『ヘルプ ~心がつなぐストーリー~』 そのいくつもの意味
なんて楽しい映画なのだろう。
ややオーバーアクション気味に豊かな表情を見せる役者たち、色鮮やかな街並みや衣裳の数々、恋人たちの背後に流れるオールディーズの歌声。いずれも映画の楽しさをいや増し、上映中は場内のあちらこちらでひっきりなしに笑いが起こっていた。
『ヘルプ ~心がつなぐストーリー~』の舞台は1960年代前半のアメリカ南部、ミシシッピ州ジャクソン市。そこは、奴隷解放とは言葉ばかりで、黒人と白人との隔離が当たり前のように行われている土地だ。
黒人の子と白人の子は教科書の貸し借りもできないし、黒人が白人と同じトイレを使うだけでも怒られる。黒人女性がなれる職業といえば、ヘルプ(お手伝いさん)として白人にかしずくことだけ。
そんな中、黒人メイドたちが白人の前では決して語れない本音を描くこの映画は、とてつもなく重いテーマを抱えている。
にもかかわらず、全編のトーンは明るく楽しい。
それは、登場する女性たちが前向きで積極的に生きているからだろう。
この映画の女性たちが魅力的な理由のひとつに、登場人物の役割が男女で分担されていることがあろう。
本作の男性は、誰も彼もが後ろ向きで消極的だ。そしてストーリーには深く関わらず引っ込んでしまう。対して女性は(ことの善し悪しは別として)誰もが積極的であり、何ごとにもへこたれない。男性嫌悪映画とすら云われた『プレシャス』にも負けないほど、女性中心の映画なのだ。
だから出演する女優たちはみんな輝いて見える。
それはアカデミー賞とゴールデン・グローブ賞と英国アカデミー賞と放送映画批評家協会賞の主演女優賞にヴィオラ・デイヴィスがノミネートされ、助演女優賞にオクタヴィア・スペンサーとジェシカ・チャステインがノミネートされたことからも明らかだ(そしてオクタヴィア・スペンサーはそれらすべてを受賞し、ヴィオラ・デイヴィスも放送映画批評家協会賞の主演女優賞を受賞した)。さらに本作は放送映画批評家協会賞のアンサンブル演技賞まで受賞している。
もちろん、彼女たちの魅力を引き出したのは、テイト・テイラー監督の手腕である。
監督は、映画がシリアスになり過ぎないように、役者たちに少々オーバーな演技を要求している。それに応えてオクタヴィア・スペンサーが演じるミニーはしょっちゅう目をむいたり唇を歪ませたりしている。ジェシカ・チャステインは、おつむの弱いブロンド美人の典型としてシーリアを演じ、『ツリー・オブ・ライフ』の物静かな母親像とはうって変わったコミカルな演技を披露する。
中でも楽しいのが、ブライス・ダラス・ハワードが演じる意地悪なヒリーである。プライドが高く、黒人を徹底的に差別するヒリーは、本作一番の悪役だ。その高慢そうな表情や、悔しいときの大袈裟なリアクションは、本作がコメディかと思うほど愉快な演技である。
そしてまた、裾の広がったスカートをまとった彼女たちは、人形のように可愛らしい。
画面は明るい色に満ちており、いじめも反撃も陰湿には見えない。
映画のこのような“ルック”について、公式サイトで撮影監督のスティーヴン・ゴールドブラットが語っている。
「過去の時代をお決まりの懐古趣味やくすんだ色調で見せるのは好きじゃない。30年、40年前の生活を今の時代より劣っていたと考えるのはナンセンスだよ。ケネディの時代なんだから、あらゆるものがカラフルに輝いていた。アメリカがアメリカらしかった、活気に満ちた色のある時代なんだ」
ところが、白人女性の多くが華やかな衣裳に身を包んでいるのに、エマ・ストーンの演じるスキーターだけは活動しやすいアッサリした服装だ。女は何よりも結婚して子供を産むものとされる南部にあって、職業婦人を目指す彼女の他者との違いが際立っている。
女性中心の映画だけあって、そんなファッションを見るのも楽しい。
このように明るく楽しく作られた映画ではあるが、中身はあくまで痛烈だ。
とりわけ傑作なのは、地元の白人女性たちが開催する慈善パーティーだろう。彼女らはコートや焼き菓子をオークションに出して、その収益をアフリカの恵まれない子供たちのために役立てようとする。同時に、屋外に黒人専用のトイレを設けて、屋内ではトイレすら使わせないイニシアティブ(住民発案)を推し進めようとしている。
実に傑作な偽善者ぶりだが、彼らの誰一人として自分たちが偽善者だなんて思っていない。こんなダブルスタンダードは、私たちの周りにも溢れていよう。
とうぜん、この慈善パーティーが平和裏に成功したら面白くないわけで、本作は観客が溜飲を下げられるようになっている。
でも、世の中の差別や偏見は、映画の中でちょっと溜飲を下げただけで解決するものではない。
そのことを作り手も充分に理解している。
だから私たちは、本作を観て、楽しい146分だったと晴れやかに劇場を後にするわけにはいかない。それだけでは済ませられないものを、本作は突きつける。
そしてまた、世の中を良くするのも悪くするのも、市井の一人ひとりでしかないことをも明らかにする。
それは、どこかの権力者や、何かの偉い人に任せておけば良いものではないのだ。
聞くべき耳を持てば、周りに「ヘルプ」と叫んでいる人はいるのである。
『ヘルプ ~心がつなぐストーリー~』 [は行]
監督・脚本/テイト・テイラー 原作/キャスリン・ストケット
出演/エマ・ストーン ヴィオラ・デイヴィス オクタヴィア・スペンサー ブライス・ダラス・ハワード ジェシカ・チャステイン アリソン・ジャネイ シシー・スペイセク シシリー・タイソン メアリー・スティーンバージェン
日本公開/2012年3月31日
ジャンル/[ドラマ]
http://bookmarks.yahoo.co.jp/bookmarklet/showpopup?t='+encodeURIComponent(document.title)+'&u='+encodeURIComponent(location.href)+'&ei=UTF-8','_blank','width=550,height=480,left=100,top=50,scrollbars=1,resizable=1',0);">
ややオーバーアクション気味に豊かな表情を見せる役者たち、色鮮やかな街並みや衣裳の数々、恋人たちの背後に流れるオールディーズの歌声。いずれも映画の楽しさをいや増し、上映中は場内のあちらこちらでひっきりなしに笑いが起こっていた。
『ヘルプ ~心がつなぐストーリー~』の舞台は1960年代前半のアメリカ南部、ミシシッピ州ジャクソン市。そこは、奴隷解放とは言葉ばかりで、黒人と白人との隔離が当たり前のように行われている土地だ。
黒人の子と白人の子は教科書の貸し借りもできないし、黒人が白人と同じトイレを使うだけでも怒られる。黒人女性がなれる職業といえば、ヘルプ(お手伝いさん)として白人にかしずくことだけ。
そんな中、黒人メイドたちが白人の前では決して語れない本音を描くこの映画は、とてつもなく重いテーマを抱えている。
にもかかわらず、全編のトーンは明るく楽しい。
それは、登場する女性たちが前向きで積極的に生きているからだろう。
この映画の女性たちが魅力的な理由のひとつに、登場人物の役割が男女で分担されていることがあろう。
本作の男性は、誰も彼もが後ろ向きで消極的だ。そしてストーリーには深く関わらず引っ込んでしまう。対して女性は(ことの善し悪しは別として)誰もが積極的であり、何ごとにもへこたれない。男性嫌悪映画とすら云われた『プレシャス』にも負けないほど、女性中心の映画なのだ。
だから出演する女優たちはみんな輝いて見える。
それはアカデミー賞とゴールデン・グローブ賞と英国アカデミー賞と放送映画批評家協会賞の主演女優賞にヴィオラ・デイヴィスがノミネートされ、助演女優賞にオクタヴィア・スペンサーとジェシカ・チャステインがノミネートされたことからも明らかだ(そしてオクタヴィア・スペンサーはそれらすべてを受賞し、ヴィオラ・デイヴィスも放送映画批評家協会賞の主演女優賞を受賞した)。さらに本作は放送映画批評家協会賞のアンサンブル演技賞まで受賞している。
もちろん、彼女たちの魅力を引き出したのは、テイト・テイラー監督の手腕である。
監督は、映画がシリアスになり過ぎないように、役者たちに少々オーバーな演技を要求している。それに応えてオクタヴィア・スペンサーが演じるミニーはしょっちゅう目をむいたり唇を歪ませたりしている。ジェシカ・チャステインは、おつむの弱いブロンド美人の典型としてシーリアを演じ、『ツリー・オブ・ライフ』の物静かな母親像とはうって変わったコミカルな演技を披露する。
中でも楽しいのが、ブライス・ダラス・ハワードが演じる意地悪なヒリーである。プライドが高く、黒人を徹底的に差別するヒリーは、本作一番の悪役だ。その高慢そうな表情や、悔しいときの大袈裟なリアクションは、本作がコメディかと思うほど愉快な演技である。
そしてまた、裾の広がったスカートをまとった彼女たちは、人形のように可愛らしい。
画面は明るい色に満ちており、いじめも反撃も陰湿には見えない。
映画のこのような“ルック”について、公式サイトで撮影監督のスティーヴン・ゴールドブラットが語っている。
「過去の時代をお決まりの懐古趣味やくすんだ色調で見せるのは好きじゃない。30年、40年前の生活を今の時代より劣っていたと考えるのはナンセンスだよ。ケネディの時代なんだから、あらゆるものがカラフルに輝いていた。アメリカがアメリカらしかった、活気に満ちた色のある時代なんだ」
ところが、白人女性の多くが華やかな衣裳に身を包んでいるのに、エマ・ストーンの演じるスキーターだけは活動しやすいアッサリした服装だ。女は何よりも結婚して子供を産むものとされる南部にあって、職業婦人を目指す彼女の他者との違いが際立っている。
女性中心の映画だけあって、そんなファッションを見るのも楽しい。
このように明るく楽しく作られた映画ではあるが、中身はあくまで痛烈だ。
とりわけ傑作なのは、地元の白人女性たちが開催する慈善パーティーだろう。彼女らはコートや焼き菓子をオークションに出して、その収益をアフリカの恵まれない子供たちのために役立てようとする。同時に、屋外に黒人専用のトイレを設けて、屋内ではトイレすら使わせないイニシアティブ(住民発案)を推し進めようとしている。
実に傑作な偽善者ぶりだが、彼らの誰一人として自分たちが偽善者だなんて思っていない。こんなダブルスタンダードは、私たちの周りにも溢れていよう。
とうぜん、この慈善パーティーが平和裏に成功したら面白くないわけで、本作は観客が溜飲を下げられるようになっている。
でも、世の中の差別や偏見は、映画の中でちょっと溜飲を下げただけで解決するものではない。
そのことを作り手も充分に理解している。
だから私たちは、本作を観て、楽しい146分だったと晴れやかに劇場を後にするわけにはいかない。それだけでは済ませられないものを、本作は突きつける。
そしてまた、世の中を良くするのも悪くするのも、市井の一人ひとりでしかないことをも明らかにする。
それは、どこかの権力者や、何かの偉い人に任せておけば良いものではないのだ。
聞くべき耳を持てば、周りに「ヘルプ」と叫んでいる人はいるのである。
![ヘルプ~心がつなぐストーリー~ ブルーレイ+DVDセット [Blu-ray]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/51Q2u4MA9sL._SL160_.jpg)
監督・脚本/テイト・テイラー 原作/キャスリン・ストケット
出演/エマ・ストーン ヴィオラ・デイヴィス オクタヴィア・スペンサー ブライス・ダラス・ハワード ジェシカ・チャステイン アリソン・ジャネイ シシー・スペイセク シシリー・タイソン メアリー・スティーンバージェン
日本公開/2012年3月31日
ジャンル/[ドラマ]


tag : テイト・テイラーエマ・ストーンヴィオラ・デイヴィスオクタヴィア・スペンサーブライス・ダラス・ハワードジェシカ・チャステインアリソン・ジャネイシシー・スペイセクシシリー・タイソンメアリー・スティーンバージェン
⇒comment
ですねえ
楽しかったんですが、突き付けれてるものが大きくて、すっかり楽しめない。
いや、楽しむのが本筋ではなく、悩ませるのがこの映画の主眼でしょうかねえ。
まあ、いろんな女性たちが絢爛に出てましたが、ちっちゃい時に遊んだお人形さんを思い出しました。
私は、タミーちゃんとか、スカーレットちゃんとか言う輩でしたが、みんなボリュームたっぷりの金髪、白い肌、ぼんきゅっぼんのスタイル。何かを、どこからか、すりこまれてましたわ。
いや、楽しむのが本筋ではなく、悩ませるのがこの映画の主眼でしょうかねえ。
まあ、いろんな女性たちが絢爛に出てましたが、ちっちゃい時に遊んだお人形さんを思い出しました。
私は、タミーちゃんとか、スカーレットちゃんとか言う輩でしたが、みんなボリュームたっぷりの金髪、白い肌、ぼんきゅっぼんのスタイル。何かを、どこからか、すりこまれてましたわ。
Re: ですねえ
sakuraiさん、こんにちは。
スカーレットちゃん、なんていたんですか(キャプテン・スカーレットなら知ってます…)。
今はどうだか知りませんが、子供向けの人形は明らかに白人ですよね。
金髪、白い肌こそ美しいという思いを刷り込むのにうってつけかも。
スカーレットちゃん、なんていたんですか(キャプテン・スカーレットなら知ってます…)。
今はどうだか知りませんが、子供向けの人形は明らかに白人ですよね。
金髪、白い肌こそ美しいという思いを刷り込むのにうってつけかも。
寓話
(くどいので修正)
これだけ明るく描けるのは”区別”の問題に曲がりなりにも取り組みがなされて来て一回りしたから(”離婚”というテーマも同様でしょう)、かと。
文才の無い黒人はやはり暗闇のままではないかとも。スキータは大学に進学する前は、地元でこのような事例は散々見聞きしてきたのではないか、などなど、なぞは残ります(笑)。でもこれは寓話なのでそんな問いは野暮。
良い脚本でした。
これだけ明るく描けるのは”区別”の問題に曲がりなりにも取り組みがなされて来て一回りしたから(”離婚”というテーマも同様でしょう)、かと。
文才の無い黒人はやはり暗闇のままではないかとも。スキータは大学に進学する前は、地元でこのような事例は散々見聞きしてきたのではないか、などなど、なぞは残ります(笑)。でもこれは寓話なのでそんな問いは野暮。
良い脚本でした。
Re: 寓話
魚虎555さん、こんにちは。
コメントに返事を書いていたらコメントが変わってしまって驚きました(^^;
削除された部分に反応するのもナンですが、"第二次大戦後からケネディまでは米国にとって「三丁目の夕日」"というご意見にはなるほどと思いました。
『ヘアスプレー』も人種差別を取り上げながら必ずしも深刻ではありませんでしたし、時代が「二周目」になっているのでしょうね。
コメントに返事を書いていたらコメントが変わってしまって驚きました(^^;
削除された部分に反応するのもナンですが、"第二次大戦後からケネディまでは米国にとって「三丁目の夕日」"というご意見にはなるほどと思いました。
『ヘアスプレー』も人種差別を取り上げながら必ずしも深刻ではありませんでしたし、時代が「二周目」になっているのでしょうね。
Re: No title
株の銘柄選びさん、こんにちは。
>とても魅力的な記事でした!!
>また遊びに来ます!!
>ありがとうございます。。
映画とは関係のないURLが含まれていたので、コメントの反映は控えさせていただきました。
ご理解のほどよろしくお願いします。
>とても魅力的な記事でした!!
>また遊びに来ます!!
>ありがとうございます。。
映画とは関係のないURLが含まれていたので、コメントの反映は控えさせていただきました。
ご理解のほどよろしくお願いします。
No title
あああああ、エマ・ストーンが「閻魔の石」という名前なだけに、その石で殴りつけられて致命傷になるくらい可愛かったです。
Re: No title
ふじき78さん、こんにちは。
エマ・ストーンは可愛いですね!
あまりにも可愛くて活躍の場が狭まらないかと心配になるほど可愛いです:-)
エマ・ストーンは可愛いですね!
あまりにも可愛くて活躍の場が狭まらないかと心配になるほど可愛いです:-)
⇒trackback
トラックバックの反映にはしばらく時間がかかります。ご容赦ください。まとめteみた.【『ヘルプ ~心がつなぐストーリー~』 そのいくつもの意味】
なんて楽しい映画なのだろう。ややオーバーアクション気味に豊かな表情を見せる役者たち、色鮮やかな街並みや衣裳の数々、恋人たちの背後に流れるオールディーズの歌声。いずれも映画の楽しさをいや増し、上映中は場内のあちらこちらでひっきりなしに笑いが起こなぐストー...
スマホデビュー!!のための オススメ無料アプリの紹介
スマホデビュー!!のための、オススメ無料アプリの紹介やカバーケースや料金の比較、ランキングを不定期に更新しています。
映画『ヘルプ ~心がつなぐストーリー~』
伏見ミリオン座では『マーガレット・サッチャー~』 『マリリン~』『アーティスト』と『ヘルプ』を、完走すると プレゼントが
ヘルプ 心がつなぐストーリー/The Help
キャスリン・ストケットの全米ベストセラーを映画化。1960年代のアメリカ南部の田舎町を舞台に、1人の白人女性が黒人メイドの実態を取材して本にするまでを描いたヒューマンドラマ。主演は『ゾンビランド』のエマ・ストーンとヴィオラ・デイヴィス。共演にオクタヴィ...
ヘルプ~心がつなぐストーリー~/THE HELP
予告編を観て、なかなか面白そうで・・・
「オフィシャルサイト」
【ストーリー】
60年代前半の米国南部の町ジャクソン。
大学を卒業して実家に戻ったスキーターは、生まれ故郷の保守的な町で旧態依然の人種差別が公然と行われていることにショックを受ける。
友人たち...
ヘルプ~心がつなぐストーリー~/THE HELP
予告編を観て、なかなか面白そうで・・・
「オフィシャルサイト
」
【ストーリー】
60年代前半の米国南部の町ジャクソン。
大学を卒業して実家に戻ったスキーターは、生まれ故郷の保守的な町で旧態依然の人種差別が公然と行われていることにショッ...
ヘルプ~心がつなぐストーリー~・・・・・評価額1700円
世界は、どんなところからでも変えられる。
昨年夏、口コミが口コミを呼ぶ形で予想外の大ヒットとなり、全米で四週連続NO.1に輝いた「ヘルプ~心がつなぐストーリー~」が漸く日本公開。
舞台となるのは、...
アメリカの母たち~『ヘルプ ~心がつなぐストーリー~』
THE HELP
ジャーナリスト志望のスキーター(エマ・ストーン)は大学を卒業し、ミシシッピ
州ジャクソンに帰郷する。彼女を待っていたのは、結婚・出産後、家事と子守を
「ヘルプ」と呼ば...
ヘルプ 心がつなぐストーリー
1960年代、ミシシッピ州。
上流階級に生まれ、黒人メイド“ヘルプ”に育てられた作家志望の白人女性スキーター(エマ・ストーン)は、大学卒業後、地元の新聞社で家事に関するコラムの代筆を担当することに...
『ヘルプ -心がつなぐストーリー-』 2012年3月16日 よみうりホール
『ヘルプ -心がつなぐストーリー-』 を試写会鑑賞しました。
想像通り、期待を裏切らない素晴らしい映画でした
今年の上位ランクイン間違いなしですね
【ストーリー】
アメリカ・ミシシッピ州。1960年代当時、白人家庭でメイドとして働く黒人女性は“ヘルプ”と呼ば...
ヘルプ ~心がつなぐストーリー~(2011)◇◆the Help
彼女たちの物語が、私を変える。私の物語が、世界を変える。
好き度:=80点
東宝シネマズ二条にて鑑賞 もうもうウルウルもんです。涙と鼻水で顔がぐしゃぐしゃ状態でした。お隣の方も私と同じ(笑)ベタなお話だと思いますが、私大好きでしたよ。2時間30分弱の...
★ヘルプ ~心がつなぐストーリー~(2011)★
THE HELP
彼女たちの物語が、私を変える。私の物語が、世界を変える。
上映時間 146分
製作国 アメリカ
公開情報 劇場公開(ディズニー)
初公開年月 2012/03/31
ジャンル ドラマ
映倫 G
【解説】
キャスリン・ストケットの全米ベストセラーを映画化した感動の...
ヘルプ 心がつなぐストーリー / THE HELP
ランキングクリックしてね ←please click
ヘルプとは、白人宅で働く黒人メイドのこと。
1960年代のアメリカ南部を舞台にしたベストセラー小説の映画化。
一人の白人女性によって綴られた、当時の黒人メイドたちの本音(心の声)が1冊の本になるま...
ヘルプ~心がつなぐストーリー~(’11)
一昨日、先日の「マリリン 7日間の恋」の時と同じ有楽町のよみうりホールで「ヘルプ~心がつなぐストーリー」試写会、案内状が直前到着、という慌しさでしたけれど、これも都合合ったので見てきました。客席はやはり満杯気味。
このタイトルの「ヘルプ」は、白人家庭?...
"Don't Think Twice, It's All Right" テイト・テイラー監督『ヘルプ~心がつなぐストーリー~』(THE HELP)
注・内容、台詞に触れています。キャスリン・ストケットのデビュー小説「ヘルプ」の映画化『ヘルプ~心がつなぐストーリー~』 監督はテイト・テイラー、出演はエマ・ストーン、ヴィオラ・デイヴィス、オクタビア・
『ヘルプ ~心がつなぐストーリー~』・・・“I Have a Dream 私には夢がある”
第84回アカデミー賞において4部門(作品・主演女優・助演女優・助演女優)にノミネートされ、ミニー役のオクタヴィア・スペンサーが見事助演女優賞を受賞した本作。60年代アメリカの人種差別問題という重いテーマを描きながらもその作風はコミカルで力強く、希望や温かさ?...
ヘルプ ~心がつなぐストーリー~
ヘルプ ~心がつなぐストーリー~@よみうりホール
『ヘルプ~心がつなぐストーリー~』
ミシシッピ州に行ってもチョコパイだけは絶対に食べません!
キャスリン・スケットのベストセラーを、彼女の幼馴染であるテイト・テイラー監督が映画化したこの作品。
人種差別を ...
ヘルプ ~心がつなぐストーリー~ 未だに終わっていない闘い
【=17 -1-】 「委員長、今日の髪、あっちゃこっちゃ向いてますよ」「今風に動きのある頭にしてみました」「いやいや勝手に動いてますやん」「はい、そうともいいます・・・」。
昨夜は映画をレイトショーで観たので帰宅が遅く、お風呂に入ってちゃんと髪を乾かさずに寝た...
ヘルプ ~心がつなぐストーリー~
【THE HELP】 2012/03/31公開 アメリカ 146分監督:テイト・テイラー出演:エマ・ストーン、ヴィオラ・デイヴィス、オクタヴィア・スペンサー、ブライス・ダラス・ハワード、ジェシカ・チャステイン、アリソン・ジャネイ、シシー・スペイセク、シシリー・タイソン、メ...
映画・ヘルプ 心がつなぐストーリー
2011年 アメリカ原題 THE HELP
146分という長さ睡眠不足で心配だったのですが最初から最後までスクリーンから目が離せませんでした
1960年代アメリカ南部奴隷制度など遠い過去の話と思われる時代に、州によって当然のように推し進められていた人種隔離政策大学を卒...
ヘルプ ~心がつなぐストーリー~
「ヘルプ ~心がつなぐストーリー~」
監督
テイト・テイラー
原作
キャスリン・ストケット
出演
エマ・ストーン(スキーター)
ヴィオラ・デイヴィス(エイビリーン)
オクタヴィア・スペンサー(ミニー)
ブライス・ダラス・ハワー?...
ヘルプ 心がつなぐストーリー
負の連鎖を断ち切るには・・・
* * * * * * * * * *
1960年代。
アメリカ南部ミシシッピーが舞台です。
大学を出たスキーターは作家志望。
白人社会におかれた黒人メイド達の立場に疑問をい...
ヘルプ ~心がつなぐストーリー~
2011年 アメリカ作品 146分 ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン配給原題:THE HELPSTAFF監督・脚本:テイト・テイラー原作:キャスリン・ストケット『ヘルプ 心がつなぐストーリー』(集英社刊)CASTエマ・ストーン ヴィオラ・デイヴィス オクタヴィア・スペン...
「ヘルプ~心がつなぐスト-リー~」勝ち取ったもの
虐げられた人々を扱ったテーマが気になる私。
まさにこの映画がそうだ。
法律的には奴隷解放されても、実際にはまだまだ公然と差別を受ける社会。
八方塞がりな中で、人間の尊厳を忘れず真っ直ぐに生きていこうとする人たちがとてもまぶしい☆
ヘルプ~心がつなぐストーリー~
人は誰でも他人をさげすむ可能性があることがわかる。周囲の環境に逆らえないで、流されてしまう。黒人メイドが白人の子供たちに必死になって教えている言葉、「自分は愛されている。誇り高い。自分は大切な人間だ。」のフレーズを忘れてはいけない。何も言わないのは認めた
ヘルプ ~心がつなぐストーリー~
評価:★★★★【4点】(10)
超美味のチョコパイに入れた隠し味の量は限界ぎりぎり?^^;
ヘルプ ~心がつなぐストーリー~
2012年4月1日(日) 17:40~ TOHOシネマズ川崎2 料金:1000円(映画サービスデー) パンフレット:未確認 『ヘルプ ~心がつなぐストーリー~』公式サイト 1960年代、黒人公民権運動やキング牧師の頃、ミシシッピ州の黒人メイド(ヘルプ)の現実を、インタビューを...
ヘルプ 心がつなぐストーリー
1960年代のアメリカ南部ミシシッピー州ジャクソン。 同級生たちがみな結婚している中、大学を卒業した女性スキーターは地元新聞社に就職した。 家事も子育ても黒人メイドに任せて社交に明け暮れる、自分の母親を含む南部上流社会の白人女性の生き方に疑問を持った彼女は...
ヘルプ ~心がつなぐストーリー~
製作年度 2011年
上映時間 146分
原作 キャスリン・ストケット
脚本 監督 テイト・テイラー
出演 エマ・ストーン/ヴィオラ・デイヴィス/オクタヴィア・スペンサー/ブライス・ダラス・ハワード/ジェシカ・チャステイン/アリソン・ジャネイ/シシー・スペイセク/シシリー・...
ヘルプ ~心がつなぐストーリー~
『ヘルプ ~心がつなぐストーリー~』 (2011)
アメリカ・ミシシッピ州。
1960年代当時、白人家庭でメイドとして働く黒人女性は「ヘルプ」と呼ばれていた。
作家志望のスキーター(エマ・ストーン)は、メイドの置かれた立場に疑問を抱...
ヘルプ ~心がつなぐストーリー~
あらすじ: アメリカ・ミシシッピ州。1960年代当時、白人家庭でメイドとして働く黒人女性は“ヘルプ”と呼ばれていた。作家志望のスキーター(エマ・ストーン)はメイドの置かれた立場に疑問を抱き、彼女たちにインタビューをすることに。仕事を失うことを恐れて、皆が口...
映画「ヘルプ 心がつなぐストーリー」笑っちゃうような現実の話し
「ヘルプ 心がつなぐストーリー」★★★★☆
エマ・ストーン、ヴィオラ・デイヴィス、
オクタヴィア・スペンサー、ブライス・ダラス・ハワード出演
テイト・テイラー監督、
146分、2012年3月31日公開
2011,アメリカ,ディズニー
(原題:THE HELP )
『ヘルプ ~心がつなぐストーリー~』
□作品オフィシャルサイト 「ヘルプ ~心がつなぐストーリー~」□監督・脚本 テイト・テイラー □原作 キャスリン・ストケット □キャスト エマ・ストーン、ビオラ・デイビス、オクタビア・スペンサー、ジェシカ・チャステイン、 ブライス・ダラス・ハ...
ヘルプ 心がつなぐストーリー
日本公開になるものはサクサク移動させたいと思います。今日は昨年8月17日に、数列前に座った人のミラーボール状の帽子のキラメキを気にしながらを観た本作を。いや、もう「ヘルプ ...
ヘルプ 心がつなぐストーリー
アメリカの三丁目は、きつい時代だった。
ヘルプ ~心がつなぐストーリー~
『ヘルプ ~心がつなぐストーリー~』---THE HELP---2011年(アメリカ)監督:テイト・テイラー出演:エマ・ストーン、ヴィオラ・デイヴィス 、オクタヴィア・スペンサー 、ブライス・ダラス・ハワード、ジェシカ・チャステイン、メアリー・スティーンバージェン...
ヘルプ THE HELP
ほとんどの人が黒髪に茶色の目という、単一民族である日本人には、人種で差別された経験がなく、
頭でわかっていて「ひどいなぁ」とは思っても、なかなか実感できないのではないでしょうか。
アメリカにいた時、友人のスリランカ人(メッチャハンサムさんでした)からアパ...
ヘルプ
『ヘルプ 心がつなぐストーリー』をTOHOシネマズシャンテで見ました(注1)。
(1)本作については、この映画館を随分と利用しているために何回も予告編を見て、それで全部分かったような気になっていましたが、実際に見てみると、また予告編では味わえない面白さがあり...
*『ヘルプ ~心がつなぐストーリー~』* ※ネタバレ有
2011年:アメリカ映画、テイト・テイラー監督&脚本、キャスリン・ストケット原作、エマ・ストーン、ヴィオラ・デイヴィス、オクテイヴィア・スペンサー、ブライス・ダラス・ハワード、ジェシカ・チャステイン、アリソン・ジャネイ、シシー・スペイセク出演。
ヘルプ ~心がつなぐストーリー~
○○食らえ!公式サイト http://disney-studio.jp/movies/help原作: ヘルプ 心がつなぐストーリー (キャスリン・ストケット著作/集英社文庫)作家志望のスキーター(エマ
ヘルプ ~心がつなぐストーリー~
ヘルプ 心がつなぐストーリー
★★★★☆(★4つ)
彼女たちの物語が、私を変える。私の物語が、世界を変える。
1960年代のアメリカ南部を舞台にした、ひとりの白人女性によって綴られた、“ヘルプ”と呼ばれる黒人メイドたちの“心の声”。
つい最近の話なのに...
「ヘルプ ~心がつなぐストーリー~」
良心的なヒューマン・ドラマで、笑いも盛り込まれていて、とてもいい。
ジェシカ・チャステインさんの、マリリン・モンロー風キャラも愛らしい!
「ヘルプ」 予想と違う重厚感
「ヘルプ」の予告編と黄色のイメージカラーから勝手な想像をしていたようです。
もっと軽やかで、ユーモラスな作品を予想していたのですが、
考えてみれば人種差別を中核に据えた作品ですよね、
軽妙なものになる筈も有りません、
結構ズッシリとそれなりに重さのある...
映画『ヘルプ 〜心がつなぐストーリー〜』〜アカデミー賞受賞作品
12-30.ヘルプ〜心がつなぐストーリー■原題:The Help■製作国・年:2011年、アメリカ■上映時間:146分■字幕:石田泰子■観賞日:4月1日、新宿武蔵野館(新宿)
□監督・脚
ヘルプ 〜心がつなぐストーリー〜
人種差別が当たり前だった時代に、黒人メイドがタブーに挑んだ『ヘルプ 〜心がつなぐストーリー〜』を観てきました。
★★★★★
男性が立ち入る事の出来無い女性達のドロドロした
試写会「ヘルプ 心がつなぐストーリー」
2012/3/16、よみうりホール。
2時間26分と長丁場の為か、18:20という中途半端な時刻の上映開始。
かなりの入りというか、ほぼ満席。
開場は17:50だったが、18...
『ヘルプ ~心がつなぐストーリー~』 ('12・初鑑賞43・劇場)
☆☆☆☆☆ (10段階評価で 10)
4月7日(土) シネ・リーブル神戸 シネマ1にて 15:30の回を鑑賞。
【映画】ヘルプ 心がつなぐストーリー
<ヘルプ 心をつなぐストーリー を見て来ました>
原題:The help
製作:2011年アメリカ
人気ブログランキングへ
凄く見たくて、試写会も当選してたんだけど体調不
『ヘルプ ~心がつなぐストーリー』
'12.04.29 『ヘルプ ~心がつなぐストーリー』@ヒューマントラストシネマ渋谷
『アーティスト』を見に行った時、tomocoさんと見たいねって話してて、GWに行ってきた。書くの遅くなったか
ヘルプ ~心がつなぐストーリー~
★★★★☆ 1960年代、まだ人種差別が横行していたアメリカの田舎町での話である。白人女性たちは、アクセサリーのごとく子供を産むのだが、育児にはほとんど興味を抱かず、
「ヘルプ 心がつなぐストーリー」
普通になることこそが難しかった。
外国に赴任していたとき、メイドを雇っていた。
トイレは別だった。借りた集合住宅が初めからそういう仕様になっていたので、雇われる側も特に
『ヘルプ 心がつなぐストーリー』『ヤング≒アダルト』をギンレイホールで観て、共通点にニヤニヤふじき★★★★,★★★
実は二作品とも主人公はライターで、愛に恵まれないという共通点があるのだ。
あああああ、可憐なエマが恐ろしいセロンにいいいいいいい。
そして、『ヘルプ』では主人が絞めて家 ...
「ヘルプ 〜心がつなぐストーリー〜」
黒人の差別を取り上げた作品ってことで
悲惨だったり残酷なシーンがあったりしたら・・・ と心配でした
女の陰険さが描かれてましたが
酷な感じに作っておらず・・・
イジワル
ヘルプ~心がつなぐストーリー~
白人家庭と、そこで働く黒人家政婦。白人の黒人に対する偏見が酷かった事を痛感した。今でも勿論水面下ではあるんでしょうね。しかしユーモラスさを描写することによって、ただ悲惨...
【映画】ヘルプ 〜心がつなぐストーリー〜…二人ともスパイディの彼女だった(ヤッツケ映画観賞記録11)
先日、大切にしているウォーマシンのフィギュアが埃をかぶっていたので、エアダスターで掃除してあげようとしたら、間違ってゴキジェットプロ(※超強力)を浴びせてしまったピロEKです。慌てて洗いました(植毛されているフィギュアじゃなくて良かった)。
近況報告...