『LIFE!』 赤か青なら、赤を選ぼう!
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いったい、どうしろと云うのだ!?
映画が進行するにつれ、私は居心地の悪さを覚えはじめた。
『LIFE!』は1947年のダニー・ケイ主演作『虹を掴む男』のリメイクだが、2007年に70年の歴史に幕を下ろしたグラフ誌『LIFE』を絡めることで、現代的になっている。
雑誌そのものを手に取ったことはなくても、『LIFE』の名を知る人は多いだろう。マンガ家石ノ森章太郎が、『LIFE』に掲載されたサイボーグの記事に触発されて『サイボーグ009』を構想したと語っていることはあまりにも有名だ。『LIFE』がなければ、石ノ森章太郎のライフワークと云われる『サイボーグ009』は誕生しなかったかもしれないし、そうなればサイボーグという言葉が日本でこれほど普及することもなかったかもしれない。
紙媒体としての『LIFE』は2007年をもって姿を消したが、『LIFE』は今もWeb上のサービスとして存在する。
しかし、紙の『LIFE』の休刊とともに職を失った人は多いはずだ。紙からデジタルへの移行は、今まさに多くの人を直撃している課題である。
本作の主人公ウォルター・ミティは、『LIFE』に掲載される厖大な写真のネガを管理している。主な作業場所は倉庫の中で、この上なく地味な仕事だ。リストラ担当の新しい上司にはバカにされ、職場の女性には片思いを募らせるばかりで誘いの言葉もかけられない。
ウォルターらは『LIFE』の最終号発行に向けて準備を進めることになるが、最終号の表紙にするべき写真――フォトジャーナリストのショーンをして、自身の最高傑作であり、『LIFE』の真髄と云わしめた写真の行方が判らなくなってしまう。窮地に立たされたのは、ネガを管理するウォルターだ。
いくら探しても写真を見つけられないウォルターは、本当にネガを送ったのか確かめるため、ショーン本人に連絡を取ろうとするのだが……。
うだつの上がらないウォルターの唯一の逃げ場は、空想の中だ。
駅で、職場で、公園で、ウォルターはすぐ白昼夢にふけってしまう。空想の中のウォルターは冒険心に溢れており、大災害の現場で雄々しく活躍し、女性にも堂々と話しかけることができる。
けれども、すぐに空想に逃げ込むウォルターは、現実の世界ではボンヤリした男と呆れられている。
そんな映画を目にしながら、私は居心地が悪かった。
空想の中のウォルターは、超人的な力を発揮したり、ユーモア溢れる会話で女性を魅了したりする。これらのシーンは多分にコミカルだから、観客は笑えば良いのだろう。
しかし、私には笑えなかった。
これはしょせん空想の中の出来事だ。我に返れば雲散霧消する。空想のシーンがユニークであればあるほど、そして迫力があればあるほど、私は白けてしまった。これらはどうせ、ウォルターが逃避した心の中でしかないのだ。
あなたもこんな風に現実から逃げ出したいことがあるでしょう――そう見透かされているようで、居心地が悪かった。
それから映画は、フォトジャーナリストのショーンを探して世界を旅するウォルターを映し出した。
『マトリックス』の主人公ネオが、これまでどおりの安穏とした生活に戻れる青い薬ではなく、真実を探求する赤い薬を選んだように、ウォルターは赤いレンタカーを選んで旅に出る。
北の果てグリーンランドへ向かうウォルター、海に飛び込みサメと戦うウォルター、アイスランドの火山を訪れるウォルター。さらにはアフガニスタンやヒマラヤへとウォルターの旅は続く。
作品の舞台を『LIFE』の出版社にしたことが、ここで効いてくる。『LIFE』のフォトジャーナリストを追うのであれば、世界中を旅する理由になる。大がかりなロケを生かしたストーリーも展開できる。
アイスランドで撮影したそれらの映像は、CGIで作った空想の世界とは違い、雄大で美しかった。
火山のふもとの長い坂をスケートボードで滑走するのは爽快だったし、アフガニスタンの軍閥の長たちが手作りのケーキに喜ぶ姿は愉快だった。
見知らぬ土地、見知らぬ人々との出会いを通して、ウォルターは逞しくなっていった。白昼夢にふけることもなくなった。
客席の私もウォルターとともに世界を旅しながら、驚きと興奮を感じていた。
だが、相変わらず居心地は悪かった。
素晴らしい映像に打たれながらも、居心地の悪さは増すばかりだった。
いったい、どうしろと云うのだ!?
映画を観ながら私は思った。
都会の片隅に埋もれて空想の中に逃げ込んでいるよりも、広い世界に飛び出そう――というメッセージは判る。違う国、違う大陸の人々との出会いは刺激に満ちていて、大自然はこれまで抱えていた悩みなんか吹き飛ばすほど素晴らしい。それは映画から感じられる。
でも私には、無くし物を探して今すぐグリーンランドへ飛ぶことはできないし、人を訪ねて一人でヒマラヤを探索することもできない。
「生きてる間に、生まれ変わろう。」
『LIFE!』のポスターにはそんな文字が躍るけど、これほどの旅をすれば生まれ変われるというのなら、これほどの旅をしなければ生まれ変われないというのなら、私には共感できない。
この映画を通して、見たこともない映像を目にすることができた。それだけのことでしかない。
私はそう思った。
ところが、映画が最後に提示したのは、ウォルターの地味な仕事の肯定だった。都会の片隅で人知れずこつこつ生きてきたウォルターの、すべてを肯定することだった。
世界に飛び出さなくても、これまでウォルターのやってきたことが大切だったのだ。
ウォルターは気が付いていないだけだった。
彼が歩み出すべき土地も、話しかけるべき人々も、彼の目の前に存在したのだ。
映画を最後まで観た私は、涙が溢れた。
「この映画のメッセージは、現実を受け止め、毎日の生活を大事にすれば、本や夢で見るよりも充実した人生を手にできるということ。」
本作の監督・制作・主演を務めたベン・スティラーは公式サイトのインタビューに応えて述べている。
「夢は大切だけど、自分の責任は果たさなければならない。想像力は物事が何も上手く行かなかったときに、諦めの気持ちを軽減してくれるものなんだ。」
100冊の本を読むよりも、100本の映画を観るよりも、大切なのはいま目の前の仕事をきっちり行うことだ。家族や、自分が責任を持つ人々との関係を大切にすることだ。
誰かが見ているかもしれないし、誰も見ていないかもしれない。だが、そんなことは関係ない。自分のするべきことをきちんと行うのが、自分にとって価値があるのだ。
ベン・スティラーはこうも語る。
「若い時はとにかく仕事で認められたい、人に評価されたいと、一生懸命に頑張る。でも、ある年齢に達すると、そうじゃなくなり、同じ仕事でも自分のためにやるようになるんだ。自分のためにこつこつ仕事をするのが大事なんだと、目的意識が変わっていく。それが大人になるということなんだ。」
私は最高の後味を噛みしめながら、映画館を後にした。
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監督・制作/ベン・スティラー
出演/ベン・スティラー クリステン・ウィグ アダム・スコット シャーリー・マクレーン ショーン・ペン キャスリン・ハーン
日本公開/2014年3月19日
ジャンル/[ファンタジー] [ドラマ] [アドベンチャー]

【theme : ヒューマン・人間ドラマ】
【genre : 映画】
⇒comment
おはようございます
トラックバックどうもでした
なるほど!
アンチ旅の私も最初はこの映画、どう解釈していいか戸惑ったんですよね。
自分探しの海外旅行とか抵抗あったのになんで感動したんだろって(^_^;)
「繰り返される日常の中にこそ意味があるし、冒険なんだよ」っていうのは『カールじいさんの空飛ぶ家』のメッセージでもあったんですけど、そういうことだったのか~・・・
退屈な毎日の仕事を責任を持って取り組み続けたこと、それを最後に肯定されたからカタルシスがあったんだなあ・・・
なるほど!
アンチ旅の私も最初はこの映画、どう解釈していいか戸惑ったんですよね。
自分探しの海外旅行とか抵抗あったのになんで感動したんだろって(^_^;)
「繰り返される日常の中にこそ意味があるし、冒険なんだよ」っていうのは『カールじいさんの空飛ぶ家』のメッセージでもあったんですけど、そういうことだったのか~・・・
退屈な毎日の仕事を責任を持って取り組み続けたこと、それを最後に肯定されたからカタルシスがあったんだなあ・・・
Re: おはようございます
ゴーダイさん、こんにちは。
記事を読み返したら、文章の一部が欠落した状態で公開していました。お恥ずかしい
『カールじいさんの空飛ぶ家』も、旅そのものの魅力もさることながら、旅を経た先の新たな日常を重視した映画でしたね。
旅をしたからって自分が見つかるかどうかは疑問ですが、何ごとも自分の目で見るのは大事だと思います。その意味で、本作の主人公が、管理する写真の世界を肉眼で見て回ったことは意義があるかもしれませんね。
記事を読み返したら、文章の一部が欠落した状態で公開していました。お恥ずかしい

『カールじいさんの空飛ぶ家』も、旅そのものの魅力もさることながら、旅を経た先の新たな日常を重視した映画でしたね。
旅をしたからって自分が見つかるかどうかは疑問ですが、何ごとも自分の目で見るのは大事だと思います。その意味で、本作の主人公が、管理する写真の世界を肉眼で見て回ったことは意義があるかもしれませんね。
すごい!いいレビューですね!この映画未見ですがすごく見たくなりました!
Re: タイトルなし
ななしさん、こんにちは。
コメントありがとうございます。
この映画、いいですよ:-)
まだ始まったばかりなので、ぜひ映画館へ足をお運びください。
コメントありがとうございます。
この映画、いいですよ:-)
まだ始まったばかりなので、ぜひ映画館へ足をお運びください。
No title
はじめまして!ブログランキングの方からきました。
LIFE!、気になっていたのでナドレックさんのレビュー参考になりました!
『エンジェル・ウォーズ』みたいなノリの作品なのかなって印象です。
機会があったら見に行きますね。
LIFE!、気になっていたのでナドレックさんのレビュー参考になりました!
『エンジェル・ウォーズ』みたいなノリの作品なのかなって印象です。
機会があったら見に行きますね。
Re: No title
Shoさん、はじめまして。
コメントありがとうございます。
『エンジェル ウォーズ』とはちょっと違う気がしますが、似ているところもあります。
機会があれば是非!
コメントありがとうございます。
『エンジェル ウォーズ』とはちょっと違う気がしますが、似ているところもあります。
機会があれば是非!
LIFE! アナログが伝えるもの
ナドレックさん、こんにちは
映画の前半、特撮を駆使した妄想シーンは、ナドレックさん同様みていてつらい感覚となりました。現実を追い求めてくるあたりから、大自然の素晴らしい景色、写真家ショーンが見てきたことを体験する旅の連続は、日頃おもしろおかしくもない会社生活と比べると、とてもエキサイティングな気分になりました。
しかし、この映画の狙ったのはそういうことじゃなかった。
毎日の退屈な生活、解雇手当を貰い、貧しい生活のためピアノを売り、小遣い帳をせっせとつける毎日。どこに感動があるのか?こんなに近くにあるって分かったとき、頭の中を「がーん」ってたたかれたような感じを受けました。
LIFEって雑誌は世界で起きる真実を伝えるもの。しかし、写真家ショーンのように本当に素晴らしいシーンは、自分の脳裏にだけおいておいてシャッターを切ってない。そんなものなのかもしれない。自分にとって重要なものは、人の生き様じゃなくて、自身の生活がすべてだから。
ナドレックさんのブログを読んでより確証を得ました。ありがとうございまいした。もう一度みにいくかなぁ。。。
映画の前半、特撮を駆使した妄想シーンは、ナドレックさん同様みていてつらい感覚となりました。現実を追い求めてくるあたりから、大自然の素晴らしい景色、写真家ショーンが見てきたことを体験する旅の連続は、日頃おもしろおかしくもない会社生活と比べると、とてもエキサイティングな気分になりました。
しかし、この映画の狙ったのはそういうことじゃなかった。
毎日の退屈な生活、解雇手当を貰い、貧しい生活のためピアノを売り、小遣い帳をせっせとつける毎日。どこに感動があるのか?こんなに近くにあるって分かったとき、頭の中を「がーん」ってたたかれたような感じを受けました。
LIFEって雑誌は世界で起きる真実を伝えるもの。しかし、写真家ショーンのように本当に素晴らしいシーンは、自分の脳裏にだけおいておいてシャッターを切ってない。そんなものなのかもしれない。自分にとって重要なものは、人の生き様じゃなくて、自身の生活がすべてだから。
ナドレックさんのブログを読んでより確証を得ました。ありがとうございまいした。もう一度みにいくかなぁ。。。
Re: LIFE! アナログが伝えるもの
ヤマトおやじさん、こんにちは。
同感です。
写真家ショーンが、本当に素晴らしい光景は写真に撮らず、じっと見つめているのが印象的ですね。
写真に限らず、現在は居ながらにして世界中の出来事を知ることができます。しかし、自分で体験し、自分の目で見ることに勝るものがあるでしょうか。人生を積み重ねるより面白いものがあるでしょうか。
そんなことをしみじみ感じました。
いい映画ですね。
同感です。
写真家ショーンが、本当に素晴らしい光景は写真に撮らず、じっと見つめているのが印象的ですね。
写真に限らず、現在は居ながらにして世界中の出来事を知ることができます。しかし、自分で体験し、自分の目で見ることに勝るものがあるでしょうか。人生を積み重ねるより面白いものがあるでしょうか。
そんなことをしみじみ感じました。
いい映画ですね。
No title
> 夢は大切だけど、自分の責任は果たさなければならない。
よし、みんな、すき家に集合だ!
よし、みんな、すき家に集合だ!
Re: No title
ふじき78さん、こんにちは。
すき家はやっぱり牛あいがけカレーが美味いなぁ。もぐもぐ。
すき家はやっぱり牛あいがけカレーが美味いなぁ。もぐもぐ。
疑問が晴れました。
初めてコメントさせて頂きます。
映画は最近好きになりました。
ホラーグロ暴力スリラーは見ていてあまり気持ちの良い物ではなく、苦手です。
この映画はみた後感動しました。
上記に書いた内容は出てこないものの、皆さんも書いていた通り序盤の空想は私も見ていてあまり気持ちの良いものではなく、何ならしらけていました。空想に浸っても現実世界では馬鹿にされ何も変わらないのに、と。
空想はいつも話の流れから違和感なく始まり、あぁこれってまた空想か…と途中でガッカリしていましたが、段々とそれは現実での出来事になっていき、サメのシーンではえ?これ現実なの?と私も途中まで思いました。
でもどうしてこの内容を作中に入れたのか、最後の写真の意味は?と自力では辿り着けなかったため、意図が知りたく調べていたらこの記事に辿り着きました。
最初の方はとても共感出来ました。だからこそ、最後の意味がとてもよくわかりました。
私もそんな風に自分で辿り着けるよう精進します笑
コメント欄も拝見し、主さんの考え方が素晴らしいなと思い私もコメントさせて頂きました。
長文失礼しました。
映画は最近好きになりました。
ホラーグロ暴力スリラーは見ていてあまり気持ちの良い物ではなく、苦手です。
この映画はみた後感動しました。
上記に書いた内容は出てこないものの、皆さんも書いていた通り序盤の空想は私も見ていてあまり気持ちの良いものではなく、何ならしらけていました。空想に浸っても現実世界では馬鹿にされ何も変わらないのに、と。
空想はいつも話の流れから違和感なく始まり、あぁこれってまた空想か…と途中でガッカリしていましたが、段々とそれは現実での出来事になっていき、サメのシーンではえ?これ現実なの?と私も途中まで思いました。
でもどうしてこの内容を作中に入れたのか、最後の写真の意味は?と自力では辿り着けなかったため、意図が知りたく調べていたらこの記事に辿り着きました。
最初の方はとても共感出来ました。だからこそ、最後の意味がとてもよくわかりました。
私もそんな風に自分で辿り着けるよう精進します笑
コメント欄も拝見し、主さんの考え方が素晴らしいなと思い私もコメントさせて頂きました。
長文失礼しました。
Re: 疑問が晴れました。
好きな映画ははじまりのうたさん、はじめまして。
『LIFE!』が公開されて六年が経ちますが、こうしてコメントをいただくと鑑賞したときの感動が甦ります。
映画を観た感想をブログに公開しといて良かったなと思いました。
ありがとうございます。
『はじまりのうた』も、とてもいい映画ですね。
私も大好きです。
『LIFE!』が公開されて六年が経ちますが、こうしてコメントをいただくと鑑賞したときの感動が甦ります。
映画を観た感想をブログに公開しといて良かったなと思いました。
ありがとうございます。
『はじまりのうた』も、とてもいい映画ですね。
私も大好きです。
⇒trackback
トラックバックの反映にはしばらく時間がかかります。ご容赦ください。『LIFE! (原題:The Secret Life of Walter Mitty)』 一歩踏み出す勇気
3月20日鑑賞
※今回ネタバレはしてません(たぶん)
ジェームズ・サーバーの短編小説である「虹をつかむ男」を原作として、過去に映画化された同タイトルの『虹を掴む男』のリメイク。
といっても僕はまったくこの小説の事も映画の事も知りませんでした。予告を観て監督がベン・スティラーだし、単純に面白そうだと思ったの観に行きました。
『トロピック・サンダー/史上最低の作戦』の監督や『ナ...
LIFE!
「面白い度☆☆☆☆☆ 好き度☆☆☆☆☆」
世界を見て、お互いを知ろう。それが人生(ライフ)の目的だから――
ふむなさん超オススメ映画。正直観る予定なかった。だって予
LIFE!
ラストと景色は良かった。
LIFE!/世界はずっとそこにあって、ただ、僕がそれを知らなかった
LIFE!The Secret Life of Walter Mitty/監督:ベン・スティラー/2013年/アメリカ
こんな世界は想像できなかっただろ、って、現実が言ってくるんだ
TOHOシネマズ日劇スクリーン1、K-18で鑑賞。
原作未読、オリジナル「虹を掴む男」も未見です。ベン・スティラーだから見ました。
あらすじ:写真がない!
『LIFE』編集部でネガフィルム管理を...
[洋画] この映画には「!」が確かにあった「LIFE!」
ラストシーンの印象度という点では、これまで観た映画の中でも一、二を争うかも知れない。 題名LIFE!(The Secret Life of Walter Mitty) 原作ジェームズ・サーバー「虹をつかむ男」/同題の映画(1950年)のリメイク 監督ベン・スティラー 出演ベン・スティラー(ウォルタ
LIFE!
試写会で見ました。 【私の感覚あらすじ】 妄想だらけだった主人公が、ネガを無くし
試写会「LIFE!」
人生って…
詳細レビューはφ(.. )
http://plaza.rakuten.co.jp/brook0316/diary/201402130002/
【送料無料選択可!】「LIFE!」オリジナル・サウンドトラック[CD] / サントラ価格:2,520円(税込、送料別)
[CD]VARIOUS ヴァリアス/SECRET LIFE OF WALTER MIT...
LIFE!
あらすじ: 雑誌「LIFE」の写真管理部で働くウォルター・ミティ(ベン・スティラー)は、思いを寄せる女性と会話もできない臆病者。唯一の特技は妄想することだった。ある日、「LIFE」表紙に使用する写真のネガが見当たらない気付いたウォルターはカメラマンを捜す旅へ...
LIFE! ★★★★
凡庸で空想癖のある主人公が未知なる土地への旅を経て変化していくさまを、ベン・スティラー監督・主演で描くヒューマンドラマ。夢を諦め、写真雑誌の写真管理部で働く地味な中年男性が、ひょんなことからニューヨークをたち世界中を巡る旅を繰り広げる様子をファンタジッ...
LIFE!
LIFE!@よみうりホール
LIFE! / The Secret Life of Walter Mitty
1947年のダニー・ケイ主演の映画『虹を掴む男(The Secret Life of Walter Mitty)』のリメイク(あるいは、はやりのリブート?)作品。
「この映画の主人公は、貴方です」と言うのがこの映画のキャッチコピーですが、洋画の日本国内向けキャッチコピーとしては、珍しく...
LIFE!
ベン・スティーラーが製作・監督・主演と大活躍して、映画の醍醐味を十二分に魅せてくれた。特殊効果に大金をかけて映画を作らなくても物語がよければ、観客を感動させることができる。すばらしい映画だった。
LIFE!/ベン・スティラー
平凡で空想癖のある主人公が未知なる土地への旅を経て変化していく姿をベン・スティラーが監督、主演を務めたヒューマン・ドラマです。ここ最近公開された映画の中では劇場予告編 ...
LIFE!
伝統ある雑誌「LIFE」の廃刊が決まった。 同時に、外部からやって来た髭男テッド・ヘンドリックス(アダム・スコット)によるリストラも始まった。
『LIFE!』(試写会)
'14.02.17 『LIFE!』(試写会)@よみうりホール
気になって試写会いくつか応募。 海外ドラマNAVIさんで当選! 『ホビット 竜に奪われた王国』に続いての当選。ありがとうございました! ということで、よろこんで行って来たー
ネタバレありです!
「LIFE誌の写真管理部に勤務するウォルター・ミティは、気になる相手に声もかけられない中年男。彼の唯一の楽しみは空想世界でヒーローに...
LIFE!
雑誌「LIFE」の写真管理部で働くウォルター・ミティ(ベン・スティラー)は、思いを寄せる同僚のシェリル・メルホフ(クリステン・ウィグ)に話しかけることさえままならない臆病者で、唯一の特技は妄想することだった。
ある日、「LIFE」最終号を飾るはずだった写真のネガがないことに気づいたウォルターは、カメラマンのショーン・オコンネル(ショーン・ペン)を捜すため、ニューヨークからグリーンラン...
『LIFE!』
リアルを楽しむ。それが人生だ!
「人生は美しい」。この使い古されたフレーズを妄想癖のある凡庸な主人公を介して描く試みは面白いものの、どうも妄想過多な前半、世界を旅する ...
LIFE!
一足早く試写会で観ました。雑誌「LIFE」誌の写真管理部に勤務しているウォルターさん。変わりばえのしない平凡な毎日の繰り返し。想いをよせる同僚のシェリルと接触しようとデートサイトに登録するも上手く行かず。そんなウォルターさんは、自分がスーパーマンになったか...
映画:LIFE! 原題:The Secret Life of Walter Mitty 「監督・主演」が裏目に出た感じ、と判断。
オープニングのクレジットで、「監督=ベン・スティラー」ときてまず面食らった…
主演と監督を兼ねた映画は通常、「出来・不出来」がくっきり分かれてしまうから!
(ベン・スティラー自分で監督をするのは数回目にしても)
さらに、元々困っていた事が。
彼が若い時...
LIFE!
評価:★★★★【4点】(AF)
最初はどうかと思ったヒロインが徐々にチャーミングに見えてきた。
LIFE!/THE SECRET LIFE OF WALTER MITTY
「人生はチョコレートの箱の中のよう。あけてみるまではわからない」
って名作「フォレスト・ガンプ」の一節だけど。
まさにそんな、人生の冒険の旅に出よう!と訴えてくる作品
待ってました
「トロピック・サンダー」から5年ぶりとなるベン(スティラー)監...
「LIFE !」☆リアルの素晴らしさ
これは素敵!
胸が熱くなり、わくわくして心弾み、さらに高揚感が増していく。
そして最後にこの映画と自分自身が愛おしくなる。
まさに『その一歩』を踏み出したくなる、生きている間に生まれ変われる映画☆
LIFE! The Secret Life of Walter Mitty
3月19日から公開の本作、久々に試写会に当選し六本木の試写室で見てきました。
ネットや携帯電話の普及に伴い、私たちの生活は驚くほど変わってしまいました。
そんな時代の流れの中で、新しく台頭する産業がある一方、衰退していく産業があって、
なんだかちょっと寂し...
『LIFE!』 2014年2月17日 よみうりホール
『LIFE!』 を試写会で鑑賞しました。
上映後に拍手があったが、そこまでの映画だったかな
まさか仕込みじゃないよね
【ストーリー】
雑誌「LIFE」の写真管理部で働くウォルター・ミティ(ベン・スティラー)は、思いを寄せる女性と会話もできない臆病者。唯一の特技は妄想することだった。ある日、「LIFE」表紙に使用する写真のネガが見当たらない気付いたウォルターはカメラマンを捜す旅へ出る。ニ...
LIFE!
【THE SECRET LIFE OF WALTER MITTY】 2014/03/19公開 アメリカ 114分監督:ベン・スティラー出演:ベン・スティラー、クリステン・ウィグ、アダム・スコット、キャスリン・ハーン、シャーリー・マクレーン、ショーン・ペン
この映画には「!」がある。
[Story]雑誌「LI...
LIFE!
予告編が公開されてから、ずっと楽しみにしていた映画。綺麗な風景の写真を一枚一枚、
張り巡らせたような
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読み応えのある文章で
...
LIFE!
長い歴史を持つ雑誌LIFE誌の廃刊が決まり、社員は新しいボスが断行するリストラに怯えていた。 そんな時、写真管理部門で働く空想好きな男ウォルター・ミティは、最終号表紙の写真のネガが見つからないことに気づく。 撮影したカメラマンのショーンは世界放浪中で、どこにいるのかもわからない。 クビを恐れたウォルターは、ショーンを探す旅に出ることに。 それは想像を絶する大冒険だった…。 ヒューマンドラマ。...
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「そこそこ面白いけど劇場に足を運ぶほど ...
【LIFE! 】 映画@見取り八段
監督: ベン・スティラー
出演: ベン・スティラークリステン・ウィグシャーリ
[映画『LIFE!』を観た(寸評)]
☆どうも、予告編の、内宇宙を描いたが如き内容を、初っ端から肯定的に賛歌しているような雰囲気が気持ち悪く、見るのが嫌だったのだが、同じく公開した『ローンサバイバー』や『ワンチャンス』の時間が合わず、こちらを見た。
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「LIFE!」 ちょっとした新しいこと
主人公ウォルター・ミティは雑誌「LIFE」の写真の管理をしています。 日々実直に
『LIFE!』
(原題:The Secret Life Of Walter Mitty)
----昨日は、久しぶりに映画館ではしごしたんだよニャ。
お空から見ていたけど、スゴい行列だったよね。
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そのほとんどが『アナと雪の女王』。
おかげで1時間以上並んで、
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チ...
映画「LIFE!(字幕版)」 感想と採点 ※ネタバレあります
映画 『LIFE!(字幕版)』 (公式)を先日、劇場鑑賞。採点は、 ★★★★ ☆ (5点満点で4点)。100点満点なら75点にします。
なお、本作は、ジェームズ・サーバーの短編小説『虹をつかむ男』(1939年発表)を原作とする映画『虹を掴む男』(ダニー・ケイ主演/1947年公開)のリメイク作品で、そちらは鑑賞済み。
ざっくりストーリー
雑...
「LIFE!」:もっと名作たり得たのでは?
映画『LIFE!』は、いかにも『フォレスト・ガンプ』的な名作狙いで、結局そのライ
■LIFE!
第340回「明日への活力を与えてくれる作品でした。」
多くの映画を観ていると、同時に多くの予告編を観ることになります。その予告編の中で時々とても良く出来た予告編に出会うことがある。その全てが映画本編も良く出来た映画とは限らない。予告編がとても良く出来て...
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□作品オフィシャルサイト 「LIFE!」□監督 ベン・スティラー□脚本 スティーブ・コンラッド□原作 ジェームズ・サーバー□キャスト ベン・スティラー、クリステン・ウィグ、シャーリー・マクレーン、 アダム・スコット、キャスリン・ハーン、ショーン...
「LIFE!」
2013年・アメリカ 配給:20世紀フォックス映画 原題:The Secret Life of Walter Mitty 監督:ベン・スティラー 原作:ジェームズ・サーバー原案:スティーブ・コンラッド
LIFE!
『LIFE!』を吉祥寺オデヲンで見ました。
(1)予告編で見て面白そうだと思い、映画館に行ってきました(注1)。
本作の主人公は、世界的に有名な写真雑誌『Life』(注2)の写真管理部に勤務するウォルター・ミティ(ベン・スティラー)。
冒頭では、婚活サイトのよ...
LIFE! 監督/ベン・スティラー
【出演】
ベン・スティラー
ショーン・ペン
クリステン・ウィグ
【ストーリー】
雑誌「LIFE」の写真管理部で働くウォルター・ミティは、思いを寄せる女性と会話もできない臆病者。唯一の特技は妄想することだった。ある日、「LIFE」表紙に使用する写真のネガが見...
「LIfe」、普通のサラリーマンの大冒険映画です
おススメ度 ☆☆☆
サラリーマンに飽きて冒険したい人 ☆☆☆☆
毎日 同じ生活を繰り返していますか
仕事で大きな失敗をしたことがありますか
自信をなくしていませんか
空想することはありませんか
自分を変えたいと思いますか
これ、予告編のお題目ですが、上記に当て...
2014年の015「LIFE!」
「フォレスト・ガンプ」のような作品だと聞いたので、どこまで虚で実なのか気になっ
LIFE!
■「LIFE!/The Secret Life Of Walter Mitty」(2013年・アメリカ)
監督=ベン・スティラー
主演=ベン・スティラー クリステン・ウィグ アダム・スコット シャーリー・マクレーン ショーン・ペン
ダニー・ケイ主演のクラシック「虹を掴む男」(1947)に...
映画「LIFE!」
2014/3/24、109シネマズ木場。
スクリーン8。
前回F列で後ろ過ぎ感があり、通路直後のE列を選択。
高さ的にはちょうど。
シアター入口に「通常版、3Dではありません」とあったが、
この映画に3D版は元々ないのでは。
それとも注意書きはこの映画の事で...
[映画][☆☆☆★★]「LIFE!」感想
1947年に公開されたダニー・ケイ主演の映画「虹を掴む男」を、「ナイトミュージアム」のベン・スティラー監督・製作・主演でリメイク。フォトブラフ雑誌「LIFE」編集部のネガ管理人として働く平凡な中年男が、ある出来事をきっかけに世界を巡り、自分を見つめ直す
「LIFE!」一歩踏み出す勇気、そして映画的な創造世界
「LIFE!」★★★★☆
ベン・スティラー、クリステン・ウィグ、
ショーン・ペン、シャーリー・マクレーン出演
ベン・スティラー監督、
115分 2014年3月19日公開
2013,アメリカ,20世紀フォックス映画
(原題/原作:THE SECRET LIFE OF WALTER MITTY)
映画『LIFE!』を観て
14-29.LIFE!■原題:The Secret Life Of Walter Mitty■製作年、国:2013年、アメリカ■上映時間:114分■料金:1,800円■観賞日:3月22日、TOHOシネマズ六本木ヒルズ(六本木)
□監督・製作:ベン・スティラー◆ベン・スティラー◆クリステン・ウィグ◆ショーン...
LIFE!
「LIFE!」 TOHOシネマズ錦糸町
アメリカのグラフ誌「LIFE」の写真管理部で働くウォルター・ミティ(ベン・スティラー)は、会社と家を往復する変化のない日々を送ってい
「LIFE!」
3月20日にオープンしたTOHOシネマズ日本橋に、ベン・スティラー監督・主演のア
LIFE!
『LIFE!』---THE SECRET LIFE OF WALTER MITTY---2013年(アメリカ)
監督:ベン・スティラー
出演:ベン・スティラー 、クリステン・ウィグ、アダム・スコット 、シャーリー・マクレーン、ショーン・ペン
ジェームズ・サーバーの短編を基にしたダニ...
LIFE!
なんてステキな心の開放感!
* * * * * * * * * *
「LIFE」は1936年に創刊され、2007年まで形を変えながら出版されたグラフ誌。
その最後の時期を想定したストーリーです。
この写真管理部で働くウォルター・ミティ(ベン・スティラー)は、
臆病...
『LIFE!』('14初鑑賞28・劇場)
☆☆☆☆☆ (10段階評価で 10)
3月21日(金・祝) 109シネマズHAT神戸 シアター7にて 14:05の回を鑑賞。
人生の真髄~『LIFE!』
THE SECRET LIFE OF WALTER MITTY
NYでLIFE誌の写真管理部に勤務するウォルター・ミティ(ベン・スティラー)
は、空想癖のある地味な男。長年、LIFE誌の表紙写真を担当していた放浪
の写真家、ショーン・オコンネル(ショーン・ペン)から送られてきた最終号の
表紙ネガが失われていることに気付いたウォルターは、ショーンを探して...
LIFE!
評価点:72点/2013年/アメリカ/114分
監督:ベン・スティラー
この映画よりももっと端的に示した故事成語がある。「案ずるより産むが易いし」
雑誌「LIFE」のネガ管理担当のウォルター・ミティ(ベン・スティラー)はさえない日常を送る42歳の独身男性で...
「LIFE!」
自信をもって明日へ。
少し想像と違っていた。
B.スティラー演じる主人公の男性・ウォルターは冴えない男という設定ではあるものの、仕事に関しては堅実で実力も確かなものであった。
写真家のショーンはその仕事ぶりを高く評価、ヒロインのシェリルも出会ってほどな...
LIFE!
「LIFE!」監督:ベン・スティラー出演:ベン・スティラー(『マダガスカル3』『ペントハウス』)クリステン・ウィグ(『怪盗グルーのミニオン危機一発』『宇宙人ポール』)シャーリ ...
『LIFE!』をHTC渋谷1で観て、何でこれに惹かれないんだろうふじき★★
五つ星評価で【★★幻想と現実の隙間が少ない事を評価する人もいるが、私はそうは思わない】
毎日毎日同じ仕事をしているウォルター、ある日、仕事をやり遂げるために思いもかけ ...
空想が現実に勝るとき
13日のことですが、映画「LIFE!」を鑑賞しました。
試写会にて見ました。
廃刊が決まった雑誌「LIFE」の最後の表紙に使用する写真のネガが見当たらないことに気付いた
写真管理部の地味で平凡な人生を送る冴えない男ウォルター・ミティはカメラマンのショーンを捜す旅へ...
LIFE!
THE SECRET LIFE OF WALTER MITTY
2013年
アメリカ
114分
ファンタジー/ドラマ/アドベンチャー
劇場公開(2014/03/19)
監督:
ベン・スティラー
製作:
ベン・スティラー
出演:
ベン・スティラー:ウォルター・ミティ
クリステン・ウィグ:シェリル・メルホ...
LIFE!/ライフ
下記全部に○がつく私、主演は大好きなベン・スティラーで、それだけでも満足しちゃうんだけど、空想というか妄想というか、私の人生にもこうだったら良かったのになと思うところがたくさんあるので、実は楽しみにしていた本作。
○ 毎日毎日同じ生活を繰り返していますか?
○ 仕事で大きな失敗をしたことがありますか?
○ 空想することはありますか?
○ 大切な誰かのために、夢を諦めたことがあ...
LIFE!
監督:ベン・スティラー 出演:ベン・スティラー、クリステン・ウィグ、アダム・スコット、キャスリン・ハーン、シャーリー・マクレーン、ショーン・ペン、パットン・オズワルト
【解説】
凡庸で空想癖のある主人公が未知なる土地への旅を経て変化していくさまを、ベン...
『LIFE!』
LIFE!/ライフ
廃刊が決定した写真誌のネガ管理者は、
最終号を飾る写真のネガが無い事に
気付き写真家を探す旅に出る...
【個人評価:★★☆ (2.5P)】 (自宅鑑賞)
原題:The Secret Life of Walter Mitty