『42 ~世界を変えた男~』で注目すべきは人種差別問題ではない

 『42(フォーティーツー) ~世界を変えた男~』は奥深い思索を感動的なドラマで包み、上質なエンターテインメントに仕上げた素晴らしい映画である。

 本作が描くのは、実在の野球選手ジャッキー・ロビンソンだ。
 白人だけで構成されていた大リーグに、初の黒人選手として飛び込んだジャッキーは、野球ファンからも対戦チームからもチームメイトさえからも中傷され憎まれ、嫌がらせを受ける。
 とうぜん予想された苦難に敢然と立ち向かうジャッキー・ロビンソンを、日本で公開される出演作はこれがはじめてとなるチャドウィック・ボーズマンが好演し、彼を大リーグに引きずり込むブルックリン・ドジャースのゼネラルマネージャー(GM)、ブランチ・リッキーをハリソン・フォードが貫禄たっぷりに演じている。

 この映画は、ジャッキーが黒人ゆえに味わう苦しみと戦いを描いており、涙なくして観られない。その上、物語は野球の試合を中心に据えて、リーグ優勝をかけたチーム間のせめぎ合いや、ジャッキーと他の選手の対決等の見どころも多く、スポーツものとしても充分に面白い。
 だが本作の舞台となる1940年代の米国は、日本人に馴染みのある世界ではない。ましてや本作を黒人差別を題材にした作品だと思ってしまうと、日本人には遠い国の過去の出来事としか感じられない。
 しかし、もしも本作がかつて黒人差別があったことを振り返るだけの映画なら、米国人にとっても古くさくて説教じみてしまい、わざわざ1940年代の風物を再現してまで現代に作る意義はないに違いない。

 『42 ~世界を変えた男~』が現代の米国にも日本にも、いや日本にこそ強く響く映画なのは、ジャッキーをドジャースに入れようとしてリッキーが監督に電話するシーンだけでもよく判る。
 黒人選手のジャッキーをどう思うかとリッキーに尋ねられたレオ・ドローチャー監督は、迷いなくキッパリ云いきる。自分が目指しているのは優勝だけだと。優秀な選手なら黒人だろうが何だろうが関係ない。もしも役に立たなければ、実の弟でも追い出すだけだと。

 60年にわたって白人だけで営まれてきた大リーグには、強固な慣習や白人だけの連帯感があったはずだ。そこに黒人選手を投入すれば、「チームの和」が乱れてしまう。
 にもかかわらず、ドローチャー監督は黒人選手の参加をまったく厭わなかった。
 それどころか、優秀な選手を「黒人だから」という理由で排除するような「チームの和」なんかいらないと考えた。

 これまで当ブログをお読みになった方なら、このやりとりを聞いて押井守監督の勝敗論を思い出したことだろう。
 やはり大リーグを舞台にした映画『マネーボール』を俎上に載せて、押井守監督は次のように語っている。
---
現状維持を望むというのは勝たなくてもいいから言い訳が欲しいだけなんだ。要するに、直感や経験を重視する人は「勝つこと」を絶対条件にしてないことがほとんどなわけ。勝つためだったら自分の経験だろうがなんだろうがドブに捨てる覚悟がなかったら勝てるわけないじゃん
---

 黒人の参加を嫌う選手たちは、仲良く気持ちよくプレーをしたいのかもしれない。それには、今までどおり白人だけで固まっていたかったのかもしれない。
 しかしチームを優勝に導く責任を負っている監督にとって、大事なのは優勝に貢献できる選手かどうかだ。肌の色は関係ない。
 本作が2時間8分の上映時間を通じて描くのは、「人種差別はいけません」というお説教ではない。そこにあるのは、徹頭徹尾、能力主義の公平さである。

 『マネーボール』もそうだった。『マネーボール』は統計的手法を駆使することで、旧来の評価軸では埋もれてしまう人に脚光を当て、個人を公平に扱うことを訴える映画だった。
 とはいえ、データを分析して数字で人間を判断することには反発する人もいるだろう。『マネーボール』に反論するかのように野球映画『人生の特等席』が公開された。そこではドライなデータ分析が否定され、昔ながらの仲間意識や職人ならではの経験が尊重された。
 その『人生の特等席』に改めて反論するのが本作だ。本作は『マネーボール』のアプローチとは趣向を変えて、データ分析や数字による判断といった理性への働きかけではなく、差別への怒りや異人種が和解する喜び等の感情に訴えかけて、公平な世の中はどうあるべきかを観客に感じ取らせる。

 『42 ~世界を変えた男~』はジャッキー・ロビンソンというヒーローを描いた痛快作であり、『マネーボール』が題材にした統計オタクとGMの悩みからはかけ離れた映画に見える。
 だが本作のナレーションは、両作に同じ精神が流れてることを示している。
 本作の冒頭、語り部たる記者は云う。
 「野球は民主主義が本当にある証拠だ。野球のボックス・スコアには、体格も宗派も支持政党も肌の色も記録されない。そこにはただ試合での成績が記録されるだけだ。」
 数字だけに徹すること。それが民主主義だと主張する本作は、リベラル派のブラッド・ピットが制作した『マネーボール』と同じことを訴えている。

 だからこそ『42 ~世界を変えた男~』は、日本人に痛烈な一作だ。
 過去の人間関係も、どんな集団に属するのかもおかまいなしに、能力だけを物差しにして個人を評価する。――これは、日本人のもっとも苦手で嫌いなことだ。
 日本社会は今なお同質性が高く、異分子に寛容ではない。日本人は伝統的によそ者を簡単には受け入れず、集団の文化から逸脱した者を村八分にすることで安心社会を保ってきたからだ。

 脚本も手掛けたブライアン・ヘルゲランド監督が上手いのは、黒人選手をバックアップするGMブランチ・リッキーがメソジスト派であると強調し、数字を重視する能力主義と伝統的な信仰共同体とが矛盾しないことをアピールした点だ。こうして本作は『人生の特等席』を支持しそうな客層にも親近感を抱かせる。
 日本の伝統的コミュニティを重視する人々も、本作の正論には抵抗しにくいだろう。


 血縁、出身地、所属集団等にかかわらず公平に個人を評価すること。それと同じくらい嫌がられるのが、カネの多寡で良し悪しを判断することだ。
 金儲けするヤツは強欲で、いい人は金に執着しない。そんな内容の映画は多い。
 しかし、それではダメだと押井守監督は云う。
---
ビジネスを描いた映画の大半がダメなのはさ、結局みんな前提が間違ってるんだもん。要するに冷酷さと人間性の世界の対立というさ、そういう命題を立てた瞬間もう間違っちゃう。
---

 野球もビジネスだから金が動く。本作のGMブランチ・リッキーも、人類愛だけでジャッキーを取り立てるわけではない。
 ジャッキーの入団に猛反対するスタッフを相手に、リッキーは黒人選手を入団させれば黒人客の増加が見込めると説明する。
 「カネに黒も白もない。カネは緑なんだ。1ドル札は緑色だ。」
 多様な価値観や思想信条が対立するとき、カネは共通の尺度足りうる。破滅志向の人間はともかくとして、まともに収支を考慮する冷静さがある人間には、儲かるということが一定の説得力を持ち得るのだ。

 カネがすべてではないけれど、人類文明が誕生してからというもの、カネ以上に価値を定量的に表現する方法を私たちはまだ発明していない。各人が自分なりの価値観や思想をぶつけ合っても落としどころが見つからないとき、ものごとを金額に換算して議論するのは一つの知恵と云えるだろう。
 "いい人"からは嫌われがちなカネこそが、人種も偏見も関係ない唯一公平な価値判断であると示す点でも、本作は注目に値する。


 また、数々の嫌がらせにジャッキーが対抗する手段も見ものである。
 白人ばかりのチームに入れば、ジャッキーが攻撃の的になるのは目に見えていた。リッキーはこれから起こるであろう辛い日々を予言しながら、ジャッキーに問題を起こすなと釘を刺す。

 ジャッキーは反論した。「あなたは、やり返す勇気もない選手が欲しいのか?」
 リッキー「違う。やり返さない勇気を持った選手が欲しいのだ。」
 ジャッキー「もし僕にユニフォームをくれるなら……。もし僕に背番号をくれるなら……。勇気で応えます。」

 この会話は、鋭いセリフが飛び交う本作の中にあってとりわけ印象深い。
 ジャッキーはブランチ・リッキーとの約束を守り、どんなに嫌がらせを受けても手を上げない。
 私は久しぶりにアメリカ映画の真髄を見た思いだった。

 やられたらやり返す。これは紀元前18世紀に成立したハンムラビ法典に通じる考え方で、現代の映画でも、侮辱を受けた主人公が相手を殴るシーンが頻繁に見られる。
 ところが、ハンムラビ法典は「目には目で、歯には歯で」とあるように被った害を超える報復を禁じており、あくまで同等の罰にとどめるよう定めている。なのに映画の主人公はしばしばやりすぎる。言葉で侮辱してきた相手に腕力を振るって殴り倒すのは、明らかに「目には目で、歯には歯で」に反している。
 2013年公開の『マン・オブ・スティール』では、さすがにスーパーマンが一般人を殴ったりしないが(スーパーマンに殴られたら死んでしまう)、スーパーマンは口汚いトラック運転手に怒って、そのトラックを滅茶苦茶に壊してしまう。

 こんなシーンを見るたびに、私は残念に思った。
 1958年の映画『大いなる西部』は傑作だった。その素晴らしさはとても説明しきれないほどだが、何より感動したのはグレゴリー・ペック演じる主人公が決してやり返さないことだった。バカにされても、腰抜け扱いされても、彼は平気な顔をしていた。
 このような強さを備えてこそヒーローだと思っていたのに、今では『大いなる西部』の人物像を受け継ぐ作品がめっきり見られなくなってしまった。

 だから本作のジャッキーが観客からブーイングを浴びても、対戦チームから罵倒されても、審判にすら嫌がらせされても怒りをこらえる姿を目にして、これぞアメリカン・ヒーローだと感激した。
 ジャッキーはやられっ放しなわけではない。ちゃんと相手をへこませる。だがその方法は暴力ではないし、近視眼的な復讐でもない。
 彼は野球選手なのだから、ルールを守ってゲームの上でやっつける。意地悪な投手にはホームランでお返しし、口汚い相手チームの監督からは勝利をもぎ取る。
 侮辱されたジャッキーが安易に殴り返したりせず、耐え続ける姿を観ていた観客には、その「仕返し」が爽快だ。

 ここで描かれるのは、やられたらやり返すシステム1レベルの原始的な衝動ではなく、野球のルールにのっとって相手を打ち取ろうとするシステム2レベルの理性である。
 どのような不快なことがあろうとも、ルールを踏み外さずに公正な勝利を目指す精神は、すなわち「法の支配」の暗喩に他ならない。

 私は1年以上前に「アメリカは壊れているか?」と題した記事を書いた。同時多発テロ事件に報復するためアフガニスタンやイラクへ攻め込んだアメリカの映画からは、もはや『大いなる西部』や『大脱走』のような感慨を得ることがなかったからだ。
 けれど、その後アメリカ映画から、復讐心と公正なルールとのあいだの苦悩を描いた傑作『声をかくす人』や『スター・トレック イントゥ・ダークネス』が登場し、正義を振りかざしたくなる感情よりも法の支配を守る方が重要であることが強調された。
 1940年代を舞台にした本作もその流れにある。ルールを守ってこそ成立するスポーツと、理不尽な排他性。そのはざまで苦悩するジャッキーは、過去10年を振り返るとともに、これからのあるべき姿を模索するアメリカの象徴だ。
 今この映画をつくる意義はここにある。
 劇中、試合前にアメリカ国歌をわざわざ最後まで歌うのも、この国の理念を再確認するためだ。

 しかも、本作は法と慣習の違いにも踏み込んでいる。英米の法体系(コモンロー)は慣習から発展したが、法の定めと慣習の要請が一致するとは限らない。
 法は黒人選手の入団を禁じていないが、慣習として黒人の大リーガーはあり得ない。そんなときに個人は、社会はどうすべきなのか。本作はそこまで考察して「法の支配」の何たるかに思いを馳せる。

 「裁判官ですら空気を読んでしまうので、法の支配が成立しない」と云われる日本では、なおのこと本作から学ぶことが多いだろう。


42 ~世界を変えた男~ブルーレイ&DVDセット(初回限定生産)42 ~世界を変えた男~』  [は行]
監督・脚本/ブライアン・ヘルゲランド
出演/チャドウィック・ボーズマン ハリソン・フォード ニコール・ベハーリー クリストファー・メローニ アンドレ・ホランド ルーカス・ブラック ハミッシュ・リンクレイター ライアン・メリマン ブラッド・バイアー ジェシー・ルケン アラン・テュディック
日本公開/2013年11月1日
ジャンル/[ドラマ] [伝記] [スポーツ]
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【theme : アメリカ映画
【genre : 映画

tag : ブライアン・ヘルゲランド チャドウィック・ボーズマン ハリソン・フォード ニコール・ベハーリー クリストファー・メローニ アンドレ・ホランド ルーカス・ブラック ハミッシュ・リンクレイター ライアン・メリマン ブラッド・バイアー

⇒comment

No title

v-7
良い映画ですか?
観たいですね。
人種差別、村八分など、どこの世界にでもあるもの。
v-12

No title

能力重視、価値重視には自分の境遇も含めて、こちらの論旨に何の文句もございません(笑)。
定量的に測れるものがお金であり、個人の特に若人の能力を測る定量的指標はペーパーテスト。受験もお金もそれを超える指標がない以上これからも使われることはどうやら自明であることを改めて感じます。お金は使い方に多様性を持たせようと腐心するわけだし、受験はさまざまな能力の生徒をセーフティネットのように拾おうと経営側が腐心するのが、影響緩和策なのだと理解してます。
お涙頂戴ではなさそうなので観に行きたいと思います。ご紹介ありがとうございます。マネーボールは読み終えてなかったことを思いだしましたので引っ張り出して読んでみます。

Re: No title

根保孝栄・石塚邦男さん、コメントありがとうございます。
なかなか見応えのある映画でした。
この映画が訴えていることは、どこの地域でも、いつの時代でも響くものだと思います。

No title

この映画は予告編見た時「やり返さない勇気を持った選手が欲しい」という言葉がすごく印象的で気になっていました。
某ドラマで「やられたら~」という謳い文句が流行ってる時期だったこともあったのかも……

「アイアンマン」などの空を飛んで悪党を成敗するヒーローが話題になっている今であるからこそ『人種差別』という人間と戦ったヒーローを見てみるのもいいかもしれないですね。

こういった『逆境にも負けず自分の信念を貫き成功を収める』という熱い人間ドラマが好きな自分には見てみたい作品です。

涙もろいんで映画館で見るかどうか悩みますけど(笑)

Re: No title

魚虎555さん、こんにちは。
『マネーボール』もそうですけど、大リーグを舞台にしてるところがミソですね。
選手はみんな大リーグで活躍できる実力の持ち主なので、ドジャースでポジションがなくなっても行き場がある。「トレードに出すぞ」と云われると罰を受けてるようですが、他チームで活躍できるのだから食うに困らないわけです。だから黒人だろうが白人だろうが実力次第、能力のない者は出て行け、と云うことができる。

まったく公平公正なやり方ですが、考えなきゃいけないのは、社会の隅々までこのやり方を広げられるかどうかですね。
嫌な選手がトレードに出されるシーンを見て、観客は溜飲が下がるでしょうけど、では自分が職場で「お前の仕事は○○人がやることになったから、お前の居場所はない」と云われて受け入れられるのか。次に行くところがない人はどうすれば良いのか。
機会の平等と結果の平等のあいだでどう折り合いをつけるのか、地域の文化やセーフティネットの制度等も絡んでくることでしょう。
この映画は様々なことを考えさせる要素に満ちているので、「感動した」「面白かった」で終わらせてはもったいないと思います。

ところで、ペーパーテストを実施できるようになったのは、技術が進歩したおかげですね。
中国では古くから科挙が行われていたのに、日本に科挙がなかったのは、全国の受験生を対象にペーパーテストできるほどの印刷技術がなかったからだそうです。そのため日本では、可能性のある人を選抜することができず、家ごとに仕事を固定して代々家業を継いでいく身分制度を続けざるを得なかった。
そう考えると、ペーパーテストも平等を実現するための知恵だと感じられますね。

Re: No title

キューリさん、こんにちは。
タイムリーな映画ですね。テレビドラマ『半沢直樹』が「やられたらやり返す。倍返しだ!」のセリフで大ヒットした中、「やり返さない」本作は印象的です。
主人公を支える奥さんがまたいいんですよ! 主人公以上にタフな女性で:-)

ぜひ映画館に足を運んでみてください。

『大いなる西部』

こんにちは。
なるほど『大いなる西部』か…。
そういえば、
ジョン・ウェインなどのハリウッド製西部劇を好きな男が
この映画をイヤそうに語っていたことを思い出しました。
そういうことだったのか…。

Re: 『大いなる西部』

えいさん、こんにちは。
本作は、ジョン・ウェインっぽいものからはかけ離れてるかもしれませんね。
『大いなる西部』が西部劇としては異色なように。

私は『リオ・ロボ』とかも好きですけどね:-)

No title

こんちは。

すんません。イメージで喋ります。
日本人が外からの異物を社会に取り込まないのはなるほどその通りで、基本、これは国の根幹が百姓の集りだったからじゃないかと思います。一人が変な事やったせいで全部の田んぼに被害が及んでは堪らない。

なので、自分たちと違う人が来たら、まず自分たちと同じになるように指導する。その上で、その仲間の言う事が正しいなら受け入れる。但し、どちらかと言うと今まで通りにやらないと今まで通りの収穫が得られないから「慣習主義」を優先してしまうのでしょうけど。

日本人は公平に個人を評価してないのか? より多く働いたり、より多く人の為になったりする人は尊敬される。だけど、貰うお金には反映しない。皆が皆のために働いている、その気持ちは同じだから能力で優劣はつけない。ただ、年をとった人の方が物入りになる事が多いので年功序列で差は付ける。これは家族の関係を会社に置き換えただけだ。最終的に評価はしないというのが日本の慣習なのだと思うけど、それはそれで「あえてそうしてる」、そんな風にも思えます。

まあ、能力主義、成果主義に変えようとどこもヒイヒイ言ってますけどね。

お金の配分は別として、日本人の基本集団に外国人の助っ人を注入する日本のプロ野球方式は組織としていい感じじゃないかな、と思う。全員が外人のように各々の成果を競ってギスギスするのは日本人には向かない気がするのだ。

「42」のようで「42」からはみ出しましたか?

そこは

そうなんだけど、やっぱ勝たねばなんぼ・・・と言ってほしくはなかったけど、でも、勝たねば。。
うまく表現できないのですが、ナドレックさんに、暴かれてしまった(あんまりいい表現じゃないな・・)なあ。
人情、浪花節が大好きなあたしは、尋常でない勇気と意志をもった素晴らしい人間の物語と言うことで、落ち着かせたいと思います。

生徒に見せたい映画です。
ちょっと長いのがなあ。「ロック・ユー」もいつも半分しか見せられない。

Re: No title

ふじき78さん、こんにちは。
そうですね。雨はたくさん降るのに国土が急斜面ばかりですぐに水がなくなってしまう日本で水田を維持するには、緊密なチームワークが欠かせません。その水利構造が日本社会を特徴付けたと云われていますね。
まぁ、程度はともかく、ほとんどの時代において人類は自集団の文化・慣習をメンバーに強制することで秩序を生み出し、これによって安心を手に入れてきました。
空気を読んで和を乱さないのは日本特有のことではなくて、東南アジアの国などにも見られるそうです。

みんながみんなのために働くのも、集団内に間接互恵性が成立しているからですね。
人に親切にすると自分の評判が向上し、その結果として他の人から親切にされる。巡り巡って自分の利益になるから、利他的な行動が促進されるわけです。

戦後の日本企業はこのようなイエ的、ムラ的関係で成り立っていましたから、そこは単に収入を得るだけの手段じゃなくて、安心感を得られるコミュニティなんですね。

ただし、このような集団には特徴があります。それはメンバーの退出が認められていないことです。各集団は排他的であり、自集団からの退出も他集団からの編入も想定していません。自集団から退出するのは裏切りであり、他集団から来るヤツは違うルールを持ち込む厄介者です。
これは生まれた村で一生を過ごす農村では理にかなっていました。村を出ても行き場なんてないのだから、村八分は恐ろしい刑罰であり、村の掟に大人しく従うことが人々にとって重要でした。
いわゆる終身雇用制は人生の大半を同じ会社にいることを意味しますし、長くいれば給料が上がる年功序列制は会社にいつまでもいさせるインセンティブです。異動を希望すると上司に睨まれる職場や、一度退出すると二度と戻れない職場があるのも、そこがイエだからですね。

他方に、勤め先が単に収入を得るための手段でしかない文化もあります。
西洋では教会を中心にしたコミュニティがちゃんとあるし、中国では血縁や同郷によるコミュニティがあるので、会社をイエにする必要がありません。だから待遇やスキルアップを考えて職場を移る人も多い。

どちらが良いかは人それぞれでしょうけど、私の知人で外資系企業から日本企業に転職した人は、息苦しくなったとこぼしていました。

ただ、両文化が競合すると、さすがに両方とも勝者とはいかないようです。
これについてアブナー・グライフは11~12世紀に地中海で活躍したマグリブ商人とジェノヴァ商人を例に説明しており、記事本文からリンクを張った山岸俊男氏も著書の中で紹介しています。
マグリブ商人は仲間内で緊密に連携しながら排他的な集団を形成しました。裏切り者は締め出すことで、安心して取引できる関係を築いていました。
ジェノヴァ商人は仲間を限定せずに幅広く取引しました。ときには不届き者に裏切られるかもしれませんが、そういう相手との争いに備えて司法制度を整えました。
山岸俊男氏は警察・司法制度にかかるコストを取引費用と呼んでいます。信用できることがはじめから判っている相手とだけ取引すればこんなコストはいらないので、取引費用はジェノヴァ商人にとって重荷です。
一方、マグリブ商人が背負ったのは機会費用です。これは集団外の相手と取引すれば得られたかもしれない利益と同額です。仲間内としか取引しないマグリブ商人は、チャンスを棒に振って機会費用を払っているかもしれないのです。
両者が地中海で競合した結果は、ジェノヴァ商人の圧勝でした。集団外の相手に騙されたり裏切られたりしたときのために負担する取引費用よりも、仲間とだけ小さくまとまったがために負担する機会費用の方が大きかったのです。
日本にも江戸時代には株仲間という閉鎖的な商人の集団がありましたが、明治時代になって法制度が整うと消滅してしまったそうです。

本作も、白人だけで排他的にまとまった「マグリブ商人」的なチームが、出自を問わず優秀な人材を引き入れる「ジェノヴァ商人」的チームに駆逐される物語と云えるでしょう。

ところで、閉鎖的な集団を形成することで安心を得てきた日本のような社会と、制度をしっかり整備することで維持されてきた西洋のような社会とは、どちらがギスギスしているのでしょうか。
まぁ、ギスギスという言葉は曖昧ですが、人間同士の信頼関係を構築するのは西洋に分があるようです。山岸俊男氏が実験したところ、日本人の方が猜疑心が強くて協調できなかったそうです。日本人は安心できると判っている集団内での付き合いしかしないので、実は個人で信頼関係を築くのが苦手なのです。
たしかに、エレベーターで見知らぬ人と乗り合わせたとき、黙って階数表示を見ているだけなのが日本人、笑顔で話しかけて来るのが外国人だったりします。

また、退出不可能な集団しかないということは、現在の集団に馴染めず、苦痛に感じていても、行き場がないことを意味します。
日本の自殺率の高さの背景には、こんなことが絡んでいるかもしれません。

こんなことも踏まえて企業文化を醸成しておかないと、成果主義の成果が上がらないでしょうね。
退出を認めない組織風土はそのままなのに、退出自由が前提の米国風制度を持ち込んだりしたらギスギスしかねません。
そもそも成果を測る指標を何にするか、成果は測れるのか、測れるようなものを指標にして良いのか。そこらへんの仕掛けが上手ければ、成果主義なんて言葉を改めて使う必要はないかもしれません。

Re: そこは

sakuraiさん、こんにちは。
私も人情、浪花節が大好きです。寅さん観ながらボロ泣きしてますし:-)
先のコメントに間接互恵性のことを書きましたが、これに関連して次のように云われていますね。
「ヒトは日常生活で困っている他人を見ると、たとえそれが自分の知らない人であっても助けてあげたい衝動にかられ、多くの場合何らかの親切を行う性質を持っています。」
http://www.osaka-u.ac.jp/ja/ja/news/ResearchRelease/2013/08/20130808_1

だから人情、浪花節は人間の基本であり、誰もが大好きなんだと思います。

にもかかわらず、ジャッキー・ロビンソンが受けたようなひどい差別はなぜ生じるのか。
人類は狩猟採集の時代を通じて100人程度の集団で暮らしてきましたから、「親切を行う」といっても所詮その中の話。農耕社会以降の巨大な社会集団に、ヒトの性質が追いついてないのかもしれませんね。100人程度の集団を「親切」で満たすということは、その集団外の人には不親切にするということですから。

これを克服して巨大社会に「親切」を行き渡らせるには、人間の自然な性質(人情、浪花節)だけでなく、本能とは相容れないもの(能力主義や法の支配)も取り入れた行動が必要なのではないか、なんて思います。

それにしてもジャッキー・ロビンソンのことが英語の教科書に載っているとは、今どきの教材は侮れませんね!
本作もぜひ生徒さんに見せていただきたいです:-)
そのあとディスカッションしたら、どんな意見が出るんでしょう。
Secret

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42 世界を変えた男

1947年、アメリカ。 大リーグの野球球団ブルックリン・ドジャーズのオーナー、ブランチ・リッキーは、周囲の反対を押し切って黒人のジャッキー・ロビンソンと契約する。 背番号は「42」。 彼は当時、白人選手だけで構成されていた400人のメジャーリーガーの中でたった一人の、そして初めての黒人選手だった。 チームメイトはジャッキーを拒否する嘆願書を作り、野球ファンからは脅迫状が山のように届くのだが…...

「42〜世界を変えた男〜」過酷な差別に耐えてプレーした先にみたジャッキー・ロビンソンのフェアプレー精神が人種を超えてファン心を認めさせた

「42〜世界を変えた男〜」は1947年MLBの当時ブルックリンに本拠地を置いたドジャースでプレーした黒人選手初のメジャーリーガーになったジャッキー・ロビンソンが入団して認めら ...

42 〜世界を変えた男〜

公開されたら絶対見たいと思っていた作品、公開初日ティッシュを準備して見てきました。 予想通り、4回ほど涙が頬をつたいました。 泣くのは悲しい時や辛い時ではなく、悲しい時辛い時に優しい言葉をかけられた時。 そういうシーンを見た時は涙が出ちゃうんだよねぇ 有...

「42 世界を変えた男」、やりかえさない勇気を持った野球選手の映画です

おススメ度 ☆☆☆☆☆ 実在した野球選手の映画ですが、野球を知らない人でも楽しめます。 題名の「42」は、主人公ジャッキーロビンソンの背番号で、永久欠番となっています。 アメリカの現在の大統領は黒人です。新しいニューヨーク市長夫人も黒人です。このように、ア...

『42 〜世界を変えた男〜』

□作品オフィシャルサイト 「42 〜世界を変えた男〜」 □監督・脚本 ブライアン・ヘルゲランド□キャスト チャドウィック・ボーズマン、ハリソン・フォード、ニコール・ベハーリー        クリストファー・メローニ、アンドレ・ホランド、ルーカス・ブラック...

42〜世界を変えた男〜/チャドウィック・ボーズマン

メジャーリーグ・ベースボール史上初の黒人選手として差別や偏見を乗り越えて活躍しその名を球史に刻んだジャッキー・ロビンソンの実像に迫るスポーツ・ヒューマン・ドラマです。 ...

「42 世界を変えた男」:時代なんかパッと変わる。

映画『42 世界を変えた男』は、古き良きハリウッド映画の伝統を今に伝える良心作。

42 世界を変えた男

原題:42 監督:ブライアン・ヘルゲランド 出演:チャドウイック・ボーズマン、ハリソン・フォード、ニコール・ベハーリー、クリストファー・メローニ、アンドレ・ホランド、ルーカス・ブラック、ハミッシュ・リンクレイター、ライアン・メリマン

映画「42~世界を変えた男~」

映画「42~世界を変えた男~」を鑑賞しました。

「42~世界を変えた男~」 (2013 WB)

1947年、それまで“法律”ではなく“慣例”によって(だから強固に)メジャーリー

やり返さない勇気~『42 ~世界を変えた男~』

 42  1945年。第二次世界大戦の終結とともに再開された米メジャー・リーグは、 白人選手のみで構成され、黒人選手は排除されていた。ブルックリン・ドジャ ースのGM、ブランチ・リッキー(ハリソン・フォード)はそんな慣習に風穴を開 けるべく、ジャッキー・ロビンソン(チャドウィック・ボーズマン)という黒人選手 と契約を交わす。  米メジャー・リ...

『42 世界を変えた男』をUCT豊洲5で観て、みんな誉めるから俺だけはくだらない事だけ書くよふじき★★★★

五つ星評価で【★★★★ネットでの高評価は確か】 大リーグ初の黒人選手を描く『42』。何事も一番手は大変だ。 ネットでの評判が良かったので、 元からそんなに観る気はなかった ...

42 〜世界を変えた男〜

素晴らしい映画だった。たくさんの人に見てもらいたい・・・と思っていたのに、あたしが遅すぎ。。。

「42 世界を変えた男」

2013年・アメリカ 配給:ワーナー・ブラザース映画 原題:42 監督:ブライアン・ヘルゲランド脚本:ブライアン・ヘルゲランド製作:トーマス・タル製作総指揮:ディック・クック、ジョン・ジャシュニ、ジェ

映画「42~世界を変えた男~」全球団の永久欠番

映画「42~世界を変えた男~」★★★★ チャドウィック・ボーズマン、ハリソン・フォード、 ニコール・べハーリー、クリストファー・メローニ  アンドレ・ホランド出演 ブライアン・ヘルゲランド監督 128分、2013年11月1日より公開 2013,アメリカ,ワーナー・ブラザース映画 (原題/原作:42)

42 世界を変えた男

 『42 世界を変えた男』を丸の内ピカデリーで見ました。 (1)評判がよさそうなので、公開終了間際でしたが映画館に行ってきました。  本作は、アメリカのメジャーリーグで最初の黒人選手となったジャッキー・ロビンソン(チャドウィック・ボーズマン)を描いたもので...

42〜世界を変えた男〜

公式サイト  http://wwws.warnerbros.co.jp/42movie/ 史上初の黒人メジャーリーガーとなったジャッキー・ロビンソンの話。 ヤフー映画の評価が139件で4.2と高かったので鑑賞してきた。 1947年。 ブルックリン・ドジャースのゼネラルマネージャーを務める...

[洋画] 不可能の反対は挑戦「42 −世界を変えた男−」

ジャッキー・ロビンソンがいなければ、野茂もイチローもいなかった。今年最高の一作かな、と思ったが、リストを見返すと、「アルゴ」あり「ラストスタンド」あり「終戦のエンペラー」あり……。とにかく、面白かったことは間違いない。 題名42 −世界を変えた男−(原題:4

その人が変えた野球

5日のことですが、 映画「42 〜世界を変えた男〜」を鑑賞しました。 黒人初のメジャーリーガー、ジャッキー・ロビンソンの物語 いわいる伝記モノで、一生ではなく メジャーリーガーになっていく部分を描いていて 人種の壁、差別というものを乗り越え 実力で成功してい...

42〜世界を変えた男〜 42

黒人メジャーリーガー第一号として大きな足跡を残したジャッキー・ロビンソンの物語。 第二次世界大戦の前までメジャーリーグは白人のものであり、黒人は黒人選手だけの独立リーグでプレイしていた。大学野球や軍隊では白人と黒人が同じチームで活躍していたが、メジャ...

42 〜世界を変えた男〜

42 2013年 アメリカ 128分 ドラマ/伝記/スポーツ 劇場公開(2013/11/01) 監督: ブライアン・ヘルゲランド 脚本: ブライアン・ヘルゲランド 出演: チャドウィック・ボーズマン:ジャッキー・ロビンソン ハリソン・フォード:ブランチ・リッキー ニコール・...

映画「42 ~世界を変えた男~」 レビュー・感想

あらすじ  1947年、ブルックリン・ドジャースのマネージャーを務める  リッキーは、黒人青年ジャッキー・ロビンソンと契約、  彼をメジャーリーグ史上初の黒人メジャーリーガーとして迎える。  だが、白人以外には門戸を開かなかったメジャーリーグにとって  彼の存在は異端なものでしかなく、チームの選手たちはもちろん、  マスコミや民衆からも糾弾される。 スタ...
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