンス]

【theme : サスペンス・ミステリー】
【genre : 映画】
⇒comment
No title
「三木典子」
「三木のりへい」みたいなイケてない名前だなあくらいに思ってたんですが、
「ミキの裏こ」という事か?
「三木のりへい」みたいなイケてない名前だなあくらいに思ってたんですが、
「ミキの裏こ」という事か?
Re: No title
ふじき78さん、こんにちは。
名前負けしている主人公とは対照的にに、平凡すぎる名前のミキということなんでしょうが、自分本位の彼女は「ミキの利己」?
三木のり平は、本名を田沼則子(たぬま ただし)と云って、はじめの頃の芸名は三木則子だったんですよね。
素直に読めば「みき のりこ」。
女性に間違えられたおかげで戦争に行かずに済んだという逸話の持ち主なので、三木典子の二面性を象徴するかも:-)
名前負けしている主人公とは対照的にに、平凡すぎる名前のミキということなんでしょうが、自分本位の彼女は「ミキの利己」?
三木のり平は、本名を田沼則子(たぬま ただし)と云って、はじめの頃の芸名は三木則子だったんですよね。
素直に読めば「みき のりこ」。
女性に間違えられたおかげで戦争に行かずに済んだという逸話の持ち主なので、三木典子の二面性を象徴するかも:-)
いまさらながら小説版を読んでここにたどり着きました
シロのミキは気付かなかったなぁ
推理小説として読むとしょぼしょぼなのでかっかりしましたが、貴殿の素晴らしい考察で少し評価が持ち直しました
シロのミキは気付かなかったなぁ
推理小説として読むとしょぼしょぼなのでかっかりしましたが、貴殿の素晴らしい考察で少し評価が持ち直しました
Re: タイトルなし
アカボシさん、こんにちは。
原作は未読なのですが、SNSでの噂の拡散は小説の方が表現し易いだろうと考えていました。そうでもないのでしょうか。
映画は俳優陣の演技が楽しめて、なかなか面白いと思います。
原作は未読なのですが、SNSでの噂の拡散は小説の方が表現し易いだろうと考えていました。そうでもないのでしょうか。
映画は俳優陣の演技が楽しめて、なかなか面白いと思います。
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トラックバックの反映にはしばらく時間がかかります。ご容赦ください。劇場鑑賞「白ゆき姫殺人事件」
“城野美姫”という人物について…
詳細レビューはφ(.. )
http://plaza.rakuten.co.jp/brook0316/diary/201403290000/
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『白ゆき姫殺人事件』 2014年3月30日 TOHOシネマズ市川
『白ゆき姫殺人事件』 を鑑賞しました。
原作も読んで万全の状態で臨むも、結果虚しい
【ストーリー】
人里離れた山中で10か所以上を刺され、焼かれた死体が発見される。殺害されたのは典子(菜々緒)で、容疑者は化粧品会社のOL城野美姫(井上真央)。テレビディレクターの赤星雄治(綾野剛)は、美姫の同僚、家族、幼なじみなどに取材。典子が美姫の同期入社で、美人で評判だった一方、美姫は地味で目立たな...
白ゆき姫殺人事件
予告編ではマスコミやネットの無責任さを取り上げているけど、人間の他人に対する認識の不確実性が一番のテーマになっている。被害者が非の打ち所のない人間で、疑わしい人間を欠点だらけの人物として捉える危険性の恐怖がある。人物評価の不確実性こそ、この映画のテーマだ
白ゆき姫殺人事件
試写会で見ました。 【私の感覚あらすじ】 美人さんが殺された事件の犯人風に井上真
白ゆき姫殺人事件
評価:★★★★【4点】(AF)
視聴率アップのための過熱報道とネットの書き込みに
白ゆき姫殺人事件
つぶやき。空想。わたしはここにいる。
白ゆき姫殺人事件
化粧品会社に勤務する美人OL三木典子が惨殺された。 この殺人事件を巡り、ある人物に疑惑の目が集まる。 それは同期入社の地味な女性・城野美姫。 ワイドショーの映像ディレクター赤星雄治は、美姫の同僚、同級生、家族、地元の近隣住民らの取材を進め、逐一情報をツイッターでつぶやく。 美姫に関する事実と噂、憶測が大きな話題となっていくのだが…。 サスペンス。
『白ゆき姫殺人事件』 (2014)
メディア暴走の脅威をあばく現代サスペンス!
無責任な発言が無自覚に他人を攻撃する通信社会が抱える病根を、重層サスペンスに昇華させた意欲作であった。
本作は、デビュー作『告白』以降、著作が次々にTVドラマ及び映画化されている売れっ子作家、湊かなえの同名小...
白ゆき姫殺人事件 ★★★
『告白』などの原作者・湊かなえの小説を基に、美人OLの殺害容疑を掛けられた女性をめぐって人間の悪意を浮き彫りにしていくサスペンスドラマ。報道によって浮かび上がる容疑者像をきっかけに、インターネット上での匿名の中傷やマスコミの暴走など現代社会の闇が描かれる...
「白ゆき姫殺人事件」当時の印象しか知らない証言を公表した先にみた捻じ曲げられた真実を信じ込んでしまったメディア一般人による冤罪事件
「白ゆき姫殺人事件」は湊かなえ原作の「白ゆき姫殺人事件」を映画化した作品で長野の公園で遺体となって発見された美人OLの殺人事件を巡り、Twitterとワイドショーで様々な展開と ...
【 白ゆき姫殺人事件 】真犯人はあなた自身
白ゆき姫殺人事件 監督: 中村義洋 キャスト: 井上真央、綾野剛、菜々緒、金子ノブアキ、蓮佛美沙子、貫地谷しほり、小野恵令奈、谷村美月、染谷将太、生瀬勝久、秋野暢子、ダンカン、山下容莉枝、TSUKEMEN、宮地真緒、朝倉あき、大東駿介 公開: 2014年3…
『白ゆき姫殺人事件』
日の出化粧品の美人社員・三木典子(菜々緒)が殺害された。典子と同期入社をした地味な女性・城野美姫(井上真央)に疑惑の目が向けられ、美姫の同僚やかつての同級生、家族らワイドショーの取材を受けた関係者は彼女について衝撃的なことを語る。やがて報道やインターネ...
保身に必死。『白ゆき姫殺人事件』
湊かなえの小説を基に描かれた作品。美人OLの殺害容疑を掛けられた女性と彼女を取り巻く様々な環境にいる人たちの物語です。
[映画『白ゆき姫殺人事件』を観た(寸評)]
☆忙しいので、ホント、短くてごめん!
面白かった!
原作は、東野圭吾とともに、私にとってはストレスの溜まる作家・湊かなえ原作だが、中村義洋監督がスマートに撮りあげている。
主人公であり、冴えなくも、殺人事件の被疑者に、ネット上やマスコミで祭り上げ...
映画『白ゆき姫殺人事件』観てきたよ〜
評判が良いようなので観てきました。
原作は読んでません。
同僚が原作の雰囲気を話してくれてたんですよ。
ストーリーの進み具合と同時進行してるツイッターのタイムラインがあって、
あっちこっち読みながら、忙しいんだと。
なるほど、湊かなえ作品らしい新しさがあるんだね、きっと。
美人OL・三木典子が殺されて、
TV局の制作会社の派遣社員が、知り合いから犯人の有力情報を...
白ゆき姫殺人事件/井上真央
湊かなえさんの同名小説を原作にして中村義洋監督が井上真央さんを主演にとある美人OL殺人事件を巡って容疑者とされた女性に対して巻き起こっていく周囲の悪意の暴走を鮮烈に描く ...
No.376 白ゆき姫殺人事件
「告白」「贖罪」の湊かなえが2012年に発表したサスペンス小説を、井上真央主演で映画化。日の出化粧品の美人社員・三木典子が何者かに惨殺される事件が起こり、典子と同期入社で地 ...
中村義洋監督、井上真央、綾野剛主演『白ゆき姫殺人事件(THE SNOW WHITE MURDER CASE)』
注・内容に触れています。湊かなえの同名小説を映画化『白ゆき姫殺人事件(THE SNOW WHITE MURDER CASE)』監督は『ゴールデンスランバー』などの中村義洋。出演は井上真央、綾野剛、菜々
白ゆき姫殺人事件
全く期待していなかったけれど、他に今週観たい新作が無かったので『白ゆき姫殺人事件』を観てきました。
★★★★
次々に登場する証言者の言葉にしっかり耳を傾け、数分前の展開を追いかけて思い返しながら観ているとかなり楽しめる。
作りは一本道のようで、観客の思考は反...
白ゆき姫殺人事件
今朝は、朝から雨模様で・・・
白ゆき姫殺人事件/映画
公式HP
「告白」「贖罪」の湊かなえが2012年に発表したサスペンス小説を、
井上真央主演で映画化。
日の出化粧品の美人社員・三木典子が何者かに惨殺される事件が起こり、
典子と同期入社で地味な存在の女性・城野美姫に疑惑の目が向けられる。
テレビのワイドショーは...
2014年の017「白ゆき姫殺人事件」
中村義洋監督は侮れない監督だ。劇場に足を運んだすべてがあたりの映画監督ってそう
白ゆき姫殺人事件
映画としての重みはそれほどでもないのですが、エンタメと社会批判を見事に両立させ、2014年の日本社会を切り取ったという意味では、非常に意義のある作品。今年の邦画ベスト候補に早くも名乗りを上げました。 作品情報 2014年日本映画 監督:中村義洋 出演:…
映画「白ゆき姫殺人事件」
映画「白ゆき姫殺人事件」を鑑賞しました。
『白ゆき姫殺人事件』
□作品オフィシャルサイト 「白ゆき姫殺人事件」□監督 中村義洋□脚本 林 民夫□原作 湊かなえ□キャスト 井上真央、綾野 剛、菜々緒、金子ノブアキ、小野恵令奈、蓮佛美沙子■鑑賞日 3月30日(日)■劇場 TOHOシネマズ川崎■cyazの満足度 ★★★☆(5★満点、☆は...
白ゆき姫殺人事件 (2014) 126分
さだまさしの息子・・・イケメンなんだけど、やはり「そこがさだまさし」(爆)
映画「白ゆき姫殺人事件」を観ました!!(2014-04)
映画「白ゆき姫殺人事件」を観ました!!
「白ゆき姫殺人事件」:意外とウェルメイド
映画『白ゆき姫殺人事件』は、タイトルといい予告編といいほとんどそそられなかったの
映画『白ゆき姫殺人事件』
3月30日(日)…なんだか疲れちゃって、「今日は一日お休みだ!!」と決めた日の続き。
書道展の帰りに映画を観に行きました。
で、観た作品が『白ゆき姫殺人事件』!
白ゆき姫殺人事件
『白ゆき姫殺人事件』を渋谷のシネパレスで見ました。
(1)大変面白かった『みなさん、さようなら』の中村義洋監督が制作した作品ということで、映画館に行ってきました。
本作の冒頭では、車のヘッドライトの中に、地面に倒れている女の体が浮かび上がり、まだどく...
[映画][☆☆☆☆★]「白ゆき姫殺人事件」感想
「告白」で知られる湊かなえ原作のミステリー小説を、「ゴールデンスランバー」の中村義洋監督、「八日目の蝉」の井上真央主演で映画化。 出版されている著書はほぼ全て購入・読了済み、自他ともに認める湊かなえファンである小生だが、正直本作の映画を聞いた時は、嬉し
白ゆき姫殺人事件
湊かなえ著の同名小説を中村義洋監督が映画化したサスペンスです。 原作は未読ですけど、井上真央さんや綾野剛さんがイメージとは違ったキャラクターを演じると聞いたので 面白そうだなあと気になっていました。 ツイッターやインタビューなどのマスコミ情報に踊らされながら、次第に事実とかけ離れていく展開に ぞっとする怖さを感じるような物語でした。
『白ゆき姫殺人事件』をトーホーシネマズ六本木1で観てポロリはないけど美人が多くて眼福眼福ふじき★★★★
五つ星評価で【★★★★今は噂が早くてこえーね】
原作未読。
面食らうのはネット描写の誤りだが、壊滅的な間違いではない。
元は2チャンネルの事件版辺りをお手本にしてる ...
白ゆき姫殺人事件 監督/中村 義洋
【出演】
井上 真央
綾野 剛
菜々緒
【ストーリー】
人里離れた山中で10か所以上を刺され、焼かれた死体が発見される。殺害されたのは典子で、容疑者は化粧品会社のOL城野美姫。テレビディレクターの赤星雄治は、美姫の同僚、家族、幼なじみなどに取材。典子が美...
『白ゆき姫殺人事件』を観てきた!?
『白ゆき姫殺人事件』を観てきました。白ゆき姫殺人事件 - 映画.comさすがの湊かなえさんですね。サスペンスとしては、最後まで引っ張ってあっけなく終わるという理想的な感じでした。 ある意味主人公の蓮佛美沙子さん。あの髪型あり得ないでしょう(^^)って誰もが思ったと思うが象徴としては覚えやすい。おいらこの娘。さん知らんかったんだけど、最初YUKI かと思った。彼女もそうですが、本当はめっちゃ...
白ゆき姫殺人事件
このいやーーな気分が持ち味・・・ということなんでしょうか。
『白ゆき姫殺人事件』
美人OLが惨殺され、同僚・同級生・家族・故郷の
人々の証言により、一人の女に疑惑の目が集まった。
疑惑の女性の周囲をとりまく「噂話」が、残忍な犯人像を
作り出す恐怖を描く...
【個人評価:★★☆ (2.5P)】 (劇場鑑賞)
原作:湊かなえ 読後の感想
白ゆき姫殺人事件
いやぁ〜、クズばっかだな。
白ゆき姫殺人事件
湊かなえの小説を映画化。
主演は井上真央。
ネット社会の危うさを描きます。
監督は中村義洋。
日の出化粧品の社員で、
美人の三木典子が殺害される。
そこで典子と同期入社の、
城野美姫が疑われる。
井上真央が地味な女性、
城野美姫を演じます。
共演は綾野剛、...
「白ゆき姫殺人事件」、湊かなえのミステリーです
おススメ度 ☆☆☆
ミステリーファン ☆☆☆☆
映画の宣伝からすれば、井上真央扮する城野美姫が犯人ですが、そこはミステリー?
「白ゆき」という化粧せっけんが大ヒットした日の出化粧品のOLが山中で殺された。
この事件を取材するテレビディレクター。
そして、取材...
「白ゆき姫殺人事件」
薄っぺらい映画だ。湊かなえによる原作は読んでいないが、彼女の作品は何冊か目を通している。印象としては“オバサンのグチ”と変わらないレベルで、とても評価出来るものではない。2010年に中島哲也監督が「告白」を映画化した際は、その安っぽさを逆手に取ったよ...
映画「白ゆき姫殺人事件」 *週刊太陽を追記
2014/4/15、ユナイテッドシネマ豊洲。
スクリーン11、6列78席。
D列を選択。高さ的にはスクリーン下端より1段上でまずまず。
なお、オンライン予約時には合わせて10席ほどが埋まっていたはずだが、
実際に映画を鑑賞したのは我が方を含め4名だった。
...
白ゆき姫殺人事件
2014年4月15日(火) 18:50~ TOHOシネマズ日本橋5 料金:0円(フリーパス) パンフレット:未確認 真央ちゃんが「特徴が無いのが特徴」だって? 『白ゆき姫殺人事件』公式サイト フリーパスポート12本目。 出来る子なので、地味な娘の演技は良いのだが、たまに可愛く見えてしまうので、この娘は磨けば光ると思わせるのは難点だ。目の辺りに特殊メイクでもすれば良かったのに。 コ...
白ゆき姫殺人事件
湊かなえ原作『白ゆき姫殺人事件』を観た。原作本の宣伝コピーは「一筋縄ではいかない意地悪目線の ミステリ」。確かに映画でも登場人物たちの意地悪目線、善意の欠落っぷりはただごとじゃなかった。これぞ湊かなえ と思える、納得のシロモノでありました。うわっつらの善...
「白ゆき姫殺人事件」 ここにいるよ
記憶は、必ずしも事実とは違います。 人は思い出したいように思い出し、そこには自分
『白ゆき姫殺人事件』('14初鑑賞31・劇場)
☆☆☆★- (10段階評価で 7)
3月29日(土) OSシネマズ神戸ハーバーランド スクリーン9にて 15:10の回を鑑賞。
「白ゆき姫殺人事件」
これは中村監督と知って行くことに決めました
観て間違いない!と思ったので
確かに間違いありませんでした
やっぱいいですね 中村監督
この映画に出てくる皆さんはいつもの俳優・女優さんとは違います
新たな一面をたたき出したっつ感じ
いいですね〜 皆さん...
映画『白ゆき姫殺人事件』を観て
14-35.白ゆき姫殺人事件■配給:松竹■製作年、国:2014年、日本■上映時間:126分■料金:1,100円■観賞日:4月14日、TOHOシネマズ日本橋(三越前)
□監督:中村義用◆井上真央◆綾野剛◆蓮佛美沙子◆菜々緒◆金子ノブアキ◆谷村美月◆小野恵令奈◆染谷将太◆ダンカン◆...
『ニシノユキヒコの恋と冒険』『白ゆき姫殺人事件』『ゲキ×シネ』
[E:pig] [E:pig] [E:pig] 気がつけば、3か月のご無沙汰でした。 2月の11日に里帰り出産の娘を迎
白ゆき姫殺人事件
2014年
日本
126分
ミステリー/サスペンス
劇場公開(2014/03/29)
監督:
中村義洋
『みなさん、さようなら』
原作:
湊かなえ『白ゆき姫殺人事件』
出演:
井上真央:城野美姫
綾野剛:赤星雄治
菜々緒:三木典子
金子ノブアキ:篠山聡史
小野恵令奈:満島栄...
白ゆき姫殺人事件
【概略】
美人OL惨殺事件をめぐり、地味なOL・城野美姫に疑惑の目が向けられる。TV番組のディレクター・赤星雄治は彼女の足取りを追い掛けるのだが…。
サスペンス
原作が湊かなえさんでネット炎上をテーマにした作品なんですが、この原作者の作品という事で、あまり作品的な深みはないです。
内容自体もTwitter炎上や視聴率を意識したニュース番組のコメンテーターの発言、取材を受け...
Twitterって怖いね〜ヾ(・∀・;)オイオイ〜「白ゆき姫殺人事件」〜
白ゆき姫殺人事件 Blu-ray松竹 2014-09-03by G-Tools
体調を崩してフニャフニャしてても映画3本みたよ〜の1本目。(え)GyaOで鑑賞。
[ Agehaさんがリツイート
たられば @tarareba722 · 11月6日
ツイッターで何か呟こうかな、と思っても「やっぱ面白...
映画「白ゆき姫殺人事件」レビュー(貫地谷しほり、世界中の人間が敵になっても俺はお前の味方だ)
映画「白ゆき姫殺人事件」のブルーレイを見たのでレビュー記事(感想)を書いてみたいと思います。(ネタバレは無しです。)YouTube 映画『白ゆき姫殺人事件』予告編 動 ...
白ゆき姫殺人事件
現代のネット社会を皮肉っぽくあぶりだした、湊かなえらしいサスペンス。
井上真央、綾野剛、蓮佛美沙子と、好きな俳優さんが次々、出てきて嬉しかったです。
「サイレーン」も菜々緒の正しい使い方(?)、と感じましたが、この作品も、しかり。キャスティングが心憎いなぁ、と感じました。
なにげに、ヴァイオリン奏者として、TSUKEMENが出てたのも嬉しかったです。(ひとりは、佐田まさしジ...
井上真央主演、映画「白ゆき姫殺人事件」 入り混じる嘘と噂と真実
映画「白ゆき姫殺人事件」(2014/3/29公開)を観ました。原作:湊かなえ 監督:中村義洋 脚本:林民夫 出演: 井上真央、綾野剛、菜々緒、蓮佛美沙子 金子ノブアキ、小野恵令奈、谷村美月
あらすじ:日の出化粧品の美人社員・三木典子(菜々緒)が何者かに惨殺される事件が起こり、典子と同期入社で地味な存在の女性・城野美姫(井上真央)に疑惑の目が向けられる。テレビのワイドショーのディレクタ...