『コクリコ坂から』 忘れ去られたモデルとなった事件

 【ネタバレ注意】

 なぜ1963年なのだろう?
 マンガ『コクリコ坂から』が少女マンガ誌『なかよし』に連載されたのは、1980年である。もちろん、その時代を背景に、その時代の少女たちを対象に描かれたマンガだから、映画のように高度経済成長期を舞台としたわけではない。

 にもかかわらず、映画『コクリコ坂から』の時代は1963年と設定されている。
 1963年――1941年1月生まれの宮崎駿氏は22歳、学習院大学を卒業し、アニメーターとして東映動画に入社した年である。すなわち、この映画は宮崎駿氏のアニメーター人生のはじまりとなった時代を描いているのだ。

 また、主役二人の年齢から逆算すれば、その出生の秘密は18年前に遡る。1963年の18年前と云えば1945年、第二次世界大戦の末期であり、風間俊が戦災孤児であることが判る。
 名匠小津安二郎監督が、戦後の復帰第一弾として制作した『長屋紳士録』(1947年)では、上野公園にたむろする多数の戦災孤児を引き取って育てようと呼びかけている。そんなことが珍しくない時代だったのである。

 一方、劇中では主人公・松崎海の父が朝鮮戦争で死亡したことも語られており、海もまた戦災の遺族であることが判る。
 朝鮮戦争に日本が参加していたことはあまり知られていないかもしれないが、それでも北朝鮮の機雷を排除するために日本の海上保安庁が出動していたことはご存知の方もいるだろう。しかし、海の父が従事していたのは、ほとんど知られていない海上輸送である。
 宮崎駿氏は、映画『コクリコ坂から』の企画・脚本を進める中で、多大な犠牲者を出しながら日本でも忘れ去られているLSTの海上輸送にスポットライトを当てている。

 この朝鮮戦争での海上輸送について、石丸安蔵氏は戦史研究の論考で次のように書いている。
---
差し迫った問題が1つあった。それは開戦に伴い日本に駐留していた占領軍を、迅速に朝鮮半島に輸送する必要があったにもかかわらず、アメリカ軍にはこれらの兵員、物資を輸送するのに十分な船舶がなかったことである。この問題を解決するためにアメリカ軍が採った方策は、第二次世界大戦の終戦処理として日本政府に貸与していたLST(Landing Ship Tank:戦車揚陸艦)や日本の商船を利用することであった。これらのLSTは日本人が乗組んで運航していた。
(略)
海上輸送に日本人が関わったという事実を追求しようとしても、海上輸送は「会社とGHQ(連合国軍最高司令官総司令部)との契約に基づく行為であり、政府は全く関与していない」というかつての政府答弁に見られるとおり、全容解明には大きな壁が横たわり積極的に論議されることもなかった。
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 本作で海の父が乗り込んでいたのが、このLST(戦車揚陸艦)である。
 そして朝鮮戦争では、日本人犠牲者も少なくない。再び石丸安蔵氏の論考から引用しよう。

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ここに朝鮮戦争が勃発してから半年という期間のデータではあるが、特別調達庁が実施した集計が残されている。特殊港湾荷役者の業務上死亡が1名、業務上疾病が79名、その他21名(うち死亡者3名を含む)であり、計101名。特殊船員の業務上死亡が22名、業務上疾病が20名、私傷死が4名、私傷病が208名であり、計254名。その他朝鮮海域等において特殊輸送業務に従事中死亡した者が26名(港湾荷役が4名、船員が22名)となっている。朝鮮戦争勃発から半年間での日本人死亡者が56名となる。
これらの死亡者のうち、1950(昭和25)年11月15日元山沖を航行中のLT(大型曳船)636号が触雷し沈没した海難事故では、乗組んでいた日本人LR船員27人のうち22名が死亡するという悲惨な事故が発生している。また、日本特別掃海隊は、10月17日元山沖において掃海活動中のMS14号艇が触雷し、死者1名、負傷者18名の損害を出している。
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 おそらく海の父のエピソードは、1950年11月15日の海難事故等を念頭に設定されたのだろう。
 朝鮮戦争は今でも終わっていないが、そこに日本も「参戦」していたことは、こんにち日本人ですら忘れているのではないだろうか。

 宮崎駿氏は軍オタである。
 その反戦的な思想にかかわらず、戦史・軍事に造詣が深く、戦車や戦闘機が大好きである。いや、戦車や戦闘機が大好きで戦史・軍事に造詣があるからこそ、戦争の悲惨さを深く考察し、反戦的な思想を抱くのだろう。同族経営の軍需産業の家に生まれ、戦時中の家業が軍用機の部品作りだったことも影響していよう。

 そんな宮崎駿氏は、これまで架空の国の架空の戦争を描くことはあっても、史実としての戦争を描くことは避けてきた。盟友・高畑勲監督が『火垂るの墓』で戦争に切り込んでいるのに、である。
 本作は、そんな宮崎駿氏がはじめて日本の戦争を取り上げた作品であり、とりわけ朝鮮戦争での日本人"参戦"問題は戦史・軍事マニアの氏だからこそ掘り起こせた題材である。

 宮崎駿氏は、映画『コクリコ坂から』で1963年を舞台に高校生たちの青春群像を描くことで自身の青春時代を振り返るとともに、朝鮮戦争そして第二次世界大戦と、自分の幼少期を取り巻いた「戦争」にも迫ったのである。
 だからこそ、映画には終始、朝鮮戦争が影を落とし、物語のキーとなるのは特攻隊の戦友との記念写真だ。特攻に使われた軍用機には宮崎航空興学で製作した部品が組み込まれていたことを思い出すように、特攻隊の生き残りとの出会いが本作のクライマックスとなっている。

 すなわち、映画『コクリコ坂から』は、宮崎駿氏が自分自身と向かい合う作品なのだ。
 あたかも黒澤明監督が『まあだだよ』で自分を振り返ったように。
 『まあだだよ』は内田百間の随筆を原案とし、内田百間の人生を追った映画でありながら、そこで描かれるのが黒澤明自身であることは多くの論者が指摘している。それはたとえば、内田百間が大学教授を辞して作家生活に専念した年を実際の1934年ではなく黒澤明が監督としてデビューした1943年に変更するなど、原作の設定年を監督自身の人生で意味深い年に変更して映画を作ったこと等からも検証されている。[*1]
 宮崎駿氏が、『コクリコ坂から』の劇中時間を自分にとって意味深い1963年に変更したのと同じである。[*2]

               

 それにしても、なぜ宮崎駿氏は自分自身と向かい合うに当たり、『コクリコ坂から』という少女マンガを媒介に選んだのか。
 そこにはいくつかの理由があろう。

 一つは距離感である。
 戦史や兵器にずば抜けた知識を持つ軍事マニアでありながら、これまで日本の戦争を扱うことを避けてきた氏にとって、少女マンガの恋愛模様は正反対の世界である。そのフィルター越しであればこれまで避けてきたことを見つめられる、氏はそう考えたのかもしれない。
 いや、そういうフィルターを置いて距離を取らなければ、自作で戦争を扱うことはできなかったというべきか。

 もう一つの理由は原作者への共感だ。
 宮崎駿氏といえば、戦史・軍事マニアとしての面に加えて、組合活動の闘士だったことでも知られる。東映動画入社後に労働組合の書記長へ就任し、激しい組合活動を行ったことは有名だ。
 一方、『コクリコ坂から』の原作を書いたのは、1948年生まれの佐山哲郎氏である(絵は高橋千鶴氏が担当)。
 宮崎駿氏は『企画のための覚書』に、この原作マンガについて次のように記している。
---
明らかに70年の経験を引きずる原作者(男性である)の存在を感じさせ、学園紛争と大衆蔑視が敷き込まれている。少女マンガの制約を知りつつ挑戦したともいえるだろう。
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 1948年生まれの佐山哲郎氏にとって、70年安保闘争は同時代のリアルな体験だったはずだ。
 だが、すでに1969年に東大安田講堂が陥落神田カルチェ・ラタン闘争も終結しており、70年安保から10年を経ての『コクリコ坂から』における少女マンガには場違いとも思える制服廃止運動やその敗北は、佐山哲郎氏自身が青春時代に見てきたことの投影だろう。
 『企画のための覚書』によれば宮崎駿氏はこのマンガを「不発に終った作品」と見ているが、それだけに「少女マンガの制約を知りつつ」学園紛争という題材に「挑戦した」原作者に、かつての組合活動の闘士として共感するところが大きかったはずだ。
 だからこそ、今度は自分の手で、少女マンガを通して学園紛争を描くことを考えたのだろう。そしてまた、組合活動の闘士だった自分に向き合おうと考えたのだろう。

 『企画のための覚書』には、原作ファンを裏切るような言葉が並んでいる。
  「原作は(略)話を現代っぽくしようとしているが、そんな無理は映画ですることはない」
  「筋は変更可能である」
  「いかにもマンネリな安直なモチーフ」
  「マンガ的に展開する必要はない」
  「コミック風のオチも切りすてる」
 この言葉どおり、映画は原作をすっかり改変している。原作に思い入れがあるファンは怒るかもしれない。
 だが、宮崎駿氏の目指すものが、原作のストーリーをなぞることでも、キャラクターを大切にすることでもなく、原作者の「挑戦」を受け継ぐことであったなら、原作の設定にこだわる必要があるだろうか。

 こうして、映画『コクリコ坂から』では、これまで『太陽の王子 ホルスの大冒険』や『未来少年コナン』で片鱗を見せていた労働運動的な要素が、主要な題材として前面に登場したのだ。

               

 さて、このような思いで宮崎駿氏が出した企画に対して、監督を希望したのが息子の宮崎吾朗氏である。1967年1月生まれの吾朗氏にとっては、1963年はおろか70年前後の学園紛争すら知らない世界だ。
 その彼が、なぜ本作の監督を希望したのか。
 それは、この作品が単なるマンガの映画化ではなく、父・宮崎駿が自分に向かい合う作品だからだろう。
 これまで、息子に向けてアニメーションを作ってきた宮崎駿氏が、よわい70にして自分を見つめた作品に取り組もうというときに、その息子が手を貸すのは自然なことではないだろうか。吾朗氏は、それを他人任せにはできなかったのだ。

 その想いは、吾朗監督が絵コンテの段階で追加したセリフに表れている。
 「古いものを壊すことは過去の記憶を捨てることと同じじゃないのか!?」
 「人が生きて死んでいった記憶をないがしろにするということじゃないのか!?」
 「新しいものばかりに飛びついて歴史を顧みない君たちに未来などあるか!!」

 討論会のシーンでの風間俊のこのセリフは、いかにも生硬であり、宮崎駿氏が書いたものとは思えなかったが、あとから吾朗監督が追加したと知って納得した。

 映画『コクリコ坂から』は、ジブリ作品の例に漏れず、綿密な取材により1963年の日本を見事に再現している。公式サイトによれば、宮崎吾朗監督は1963年公開の日活の青春映画の数々を参考にしたという。
 彼にとって、『コクリコ坂から』を制作することは、父・宮崎駿の生きた時代を知ることだったのだ。
 人が生きて死んでいった記憶を、ないがしろにはしないのだ。


[*1] 「「巨人と少年」<追章>・『まあだだよ』論 巨人の再生」尾形俊朗 『異説・黒澤明』所収

[*2] 理事長である徳丸社長のモデルは、もちろん株式会社スタジオジブリの初代社長・徳間康快氏である。
 『ルパン三世 カリオストロの城』の興行的不振から何年ものあいだ映画を作れない状況だった宮崎駿氏に、徳間氏が『風の谷のナウシカ』制作のチャンスを与えたことで、今日の宮崎氏もジブリもある。本作のカルチェラタン問題が理事長の登場により好転することと良く似ている。
 なお、徳間氏自身は逗子開成学園の理事長を務めている。
 徳丸社長のクルマのナンバーが「と 1090(とくまる)」なのが洒落ている。


コクリコ坂から 横浜特別版 (初回限定) [Blu-ray]コクリコ坂から』  [か行]
監督/宮崎吾朗  企画・脚本/宮崎駿  脚本/丹羽圭子
出演/長澤まさみ 岡田准一 竹下景子 石田ゆり子 風吹ジュン 内藤剛志 風間俊介 大森南朋 香川照之
日本公開/2011年7月16日
ジャンル/[青春] [ロマンス] [戦争]
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【theme : ジブリ
【genre : 映画

tag : 宮崎吾朗 宮崎駿 長澤まさみ 岡田准一 竹下景子 石田ゆり子 風吹ジュン 内藤剛志 風間俊介 大森南朋

⇒comment

No title

トラバを有難うございました。
「なぜ、この時代?」と、感じた疑問が見事に氷解いたしました。
いつもの事ですが、素晴らしいレビュー、有難うございます。

色々わかり辛い設定はあったのですが
年代的にドンピシャだったので、とても懐かしく
描かれているモノ以上に思いを馳せ、感動をもらえる作品でした。

Re: No title

ほし★ママ。さん、こんにちは。
「なぜ、この時代?」と感じますよね。
私は過去を舞台にする作品には、その必然性があるべきだと思います。現代の観客に向けた作品である以上、現代劇にするよりも効果的な何があるのかが問われましょう。
その意味で本作はビミョーではあるのですが、多分に宮崎駿氏のプライベートフィルムとしての面を持っているのだと思います。氏もそういう歳なんですね。

No title

観賞してきて興奮さめやらぬ状態で、
ナドレックさんの詳しいレビューを読んで、
ストンといろんなことが落ち着きました。
そうだったのか!と。
初めて知る内容に納得がいきました。
それと同時にナドレックさんの博識にも
いつもながら驚嘆しております。
公式サイトよりも参考になりました!

いつもありがとうございます(^^)

Re: No title

misachi68さん、こんにちは。
過分なお言葉、ありがとうございます。

私としては、ジブリ作品の公式サイトは作品を解説しすぎだと思います。制作の意図や映画の見所などを懇切丁寧に説明し、それこそ親が子供に教え諭すかのようです。どの映画も公式サイトはそんなものですが、ジブリ作品はやりすぎだろうと。
それよりも、もっと制作の舞台裏に迫ったり、スタッフ・キャストの詳細なデータを充実させて欲しいんですけどね。

No title

コクリコ坂から 22日金曜夕方の回を 奈良県のシネコンで見てきました。観客5名 作品すばらしいのに 見た人少なくてとても悲しかった。台詞にあった朝鮮戦争でのLSTの意味を知りたく 検索にて ブログに来ました。日本の朝鮮戦争時の協力については少し知識ありましたが 死者についてはまったく知りませんでした。わたしは1963年生まれで映画はフィクションではありますが 毎日1升のお米を羽釜で炊くコクリコ荘の台所の様子や 横浜の町の生き生きとした人々の暮らしがとても細やかに描かれていて感動しました。手しまさんの歌う歌謡曲が自然に映画に溶け込みとても幸せな映画の時間でした。説明的な台詞がなくひとつのひとつのシーンから多くのことを想像しました。メルさんが上げている 航海無事を祈るUW旗が3.11大震災に被災したみなさんへの希望のひとつになってほしいと思います。

Re: No title

たくさん、こんにちは。コメントありがとうございます。

手回しで絞る洗濯機とか、細かい描写が積み重ねられていましたね。
原作では、海の父は行方不明という設定なのだとか。だから海が上げるUW旗は、父が無事に帰ってきて欲しいという願いを込めたものだったのでしょうが、映画では父は既に亡くなっています。そのためUW旗は、父への哀悼の意を表すると共に、いま生きている不特定多数の人が事故に遭うことのないように祈るものになります。
この違いは大きいですね。

No title

海の父のエピソードは、1950年11月15日の海難事故等を念頭に設定されたのだろう。
この船に私の伯父さんが乗っていて生き残った数人の内の1人でした。
機関長として乗っていて、普段は機関室にいるのですが、たまたまタバコを吸いに甲板に出た瞬間に魚雷か何かに当り船が沈没し始め、その際同僚の多くが海に飛び込みましたが冬の海であった為に体の自由を失い溺れてしまったそうです。その時叔父はどうしようか迷いましたが、とりあえず船室に戻り自分の荷物をまとめてから甲板に戻った時に運良く後ろにロープで引いていた空の船が自分の前に引き寄せられたので、そこに飛び乗ったそうです。それで浮輪を海に投入れ溺れる人々を助けようとしたが、皆手がかじかんでいて掴む事が出来ず沈んでいきましたが、アメリカ人と日本人数人だけは助ける事が出来たそうです。 その中にメルのお父さんが入っていなかったのは残念です。
その後補償金を家1軒買ってもお釣りが来るくらい貰ったそうですが、亡くなった人々の実家を回って全て分配してしまいました。多少手元に残ったものは、全て飲み代に使ってしまいました。

Re: No title

大塚さん、こんにちは。
自分で「11月15日」と書いておきながら、その意味するものが判っていませんでした。
11月の日本海は冷たいですよね。手がかじかんで浮輪を掴めない、ということは、コメントを拝見してはじめて思い至りました。実体験を知ることで気づかされることがありますね。映画も、日本海の冷たさまでは描いていませんでした。
伯父さんが助かったのは何よりです。
コメントありがとうございました。

No title

その事件のことは、どこかで聞いた記憶はなくはないのですが、当時は周知の事実だったのでしょうか。日本が〈参戦〉していたわけですから、関係者には緘口令がしかれていたということはなかったのでしょうか。徳丸理事長はその一件を知っていたという設定に、違和感を感じているのですが。

Re: No title

ねこぱんださん、コメントありがとうございます。
日本が朝鮮戦争に協力することについては、吉田茂首相兼外相が国会で「御承知願いたい」と云ってますし、周知の事実だったのでしょう。
石丸安蔵氏はその論考で「なぜ忘れ去られたのか」を考察していますが、本来、誰もが知っていてしかるべきことなのだと思います。

No title

すみません。私もあの記念写真を軍関係のものと思っていましたが、駿氏のオリジナル脚本を読むと、商船大学の卒業記念写真だか、だそうです。

だから制服が軍人風じゃなかったんだ、と納得しました。

手元に今脚本無いんで、商船学校だか、大学だかわかりませんがとにかく軍人じゃなかった。

それと、オリジナル脚本ではLSTの沈没シーンが最初にきてて朝鮮戦争の影が原作版より大きくなっているようです。

個人的には、徳間書店に入っていくと稲垣足穂の『少年愛の美学』が積んであって、あの本1963年に出版されてたかなあ、とそれが気になりました。

Re: No title

natunohi69さん、こんにちは。
コメントありがとうございます。

>オリジナル脚本ではLSTの沈没シーンが最初にきてて朝鮮戦争の影が原作版より大きくなっているようです。

『未来少年コナン』同様に、最初に戦争の惨いシーンを印象付けるわけですね。

おっしゃるとおり、劇中で戦友の写真とは云ってません。
私が記事内で海の父たちの関係を「特攻隊の戦友」と書いたのは、記事からリンクを張った『企画のための覚書』に依拠します。
企画段階では特攻隊の戦友が登場するはずが、脚本化の過程でなぜ変わったのかは判りませんが、オリジナル脚本では朝鮮戦争の影がより大きかったのだとすると、あの戦争やこの戦争を散りばめて印象が発散するのを避けたのかもしれませんね。
沈没シーンの配置を変えて、戦争の影よりも青春物としての面を強調したのは、吾朗氏の考えでしょうか。

>あの本1963年に出版されてたかなあ、とそれが気になりました。

鋭い!
よくご覧になってますね(^^)

父子の葛藤

コクリコ、まだ見ていませんが、数日前にNHKの特集番組で、この作品ができるまでの父駿と息子吾朗の親子の確執、葛藤にスポットを当てたドキュメンタリーをやっていました。ご覧になりましたか。

ある意味でもの凄いドキュメンタリーで、父駿の次のようなセリフと場面がポンポン飛び出します。

「俺は吾朗にこの世界で監督になんかなってほしくないんだよ。向いてないんだから、奴は・・」

吾朗の初監督のゲド戦記については、「つくる必要のなかった作品だが、吾朗にとっては1度どうしてもつくってみる必要があったんだろうな」(2度はつくるなよ、もうやめろの含意)

コクリコについては、父駿は吾朗さんと距離を保って口さえきかないようにしますが、吾朗さんの下絵の出来栄えに父駿がプッツンして「なんだこれは!吾朗が描いたのか!」と爆発します。 

コクリコの試写会の後の父駿のコメント、「ふん、まったく、ちったあ俺を脅かすようなものをつくってみせろよ・・・」

ああ、こういう天才的な父親を私は持たないで良かったと思った次第でした(^_^;)。

Re: 父子の葛藤

Max-Tさん、コメントありがとうございます。
8月9日に放映された『ふたり コクリコ坂・父と子の300日戦争~宮崎駿×宮崎吾朗~』ですね。残念ながら、ほとんど見逃してしまいました。

以前NHKで『崖の上のポニョ』制作の模様を放映したとき、スタッフを激しく叱り付けている宮崎駿氏の姿を見て、これでこそあのクオリティが保てるのだと思う反面、これでは人が居つかないだろうとも感じました。
歴史に残る作品を作る人は辛辣ですね。
その点、宮崎吾朗氏は生まれたときから宮崎駿氏と接してきたので、他人とは違う距離の取り方ができるのかもしれません。
何しろ、高畑勲、宮崎駿両氏を除けば、ジブリで2作も長編映画の監督をしたのは吾朗氏しかいませんから。

本作を見る限り、吾朗氏は意外に宮崎駿作品を好きじゃないのかもと思いました(^^;
宮崎駿をリスペクトしていたらこうはしないだろう、と感じさせるところが散見されたので。

私としては、宮崎駿氏の企画は宮崎駿氏が監督するべきだし、宮崎吾朗氏が映画監督をやっていくのなら企画から自分でやるべきだろうと思います。
天才肌の父の傍らで2作も作れたのだから、きっと3作目もあるんでしょうね……。

No title

『ふたり コクリコ坂・父と子の300日戦争~宮崎駿×宮崎吾朗~』を見て、映画を見てみようかなと思い、ココリコ坂からを見てきました。
私は昭和29年生まれなので、映画の時代は子供の時の風景そのものでした。
映画の出来不出来は別として私が一番感じたことは以下のようです。

黒澤明監督が自叙伝は誰のものも面白い言っていたと橋本忍氏が書いていましたが、「夢」は黒澤明監督の自叙伝でもあるとも橋本忍氏は書いていました。

ココリコ坂からが、宮崎駿氏が自分に向かい合う作品ならば、なぜそんな映画を息子吾朗が撮ったのかということです。
父駿のコメンが、「ふん、まったく、ちったあ俺を脅かすようなものをつくってみせろよ・・・」なら、
息子吾朗はココリコ坂からのような映画は「そんなもの、親父自分が撮れ!興業的に失敗するなよ。皆に迷惑かけるなよ!」ではないのでしょうか。
ココリコ坂からを拒否して、自分の道を切り開かねばあれだけ人のいるスタジオジブリの維持は大変なのではないでしょうか。私はそのように思いまいした。

Re: No title

 tamaさん、コメントありがとうございます。

>ココリコ坂からを拒否して、自分の道を切り開かねばあれだけ人のいるスタジオジブリの維持は大変なのではないでしょうか。

 ジブリという会社の存続を考えたら、宮崎駿監督作品にばかりは頼っていられないでしょうね。
 しかし、『借りぐらしのアリエッティ』の記事にも書いたように、私は高畑勲監督作品や宮崎駿監督作品なら観たいと思いますが、「ジブリ作品」には興味がありません。だから『ゲド戦記』も観ていない。
 それでも、「企画・脚本 宮崎駿」の作品はかろうじて観る対象に入ります。
 そんな人間もいますから、ジブリとしては、やはり「宮崎駿」の看板を掲げておきたいことでしょう。マーケティング的には「企画・脚本 宮崎駿」と銘打つのは正解だと思います。

 とはいえ、強い作家性を持つ人であれば「そんなもの、自分が撮れ!」と思うでしょう。
 そうは思わずに監督を務めるところが、吾朗氏の吾朗氏たるところなのかもしれません。

No title

「コクリコ坂から」を見てきてLSTで検索して貴ブログにたどりつきました。詳しい解説をありがとうございました。戦争というときそこに挑戦戦争がくること自体が映画を見たときの驚きだったのですがご説明を読んでとても納得がいきました。

Re: No title

鈴木宏枝さん、コメントありがとうございます。
日本の戦後復興と経済発展においては、朝鮮戦争に伴う特需が大きく役立ちました。
そんな過程を目の当たりにしてきた宮崎駿氏は、戦後日本を描く上で朝鮮戦争に触れないわけにはいかなかったのかもしれません。さすがに戦争を肯定的には取り上げないので、映画では朝鮮戦争のお陰で潤った人は出てきませんが。
また、映画の舞台となる1963年にはすでにベトナム戦争が始まっていましたが、朝鮮戦争で荒廃した韓国も、ベトナム戦争の特需で大きく発展しました。皮肉なものです。

本作にはまったく関係ありませんが、山本政志監督の『スリー★ポイント』というオムニバス映画があります。そのドキュメンタリーのパートに登場する沖縄のおじさんが「戦争になれば儲かるんだけどなぁ」と口にしていたのが忘れられません。

No title

始めまして。
おかしな設定の映画と思って見ていました。

あのカルチェラタンなる高校生の学生会館の存在を、同時代に生きて、全く実感がなかったからです。
アレは、旧制高校の寮生活の世界だと思います。

また、LSTの話がビミョウに描かれますが、アレも当時はそんなに取り上げられていなかったように思います。

ジブリ映画と云うことで見ましたが、ナンカ、予告編に騙されたような失望感の方が大きかったです。

NHKの放送も見ましたが、あんな関係は、事業敬称の場でありがちな話です。

起業者=創業者にとって、事業の継承者Bの存在は、安堵の元であり、頭痛の種なのだと思いました。

アニメの「3丁目の夕日」で、取り立てて騒ぐ作品ではないように見てました。

何故か、「千と千尋」をモウ一度見たくなりました。

Re: No title

武士さん、はじめまして。
コメントありがとうございます。

本作は、作品単体で取り出すと、特段エポックメイキングでもなし、斬新な何かを提示したわけでもなし、他の作品を圧するような話題作ではないと思います。
ただ、おっしゃるとおり、これは事業継承が絡んでおり、おそらく日本で最もオープンで衆目を集める事業継承だからこそ、口の端に上るのでしょう(「映画監督」が継承する事業なのか、という点も含めて)。

実は、本作をブログに取り上げたものか考えあぐねていたのですが、宮崎吾朗監督作品としてではなく、宮崎駿氏の思い出話として取り上げるなら面白いかも、と考えて記事を書きました。

>カルチェラタンなる高校生の学生会館の存在を、同時代に生きて、全く実感がなかった

とのことですが、あれほど立派な建物でなくても、部室長屋なんてものは新旧取り混ぜて多くの高校・大学にあり、小汚い魔窟っぽさを呈しているものではないでしょうか。さすがに『おっぱいバレー』のバレー部室みたいなものでは映画にならないので、スケールアップしていますが。
この和洋折衷の古風な建物は、ジブリの前作『借りぐらしのアリエッティ』でも見られるもので、ジブリ制作陣のお気に入りのモチーフなのだと思います。三鷹の森ジブリ美術館の総合デザインを手がけた宮崎吾朗氏にとっても。
私としては、本作にもっと映画らしい誇張があっても良い気がしますが、カルチェラタンの存在がせめてもの映画的飛躍なのだと思います。

> 何故か、「千と千尋」をモウ一度見たくなりました。

『千と千尋の神隠し』の油屋を見てしまうと、カルチェラタンは随分とおとなしく感じるかもしれませんね。

私は『どうぶつ宝島』や『赤胴鈴之助』をまた見たいなぁ。

No title

こんちは。

オヤジが撮りたい素材ならオヤジ自身が撮ればいいのに。だって、オヤジは自分が撮る時には脚本だろうが何だろうが、好き勝手に途中から捻じ曲げて、もっと主張の強い物だって作れるだろうけど、息子にそれを求めるのは酷だ。

オヤジの悪巧みに又もはまって、息子が世間から袋叩きにあってるという印象です。

Re: No title

ふじき78さん、こんにちは。
息子も息子なりに勝手に捻じ曲げてるような気はしますけどね。
今回は制作期間が短くて、動画枚数もジブリとしては少ないのが、良くも悪くも他のジブリ作品との違いを生んでいるようです。

宮崎航空興学

『増補決定版 宮崎駿の<世界>』(切通理作 2008, 筑摩書房刊)にて、「キネマ旬報臨時増刊・宮崎駿、高畑勲とスタジオジブリのアニメーションたち」所収『宮崎駿講演採録』の内容を紹介している。
それによれば、宮崎駿氏の伯父が社長、父が工場長を務める栃木県の[宮崎飛行機]では、特攻隊の青年が乗る飛行機の翼の先端を造っていたという。それは未訓練の臨時工の女の子たちの手によるもので、規格に合わないのだが、検査官にポケットマネーを渡して検査を通していたそうだ。
そんな風に造っていたから、特攻隊の飛行機は機関銃に穴が開いておらず、エンジンからは油がボトボト漏れる代物だった。
一方、軍需産業に従事している恩恵で、宮崎家の父方の親戚で戦争に行った人間は一人もいなかった。軍需産業をやっていく上で必要だからということで手をまわすと、兵隊に引っ張られること自体なかったのだという。
戦争に親を取られたという子供たちと戦後同じ教室で接すると、宮崎駿氏は罪悪感を感じたという。

この記述を受けて、本記事の文章を少々手直しした。

No title

ナドレックさん、『ポニョ』での流れに続いて、重ねて失礼します。

この作品は劇場で鑑賞したのですが、私個人の感想では、宮崎吾朗監督が生きる道をみつけたんだなぁという思いでした。

デビュー作『ゲド戦記』の後半部分でのオマージュの「下手な暴発」というか、正直に申し上げると、劣化したコピーでしかないシークエンスを大量生産して批判を浴びたんだと勘案していますが、あの作品の、前半部分でのハイタカとの邂逅前後まではとてもよく出来ていたのではないかなと思っています。
父親殺しの描写などは狙いすぎというか、若干自意識過剰な印象が強かったにしろ、父親が様々な事情があるにしろ映像化しなかった『シュナの旅』(断片的にはいろいろな作品で芽衣が見受けられますよね)を、明確に作品として成立させた手腕は称賛されてもおかしくないのかなと思いました。

それで今作ですが、脚本は宮崎駿で相変わらず父親の呪縛から逃れられていないのか、そろそろ「宮崎駿の息子」というブランドの賞味期限も切れてきたのかなと思いましたが、良い意味で裏切られました。

デビュー作で偉大なる父親に対する愛憎入り混じったドラマを感じさせた吾朗監督ですが、ここでは完全に「決別宣言」をしていると感じたわけです。父親がしないような演出をあえてやってしまうというか、脚本は父親なのにアンチ宮崎駿な雰囲気が随所に感じられてしまいます。

それはオリジナル脚本から変更された箇所で顕著ですよね。
大言壮語するような風間俊の説明くさい大見得、OPから目立つ歌付き懐メロBGMの活用、そして同期同士での写真のくだり。

宮崎駿の新作は、関東大震災の描きつつ、戦闘機設計者と病人の女の子との物語を描こうとしているそうですね。
非常に楽しみであるとともに、今作が宮崎駿にある一定の刺激を与えたのも間違いではないのかなぁとも思います。

ナドレックさんが仰るように、現実の混乱、例えば『火垂るの墓』(希望→喪失に順番みたいにそこまで悲劇的に描かないとしても)のような、ファンタジーではない歴史的事実の冷酷さと向き合うわけで、もしかしたら宮崎駿史上で最大の失敗作(空想世界の詳細な構築が得意な監督の才能と相性が悪い)になるかもしれないし、逆にキャリアの文脈上で大きなターニングポイントになるかもしれないですよね(笑)
そればかりは作品が完成して、実際に鑑賞してみないと分からないですよね(笑)

ただ、確実に言えるのが、吾朗監督にとってこの作品が、「偉大すぎて神格化された」父親の呪縛を解き放つ作品である、というか、そうあって欲しいというか分岐点にしてほしいなと思います。
もし、吾朗監督の長編次回作があるとして、相も変わらず父親の顔がチラついているようならもう「親の七光り」という形容しか言葉がないのですが、今作には、きっとそうはならないというパワーがあるように思います。写真の件なんかまさにそうですよね。

偉大な父親を持ってしまった映画監督として、最近ではソフィア・コッポラがいますが、彼女が軽やかに親の呪縛を乗り越えているのを見ると、吾朗監督も父親のような天才ではないにしろ、優れた作品が撮れる監督として成功してほしいなと思います。

拙い文章で失礼しました。

Re: No title

Questさん、こんにちは。
宮崎駿氏の新作は、戦闘機作りの話ですか。『コクリコ坂から』には宮崎駿氏がみずからの人生を振り返る意味があったと思いますが、新作では戦争を関東大震災に置き換えて、遂に宮崎飛行機を巡る物語を紡ぐのかもしれませんね。本作が宮崎駿氏に刺激を与えたというよりも、本作でみずからの青年期を取り上げてしまった宮崎駿氏にとって、次の題材としてはもう軍需産業と自分について踏み込むしかないように思います。新作を、それ単体で楽しみに来る観客にとって面白いかどうかは判りませんが、宮崎アニメを氏の心情の吐露として見続ける中では、おそらく決定打になるような気がします(評論家は「遺書としての作品」なんて云うかもしれません)。

ところで、たいへん恐縮ながら私は『ゲド戦記』を観ていません。忙しかったのと評判が芳しくなかったことからまごまごしていたら上映が終了してしまいました。
だから宮崎吾朗監督作は今回初体験であり、監督としての吾朗氏についてはまだコメントを控えたいと思っています。おっしゃるとおり、本作には「宮崎駿なら、こうはしまい」と感じるところが多々あり、それは最初から狙ったものもあれば、時間的制約等の様々な要素が絡んだ結果もあるでしょうが、おそらく誰よりも宮崎駿作品をご存知の吾朗氏があえて異なるアプローチを取るほどの必然性があったのかどうか、今後の作品も含めて吟味してみたいと思います。
吾朗氏には是非オリジナルの企画に挑んで欲しいですね。

あ、写真の件とは何のことでしょうか?

No title

あ、あのそれぞれの父親が一緒に撮った写真で、「俺より先に死ぬなよ」っていう印象的なセリフがあったところです。
あそこは、宮崎駿の脚本にはまったくなかったシーンらしく、吾朗監督が周りの意見を聞いて付け加えたようです。あのシーン、結構重要な気がします.

Re: No title

Questさん、ご説明ありがとうございます。
そうなんですかー。吾朗監督もムチャクチャしますね。たしかに重要なシーンですが、重要すぎて「これを挿入するか」とかえって驚きます。
そこには、作品にどこまで戦争の影を落とすかという点についての、幼心にも戦争を憶えている駿氏と、まったく知らない吾朗氏との感覚の差もあるでしょうし、もちろん老成の違いもあるのでしょうが。

ちなみに『借りぐらしのアリエッティ』でも、宮崎駿氏の脚本にはないセリフを監督が付け加えていますね。
脚本家がセリフで説明しようとしたことを、監督が「映像で伝えられる」と考えてセリフをカットするなら判るのですが、脚本家がセリフがなくても伝えられると思ったことを、監督がセリフで云わなきゃ伝わらないと考えて付け加えるのは、うーん、どうなんでしょうね。
宮崎駿氏は脚本作りに長けているわけではなく、頭の中ではいきなりアニメーション映画ができあがっているのだと思います。だから『崖の上のポニョ』のように脚本なしに絵を描き始めるのがもっとも自然な作り方なのでしょう。なのに、頭の中のアニメーションから無理矢理セリフ等を抽出して脚本化しても、頭の中の作品のごく一部しか表現したことにはなりません。それを他人が監督しても、宮崎駿氏の思い描いたものになるはずがない。そこで各監督は自分なりにシーンやセリフを補うのでしょうが、それでは宮崎駿氏の思い描いたものからますます離れるわけで、「うーん」と考えてしまいます。
深作欣二監督には正反対の逸話があります。深作監督は、たとえ脚本が良くなくてもそのまま受け入れて、撮り方で良くしてみせたそうです。もちろん深作欣二監督だからできることでしょうけど。

これまで宮崎アニメにカットバックはなかったところ、本作ではカットバックを多用していますが、吾朗監督の改変はさらにカットバックを増やす方向なのですね。たしかに、従来の宮崎駿作品との違いを際立たせています。

銃後

 古い記事に失礼します。金曜ロードーショーで見て、LSTという語と船の外観が引っかかってこちらにたどり着きました。情報をありがとうございます。
 日本の掃海艇参加は知っていましたが、揚陸艦までとは……。敗戦から立ち直り東京五輪を通過点として経済成長を成し遂げたという物語の中で、朝鮮戦争は重要な位置を占めているわりに注目されていないですね。

 私の祖父は戦時中食糧増産のため徴兵されず、地元で農業技術指導をしていました。一方他の親族には引き上げがかなわなかった人もいます。登場人物が私の家族と重なって、海の実家も戦中でも開業していた居残り組だったのではないかと勝手に想像してしまいました。
 航空機の部品を作っていた宮崎氏の家、食糧増産で戦争を支えた私の祖父、朝鮮戦争の特需で収入を得た人々、どこまでが戦争にかかわった銃後の人々なのかと考えます。

 青春と戦争の薄暗い影が二重奏になっている好みの映画でしたが、脚本‐監督の相克でハーモニーにたどりつけなかったのでしょうか。

Re: 銃後

とかげさん、コメントありがとうございます。
朝鮮戦争はいまだ休戦状態で、決して終戦を迎えてはいないのですが、隣国でありながら私たちはそのことを忘れがちですね。

「銃後」とは辛い言葉だと思います。
戦争が職業軍人の手には負えなくなったときが止めどきなのでしょうが、いったん始めてしまったものを止めるのは容易ではありません。そして、そこに至ってしまうと、銃後も何もないような気がします。

この作品は宮崎駿監督の作品ではないですよ。製作したのは宮崎吾郎です

Re: タイトルなし

あおさん、こんにちは。
製作者は一般にプロデューサーのことなので、本作の場合は鈴木敏夫氏ですね。
宮崎吾朗氏は、記事本文に書きましたように監督です。
本文の末尾に簡単なスタッフ・キャストのメモを付けていますので、参考にしていただければ幸いです。
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【コクリコ坂から】古きよき横浜

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コクリコ坂から(’11)

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