『おおかみこどもの雨と雪』 ことはそう単純ではない

 【ネタバレ注意】

 一見すると、『おおかみこどもの雨と雪』は細田守監督の前作『サマーウォーズ』(2009年)の延長のようだ。
 だが、ことはそう単純ではない。

 『おおかみこどもの雨と雪』は、大きく三つのパートからなっている。
 第1のパートは、大学生の花(はな)が"おおかみおとこ"と出会い、都会の片隅で小さな家庭を築くまで。
 第2のパートは、二人の子供を抱えた花が、農村に居場所を見つけて生活を確立するまで。
 第3のパートは、成長した子供たちがそれぞれ自分の世界を見出していくまでだ。

 本作が描くのは時間にしてわずか13年の出来事に過ぎないが、繰り返し語られる父の死(花の父の死、"おおかみおとこ"の父の死、雪と雨の父の死、父親代わりの先生の死)と、子供たちの成長ぶりによって、作品は大河ドラマの風格を備えている。

 そして『サマーウォーズ』で取り上げた田舎の暮らしと、人々との交流が、ここではさらに強調される。
 主人公の女性が農村での生活を選ぶことや、農村の人々と信頼を築いていく様は、かつて高畑勲監督が『おもいでぽろぽろ』(1991年)でも描いており、古くは黒澤明監督の『わが青春に悔なし』(1946年)でも描かれた。
 だが、アニメーションで農村を写実的に捉えるという高畑勲監督の手法は、1991年当時こそ新鮮だったものの、2012年の今、ただそれを繰り返すわけにはいかない。

 そこで本作は、農村での生活を描写するのは主に第2パートまでにして、第3パートでは自然の奥深さとの対峙へと物語を押し進める。
 観客にとって明らかなように、狼は自然を代表しており、"おおかみおとこ"と"おおかみこども"は、自然と人間双方のメタファーである。すなわち花の子供たちが、自然の化身たる狼に変身するのは、アニメーションならではの自然の具現化である。
 そして花が都会を離れて農村への移住を選んだように、子供たちも人間との交流を重視するか、自然の中へ深く分け入っていくかを選択することになる。
 これは『サマーウォーズ』が包含していた「田舎暮らし」というテーマを、よりラジカルに突きつめた結果であろう。
 その意味で、細田監督が『サマーウォーズ』の次に本作を発表したのは必然である。


 ところが本作は、実のところ『サマーウォーズ』とは正反対の作品だ。
 『サマーウォーズ』も『おおかみこどもの雨と雪』も、人と人との繋がりや助け合いを描いているように見える。
 しかし、両者における人の繋がり方はまったく異なっており、それは細田監督のイメージする社会の分裂でもある。

 『おおかみこどもの雨と雪』が重視するのは地縁である。
 花が移り住んだ農村では、同じムラに住む者同士が助け合い、融通し合うことで、過酷な自然と闘っている。これは日本の伝統的な共同体の姿であり、居住地の移動が制限されていた江戸時代に一つの完成を見たものだ。先祖から受けついだ土地に執着し続ける「一所懸命」転じて「一生懸命」なる言葉は、今の日本でも美徳として語られる。

 他方、『サマーウォーズ』での助け合いに、居住地は関係ない。
 現在の日本そのままに、人々は世界のどこにでも自由に移り住める。そこで人々を結びつけるのは、インターネットだったり、電話だったり、昔の手紙だったりする。地理的な遠近は関係ないのだ。
 そしてもっとも重視されるのが家族である。家族であればこそ、どんなに遠く離れていても、長いあいだ会わずにいても、みんな共同体の一員なのだ。
 これは中国人が宗族(そうぞく)と呼ばれる父系血縁のネットワークで助け合うことに似ている。1000年以上も前から移動の自由があった中国人にとって、住む場所はさして重要ではない。日本にも2010年末現在で中国・台湾人が68万7000人おり、東京都民の80人に1人は中国・台湾人だそうである。移動の自由が当たり前の人々にとって、地縁にさしたる意味はない。だから積極的に移民しつつ、血縁のネットワークを大事にするのだろう。

 與那覇潤氏は著書『中国化する日本』において、このような社会の二つの方向性を「再江戸時代化」と「中国化」として説明した。前者の特徴は「人間関係のコミュニティ化」(=近くて深い地域社会の結束)であり、後者の特徴は「人間関係のネットワーク化」(=広く浅い個人的なコネクション)である。
 まさしく本作と『サマーウォーズ』は、この二つの方向性をそれぞれ描いているのだ。

 日本はその歴史において、「中国化」と「江戸時代化」を行きつ戻りつしてきた。
 平清盛が宋を手本に中国化を進めようとすれば、源頼朝が立ちはだかって江戸時代化を推進した。
 後醍醐天皇が中国化を進めようとしても、足利尊氏が元に戻して、また江戸時代に近づけてしまう。
 やがて登場した江戸時代に、ようやく明治維新でピリオドを打ったはずなのに、今度は軍国主義と名を変えて江戸時代的施策が復活する(江戸時代の五人組が、昭和期には隣組として復活したのはその一例だろう)。
 
 細田守監督は、今も「中国化」と「再江戸時代化」のはざまにいる私たちに向けて、それぞれの特徴を提示してみせた。
 けれども、いずれが私たちの行く末であるかまでは示していない。

 はたして私たちが進む未来は、『サマーウォーズ』だろうか。『おおかみこどもの雨と雪』だろうか。


おおかみこどもの雨と雪 BD(本編1枚+特典ディスク1枚) [Blu-ray]おおかみこどもの雨と雪』  [あ行]
監督・原作・脚本/細田守  脚本/奥寺佐渡子
出演/宮崎あおい 大沢たかお 菅原文太 黒木華 西井幸人 大野百花 加部亜門 平岡拓真 林原めぐみ 染谷将太 谷村美月 麻生久美子
日本公開/2012年7月21日
ジャンル/[ドラマ] [ファミリー] [ファンタジー]
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【theme : アニメ
【genre : 映画

tag : 細田守 宮崎あおい 大沢たかお 菅原文太 黒木華 西井幸人 大野百花 加部亜門 平岡拓真 林原めぐみ

⇒comment

必然性と共感性がイマイチ……

はじめまして、いつも興味深く拝見させて頂いております。
失礼ながら、割とエンターテインメイント性より芸術性の高い映画を数多くレビューされているブログという印象があったので、「おおかみこども~」の様なアニメ作品もこんな早い時期に見られて、記事も書かれるんだ!と、びっくりしました。
どちらかと言うとオタク気質なので、ついていける話題があって嬉しいなーと思ってしまいました^^;

ところでこの映画ですが、この作品の感想としては脇道に逸れているかもしれませんが、私は
「どうして男は実生活で悩むと『自然』あるいは『田舎』にかえろう!と言い出すのかな……」
と思ってしまいました。

実を言うと、実父が昔から時々聞く「都会でのわずらわしい人間関係(主に会社勤め)を捨てて、田舎でのびのび暮らそう!」というやつに家族を巻き込んだ男です。
しかし、現実として田舎には田舎のルールがあり、それは都会人(笑)が「わずらわしい」と称する人間関係よりももっと厳密なもの、ずっと『コミュニケーション』が重要視されるルールな訳です。
そんな事を全く想像せず、また実際に居住してからも一切関知しなかった父は当然ながら「非常識」「最低限のコミュニケーションの取れない、気難しい変人」として扱われました。
逆に「家族もいるのに、急に仕事をやめて田舎に引っ越したいとか、バカか!」と怒っていた母は、女性であるゆえかコミュニケーション能力に長け、田舎のルールに馴染み、周囲に受け入れられました。

5年以上前になりますが、貧乏さん応援バラエティとやらで「サラリーマンをやめて田舎に引っ越し自給自足生活をしている、小さい子どものいる夫」が取り上げられていた時、「お前もついて来てくれたって事は、僕に共感してくれたんだろ?貧乏だけど楽しいよな、な!」と言う夫に対し、妻が無表情で「もう仕事やめる、引っ越すって急に言われて、従うしかなかったですし……」と返し、夫が「えっ、えっ!?」とうろたえていたシーンがあったのですが、自分の家庭の過去に重ねてしまい泣きそうになった事があります。
実際に、大人になるにつれ様々な場所に引越しましたが、不思議な事にその先々で『妻の悩み』として、
「夫が田舎(しばしば実家)に引っ越そう、自然があふれていて子どもものびのび育つから良い!と言う。
だが、子育てしている身としては、田舎は仕事も無く病院も店も学校も遠くて不便、頼れる友人もいないし、新たに作るにしても人口が少なく選択肢が限られるのが困る。
自然の良さという恩恵と引き換えに計算しても、マイナスが多い」
と言っている女性たちの話をしばしば聞いたものです。

自分の体験からの感想ではありますが、
・男性は自分ひとりの裁量で思うままに行動できる自由さ、自然等の雄大なもの
・女性は実生活の利便性や将来の選択肢、子育てそのものへのこだわり、また多くの人間とのコミュニケーションそのもの
以上のものが「より重要だ」と感じる傾向がある様に思えます。

「おおかみこども~」では、子ども達の母は農村での生活を選びましたが、わざわざその様な選択をする女性は現代日本ではほぼいません。
いたとしても実家が田舎だから、という人が大半な訳ですが、この作品のキモはそういった必然性ではなく「自然と人間社会の対比、象徴」である事は明らかであり、その為に田舎の農村をわざわざ(中盤以降の)舞台にするという部分に「監督(男性)」の「意図」という作為を感じてしまい、自然な物語の流れとして受け入れるのは、私には困難です。
なぜそこまで執拗に田舎っていいよ!と強調するのか……都会から田舎へ、そしてまた都会や別の田舎への移住を経験した身としては、リアリティよりも製作者の憧れの方を強く感じてしまいます。

また、人間社会を重要視する子どもに女子を、自然(野性)を重要視する子どもに男子を選択した部分に、「同じ立場」にいるはずの両者の違い、という問題がピンボケしてしまった印象があります。
同性の兄弟なら、まだその違いを『考え方のひとつ』として表現できるかなあと思うのですが、異性の兄弟だと、『単なる性別由来の違い』と受け取れてしまう場合があるのではないでしょうか。
それこそ、前述の通り、男ってすぐ自然がいいって言う、女はコミュニケーション重視、の様な。
男性と女性では、そもそも生まれついての立場が違うのです。

また、『狼男』を「自然と人間社会の対比、象徴」として使われても、そういった共通認識はないしなぁ……と首をひねってしまいました。
わざわざ狼男という設定を持ち出す必要性ってあったのかな?と。
オオカミは欧米では邪悪や暴力の象徴として描写されており、狼男も狂人や病人、あるいは単純な「怪談の怪物」でしかありません。『自然』とは程遠い、むしろ不自然な悪というイメージです。
逆に日本では、ニホンオオカミが小柄でそれほど凶暴ではなかったのと農耕社会だったせいで、欧米とは逆に「害獣を駆除してくれる土地神」の様な扱いだったという歴史はありますが、既に絶滅して久しく、現代の日本人に「(日本の)オオカミといえば、こう」という共通認識は無いと言っていいと思います。
日本固有の狼男の定番の伝説もありませんし、現代の日本人が『オオカミ・狼男』と聞けば、当然、欧米から伝わったもの(から発展した)のイメージ以外には無い訳です。

そういった現状で、「オオカミ(狼男)=自然の象徴」という設定を繰り広げられましても、「ふ~んこの映画ではそういう設定なのね」とは思っても、「そうだよね!分かる!」と感情移入するのは難しい。
とにかく、視聴者である我々に「オオカミとは」「オオカミでなければ」という「共通認識」が無いのです。
オオカミ/狼男は『監督の言いたいこと』を表現する為の手っ取り早く目立って見えるコマであり、特にオオカミ/狼男でなければならない必然性はない、と思えてなりません。
また、現代人が自然との対峙について考えなければならないのは確かですが、それは雨と雪とは全く別の理由からです。
私達にはオオカミの血など流れていませんから、自らの野性と人間性のどちらかを選ばなければ、という悩みはありません。「自然と人間社会の対比」として二人の意見の違いを描写されても、それを我々の抱える問題のメタファーとして捉え、彼らに共感を持つのは難しいです。

扱っているテーマ自体が悪いとか、そういうことではないのです。
もちろん、個人的には「普遍的と言うには特徴的すぎる、他人の手垢がつきまくったテーマだなぁ」と思えるものではありますが。
そういう事ではなく、「AといえばBだよね!そしてCと来たらDになるんだよ、フフッ(ドヤァ)」と、さも自然な流れかの様に描写・設定されている事が、実際は「は?AといわれてもふつうBは思いつかないよ……しかもC・Dって言われても、別に……」と見る側には受け止められる、『共感性を欠いているもの』である事が気になりました。

都会と田舎(自然)のそれぞれの特徴が取り上げられ、私たちに示された~とナドレックさんは書かれていますが、実際に両方に住んだ事のある身としては、この映画は「田舎・自然の描写の方が視覚的にパッと見わかりやすい分、自然寄りだな」と思ってしまいました。
サマーウォーズでの、監督の「田舎の人間関係の良さ」を強調した作風も思い出すと、現代社会の良さってそれと同レベルでは強調されてないような気がします。
大体、現代日本を舞台にしている以上、オオカミが「自然にかえる」って言われても無理だし……そもそもこの舞台設定で狼男なんていうファンタジー要素を持ち出している点で、現代社会への問題提起みたいなテーマを持ち出されてもねぇ、しかもファンタジー要素を入れなきゃいけない必然性も無い様な……と、白けるというか。

都会で暮らしているうちに見失いがちなものがあるのは事実ですが、それは田舎にも言える事ではないでしょうか。
自然だけを相手にしているうちにコミュニケーション能力に欠けた性格になったり、その土地だけのルールしか想像できない人間になったりする。それはある意味で「歪み」であり「見失っているもの」と言えるでしょう。
簡単に自然にかえると言っても、完全な自給自足は場所・人によっては全く無理ですし。
それなのに、何度も「自然って・田舎っていいよ!そういう暮らし、考えてみようよ!自然と共存って大切だよ!」というテーマが取り上げられるのは、ちょっと安直すぎて萎えます。
「まーた言い出したよ。ストレス溜まってんのか?」と白けてしまい……

別に「都会っていいよ!」というテーマを扱えよ!とは思いません。しかし、自然について考えよう!にプラスして「狼男はね、自然の象徴でね」みたいに共通認識のない要素を盛り込まれても、う~ん共感できない……特に名作とか、目だって心に残るテーマとも思えない……というのが、正直な感想です。

初めてのコメントで長々と申し訳ありません。
決してナドレックさんの感想に反対・批判する意味で書いたのではありません。
「設定に色々無理がある様に感じる、世間でそんなに持ち上げるほどの印象はない」と思っていたので、つい長文になってしまいました。
失礼いたしました。

No title

あれだけ都会であの子達を育てるのが困難だからこそ田舎に行ったのが描かれてたのに、
それを「男はすぐ自然を美化~」うんたら筋違いの意見を言われても…ちゃんと映画見てましたか?

Re: 必然性と共感性がイマイチ……

ASさん、はじめまして。
コメントありがとうございます。

>芸術性の高い映画を数多くレビューされているブログという印象

えッ、そうですか!?
かなりくだけた映画を取り上げてるつもりでいました(^^;

ところで、コメントを興味深く拝読させていただきました。
ASさんは、ピーター・ウィアー監督&ハリソン・フォード主演の映画『刑事ジョン・ブック/目撃者』と『モスキート・コースト』をご覧になったことはありますか。
『刑事ジョン・ブック/目撃者』は、ハリソン・フォード演じる刑事がアーミッシュの生活に触れる物語です。ご存知かと思いますが、アーミッシュとは現代でも産業革命以前のような生活を続け、自動車社会の米国にあって馬車を使う人たちです。刑事はアーミッシュの集落に滞在することで、風変わりだと思っていた彼らの生活に惹かれていきます(正確にはアーミッシュの女性に心惹かれます)。
ロマンス映画としてもサスペンス映画としても面白い作品でした。

ピーター・ウィアー監督とハリソン・フォードのコンビが次に放った『モスキート・コースト』は、うって変わって過酷な映画です。ハリソン・フォード扮する父親は、突然都会暮らしを捨ててジャングルに住むと云いだします。驚く家族を引き連れてジャングルで暮らし始めた彼は、自分の才覚で理想の生活ができると考えていたのですが、彼のすることはことごとく頓挫します。家族は彼に振り回され、展望もないまま大自然に呑み込まれていきます。

ピーター・ウィアー監督とハリソン・フォードは、『刑事ジョン・ブック/目撃者』で現代文明に背を向けたかのようでいながら、『モスキート・コースト』では自然に対する人間の矮小さを描いており、この二作を連続して作ることで微妙なバランスを取っています。
ASさんのコメントを拝見して、四半世紀も前のこれらの作品を思い出しました。


ASさんが書かれた男性、女性それぞれの特徴は、普遍的なものかもしれませんね。
私たち人類の歴史はそのほとんどが狩猟・採取の時代でした。そんな中、女性だけが妊娠・出産・授乳の能力を持つので、女性にとっての優先事項は母体と子供を保護することだったはずです。それは、安全な集落の中で他の女性と一緒に過ごすことでしょう。
一方、男性の代わりはいくらでもいますから、男性にとっては自分の身の安全よりも森や山に分け入って食糧を獲ってくることが重要です。獲物を持ってこられないような男性は、女性の争奪戦に勝ち残れず、子孫を残せなかったでしょう。
もしもこれが逆で、男性がみんなと一緒に安全な集落の中にいたら食糧が手に入りませんし、女性が密林に分け入って命を落としたら出産・授乳する人がいなくなってしまいます。
だからASさんのおっしゃるように、男性が自由な行動や自然に分け入ることを重視し、女性が集団におけるコミュニケーション(井戸端会議(^^))に長けると同時に生活の安定を重視するのは、自然なことなのでしょう。
何万年もの狩猟・採取時代を通して身に付いたメカニズムは、数千年の農耕生活ではまだまだ払拭できないのだと思います。

したがって、本作の主人公・花が人里離れた僻地に移り住むのは、男性的な発想です。
大自然が広がる土地は、男性の本能からすれば「獲物がたくさんいる土地」ですから、素晴らしいと感じるのは当然です。
でも集団で安定した生活を送りたい女性にとっては、子育てに困っても頼る人がいないし、子供が病気になっても相談する人がいない土地なわけで、(結果的に村人と仲良くなれますが)何のツテもない土地に引っ越そうとは思わないでしょうね。

もちろん細田監督は、花を孤立させるような真似はしません。村落の人々が花を支えてくれます。
これが韮崎老人の指示によるものであることから、細田監督のコミュニティ像が窺えます。今どき、これほど典型的な家父長が登場する映画は珍しいのではないでしょうか。

細田守監督は本作を撮るに当たって、故郷の富山県上市町をモデルにしたそうです。
http://www.nhk.or.jp/toyama-blog/200/126115.html
そこはきっと監督にとって素晴らしい故郷なのでしょう。

ちなみに都会の「会社」は、農村から出てきた人が作り上げた疑似的なムラですから、都会のムラに馴染めない人が、本物の村に移っても溶け込めるはずはありません。
それでも男性の強い自然志向は、田舎の不都合を覆い隠すのかもしれません。


なお、本作が触れなかったことはたくさんありますね。
2時間程度の尺に収めるには詮ないのですが、花を支えているのが目の前の村人だけではないことも、本当は描かれるべきでしょう。
花の住む山奥の一軒家には、電気も電話も通っています。ということは、花の前には現れないけれど、電気を供給したり、電話を維持するために日夜努力してくれる人がいるわけです。
また、あの一軒家への電気や電話を維持・保守する費用をすべて住人に請求したらたいへんな負担になってしまいますから、費用の多くは都会の人々が少しずつ負担してくれています。電話ならユニバーサルサービス料というヤツですね。
花が読んでいる移動図書館の本だって、その運営費を花の払った税金だけで賄えるはずがありません。市街地の住民が払ってくれた税金があるからこそ、山間部の花が本を借りられます。
このような、インフラ等を通して人々が見えないところで繋がっていることは、すでに『サマーウォーズ』で描いているので、細田監督としては同じことの繰り返しを避けたのかもしれません。
でも、花は僻地で自給自足できると思っていたようですから、世の中はそんな単純じゃないことも語っても良かったかなと感じます。


ところで、自然が溢れていても、子供がのびのび育って良いとは限りません。
私も田舎者でして、花が移り住んだ村ほどではありませんが、通学の途中に畔道を歩いていると大きなヘビが鎌首をもたげているようなところで育ちました。
そういうところで育っても、こんな人間にしかなりませんでした(^^;

Re: No title

SAさん、こんにちは。
先にコメントを下さったASさんは、映画を観ていなかったわけではないと思いますよ。
都会での暮らしにも、田舎での暮らしにも、それぞれメリットとデメリットがあるでしょうが、本作は都会のデメリットと田舎のメリットを強調しているほどには、都会のメリットと田舎のデメリットは取り上げていない。そこに込められた作り手の思いは……ということを述べていらっしゃるのだと思います。

私もそれは感じるところでして、たとえば子供の病気に際して動物病院に行くか人間の病院に行くか迷う場面がありましたよね。あれは都市部ならではの「贅沢」だと思います。
僻地だと動物病院なんかなかったり、人間の病院だって走っていける距離にはなかったりしますので、どちらに行くか迷うどころではありません。
都会も田舎も知っている細田監督なら、そんなことは判っているはずです。だからこそ素材の取捨選択に監督の意図が込められているのだと思います。

一言だけ、よろしいでしょうか。

こんにちは。
カリメン2号です。

一言だけ、よろしいでしょうか。
カリメン2号も『おおかみこどもの雨と雪』の映画を、見させていただきました。
細田監督らしい作品だったと思います。
人の優しいさを、しっかりと見つめて描いていたところは、さすがだなぁと感じました。
しかし、やはり葛藤という部分においては、『サマー・ウォーズ』や『時をかける少女』同様に、少し弱いように思いました。
人ではないものと触れあう花が、あまりにも簡単にオオカミ男を受け入れるたり、田舎は良いものと全面的に押し出す演出。
そして、子供たちが主人公の割には、葛藤が淡白過ぎるように思いました。

こんばんは

おっしゃる通り『サマーウォーズ』よりも土着性を強調したようなお話でしたよね(無知のヴェールなどない!?)。
この映画って同時上映した『メリダとおそろしの森』とかなり共通点があって興味深く鑑賞しました。
キャラを取り巻く客体世界にリアリティを置いたのがこの映画だったとしたら、キャラの主体に重きを置いたのがメリダだったようにも思えます。どちらもおとぎばなしのようなはなしですけどねw

Re: 一言だけ、よろしいでしょうか。

カリメン2号さん、こんにちは。
一言といわず、二言でも三言でもどうぞご記入くださいe-257
おっしゃるとおり、本作の登場人物はあまり葛藤していませんね。それは細田監督が「受け入れる」ことを重視しているからかも知れません。
『時をかける少女』でタイムトラベルという与太話を受け入れてくれる叔母さんしかり、『サマーウォーズ』で都会っ子を受け入れてくれる田舎の大家族しかり。
本作の花も、いずれ子を産み、その子がやがて巣立っていくことは想定の範囲内なので、すんなりと受け入れられるのかも知れませんね。

No title

モスキートコースト、とはなんとまあ懐かしい。この変な作品がここで出てくるとは。。ピーターウイアーでは、ガリポリ、が好きで何度も涙しました。The Way Backはまだ日本では公開されていませんかね。作品を連発しない人のようですが、どれも味があります。刑事ジョンブック、今を生きる、が彼の名作として語り継がれていくんでしょうね。カーペーディエム。。。ロビンウイリアムズが絶妙な演技、イーサンホークは今も昔もあの顔、ロバート・ショーン・レナードをDRハウスで再見したときには彼も変わってない(太ったなあ)。まあ、今を生きる、が万人が押すこの監督の最高作かもしれませんね。でも、刑事ジョンブックの味わい(アーミッシュ、村での共同作業、ジョンブックと恋のライバルの青年)なかなか見せ方が良いですからね。Picnic in the hanging rockとも通じるかと。孤高の、、でもないですが、きらりと光るピーターウイアーは昔から好きな監督さんです。消耗品じゃない映画を作れる監督はそう多くありません。

No title

肝心の映画の感想を残すことを忘れてしまってました。

普段はブルーベリージャムをこってり塗り上げたバターたっぷりなクロワッサンのような洋物アニメーションや、同系列というとしかられますが、バタ臭い宮崎もの。それらが大好きなのです。

ですが、日本のアニメにはそこはかとない情を主体とした(お茶漬けのような)表現を感じます。それがゆえにどうもストーリー展開に弱さや必然性のなさというか、観客自身の理解に最初からゆだねてしまっている淡いところがあるような気がし、物足りなさを覚えることがあります。でも本作ではその淡さというアプローチが成功しているような感を受けました。

母自身も成長し、周りから助けられながら生活し、子供二人はそれぞれの核のある人生を踏み出していく。そんな三人を見せつけられながらきっと人は自分自身のいろんな思いや体験を投影してしまう。それも、大げさで輪郭のあるエピソードとしては描かれていないから、干渉する人自身の投影をしやすいかと。日本アニメの真骨頂かと。

菅原ぶんたさんがおいしい役に配置されていますねえ。ああいう爺さんはありだと思います。
それから、ももへの手紙、では詳細の描きこみに不満を感じましたが、こちらは本棚の本の書名や建造物にも手抜かりがなく、それらを目で追うのも楽しかったです。
最高に愉快だったのは、子供と母が雪の中を転げまわる場面と、そのあとで雨がおぼれかけるあたり。家族を描いた名シーンとして心に響きました。仏壇代わりの免許証も最後まで光っていたように思います。

最後のシーンでの遠吠え。および、その前の野生に帰っていくところは、荒野の呼び声またはシートン動物記かお前は、と言いたくなったのは私だけでしょうか。だからといってこの作品のよさが薄れるわけではないのですが(笑)。

雨も結局のところ男の子ですよねえ。雪がやっぱり女の子であったように。そして母の母性。登場場面数ではおねえちゃん(雪)が多くて、弟(雨)の個性がもうひとつはっきりしない。それなのにいきなり森の主の代わりになると言い出して本当になってしまう。なんだかサムライの元服か。一家の主役たちの影になってきたこと、会わない学校をとりあえず数年は我慢してがんばってみたこと。そうやって丁寧に描きこんでいるのがこの物語における雨の変化を納得させる過程となっているかと。

家族の中で目立たない雨がどう描かれるのかが気になってその意味でこの男の子から目が離せませんでしたが、彼を変えていくのはやはり彼が行くことになる世界でしたか。。。お母さんは最後までお母さんの役割をきちんと守りきるし。そういう母の背中をみて育ったんですね、こいつは。なるほど。

メリダも面白かったですし、こちらも面白いですね。

長くなりました。

Re: こんばんは

ゴーダイさん、こんにちは。
たしかに良く似た要素を持つ『メリダとおそろしの森』の公開と同時期になったのは面白いことですね。
動物への変身譚、人外境としての森、子供の自立を認める母の物語……、両作の共通点はいろいろありますが、『メリダ――』がこじんまりとした母子の物語に収斂していくのに比べ、本作が大河ドラマ的なのは興味深いところです。

>キャラを取り巻く客体世界にリアリティを置いたのがこの映画だったとしたら、キャラの主体に重きを置いたのがメリダだったようにも思えます。

これは監督と主題との距離感の違いから来るのではないでしょうか。
本作の細田監督には子供がおらず、子育てしている友人の姿を見て本作を構想したそうです。
それに引き替え、ピクサー初の女性監督であるブレンダ・チャップマンは、自分と娘との関係にインスパイアーされて『メリダ――』を制作しています。
http://articles.latimes.com/2011/may/25/entertainment/la-et-women-animation-sidebar-20110525

そのため本作の方が、親子を取り巻く側に重きが置かれたのかもしれません(あくまで相対的な話ですが)。

Re: No title

魚虎555さん、こんにちは。
私は実のところピーター・ウィアー監督の作品をあまり観ていません。なにしろ『モスキート・コースト』の後味があんまり悪かったので、この監督の作品はもう観るまいと思っていたのです。
『ウェイバック-脱出6500km-』は2012年9月公開予定なので、観てみましょうかね。

本作については、もう子供たちが可愛くて、特に雪の可愛らしさに悩殺されました。お散歩をねだるところとか、家具を齧ってボロボロにしてしまうところとか。ずーっとあの日常を描いてくれるだけで、私は満足したと思います。

『荒野の呼び声』とは云い得て妙ですね。やっぱり最後は遠吠えが必要なのか:-)

大変

ご無沙汰です。
息子の東北大会と、その後の始末、そして怒涛のオリンピックと、
と、脳天気に過ごしていたら、みなさん大真面目に見てらっしゃるのですねぇ。
こういったご意見を引きつけるのも、ナドレックさんのお人柄とお見受けします。

と言うことでアタシはこの映画は前作二作程ではなかったかなあ~と言うのが、率直な感想です。
ちょっと監督の色気が出たような。。。
アニメの基本を踏襲する作りじゃなくて、役者がいる前提の物語に思えてしまいました。
いや、それも画期的なアニメの手法なのかもしれませんが、どうも引っかかってしまって・・。
多分にものすごく大きな期待を持ってしまってたもんで、90点でも、足りなく感じるのでしょうね。

ピーター・ウィアー!!!懐かしいと言うか、今何やってるの?ですねえ。
あの独特のタッチ、また見たいなあ。

ご迷惑おかけしました

わざわざお返事を頂き、恐縮です。
ブログを荒れさせる事になってしまったのでは、と、申し訳ないです……

コメントを書き込ませて頂いた当初は、放映間もない事もあったと思いますが、シンプルに「細田監督の新作だ!良かった!」という絶賛ばかりを見聞きしていたので、何でこんなにも自分の印象と違うんだ?というモヤモヤでいっぱいでした。
あれから様々な方の賛否両論のレビューを拝見し、また監督自身がモデルになった土地出身である事を知って、さらにモデルの土地・モデルの学校自体の出身者である友人の映画を見ての感想(富山はいいところばかりの土地じゃない、美化しすぎ等)を聞いて、他人様のブログに書き込むコメントとしてはやりすぎだ……と反省しました。
ご迷惑をおかけしました。

この作品は、ファンタジーならファンタジー、現代日本に即した設定ならそれなりのリアルさ、という風に、割り切った描写にすれば良かったのでは?というのが、現時点の感想です。
フィクションというものはすべからくファンタジーではあるのですが、例えばはっきりと「これは御伽噺だ」という前提でとらえられるものは、「でも、そういう空想的な所が面白い」と割り切れる様に思います。
なまじ現代日本の現実を美しいグラフィックやキャラクターの生活でリアル風味に描写すると、「そこより逸脱すると、ファンタジーとしての割り切りができず、『違和感』として感じるレベル」というリミットができてしまう気がします。

「田舎の良さばっかり描写しないで、リスクもちゃんと描写してくれ!」と他人様のブログにコメントするのもどうかと思いますが;、おおかみこども~に関しては、何というか、とにかく田舎の素晴らしさを伝えたい!!とか、オオカミって超かっこいいから!とか、母ちゃんって最高!!等とひたすらこれでもかとプッシュする等の様に、思いっ切り偏った方向に舵を切ってくれた方がむしろ理解しやすかったかも……と思います。

紹介して頂いた映画、どちらも子どもの頃に見た記憶があります。
それどころか、テレビ放送された事で、数度見た記憶が……;
そもそも子どもが見る様な映画ではないのですが、特にモスキート~は大人になった今でも内容はあまり思い出したくないなあと思ってしまうのも事実です。
ラストは覚えていませんが、ただただ「この父親は精神が狂っている」と恐怖したものです……

親の選択肢に従うしかない事は、程度の差こそあれ誰もが子ども時代に経験するありふれた事ではありますが、同時に残酷な現実でもあると思います。
たった一度の選択が、子どもの人生を全く左右してしまう……そういった恐ろしさをはらむのが、「子どもを産む」という事でもあると思うのです。
少子化の昨今、子どもを作る事を過剰に恐れてはいけないとは思いますが、かと言って「愛があれば誰が相手でもいい」「案ずるより生むがやすし」と簡単に言える事でもありませんよね……

Re: 大変

sakuraiさん、お疲れ様です。
なんにしてもsakuraiさんの鑑賞本数には到底及びません。不甲斐ない限りです(腰も痛いし)。

> ちょっと監督の色気が出たような。。。

たしかに前二作の評価の裏打ちがあるからこそ、このような映画が作れたのだと思います。細田守監督にとって最大のヒットになりそうな勢いですが、さしずめ「なんで『紅の豚』が『天空の城ラピュタ』の5倍もヒットしてるんだよ」というところでしょうか:D

ただ、本作は役者ありきで当て書きしたわけではありません。特に花役はオーディションでも決まらなくて監督も困られたようです。にもかかわらずsakuraiさんには役者がいる前提の物語に思えたのは、それだけはまり役だったのでしょう。
細田監督曰く「キャラクターのデザインが先なんですが、不思議なことに配役が決まって声を出してもらったら、みなさんをスケッチしたかのように思えてきた」、おおかみおとこは「大沢さんにしか見えなくなりました」とのことなので、監督も役者とキャラクターがピタリと合ったと感じているのでしょう。
http://www.cinemacafe.net/news/cgi/report/2012/07/13347/

ところで今年は8年半ぶりにピーター・ウィアー監督の新作が公開されます。新作といっても米国では2年前に公開済みですが。コリン・ファレルが出演しているから、『トータル・リコール』の公開にかこつけたのかなぁ。

Re: ご迷惑おかけしました

ASさん。こんにちは。
再びコメントをいただけて嬉しいです!

「案ずるより産むが易し」は、私の好きなことわざです。
多くのことわざには反対の意味を持つことわざもありますが(「三人寄れば文殊の知恵」対「船頭多くして船山に上る」とか)、「案ずるより産むが易し」には対義語がありません(私の知る限り)。
数千年の歴史の中で、こればかりは否定できなかったのではないでしょうか。
もちろん、相手が狼なのは想定外でしょうが:)

ファンタジーとして割り切れる程度のリアリティ、というご意見にはなるほどと思いました。
ただ、神は細部に宿るとも云いますし、リアルに描き込まないと「子供騙し」と受け取られるかもしれません。
このさじ加減はなかなか難しいですね……。

No title

こんにちは!どうも拙ブログにトラバとコメントを賜りありがとうございます。
花が引っ越し先の田舎の人たちと「助け合う」事で厳しい環境の中でも子育てしながら生きていく様子を観て、
定年後に田舎に移り住んで自活生活を試みたものの近所の風習になじめないとか、初めての農業を誰にも聞くことが出来なかった為失敗した話を思い出しました。田舎に嫁いだ知り合いも家族の人間関係が大変だったと聞いていたので、この映画では人間関係が超恵まれすぎてちょっと納得いかない部分を感じました(笑)
しかし景色は大変良かったです。
この映画のお蔭で山ガールが富山県の観光に沢山訪れる事になりそうです。

ラスト花が雨を引き留めようとする部分がありましたが花の天真爛漫な性格だったら「がんばって!」と背中をおして送り出すと思っていたので意外でした。

Re: No title

愛知女子さん、こんにちは。

>人間関係が超恵まれすぎてちょっと納得いかない部分を感じました(笑)

自然の中で暮らせるんだからいいだろう、というのはやっぱり男性の発想なんですよe-257e-257e-257
富山出身の細田監督には何気ないことでも、よそ者は苦労するかもしれませんね。この作品の場合は韮崎の爺さんに気に入られるのがポイントで、韮崎さんに相手にされなかったら暮らしていけなかったでしょうね。

たしかに花の行動には、やや一貫性がないように感じます。
でも、自分が無茶するのと、子供の無茶を見過ごすのは違うのかもしれません。
だったら、ちゃんと学校に行かせるべきなのですが:-)
Secret

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