『藁の楯 わらのたて』 この挑戦を受けて立て!
シンプルなのに捻りがある。
作り手はこの設定にした段階で、『藁の楯 わらのたて』は面白いと確信したことだろう。
もちろん、その第一の功績は原作小説にあるのだろうが、主演の大沢たかおさんが数年前に原作を読んで「すごく面白いけど、日本で映画化するのは無理」と思い[*]、三池崇史監督が「ある意味で日本映画への挑戦として書かれた原作だ」と語る小説を、撮影用に外国の鉄道を運行させたり、高速道路を封鎖してまで映画化したのは、スタッフ・キャストの力によるものだろう。
護送物というジャンルはないかもしれないが、護送を描いた作品は幾つもある。
『ガントレット』(1977年)は裁判所へ検察側の証人を護送する話だ。被告側の一味が、裁判で証言させまいと刑事と証人を襲撃する。はたして証人が裁判所へたどり着けるかどうかが眼目の作品だ。
『決断の3時10分』(1957年)とそのリメイク『3時10分、決断のとき』(2007年)は、強盗団の首領を刑務所に入れるため、駅まで護送する話である。首領を奪還しに来る強盗団の襲撃をかわしつつ、いかに駅にたどり着くかが眼目だ。『3時10分、決断のとき』では、強盗団のみならず金に釣られた一般人も襲撃に加わるので、主人公は町全体を敵に回す破目になる。
『藁の楯 わらのたて』の面白さは、これら先行する作品とはいささか異なる設定による。
護送されるのは、誰もが「人間のクズ」と吐き捨てる犯罪者・清丸国秀。その目的は、清丸が出頭した福岡県警から東京の警視庁へ移送することだ。
犯罪者を護送するのは『3時10分、決断のとき』と同じだが、本作で主人公たちを襲う連中は清丸を助けたいのではない。清丸に復讐したい大金持ちが用意した10億円の賞金に釣られて、一般人が清丸の命を狙って殺到するのだ。この点で、『3時10分、決断のとき』とは真逆のシチュエーションになっている。
対象の命が狙われるのは『ガントレット』と同じだが、『ガントレット』の対象者は悪人ではないから、「人間のクズ」が狙われる本作とは真逆である。
つまり『藁の楯 わらのたて』では、『ガントレット』のように善人を守るのでもなければ、『3時10分、決断のとき』のように悪人の脱出を阻止するのでもなく、悪人を守るために命を張るのだ。
この捻りが物語を格段に面白くしている。
「清丸に、守る価値はあるのか!?」
劇中、誰もがこのセリフを口にする。賞金をかけた大金持ちも、清丸の犠牲になった少女の親も、清丸を護送する刑事までもが口にする。
たとえ命がけの職務でも、善人を守るならやりがいを感じるかもしれない。悪人が二度と罪を犯さないように処罰することに命をかけるのも、やる価値はあるかもしれない。
けれども「人間のクズ」の清丸を守るために体を張り、場合によっては命を落とす。そんなことを、本当にやり通すべきなのか。
しかも清丸を狙う人間は、必ずしも金の亡者ばかりではない。彼らの中には清丸が死ぬべきだと考えている者もいれば、恨みを晴らしたい者もいる。清丸なんかを護送する警察官の方が間違っている、そう考える者もいる。
襲撃側の事情や思いが判るにつれ、観客も清丸を守ることに疑問を感じてしまうだろう。
この状況で、主人公たち警察官は清丸を守りきれるのか。守るべきなのか。清丸を守るために犠牲を出すことが正しいのか。
本作はシンプルなストーリーにアクションやサスペンスが満載だ。
だが、一番の見どころは、「極悪人でも命がけで守るべきか」という葛藤だ。
その葛藤を、観客は息を詰めて凝視する。映画の上映時間125分はひたすら熱い。
本作の肝となるのは、ひとえに清丸国秀の造形だ。いかにクズらしく、いかに憎々しく、いかに鬼畜として描くか。そこを徹底してこそ本作は成立する。
『ガントレット』なら護送の対象である証人と情を交わしてもいいし、『3時10分、決断のとき』なら強盗団の首領と友情に似た感情が芽生えてもいい。しかし本作の葛藤は、対象が護送任務の警察官ですら殺したくなるほど最低の人間でなければ成立しない。
この点で、藤原竜也さん演じる清丸国秀は見事な成功と云えるだろう。本作を鑑賞した観客は、清丸に怒りを覚え、嫌悪感を抱くだろう。主人公に、もう清丸を守るなと思い、いっそお前が清丸を襲えと思うだろう。
そのとき主人公がどうするか、何を思うか、なぜそう思うのかが焦点だ。主人公にも迷いはある。主人公が一瞬でも職務をためらったら、警護の手が緩んだら、清丸は死ぬ。それが判った上で、全国民を敵に回す中で、何をするか選択しなければならない。
日本のドラマや映画では、善意から行動すればハッピーエンドが待っている、なんて作品がしばしば見受けられる。
しかし本作に天の配剤は働かない。
その決断の機微こそ、映画の作り手が観客に味わわせたいことである。
あなたならどうするか。
この映画は観客への挑戦だ。
[*] 読売新聞 2013年4月26日 夕刊「一見不可能な撮影 次々実現」
『藁の楯 わらのたて』 [わ行]
監督/三池崇史
出演/大沢たかお 藤原竜也 松嶋菜々子 岸谷五朗 伊武雅刀 永山絢斗 山崎努 余貴美子 本田博太郎
日本公開/2013年4月26日
ジャンル/[アクション] [サスペンス] [ドラマ]
http://bookmarks.yahoo.co.jp/bookmarklet/showpopup?t='+encodeURIComponent(document.title)+'&u='+encodeURIComponent(location.href)+'&ei=UTF-8','_blank','width=550,height=480,left=100,top=50,scrollbars=1,resizable=1',0);">
作り手はこの設定にした段階で、『藁の楯 わらのたて』は面白いと確信したことだろう。
もちろん、その第一の功績は原作小説にあるのだろうが、主演の大沢たかおさんが数年前に原作を読んで「すごく面白いけど、日本で映画化するのは無理」と思い[*]、三池崇史監督が「ある意味で日本映画への挑戦として書かれた原作だ」と語る小説を、撮影用に外国の鉄道を運行させたり、高速道路を封鎖してまで映画化したのは、スタッフ・キャストの力によるものだろう。
護送物というジャンルはないかもしれないが、護送を描いた作品は幾つもある。
『ガントレット』(1977年)は裁判所へ検察側の証人を護送する話だ。被告側の一味が、裁判で証言させまいと刑事と証人を襲撃する。はたして証人が裁判所へたどり着けるかどうかが眼目の作品だ。
『決断の3時10分』(1957年)とそのリメイク『3時10分、決断のとき』(2007年)は、強盗団の首領を刑務所に入れるため、駅まで護送する話である。首領を奪還しに来る強盗団の襲撃をかわしつつ、いかに駅にたどり着くかが眼目だ。『3時10分、決断のとき』では、強盗団のみならず金に釣られた一般人も襲撃に加わるので、主人公は町全体を敵に回す破目になる。
『藁の楯 わらのたて』の面白さは、これら先行する作品とはいささか異なる設定による。
護送されるのは、誰もが「人間のクズ」と吐き捨てる犯罪者・清丸国秀。その目的は、清丸が出頭した福岡県警から東京の警視庁へ移送することだ。
犯罪者を護送するのは『3時10分、決断のとき』と同じだが、本作で主人公たちを襲う連中は清丸を助けたいのではない。清丸に復讐したい大金持ちが用意した10億円の賞金に釣られて、一般人が清丸の命を狙って殺到するのだ。この点で、『3時10分、決断のとき』とは真逆のシチュエーションになっている。
対象の命が狙われるのは『ガントレット』と同じだが、『ガントレット』の対象者は悪人ではないから、「人間のクズ」が狙われる本作とは真逆である。
つまり『藁の楯 わらのたて』では、『ガントレット』のように善人を守るのでもなければ、『3時10分、決断のとき』のように悪人の脱出を阻止するのでもなく、悪人を守るために命を張るのだ。
この捻りが物語を格段に面白くしている。
「清丸に、守る価値はあるのか!?」
劇中、誰もがこのセリフを口にする。賞金をかけた大金持ちも、清丸の犠牲になった少女の親も、清丸を護送する刑事までもが口にする。
たとえ命がけの職務でも、善人を守るならやりがいを感じるかもしれない。悪人が二度と罪を犯さないように処罰することに命をかけるのも、やる価値はあるかもしれない。
けれども「人間のクズ」の清丸を守るために体を張り、場合によっては命を落とす。そんなことを、本当にやり通すべきなのか。
しかも清丸を狙う人間は、必ずしも金の亡者ばかりではない。彼らの中には清丸が死ぬべきだと考えている者もいれば、恨みを晴らしたい者もいる。清丸なんかを護送する警察官の方が間違っている、そう考える者もいる。
襲撃側の事情や思いが判るにつれ、観客も清丸を守ることに疑問を感じてしまうだろう。
この状況で、主人公たち警察官は清丸を守りきれるのか。守るべきなのか。清丸を守るために犠牲を出すことが正しいのか。
本作はシンプルなストーリーにアクションやサスペンスが満載だ。
だが、一番の見どころは、「極悪人でも命がけで守るべきか」という葛藤だ。
その葛藤を、観客は息を詰めて凝視する。映画の上映時間125分はひたすら熱い。
本作の肝となるのは、ひとえに清丸国秀の造形だ。いかにクズらしく、いかに憎々しく、いかに鬼畜として描くか。そこを徹底してこそ本作は成立する。
『ガントレット』なら護送の対象である証人と情を交わしてもいいし、『3時10分、決断のとき』なら強盗団の首領と友情に似た感情が芽生えてもいい。しかし本作の葛藤は、対象が護送任務の警察官ですら殺したくなるほど最低の人間でなければ成立しない。
この点で、藤原竜也さん演じる清丸国秀は見事な成功と云えるだろう。本作を鑑賞した観客は、清丸に怒りを覚え、嫌悪感を抱くだろう。主人公に、もう清丸を守るなと思い、いっそお前が清丸を襲えと思うだろう。
そのとき主人公がどうするか、何を思うか、なぜそう思うのかが焦点だ。主人公にも迷いはある。主人公が一瞬でも職務をためらったら、警護の手が緩んだら、清丸は死ぬ。それが判った上で、全国民を敵に回す中で、何をするか選択しなければならない。
日本のドラマや映画では、善意から行動すればハッピーエンドが待っている、なんて作品がしばしば見受けられる。
しかし本作に天の配剤は働かない。
その決断の機微こそ、映画の作り手が観客に味わわせたいことである。
あなたならどうするか。
この映画は観客への挑戦だ。
[*] 読売新聞 2013年4月26日 夕刊「一見不可能な撮影 次々実現」

監督/三池崇史
出演/大沢たかお 藤原竜也 松嶋菜々子 岸谷五朗 伊武雅刀 永山絢斗 山崎努 余貴美子 本田博太郎
日本公開/2013年4月26日
ジャンル/[アクション] [サスペンス] [ドラマ]


⇒comment
No title
この文章を読んで、プライベート ライアンを思い出しました。ライアン二等兵は悪人ではありませんが、彼を助けるために多くの人が命を掛けるのは馬鹿げているという設定なので。
Re: No title
@kiyoshi_fujiokaさん、コメントありがとうございます。
『プライベート・ライアン』も板挟みの状況を描いた映画でしたね。前線の一人を救出するために、多くの部下を犠牲にしなければならない。その苦悩は、実は形を変えて多くの人が味わっていると思います。というか、安易に結論に飛びつかず、苦悩するべきなのでしょう。それを示すことに、『プライベート・ライアン』や本作の普遍性があるのでしょうね。
『プライベート・ライアン』については、押井守監督が興味深い解題をされていますのでご紹介します。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/interview/20130107/241891/
http://business.nikkeibp.co.jp/article/interview/20130107/241897/
『プライベート・ライアン』も板挟みの状況を描いた映画でしたね。前線の一人を救出するために、多くの部下を犠牲にしなければならない。その苦悩は、実は形を変えて多くの人が味わっていると思います。というか、安易に結論に飛びつかず、苦悩するべきなのでしょう。それを示すことに、『プライベート・ライアン』や本作の普遍性があるのでしょうね。
『プライベート・ライアン』については、押井守監督が興味深い解題をされていますのでご紹介します。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/interview/20130107/241891/
http://business.nikkeibp.co.jp/article/interview/20130107/241897/
No title
藁の楯、とてもおもしろかったです!
清丸がとにかく憎々しくて、こいつを殺せない悔しさで涙が出そうなほどでした。
何が正しいことなのかを、きれいごとなしで描ききっていて、日本映画というスケールを超えた傑作だと思います
トラックバックさせていただきます。
清丸がとにかく憎々しくて、こいつを殺せない悔しさで涙が出そうなほどでした。
何が正しいことなのかを、きれいごとなしで描ききっていて、日本映画というスケールを超えた傑作だと思います
トラックバックさせていただきます。
Re: No title
ゆーきねこさん、こんにちは。
> 清丸がとにかく憎々しくて、こいつを殺せない悔しさで涙が出そうなほどでした。
そうなんですよ。見ていて「早くコイツを殺してスカッとさせてくれ」って思っちゃうんですよね。
そう思っちゃったら作り手の術中に落ちているわけですが。
なかなか強烈な映画だったと思います。
> 清丸がとにかく憎々しくて、こいつを殺せない悔しさで涙が出そうなほどでした。
そうなんですよ。見ていて「早くコイツを殺してスカッとさせてくれ」って思っちゃうんですよね。
そう思っちゃったら作り手の術中に落ちているわけですが。
なかなか強烈な映画だったと思います。
殺せない葛藤…
復讐心や、善人と犯罪者の命の重さ…、テーマは深いのですが、なぜかモヤモヤ感の残る映画でした。人間の嫌な部分を見せつけられたり、国の根幹たるべき警察権力の、あまりの頼りなさに落ち込むことも…。主役の大沢たかおさんだけが一人で闘っているような…。ちょっと違いますがよく似たテーマの、「その夜の侍」の方が後味が良かったのは、なぜでしょうか。エンタメとしては充分楽しめたんですが…。
Re: 殺せない葛藤…
梅茶さん、こんにちは。
『その夜の侍』は最後の最後に後味が良くなるようにしてましたね。
本作の狙いはモヤモヤ感を残すことのように思います。もちろん商売ですから、少年のカットを挿入して救いを持たせてしまいましたが。モヤモヤで良いのではないでしょうか。
『その夜の侍』は最後の最後に後味が良くなるようにしてましたね。
本作の狙いはモヤモヤ感を残すことのように思います。もちろん商売ですから、少年のカットを挿入して救いを持たせてしまいましたが。モヤモヤで良いのではないでしょうか。
現実もまた…
ナドレックさん、いつも楽しく読んでいます。「偽りなき者」に対しても感じたのですが、大衆の怖さを、この「藁の楯」で見せつけられ、自分の感じたモヤモヤ感は、今、改憲論が喧しい現実に影響を受けているのかもしれません。それが狙いなら、さすが三池監督、ですね。一番怖いのは何か…、心に留め置くべきなのかもしれません。
No title
もっともありえないラストシーン
すっかりダチになった大沢たかおと藤原竜也が送検先で待機する全警察官と山崎努を皆殺しにする。そこに唐突に現われた妻夫木と武井咲が「この素晴らしい愛をもう一度」をデュエットしてエンドロール。
すっかりダチになった大沢たかおと藤原竜也が送検先で待機する全警察官と山崎努を皆殺しにする。そこに唐突に現われた妻夫木と武井咲が「この素晴らしい愛をもう一度」をデュエットしてエンドロール。
No title
ナドレックさん、お久しぶりです!
わたし、「清丸」に憎いとか屑だとかいう感情沸かなかったんです(汗)
最近話題のサイコパスかなぁ等とと分析してしまいましたよ。
「清丸」がガンガン殴りつけたり乱暴するシーンが冒頭にあれば「このぉ、人でなし!」と最初から感情移入できたのですが、そういう場面を見せなかったので残酷さが実感が出来なかったからです。「本当に彼なのか?」「実は犯人は違っているというどんでん返しでもあるかもしれない」と。でも最後の裁判の判決で彼の言った言葉に「屑のまま変わらなかったのね」と納得しました。
わたし、「清丸」に憎いとか屑だとかいう感情沸かなかったんです(汗)
最近話題のサイコパスかなぁ等とと分析してしまいましたよ。
「清丸」がガンガン殴りつけたり乱暴するシーンが冒頭にあれば「このぉ、人でなし!」と最初から感情移入できたのですが、そういう場面を見せなかったので残酷さが実感が出来なかったからです。「本当に彼なのか?」「実は犯人は違っているというどんでん返しでもあるかもしれない」と。でも最後の裁判の判決で彼の言った言葉に「屑のまま変わらなかったのね」と納得しました。
Re: 現実もまた…
梅茶さん、こんにちは。
大衆とは個々の人間の集合体のはずですが、はたして個人としての言動が問われるときと、その他大勢の一人でしかないときとでは、どう行動が変わるのか。私たちはもっと自覚的であるべきかも知れませんね。
大衆とは個々の人間の集合体のはずですが、はたして個人としての言動が問われるときと、その他大勢の一人でしかないときとでは、どう行動が変わるのか。私たちはもっと自覚的であるべきかも知れませんね。
Re: No title
ふじき78さん、こんにちは。
> すっかりダチになった
それだとラッセル・クロウとクリスチャン・ベイルになっちゃうからなぁ。
「あの素晴しい愛をもう一度」をデュエットしてくれたら感激です。
『愛と誠』のサントラはお気に入りの一枚。
> すっかりダチになった
それだとラッセル・クロウとクリスチャン・ベイルになっちゃうからなぁ。
「あの素晴しい愛をもう一度」をデュエットしてくれたら感激です。
『愛と誠』のサントラはお気に入りの一枚。
Re: No title
愛知女子さん、お久しぶりです。
なるほど。乱暴するシーンが冒頭にあれば、もっと観客は感情移入できたかもしれません。
でも幼女への乱暴からはじまる映画は公開できないかも……。
劇中では清丸の内面が掘り下げられていないので、なぜ清丸が犯罪に走るのか、精神的な異常を抱えていないのかはよく判りませんね。裁判にかけられているので、責任能力はあると判断されたのでしょうが。
私としては物語を途中で打ち切り、結末を観客に委ねても良かったかなと思います。
でも、判決でのセリフは傑作でした。あそこで殊勝な言葉を口にしたらぶち壊しですからね。
なるほど。乱暴するシーンが冒頭にあれば、もっと観客は感情移入できたかもしれません。
でも幼女への乱暴からはじまる映画は公開できないかも……。
劇中では清丸の内面が掘り下げられていないので、なぜ清丸が犯罪に走るのか、精神的な異常を抱えていないのかはよく判りませんね。裁判にかけられているので、責任能力はあると判断されたのでしょうが。
私としては物語を途中で打ち切り、結末を観客に委ねても良かったかなと思います。
でも、判決でのセリフは傑作でした。あそこで殊勝な言葉を口にしたらぶち壊しですからね。
三池の悪意?
ナドレックさん、ども。
自分のブログにも駄文を書きましたが、
>本作の狙いはモヤモヤ感を残すことのように思います。もちろん商売ですから、少年のカットを挿入して救いを持たせてしまいましたが。モヤモヤで良いのではないでしょうか。
最前列でみましたが、ラストシーン、画面奥に後姿で去りつつある、大沢たかお。顔が、まさに、米粒ほどで、大沢たかおとは、はっきりわからない。
わざと、大沢とは、「同定」出来ないように、写している。
これ、母親が「変態さん」に理不尽に殺された遺児である少年も、また、「優しいおじさんを装った、別の変態さん」の「餌食」になるシーンでも、おかしくは、ないのでは、と、どきどきしながら(笑)見ていました。
親子二代とも「変態さんの餌食」という、悪意を残しつつ、でも表面的には、少年と大沢、残されたもの同士の連帯という、ほのぼのを「装う」。
そんな「邪推」をしてしまうのは、三池に毒されているせいですかね(笑)。
自分のブログにも駄文を書きましたが、
>本作の狙いはモヤモヤ感を残すことのように思います。もちろん商売ですから、少年のカットを挿入して救いを持たせてしまいましたが。モヤモヤで良いのではないでしょうか。
最前列でみましたが、ラストシーン、画面奥に後姿で去りつつある、大沢たかお。顔が、まさに、米粒ほどで、大沢たかおとは、はっきりわからない。
わざと、大沢とは、「同定」出来ないように、写している。
これ、母親が「変態さん」に理不尽に殺された遺児である少年も、また、「優しいおじさんを装った、別の変態さん」の「餌食」になるシーンでも、おかしくは、ないのでは、と、どきどきしながら(笑)見ていました。
親子二代とも「変態さんの餌食」という、悪意を残しつつ、でも表面的には、少年と大沢、残されたもの同士の連帯という、ほのぼのを「装う」。
そんな「邪推」をしてしまうのは、三池に毒されているせいですかね(笑)。
Re: 三池の悪意?
昔の映画さん、こんにちは。
なるほど、あのロングショットはそういう意味かも知れませんね。
しかも、その「邪推」は大沢たかおさんに「同定」できたとしても成立するかも知れません。
ああ、映画って面白いですね!
なるほど、あのロングショットはそういう意味かも知れませんね。
しかも、その「邪推」は大沢たかおさんに「同定」できたとしても成立するかも知れません。
ああ、映画って面白いですね!
清丸の後悔、
すっかりご無沙汰しております。
後半、ちょっとダレ気味でしたので
裁判での清丸の発言でニヤリ!と、してしまいました。
その分、ラストは要らないなぁ~と思っておりましたが
昔の映画さんとナドレックさんのやり取りをお聞きして
まだまだ観方が甘かったと感じています…
後半、ちょっとダレ気味でしたので
裁判での清丸の発言でニヤリ!と、してしまいました。
その分、ラストは要らないなぁ~と思っておりましたが
昔の映画さんとナドレックさんのやり取りをお聞きして
まだまだ観方が甘かったと感じています…
悪意も善意もどちらでも(笑)
ナドレックさん、ほし★ママ。さん、ども。
ラストのロングショットの、大沢たかお?と少年、この大沢たかお?が、はっきりしないのは、確かなのですが、では、なぜ「彼」を「変態さんか?」と、どきどきしたのかは、その直前のシーン、ほし★ママ。さんもご指摘の、清丸の裁判の「反省」発言だったからで。
あの発言の直後だから、正体不明な大沢たかお?が、変態さんに見えてしまったのでした。
まあ、そういうケースは、きわめてレアで、ぼくの考え過ぎかもしれませんが、少なくとも、三池は、はっきり大沢たかおを写さないことによって、善良な考えをする人にとっては、ハッピーエンド、「不純」な考えをする人にとっては、結局大沢たかおは助からなかったのだな、大沢とは別の男性が、松島菜々子の遺児をサポートしていくのだな、と解釈する余地を残したということでしょうか。
ラストのロングショットの、大沢たかお?と少年、この大沢たかお?が、はっきりしないのは、確かなのですが、では、なぜ「彼」を「変態さんか?」と、どきどきしたのかは、その直前のシーン、ほし★ママ。さんもご指摘の、清丸の裁判の「反省」発言だったからで。
あの発言の直後だから、正体不明な大沢たかお?が、変態さんに見えてしまったのでした。
まあ、そういうケースは、きわめてレアで、ぼくの考え過ぎかもしれませんが、少なくとも、三池は、はっきり大沢たかおを写さないことによって、善良な考えをする人にとっては、ハッピーエンド、「不純」な考えをする人にとっては、結局大沢たかおは助からなかったのだな、大沢とは別の男性が、松島菜々子の遺児をサポートしていくのだな、と解釈する余地を残したということでしょうか。
Re: 清丸の後悔、
>ほし★ママ。さん
こんにちは。お元気そうで何よりです。
裁判での清丸の発言でニヤリとは、人が悪いですね:-)
>昔の映画さん
映画をどう解釈するかは受け手次第ですからね。
スクリーンに何を映して何を映さないか、何を明示して何をぼかすか、作り手はすべてをコントロールしているわけですから、映ったことにも映っていないことにも意図があるのでしょうね。
いただいたコメントから改めてその点を考え、大変楽しませていただきました。
こんにちは。お元気そうで何よりです。
裁判での清丸の発言でニヤリとは、人が悪いですね:-)
>昔の映画さん
映画をどう解釈するかは受け手次第ですからね。
スクリーンに何を映して何を映さないか、何を明示して何をぼかすか、作り手はすべてをコントロールしているわけですから、映ったことにも映っていないことにも意図があるのでしょうね。
いただいたコメントから改めてその点を考え、大変楽しませていただきました。
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トラックバックの反映にはしばらく時間がかかります。ご容赦ください。映画「藁の楯/わらのたて」感想
映画「藁の楯/わらのたて」観に行ってきました。木内一裕の同名小説を原作とする、大沢たかお・松嶋菜々子主演のサスペンス・アクション作品。少女殺しの凶悪犯を、「DEATH NOTE」2...
映画『藁の楯』観てきたΣ(|||;>д
三池監督作品。
原作の感想はコチラ。
原作よりも3割増でアクションが派手。
そして、3割増で気持ち悪い。
さらに、3割増で犯人のクズ度が高い。
なので、3割増で面白かっ
藁の楯 わらのたて
評価:★★【2点】(10)
ズバリ言ってリアル感まったくなくて退屈だった。
藁の楯 わらのたて
警察官としてはどうなんだろ、この人たち。
劇場鑑賞「藁の楯」
守るものは、何なのか…
詳細レビューはφ(.. )
http://plaza.rakuten.co.jp/brook0316/diary/201304270002/
藁の楯 わらのたて Original Soundtrackオリジナル・サウンドトラック ワーナーミュ...
藁の楯 わらのたて
藁の楯 わらのたて@イイノホール
藁の楯
G/W前半2日間は、風が強く飛ばされそうで・・・
藁の楯 わらのたて
大沢たかおさん、最近よく観るなぁ・・・
「オフィシャルサイト」
【ストーリー】
ある日、日本の大手全国紙のすべてに見開き全面で「この男を殺してください。御礼として10億円お
『藁の楯』 2013年4月22日 新宿ピカデリー
『藁の楯』 を試写会で鑑賞しました。
ジャパンプレミアということで、
大沢たかお、松嶋菜々子、藤原竜也、岸谷五朗、永山絢斗、三池崇史監督が登壇しました。
先日発表されてい
「藁の楯 わらのたて」みた。
10億円の懸賞金が掛けられた極悪非道な幼女惨殺犯人:清丸の護送を担当するSPと、様々な理由(主に懸賞金狙い)から清丸の命を狙う不特定多数の人々との攻防戦が描かれたサスペンス
藁の楯 わらのたて
原作は木内一裕の同名小説。
彼は『ビー・バップ・ハイスクール』の作者で、
この作品は小説家としてのデビュー作。
監督は三池崇史。
10億円の懸賞金がかかった凶悪な犯人清丸を
藁の楯 わらのたて/大沢たかお
予告編ではわかりませんでしたけど原作は人気コミック「ビー・バップ・ハイスクール」シリーズの漫画家・木内一裕さんの小説家としてのデビュー作品なんだそうですね。そして監督 ...
藁の楯 わらのたて
2013/04/26公開(04/11試写) 日本 124分監督:三池崇史出演:大沢たかお、松嶋菜々子、岸谷五朗、伊武雅刀、永山絢斗、余貴美子、藤原竜也、山崎努
[Story]少女が惨殺される事件が起き、殺
藁の楯 わらのたて
製作年度 2013年
上映時間 125分
原作 木内一裕
脚本 林民夫
監督 三池崇史
音楽 遠藤浩二
出演 大沢たかお/松嶋菜々子/永山絢斗/岸谷五朗/伊武雅刀/余貴美子/山崎努/藤原竜也
少女が惨殺さ
藁の楯
人間の信を問う攻防戦!
映画「藁の楯 わらのたて 」見方は僅か、福岡から東京までのサバイバルゲーム
映画「藁の楯 わらのたて」★★★☆
大沢たかお、松嶋菜々子
藤原竜也、岸谷五朗
伊武雅刀、永山絢斗、山崎努 出演
三池崇史監督、
125分、2013年4月26日より全国公開
2013年、日本、ワ...
『藁の楯』
日本の安全神話はモラルで成り立っている。ゆえにモラルの崩壊こそが日本の安全神話の崩壊。
10億円の懸賞金を掛けられたクズを守ることに意味があるのかという問いよりも、誰も信 ...
藁の楯
監督:三池崇史出演:大沢たかお、松嶋奈々子、岸谷五郎、伊武雅刀、藤原竜也、山崎努・・・
藁の楯 わらのたて
台湾の高速鉄道700T型や開通前の高速道路を使ってロケまでしているけど、間延びした脚本のおかげでなんとも締まらない映画になってしまった。時間の経過とともに、リアリティーがだ
[グウィネスと菜々子、素敵な加齢(『アイアンマン3』と『藁の楯』を観た)]
☆今日公開の2作品をハシゴしましたよ^^
<ワーナーマイカル 武蔵村山>はペアディだったので、安く楽しめました^^
先ずは、『アイアンマン3』である。
まあ...
『藁の楯』
10億円の賞金がかかった
幼女暴行犯を福岡から東京まで
護送する48時間の行程を描く...
【個人評価:★★☆ (2.5P)】 (劇場鑑賞)
原作:木内一裕(きうちかずひろ)
「藁の楯」守る価値のない犯人を守った先にみた血で塗られた価値のない10億円と本当に死の裁きを宣告するための手段
「藁の楯」は木内一裕原作の藁の楯を映画化した作品で、少女連続殺人事件で仮出所中の犯人が再び少女を殺して逮捕されるも、殺された祖父に当たる人物が殺したら10億円の懸賞金 ...
藁の楯 わらのたて 遣る瀬無さすぎて・・・どないせえちゅうねん!
【=24 うち今年の試写会4】 連合のFacebookページ http://www.facebook.com/jtuc.rengo を昨日紹介したが、それ以降「いいね」は2つしか増えていない、このブログの影響力ってこの程度なのか!
藁の楯~何が「正しく」て、何が「正義」なのか
三池崇史監督の最新作。
映画館での試写会で一足早く鑑賞してきました。
三池監督は好きなので期待していたのですが、結果、期待を上回る素晴らしい作品でした。
少女に暴行を加
『藁の盾−わらのたて−』
「正直言います。
実は、この映画については三池崇史監督の新作ということしか知らず、
“また三池か、よく作るな”くらいの感じで臨んだわけだけど、
いやあ、申しわけありません
藁の楯 わらのたて
「この男を殺してください、御礼として10億円お支払いします。」
何とも、すごい話です。犯罪者を護送すると言うシチュエーションを描いた映画といえば、『S.W.A.T.』や『16ブロック』
藁の楯 わらのたて
屑は屑
【Story】
少女が惨殺される事件が起き、殺人事件の懲役を終えたばかりの清丸(藤原竜也)が指名手配される。清丸を殺せば10億円の謝礼を支払うという新聞広告が出され、
映画 「 藁の楯 (わらのたて)」
先日見ました映画「舟を編む」も、その題名の意図するところが、疑問でした。今回の「藁の楯(わらのたて)」も、この題名が言いたいことは何だろうと言う興味がありました。もちろ...
藁の楯 わらのたて
元経団連会長・蜷川の孫娘が惨殺されるが、容疑者・清丸国秀は行方不明。 3ヶ月後、大手新聞各紙に清丸の写真付きで「この男を殺してください。 御礼として10億円お支払いします。...
「藁の楯 わらのたて」
孫娘を殺された富豪によってその首に10億円の懸賞金がかけられた凶悪犯。 身の危
映画「藁の楯 わらのたて 」味方は僅か、福岡から東京までのサバイバルゲーム
映画「藁の楯 わらのたて」★★★☆
大沢たかお、松嶋菜々子
藤原竜也、岸谷五朗
伊武雅刀、永山絢斗、山崎努 出演
三池崇史監督、
125分、2013年4月26日より全国公開
2013年、日本、ワ...
『藁の楯』
□作品オフィシャルサイト 「藁の楯」□監督 三池崇史□脚本 林 民夫□原作 木内一裕□キャスト 大沢たかお、松嶋菜々子、岸谷五朗、伊武雅刀、永山絢斗■鑑賞日 4月29日
映画「藁の楯」
主演:大沢たかお、監督:三池崇史の
映画「藁の楯」を観ました。
藁の楯
『藁の楯』をTOHOシネマズ渋谷で見ました。
(1)予告編を見て面白そうだと思い、映画館に出かけてみました。
話しは極く単純で、殺人事件の容疑者を、彼が出頭した福岡県警から、
藁の盾・・・・・評価額1700円
それでも、クズを守る理由。
福岡、東京間1100キロ。
被害者の遺族から「殺してくれたら10億円」という、巨額の賞金をかけられた猟奇殺人犯を護送するサスペンスフルなロードムービ...
『藁の楯』を109シネマズ木場7で観て、久々に心地よい疲労ふじき★★★★
五つ星評価で【★★★★よう出来とるのお】
上から目線で偉そうに言うなら「三池も上手くなったもんだ」
そこそこの長尺ながら最後まで目を離せないし面白い。
役者がみん ...
【映画鑑賞】藁の盾
こんにちは。
最近暑い日が続きますね。
先日サーティーワンの募金フェアに行ってまいりましたよー
C(>ω< )大納言小豆ください!
↑
けっこういけます
【感想】
こちらの映
「藁の楯」:直線的な娯楽作だが・・・
映画『藁の楯』は、グランド・アイディア1本で勝負する骨太なエンタテインメント。そ
映画『藁の楯 わらのたて』(13日-12)
5月と11月の第3木曜日は、もう10年以上続く 息子の高校時代の同級生のママたちとのランチの会。 美味しい料理と楽しいお
藁の楯
大沢たかおと松嶋菜々子たちSPが
藤原竜也演じる幼女殺人指名手配犯清丸を福岡から東京まで護送します
10億円のお金がかかっているため
途中お金に目がくらんだ警察や一般
藁の楯 わらのたて
2013年
日本
125分
アクション/サスペンス
劇場公開(2013/04/26)
監督:三池崇史『悪の教典』
原作:木内一裕『藁の楯』
主題歌:氷室京介『NORTH OF EDEN』
出演:
大沢たかお:
藁の楯 わらのたて
懸賞金10億のクズ(-凶悪犯-)を、命懸けで移送せよ!
たしかに10億もの賞金をかけられてたら、真剣に探しちゃうかも、殺意向けちゃうかも、という荒唐無稽さはありますが納得出来る部分もあり。
孫娘を殺された財界の大物が、その犯人と思われ指名手配をされている清丸の首に懸賞金をかける。清丸は自ら警察署に出頭するが、被疑者を移送する必要から、警備部SPの2名がその任務に加わることに。懸賞金を狙...
「藁の楯」
これは、私がどうしても観たくて、無理矢理息子を誘った作品。カンヌ映画祭ではあまり好評じゃなかったようだけど、私はかなり満足でした。
まず、藤原竜也がすごくいい。クズをクズとして100%演じ切っている。同情の余地なしのクズ。それに、大沢たかお演じるSPの概念がいい。職業倫理が極めて高く、潔い、日本的な概念。
少しネタバレです。
孫娘を残酷に殺害された政財界の大物・蜷川(山...
藁の盾 わらのたて
監督: 三池崇史 出演:大沢たかお、松嶋菜々子、岸谷五朗、伊武雅刀、永山絢斗、藤原竜也、山崎努
【解説】
『ビー・バップ・ハイスクール』シリーズで知られる漫画家の木内一裕の小説家としてのデビュー作品を、三池崇史監督が映画化したサスペンス・アクション。凶悪...
映画 藁の楯
JUGEMテーマ:邦画&nbsp;
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少女に悪戯をし、殺した悪党の清丸国秀を護衛するSP。
&nbsp;
さまざまな工作をして蜷川隆興を殺害しようとするが
&nbsp;
ちょっとやり方が大げさすぎますね。
&nbsp;
清丸を殺すなら、狙撃で十分なはず。
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『藁の楯』
藁の楯 わらのたて(通常版) [DVD] by G-Tools
孫娘を殺された金持ち(山崎)が、犯人(藤原)を殺したやつに10億やると宣言。
犯人は福岡で自主。
東京に連行するが途中で狙われると予想されるのでSPや警官(大沢ら)がつくことに。
警官やらその筋の人やらに狙われまくり、途中で警官も撃たれて殉職したりと、混乱のきわみ。
極悪人を守るという葛藤を描きたかったん...
藁の楯
なんと、『ビー・バップ・ハイスクール』で知られる漫画家・きうちかずひろが本名の木内一裕名義で発表し、小説家デビューした作品が原作、なんですってね。多才だなぁ…
設定の斬新さと、藤原竜也の、ちょっと狂気混じりの鬼畜ぷり
大沢たかおと、山崎努の存在感がヨカッタです。
華を添える、松嶋菜々子は、ちょっと合ってなかった… かな?
日本では撮影できなかったので、海外で撮影されたとい...
【藁の楯】本物の正義
藁の楯 監督: 三池崇史 出演: 大沢たかお、松嶋菜々子、藤原竜也、岸谷五朗、伊武雅刀、永山絢斗、余貴美子、山崎努 公開: 2013年4月26日 2013年5月8日。劇場観賞。 スリリングな展開で飽きさせない映画だった。ずっとハラハラしっぱなしで、目が釘付け…
独断的映画感想文:藁の楯 わらのたて
日記:2017年9月某日 映画「藁の楯 わらのたて」を見る. 2013年.監督:三池崇史. 出演:大沢たかお(銘苅一基),松嶋菜々子(白岩篤子),岸谷五朗(奥村武),伊武雅刀(関谷賢示),永山絢斗(神