『リンカーン』 大統領は本当は弱い
「世論、民意に従うのが本当の政治ではない。」
小峰隆夫氏のこの言葉は印象的だ。
民意を汲み取らずして、何の民主主義だろう。
そう突っ込みたくなるかもしれないが、そも民主主義なる用語は誤訳と云われる。democracy を先人は民主主義と訳したけれど、democracy の意味は民衆が支配することであり、主義(ism)ではない。democracy は autocracy (専政)や aristocracy (貴族政)に対比して民衆が支配する政体を表しており、民主政と訳す方が相応しい。
その民主政は、衆愚政と紙一重でもある。衆愚政と呼んでは言葉が過ぎるなら、民意のバイアス――偏りと呼べば穏当だろうか。
映画『リンカーン』の背後にあるのは、民主政がもたらす苦悶、民意のバイアスへの悲憤である。
小峰隆夫氏は参考人として国会に出席した際、議員たちを前に次のように述べたそうだ。
---
しばしば世論調査で人々の考えを聞き、民意に従うべきだという議論が出ます。しかし、民意には民意のバイアスというものがあると思います。それは、『短期的な視点で物事を判断してしまう』ことや『自分の身の回りのことを中心に物事を判断してしまう』というバイアスです。
しかし、短期的なマイナスを避けようとして、長期的にかえって大きなマイナスを抱え込むということはよくあります。また、身の回りのマイナスを避けようとして、回り回ってかえって大きなマイナスが身に及んでくるということもよくあることです。
こうした民意のバイアスを避ける仕組みが『間接民主主義』だと私は思います。従って、国会議員の方々は、自らの判断で長期的に国民のためになる政策を考えていただき、もしそれが民意に反するものである場合は、(民意に従って自らの考えを修正するのではなく)民意の方を説得していただきたいと思います。
---
小峰氏は民主主義(民主政)の欠点を克服する仕組みとして間接民主主義に言及したが、本作の主人公エイブラハム・リンカーンにとっては間接民主主義すら不完全だった。
リンカーンは奴隷を解放すべきだと考えていた。しかし間接民主主義の下、各州で選出された議員には奴隷解放に反対の者も多く、大統領という弱い立場のリンカーンは奴隷制を廃止できなかった。なにしろ大統領には議会への出席権すらないのである。
『リンカーン』は四年に及んだ南北戦争から1865年1月を取り上げて、民主主義と戦うリンカーンを描いた映画である。
だから、題名が『リンカーン』だからといって、本作はリンカーンの生涯を描くわけではない。リンカーンが奴隷解放を訴えるようになった経緯をこの映画は詳しく語らないが、そんなことはどうでもいい。南北戦争の波乱万丈を描くわけでもないし、歴史的背景についてまったく知らなくても構わない。
スティーヴン・スピルバーグ監督が描くのはただ一つ、迷いを抱えた人がいかに決断するか、ということだ。150分の上映時間は、その決断の辛さと重さを伝えるためにある。
それゆえ、スピルバーグはリンカーンの大統領任期全体を描いた脚本を改稿させて、リンカーンが奴隷解放に向けて憲法修正第13条を可決させるべく尽力した1月に絞らせた。
奴隷制廃止後の現在の私たちの眼には、奴隷制なんて廃止して当然の不合理に映る。しかし、150年前の米国では、奴隷制への賛否が南北戦争に発展するほど意見が分かれていた。
そんな中、本作でリンカーンを襲うジレンマは、奴隷解放と奴隷制廃止が必ずしも両立しないことだ。
アメリカ合衆国の法律では、交戦国の財産を没収できる。連邦政府に逆らう南部諸州が、あくまで黒人は奴隷であり、個人の私有財産だと主張するなら、戦力で押しつぶして、奴隷を没収してしまえば良い。それで現在奴隷の境遇にいる者たちを解放できる。
しかし南部を交戦国として扱えば、彼らがアメリカ合衆国の一部ではないと認めることになる。アメリカ合衆国の法に従わせるには、南部もあくまでアメリカ合衆国であり、この戦いは国家間の戦争ではなく反逆の鎮圧だ、という立場を貫かねばならない。そうしなければ、諸州に残る奴隷制を根絶することはできないだろう。
奴隷制の根絶を目指すと、現在奴隷として苦しんでいる者たちを解放できないとは、なんたる矛盾!
さらにリンカーンを悩ませるのは、南部諸州が和平を模索しはじめたことだった。
劇中リンカーンは、奴隷制を廃止してこそ戦争が終わると人々に思わせていたが、世の中には、嫌な戦争が終わりさえすれば奴隷制の廃止に踏み込まなくて良いと考える者も少なくなかった。
そんなときに和平の申し出があれば、人々は戦争終結を望んで飛びつくだろう。戦争さえ終わるなら、南部の奴隷制には譲歩しよう――連邦議会の大勢がそう動くのは間違いない。アメリカ合衆国の大統領には法案を提出する権限もないから、議員の理解がなければ修正第13条は審議すらされずに終わる。
奴隷解放のために戦争してきたのに、和平の提案を受け入れたら戦争だけ終わって奴隷制が残ってしまう。
はたして、戦争で多くの若者が死に、日々犠牲が拡大していても、奴隷制廃止を目指して戦争を続けるべきなのか。
それとも、戦争を終わらせ、平和な暮らしを取り戻す代わりに、悲惨な奴隷制を存続させるのか。
映画は、究極の決断を突きつける。その葛藤をより強調するために、スピルバーグはリンカーンの息子を登場させ、リンカーンがまさに戦争続行か否かを悩んでいるそのときに軍に入隊させてしまう。息子の身を案じる妻は狂乱して、リンカーンを非難する。本作を構成するありとあらゆる要素は、リンカーンの葛藤を強調するためにある。
これらすべてを背負い込んで、リンカーンは一人で決断しなければならない。
誰も代わってくれないし、幸運も舞い込まない。どう決断しても、誰かが不幸になる。恨む者もいるだろう。
それは孤独な戦いだ。
アメリカ映画はこれまでも葛藤する主人公を描いてきた。
当ブログでも、『ナバロンの要塞』等を例に出してたびたび論じてきた。
そのアメリカ映画の歴史の中でも、本作の葛藤は飛び抜けて苦しいものだろう。
それでも決断せねばならない。
その場に観客を立ち会わせることに、この映画の真価がある。
2009年はリンカーン生誕から200年、2011年はリンカーンの大統領就任から150年ということもあるのだろう、リンカーンを題材とする映画が続々と公開されている。
けれどもスピルバーグが、本作には生涯でもとりわけ魅了されたとまで語り、12年かけて映画化したのは、時流に乗りたかったわけではあるまい。
近年、異国・異民族との対立を強調する映画が目につく米国で、ロバート・ゼメキス監督はキリスト教を通した秩序と平安を訴えた。
ユダヤ系のスピルバーグはキリスト教を持ち出すのではなく、人間同士の信頼や敬意を強調し、前作『戦火の馬』ではドイツ兵とも判りえることを示した。
そのスピルバーグにとって、この題材に取り組むのは必然であろう。
150年前に北のアメリカ合衆国と南のアメリカ連合国は四年間も戦争し、62万人もの死者を出した。北部と南部は激しく憎み合っただろうが、それが今や一つの国として何ら争うことはない。奴隷制は廃止され、米国は差別の撤廃に向けて歩んできた。
150年前の米国でこれほどのことができたなら、今の世界から争いをなくし、差別をなくせないはずがない。それをスピルバーグは映画を通して気づかせてくれる。
また、本作は「動機オーライ主義」を戒める点でも重要だ。
立派なことをするのだから勝ち負けは関係ない――私たちはしばしばそんな考えに囚われはしないだろうか。
リンカーンは目的達成のためなら策を弄し、まわり道も厭わない。
かつて測量士だったリンカーンが、方位磁針の話をするシーンがある。
「方位磁針があれば北は判る。けれども、どこに山や沼があるかは判らない。北を目指しても途中で沼に落ちて沈んでしまったら、真北を知ることに意味はない。」
真北に向かうことだけが真北に行くことではない。
スピルバーグ監督も、現代を描くために150年前を舞台にしたのだ。
本作のその後の顛末は、映画『声をかくす人』で描かれる。
こちらも、いま観るべき傑作だ。
『リンカーン』 [ら行]
監督・制作/スティーヴン・スピルバーグ 制作/キャスリーン・ケネディ
出演/ダニエル・デイ=ルイス サリー・フィールド トミー・リー・ジョーンズ デヴィッド・ストラザーン ジョセフ・ゴードン=レヴィット ジェームズ・スペイダー ハル・ホルブルック ジョン・ホークス
日本公開/2013年4月19日
ジャンル/[ドラマ] [伝記]
http://bookmarks.yahoo.co.jp/bookmarklet/showpopup?t='+encodeURIComponent(document.title)+'&u='+encodeURIComponent(location.href)+'&ei=UTF-8','_blank','width=550,height=480,left=100,top=50,scrollbars=1,resizable=1',0);">
小峰隆夫氏のこの言葉は印象的だ。
民意を汲み取らずして、何の民主主義だろう。
そう突っ込みたくなるかもしれないが、そも民主主義なる用語は誤訳と云われる。democracy を先人は民主主義と訳したけれど、democracy の意味は民衆が支配することであり、主義(ism)ではない。democracy は autocracy (専政)や aristocracy (貴族政)に対比して民衆が支配する政体を表しており、民主政と訳す方が相応しい。
その民主政は、衆愚政と紙一重でもある。衆愚政と呼んでは言葉が過ぎるなら、民意のバイアス――偏りと呼べば穏当だろうか。
映画『リンカーン』の背後にあるのは、民主政がもたらす苦悶、民意のバイアスへの悲憤である。
小峰隆夫氏は参考人として国会に出席した際、議員たちを前に次のように述べたそうだ。
---
しばしば世論調査で人々の考えを聞き、民意に従うべきだという議論が出ます。しかし、民意には民意のバイアスというものがあると思います。それは、『短期的な視点で物事を判断してしまう』ことや『自分の身の回りのことを中心に物事を判断してしまう』というバイアスです。
しかし、短期的なマイナスを避けようとして、長期的にかえって大きなマイナスを抱え込むということはよくあります。また、身の回りのマイナスを避けようとして、回り回ってかえって大きなマイナスが身に及んでくるということもよくあることです。
こうした民意のバイアスを避ける仕組みが『間接民主主義』だと私は思います。従って、国会議員の方々は、自らの判断で長期的に国民のためになる政策を考えていただき、もしそれが民意に反するものである場合は、(民意に従って自らの考えを修正するのではなく)民意の方を説得していただきたいと思います。
---
小峰氏は民主主義(民主政)の欠点を克服する仕組みとして間接民主主義に言及したが、本作の主人公エイブラハム・リンカーンにとっては間接民主主義すら不完全だった。
リンカーンは奴隷を解放すべきだと考えていた。しかし間接民主主義の下、各州で選出された議員には奴隷解放に反対の者も多く、大統領という弱い立場のリンカーンは奴隷制を廃止できなかった。なにしろ大統領には議会への出席権すらないのである。
『リンカーン』は四年に及んだ南北戦争から1865年1月を取り上げて、民主主義と戦うリンカーンを描いた映画である。
だから、題名が『リンカーン』だからといって、本作はリンカーンの生涯を描くわけではない。リンカーンが奴隷解放を訴えるようになった経緯をこの映画は詳しく語らないが、そんなことはどうでもいい。南北戦争の波乱万丈を描くわけでもないし、歴史的背景についてまったく知らなくても構わない。
スティーヴン・スピルバーグ監督が描くのはただ一つ、迷いを抱えた人がいかに決断するか、ということだ。150分の上映時間は、その決断の辛さと重さを伝えるためにある。
それゆえ、スピルバーグはリンカーンの大統領任期全体を描いた脚本を改稿させて、リンカーンが奴隷解放に向けて憲法修正第13条を可決させるべく尽力した1月に絞らせた。
奴隷制廃止後の現在の私たちの眼には、奴隷制なんて廃止して当然の不合理に映る。しかし、150年前の米国では、奴隷制への賛否が南北戦争に発展するほど意見が分かれていた。
そんな中、本作でリンカーンを襲うジレンマは、奴隷解放と奴隷制廃止が必ずしも両立しないことだ。
アメリカ合衆国の法律では、交戦国の財産を没収できる。連邦政府に逆らう南部諸州が、あくまで黒人は奴隷であり、個人の私有財産だと主張するなら、戦力で押しつぶして、奴隷を没収してしまえば良い。それで現在奴隷の境遇にいる者たちを解放できる。
しかし南部を交戦国として扱えば、彼らがアメリカ合衆国の一部ではないと認めることになる。アメリカ合衆国の法に従わせるには、南部もあくまでアメリカ合衆国であり、この戦いは国家間の戦争ではなく反逆の鎮圧だ、という立場を貫かねばならない。そうしなければ、諸州に残る奴隷制を根絶することはできないだろう。
奴隷制の根絶を目指すと、現在奴隷として苦しんでいる者たちを解放できないとは、なんたる矛盾!
さらにリンカーンを悩ませるのは、南部諸州が和平を模索しはじめたことだった。
劇中リンカーンは、奴隷制を廃止してこそ戦争が終わると人々に思わせていたが、世の中には、嫌な戦争が終わりさえすれば奴隷制の廃止に踏み込まなくて良いと考える者も少なくなかった。
そんなときに和平の申し出があれば、人々は戦争終結を望んで飛びつくだろう。戦争さえ終わるなら、南部の奴隷制には譲歩しよう――連邦議会の大勢がそう動くのは間違いない。アメリカ合衆国の大統領には法案を提出する権限もないから、議員の理解がなければ修正第13条は審議すらされずに終わる。
奴隷解放のために戦争してきたのに、和平の提案を受け入れたら戦争だけ終わって奴隷制が残ってしまう。
はたして、戦争で多くの若者が死に、日々犠牲が拡大していても、奴隷制廃止を目指して戦争を続けるべきなのか。
それとも、戦争を終わらせ、平和な暮らしを取り戻す代わりに、悲惨な奴隷制を存続させるのか。
映画は、究極の決断を突きつける。その葛藤をより強調するために、スピルバーグはリンカーンの息子を登場させ、リンカーンがまさに戦争続行か否かを悩んでいるそのときに軍に入隊させてしまう。息子の身を案じる妻は狂乱して、リンカーンを非難する。本作を構成するありとあらゆる要素は、リンカーンの葛藤を強調するためにある。
これらすべてを背負い込んで、リンカーンは一人で決断しなければならない。
誰も代わってくれないし、幸運も舞い込まない。どう決断しても、誰かが不幸になる。恨む者もいるだろう。
それは孤独な戦いだ。
アメリカ映画はこれまでも葛藤する主人公を描いてきた。
当ブログでも、『ナバロンの要塞』等を例に出してたびたび論じてきた。
そのアメリカ映画の歴史の中でも、本作の葛藤は飛び抜けて苦しいものだろう。
それでも決断せねばならない。
その場に観客を立ち会わせることに、この映画の真価がある。
2009年はリンカーン生誕から200年、2011年はリンカーンの大統領就任から150年ということもあるのだろう、リンカーンを題材とする映画が続々と公開されている。
けれどもスピルバーグが、本作には生涯でもとりわけ魅了されたとまで語り、12年かけて映画化したのは、時流に乗りたかったわけではあるまい。
近年、異国・異民族との対立を強調する映画が目につく米国で、ロバート・ゼメキス監督はキリスト教を通した秩序と平安を訴えた。
ユダヤ系のスピルバーグはキリスト教を持ち出すのではなく、人間同士の信頼や敬意を強調し、前作『戦火の馬』ではドイツ兵とも判りえることを示した。
そのスピルバーグにとって、この題材に取り組むのは必然であろう。
150年前に北のアメリカ合衆国と南のアメリカ連合国は四年間も戦争し、62万人もの死者を出した。北部と南部は激しく憎み合っただろうが、それが今や一つの国として何ら争うことはない。奴隷制は廃止され、米国は差別の撤廃に向けて歩んできた。
150年前の米国でこれほどのことができたなら、今の世界から争いをなくし、差別をなくせないはずがない。それをスピルバーグは映画を通して気づかせてくれる。
また、本作は「動機オーライ主義」を戒める点でも重要だ。
立派なことをするのだから勝ち負けは関係ない――私たちはしばしばそんな考えに囚われはしないだろうか。
リンカーンは目的達成のためなら策を弄し、まわり道も厭わない。
かつて測量士だったリンカーンが、方位磁針の話をするシーンがある。
「方位磁針があれば北は判る。けれども、どこに山や沼があるかは判らない。北を目指しても途中で沼に落ちて沈んでしまったら、真北を知ることに意味はない。」
真北に向かうことだけが真北に行くことではない。
スピルバーグ監督も、現代を描くために150年前を舞台にしたのだ。
本作のその後の顛末は、映画『声をかくす人』で描かれる。
こちらも、いま観るべき傑作だ。
![リンカーン [Blu-ray]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/5151C-KRxBL._SL160_.jpg)
監督・制作/スティーヴン・スピルバーグ 制作/キャスリーン・ケネディ
出演/ダニエル・デイ=ルイス サリー・フィールド トミー・リー・ジョーンズ デヴィッド・ストラザーン ジョセフ・ゴードン=レヴィット ジェームズ・スペイダー ハル・ホルブルック ジョン・ホークス
日本公開/2013年4月19日
ジャンル/[ドラマ] [伝記]


tag : スティーヴン・スピルバーグダニエル・デイ=ルイスサリー・フィールドトミー・リー・ジョーンズデヴィッド・ストラザーンジョセフ・ゴードン=レヴィットジェームズ・スペイダーハル・ホルブルックジョン・ホークス
⇒comment
鉄の女
つい、昨年のマーガレット・サッチャーと比較してしまいました。
「今の世界から争いをなくし、差別をなくせないはずがない。」私もそう願いたいですが、それには「キリスト教を持ち出すのではなく」⇒No religionが必要。ムリでは?(笑)
「今の世界から争いをなくし、差別をなくせないはずがない。」私もそう願いたいですが、それには「キリスト教を持ち出すのではなく」⇒No religionが必要。ムリでは?(笑)
No title
>また、本作は「動機オーライ主義」を戒める点でも重要だ。
激しく同感です。
コンパスのたとえには、リンカーンの政治家としての凄味と信念を感じました。
役者さんたちの演技がみなすばらしく、特にトミー・リー・ジョーンズには号泣させられました…。
「声を隠す人」見ようと思います!!
激しく同感です。
コンパスのたとえには、リンカーンの政治家としての凄味と信念を感じました。
役者さんたちの演技がみなすばらしく、特にトミー・リー・ジョーンズには号泣させられました…。
「声を隠す人」見ようと思います!!
No title
声を隠す人、は劇場で観ました。こちら(リンカーン)は最初の戦闘シーンが嫌で途中で切りました(これは機内)。まだ劇場で上映しているようなら見に行きたいものです。
「動機オーライ」は単なる馬鹿のように聞こえますし、成果主義もこれまたアホのように思えます。結果オーライはそれほど悪くないのではと思いますが(笑)。
米国の動向というか経緯と将来については、The American Future: A Historyが見ごたえありました。なるほどそうなのか、と。日本未発売かもしれませんが。。
「動機オーライ」は単なる馬鹿のように聞こえますし、成果主義もこれまたアホのように思えます。結果オーライはそれほど悪くないのではと思いますが(笑)。
米国の動向というか経緯と将来については、The American Future: A Historyが見ごたえありました。なるほどそうなのか、と。日本未発売かもしれませんが。。
Re: 鉄の女
まっつぁんこさん、こんにちは。
『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』は彼女の半生を取り上げてその人間像に迫っていましたが、本作はリンカーンが決断する一ヶ月に的を絞ったもので、対照的な描き方ですね。
ところで、世界から争いをなくし、差別をなくすことについて、私は楽観的です。
スティーブン・ピンカーらの研究により、人類はどんどん平和になっていることが明らかにされつつあります。
先史時代の戦争による死亡率は人口の60%に上るのに対し、現代の戦争による死亡率は2%程度だとか。
そりゃそうですね。食料が少なかった先史時代、他人は食べ物でしたが、いま私たちは武装せずに街中を歩いても他人に食われません。国民の死因のトップが殺人という国は、現代ではありません。
暴力が減った理由は多々ありますが、私は暴力装置の変質とグローバル化が作用しているのではないかと睨んでいます。宗教も私に云わせれば暴力装置の一種です。
また、差別も徐々に消滅していくだろうと思います。
なにも人類の倫理観が向上するわけではなくて、技術の発達とグローバル化の進展が、差別する側からそのゆとりを奪ってしまうだろうと思うのです。未来の人類は差別できるだけの余裕がないだろうと。
長くなるので説明は割愛しますが、10~20世紀後には戦争も差別もほとんどなくなっているのではないかと私は考えています(その頃の人類が幸福感を抱いているかどうかは別です)。
『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』は彼女の半生を取り上げてその人間像に迫っていましたが、本作はリンカーンが決断する一ヶ月に的を絞ったもので、対照的な描き方ですね。
ところで、世界から争いをなくし、差別をなくすことについて、私は楽観的です。
スティーブン・ピンカーらの研究により、人類はどんどん平和になっていることが明らかにされつつあります。
先史時代の戦争による死亡率は人口の60%に上るのに対し、現代の戦争による死亡率は2%程度だとか。
そりゃそうですね。食料が少なかった先史時代、他人は食べ物でしたが、いま私たちは武装せずに街中を歩いても他人に食われません。国民の死因のトップが殺人という国は、現代ではありません。
暴力が減った理由は多々ありますが、私は暴力装置の変質とグローバル化が作用しているのではないかと睨んでいます。宗教も私に云わせれば暴力装置の一種です。
また、差別も徐々に消滅していくだろうと思います。
なにも人類の倫理観が向上するわけではなくて、技術の発達とグローバル化の進展が、差別する側からそのゆとりを奪ってしまうだろうと思うのです。未来の人類は差別できるだけの余裕がないだろうと。
長くなるので説明は割愛しますが、10~20世紀後には戦争も差別もほとんどなくなっているのではないかと私は考えています(その頃の人類が幸福感を抱いているかどうかは別です)。
Re: No title
ゆーきねこさん、こんにちは。
トミー・リー・ジョーンズには参りましたね。ここで泣かせるなよ、と思いました。
『声をかくす人』は地味だけどいい映画です。本作のラストからきれいに繋がるので、はじめから二部作として作ったように感じます。是非ご覧ください。
トミー・リー・ジョーンズには参りましたね。ここで泣かせるなよ、と思いました。
『声をかくす人』は地味だけどいい映画です。本作のラストからきれいに繋がるので、はじめから二部作として作ったように感じます。是非ご覧ください。
Re: No title
魚虎555さん、こんにちは。
たしかに最初の戦闘シーンは不快ですね。戦争中であることを印象付けるために、過度に不快な描写にしたのでしょう。『声をかくす人』同様、戦場は最初だけですのでご安心を。
「動機オーライ主義」は巧いネーミングだと思います。小島毅著『近代日本の陽明学』を野口武彦氏が評した際の言葉だそうですが、儒教とか陽明学と云うよりも「動機オーライ主義」の方がおっしゃるとおり馬鹿っぽくていいですね。現在でもこの実例がしばしば見受けられるのは残念です。
『The American Future: A History』は『サイモン・シャーマの「アメリカン・フューチャー」』の邦題で丸善から発売していました。高価ですね。ヒストリーチャンネルで放映しないかな……。
たしかに最初の戦闘シーンは不快ですね。戦争中であることを印象付けるために、過度に不快な描写にしたのでしょう。『声をかくす人』同様、戦場は最初だけですのでご安心を。
「動機オーライ主義」は巧いネーミングだと思います。小島毅著『近代日本の陽明学』を野口武彦氏が評した際の言葉だそうですが、儒教とか陽明学と云うよりも「動機オーライ主義」の方がおっしゃるとおり馬鹿っぽくていいですね。現在でもこの実例がしばしば見受けられるのは残念です。
『The American Future: A History』は『サイモン・シャーマの「アメリカン・フューチャー」』の邦題で丸善から発売していました。高価ですね。ヒストリーチャンネルで放映しないかな……。
No title
『The American Future: A History』。いい内容だと思います。「リンカーン」観てきました。サリーフィールドが疲れ気味に見えたのは考えすぎ?「ノーマ・レイ」、DVDでしか知りませんが強烈でしたから余計に。この映画、国家形成中で大統領も神格化されてないので、散々いじられてリンカーンは余計につかれきっているように見えます。家族をあんなに絡みつかせたのは両刃の剣だったのでは。時計や小話が小道具としてぴりりと効いていたように思いました。ただ、最初の戦闘シーンもそして最後の戦闘後のシーンもいまだになじめません。不思議とカタルシスが無く、ただただ、大統領お疲れ様、と声をかけたくなる感じでした。
ダニエルデイルイス
彼が実在する人物ばかり3度目のオスカーだったが
やはり彼みたいな演技力ある人+トミーリーJみたいな重厚な脇役があってこその作品でしたね。
目的のためには手段も選ばない林間とか
奥方との関係とか2人の息子の関係とか
色んなことも描かれていて寧ろこの
映画は時間が短すぎだったかな・・・・
やはり彼みたいな演技力ある人+トミーリーJみたいな重厚な脇役があってこその作品でしたね。
目的のためには手段も選ばない林間とか
奥方との関係とか2人の息子の関係とか
色んなことも描かれていて寧ろこの
映画は時間が短すぎだったかな・・・・
Re: No title
魚虎555さん、こんにちは。
本作のリンカーンは、本当に疲れて見えました。雑談というか小話に興じるだけのオジサンに見えました。神格化されつつあるこの大統領をこんなオジサンとして描くとは、たいへん興味深いことです。
おっしゃるとおりカタルシスは抑え気味でしたね。スピルバーグは、あまりカタルシスを感じさせてはいけないと判断したのでしょう。カタルシスや感動があまりにも大きいと、肝心なものが消し飛んでしまいますから。
サリー・フィールドは『ノーマ・レイ』でも疲れ気味だったような気がします。元気だったのは『トランザム7000』とか?
本作のリンカーンは、本当に疲れて見えました。雑談というか小話に興じるだけのオジサンに見えました。神格化されつつあるこの大統領をこんなオジサンとして描くとは、たいへん興味深いことです。
おっしゃるとおりカタルシスは抑え気味でしたね。スピルバーグは、あまりカタルシスを感じさせてはいけないと判断したのでしょう。カタルシスや感動があまりにも大きいと、肝心なものが消し飛んでしまいますから。
サリー・フィールドは『ノーマ・レイ』でも疲れ気味だったような気がします。元気だったのは『トランザム7000』とか?
Re: ダニエルデイルイス
すわっと 優優さん、こんにちは。
誰もが知ってる人物ですから、作品の出来は演者の説得力によるところが大きいですね。
力強い指導者というよりも、迷いながら前進するオジサンとしての描き方に、意外と感じるとともに共感しました。
任期全体をカバーした脚本はどんなものだったのでしょう。いささか気になります。
誰もが知ってる人物ですから、作品の出来は演者の説得力によるところが大きいですね。
力強い指導者というよりも、迷いながら前進するオジサンとしての描き方に、意外と感じるとともに共感しました。
任期全体をカバーした脚本はどんなものだったのでしょう。いささか気になります。
まさか
こんな切り取り方で描くとは!!アメリカ国民も意外に思ったんじゃないでしょうかね。
最高のカタルシスはありましたが、皆が思い描くリンカーン像とは程遠い。
それをあえて選択し、描く監督の自信とチャレンジ精神には感服でした。
ロビイストの存在がとっても興味深かったです。
彼らの行動のモチベーションが人間の良心のような気がして。
最高のカタルシスはありましたが、皆が思い描くリンカーン像とは程遠い。
それをあえて選択し、描く監督の自信とチャレンジ精神には感服でした。
ロビイストの存在がとっても興味深かったです。
彼らの行動のモチベーションが人間の良心のような気がして。
Re: まさか
sakuraiさん、こんにちは。
他ならぬスピルバーグですから、いくらでも面白く撮れちゃうところを、本作は過度な娯楽に流れないように気をつけながら一番ポイントになる点にズバリと切り込みましたね!
ロビイストが主要な登場人物を務める映画は珍しいのではないでしょうか。
米国では彼らの活動が今も大きく影響するそうですが、それでも最後は大統領自身の行動が決め手になるという本作の描き方に、なるほどと思いました。
他ならぬスピルバーグですから、いくらでも面白く撮れちゃうところを、本作は過度な娯楽に流れないように気をつけながら一番ポイントになる点にズバリと切り込みましたね!
ロビイストが主要な登場人物を務める映画は珍しいのではないでしょうか。
米国では彼らの活動が今も大きく影響するそうですが、それでも最後は大統領自身の行動が決め手になるという本作の描き方に、なるほどと思いました。
No title
こんちは。
随分と瀬戸際だったんだな、と。
とすると、逆に今でも奴隷制が残ってるアメリカというのを妄想してしまう。ナチスが勝った第二次大戦というSFは山ほどあるけど、奴隷制がなくならなかったSFと言うのはあまりに予想できなくて描けないのかなあ(知らないだけかもしれないですが)。
二段落ちで、こういうのでもいい。
修正13条が否決された当日の夜、リンカーンの書斎、机の引き出しが開き「未来では大変な事になってるんだよ」と青い猫型ロボットが助けに来る
随分と瀬戸際だったんだな、と。
とすると、逆に今でも奴隷制が残ってるアメリカというのを妄想してしまう。ナチスが勝った第二次大戦というSFは山ほどあるけど、奴隷制がなくならなかったSFと言うのはあまりに予想できなくて描けないのかなあ(知らないだけかもしれないですが)。
二段落ちで、こういうのでもいい。
修正13条が否決された当日の夜、リンカーンの書斎、机の引き出しが開き「未来では大変な事になってるんだよ」と青い猫型ロボットが助けに来る
Re: No title
ふじき78さん、こんにちは。
奴隷制がなくならなかった話も少しはあって、映画だと『CSA ~南北戦争で南軍が勝ってたら?~』なんてのがあるようですね。日本では劇場未公開ですが。
ただ、第二次世界大戦時代のナチスのこととは違い、奴隷制は米国自身の誤った過去ですし、奴隷制を廃止しても実際には長いあいだ差別が残ったことを考えると、作品の送り手にとっても受け手にとっても、愉快な題材ではないのではないでしょうか。
日本だって、たとえば穢多(えた)や非人(ひにん)の差別が続いているという作品を発表したがる人も、読みたがる人もいないように思います。
> 修正13条が否決された当日の夜、リンカーンの書斎、机の引き出しが開き「未来では大変な事になってるんだよ」と青い猫型ロボットが助けに来る
これはちょっと面白そうかも。
奴隷制がなくならなかった話も少しはあって、映画だと『CSA ~南北戦争で南軍が勝ってたら?~』なんてのがあるようですね。日本では劇場未公開ですが。
ただ、第二次世界大戦時代のナチスのこととは違い、奴隷制は米国自身の誤った過去ですし、奴隷制を廃止しても実際には長いあいだ差別が残ったことを考えると、作品の送り手にとっても受け手にとっても、愉快な題材ではないのではないでしょうか。
日本だって、たとえば穢多(えた)や非人(ひにん)の差別が続いているという作品を発表したがる人も、読みたがる人もいないように思います。
> 修正13条が否決された当日の夜、リンカーンの書斎、机の引き出しが開き「未来では大変な事になってるんだよ」と青い猫型ロボットが助けに来る
これはちょっと面白そうかも。
⇒trackback
トラックバックの反映にはしばらく時間がかかります。ご容赦ください。リンカーン
リンカーン@TOHOシネマズ日劇
リンカーン(ネタバレ)
作品解説(映画.com)
スティーブン・スピルバーグ監督が、名優ダニエル・デイ=ルイスを主演に迎え、アメリカ合衆国第16代大統領エイブラハム・リンカーンの人生を描いた伝記ドラマ。
リンカーン
【LINCOLN】 2013/04/19公開 アメリカ 分監督:スティーヴン・スピルバーグ出演:ダニエル・デイ=ルイス、サリー・フィールド、デヴィッド・ストラザーン、ジョセフ・ゴードン=レヴィッ
「リンカーン」みた。
スティーブン・スピルバーグ監督によるアメリカ合衆国第16代大統領:エイブラハム・リンカーンの半生が描かれた物語で、主に南北戦争における悲惨な現実と、奴隷制度廃止のためにど
『リンカーン』
アメリカ合衆国憲法第13条の修正。それが達成されない限り、奴隷解放宣言さえ無意味なものになる。
「人民の、人民による、人民のために政府」という有名な演説も、南北戦争最大の ...
リンカーン
評価:★★★☆【3.5点】(10)
大して盛り上がらないが歴史を知る上では面白い映画だった。
リンカーン
■「リンカーン/Lincoln」(2012年・アメリカ)
●2012年アカデミー賞 主演男優賞・美術賞
●2012年全米批評家協会賞 主演男優賞・脚本賞
●2012年NY批評家協会
映画「リンカーン」感想
映画「リンカーン」観に行ってきました。スティーブン・スピルバーグ監督製作による、アメリカ第16代大統領エイブラハム・リンカーンの伝記作品。リンカーンと言えば、去年も彼が...
劇場鑑賞「リンカーン」
鉄の意志…
詳細レビューはφ(.. )
http://plaza.rakuten.co.jp/brook0316/diary/201304190002/
LincolnSoundtrack Sony Classics 2012-11-06売り上げランキング : 59543Amazonで詳しく見る by...
リンカーン
賛成なう。
リンカーン・・・・・評価額1800円
真のリーダーに、求められるもの。
所謂伝記映画とは少し違う。
アメリカの歴史上、最も敬愛され、そして最初に暗殺された大統領となったエイブラハム・リンカーンは、南北戦争
リンカーン
この映画はリンカーンを一人の人間として描き、家族関係や議会対策などの裏の部分を真正面から扱っている。2時間を超える上映時間ながら、南北戦争の終結に向かっていく締めくくり
【映画】リンカーン
・映画 リンカーン (2013年4月19日より上映 ダニエル・デイ=ルイス,トミー・リー・ジョーンズ出演)スティーブン・スピルバーグ監督が、名優ダニエル・デイ=ルイスを主演に迎
映画「リンカーン」感想
リンカーンの記録映像を見ているような、そんな不思議な臨場感を感じる映画。
この映画の成功は、修正案13条の成立に的をしぼった事にある。立身出世物語でもなく、暗殺モノのミス...
リンカーン
1865年1月。 奴隷制度の賛否を巡り国が二分されてしまったアメリカの南北戦争は、4年目を迎えても終結の見通しが立たずにいた。 第16代大統領エイブラハム・リンカーンは、奴隷解放
リンカーン ★★★★★
スティーブン・スピルバーグ監督が、名優ダニエル・デイ=ルイスを主演に迎え、アメリカ合衆国第16代大統領エイブラハム・リンカーンの人生を描いた伝記ドラマ。
貧しい家に生まれ
リンカーン/ダニエル・デイ=ルイス
昨年度の賞レースを大いに沸かし主役を演じたダニエル・デイ=ルイスが見事アカデミー賞主演男優賞を獲得したスティーブン・スピルバーグ監督による大作ヒューマン・ドラマです。 ...
『リンカーン』
(原題:Lincholn)
-----今日は、フォーンが喋っちゃいます。
20日って、ムービックスだとかワーナーマイカルだとかが1000円均一料金。
ということで、フォーンも一緒に。
ところが予告編が
リンカーン
南北戦争末期。
国を二分した激しい戦いは既に4年目に入り、戦況は北軍に傾きつつあったが、2期目を迎えた大統領エイブラハム・リンカーン(ダニエル・デイ=ルイス)は、奴隷制度の...
リンカーン
憲法修正案を可決せよ公式サイト http://www.foxmovies.jp/lincoln-movie原作: Team of Rivals:The Political Genius of Abra
『リンカーン』 猫背の大統領
Lincoln(film review) 僕はアメリカ史に詳しくないので、『リン
リンカーン
今やるべきことは今やらないと! いい加減あらすじ 南北戦争が始まって4年経過。リ
リンカーン 監督/スティーヴン・スピルバーグ
【出演】
ダニエル・デイ=ルイス
デヴィッド・ストラザーン
サリー・フィールド
トミー・リー・ジョーンズ
【ストーリー】
エイブラハム・リンカーンが、大統領に再選され
リンカーン
原題:Lincoln監督:スティーブン・スピルバーグ出演:ダニエル・デイ=ルイス、トミー・リー・ジョーンズ、サリー・フィールド、ジョセフ・ゴードン=レビット、デビッド・ストラザ
映画『リンカーン』観てきた
ダニエル・デイ・ルイスがアカデミー賞主演男優賞受賞した作品。
スティーブン・スピルバーグ監督。
最も愛された大統領を描いたってことですが、
やっぱり日本人だし、
アメリ...
リンカーン
「面白い度☆☆☆☆☆ 好き度☆☆☆☆」
ようこそ。皆さんの下院です。
『戦火の馬』に続く映画の天才スピルバーグ監督の歴史映画。一言で言って圧倒!!もうこの人ハナから
『リンカーン』
□作品オフィシャルサイト 「リンカーン」 □監督 スティーブン・スピルバーグ□原作 ドリス・カーンズ・グッドウィン□脚本 トニー・クシュナー□キャスト ダニエル・デイ=...
映画「リンカーン」
映画「リンカーン」を鑑賞しました。
『リンカーン』 2013年4月28日 TOHOシネマズ日劇
『リンカーン』 を鑑賞しました。
この映画は睡魔を誘います。
2時間30分あるので睡眠したい方にはもってこいかも(笑)
【ストーリー】
エイブラハム・リンカーン(ダニエル・デ...
法の下の平等~『リンカーン』
LINCOLN
1865年1月。再選を果たした第16代アメリカ合衆国大統領エイブラハム・リ
ンカーン(ダニエル・デイ=ルイス)は、南北戦争を終結させる前に、なんとして
も合衆国憲法修
リンカーン / Lincoln
アメリカで最も愛される大統領で、日本でも奴隷解放という歴史的偉業を成し遂げ、そして、アメリカ史上初めて暗殺された大統領として知られているエイブラハム・リンカーン。この映...
『リンカーン』
1865年1月、エイブラハム・リンカーン(ダニエル・デイ=ルイス)が大統領に再選されて、2カ月が経っていた。国を二分した南北戦争は4年目に入り、大勢は大統領が率いる北軍に傾いて
リンカーン/LINCOLN
スピルバーグ監督の新作・・・
「オフィシャルサイト」
【ストーリー】
1865年、エイブラハム・リンカーンが大統領に再選される。
泥沼化した南北戦争は4年目に突入、リンカーンは
[映画『リンカーン』を観た(寸評)]
☆MUTIさんに誘われて観にいってきました^^
スピルバーグの抑えた演出による、されど、南北戦争終結と奴隷解放宣言修正法案可決と言う時代の狭間の中で、なんちゅうか、ス
リンカーン
南北戦争終結。憲法修正案。過半数獲得。
リンカーン
バンパイアハンターじゃない方の『リンカーン』を観てきました。
★★★★
教科書で知ってたリンカーンは、有名なスピーチ「人民の人民による…」と訴えて奴隷解放をした事と、南北...
リンカーン
リンカーンも【花神】の一人だったのだ!と強く再認識
「リンカーン」:まあオスカーは無理でしたねえ
映画『リンカーン』を観ると、やっぱりこれがアカデミー作品賞や監督賞を獲れなかった
昔も変わらぬ政治劇
20日のことですが、映画「リンカーン」を鑑賞しました。
南北戦争は4年目、再選したリンカーン大統領は奴隷制度を永遠に葬り去る合衆国憲法修正第13条を
下院議会で批准させるまでは
「リンカーン」 理想高きリアリスト
リンカーンと聞くと、まず思い浮かぶのが有名なゲティスバーグ演説です。 「人民の、
「リンカーン」、南北戦争末期の議会の話です。
おススメ度 ☆☆☆☆
リンカーンが再選を果たし、2か月後からの話です。
リンカーンを演じた主演のダニエル・デイ=ルイス、アカデミー賞男優賞受賞の好演ですが、この映画はむ
13-054「リンカーン」(アメリカ)
我々は時代に合った人間か?
南北戦争末期。国を二分した激しい戦いは既に4年目に入り、戦況は北軍に傾きつつあったが、いまだ多くの若者の血が流れ続けていた。
再選を果
映画「リンカーン」
2013/4/25、109シネマズ木場。
スピルバーグ監督作品。
ダニエル・デイ・ルイス、トミー・リー・ジョーンズ、
サリー・フィールド、ジョセフ・ゴードン・レビット。
*
「リンカーン」
夜勤明けで見てきました。歴史の勉強は高校時代の定期試験対策のみで、この作品でもリンカーンといえばこの言葉、という台詞が登場するまで思い出せなかったくらいで、本当に恥ず...
『リンカーン』('13初鑑賞35・劇場)
☆☆☆☆- (10段階評価で 8)
4月19日(金) OSシネマズ神戸ハーバーランド スクリーン8にて 17:10の回を鑑賞。
リンカーン
【あらすじ】
エイブラハム・リンカーン(ダニエル・デイ=ルイス)が、大統領に再選された1865年。アメリカを内戦状態に追い込んだ南北戦争は4年目に突入したが、彼は奴隷制度を永遠
『リンカーン』
第85回アカデミー賞で『美術賞』、そして「ダニエル デイ=ルイス」に3度目の主演
リンカーン
奴隷解放を目指して憲法修正に挑むリンカーン大統領の姿を描いたドラマです。 ダニエル・デイ=ルイスが3度目のアカデミー賞を受賞して話題だったので、観たい!と思っていました。 ...
リンカーン
『リンカーン』---LINCOLN---2012年(アメリカ )監督:スティーヴン・スピルバーグ出演:ダニエル・デイ=ルイス 、サリー・フィールド、ジョセフ・ゴードン=レヴィット 、ジェームズ・
リンカーン
楽しみにしていたスピルバーグ監督による「リンカーン」。
早く見たいと思いながら、連休中にも時間が取れず、休み明けにようやく鑑賞。
早くいかないと終わっちゃうんじゃない?と
「リンカーン」平等の人権を与えるために平和と信念で奔走した1か月の攻防
「リンカーン」は第16代アメリカ合衆国大統領エイブラハム・リンカーンの奴隷制度廃止に奔走する28日間を追ったドキュメンタリーである。19世紀までアメリカでは奴隷制度があり、ア ...
★リンカーン(2012)★
LINCOLN
命をかけて夢見た
真の「自由」
映時間 150分
製作国 アメリカ
公開情報 劇場公開(FOX)
初公開年月 2013/04/19
ジャンル ドラマ/伝記
映倫 G
【解説】
「シンドラーのリスト...
リンカーン 彼が英雄だったのだかどうだか、考えてしまった・・・
【=28 うち今年の試写会5】 さ〜て月曜日、平日早朝出勤前の波乗りがしたくて早起きしたけど今朝も波は無い、夜明け頃は潮が多くて今週は潮も合わないねんけどね・・・、さ〜て、湘
リンカーン
上映時間150分。スティーブンスピルバーグ監督が描くリンカーン。当然興味はある。でも眠くなるだろうなぁという予想をつけてポップコーンを大量に買い込んで鑑賞開始。巷のレビュー...
映画『リンカーン』を観て〜アカデミー賞受賞作品
13-33.リンカーン■原題:Lincoln■製作年、国:2012年、アメリカ■上映時間:150分■観賞日:4月24日、TOHOシネマズ六本木ヒルズ■料金:1,800円
□監督・製作:スティ
リンカーン
リンカーンと言えば、奴隷解放宣言が思い出されるわけですが、この時代にこの法案を通すことがどれ程困難な作業であったかを伝える作品だと思います。時代の指導者だった彼が、どのように悩み、決断し、法案を可決させたのか。
しかし、私にとっては非常に難解な映画でした。勿論、勉強不足ってことです。アメリカの当時の政治や状況が頭に入っていないと、この南北戦争という国を二分した戦いの根幹の部分を掴むに至りま...
『リンカーン』『終戦のエンペラー』を新橋文化で観て、うつらうつらだけどええんやないのふじき★★,★★★
◆『リンカーン』
五つ星評価で【★★★腐ってもスピルバーグ】
そーかー。ダニエル・デイ=ルイスだったのか。気づかんかった。
軽口を叩く、上背はあるが猫背の男ってデザイ ...