『パシフィック・リム』が守った映画のルール
【ネタバレ注意】
ジャンボーグA対大悪獣ギロン!
『パシフィック・リム』には冒頭から度肝を抜かれた。全編がこんな夢の対決で溢れているのだ。
映画『風立ちぬ』はそれだけでも充分素晴らしい作品だが、堀辰雄の小説も読んでいると、映画では少し触れるだけの主人公とヒロインの情愛がより深く理解できる。
『パシフィック・リム』も同様で、本作だけでも充分楽しめるけれど、『ゴジラ』をはじめとする怪獣映画や『ウルトラマン』等の特撮番組を観ていれば、より深く深く堪能できる。
観客の多くが、これまでの鑑賞歴から本作に符合する過去の作品を思い出して、子供の頃のワクワクした気持ちを甦らせたに違いない。
私は『パシフィック・リム』がはじまって早々、怪獣ナイフヘッドの鋭い頭部とその暴れっぷりに感激した。
ナイフヘッドはどこから見ても『ガメラ対大悪獣ギロン』(1969年)でガメラを苦しめたギロンそのものである。ギロンに勝るとも劣らないナイフヘッドの強さには惚れ惚れした。
対するは劇中でイェーガーと呼ばれる巨大ロボット。「イェーガー」はドイツ語で狩人を意味する。
本来ロボットとは自動機械のことであり、産業用ロボットのように人間の手を離れて動き続けるものを指す。人間が搭乗して操作する機械は、いくら外見が人型であってもブルドーザーや乗用車の延長に位置付けられるべきものだ。
しかし『マジンガーZ』の大ヒットは、人間の搭乗する機械をロボットと呼ぶ誤用を定着させてしまった。
それゆえ、本稿でも便宜上ロボットという用語を使わせていただく。
このイェーガーが秀逸で、主人公が乗り込むジプシー・デンジャーは、人間のいる頭部が胴体と合体することで起動するという痺れるメカニズムだ。マジンガーZのホバーパイルダーにしろ、コン・バトラーVのバトルジェットにしろ、やっぱりスーパーロボットには頭部の合体が欠かせない。
しかもそのデザインは、ギレルモ・デル・トロ監督が多大な影響を受けたという鉄人28号の流れを汲み、『戦闘メカ ザブングル』のウォーカー・ギャリアのようながっしりした体形だ。といっても、ジプシー・デンジャーは全高79m(260フィート)もあるので、18.6mのウォーカー・ギャリアよりもはるかに大きく、15人乗りのダイラガーの60mをも凌ぐ。
他のイェーガーのデザインも個性的で、三本腕のクリムゾン・タイフーンや、原子力発電所の冷却塔を頭に乗っけたチェルノ・アルファ等、『マジンガーZ』の機械獣をデザインした故石川賢氏を思わせるほどのぶっ飛んだロボットたちが登場する。
けれども、もっとも嬉しくなるのはイェーガーの操縦方法だ。
イェーガーの操縦は人体への負担が大きいため、二人で協力して操縦する。その方法は、搭乗者の手足の動きを感知して、そのままイェーガーの動作に反映させるジャンボーグA方式だ(アニメで類似の方式が取り入れられたのは『勇者ライディーン』から)。
搭乗者が座ったまま操縦桿を握るだけのマジンガーZ方式と違い、この方法なら搭乗者自身もロボットと一緒にアクションするので、躍動感とともにロボットとの一体感も演出できる。
しかも二人の搭乗者は、ドリフトと呼ばれる精神接続により心を一つにしないと、イェーガーを操縦できない。
この設定にもニヤリとさせられる。
複数名で操縦するゲッターロボが登場してからというもの、搭乗者たちが心を一つにするのはロボット物の定番になった。一人に心の乱れがあると合体できないとか、心を一つにするためにみんなで特訓するとかが、ロボット物のお約束だった。
『ゲッターロボG』に至っては、三人の搭乗者が10分の1秒のズレもなく同時にペダルを踏まないと技を発動できないという(理不尽な)制約まであった。
イェーガーにはこんな懐かしい設定が満載だが、本作の魅力はむしろ怪獣にこそある。
冒頭に挙げたギロンそっくりの怪獣ナイフヘッドはもとより、翼を持つ怪獣オオタチは『大怪獣空中戦 ガメラ対ギャオス』のギャオスのようだし、電磁パルスを発生させる怪獣レザーバックが全身に青白い筋を浮き上がらせたところは『ウルトラマン』の彗星怪獣ドラコを連想させる。頭部が裂けて本当の顔が出てくる怪獣ライジュウは、やはり『ウルトラマン』のウラン怪獣ガボラのようだ。
このような怪獣個々のデザインだけでなく、怪獣の描き方もまた往年の怪獣映画を思わせる。
本作は、物語の進行につれて怪獣の生物的な特徴が解き明かされる過程が見どころになっている。
なぜ、これほど巨大で、多様な怪獣が出現するのか。その共通点と相違点は何なのか。本作では怪獣の存在そのものが謎であり、そこに切り込む科学者たちのアプローチが、イェーガーの戦闘以上にスリリングだ。
そのワクワクする作りは、「伝説の怪獣が降臨しました」というゴジラシリーズよりも、怪獣の動物らしさにこだわったガメラシリーズの精神に近い。
怪獣の体内を探索し、子供怪獣を発見してしまうくだりなどは、『ガメラ対大魔獣ジャイガー』の最大の見せ場と共通する。
さらに、怪獣たちが別世界からの尖兵であることが明らかになり、戦いが壮大な次元戦争の様相を呈してくると、敵は『ウルトラマンA』のヤプール人であったかと膝を打つ観客もいるはずだ。
以上、過去の怪獣映画やロボットアニメと『パシフィック・リム』との類似箇所の一部を紹介したが、ギレルモ・デル・トロ監督は、本作が過去作の模倣でもオマージュでもないと強調している。
ギレルモ・デル・トロ監督は、デザイナーたちに「ゴジラもガメラも『フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ』も見返したりするな」と指示したそうだ。
ギレルモ・デル・トロ監督が意図したのは模倣やオマージュではなく、過去の伝統を受け継ぎつつも新しい作品を創造することだったからだ。
実際、ナイフヘッドをデザインしたウェイン・バーロウは、ギロンを知らなかったという。ナイフヘッドはゴブリンシャーク(ミツクリザメ)を参考にデザインされたものなのだ。
本作が過去の特撮作品やアニメに類似しているのは、特定の作品をパクったのではなく、面白さをとことん追求した結果、過去の作品と同じ境地に収斂したからだろう。
もちろん、いまさら過去の作品を見なくたって、滲み出てしまうものもある。
ジプシー・デンジャーのロケット(アシスト)パンチにマジンガーZの影響がないはずはないし、怪獣が地下シェルターの屋根を破壊して、中の人間を物色する場面は『サンダ対ガイラ』に通じよう。
でもそれは、マジンガーZを見て取り入れたとか、『サンダ対ガイラ』をなぞったということではない。ギレルモ・デル・トロ監督にしろデザイナー諸氏にしろ、過去の作品が体の奥深くに染み込んで、自分でも分化できないほど馴染んでいるのだろう。
また、おそらく確信犯的にやっていることもあろう。
怪獣に負け続けたスタッカー・ペントコスト司令官が各国代表に責め立てられる場面では、非難の急先鋒に立つ米国代表とは裏腹に、日本代表は情けない顔でそこにいるだけだ。
これなど、前作『ヘルボーイ/ゴールデン・アーミー』で『太陽の王子 ホルスの大冒険』の岩男を再現したデル・トロ監督らしく、『ルパン三世 カリオストロの城』で銭形警部が各国代表に責められる場面が念頭にあったはずだ。
これまで私は、日本の怪獣映画をもっとも上手く再現したハリウッド映画は、スティーブン・スピルバーグ監督の『宇宙戦争』だと思っていた。
丘の向こうから宇宙人のトライポッドが迫ってくる恐ろしさは、大戸島でゴジラがにょっきり顔を出す場面そのものだった。
けれども『パシフィック・リム』は、『宇宙戦争』と同じく伊福部昭調の重厚な音楽をバックにしながらも、『ゴジラ』一つに限らず、過去の怪獣映画やロボットアニメを総ざらいする。そして、観客が子供の頃に経験した怪獣の怖さや迫力や、ロボットへの憧れを思い起こさせてくれる。
『パシフィック・リム』を通して見えてくるのは、過去のおびただしい特撮映画やテレビ番組であり、1本の映画だけでは味わえないほどの興奮をもたらしてくれるのだ。
同時に、怪獣映画やロボットアニメをまだあまり観ていない子供たちは、本作をきっかけにしてそれらの素晴らしさに目覚めるだろう。
優れた監督であるギレルモ・デル・トロは、子供を楽しませるための怪獣映画のルールも判っている。
ガメラシリーズ二作目『大怪獣決闘 ガメラ対バルゴン』は人間ドラマを重視した力作だが、いざ封切ってみると子供は男女の愛の話なんて全然見ておらず、怪獣が出てくるまで館内を走り回っていたという。
湯浅憲明監督は、これではいかんと三作目から子供向けを強く意識し、ガメラと敵怪獣の戦いを必ず4ラウンド用意したそうだ。[*]
『パシフィック・リム』も、この4ラウンドルールを踏襲している。
1ラウンド目は米国沿岸での怪獣ナイフヘッドとジプシー・デンジャーの激突。
2ラウンド目は廃墟と化した東京での怪獣オニババとコヨーテ・タンゴの戦い。
3ラウンド目はイェーガーが結集しての香港防衛戦。
そして4ラウンド目が太平洋での最終決戦だ。
その他にも、主人公の回想場面や、シドニーのニュース映像等で怪獣はひっきりなしに登場しているし、怪獣のいない場面でも巨大ロボットのイェーガーが登場している。
ここまでやれば子供が館内を走り回るようなことはあるまい。
ひとつ残念な点を挙げるとすれば、放射線を浴びて何年も経つのに鼻血が出るといった誤った描写が存在することだ。子供も観る映画なのだから、描写の正確さには気をつけたい。
ともあれ、エンドクレジットに添えられたレイ・ハリーハウゼンと本多猪四郎への献辞は、ギレルモ・デル・トロ監督が子供の頃に影響を受けた偉人たちへの感謝を表すとともに、本作に対する自信の顕れでもあろう。
「この映画で子供たちの世代を怪獣やロボット好きにしたい」というデル・トロ監督の「本当の願い」は、きっと叶っているはずだ。
パシフィック・リムとは、環太平洋地域のことである。
本作の舞台となる国、あるいは登場人物の出身国――すなわち日本、中国、米国、ロシア、オーストラリアは、みなパシフィック・リムを構成する国であり、ギレルモ・デル・トロ監督の母国メキシコもその一つだ。
本作はこれらパシフィック・リムの人々が、個人としても国としても協力し合い、手を携えて、海の脅威に対抗する物語だ。
海から来るものをえびすと呼んで信仰し、かつてはクジラもえびすと呼んだように、パシフィック・リムに住む私たちは、古来より海に人知を超えたもの、巨大なものがいると考えてきた。
そんな私たちだからこそ、海から出現する大怪獣が琴線に触れるのだろう。
[*] 『日本特撮・幻想映画全集』 (1997) 勁文社
『パシフィック・リム』 [は行]
監督・制作・脚本/ギレルモ・デル・トロ 脚本/トラヴィス・ビーチャム
出演/チャーリー・ハナム イドリス・エルバ 菊地凛子 チャーリー・デイ ロブ・カジンスキー マックス・マーティーニ 芦田愛菜 ロン・パールマン バーン・ゴーマン クリフトン・コリンズ・Jr ディエゴ・クラテンホフ
日本公開/2013年8月9日
ジャンル/[アクション] [SF] [ロボット]
http://bookmarks.yahoo.co.jp/bookmarklet/showpopup?t='+encodeURIComponent(document.title)+'&u='+encodeURIComponent(location.href)+'&ei=UTF-8','_blank','width=550,height=480,left=100,top=50,scrollbars=1,resizable=1',0);">
ジャンボーグA対大悪獣ギロン!
『パシフィック・リム』には冒頭から度肝を抜かれた。全編がこんな夢の対決で溢れているのだ。
映画『風立ちぬ』はそれだけでも充分素晴らしい作品だが、堀辰雄の小説も読んでいると、映画では少し触れるだけの主人公とヒロインの情愛がより深く理解できる。
『パシフィック・リム』も同様で、本作だけでも充分楽しめるけれど、『ゴジラ』をはじめとする怪獣映画や『ウルトラマン』等の特撮番組を観ていれば、より深く深く堪能できる。
観客の多くが、これまでの鑑賞歴から本作に符合する過去の作品を思い出して、子供の頃のワクワクした気持ちを甦らせたに違いない。
私は『パシフィック・リム』がはじまって早々、怪獣ナイフヘッドの鋭い頭部とその暴れっぷりに感激した。
ナイフヘッドはどこから見ても『ガメラ対大悪獣ギロン』(1969年)でガメラを苦しめたギロンそのものである。ギロンに勝るとも劣らないナイフヘッドの強さには惚れ惚れした。
対するは劇中でイェーガーと呼ばれる巨大ロボット。「イェーガー」はドイツ語で狩人を意味する。
本来ロボットとは自動機械のことであり、産業用ロボットのように人間の手を離れて動き続けるものを指す。人間が搭乗して操作する機械は、いくら外見が人型であってもブルドーザーや乗用車の延長に位置付けられるべきものだ。
しかし『マジンガーZ』の大ヒットは、人間の搭乗する機械をロボットと呼ぶ誤用を定着させてしまった。
それゆえ、本稿でも便宜上ロボットという用語を使わせていただく。
このイェーガーが秀逸で、主人公が乗り込むジプシー・デンジャーは、人間のいる頭部が胴体と合体することで起動するという痺れるメカニズムだ。マジンガーZのホバーパイルダーにしろ、コン・バトラーVのバトルジェットにしろ、やっぱりスーパーロボットには頭部の合体が欠かせない。
しかもそのデザインは、ギレルモ・デル・トロ監督が多大な影響を受けたという鉄人28号の流れを汲み、『戦闘メカ ザブングル』のウォーカー・ギャリアのようながっしりした体形だ。といっても、ジプシー・デンジャーは全高79m(260フィート)もあるので、18.6mのウォーカー・ギャリアよりもはるかに大きく、15人乗りのダイラガーの60mをも凌ぐ。
他のイェーガーのデザインも個性的で、三本腕のクリムゾン・タイフーンや、原子力発電所の冷却塔を頭に乗っけたチェルノ・アルファ等、『マジンガーZ』の機械獣をデザインした故石川賢氏を思わせるほどのぶっ飛んだロボットたちが登場する。
けれども、もっとも嬉しくなるのはイェーガーの操縦方法だ。
イェーガーの操縦は人体への負担が大きいため、二人で協力して操縦する。その方法は、搭乗者の手足の動きを感知して、そのままイェーガーの動作に反映させるジャンボーグA方式だ(アニメで類似の方式が取り入れられたのは『勇者ライディーン』から)。
搭乗者が座ったまま操縦桿を握るだけのマジンガーZ方式と違い、この方法なら搭乗者自身もロボットと一緒にアクションするので、躍動感とともにロボットとの一体感も演出できる。
しかも二人の搭乗者は、ドリフトと呼ばれる精神接続により心を一つにしないと、イェーガーを操縦できない。
この設定にもニヤリとさせられる。
複数名で操縦するゲッターロボが登場してからというもの、搭乗者たちが心を一つにするのはロボット物の定番になった。一人に心の乱れがあると合体できないとか、心を一つにするためにみんなで特訓するとかが、ロボット物のお約束だった。
『ゲッターロボG』に至っては、三人の搭乗者が10分の1秒のズレもなく同時にペダルを踏まないと技を発動できないという(理不尽な)制約まであった。
イェーガーにはこんな懐かしい設定が満載だが、本作の魅力はむしろ怪獣にこそある。
冒頭に挙げたギロンそっくりの怪獣ナイフヘッドはもとより、翼を持つ怪獣オオタチは『大怪獣空中戦 ガメラ対ギャオス』のギャオスのようだし、電磁パルスを発生させる怪獣レザーバックが全身に青白い筋を浮き上がらせたところは『ウルトラマン』の彗星怪獣ドラコを連想させる。頭部が裂けて本当の顔が出てくる怪獣ライジュウは、やはり『ウルトラマン』のウラン怪獣ガボラのようだ。
このような怪獣個々のデザインだけでなく、怪獣の描き方もまた往年の怪獣映画を思わせる。
本作は、物語の進行につれて怪獣の生物的な特徴が解き明かされる過程が見どころになっている。
なぜ、これほど巨大で、多様な怪獣が出現するのか。その共通点と相違点は何なのか。本作では怪獣の存在そのものが謎であり、そこに切り込む科学者たちのアプローチが、イェーガーの戦闘以上にスリリングだ。
そのワクワクする作りは、「伝説の怪獣が降臨しました」というゴジラシリーズよりも、怪獣の動物らしさにこだわったガメラシリーズの精神に近い。
怪獣の体内を探索し、子供怪獣を発見してしまうくだりなどは、『ガメラ対大魔獣ジャイガー』の最大の見せ場と共通する。
さらに、怪獣たちが別世界からの尖兵であることが明らかになり、戦いが壮大な次元戦争の様相を呈してくると、敵は『ウルトラマンA』のヤプール人であったかと膝を打つ観客もいるはずだ。
以上、過去の怪獣映画やロボットアニメと『パシフィック・リム』との類似箇所の一部を紹介したが、ギレルモ・デル・トロ監督は、本作が過去作の模倣でもオマージュでもないと強調している。
ギレルモ・デル・トロ監督は、デザイナーたちに「ゴジラもガメラも『フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ』も見返したりするな」と指示したそうだ。
ギレルモ・デル・トロ監督が意図したのは模倣やオマージュではなく、過去の伝統を受け継ぎつつも新しい作品を創造することだったからだ。
実際、ナイフヘッドをデザインしたウェイン・バーロウは、ギロンを知らなかったという。ナイフヘッドはゴブリンシャーク(ミツクリザメ)を参考にデザインされたものなのだ。
本作が過去の特撮作品やアニメに類似しているのは、特定の作品をパクったのではなく、面白さをとことん追求した結果、過去の作品と同じ境地に収斂したからだろう。
もちろん、いまさら過去の作品を見なくたって、滲み出てしまうものもある。
ジプシー・デンジャーのロケット(アシスト)パンチにマジンガーZの影響がないはずはないし、怪獣が地下シェルターの屋根を破壊して、中の人間を物色する場面は『サンダ対ガイラ』に通じよう。
でもそれは、マジンガーZを見て取り入れたとか、『サンダ対ガイラ』をなぞったということではない。ギレルモ・デル・トロ監督にしろデザイナー諸氏にしろ、過去の作品が体の奥深くに染み込んで、自分でも分化できないほど馴染んでいるのだろう。
また、おそらく確信犯的にやっていることもあろう。
怪獣に負け続けたスタッカー・ペントコスト司令官が各国代表に責め立てられる場面では、非難の急先鋒に立つ米国代表とは裏腹に、日本代表は情けない顔でそこにいるだけだ。
これなど、前作『ヘルボーイ/ゴールデン・アーミー』で『太陽の王子 ホルスの大冒険』の岩男を再現したデル・トロ監督らしく、『ルパン三世 カリオストロの城』で銭形警部が各国代表に責められる場面が念頭にあったはずだ。
これまで私は、日本の怪獣映画をもっとも上手く再現したハリウッド映画は、スティーブン・スピルバーグ監督の『宇宙戦争』だと思っていた。
丘の向こうから宇宙人のトライポッドが迫ってくる恐ろしさは、大戸島でゴジラがにょっきり顔を出す場面そのものだった。
けれども『パシフィック・リム』は、『宇宙戦争』と同じく伊福部昭調の重厚な音楽をバックにしながらも、『ゴジラ』一つに限らず、過去の怪獣映画やロボットアニメを総ざらいする。そして、観客が子供の頃に経験した怪獣の怖さや迫力や、ロボットへの憧れを思い起こさせてくれる。
『パシフィック・リム』を通して見えてくるのは、過去のおびただしい特撮映画やテレビ番組であり、1本の映画だけでは味わえないほどの興奮をもたらしてくれるのだ。
同時に、怪獣映画やロボットアニメをまだあまり観ていない子供たちは、本作をきっかけにしてそれらの素晴らしさに目覚めるだろう。
優れた監督であるギレルモ・デル・トロは、子供を楽しませるための怪獣映画のルールも判っている。
ガメラシリーズ二作目『大怪獣決闘 ガメラ対バルゴン』は人間ドラマを重視した力作だが、いざ封切ってみると子供は男女の愛の話なんて全然見ておらず、怪獣が出てくるまで館内を走り回っていたという。
湯浅憲明監督は、これではいかんと三作目から子供向けを強く意識し、ガメラと敵怪獣の戦いを必ず4ラウンド用意したそうだ。[*]
『パシフィック・リム』も、この4ラウンドルールを踏襲している。
1ラウンド目は米国沿岸での怪獣ナイフヘッドとジプシー・デンジャーの激突。
2ラウンド目は廃墟と化した東京での怪獣オニババとコヨーテ・タンゴの戦い。
3ラウンド目はイェーガーが結集しての香港防衛戦。
そして4ラウンド目が太平洋での最終決戦だ。
その他にも、主人公の回想場面や、シドニーのニュース映像等で怪獣はひっきりなしに登場しているし、怪獣のいない場面でも巨大ロボットのイェーガーが登場している。
ここまでやれば子供が館内を走り回るようなことはあるまい。
ひとつ残念な点を挙げるとすれば、放射線を浴びて何年も経つのに鼻血が出るといった誤った描写が存在することだ。子供も観る映画なのだから、描写の正確さには気をつけたい。
ともあれ、エンドクレジットに添えられたレイ・ハリーハウゼンと本多猪四郎への献辞は、ギレルモ・デル・トロ監督が子供の頃に影響を受けた偉人たちへの感謝を表すとともに、本作に対する自信の顕れでもあろう。
「この映画で子供たちの世代を怪獣やロボット好きにしたい」というデル・トロ監督の「本当の願い」は、きっと叶っているはずだ。
パシフィック・リムとは、環太平洋地域のことである。
本作の舞台となる国、あるいは登場人物の出身国――すなわち日本、中国、米国、ロシア、オーストラリアは、みなパシフィック・リムを構成する国であり、ギレルモ・デル・トロ監督の母国メキシコもその一つだ。
本作はこれらパシフィック・リムの人々が、個人としても国としても協力し合い、手を携えて、海の脅威に対抗する物語だ。
海から来るものをえびすと呼んで信仰し、かつてはクジラもえびすと呼んだように、パシフィック・リムに住む私たちは、古来より海に人知を超えたもの、巨大なものがいると考えてきた。
そんな私たちだからこそ、海から出現する大怪獣が琴線に触れるのだろう。
[*] 『日本特撮・幻想映画全集』 (1997) 勁文社
![パシフィック・リム 3D & 2D ブルーレイセット (3枚組)(初回数量限定生産) [Blu-ray]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/61uFJasmjgL._SL160_.jpg)
監督・制作・脚本/ギレルモ・デル・トロ 脚本/トラヴィス・ビーチャム
出演/チャーリー・ハナム イドリス・エルバ 菊地凛子 チャーリー・デイ ロブ・カジンスキー マックス・マーティーニ 芦田愛菜 ロン・パールマン バーン・ゴーマン クリフトン・コリンズ・Jr ディエゴ・クラテンホフ
日本公開/2013年8月9日
ジャンル/[アクション] [SF] [ロボット]


【theme : 特撮・SF・ファンタジー映画】
【genre : 映画】
tag : ギレルモ・デル・トロチャーリー・ハナムイドリス・エルバ菊地凛子チャーリー・デイロブ・カジンスキーマックス・マーティーニ芦田愛菜ロン・パールマンバーン・ゴーマン
⇒comment
No title
こんばんは、トラックバックありがとうございます。
コヨーテタンゴは司令官のおじさんの愛機だったんですねw在日米軍みたいな感じなんでしょうか・・・
私あんまりロボットアニメの知識がなくて、でもこういうの好きな人にはたまらないんだろうなあ~って感じで見てましたw
そういえば怪獣をハリケーンのごとくカテゴリー分けするのとかいろいろかぶったなあ(;^ω^)
やっぱりウルトラ怪獣って自然災害的なところありますからね
コヨーテタンゴは司令官のおじさんの愛機だったんですねw在日米軍みたいな感じなんでしょうか・・・
私あんまりロボットアニメの知識がなくて、でもこういうの好きな人にはたまらないんだろうなあ~って感じで見てましたw
そういえば怪獣をハリケーンのごとくカテゴリー分けするのとかいろいろかぶったなあ(;^ω^)
やっぱりウルトラ怪獣って自然災害的なところありますからね
Re: No title
田代剛大さん、こんにちは。
こういうの好きな人なので、たまりませんでした:-)
あのカテゴリー分けは、芹沢スケールと呼ぶんだそうです。
芹沢博士はオキシジェン・デストロイヤーの開発だけでなく、怪獣の分類法まで編み出していたんですね:-)
こういうの好きな人なので、たまりませんでした:-)
あのカテゴリー分けは、芹沢スケールと呼ぶんだそうです。
芹沢博士はオキシジェン・デストロイヤーの開発だけでなく、怪獣の分類法まで編み出していたんですね:-)
こんにちは
ナイフヘッドはフィギュアオーダーしてしまいました(笑
映画観るとギロンとジグラ合体させたような印象でしたが、そういえば空母の甲板に乗っかってた古いカイジュウの死体はバルゴン風だったし、案外大映怪獣の影響強いのかもしれませんね。
個人的には怪獣、イェーガーで一番デザイン的にツボだったのはチェルノ・アルファだったりしますけど。
あれはなんとなくキングジョーの面影を感じるのです。
まあともかくいろいろな事を思い出させてくれて、それでいて全く新しい興奮を味わう事が出来て至福の130分でした。
映画観るとギロンとジグラ合体させたような印象でしたが、そういえば空母の甲板に乗っかってた古いカイジュウの死体はバルゴン風だったし、案外大映怪獣の影響強いのかもしれませんね。
個人的には怪獣、イェーガーで一番デザイン的にツボだったのはチェルノ・アルファだったりしますけど。
あれはなんとなくキングジョーの面影を感じるのです。
まあともかくいろいろな事を思い出させてくれて、それでいて全く新しい興奮を味わう事が出来て至福の130分でした。
Re: こんにちは
ノラネコさん、こんにちは。
本作の怪獣は、海から出現することもあって魚類、爬虫類、甲殻類をモチーフにしたものが多いですね。ガメラシリーズも、ガメラに合わせてサメ、イカ、トカゲ等の怪獣が多いので、おのずと似てくるのかもしれません。
チェルノ・アルファはいいですね!シルエットが『ロボット刑事』のロッカーマンを髣髴とさせますが、男のデザインだと思います。
映画を観ながら、ジプシー・デンジャーの胸のデザインが機械獣ストロンガーT4みたいだとか、各国のイェーガーが集まるのはマンガ版『ゲッターロボ號』のアラスカ戦線みたいだとか、いろんなことを思い出していました。
おっしゃるとおり、それでいてまったく新しい興奮も味わうことができて、本当に至福の時間でした。
本作の怪獣は、海から出現することもあって魚類、爬虫類、甲殻類をモチーフにしたものが多いですね。ガメラシリーズも、ガメラに合わせてサメ、イカ、トカゲ等の怪獣が多いので、おのずと似てくるのかもしれません。
チェルノ・アルファはいいですね!シルエットが『ロボット刑事』のロッカーマンを髣髴とさせますが、男のデザインだと思います。
映画を観ながら、ジプシー・デンジャーの胸のデザインが機械獣ストロンガーT4みたいだとか、各国のイェーガーが集まるのはマンガ版『ゲッターロボ號』のアラスカ戦線みたいだとか、いろんなことを思い出していました。
おっしゃるとおり、それでいてまったく新しい興奮も味わうことができて、本当に至福の時間でした。
No title
Kaijyuは全部が魚かサメからデザインでしょうか。ロボットと怪獣に詳しくなくとも映画を楽しめるのがいいです。ジプシーデンジャーや僚機たちのクールな感じ、操縦者の過去エピソードがお話を盛り上げてます。
アメリカが誇る漁業といえばアラスカのカニ籠漁。多くの遭難事故や伝説をもつ北太平洋が冒頭の舞台、ジプシー操縦者たちの人助け心(と、ちょっと軽率)に端を発した彼らとイエガーの運命を決めることになる太平洋北東部。この渋いチョイスに感心。まあガイドライン、お手本どおりの進め方なのかもしれませんが舞台がいいです。
シリーズ2があるならば、豪州人のお父さんに活躍させてほしい。マコとベケットは続編から外れるのか残るのか(彼らのお話は完結したので外れてもいいと思う)、サイエンティストと商人は残してほしい。シリーズの骨格が楽しみです。
最後に、今このタイミングでパシフィックリムと言われると社会経済のことを思わざるをえません。百人一首かも。逢ひ見ての後の心にくらぶれば~ (意味するところは崇高なる原文とはまったく違いますが、笑)
昨年夏のバトルシップも痛快映画でしたがことしのこれはもっと凄い。VFXやCGって好きじゃないのですが、やるならここまでやろうぜ、ということを端的に豪快に示せた映画かと。これからはこの映画がある意味基準になるのでしょうね。
アメリカが誇る漁業といえばアラスカのカニ籠漁。多くの遭難事故や伝説をもつ北太平洋が冒頭の舞台、ジプシー操縦者たちの人助け心(と、ちょっと軽率)に端を発した彼らとイエガーの運命を決めることになる太平洋北東部。この渋いチョイスに感心。まあガイドライン、お手本どおりの進め方なのかもしれませんが舞台がいいです。
シリーズ2があるならば、豪州人のお父さんに活躍させてほしい。マコとベケットは続編から外れるのか残るのか(彼らのお話は完結したので外れてもいいと思う)、サイエンティストと商人は残してほしい。シリーズの骨格が楽しみです。
最後に、今このタイミングでパシフィックリムと言われると社会経済のことを思わざるをえません。百人一首かも。逢ひ見ての後の心にくらぶれば~ (意味するところは崇高なる原文とはまったく違いますが、笑)
昨年夏のバトルシップも痛快映画でしたがことしのこれはもっと凄い。VFXやCGって好きじゃないのですが、やるならここまでやろうぜ、ということを端的に豪快に示せた映画かと。これからはこの映画がある意味基準になるのでしょうね。
Re: No title
魚虎555さん、こんにちは。
本作は怪獣映画やロボットアニメの知識の有無にかかわらず、大いに楽しめる作品ですね。
ところでKaijyuには鮫肌のヤツが多いので、みんな魚類に見えますが、香港を襲ったレザーバックの体形はゴリラが元ネタのようです。レザーバックの名も雄ゴリラを意味する「シルバーバック」にちなむようです。
したがって近縁を探すとすれば、『ウルトラマン』の冷凍怪獣ギガスか、『キングコング対ゴジラ』のキングコングあたりかと思います(なぜ米国映画『キングコング』ではなく、日本映画の『キングコング対ゴジラ』を挙げるかというと、電磁パルスでの攻撃は日本版の特徴だからです)。
パシフィック・リムの意味合いについては、私も『バトルシップ』の延長で考えました。
ただ、政治的意味もあるかも知れませんが、それを上回るほどの監督の怪獣愛、ロボット愛に圧倒された次第です。
監督はすでに続編の構想を練っているそうで(IMDbには早くも『パシフィック・リム2』が登録されています)、一作目で科学者たちが怪獣と精神接続してしまったところから話が展開するとのこと。是非とも完成させてもらいたいです。
本作は怪獣映画やロボットアニメの知識の有無にかかわらず、大いに楽しめる作品ですね。
ところでKaijyuには鮫肌のヤツが多いので、みんな魚類に見えますが、香港を襲ったレザーバックの体形はゴリラが元ネタのようです。レザーバックの名も雄ゴリラを意味する「シルバーバック」にちなむようです。
したがって近縁を探すとすれば、『ウルトラマン』の冷凍怪獣ギガスか、『キングコング対ゴジラ』のキングコングあたりかと思います(なぜ米国映画『キングコング』ではなく、日本映画の『キングコング対ゴジラ』を挙げるかというと、電磁パルスでの攻撃は日本版の特徴だからです)。
パシフィック・リムの意味合いについては、私も『バトルシップ』の延長で考えました。
ただ、政治的意味もあるかも知れませんが、それを上回るほどの監督の怪獣愛、ロボット愛に圧倒された次第です。
監督はすでに続編の構想を練っているそうで(IMDbには早くも『パシフィック・リム2』が登録されています)、一作目で科学者たちが怪獣と精神接続してしまったところから話が展開するとのこと。是非とも完成させてもらいたいです。
No title
そうでしたか、魚だけがモチーフではないのですね。有難うございます。
アメリカ(監督はメキシコですが、ハリウッドの一員)の製作側の人なら、古い人ならRoots今ならThe American Futureぐらいは観ているでしょうから、そんなものは全てひっくるめて(過去の大西洋での歴史もアジア太平洋方面への拡張の歴史も)、アメリカ合衆国の将来像への思いなのか共感なのか勝手な予想なのかは当然のように含ませているように想像しています。
まあ、戦いには海が適しているというのもありますし、香港は怪獣を商売の素材として扱うにはぴったり(台北でも良いですが、政治的になっちゃいますから客が減るでしょう)だし(笑)。
シリーズの2は、どこが舞台なのか楽しみです。
アメリカ(監督はメキシコですが、ハリウッドの一員)の製作側の人なら、古い人ならRoots今ならThe American Futureぐらいは観ているでしょうから、そんなものは全てひっくるめて(過去の大西洋での歴史もアジア太平洋方面への拡張の歴史も)、アメリカ合衆国の将来像への思いなのか共感なのか勝手な予想なのかは当然のように含ませているように想像しています。
まあ、戦いには海が適しているというのもありますし、香港は怪獣を商売の素材として扱うにはぴったり(台北でも良いですが、政治的になっちゃいますから客が減るでしょう)だし(笑)。
シリーズの2は、どこが舞台なのか楽しみです。
Re: No title
魚虎555さん、こんにちは。
陸地から怪獣が出現してもその一国の話にしかなりませんし、出現場所が国境地帯だったりすれば過度に政治的な話になりかねませんから、やっぱり海から登場するのが映画向きですね:-)
監督は、仲の悪い科学者たちが協力し合うようになるところに注目して欲しいとおっしゃっているので、やっぱり国籍、背景の違う人々の連携、連帯を訴えたい気持ちがあるのだと思います。
続編では中南米も出して欲しいですね。
陸地から怪獣が出現してもその一国の話にしかなりませんし、出現場所が国境地帯だったりすれば過度に政治的な話になりかねませんから、やっぱり海から登場するのが映画向きですね:-)
監督は、仲の悪い科学者たちが協力し合うようになるところに注目して欲しいとおっしゃっているので、やっぱり国籍、背景の違う人々の連携、連帯を訴えたい気持ちがあるのだと思います。
続編では中南米も出して欲しいですね。
No title
やだいやだい。
続編が出来るならチェルノ・アルファの前日譚がいいの。
続編が出来るならチェルノ・アルファの前日譚がいいの。
Re: No title
ふじき78さん、こんにちは。
次回作では、異世界から来た親衛隊長が、精神接続した科学者たちの知識をもとにロボット博物館に展示されていたチェルノ・アルファを強奪し、現役のジプシー・デンジャーに戦いを挑む『ジプシー・デンジャー対チェルノ・アルファ』を妄想。
次回作では、異世界から来た親衛隊長が、精神接続した科学者たちの知識をもとにロボット博物館に展示されていたチェルノ・アルファを強奪し、現役のジプシー・デンジャーに戦いを挑む『ジプシー・デンジャー対チェルノ・アルファ』を妄想。
こんばんは。
お世話になっております。
ブログ再会への激励コメントありがとうございました。
いつもながらのことですが
ナドレックさんの守備範囲の広さ、
そして一つの作品に対する深い掘り下げに
「世の中、スゴイ人がいるんだな」と、
今回も呆然と立ちすくんでおりました。
それに比べると、拙ブログは
もう、ほとんどそのときに感じたままを
さしたる推敲もせず殴り書き。
もう、恥ずかしいばかりなのですが、
それでも励みになります。
これからもよろしくお願いします。
ブログ再会への激励コメントありがとうございました。
いつもながらのことですが
ナドレックさんの守備範囲の広さ、
そして一つの作品に対する深い掘り下げに
「世の中、スゴイ人がいるんだな」と、
今回も呆然と立ちすくんでおりました。
それに比べると、拙ブログは
もう、ほとんどそのときに感じたままを
さしたる推敲もせず殴り書き。
もう、恥ずかしいばかりなのですが、
それでも励みになります。
これからもよろしくお願いします。
やっぱ
ロボット(便宜上!)よりは、萌えたのは怪獣でしたわ。
ウルトラマンが私の友でした。。。
操縦方法はにやりでしたけど、あの造形みて、わくわくしないのは、やっぱあたしは女の子(かつての!)。
超合金(でいいのでしょうか?)な映画を撮っても、ギルレモのカラーになるというか、フィルターがかかっちゃうってのは、さすがですね。
その監督、監督の色にしてしまうってのは、何が違うんだろう?と思います。フィルムに色でもついてるのかしら?
ウルトラマンが私の友でした。。。
操縦方法はにやりでしたけど、あの造形みて、わくわくしないのは、やっぱあたしは女の子(かつての!)。
超合金(でいいのでしょうか?)な映画を撮っても、ギルレモのカラーになるというか、フィルターがかかっちゃうってのは、さすがですね。
その監督、監督の色にしてしまうってのは、何が違うんだろう?と思います。フィルムに色でもついてるのかしら?
Re: こんばんは。
えいさん、こんにちは。
コメントありがとうございます。
過分なお言葉に恐れ入れます。
えいさんのブログはとても楽しみにしています。
とりわけ作品を取り上げるスタンスに、共感するとともに学ばせていただくことが多々あります。
これからも参考にさせていただきますので、よろしくお願いします。
コメントありがとうございます。
過分なお言葉に恐れ入れます。
えいさんのブログはとても楽しみにしています。
とりわけ作品を取り上げるスタンスに、共感するとともに学ばせていただくことが多々あります。
これからも参考にさせていただきますので、よろしくお願いします。
Re: やっぱ
sakuraiさん、こんにちは。
本作よりもよほどマニア向けと思われた『テッド』が興収42億円を超える大ヒットとなったのは、10~20代の若い女性に絞って宣伝したからなんですよね。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/report/20130712/251030/
本作は動員に伸び悩んでいるようで、やっぱり女の子にアピールしないと厳しいのかなぁ。
本作よりもよほどマニア向けと思われた『テッド』が興収42億円を超える大ヒットとなったのは、10~20代の若い女性に絞って宣伝したからなんですよね。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/report/20130712/251030/
本作は動員に伸び悩んでいるようで、やっぱり女の子にアピールしないと厳しいのかなぁ。
No title
ミツクリザメは
ジグラの
モデルの深海生物だったと思いますが
アレンジによってはギロンに
寄っていくんですね…
ジグラの
モデルの深海生物だったと思いますが
アレンジによってはギロンに
寄っていくんですね…
お陰で楽しめました!
ナドレックさんのブログ、ヤマト2199から立ち寄って拝見させて頂いております。
常に奥深い資料との考察でなかなかに感動させて頂いてましたが、ついぞ気になっておりました
この作品。
ポスターだけ見てB級映画かと侮っておりましたが、ナドレックさんの解説読みましてなんとしても見に行きたくなってしまい、本日子ども達とともに鑑賞できました。
冒頭から、にやりとさせられ、正に息つく間なしの展開のテンポ良さに、久々に楽しい映画を見たと
大満足。
所々にコネタで笑わされて。続編が出るといいなと思ってます。
では、今後も様々な映画の解説楽しみにしております。
常に奥深い資料との考察でなかなかに感動させて頂いてましたが、ついぞ気になっておりました
この作品。
ポスターだけ見てB級映画かと侮っておりましたが、ナドレックさんの解説読みましてなんとしても見に行きたくなってしまい、本日子ども達とともに鑑賞できました。
冒頭から、にやりとさせられ、正に息つく間なしの展開のテンポ良さに、久々に楽しい映画を見たと
大満足。
所々にコネタで笑わされて。続編が出るといいなと思ってます。
では、今後も様々な映画の解説楽しみにしております。
Re: No title
Tokumeiさん、コメントありがとうございます。
そうそう、ナイフヘッドの全身図を見るとジグラに似ているんですよね。
でも劇中で頭のトンガリを武器にしてるところはギロンっぽい。
どちらにも似るのは、ガメラシリーズの怪獣デザインに一貫性があることを示すのでしょう。
そうそう、ナイフヘッドの全身図を見るとジグラに似ているんですよね。
でも劇中で頭のトンガリを武器にしてるところはギロンっぽい。
どちらにも似るのは、ガメラシリーズの怪獣デザインに一貫性があることを示すのでしょう。
Re: お陰で楽しめました!
はっしーゼロフォーさん、こんにちは。
ブログをご覧いただきありがとうございます。
お子さんと一緒に観てくれることこそギレルモ・デル・トロ監督が望んだことだと思います。
素晴らしい!
本作のように徹頭徹尾ロボットと怪獣に焦点を当てた映画は、今どき珍しいですね。
でも、だからこそ面白い。
しばしば、難解な作品やエンターテインメント色の薄い作品を称して「作家性が強い」と云いますが、本作こそ強烈な作家性の発露に他ならないでしょう。
続編への期待が高まります。
お子さんたちも怪獣好きになるといいですね:-)
ブログをご覧いただきありがとうございます。
お子さんと一緒に観てくれることこそギレルモ・デル・トロ監督が望んだことだと思います。
素晴らしい!
本作のように徹頭徹尾ロボットと怪獣に焦点を当てた映画は、今どき珍しいですね。
でも、だからこそ面白い。
しばしば、難解な作品やエンターテインメント色の薄い作品を称して「作家性が強い」と云いますが、本作こそ強烈な作家性の発露に他ならないでしょう。
続編への期待が高まります。
お子さんたちも怪獣好きになるといいですね:-)
大いなる怪獣映画には日本の声優
ナドレックさん こんにちは
ようやく見れましたパシフィック・リム。アメリカ人が作った怪獣映画というふれこみ、予想以上に出来がよく、ビックリしてしまいました。特に頭部がガッシーンと合体するシーンは、まさにマジンガーゼットのパイルダー号(ショックを和らげる気配りがないねえ)。
大対大の対決を演出するかのサウンド。円谷さんもこの映画を見たらきっと大喜びでしょう。
私なりにツボだったのは日本のアニメ声優陣です。古谷徹さん、林原めぐみさん、三ツ矢雄二さん、池田秀一、千葉繁さんなどなど蒼々たる面々。やはり、ロボット声優の年季が違います。武器の名前を読み上げるのだって、オーバーワークでもいいじゃないですか。
字幕より吹き替えのほうが燃える洋物映画は久々でした。絶対字幕をおすすめします。
ようやく見れましたパシフィック・リム。アメリカ人が作った怪獣映画というふれこみ、予想以上に出来がよく、ビックリしてしまいました。特に頭部がガッシーンと合体するシーンは、まさにマジンガーゼットのパイルダー号(ショックを和らげる気配りがないねえ)。
大対大の対決を演出するかのサウンド。円谷さんもこの映画を見たらきっと大喜びでしょう。
私なりにツボだったのは日本のアニメ声優陣です。古谷徹さん、林原めぐみさん、三ツ矢雄二さん、池田秀一、千葉繁さんなどなど蒼々たる面々。やはり、ロボット声優の年季が違います。武器の名前を読み上げるのだって、オーバーワークでもいいじゃないですか。
字幕より吹き替えのほうが燃える洋物映画は久々でした。絶対字幕をおすすめします。
Re: 大いなる怪獣映画には日本の声優
ヤマトおやじさん こんにちは。
私は吹き替え版を見逃してしまいました。残念!
かなり、"ものの判った"吹き替えだったようですね。
円谷英二氏が存命だったら、今頃どんな映画を撮ったでしょう。
そんなことも考えさせられました。
私は吹き替え版を見逃してしまいました。残念!
かなり、"ものの判った"吹き替えだったようですね。
円谷英二氏が存命だったら、今頃どんな映画を撮ったでしょう。
そんなことも考えさせられました。
No title
鼻血が出るのは誤った描写じゃないよ
慢性白血病で血小板が減ってたら出血し易くなる
多分ペントコさんは高血圧持ちで興奮すると直ぐに血圧が上がって鼻血が出るんだろう
あのピルは多分降圧剤じゃないかな
慢性白血病で血小板が減ってたら出血し易くなる
多分ペントコさんは高血圧持ちで興奮すると直ぐに血圧が上がって鼻血が出るんだろう
あのピルは多分降圧剤じゃないかな
同意見です
はじめまして。
レビュー同感です。
私はウルトラマン、ガメラ、ロボットアニメ大好きで、
この映画にはその全てがつまっていますね。
特に、ガメラシリーズは大好きです。
世間ではゴジラのほうが有名ですが、
私は断然ガメラ派です。
なぜなら、敵対する怪獣が魅力的だからです。
怪獣のテイストはガメラですよね。
あの、怪獣出現のわくわく感、イェーガーの戦いの
迫力とハラハラ感はたまりませんでした!
レビュー同感です。
私はウルトラマン、ガメラ、ロボットアニメ大好きで、
この映画にはその全てがつまっていますね。
特に、ガメラシリーズは大好きです。
世間ではゴジラのほうが有名ですが、
私は断然ガメラ派です。
なぜなら、敵対する怪獣が魅力的だからです。
怪獣のテイストはガメラですよね。
あの、怪獣出現のわくわく感、イェーガーの戦いの
迫力とハラハラ感はたまりませんでした!
Re: No title
Gクラッシャーさん、コメントありがとうございます。
そういう解釈もあるかもしれません。
放射線被爆したからといって必ずしも白血病に罹患するわけではなりませんが、ペントコは発症してしまったと。慢性骨髄性白血病では血小板が増えることが多いと思いますが、ペントコの場合は(何らかの事情で?)病気の進行を抑えることができず、血小板が減少するほど造血機能が損なわれてしまった、というところでしょうか。だとすると症状は鼻血だけで済まない気がします。
>多分ペントコさんは高血圧持ちで興奮すると直ぐに血圧が上がって鼻血が出るんだろう
なるほど。
降圧剤をガッツリ飲めば血圧は下がりますが、ペントコは服用をサボりがちだったのかもしれませんね。
歳も歳もなので、白血病より高血圧の方が可能性は高いかもしれません。
そういう解釈もあるかもしれません。
放射線被爆したからといって必ずしも白血病に罹患するわけではなりませんが、ペントコは発症してしまったと。慢性骨髄性白血病では血小板が増えることが多いと思いますが、ペントコの場合は(何らかの事情で?)病気の進行を抑えることができず、血小板が減少するほど造血機能が損なわれてしまった、というところでしょうか。だとすると症状は鼻血だけで済まない気がします。
>多分ペントコさんは高血圧持ちで興奮すると直ぐに血圧が上がって鼻血が出るんだろう
なるほど。
降圧剤をガッツリ飲めば血圧は下がりますが、ペントコは服用をサボりがちだったのかもしれませんね。
歳も歳もなので、白血病より高血圧の方が可能性は高いかもしれません。
Re: 同意見です
PUPYYさん、はじめまして。
コメントありがとうございます。
> 私はウルトラマン、ガメラ、ロボットアニメ大好きで、
おお、まさにドンピシャですね!
ゴジラもガメラも好きですが、怪獣の体表がヌメッとした感じはガメラシリーズならではですね。
本作に登場する怪獣がだんだん大きくなるところとか、数も増えていくところとか、判り易いエスカレーションのさせ方がたまりませんね!
コメントありがとうございます。
> 私はウルトラマン、ガメラ、ロボットアニメ大好きで、
おお、まさにドンピシャですね!
ゴジラもガメラも好きですが、怪獣の体表がヌメッとした感じはガメラシリーズならではですね。
本作に登場する怪獣がだんだん大きくなるところとか、数も増えていくところとか、判り易いエスカレーションのさせ方がたまりませんね!
No title
> 魚虎555さん
マコとベケットは続編から外れるのか残るのか(彼らのお話は完結したので外れてもいいと思う)、サイエンティストと商人は残してほしい。
こんばんわ シリーズ毎に主人公が変わるというのは面白いアイディアですね 「太陽にほえろ」などの刑事ドラマで回によってその回の主役の刑事が変わりますが、その映画版といったところでしょうか
パシフィックリム2は自分も大期待!です 次回作ではイエ—ガー専用のフライトユニットが見たい いちいちヘリに吊られて移動、というのもシンドイしジェットスクランダ―的なフライトユニットと合体すればイエーガー単独で飛行できるしオオタチのような飛行能力のあるカイジュウとの空中戦を演出できるしね
マコとベケットは続編から外れるのか残るのか(彼らのお話は完結したので外れてもいいと思う)、サイエンティストと商人は残してほしい。
こんばんわ シリーズ毎に主人公が変わるというのは面白いアイディアですね 「太陽にほえろ」などの刑事ドラマで回によってその回の主役の刑事が変わりますが、その映画版といったところでしょうか
パシフィックリム2は自分も大期待!です 次回作ではイエ—ガー専用のフライトユニットが見たい いちいちヘリに吊られて移動、というのもシンドイしジェットスクランダ―的なフライトユニットと合体すればイエーガー単独で飛行できるしオオタチのような飛行能力のあるカイジュウとの空中戦を演出できるしね
Re: No title
ロケットチョンボさん、こんにちは。
> こんばんわ シリーズ毎に主人公が変わるというのは面白いアイディアですね
すると、怪獣軍団の攻撃にジプシー・デンジャーがボロボロになったそのとき、謎の予言者の言葉どおりに新たな勇者が現れる展開に……(^^;
> こんばんわ シリーズ毎に主人公が変わるというのは面白いアイディアですね
すると、怪獣軍団の攻撃にジプシー・デンジャーがボロボロになったそのとき、謎の予言者の言葉どおりに新たな勇者が現れる展開に……(^^;
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【ストーリー】
2013
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(原題:Pacific Rim)
----おっ、いよいよ再開だニャ。
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四十九日まで待つのは
フォーンの性格からしてもイヤ
★パシフィック・リム(2013)★
PACIFIC RIM
人類最後の望みは、この巨兵。
映時間 131分
製作国 アメリカ
公開情報 劇場公開(ワーナー)
初公開年月 2013/08/09
ジャンル アクション/SF/ロボット
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【解説】
パシフィック・リム・・・・・評価額1700円
鋼鉄のルチャドール。
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[映画][☆☆☆☆★]「パシフィック・リム」感想
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ギレルモ・デル・トロが怪獣映画を撮る。 もうこれだけで期待に胸がブレストファイヤ
パシフィック・リム
夏休み大作、第一弾!!!
『パシフィック・リム』を109シネマズ木場2で観て、オタクとしてこの映画にはいい所と悪い所があるふじき★★★★
五つ星評価で【★★★★近親憎悪のようなものかもしれんが】
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「パシフィック・リム」2D吹替版(ネタバレ注意?)
評価:★★★
ストーリー(Yahoo!映画より)
2013年、突然未知の巨大生命体が太平洋の深海から現われる。それは世界各国の都市を次々と破壊して回り、瞬く間に人類は破滅寸前へと
追い
ドリフ(ト)の大爆発 ギレルモ・デル・トロ 『パシフィック・リム』
この夏はいつも以上にハリウッドのSF・冒険大作が集中し、なんだか夏祭りの屋台で手
パシフィック・リム レビュー(ネタバレあり)
【ストーリー】 かつて人々は地球外生命との接触は宇宙からもたらされると考えてい
映画「パシフィック・リム」
映画「パシフィック・リム」を鑑賞しました。
怪獣対ロボット
15日のことですが、映画「パシフィック・リム」を鑑賞しました。
IMAX 3Dにて
世界各国を襲撃する謎の巨大生命体 kaijuを倒すべく
人型巨大兵器イェーガーを操縦するパイロットたちの戦
パシフィック・リム 映画 感想
パシフィック・リム
映画 感想
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パシフィック・リム
『パシフィック・リム』を渋谷シネパレスで見ました。
(1)評判がよさそうなので、随分と遅ればせながらも見に行ってきました。
本作は、深海にできた時空を越える通路を通って他の天体(「異世界アンティヴァース」)から次々と送られてくる巨大な怪獣(“kaiju”)に...
パシフィック・リム(3D・日本語吹替版)
パシフィック・リム(3D・日本語吹替版)観ました。 [満足度:★★★☆☆ 3点]
映画:パシフィック・リム
(基本的にネタバレありですのでご注意ください。)
●パシフィック・リム
2013年、太平洋グアム沖の深海に異世界とつながる割れ目が生じ、そこから怪獣が現れ、サンフランシスコを襲撃する。米軍は陸海空軍総攻撃をかけ、その怪獣を倒すことに成功する。しかし喜ぶのもつかの間、次々と怪獣が出現する。関係各国は協力して環太平洋防衛軍、通称PPDCを設立し、対怪獣用巨人兵器イェーガーを開発する。イェー...
パシフィック・リム
かかか、KAIJU!
ギレルモ・デル・トロ監督作品。巨大モンスターを「KAIJU」とよぶ事からも分かるとおり、かなり日本の特撮映画をリスペクトしています。どうやら昔日本の特撮をみてたようですよ(放送してたの?)。
対KAIJU兵器「イェーガー」には精神的負担の軽減からパイロットは二人、そのシンクロ率は作品の中でも重視されていて、二人の記憶を共有してしまうなどの面も。
特撮の設定を実...
映画「パシフィック・リム」レビュー(世界を守るために戦った戦士達の魂の物語)
映画「パシフィック・リム」のブルーレイを見たのでレビュー記事を書いてみたいと思います。(ス
パシフィック・リム
PACIFIC RIM
2013年
アメリカ
131分
アクション/SF/ロボット
劇場公開(2013/08/09)
監督:ギレルモ・デル・トロ
製作:ギレルモ・デル・トロ
脚本:ギレルモ・デル・トロ
出演:
チャーリー・ハナム:ローリー・ベケット
イドリス・エルバ:スタッカー・...
パシフィックリム 日本で作って欲しかった巨大戦闘ロボ&怪獣のガチンコ対決!!
パシフィックリム 日本で作って欲しかった巨大戦闘ロボ&怪獣のガチンコ対決!! お
映画『パシフィック・リム 3D』を観て
13-67.パシフィック・リム 3D■原題:Pacific Rim■製作年、国:2013年、アメリカ■上映時間:132分■料金:2、100円■観賞日:8月26日、TOHOシネマズ六本木ヒルズ(六本木)
□監督・脚本:ギレルモ・デル・トロ□脚本:トラヴィス・ビーチャム◆チャーリー・...
パシフィック・リム
凶暴な怪獣に対する、人類の巨大ロボット対戦… 劇場映えする大迫力日本では、ほとんど定番ジャンルの感じで見慣れた感ですが、ハリウッド流の解釈や味付け、演出の差が、ちょっと違ってて新鮮だったのでした。菊地凛子、なかなかの存在感。見事、ヒロインの日本人女性マコ役を好演してました。また、マコの少女時代として、芦田愛菜も、大作に負けない渾身の演技。怪獣や、人型巨大兵器により詳しい方は、大いに楽しめそう...