『ミッション:8ミニッツ』 選ぶのは誰か?
【ネタバレ注意】 (2011/11/3 改稿し再公開)
公式サイトによれば、ダンカン・ジョーンズ監督は『ミッション:8ミニッツ』の内容に関する科学的データを徹底的に調べ上げたいという強い好奇心に駆られたものの、ストーリー性を重視することだけに集中するようにしたという。
「観客は科学的な理論に悩まされる必要なんかありません。とにかくストーリー展開を心ゆくまで楽しむことができるはずです。」
私も科学的な理論に悩まされたいなんて思わない。
だからこそ科学的な面を相応に調べるなり、合理性に配慮するなりして、観客がストーリー展開を楽しめるように外堀を埋めておいて欲しかった。
どうせ観客は、難解な理論や本当の新発見・新発明を求めているわけではないのだから、ゲッター線とかミノフスキー粒子といった架空の発見を持ち出して、作品内では筋が通っているかのごとく説明してくれればいいのだ。
それを、劇中で"プログラム"を開発したラトリッジ博士が魔法の呪文のごとく「量子物理学」などと云いはじめるものだから、かえってもっともらしさが失われる。
『ミッション:8ミニッツ』の物語上、重要な役割を果たすのは"プログラム"だが、これがどんな仕組みなのか観客には少々判りにくい。
ラトリッジ博士が"プログラム"について語るセリフは断片的だ。
物語は一見タイムトラベル物であるかのようにはじまる。
しかし、どうやらそうではなさそうだ。
ラトリッジ博士によれば、人間の脳は死の直前8分間の記憶が保持されるという。もちろん、死んでしまえば記憶も何もないのだが、死んでもしばらくの間は脳の働きが残留しており、そこから死の直前8分間の情報を引き出すことができるという。
そこでラトリッジ博士は、爆弾テロで亡くなった列車の乗客の脳を手に入れ、8分間の記憶を引き出すことに成功する。爆弾テロであれば、脳はほぼ確実に爆発で吹き飛び、焼けてしまっただろうと思うが、映画の作り手はその点には触れたがらない。脳から記憶を調べることができるなら、全乗客の脳を調べれば犯行の手掛かりが得られるかもしれないが、映画は乗客の遺体、特に脳の状態には触れようとしない。
とにかくラトリッジ博士は、死亡した乗客の脳から得た情報により、爆弾テロの直前8分間の世界を構築することに成功する。
本作の主人公コルター・スティーヴンス大尉は、当初それを仮想世界だと考えた。コンピュータで電脳空間(サイバースペース)に再現したものだと思ったのだ。
脚本家のベン・リプリーは執筆中に『マトリックス』のことを考えていたそうだし、ここまでならサイバーパンクの派生品として落ち着いたかもしれない。
ところが、コルターに説明を求められたラトリッジ博士が口走るのが、「量子物理学」「並行世界」という言葉なのだ。
量子論は、(おそらく物理学者の思惑に反して)しばしば並行世界の存在を説明するのに担ぎ出される。私たちの住む世界とは少し異なる別の世界が無数にあり、そこには別の私や別のあなたが暮らしているというアレだ。
公式サイトで、脚本家ベン・リプリーが映画の世界観について述べている。
「過去へのタイムトラベルを理論立てて考えるには問題が多すぎる。物理的に過去は変更することができません。これを突きつめると、私たちの現実とそっくりなコピーの世界、つまりパラレル・ユニバースという発想になる。特殊プログラム"ソースコード"は8分間だけ、このもうひとつの現実にアクセスできるミッションなのです。」
つまり本作は、死者の記憶に基づく仮想世界を舞台にしたサイバーパンクではなく、死んだ人を媒介として、まだその人が生きている別の世界にアクセスする、ややオカルト的な物語なのだ。
使命を負った工作員の精神を、死んだ人間の記憶に同調させ、別世界のその人間の精神に干渉する。工作員は、別世界の人間の肉体を乗っ取り、行動する。いわば、人間の魂(?)を媒介として憑依しているわけだ。したがって工作員の肉体は別世界に転送できない。
劇中でラトリッジ博士が繰り返し述べているように、主人公が別世界で爆弾テロを防ごうが、列車の乗客を救おうが、本来所属しているこの世界には何の関係もない。ただ、別世界とこの世界はちょっと違うだけなので、この世界で銃があるところには別世界でも銃があり、別世界での犯人はこの世界でも犯人だろう。ラトリッジ博士は、まだ爆弾テロが発生していない世界(すなわち、この世界とは時間の進行が数時間ズレた世界)を探索することで、連続テロを阻止するための情報を得ようとしているのである。
工作員として選ばれたコルター・スティーヴンス大尉が憑依する乗客が、教師のショーン・フェントレスひとりなのは、おそらく脳の損傷が少なく、記憶が再生できたのがショーンだけだからだろう。
そしてまた、すでに死んだ人間の記憶に同調させる工作員も、誰でも良いわけではない。精神を他人と同調させるには、脳に電極を埋め込み、電磁気的な刺激を与える必要があり、そのためには頭蓋を切り開いて脳をいじらなければならない。健康な人間にそんなことをするのは許されない。
したがって、工作員もまた、法的には死亡同然で、人権を主張することのない人間でなければならない。それがコルター・スティーヴンス大尉なのだ。
本作はこれらのことをあまり丁寧には説明しない。脚本家も監督もスピード感を重視し、くどくど説明するべきではないと考えたようだ。
しかし、ゲームを楽しむにはルールを正確に理解することが必要だ。これまでのことを理解すればこそ、あとのルール破りな展開が効果を上げる。
なにしろ、映画はこのあと、並行世界にアクセスする作品ではなくなってしまうのだ。
ダンカン・ジョーンズ監督は、インタビューに答えて「僕は、J.G.バラードやフィリップ・K・ディックの小説が好きなのです」と述べている。そう、ジョーンズ監督はニュー・ウェーブが好きなのだ。
フランス映画にヌーヴェルヴァーグがあったように、アメリカ映画にニューシネマがあったように、60年代のSFにはニュー・ウェーブがあった。そしてSFは外宇宙より内宇宙を目指した。
ヌーヴェルヴァーグやアメリカン・ニューシネマが長くは続かなかったように、SFのニュー・ウェーブも終息し、やがて電脳空間(サイバースペース)を跋扈するサイバーパンクが流行することになる。しかしニュー・ウェーブ好きのダンカン・ジョーンズ監督は、本作の舞台が電脳空間(サイバースペース)であるかのように幕を開けながら、その実、物語を内宇宙へ向かわせるのである。
公式サイトによれば、ジョーンズ監督はベン・リプリーの脚本に多彩なアイデアを注ぎ込んだいう。
さらに、オチはジョーンズ監督が付け加えたそうだ。
こうして物語は、電脳空間、並行世界、内宇宙と変遷する。
内宇宙――それが何を意味するものかは、著名なSF作品を読んでいただくしかない。もっぱら外宇宙に向かうスペースオペラばかり読んでいた私は、人に語れるほど詳しくはない。
本作では、コルターがこう述べている。"プログラム"は別の世界にアクセスしているのではなく、新しい世界を作り出しているのだと。
死亡同然のコルターの精神、すでに死んでいるショーンの残留する魂、無限の可能性の中から事件解明に役立つ世界を選び出す"プログラム"、これらが相互作用して、コルターが、ショーンが、生き続けるのに最適な世界を生み出したとしたら愉快だろう。
原題が「Source Code」すなわちソースプログラムを意味することを考えれば、コルターはさしずめコンパイラーである。死者の記憶をソースプログラムとして入力し、コルターがコンパイルすることで、ロードモジュールとしての世界が生み出される。
人間の認識する世界が、人間の認識の仕方に影響されるとしたら、人間こそが深遠な世界の素なのかもしれない。
新しく生まれた世界で生きることにしたコルター=ショーンは、グッドウィン大尉にその世界のコルター宛てのメッセージを託す。「万事うまくいく」と。
その世界のコルターはまだ意識のない状態だが、最適な世界が生み出せるものなら、そのコルターもきっとうまくいくはずなのだ。
そしてまた、映画の作り手が示唆するのは、どの世界も誰かにとって最適となるように生み出されたのかもしれないということだ。万事うまくいくように。
私たちの住む世界もそうかもしれない。
万事うまくいく。
『ミッション:8ミニッツ』 [ま行]
監督/ダンカン・ジョーンズ 脚本/ベン・リプリー
出演/ジェイク・ギレンホール ミシェル・モナハン ヴェラ・ファーミガ ジェフリー・ライト
日本公開/2011年10月28日
ジャンル/[SF] [サスペンス] [ドラマ]
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公式サイトによれば、ダンカン・ジョーンズ監督は『ミッション:8ミニッツ』の内容に関する科学的データを徹底的に調べ上げたいという強い好奇心に駆られたものの、ストーリー性を重視することだけに集中するようにしたという。
「観客は科学的な理論に悩まされる必要なんかありません。とにかくストーリー展開を心ゆくまで楽しむことができるはずです。」
私も科学的な理論に悩まされたいなんて思わない。
だからこそ科学的な面を相応に調べるなり、合理性に配慮するなりして、観客がストーリー展開を楽しめるように外堀を埋めておいて欲しかった。
どうせ観客は、難解な理論や本当の新発見・新発明を求めているわけではないのだから、ゲッター線とかミノフスキー粒子といった架空の発見を持ち出して、作品内では筋が通っているかのごとく説明してくれればいいのだ。
それを、劇中で"プログラム"を開発したラトリッジ博士が魔法の呪文のごとく「量子物理学」などと云いはじめるものだから、かえってもっともらしさが失われる。
『ミッション:8ミニッツ』の物語上、重要な役割を果たすのは"プログラム"だが、これがどんな仕組みなのか観客には少々判りにくい。
ラトリッジ博士が"プログラム"について語るセリフは断片的だ。
物語は一見タイムトラベル物であるかのようにはじまる。
しかし、どうやらそうではなさそうだ。
ラトリッジ博士によれば、人間の脳は死の直前8分間の記憶が保持されるという。もちろん、死んでしまえば記憶も何もないのだが、死んでもしばらくの間は脳の働きが残留しており、そこから死の直前8分間の情報を引き出すことができるという。
そこでラトリッジ博士は、爆弾テロで亡くなった列車の乗客の脳を手に入れ、8分間の記憶を引き出すことに成功する。爆弾テロであれば、脳はほぼ確実に爆発で吹き飛び、焼けてしまっただろうと思うが、映画の作り手はその点には触れたがらない。脳から記憶を調べることができるなら、全乗客の脳を調べれば犯行の手掛かりが得られるかもしれないが、映画は乗客の遺体、特に脳の状態には触れようとしない。
とにかくラトリッジ博士は、死亡した乗客の脳から得た情報により、爆弾テロの直前8分間の世界を構築することに成功する。
本作の主人公コルター・スティーヴンス大尉は、当初それを仮想世界だと考えた。コンピュータで電脳空間(サイバースペース)に再現したものだと思ったのだ。
脚本家のベン・リプリーは執筆中に『マトリックス』のことを考えていたそうだし、ここまでならサイバーパンクの派生品として落ち着いたかもしれない。
ところが、コルターに説明を求められたラトリッジ博士が口走るのが、「量子物理学」「並行世界」という言葉なのだ。
量子論は、(おそらく物理学者の思惑に反して)しばしば並行世界の存在を説明するのに担ぎ出される。私たちの住む世界とは少し異なる別の世界が無数にあり、そこには別の私や別のあなたが暮らしているというアレだ。
公式サイトで、脚本家ベン・リプリーが映画の世界観について述べている。
「過去へのタイムトラベルを理論立てて考えるには問題が多すぎる。物理的に過去は変更することができません。これを突きつめると、私たちの現実とそっくりなコピーの世界、つまりパラレル・ユニバースという発想になる。特殊プログラム"ソースコード"は8分間だけ、このもうひとつの現実にアクセスできるミッションなのです。」
つまり本作は、死者の記憶に基づく仮想世界を舞台にしたサイバーパンクではなく、死んだ人を媒介として、まだその人が生きている別の世界にアクセスする、ややオカルト的な物語なのだ。
使命を負った工作員の精神を、死んだ人間の記憶に同調させ、別世界のその人間の精神に干渉する。工作員は、別世界の人間の肉体を乗っ取り、行動する。いわば、人間の魂(?)を媒介として憑依しているわけだ。したがって工作員の肉体は別世界に転送できない。
劇中でラトリッジ博士が繰り返し述べているように、主人公が別世界で爆弾テロを防ごうが、列車の乗客を救おうが、本来所属しているこの世界には何の関係もない。ただ、別世界とこの世界はちょっと違うだけなので、この世界で銃があるところには別世界でも銃があり、別世界での犯人はこの世界でも犯人だろう。ラトリッジ博士は、まだ爆弾テロが発生していない世界(すなわち、この世界とは時間の進行が数時間ズレた世界)を探索することで、連続テロを阻止するための情報を得ようとしているのである。
工作員として選ばれたコルター・スティーヴンス大尉が憑依する乗客が、教師のショーン・フェントレスひとりなのは、おそらく脳の損傷が少なく、記憶が再生できたのがショーンだけだからだろう。
そしてまた、すでに死んだ人間の記憶に同調させる工作員も、誰でも良いわけではない。精神を他人と同調させるには、脳に電極を埋め込み、電磁気的な刺激を与える必要があり、そのためには頭蓋を切り開いて脳をいじらなければならない。健康な人間にそんなことをするのは許されない。
したがって、工作員もまた、法的には死亡同然で、人権を主張することのない人間でなければならない。それがコルター・スティーヴンス大尉なのだ。
本作はこれらのことをあまり丁寧には説明しない。脚本家も監督もスピード感を重視し、くどくど説明するべきではないと考えたようだ。
しかし、ゲームを楽しむにはルールを正確に理解することが必要だ。これまでのことを理解すればこそ、あとのルール破りな展開が効果を上げる。
なにしろ、映画はこのあと、並行世界にアクセスする作品ではなくなってしまうのだ。
ダンカン・ジョーンズ監督は、インタビューに答えて「僕は、J.G.バラードやフィリップ・K・ディックの小説が好きなのです」と述べている。そう、ジョーンズ監督はニュー・ウェーブが好きなのだ。
フランス映画にヌーヴェルヴァーグがあったように、アメリカ映画にニューシネマがあったように、60年代のSFにはニュー・ウェーブがあった。そしてSFは外宇宙より内宇宙を目指した。
ヌーヴェルヴァーグやアメリカン・ニューシネマが長くは続かなかったように、SFのニュー・ウェーブも終息し、やがて電脳空間(サイバースペース)を跋扈するサイバーパンクが流行することになる。しかしニュー・ウェーブ好きのダンカン・ジョーンズ監督は、本作の舞台が電脳空間(サイバースペース)であるかのように幕を開けながら、その実、物語を内宇宙へ向かわせるのである。
公式サイトによれば、ジョーンズ監督はベン・リプリーの脚本に多彩なアイデアを注ぎ込んだいう。
さらに、オチはジョーンズ監督が付け加えたそうだ。
こうして物語は、電脳空間、並行世界、内宇宙と変遷する。
内宇宙――それが何を意味するものかは、著名なSF作品を読んでいただくしかない。もっぱら外宇宙に向かうスペースオペラばかり読んでいた私は、人に語れるほど詳しくはない。
本作では、コルターがこう述べている。"プログラム"は別の世界にアクセスしているのではなく、新しい世界を作り出しているのだと。
死亡同然のコルターの精神、すでに死んでいるショーンの残留する魂、無限の可能性の中から事件解明に役立つ世界を選び出す"プログラム"、これらが相互作用して、コルターが、ショーンが、生き続けるのに最適な世界を生み出したとしたら愉快だろう。
原題が「Source Code」すなわちソースプログラムを意味することを考えれば、コルターはさしずめコンパイラーである。死者の記憶をソースプログラムとして入力し、コルターがコンパイルすることで、ロードモジュールとしての世界が生み出される。
人間の認識する世界が、人間の認識の仕方に影響されるとしたら、人間こそが深遠な世界の素なのかもしれない。
新しく生まれた世界で生きることにしたコルター=ショーンは、グッドウィン大尉にその世界のコルター宛てのメッセージを託す。「万事うまくいく」と。
その世界のコルターはまだ意識のない状態だが、最適な世界が生み出せるものなら、そのコルターもきっとうまくいくはずなのだ。
そしてまた、映画の作り手が示唆するのは、どの世界も誰かにとって最適となるように生み出されたのかもしれないということだ。万事うまくいくように。
私たちの住む世界もそうかもしれない。
万事うまくいく。

監督/ダンカン・ジョーンズ 脚本/ベン・リプリー
出演/ジェイク・ギレンホール ミシェル・モナハン ヴェラ・ファーミガ ジェフリー・ライト
日本公開/2011年10月28日
ジャンル/[SF] [サスペンス] [ドラマ]


【theme : 特撮・SF・ファンタジー映画】
【genre : 映画】
tag : ダンカン・ジョーンズ ベン・リプリー ジェイク・ギレンホール ミシェル・モナハン ヴェラ・ファーミガ ジェフリー・ライト
⇒comment
No title
本作DVDは、すでにアマゾンのwish listに入れてあり、いつか買う予定のDVDです。主人公の決断が爽やかであること、途中なんども爆発シーンにつき合わされる彼の悲壮な顔つきがなんとも言えず現代人の哀れさに通じるようで、そんなところが気に入ってます。コアなSFファンではない当方なので、その他のプロットの部分は皆様のプロ解説を楽しく読ませていただいています。
デート映画に良いのでは、と思いました。主人公が次に何が起こるかを学習して、避けることができるようになっていく(細かいシーン)のが意外と面白かったのと、電車内の相手の女性、メールを送った大尉の心を動かした一方で、ソースコード開発者である博士の子供じみたわがままにも見える(職務に忠実なだけ?)かたくなな態度も、面白かったと思います。
かなり前に見たのですが、印象に残りました。
デート映画に良いのでは、と思いました。主人公が次に何が起こるかを学習して、避けることができるようになっていく(細かいシーン)のが意外と面白かったのと、電車内の相手の女性、メールを送った大尉の心を動かした一方で、ソースコード開発者である博士の子供じみたわがままにも見える(職務に忠実なだけ?)かたくなな態度も、面白かったと思います。
かなり前に見たのですが、印象に残りました。
Re: No title
魚虎555さん、こんにちは。
本作は、SFとしてはどうなのかなと感じますが、テンポが早くて飽きませんね。
「警告:このラスト、映画通ほどダマされる。」という惹句に身構えて観てしまったのが残念です。日本での公開は、この惹句で損をしているように思います。
本作の犯人像は、『The Nuclear Boy Scout』という作品が基になっているとか。ダンカン・ジョーンズ監督が参加する前の脚本は、案外シンプルで政治色のあるサスペンスだったのかもしれません。どのように脚本が変遷したのかも興味あるところです。
デートムービーにはうってつけでしょうね。映画の中で何が起こったのか、話が弾むこと間違いなしだと思います。
本作は、SFとしてはどうなのかなと感じますが、テンポが早くて飽きませんね。
「警告:このラスト、映画通ほどダマされる。」という惹句に身構えて観てしまったのが残念です。日本での公開は、この惹句で損をしているように思います。
本作の犯人像は、『The Nuclear Boy Scout』という作品が基になっているとか。ダンカン・ジョーンズ監督が参加する前の脚本は、案外シンプルで政治色のあるサスペンスだったのかもしれません。どのように脚本が変遷したのかも興味あるところです。
デートムービーにはうってつけでしょうね。映画の中で何が起こったのか、話が弾むこと間違いなしだと思います。
No title
考えてみれば、憑依ですよねえ。なる。
小難しいことははなっから考えないことにして、ストーリーを楽しみましたです。
軍の姿勢とか、人と人とも思わない扱いとか、悲しさとともに、やさしさを痛感しましたが、それを出せたのは、ジェイクのキャラだったと思います。
惜しむらくは、なんであんなキャッチコピーをつけたかですね。
小難しいことははなっから考えないことにして、ストーリーを楽しみましたです。
軍の姿勢とか、人と人とも思わない扱いとか、悲しさとともに、やさしさを痛感しましたが、それを出せたのは、ジェイクのキャラだったと思います。
惜しむらくは、なんであんなキャッチコピーをつけたかですね。
No title
「このコピー、映画通ほど騙される」というのが本音ですね、きっと。
Re: No title
sakuraiさん、こんにちは。
観客が小難しいこと考えることはないと思いますが、本作の場合は作り手もあまり考えていない気が……(^^;
出演者では、ヴェラ・ファーミガが良かったなぁと思います。冷徹に接するべきなのに感情を動かされてしまう役どころを巧く演じていました。
ジェフリー・ライトも、『007/カジノ・ロワイヤル』のフェリックス・ライターとは思えない変なおっさんぶりが愉快でしたね:-)
観客が小難しいこと考えることはないと思いますが、本作の場合は作り手もあまり考えていない気が……(^^;
出演者では、ヴェラ・ファーミガが良かったなぁと思います。冷徹に接するべきなのに感情を動かされてしまう役どころを巧く演じていました。
ジェフリー・ライトも、『007/カジノ・ロワイヤル』のフェリックス・ライターとは思えない変なおっさんぶりが愉快でしたね:-)
Re: No title
ふじき78さん、こんにちは。
騙されたことに気づかないほど、完璧に騙されているのかもしれません。
観客全員が意外なオチを見落として劇場を後にしているとしたら……。
それって斬新なのかも:-)
騙されたことに気づかないほど、完璧に騙されているのかもしれません。
観客全員が意外なオチを見落として劇場を後にしているとしたら……。
それって斬新なのかも:-)
万事うまく行く
我々にとっての基本世界の「彼」までもが救われる可能性を示していただけて救われる思いです。ボクの想像はせいぜいが安楽死でストップしてました。彼が自分の足で父に会いに行ける、そこには声の登場だけだったスコット・バクラがちゃんと待っている、そんな未来も準備されているのかもしれません。そう思うことが出来ました。
Re: 万事うまく行く
inunekoさん、こんにちは。
「万事うまく行く」
これが作り手からの最も大事なメッセージだったと思います。
本当にうまくいくかどうかは判りませんが(^^)、この映画の作り手は観客にこの言葉を届けたかった。
それをどう受け止めるかは、受け手に託されたことなのでしょう。
「万事うまく行く」
これが作り手からの最も大事なメッセージだったと思います。
本当にうまくいくかどうかは判りませんが(^^)、この映画の作り手は観客にこの言葉を届けたかった。
それをどう受け止めるかは、受け手に託されたことなのでしょう。
No title
とても良いレビューです。すばらしい。
この映画を理解する助けになりました。
この映画を理解する助けになりました。
Re: No title
通りすがりさん、こんにちは。
当ブログをご覧いただきありがとうございます。
参考になれば何よりです。
是非またお立ち寄りください。
当ブログをご覧いただきありがとうございます。
参考になれば何よりです。
是非またお立ち寄りください。
No title
こんにちは。
パラレルワールドということでお茶を濁された印象もありますが、スピーディーなつくりは良かったと思います。
個人的には、フィリップ・K・ディックの大ファンなので(お気に入りは『火星へのタイムスリップ』です)、内的要素が外部に影響を与えるという概念は論理性は別にして分からなくもないのですが、パラレルワールドにしてしまうのは反則というか、それを言うなら何でもアリになってしまうだろうと思ってしまいます。
今作でいえば、ショーンがショーンとして死なずに生き続けている、そしてショーンがクリスティーナと一緒にコーヒーを飲む並行世界もあるんじゃないのか、と考えてしまうんですよね(笑)
パラレルワールドということでお茶を濁された印象もありますが、スピーディーなつくりは良かったと思います。
個人的には、フィリップ・K・ディックの大ファンなので(お気に入りは『火星へのタイムスリップ』です)、内的要素が外部に影響を与えるという概念は論理性は別にして分からなくもないのですが、パラレルワールドにしてしまうのは反則というか、それを言うなら何でもアリになってしまうだろうと思ってしまいます。
今作でいえば、ショーンがショーンとして死なずに生き続けている、そしてショーンがクリスティーナと一緒にコーヒーを飲む並行世界もあるんじゃないのか、と考えてしまうんですよね(笑)
Re: No title
Questさん、こんにちは。
お、Questさんはディックのファンですか。私はそれほど読んでいるわけではありませんが、『ユービック』の面白さには腰を抜かしそうになりました。『火星のタイムスリップ』は切ない話でしたね。
本作はパラレルワールドやら何やらを調子良く利用しすぎていて、そこがどうもSFらしく感じない点です。はなから理論や理屈は無視するつもりのようなので、いっそ魔法使いが出てくるファンタジーに徹してしまった方が潔いと思います。
ダンカン・ジョーンズ監督はディックの小説が好きだというなら、『ユービック』を映画化してくれないかなぁ。
お、Questさんはディックのファンですか。私はそれほど読んでいるわけではありませんが、『ユービック』の面白さには腰を抜かしそうになりました。『火星のタイムスリップ』は切ない話でしたね。
本作はパラレルワールドやら何やらを調子良く利用しすぎていて、そこがどうもSFらしく感じない点です。はなから理論や理屈は無視するつもりのようなので、いっそ魔法使いが出てくるファンタジーに徹してしまった方が潔いと思います。
ダンカン・ジョーンズ監督はディックの小説が好きだというなら、『ユービック』を映画化してくれないかなぁ。
No title
こんにちは。はじめまして。
爆破テロを完全に防ぐことのできたラストの世界では、憑依された肉体のショーンの魂(?)なるものはどうなってしまったのでしょう? 犠牲者一名ともとらえられなくはないでしょうか。大尉も外見はショーンのままだし、意外とバッドエンドよりなのかも。
爆破テロを完全に防ぐことのできたラストの世界では、憑依された肉体のショーンの魂(?)なるものはどうなってしまったのでしょう? 犠牲者一名ともとらえられなくはないでしょうか。大尉も外見はショーンのままだし、意外とバッドエンドよりなのかも。
Re: No title
momoさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
そうですね、単純なハッピーエンドとはいきませんね。
とはいえ爆破テロを防がなければショーンもろとも乗客はみんな死亡していたはずなので、相対的にはマシだったということでしょうか。
本作は、ショーンのことを深く考えないようにしているのが(残酷なことながら)ミソなんですよね。
そうですね、単純なハッピーエンドとはいきませんね。
とはいえ爆破テロを防がなければショーンもろとも乗客はみんな死亡していたはずなので、相対的にはマシだったということでしょうか。
本作は、ショーンのことを深く考えないようにしているのが(残酷なことながら)ミソなんですよね。
邦題に間違えありかな
こんにちははじめまして
ジェイクギレンホールが好きなので見ました
原題の「Source Code」の方が内容に合う気がしたな
てっきりミッションが主体になっていると思ったら・・・
後半から展開が変わりラストでは全く予想もつかない
エンディング(まあハッピーエンディングに近いけど)
ミッシェルモナハンも幸せオーラ全開の美女ではなく
なんとなく不幸が似合う美女的な作品が多いが
逆に演技力とかないとこなせない役かも
複雑な科学的な理論とか整合性はついていけなかったです
ジェイクギレンホールが好きなので見ました
原題の「Source Code」の方が内容に合う気がしたな
てっきりミッションが主体になっていると思ったら・・・
後半から展開が変わりラストでは全く予想もつかない
エンディング(まあハッピーエンディングに近いけど)
ミッシェルモナハンも幸せオーラ全開の美女ではなく
なんとなく不幸が似合う美女的な作品が多いが
逆に演技力とかないとこなせない役かも
複雑な科学的な理論とか整合性はついていけなかったです
Re: 邦題に間違えありかな
すわっと 優優さん、はじめまして。コメントありがとうございます。
たしかに邦題はアクション物やサスペンス物を連想させてしまい、相応しくないですね(その要素もありますけど)。
これくらい矢継ぎ早に展開していくと、それはそれで楽しい気がします。
> 複雑な科学的な理論とか整合性はついていけなかったです
たぶん作り手もあんまりちゃんと考えてないと思います。
ついてけないのが正解かもしれません(^^;
たしかに邦題はアクション物やサスペンス物を連想させてしまい、相応しくないですね(その要素もありますけど)。
これくらい矢継ぎ早に展開していくと、それはそれで楽しい気がします。
> 複雑な科学的な理論とか整合性はついていけなかったです
たぶん作り手もあんまりちゃんと考えてないと思います。
ついてけないのが正解かもしれません(^^;
No title
素晴らしいレビューですね。
本当にSFがお好きなんですね。
他の作品のレビューも見させていただきます。
有難うございました。
本当にSFがお好きなんですね。
他の作品のレビューも見させていただきます。
有難うございました。
Re: No title
ゆんさん、コメントありがとうございます。
SFは大好きです。とはいえ、久しくSF小説を読んでいませんが。
記事を読んでお気づきのことがあれば、コメントしていただけると幸いです。
よろしくお願い致します。
SFは大好きです。とはいえ、久しくSF小説を読んでいませんが。
記事を読んでお気づきのことがあれば、コメントしていただけると幸いです。
よろしくお願い致します。
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トラックバックの反映にはしばらく時間がかかります。ご容赦ください。ミッション:8ミニッツ
『月に囚われた男』のダンカン・ジョーンズ監督の長編第2作目となるSFサスペンスだ。主人公は爆破テロで死亡する人間の8分前の意識に入り込みテロの犯人を探してゆく。主演は『プリンス・オブ・ペルシャ/時間の砂』のジェイク・ギレンホール。共演に『SOMEWHERE』の?...
ミッション:8ミニッツ
安らぎはいつ訪れる
延々と8分間を繰り返しながら真実に近づく男
この映画のキャッチコピーは「映画通ほどだまされる」
映画通じゃないのでだまされませんでした
しかし、面白い
SFの設定というの...
ダンカン・ジョーンズ監督『ミッション:8ミニッツ』
注・内容、台詞に触れています。傑作SF「月に囚われた男」を監督したダンカン・ジョーンズ新作『ミッション:8ミニッツ』。出演はジェイク・ギレンホール、ミシェル・モナハン、ヴェラ・ファーミガ、ジェフリー・
劇場鑑賞「ミッション:8ミニッツ」
8分後にあるものは・・・
詳細レビューはφ(.. )
http://plaza.rakuten.co.jp/brook0316/diary/201110290002/
Source Code
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売り上げランキング: 13460...
試写会 ミッション:8ミニッツ
Livedoorblogのキャンペーンに当選し、映画「ミッション:8ミニッツ」の試写会に行ってきました。場所は都内某所。場所を紹介するのはNGとのことなのでここでは触れませんが、仕事明けに ...
映画『ミッション:8ミニッツ』
予告編で見て面白そうだなと思ったのと、
『プリンス・オブ・ペルシャ』でめっちゃイイ男を演じてたジェイク・ギレンホールが
出てるので、見ておこうかとo(^-^)o
列車爆破事故を、その犠牲者の亡く...
映画「ミッション:8ミニッツ」 感想と採点 ※ネタバレあります
映画『ミッション:8ミニッツ』(公式)を本日映画の日昼の回で劇場鑑賞。キャパ112名に老若男女で50名ほど。意外に多かったかも。
採点は、★★★★☆(5点満点で4点)100点満点なら70点にします。
...
ミッション:8ミニッツ☆他人の人生に、他人の体、タイムリミットは8分
もし人生が残り8分なら?
ミッション:8ミニッツ/ジェイク・ギレンホール
第一印象でとてもSF小説っぽいお話だなと思ったんですけど原作モノではないのかな?日本では賛否両論みたいですけど私は大好きな『月に囚われた男』のダンカン・ジョーンズ監督の ...
ミッション:8ミニッツ/ SOURCE CODE
ランキングクリックしてね ←please click
「このラスト、映画通ほダマされる。」というキャッチコピーの本作。
ダマされるとかダマされないとか言うのカンケイないんだけどなー。
それに邦題も「ソースコード」でいいのに。トムちんのミッションに便乗?
...
ミッション:8ミニッツ (試写会)
未来は変えられる? 公式サイト http://disney-studio.jp/movies/mission810月28日公開監督: ダンカン・ジョーンズ 「月に囚われた男」シカゴ郊外で起きた列車爆
ミッション: 8ミニッツ/時に囚われた男
ミッション: 8ミニッツSource Code/監督:ダンカン・ジョーンズ/2011年/アメリカ、フランス
最初で最後の8分間
「月に囚われた男」のダンカン・ジョーンズ監督最新作でございます。なんでこの人はこんなにデヴィッド・ボウイと顔が似ていないんですかね? というの?...
ミッション:8ミニッツ
列車の座席で目覚めたコルター・スティーヴンス(ジェイク・ギレンホール)は、目の前にいる見知らぬ女性(ミシェル・モナハン)から親しげに話しかけられた。
状況が理解できないコルターは、鏡を覗き込...
No.265 ミッション:8ミニッツ
【ストーリー】
デビュー作「月に囚われた男」が評判となったダンカン・ジョーンズ監督の第2作。シカゴで乗客全てが死亡する列車爆破事件が発生。犯人捜索のため政府が遂行する極 ...
ミッション:8ミニッツ
【SOURCE CODE】 2011/10/28公開 アメリカ 93分監督:ダンカン・ジョーンズ出演:ジェイク・ギレンホール、ミシェル・モナハン、ヴェラ・ファーミガ、ジェフリー・ライト
警告:このラスト、映画通ほどダマされる。
シカゴで乗客が全員死亡する列車爆破事故が起こり、...
ミッション:8ミニッツ
ダマされるというか、よく解らん・・・。
映画:8ミニッツ Source Code テクノロジーが生み出す、新感覚タイムスリップSF
正式な日本タイトルは、ミッション:8ミニッツ。
原題は、Source Code。
主人公がいきなり巻き込まれるのは、8分間でリセットされる世界。
8分後、爆発に巻き込まれる高速列車の乗客に、いつの間になっている自分に気付く。
しかも爆発後、生きている自分に驚きつつ...
多世界解釈~『ミッション:8ミニッツ』
SOURCE CODE
コルター・スティーヴンス大尉(ジェイク・ギレンホール)は、目を覚ますとシカ
ゴ行きの列車の中にいた。目の前には、クリスティーナ(ミシェル・モナハン)と
いう女...
映画 「ミッション:8ミニッツ」
映画 「ミッション:8ミニッツ」
2011年10月19日 『ミッション:8ミニッツ』 よみうりホール
今日は、『ミッション:8ミニッツ』 を試写会で鑑賞です。
実はですね・・・最近連ちゃんで観ているのでかなりお疲れです。
なんだかダルクテ頭が痛くなってきた
【ストーリー】
シカゴで乗客が全員死亡する列車爆破事故が起こり、事件を解明すべく政府の極秘ミッシ...
ミッション:8ミニッツ
本日も映画を観てきました。映画通ほどダマされるラストがあるらしい「ミッション:8ミニッツ」でございます。私はこの監督さん、ダンカン・ジョーンズという方を知らず、ほぼ予備知識無しで観たのですが、な...
「ミッション:8ミニッツ」爆破の8分前の意識に入り込めっ!!!
10月28日公開
「ミッション:8ミニッツ」
公式HPはコチラから!!!
■出演■
ジェイク・ギレンホール
ミシェル・モナハン
ヴェラ・ファーミガ
ジェフリー・ライト
全米絶賛のサスペンス・アクション「ミッション:8ミニッツ」今秋上陸!特報映像&ビジュアル...
ミッション:8ミニッツ
監督:ダンカン・ジョーンズ
出演:ジェイク・ギレンホール、ミシェル・モナハン、ヴェラ・ファーミガ。ジェフリー・ライト
「爆破された列車の乗客の意識に潜り込み、犯人を見つけ出す」
映画の予告があってたときはさほど興味がなかった。
過去に戻って繰り返す...
【映画】ミッション:8ミニッツ
<ミッション:8ミニッツ を観て来ました>
原題:Source Code
制作:2011年アメリカ
毎度ヤプログさんの試写会にて鑑賞してきました。
本当月に何度お世話になってるんだろう!感謝感謝です。
これは予告を一度見たっきりなんだけど、すごく面白そうで、めち?...
映画『ミッション:8ミニッツ』劇場鑑賞。
にわか映画ファンなので、新人監督・役者はついつい応援してしまいます。 昨年、たまたま出先で時間がピッタリ合って鑑賞した『
試写会「ミッション:8ミニッツ」
2011/10/21、よみうりホール。
開場時刻の18時を数分過ぎたころ到着したが、すでに列はなかった。
2列目に座る。
このあたりに座っていると、必ずと言っていいほど周りから「前過ぎない?」
という声が聞こえてくるが、よみうりホールは最前列でも大丈夫です...
『ミッション:8ミニッツ』
3日連続試写会に行って参りました。
そして、とても期待していて楽しみにしていた作品でもあります。
本作は日本での配給はディズニーで、試写会のお土産で沢山の
過去に公開されたディズニー映画の販促グッズ等を頂きました。
その楽しみにしていた作品は『ミッショ...
ミッション:8ミニッツ
先日 試写会で見て来ました。題名しか分からずに行ったんですが、スピード感あってめちゃ面白かったですシカゴ郊外で乗客が全員死亡する列車爆破テロ事件が起こり、予告された次の爆破テロを防ぐため、事件を解明すべく政府の極秘ミッションが始動されます。そのミション...
ミッション:8ミニッツ
「ミッション:8ミニッツ」
監督
ダンカン・ジョーンズ
出演
ジェイク・ギレンホール(コルター・スティーヴンス大尉)
ミシェル・モナハン(クリスティーナ・ウォーレン)
ヴェラ・ファーミガ(コリーン・グッドウィン大尉)
ジェフリー・ラ...
ミッション:8ミニッツ
アメリカ空軍のパイロット、コールターは、列車の座席で目を覚まします。目の前には彼をよく知るらしき女性がいて彼に「ショーン」と呼びかけます。コールターはワケが分からず混乱しますが、やがて、列車は爆発。その後、装置の中で意識を取り戻したコールターは、彼にあ...
ミッション:8ミニッツ
「映画好きほど騙される」なんてコピーでこれまでどれだけ騙されて来たか、悪い意味で。
大概こんなコピーが付いてるとイラッとしながら劇場から出てくる事が多いんだけど、それでもちょっと期待してしまうのは稀に掘り出し物があるから。
『ミッション:8ミニッツ』を観...
ミッション:8ミニッツ
試写会で見ました。主人公が軟禁され、ちょっと前に起こった列車爆破犯を見つけるまで
ミッション:8ミニッツ
ネタバレ全開!
『ミッション:8ミニッツ』 ('11初鑑賞150・劇場)
☆☆☆☆- (10段階評価で 8)
10月29日(土) 109シネマズHAT神戸 シアター5にて 17:20の回を鑑賞。
映画『ミッション:8ミニッツ』
「警告:このラスト、映画通ほどダマされる」というキャッチコピーで、超有名俳優が出ていないにも関わらず、そこそこヒットしているらしい『ミッション:8ミニッツ(原題SOURCE CODE)』をTOHOシネマズ梅田で。監督は、『月に囚われた男』のダンカン・ジョーンズ氏(デ…
<ミッション:8ミニッツ 試写会>
雨の中、行ってきましたいつもに比べたら、空いてたかな?割とよい席で、ゆっくり見れました。ストーリーは、主人公の空軍大尉が、気付けばミッションに参加させられていてシカゴで起きた列車爆発事故の犠牲者の一人の、死ぬ間際の8分間の記憶?世界?に入り込み、他の乗...
『ミッション:8ミニッツ』
'11.10.18 『ミッション:8ミニッツ』@ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン試写室
これスゴイ見たくてyaplogで試写会応募したけとハズレ(涙)しかし!お友達のmigちゃんからお誘いがー!やった☆
*ネタバレありです!
「シカゴで起きた列車爆破テロ。さらなる...
■ミッション:8ミニッツ
第243回「叩きつけられた挑戦状。果たして・・・」
CMで「このラスト。映画通ほどダマされる」と言われてしまうと「何を!よし、じゃあ観てやろうじゃないか!」とばかりに劇場へ意気揚揚と足を運びました。まんまと映画会社の策略にハマっているんですけどね・・・...
ミッション:8ミニッツ
新バージョン。満場の笑顔。世界を救う。
ミッション:8ミニッツ
■ 試写会にて鑑賞ミッション:8ミニッツ/SOURCE CODE
2011年/アメリカ/93分
監督: ダンカン・ジョーンズ
出演: ジェイク・ギレンホール/ミシェル・モナハン/ヴェラ・ファーミガ/ジェフリー・ライ...
『ミッション:8ミニッツ』 (2011/アメリカ)
●原題:SOURCE CODE
●監督:ダンカン・ジョーンズ
●出演:ジェイク・ギレンホール、ミシェル・モナハン、ヴェラ・ファーミガ、ジェフリー・ライト 他
先日、(ワケあって)なんと数年ぶりに映画館で映...
ミッション:8ミニッツ(Source Code)
邦題よりも、原題の《Source Code》の直訳で《ソースコード》のほうが、テーマに合ってるかなと思うがどうでしょう。映像は過激ですが、テーマはなかなかしっとりとした男の世界である。結構泣かせてくれます。
予想できないドラマ性に気持ちが引っ張られて、この?...
ミッション:8ミニッツ
ミッション:8ミニッツ(原題: SOURCE CODE) 372本目 2011-32
上映時間 1時間33分
監督 ダンカン・ジョーンズ
出演 ジェイク・ギレンホール(コルター・スティーヴンス) 、 ミシ ...
【映画評】ミッション:8ミニッツ
8分間だけ犠牲者の意識に入れる装置を使って、連続爆破テロの犯人を突き止めようとするSFサスペンス。
ミッション・8ミニッツ
いまどき、キャッチコピーに騙される人がいるか!
『ミッション:8ミニッツ』をヒューマックスシネマズ池袋4で観て、映画通じゃないと自覚ふじき☆☆☆
五つ星評価で【☆☆☆この映画が公開されて無数の映画通が抹殺されていった。映画通撲滅映画であると言えよう】
映画その物より宣伝に使われたコピーが物議を呼んだ。
うん、 ...
「ミッション:8ミニッツ」感想
「月に囚われた男」のダンカン・ジョーンズ監督2作目は、爆破テロ発生までの8分間を繰り返し、電車内に潜伏する犯人を捜し出すミッションを与えられた男の活躍と悲哀を描く、サスペンススリラー。
果たして「映画通ほど騙される」とのキャッチコピーほど騙さ...
ミッション:8ミニッツ (Source Code)
監督 ダンカン・ジョーンズ 主演 ジェイク・ギレンホール 2011年 アメリカ/フランス映画 93分 SF 採点★★★★ 数年前に電車通勤をしていた頃、意識していた訳でもなく習慣として毎日同じ時間の同じ車両、同じ場所に立っていた私。しばらくして、ちょいと綺麗な…
ミッション:8ミニッツ
★ネタバレ注意★
『月に囚われた男』のダンカン・ジョーンズ監督の長編第二作。
前作と比べると、かなりハリウッド的に派手な演出になっていますが、他人の意識に入り込む装置、平行宇宙、プチタイムトラベル、時間改変などなど、前作同様古きよき時代のかほり...
映画「ミッション:8ミニッツ」その時を取り戻すまで何度でも
「ミッション:8ミニッツ」★★★★
ジェイク・ギレンホール、ミシェル・モナハン
ヴェラ・ファーミガ、ジェフリー・ライト 出演
ダンカン・ジョーンズ 監督、
94分、 2011年10月28日公開
2011,アメリカ,ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン
(原題:SOURCE CODE )
シネトーク85『ミッション:8ミニッツ』●B級SFと思ってスルーしちゃうと後悔するで!
三度のメシぐらい映画が好きな
てるおとたくおの
ぶっちゃけシネトーク
●今日のてるたくのちょい気になることシネ言
「最近、リンジー・ローハンと小○美奈子がダブってしまう」
シネトーク85
『ミッション:8ミニッツ』
SOURCE CODE
★★★★ 『ミッション:8ミニッツ』
2011年。アメリカ。"SOURCE CODE".
ダンカン・ジョーンズ監督。
姉のマギー・ギレンホールとともに、柔軟性に富んだ演技スタイルで、さまざまなジャンルの映画に出演し、好調の波を維持し続けてい...
『ミッション:8ミニッツ』
□作品オフィシャルサイト 「ミッション:8ミニッツ」□監督 ダンカン・ジョーンズ □脚本 ベン・リプリー □キャスト ジェイク・ギレンホール、ミシェル・モナハン、ヴェラ・ファーミガ、ジェフリー・ライト■鑑賞日 11月6日(日)■劇場 TOHOシネマズ川崎...
8分間に賭ける
1日のことですが、映画「ミッション:8ミニッツ」を鑑賞しました。
列車爆破事件の犯人を見つけるべく
犠牲者の爆破8分前の意識に入りこみのだが・・・
SFサスペンス
タイムスリップというか パラレルワールドというか
ループする8分間
なかなか面白い設定で
この...
『ミッション:8ミニッツ』
ある朝。コルター・スティーヴンス(ジェイク・ギレンホール)は列車の座席で目覚める。目の前の女性(ミシェル・モナハン)が、親しげに話しかけてくる。だが、コルターには自分がなぜここにいて、彼女が誰なのかわからなかった。陸軍大尉のコルターは、アフガニスタンで...
「ミッション:8ミニッツ」(2011)
チケット買うときに恥ずかしい邦題はヤダなぁ。 ジェイク・ギレンホールは左右非対称でムチャクチャな顔がステキだし、女優陣も作り物っぽい美女でないところがとても良い。 息子を戦争で亡くすより悲しいことがあるだろうか、ここにその一つが描かれてますが。 どこかの?...
「ミッション:8ミニッツ」
アイデアが面白い。
ミッション:8ミニッツ
(原題:SOURCE CODE)
【2011年・アメリカ】劇場で鑑賞(★★★☆☆)
『月に囚われた男』のダンカン・ジョーンズ監督、ハリウッド進出第1作。
特殊な装置で爆発8分前の乗客の意識に入り込み、列車爆破事件の犯人を見つける主人公の運命をスリリングに描いたサスペン?...
ミッション:8ミニッツ
ミッション:8ミニッツ'11:米◆原題:SOURCE CODE◆監督:ダンカン・ジョーンズ「月に囚われた男」◆出演:ジェイク・ギレンホール、ミシェル・モナハン、ヴェラ・ファーミガ、ジェフリー ...
ミッション:8ミニッツ
「ミッション:8ミニッツ」監督:ダンカン・ジョーンズ(『月に囚われた男』)出演:ジェイク・ギレンホール(『プリンス・オブ・ペルシャ/時間の砂』『ゾディアック』)ミシェル ...
ミッション:8ミニッツ
ミッション:8ミニッツ
★★★★☆(★4つ)
「乗客全員死亡」のシカゴ列車爆破事件― 犠牲者の〈死ぬ8分前〉に入り込み、爆破を阻止せよ!だがその極秘ミッションには、 禁断の真実が隠されていた…?!
このラスト、映画通ほど騙される・・・
って何に騙されたのか分...
ミッション:8ミニッツ
『ミッション:8ミニッツ』は、非常に入り組んだ設定が用意されたストーリーで、一回観ただけではその全貌がよく分からず、ともすれば大きな矛盾を感じるかもしれない。
私も当初、日本の配給会社による宣伝文句、「映画通ほどダマ
映画『ミッション:8ミニッツ』を観て
11-71.ミッション:8ミニッツ■原題:Source Code■製作年・国:2011年、アメリカ■上映時間:94分■字幕:林完治■鑑賞日:11月13日、TOHOシネマズ有楽座□監督:ダンカン・ジョーンズ□脚本:ベン・リプリー□撮影監督:ドン・バーゲス□編集:ポール・ハー?...
映画:ミッション:8ミニッツ
「映画通ほど騙される」というキャッチフレーズ。映画通の方はみんな「どこが?」って感じで、映画通ほどこのキャッチフレーズに騙されてしまったようですね。と言うわけでミッション:8ミニッツ。
ミッション:8ミニッツ
列車の中で目覚めたコルター・・は、見知らぬ女性から親しげに話しかけられ戸惑う。そして何も解らずにいるまま、やがて列車の大爆発に巻き込まれ・・?!
ミッション:8ミニッツ
原題SOURCE CODE監督ダンカン・ジョーンズ出演ジェイク・ギレンホール
ミシェル・モナハン
ヴェラ・ファーミガ
ジェフリー・ライト
マイケル・アーデン公開2011年 10月
■映画『ミッション:8ミニッツ』
デヴィッド・ボウイの息子であるという、一般人とはかなり違う育ち方をしたであろう出自を持つ若手監督、ダンカン・ジョーンズが手がけた映画『ミッション:8ミニッツ』。
既に死んでしまっている人間の死の直前8分間の意識の中に入り込むことができるというプログラム...
ミッション:8ミニッツ
SOURCE CODE/11年/米/94分/SFサスペンス・アクション/劇場公開
-監督-
ダンカン・ジョーンズ
過去監督作:『月に囚われた男』
-出演-
◆ジェイク・ギレンホール…コルター・スティーヴンス大尉
過去出演作:『プリンス・オブ・ペルシャ/時間の砂』
◆ミ?...
ミッション:8ミニッツ
毎回異なる8分間、それぞれ事態も変って行くのがとってもスリリングに描かれてました。「月に囚われた男」の監督さんの2作目になるSFサスペンスもの。94分と短いですが内容は濃かった。パラレルな展開は混乱を生みますが、ここはあまり深く考えないのがいいのかも。...
閉所恐怖症的な息苦しさが味わえる 『ミッション:8ミニッツ』
監督:ダンカン・ジョーンズ出演:ジェイク・ギレンホール、ミシェル・モナハン、ヴェラ・ファーミガアメリカ映画 2011年 ・・・・・・ 6点
【映画】ミッション:8ミニッツ…高評価(オバハン率除く)。
ロンドン・オリンピックも閉幕しましたね。
流石は(?)ロンドン。中国のときよりも洗練されている感じで良いオリンピックだった印象です
…まぁ私の場合、開会式と閉会式ぐらいし
ミッション8ミニッツ
【あらすじ】
シカゴ行きの通勤電車の中で目を覚ました陸軍パイロットのコルター。
目の前には見知らぬ女性がいた。しかも、鏡に映る自分の顔にも全く
覚えがなく、知らない男の身分...
映画「ミッション:8ミニッツ」 悲劇の前に戻れるとしたら、何かを変えることができるか?
映画「ミッション:8ミニッツ」を観る。
(2011/10/28公開)
監督: ダンカン・ジョーンズ出演: ジェイク・ギレンホール、 ミシェル・モナハン、ベラ・ファーミガ
列車爆破テロの犠牲になった乗客の死ぬ直前8分間の記憶に侵入し、犯人の手がかりをつかむというミッション。何度も繰り返し体験する、爆破に至る8分間。同じ時間を何度も繰り返し生きる「リプレイもの」。僕はけっこう...