『南極料理人』を観るつらさ
テアトル新宿は全席指定なのに、『南極料理人』は立ち見が出る盛況だった。
同じくテアトル新宿で観た『インスタント沼』も混んでいた。
映画ファンの嗅覚はたいしたものだ。
『南極料理人』は、8人の隊員の1年半にわたる南極での暮らしを描いたものである。
それだけ。
長いあいだ8人だけで生活していれば、さまざまな問題が出てくる。
ルールを守らないヤツ、奇行に走るヤツ、家族から見放されるヤツ。
でも本作はそれぞれの問題を深く掘り下げたりしない。
規律の見直しをしたり、メンタルヘルスの問題として取り組んだり、人事的な配慮をしたり、という展開にはならない。
ちょっと注意することや、軽く謝ったりはする。
それだけ。
なぜか。
大人だからだ。
人間だれしも、ちょっとくらい変なところやルーズなところや悩みを抱えている。
でも正面きって取り上げたり、大騒ぎはしないのだ。
我々は日々そうしている。
それで何となく平穏にやり過ごしている。
南極という厳しい環境では、日々平穏に過ごすことこそ大事だ。
日本での日常も同じこと。
『南極料理人』では、日々の問題について掘り下げずにやり過ごす姿が描かれており、我々はそこに共感と安心を覚える。
『インスタント沼』が豪快に笑わせながらも最後はちょいと説教っぽくなってしまうのに対して、本作は淡々と日常生活が続く。
私は『インスタント沼』を観て「すべて笑いのネタにして終われば良かったのに」と思っていたので、『南極料理人』にいたく共感した。
興味深いのは、たった8人の隊なのに、日々の作業がきっちりある人と、これといって目先の作業がない人がいること。
車両担当なんて、車両を出さない日はやることがない。
でも、1年半の生活のどこかでは必要になるかも知れない。
だから、いる。
作業の軽重は関係なく、8人の歯車がそれぞれきちんと回ってはじめて共同体が成立するのだ。
作中で明示的には語られていないが、8人には重要なルールがある。
みんな揃って、一緒に食事すること。
食事の席にいない人間が問題を起こす展開には、うなずく人も多いだろう。
調理担当の西村は、父親が単身赴任で母の元気がないという娘に、こう助言する。
「今度は、キミがお母さんにご飯を作ってあげたらどうかな。」
「…なんで?」
「だって、おいしいものを食べると元気になるでしょ。」
娘のつくる料理がおいしいかどうかは判らない。
しかし母にとっては、娘がつくってくれた料理を一緒に食べるのは何よりもおいしいことだろう。
一緒に食べることが大切だとこの映画は云っている。
とはいえ、南極越冬隊のみならず、極寒の網走で撮影に臨んだスタッフ、キャストもたいへんだったろう。
医師を演じた豊原功補さんは語る。
---
どんなに離れていても、夫婦や親子の間には断ちがたい愛情があり、自分を奮い立たせる力にもなります。
僕自身、映画などの撮影が始まると、小学生の息子とは、なかなか一緒に過ごせませんが、絆(きずな)を信じているので、不安はありません。
---
-讀賣新聞 2009年8月18日夕刊-
ところで、私が観たのは18時55分開始の回。
映画は全編、食事しているシーンと食事を作っているシーンと食事について話し合っているシーンばかり。
空きっ腹にはつらすぎる。
早く帰って家族と一緒にご飯を食べよう!
『南極料理人』 [な行]
監督・脚本/沖田修一 音楽/阿部義晴
出演/堺雅人(調理担当) 生瀬勝久(雪氷学者) きたろう(気象学者) 高良健吾(雪氷サポート) 豊原功補(医療担当) 古舘寛治(車両担当) 小浜正寛(大気学者) 黒田大輔(通信担当)
日本公開/2009年8月8日
ジャンル/[ドラマ] [コメディ]
http://bookmarks.yahoo.co.jp/bookmarklet/showpopup?t='+encodeURIComponent(document.title)+'&u='+encodeURIComponent(location.href)+'&ei=UTF-8','_blank','width=550,height=480,left=100,top=50,scrollbars=1,resizable=1',0);">
同じくテアトル新宿で観た『インスタント沼』も混んでいた。
映画ファンの嗅覚はたいしたものだ。
『南極料理人』は、8人の隊員の1年半にわたる南極での暮らしを描いたものである。
それだけ。
長いあいだ8人だけで生活していれば、さまざまな問題が出てくる。
ルールを守らないヤツ、奇行に走るヤツ、家族から見放されるヤツ。
でも本作はそれぞれの問題を深く掘り下げたりしない。
規律の見直しをしたり、メンタルヘルスの問題として取り組んだり、人事的な配慮をしたり、という展開にはならない。
ちょっと注意することや、軽く謝ったりはする。
それだけ。
なぜか。
大人だからだ。
人間だれしも、ちょっとくらい変なところやルーズなところや悩みを抱えている。
でも正面きって取り上げたり、大騒ぎはしないのだ。
我々は日々そうしている。
それで何となく平穏にやり過ごしている。
南極という厳しい環境では、日々平穏に過ごすことこそ大事だ。
日本での日常も同じこと。
『南極料理人』では、日々の問題について掘り下げずにやり過ごす姿が描かれており、我々はそこに共感と安心を覚える。
『インスタント沼』が豪快に笑わせながらも最後はちょいと説教っぽくなってしまうのに対して、本作は淡々と日常生活が続く。
私は『インスタント沼』を観て「すべて笑いのネタにして終われば良かったのに」と思っていたので、『南極料理人』にいたく共感した。
興味深いのは、たった8人の隊なのに、日々の作業がきっちりある人と、これといって目先の作業がない人がいること。
車両担当なんて、車両を出さない日はやることがない。
でも、1年半の生活のどこかでは必要になるかも知れない。
だから、いる。
作業の軽重は関係なく、8人の歯車がそれぞれきちんと回ってはじめて共同体が成立するのだ。
作中で明示的には語られていないが、8人には重要なルールがある。
みんな揃って、一緒に食事すること。
食事の席にいない人間が問題を起こす展開には、うなずく人も多いだろう。
調理担当の西村は、父親が単身赴任で母の元気がないという娘に、こう助言する。
「今度は、キミがお母さんにご飯を作ってあげたらどうかな。」
「…なんで?」
「だって、おいしいものを食べると元気になるでしょ。」
娘のつくる料理がおいしいかどうかは判らない。
しかし母にとっては、娘がつくってくれた料理を一緒に食べるのは何よりもおいしいことだろう。
一緒に食べることが大切だとこの映画は云っている。
とはいえ、南極越冬隊のみならず、極寒の網走で撮影に臨んだスタッフ、キャストもたいへんだったろう。
医師を演じた豊原功補さんは語る。
---
どんなに離れていても、夫婦や親子の間には断ちがたい愛情があり、自分を奮い立たせる力にもなります。
僕自身、映画などの撮影が始まると、小学生の息子とは、なかなか一緒に過ごせませんが、絆(きずな)を信じているので、不安はありません。
---
-讀賣新聞 2009年8月18日夕刊-
ところで、私が観たのは18時55分開始の回。
映画は全編、食事しているシーンと食事を作っているシーンと食事について話し合っているシーンばかり。
空きっ腹にはつらすぎる。
早く帰って家族と一緒にご飯を食べよう!
![南極料理人 [DVD]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/51WIGvtoxUL._SL160_.jpg)
監督・脚本/沖田修一 音楽/阿部義晴
出演/堺雅人(調理担当) 生瀬勝久(雪氷学者) きたろう(気象学者) 高良健吾(雪氷サポート) 豊原功補(医療担当) 古舘寛治(車両担当) 小浜正寛(大気学者) 黒田大輔(通信担当)
日本公開/2009年8月8日
ジャンル/[ドラマ] [コメディ]


⇒comment
説教くさくないところ
良かったですよね。
8人がひたすら食べるシーンが続いて
見終わったら
ああ、良かったと
とても気持ちが暖かくなっていました。
食べるという行為がとてもとても大切に思えました。
8人がひたすら食べるシーンが続いて
見終わったら
ああ、良かったと
とても気持ちが暖かくなっていました。
食べるという行為がとてもとても大切に思えました。
Re: 説教くさくないところ
コメント&TBありがとうございます。
この映画、絶妙のさじ加減ですよね。
熱すぎず冷たすぎず、ほどよいぬるさなのも、お客にとって食いつきやすくて良いですね。
この映画、絶妙のさじ加減ですよね。
熱すぎず冷たすぎず、ほどよいぬるさなのも、お客にとって食いつきやすくて良いですね。
初めまして!
どうも、こんにちは!ミスターシネマです!
トラックバックありがとうございます!
電話代が1分で740円もしたり、ごみは帰国して処理するなど、驚くことが多かったですよね。
料理が美味しそうだったのは言うまでもありませんが、それを本当に美味しそうに食べている他の隊員たちを見て、僕の方もしわセナ気分になりました。
自分のブログにも書きましたが、シリアスな役が多い境雅人もこういう役があっても良いかなって思いましたね。
僕も映画のブログを作っています。
時間の空いたときなどにぜひ遊びに来てください!!
拍手しておきますね~!
トラックバックありがとうございます!
電話代が1分で740円もしたり、ごみは帰国して処理するなど、驚くことが多かったですよね。
料理が美味しそうだったのは言うまでもありませんが、それを本当に美味しそうに食べている他の隊員たちを見て、僕の方もしわセナ気分になりました。
自分のブログにも書きましたが、シリアスな役が多い境雅人もこういう役があっても良いかなって思いましたね。
僕も映画のブログを作っています。
時間の空いたときなどにぜひ遊びに来てください!!
拍手しておきますね~!
Re: 初めまして!
ミスターシネマさん、こんにちは。
拍手ありがとうございます。
『南極料理人』は、期待半分、不安半分で観にいったのですが、観たらブログに感想を書きたい気持ちがふつふつと湧いてきました。
なかなかそういう映画には巡りあいませんので、『南極料理人』を観たのは正解でした。
堺雅人さんはいつもながら役にはまっていましたね。
『アフタースクール』や本作のような役どころは、他の追随を許しませんね。
ミスターシネマさんのブログも拝見させていただきます。
今後もよろしくお願いします。
拍手ありがとうございます。
『南極料理人』は、期待半分、不安半分で観にいったのですが、観たらブログに感想を書きたい気持ちがふつふつと湧いてきました。
なかなかそういう映画には巡りあいませんので、『南極料理人』を観たのは正解でした。
堺雅人さんはいつもながら役にはまっていましたね。
『アフタースクール』や本作のような役どころは、他の追随を許しませんね。
ミスターシネマさんのブログも拝見させていただきます。
今後もよろしくお願いします。
TB、ありがとうございました!
この南極隊員たちって元々大人しそうで、それぞれの分野のエキスパートだし、摩擦はあまり起こさなそうな男たちだと思うんですが、ああいう厳しい環境では一種の拘禁反応が出るんでしょうかねぇ。そういう日々を支えるのは、意外に「ごはん」なのかもしれませんね。
何気ないストーリーなんですが、観て良かったです(^^)
私もお昼前に観たので、辛かったです(笑)
何気ないストーリーなんですが、観て良かったです(^^)
私もお昼前に観たので、辛かったです(笑)
Re: TB、ありがとうございました!
あんさん、こんにちは。
コメントありがとうございます。
ブログのイラストを拝見して、思わず笑ってしまいました。
堺雅人さんの笑顔は独特ですね。
この映画ではそれがいい塩梅でした。
食事前に観ると辛いのは、みなさん共通ですね。
上映後の劇場ロビーにラーメンやおにぎりのコーナーを設ければ、バカ売れすると思います(^^)
コメントありがとうございます。
ブログのイラストを拝見して、思わず笑ってしまいました。
堺雅人さんの笑顔は独特ですね。
この映画ではそれがいい塩梅でした。
食事前に観ると辛いのは、みなさん共通ですね。
上映後の劇場ロビーにラーメンやおにぎりのコーナーを設ければ、バカ売れすると思います(^^)
邦画嫌いの私でも
この映画は笑えた
いかに食事が大事なのかということも
「腹が減っては戦はできぬ」
アメリカ軍はこれを重要視しているから
太平洋戦争では戦死より餓死者が多かったとも
言われる戦いは珍しくなかった
いかに食事が大事なのかということも
「腹が減っては戦はできぬ」
アメリカ軍はこれを重要視しているから
太平洋戦争では戦死より餓死者が多かったとも
言われる戦いは珍しくなかった
Re: 邦画嫌いの私でも
すわっと 優優さん、こんにちは。
きちんと食事を取ることは大切ですね。
第二次世界大戦での日本軍は共食いまでしてましたので、もう外国と戦うどころではありません。周りの人間に食われてしまうんじゃ、おちおち寝てもいられませんね。
さすがに現在の自衛隊は過去の失敗に学んでいて、東日本大震災の対応で各省庁の官僚が集まったとき、バラバラだった彼らが作業できたのは自衛官のマネジメント力があったからだそうです。
とくに、非常事態なので誰も彼もが不眠不休で仕事しようとするのを、自衛官が一喝して仮眠を取らせたそうです。現場に無理をさせても戦いには勝てないことを、よく理解されているのですね。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20111212/225122/
きちんと食事を取ることは大切ですね。
第二次世界大戦での日本軍は共食いまでしてましたので、もう外国と戦うどころではありません。周りの人間に食われてしまうんじゃ、おちおち寝てもいられませんね。
さすがに現在の自衛隊は過去の失敗に学んでいて、東日本大震災の対応で各省庁の官僚が集まったとき、バラバラだった彼らが作業できたのは自衛官のマネジメント力があったからだそうです。
とくに、非常事態なので誰も彼もが不眠不休で仕事しようとするのを、自衛官が一喝して仮眠を取らせたそうです。現場に無理をさせても戦いには勝てないことを、よく理解されているのですね。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20111212/225122/
サプライズな作品でした!
CS放送の無料サービスで本作品を視ました。何より食欲が湧く作品!
出演者も個性の強い人ばかり、特に生瀬さんときたろうさんの演技が良かった! (医者役の豊原さんは味のある演技をしますね)
大河ドラマの「篤姫」(宮崎あおい)が大嫌いだったから、堺 雅人氏が主役だと知り、正直チャンネルを変えようとしましたが、冒頭のシーンで次から次へと食事の下ごしらえする姿を見て、思い留まりました。演技も含めて、堺さんは器用な方ですね・・・。見直しました!!
隊員はそれぞれの立場で派遣されていて、また各々の事情もある中での約一年半の極寒の共同生活。笑いありの演出の中にも過酷な基地の環境が垣間見えました・・・。
これ確か、1997年の作者の実際の体験だとか・・・・!? だとしたら、恥ずかしい話、南極といえば昭和基地しか知らなかった自分です・・・。
とにかく、久し振りに当たりの映画でした!! 視て良かった!
出演者も個性の強い人ばかり、特に生瀬さんときたろうさんの演技が良かった! (医者役の豊原さんは味のある演技をしますね)
大河ドラマの「篤姫」(宮崎あおい)が大嫌いだったから、堺 雅人氏が主役だと知り、正直チャンネルを変えようとしましたが、冒頭のシーンで次から次へと食事の下ごしらえする姿を見て、思い留まりました。演技も含めて、堺さんは器用な方ですね・・・。見直しました!!
隊員はそれぞれの立場で派遣されていて、また各々の事情もある中での約一年半の極寒の共同生活。笑いありの演出の中にも過酷な基地の環境が垣間見えました・・・。
これ確か、1997年の作者の実際の体験だとか・・・・!? だとしたら、恥ずかしい話、南極といえば昭和基地しか知らなかった自分です・・・。
とにかく、久し振りに当たりの映画でした!! 視て良かった!
Re: サプライズな作品でした!
K・Wさん、こんにちは。
私も昭和基地しか知らなかったクチです:-)
南極での生活にはたいへんなこともあるのでしょうが、それをユーモラスに描いているので、屋外の寒さとの対比でとっても暖かく感じる映画でした。
堺雅人さんの出演作には面白いものがいっぱいありますので、興味を持たれたなら他の作品も是非ご覧ください!
私も昭和基地しか知らなかったクチです:-)
南極での生活にはたいへんなこともあるのでしょうが、それをユーモラスに描いているので、屋外の寒さとの対比でとっても暖かく感じる映画でした。
堺雅人さんの出演作には面白いものがいっぱいありますので、興味を持たれたなら他の作品も是非ご覧ください!
⇒trackback
トラックバックの反映にはしばらく時間がかかります。ご容赦ください。『南極料理人』
-----これって、昨年度の映画賞を総ナメにした堺雅人が
南極ドームふじ基地で、8人の男たちのために料理を作るって話だよね。
オモシロそうな、そうでもなさそうな…。
「うん。確かにイメージがつきにくいよね。
この映画では、その舞台がほとんど難局に限られている。
お腹が空く映画見てきました!
今日は、堺雅人さん主演の映画
「南極料理人
」のプレミア試写会に行ってきました。
プレミア試写会という事で、
主演の堺さんや、生瀬さん、きたろうさん等
出演者の方達と監督がゲストで招かれていました。
堺さんのファンの方達が大勢来ていたようで、
堺
南極料理人
実際に南極観測隊の調理担当でドームふじ基地で越冬した西村淳のエッセイを映画化。主演は『ジェネラル・ルージュの凱旋』の堺雅人。他にも現在『山形スクリーム』が公開中の生瀬勝久、きたろう、高良健吾、豊原功輔ら個性的な俳優が出演。監督はこの作品が商業長編デビュ...
単身赴任 悩み
よりを戻したい|恋愛探偵 ミシマ
恋愛探偵 ミシマ. 恋愛探偵 ミシマの “ズバッと悩み解決” ブログ ~恋の悩みに恋愛トラップ~ 探偵事務所・別れさせ屋・復縁屋・離婚屋・離婚させ屋・喜ばせ屋を扱う社長ブログ .... 単身赴任や引越しなどで、物理的な距離が開いてし
試写会「南極料理人」
へとへとの当直明け、真っ直ぐ家に帰って、目覚まし時計もセットしないで、どっぷり昼寝しちゃいました「ハッ!」と目覚めたら、夕方五時半、ギリギリです危うく試写会に間に合わないところでした新橋ヤクルトホールで、「南極料理人」を観てきました超お薦め、とても面白...
*南極料理人*
{{{ ***STORY*** 2009年 日本
海上保安庁の料理担当である西村は、南極ドームふじ基地に派遣される。ペンギンやアザラシはおろか、ウィルスさえ生存できない極寒の地では、楽しみと言えば食べることだけ。観測隊員のため
映画「南極料理人」@ヤクルトホール
試写会場は多くの女性観客が来場して、あっという間に客席はほぼ満席になってしまった。 映画の話 西村(堺雅人)は南極の昭和基地からも遠く離れた陸の孤島、南極ドームふじ基地に料理人として派遣される。妻(西田尚美)と娘を置いての単身赴任生活で、彼は8人の...
南極料理人 映画化 面白そ~~
南極料理人昭和基地からもはるか遠くに離れた、ペンギンもいなければウイルスさえ存在しない、地の果てにある南極ドームふじ基地。 日々研究に励む南極越冬隊員を支えるべく、 料理人・西村(堺雅人さん)が単身赴任でやってくる。 氷点下54℃、日本までの...
南極料理人
試写会で見ました。南極の料理人が主人公みたいな扱いになっていますが、実際は、その
【99.2Kg】 「南極料理人」を観てきました♪
こんばんわ♪
昨日(金曜日)は、ブログ更新をサボってしまいました。その前の日に会社を休んだので、そのまま体調を崩しているのか?と思いきや、そんなことはなく、金曜日は元気に会社に出かけましたよ(^0^)/
南極料理人
南極観測隊に料理人として参加してドームふじ基地で越冬した西村淳の エッセー「面白南極料理人」を映画化。 家族や恋人と離れ、ペンギンもアザラシもウイルスさえもいない過酷な環境の 下で共同生活を営む8人の男たちの人間模様を描く。 主演は堺雅人で共演に生瀬勝久、..
「南極料理人」:大島一丁目バス停付近の会話
{/kaeru_en4/}ハトにエサをやるのはまずいかもしれないけど、南極観測隊にはエサをやらないとな。
{/hiyo_en2/}エサ?お国のために極地でがんばっている人たちにエサとは失礼でしょ。
{/kaeru_en4/}あ、これは失言。でも、「南極料理人」に出てくる観測隊員は、探検家とい...
「南極料理人」西村君、ハラ減ったよ!
「南極料理人」★★★☆
堺雅人、生瀬勝久、きたろう、高良健吾、豊原功補主演
沖田修一監督、125分、2009年
→ ★映画のブログ★
どんなブログが人気なのか知りたい←
...
レビュー:南極料理人
[コメディ][ファンタジーっぽい現実世界][実話がモデル][おバカにならなきゃやってられない][愛すべきおバカたち][不可思議テンション][料理][邦画][実写][ビスタサイズ][125分]
等身大のユーモア:★★★★★
等身大のおバカたち:★★★★
南極料理人
南極観測隊で調理担当だった西村淳氏のエッセー「面白南極料理人」「面白南極料理人 笑う食卓」を映画化。
原作を読んだことがあるんですが、元々面白いエッセーでしたが、映画になるとは思っていませんでした。映画になっても、その面白さは失われていません。しかしな...
『南極料理人』
□作品オフィシャルサイト 「南極料理人」□監督・脚本 沖田修一 □原作 西村 淳 (「面白南極料理人」新潮社刊)□キャスト 堺 雅人、生瀬勝久、きたろう、豊原功補、高良健吾、西田尚美、古舘寛治、黒田大輔、小浜正寛、小出早織、宇梶剛士、嶋田久作■鑑賞日 8月...
【南極料理人】極寒の地のゆる~い日常
南極料理人
監督: 沖田修一
出演: 堺雅人、生瀬勝久、きたろう、高良健吾、豊原功補
公開: 2009年8月
南極って言った...
『南極料理人』 試写会鑑賞
昭和基地からもはるか遠くに離れた、ペンギンもいなければウイルスさえ存在しない、地の果てにある南極ドームふじ基地。日々研究に励む南極越冬隊員を支えるべく、料理人・西村が単身赴任でやってくる。孤立無援の僻地で、西村はフォアグラ、伊勢エビ、松坂牛など…絢爛豪
南極料理人
満 足 度:★★★★★★★☆☆☆
(★×10=満点)
試写 にて鑑賞
2009年8月22日公開
監 督:沖田修一
キャスト:堺雅人
生瀬勝久
きたろう
高良健吾
豊原功補、他
...
南極料理人
イクラのおにぎり。伊勢海老のフライ。特製ラーメン。
映画「南極料理人」
空腹なまま見に行くと、もうやばい、やばい!
もう、お腹がグウグウなっていました!
家に帰ったら
普段は「手間がかかるから」と言って滅多に作らない
茶碗蒸しなんて、頑張って作ってしまいました。
南極料理人
おいしいごはん、できました。
氷点下54℃、
家族が待つ日本までの距離
14,000km
究極の単身赴任。
上映時間 125分
原作 西村淳 『面白南極料理人』『面白南極料理人 笑う食卓』(新潮文庫刊)
脚本・監督 沖田修一
出演 堺雅人/生瀬勝久/きたろう/高良健吾/豊原功補/西...
南極料理人
[南極料理人] ブログ村キーワード ↓ワンクリックの応援お願いします↓ 評価:7.0/10点満点 2009年75本目(70作品)です。 【あらすじ】 1997年。 南極の昭和基地から更に1000km離れた、平均気温マイナス54度の「南極ドームふじ基地」に料理人として派遣された西...
南極料理人
西村くん、どうしよう~、楽すいぅ~~。
最初の夕食や朝食の場面で「どんだけメインのおかずがあるんかいっ!」とか「うわ~堺雅人の料...
南極料理人
南極観測隊は気象学者、雪氷学者だけで構成されるわけではありません。閉鎖された空間で生活していくために、医療、通信、車両など、さまざまなプロフェッショナルが必要とされます...
観ました、「南極料理人」
少しだけタイムリーじゃない記事で申し訳ございません。もう上映している映画館少なく
南極料理人
脚本ゼミのお友達と作ってる映画を観る会で観ました。
堺雅人が好きではない私には、
絶対ないチョイスです。f(^^;)
巧い役者さんなんですけれど、
いつもニヤけている顔がどうも。。。( ^ _ ^;
自分が観たい作品なら一人で行けばいいし、
予告編は面白そう
南極料理人
テアトル新宿で公開当初から見たかった作品。
なんだか地元川口のMOVIXに来たので見ることができました。
堺雅人さんは料理がうまい・・・・...
南極料理人
2010年1月24日(日) 19:30~ キネカ大森2 料金:0円(キネカ大森ポイント使用) パンフレット:未確認 『南極料理人』公式サイト 昨年見逃したテアトル系公開作品のキネカ大森での補完計画。第三回目。 南極観測隊の料理を担当する男の話。この南極料理人は、海
「南極料理人」
またお腹グーな映画に出会った^^
映画 「南極料理人」 レビュー ネタバレ有り
ようやく「南極料理人」を観ることができました。
平均気温マイナス54℃という観測基地を舞台に
様々な人間模様が描かれてるんやけども...
『南極料理人』
南極料理人
代役で急遽、南極越冬隊員に選ばれた主人公と
隊員たちの1年間の生活を描く。
【個人評価:★★☆ (2.5P)】 (自宅鑑賞)
原作:西村淳 『面白南極料理人』
『南極料理人』
この映画を見れば、普段のご飯もおいしく感じる。胃にもたれるギトギトの唐揚げも、麺から手造りのラーメンも、そして日本で食べるテリヤキバーガーも。
実際に南極観測隊の調理 ...
南極料理人
南極なのに豪華な食事!もっと質素な食生活をしていると思ってた。
南極という非日常の中で描き出される南極基地隊員の食事への執着は面白い。食事も美味しそうだし彼らも学生みたいにはしゃいで楽しそうでしたけど…実際の仕事にあまり時間を割いて描かれてないのはちょ...
南極料理人 (2009/12/12)
南極昭和基地から、さらに1,000キロの奥地にあるドームふじ基地。
想像を超える過酷な状況におおよそ一年間。
ともに暮す7人の越冬隊員とその食事を支える料理担当の
ドタバタ奮戦記。
なにしろペンギンもアザラシも、ウィルスさえいない極南の地。
インフルエンザなどかかりっこない。
ちょっとカゼ気味です!・・なんてすぐ仮病とわかっちゃう。
一年以上もこの地に同じメンバーで暮ら...