『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』で様相一変!
【ネタバレ注意】
今度は戦争だった。
2001年公開の『ハリー・ポッターと賢者の石』から数えて10年、ハリーの宿敵として作品世界に影を落としていたヴォルデモート卿との待ちに待った最終決戦、それはヴォルデモート率いる大軍団とホグワーツ魔法魔術学校との総力戦であった。まさに全8本からなるシリーズの有終の美を飾り、10年待った甲斐のある盛り上がりである。
『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』のオープニングの不気味な静けさは、これまでの作品とは異なる格調に満ちて、遂に最終作であるという事実を私たちに突きつける。
そして前作『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1』における荒野の彷徨と、友人同士の忠誠への試練の物語から一転、溜めにためたものを吐き出すように危機また危機の連続で、迫力ある映像が襲いかかる。3D上映を念頭に、手前に飛び出す動きを意識した画面作りは、いささかくどいくらいだが、最終作で何を遠慮することがあろう。大空を飛ぶドラゴンも、何度も濡れ鼠になるハーマイオニーも、何もかもが見所である。
これまでハリー・ポッターシリーズは、役者の演技に唸らされるタイプの作品ではなかったが、魔女べラトリックス役のヘレナ・ボナム=カーターが、べラトリックスに化けたハーマイオニーを演じる場面など、べラトリックスに慣れないハーマイオニーらしさが醸し出され、観客はニヤリとするに違いない。
もちろん、最終決戦の盛り上がりは、原作者J・K・ローリングのストーリーテリングによろうが、それをビジュアルにしてみせたデヴィッド・イェーツ監督の功績は大きい。
誰しも納得の完結編だと云えるだろう。
とりわけ本作で注目すべきは、シリーズの原点への回帰と共に、シリーズの印象を一変させる仕掛けである。
思えば、ハリー・ポッターシリーズはいじめられっ子の物語であった。ハリーは、幼少の頃より叔母一家に冷たく扱われ、体格の良い従兄からはいじめられていた。
そんな彼が唯一いじめっ子と離れていられる夢の世界がホグワーツ魔法魔術学校であり、そこは現実逃避の場であった。同時にそれは、ハリー・ポッターシリーズを待ち望む読者や観客、すなわち現実の世界で辛い思いをしている少年少女と大人たちに、いっときの夢を見させる作品世界であった。
そしてハリーはホグワーツで友達に囲まれるだけでなく、幾多の冒険を経ることでヒーロー然としてくる。
やがて物語上、魔法界の比率が高まり、マグル界(人間界)がほとんど描かれなくなると、魔法界は逃避先としての夢の世界ではなくなり、いじめられっ子としてのハリーの描写も減っていった。
ところが、いじめの要素がすっかり消えたかと思われた頃、新たないじめられっ子が登場する。セブルス・スネイプ先生である。
第6作『ハリー・ポッターと謎のプリンス』(2008年)では、陰気で孤独な生徒だったセブルスと陽気で高慢なジェームズ・ポッターとの因縁話が披露され、ハリーは亡き父ジェームズがいじめっ子であったことを知る。
いじめられっ子セブルスの物語は、『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』の主要なモチーフでもある。誰からも愛されず、誰からも理解されない、そんな人生を送ってきたセブルスは、ホグワーツという逃避先がなければハリーがたどっていた姿かもしれない。
こうして、セブルスの過去が明かされることで、ハリー・ポッターシリーズの原点でもあるいじめられっ子の人生に改めてスポットライトが当てられたのである。
それはシリーズの様相を一変させることでもあった。
スター・ウォーズ・サーガがルーク・スカイウォーカーの颯爽たる活躍から幕を開けながら、最後に発表された『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』によってアナキン・スカイウォーカーの悲劇として完成されたように、本作によってハリー・ポッターシリーズは、夢の世界でのハリーの冒険物語から、セブルス・スネイプという男の愛憎劇として完成した。
セブルスを演じるアラン・リックマンは、セブルス役となったかなり早い段階で、セブルスの秘密をJ・K・ローリングから明かされていたという。J・K・ローリングは、アラン・リックマンが本シリーズの最重要人物であるセブルスを演じるに当たって、その想いを完全に理解している必要があると考えたのだ。
したがって私たちは過去の映画に遡り、アラン・リックマンがどのようなプランに基づいてセブルス・スネイプを演じたかを見つめ直さなければならない。セブルスのハリーに対する口調、眼差し、それらの意味を、私たちは今こそ知ったのだから。
そして、現実の世界で辛い思いをしている少年少女と大人たちは、眼鏡の少年と共にファンタジーの世界に逃避するのではなく、孤独な男が苦難と向き合った勇気と覚悟を知るのだ。
『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』 [は行]
監督/デヴィッド・イェーツ 撮影/エドゥアルド・セラ
出演/ダニエル・ラドクリフ ルパート・グリント エマ・ワトソン ヘレナ・ボナム=カーター アラン・リックマン ロビー・コルトレーン レイフ・ファインズ マイケル・ガンボン ワーウィック・デイヴィス ジェイソン・アイザックス ジョン・ハート マギー・スミス ジュリー・ウォルターズ マーク・ウィリアムズ トム・フェルトン ボニー・ライト ゲイリー・オールドマン
日本公開/2011年7月15日
ジャンル/[ファンタジー] [アドベンチャー] [アクション]
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今度は戦争だった。
2001年公開の『ハリー・ポッターと賢者の石』から数えて10年、ハリーの宿敵として作品世界に影を落としていたヴォルデモート卿との待ちに待った最終決戦、それはヴォルデモート率いる大軍団とホグワーツ魔法魔術学校との総力戦であった。まさに全8本からなるシリーズの有終の美を飾り、10年待った甲斐のある盛り上がりである。
『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』のオープニングの不気味な静けさは、これまでの作品とは異なる格調に満ちて、遂に最終作であるという事実を私たちに突きつける。
そして前作『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1』における荒野の彷徨と、友人同士の忠誠への試練の物語から一転、溜めにためたものを吐き出すように危機また危機の連続で、迫力ある映像が襲いかかる。3D上映を念頭に、手前に飛び出す動きを意識した画面作りは、いささかくどいくらいだが、最終作で何を遠慮することがあろう。大空を飛ぶドラゴンも、何度も濡れ鼠になるハーマイオニーも、何もかもが見所である。
これまでハリー・ポッターシリーズは、役者の演技に唸らされるタイプの作品ではなかったが、魔女べラトリックス役のヘレナ・ボナム=カーターが、べラトリックスに化けたハーマイオニーを演じる場面など、べラトリックスに慣れないハーマイオニーらしさが醸し出され、観客はニヤリとするに違いない。
もちろん、最終決戦の盛り上がりは、原作者J・K・ローリングのストーリーテリングによろうが、それをビジュアルにしてみせたデヴィッド・イェーツ監督の功績は大きい。
誰しも納得の完結編だと云えるだろう。
とりわけ本作で注目すべきは、シリーズの原点への回帰と共に、シリーズの印象を一変させる仕掛けである。
思えば、ハリー・ポッターシリーズはいじめられっ子の物語であった。ハリーは、幼少の頃より叔母一家に冷たく扱われ、体格の良い従兄からはいじめられていた。
そんな彼が唯一いじめっ子と離れていられる夢の世界がホグワーツ魔法魔術学校であり、そこは現実逃避の場であった。同時にそれは、ハリー・ポッターシリーズを待ち望む読者や観客、すなわち現実の世界で辛い思いをしている少年少女と大人たちに、いっときの夢を見させる作品世界であった。
そしてハリーはホグワーツで友達に囲まれるだけでなく、幾多の冒険を経ることでヒーロー然としてくる。
やがて物語上、魔法界の比率が高まり、マグル界(人間界)がほとんど描かれなくなると、魔法界は逃避先としての夢の世界ではなくなり、いじめられっ子としてのハリーの描写も減っていった。
ところが、いじめの要素がすっかり消えたかと思われた頃、新たないじめられっ子が登場する。セブルス・スネイプ先生である。
第6作『ハリー・ポッターと謎のプリンス』(2008年)では、陰気で孤独な生徒だったセブルスと陽気で高慢なジェームズ・ポッターとの因縁話が披露され、ハリーは亡き父ジェームズがいじめっ子であったことを知る。
いじめられっ子セブルスの物語は、『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』の主要なモチーフでもある。誰からも愛されず、誰からも理解されない、そんな人生を送ってきたセブルスは、ホグワーツという逃避先がなければハリーがたどっていた姿かもしれない。
こうして、セブルスの過去が明かされることで、ハリー・ポッターシリーズの原点でもあるいじめられっ子の人生に改めてスポットライトが当てられたのである。
それはシリーズの様相を一変させることでもあった。
スター・ウォーズ・サーガがルーク・スカイウォーカーの颯爽たる活躍から幕を開けながら、最後に発表された『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』によってアナキン・スカイウォーカーの悲劇として完成されたように、本作によってハリー・ポッターシリーズは、夢の世界でのハリーの冒険物語から、セブルス・スネイプという男の愛憎劇として完成した。
セブルスを演じるアラン・リックマンは、セブルス役となったかなり早い段階で、セブルスの秘密をJ・K・ローリングから明かされていたという。J・K・ローリングは、アラン・リックマンが本シリーズの最重要人物であるセブルスを演じるに当たって、その想いを完全に理解している必要があると考えたのだ。
したがって私たちは過去の映画に遡り、アラン・リックマンがどのようなプランに基づいてセブルス・スネイプを演じたかを見つめ直さなければならない。セブルスのハリーに対する口調、眼差し、それらの意味を、私たちは今こそ知ったのだから。
そして、現実の世界で辛い思いをしている少年少女と大人たちは、眼鏡の少年と共にファンタジーの世界に逃避するのではなく、孤独な男が苦難と向き合った勇気と覚悟を知るのだ。
![ハリー・ポッターと死の秘宝 PART 2 [DVD]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/51R6lgsT-vL._SL160_.jpg)
監督/デヴィッド・イェーツ 撮影/エドゥアルド・セラ
出演/ダニエル・ラドクリフ ルパート・グリント エマ・ワトソン ヘレナ・ボナム=カーター アラン・リックマン ロビー・コルトレーン レイフ・ファインズ マイケル・ガンボン ワーウィック・デイヴィス ジェイソン・アイザックス ジョン・ハート マギー・スミス ジュリー・ウォルターズ マーク・ウィリアムズ トム・フェルトン ボニー・ライト ゲイリー・オールドマン
日本公開/2011年7月15日
ジャンル/[ファンタジー] [アドベンチャー] [アクション]


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【theme : ハリー・ポッターシリーズ】
【genre : 映画】
tag : デヴィッド・イェーツダニエル・ラドクリフルパート・グリントエマ・ワトソンヘレナ・ボナム=カーターアラン・リックマンロビー・コルトレーンレイフ・ファインズマイケル・ガンボンワーウィック・デイヴィス
⇒comment
私も今日見てきました。
私も今日見てきました。
ご指摘の通り、セブルスの秘密というか真相が最終回の味わいポイントでしたね。 最後まで真相が隠されていたという意味で、セルブス役は役者としては一番難しかったでしょう。
初回から見て来たけど、私は可愛かったハーマイオニー役のエマ・ワトソンが見事な美人に成長したことが嬉しい。彼女、次も良い作品で役に恵まれて活躍して欲しい。
ご指摘の通り、セブルスの秘密というか真相が最終回の味わいポイントでしたね。 最後まで真相が隠されていたという意味で、セルブス役は役者としては一番難しかったでしょう。
初回から見て来たけど、私は可愛かったハーマイオニー役のエマ・ワトソンが見事な美人に成長したことが嬉しい。彼女、次も良い作品で役に恵まれて活躍して欲しい。
Re: 私も今日見てきました。
Max-Tさん、コメントありがとうございます。
セブルス・スネイプの動機については途中からなんとなく感じてはいたものの、アラン・リックマンが門外不出の最終巻ネタを明かされた上で演じていたとは思いませんでした。それを知った上でもう1度はじめから見直したいと思いますが、なんだか泣けてきそうです。
エマ・ワトソンは美人になりましたね!もちろん1作目から可愛かったのですが、幼少時から大ヒット作で注目されるとドリュー・バリモアやキャリー・フィッシャーのように道を踏み外したりすることもあるのに、見事に才色兼備に育ち、オックスフォード大卒でボンドガールのロザムンド・パイクにも匹敵しようと思います。
これだけ子供たちが大勢いながら、みんなキャストを全うしましたね。ハリポタの撮影現場でタバコの吸殻が見つかって大騒ぎになったのが懐かしいです。
残念なのは、ビンセント・クラッブ役のジェイミー・ウェイレットが麻薬所持で有罪になってしまったことでしょうか。
セブルス・スネイプの動機については途中からなんとなく感じてはいたものの、アラン・リックマンが門外不出の最終巻ネタを明かされた上で演じていたとは思いませんでした。それを知った上でもう1度はじめから見直したいと思いますが、なんだか泣けてきそうです。
エマ・ワトソンは美人になりましたね!もちろん1作目から可愛かったのですが、幼少時から大ヒット作で注目されるとドリュー・バリモアやキャリー・フィッシャーのように道を踏み外したりすることもあるのに、見事に才色兼備に育ち、オックスフォード大卒でボンドガールのロザムンド・パイクにも匹敵しようと思います。
これだけ子供たちが大勢いながら、みんなキャストを全うしましたね。ハリポタの撮影現場でタバコの吸殻が見つかって大騒ぎになったのが懐かしいです。
残念なのは、ビンセント・クラッブ役のジェイミー・ウェイレットが麻薬所持で有罪になってしまったことでしょうか。
Re: こんにちわ
Matthewさん、コメントありがとうございます。
今回、主役の3人はもとより、多くの人たちに見せ場がありましたね。
ネビルがこんなに逞しく成長するとは驚きでした:-)
今回、主役の3人はもとより、多くの人たちに見せ場がありましたね。
ネビルがこんなに逞しく成長するとは驚きでした:-)
どうしても待ちきれなくて当日に観に行った者です。
<セブルスを演じるアラン・リックマンは、セブルス役となったかなり早い段階で、セブルスの秘密をJ・K・ローリングから明かされていたという。>
この文章を読んで大変、驚きました。
よくよく考えてみると、ハリ-ポッターという物語の中で、大変重要な役割を担っていたため、その真実を知らされていても不思議ではないのかもしれませんが、それでも驚きました。
この事を踏まえたうえで今まで第1章~第7章(前編)の演技+第7章(後編)の演技を観なおしてみると、また新しい発見があるかもしれません。さっそくDVDで観なおしてから、もう一度映画館に行こうかと思います。
あと、映画オリジナルの登場人物ではありますが、マーカス・ベルビィを演じていた人が亡くなった事が残念でなりません。
この文章を読んで大変、驚きました。
よくよく考えてみると、ハリ-ポッターという物語の中で、大変重要な役割を担っていたため、その真実を知らされていても不思議ではないのかもしれませんが、それでも驚きました。
この事を踏まえたうえで今まで第1章~第7章(前編)の演技+第7章(後編)の演技を観なおしてみると、また新しい発見があるかもしれません。さっそくDVDで観なおしてから、もう一度映画館に行こうかと思います。
あと、映画オリジナルの登場人物ではありますが、マーカス・ベルビィを演じていた人が亡くなった事が残念でなりません。
No title
「字幕を読みたくない」、その原因は、「読ことができない」から、という説をどこかで聞いたことがありました(『ハングオーバー2』コメントへの回答です)。
この大作、観てまいりました。なんだか、この作品だけで一晩語れそうなそんな内容の濃さを持った最終作だったのではないでしょうか。
アラン・リックマンに原作者が打ち明けていたスナイプの秘密。IMDbでは見つけられなかったので、ハリーポッターのファンクラブページへ。やはり詳細に解説してますね。ファンの間では気になるんでしょうねえ。
スリリングな展開だけでなく、いつも理知的なマグナゴル先生の大活躍には拍手喝采。あんな先生に教えてもらった子供は良い子に育つに決まってます。また、意外な人たちが「強かった」のも万々歳。専業主婦(主夫)も、野球部やサッカー部でレギュラー目指している中学生も、心強いことでしょう。
一言だけ皮肉を言えば、ヒーローが苦しみの末に意外な仲間にも助けられながら悪を倒す、とういのは流行すぎてませんか。米国だけでなく一緒に戦争を実施した国でもある英国も、いろいろあったけどやっぱり英国は凄いんだ、そうだ過去(自分たちが仕掛けた戦争)などは忘れて前に進もう、とでも言いたいのかなあ。両国ともトラウマになっていなければ良いですが。。マーベルもそうですが、短期間で勧善懲悪ものばっかり見せられて、それが英米の者ばっかりだったりするので「大丈夫か」とぐらいは言ってみたくなります。現実逃避じゃないの、と(撤退するし…)。
ハリーが親代わりの人と会って導かれるところなんて、『マトリックス』の電車待ちシーンを思い出してしまいました。スピリッツの行き来する様を描いているんでしょうね。その意味で、ああいうシーンは私たちが生きる現実にもうほんの先まで来ているのかなあ、と思いながら干渉してました。
でもなんのかんのと皮肉を言ってみたところで、無駄な遠吠えでして、特に見事な締めくくりをもってきてくれたことでした。天晴れ。トムだけがちょっとひねくれちゃってしまっていたんですよね。ほかの人は敵も見方も皆さん原点復帰。ハリーが帰っていくところもやっぱりそこだったのか。スナイプもそこが彼の家だったのか、と。。とっても安心しました。ハリーには校長ぐらいになって欲しかったですが、それはまだ先の話ですね(あの人たち、まぐると違って寿命が長いから)。
あと、作品の楽しさ、雄大さ、プロットの秀逸さを減ずるものではないのですが、この話というか作品は、やはり子供向けであり、子供にこそ存分に味わって欲しい作品であることを思い出しました。さあ、『ナルニア国』あと4作品、がんばれ。
この大作、観てまいりました。なんだか、この作品だけで一晩語れそうなそんな内容の濃さを持った最終作だったのではないでしょうか。
アラン・リックマンに原作者が打ち明けていたスナイプの秘密。IMDbでは見つけられなかったので、ハリーポッターのファンクラブページへ。やはり詳細に解説してますね。ファンの間では気になるんでしょうねえ。
スリリングな展開だけでなく、いつも理知的なマグナゴル先生の大活躍には拍手喝采。あんな先生に教えてもらった子供は良い子に育つに決まってます。また、意外な人たちが「強かった」のも万々歳。専業主婦(主夫)も、野球部やサッカー部でレギュラー目指している中学生も、心強いことでしょう。
一言だけ皮肉を言えば、ヒーローが苦しみの末に意外な仲間にも助けられながら悪を倒す、とういのは流行すぎてませんか。米国だけでなく一緒に戦争を実施した国でもある英国も、いろいろあったけどやっぱり英国は凄いんだ、そうだ過去(自分たちが仕掛けた戦争)などは忘れて前に進もう、とでも言いたいのかなあ。両国ともトラウマになっていなければ良いですが。。マーベルもそうですが、短期間で勧善懲悪ものばっかり見せられて、それが英米の者ばっかりだったりするので「大丈夫か」とぐらいは言ってみたくなります。現実逃避じゃないの、と(撤退するし…)。
ハリーが親代わりの人と会って導かれるところなんて、『マトリックス』の電車待ちシーンを思い出してしまいました。スピリッツの行き来する様を描いているんでしょうね。その意味で、ああいうシーンは私たちが生きる現実にもうほんの先まで来ているのかなあ、と思いながら干渉してました。
でもなんのかんのと皮肉を言ってみたところで、無駄な遠吠えでして、特に見事な締めくくりをもってきてくれたことでした。天晴れ。トムだけがちょっとひねくれちゃってしまっていたんですよね。ほかの人は敵も見方も皆さん原点復帰。ハリーが帰っていくところもやっぱりそこだったのか。スナイプもそこが彼の家だったのか、と。。とっても安心しました。ハリーには校長ぐらいになって欲しかったですが、それはまだ先の話ですね(あの人たち、まぐると違って寿命が長いから)。
あと、作品の楽しさ、雄大さ、プロットの秀逸さを減ずるものではないのですが、この話というか作品は、やはり子供向けであり、子供にこそ存分に味わって欲しい作品であることを思い出しました。さあ、『ナルニア国』あと4作品、がんばれ。
Re: どうしても待ちきれなくて当日に観に行った者です。
Gensaku-fanさん、コメントありがとうございます。
本作を観た後に1作目から見直すと、このシリーズはまったく違う様相を見せると思います。こんなに奥の深い作品とは思いもしませんでした。
マーカス・ベルビィの役者さんは、ナイフで刺殺されたそうですね。たいへん残念なことです。
本作を観た後に1作目から見直すと、このシリーズはまったく違う様相を見せると思います。こんなに奥の深い作品とは思いもしませんでした。
マーカス・ベルビィの役者さんは、ナイフで刺殺されたそうですね。たいへん残念なことです。
Re: No title
魚虎555さん、こんにちは。
原作未読の私にとっては、待ちに待った完結編でございました。
とにかく皆が活躍してくれて、このシリーズに10年付き合った甲斐があったというものです。
>IMDbでは見つけられなかったので
IMDbの当該記事にリンクを張っておきましたが…。
ネタバレ防止のために1クリックでは表示されないようになっているので、リンク先の「Click to view」をクリックしてください。アラン・リックマンとJ・K・ローリングに関する記述が表示されます。
>マーベルもそうですが、短期間で勧善懲悪ものばっかり見せられて、
そのうちブログで取り上げようと考えていたのですが、私見ながら、マーベル等の勧善懲悪ものが全盛なのは戦争アクションや西部劇の減少と反比例しているのではないかと睨んでいます。
かつて戦争映画は間違いなくアクション映画でした。ドイツや日本をボコボコにしていれば良かった。西部劇も、奇声を上げるインディアンをやっつければ良かった。でも、さすがにそういう時代ではありません。
近年、映画の悪者と云えばテロリストか自国内の不穏分子ですが、それではスケールが大きくならなかったり、背景が複雑で爽快感に欠けたりします。いきおい、まったく架空の勧善懲悪ものに走らざるを得ないのではないかと思うのです。かつて『スター・ウォーズ』が登場したとき、「インディアンもドイツ兵も軽々しくは殺せない代わりがクローン兵なのだ」と云われましたが、それがすっかり定着したのではないでしょうか。
間違っても、イラクをボコボコにする娯楽映画なんて作れませんからね。
白い駅のようなシーンは、『マトリックス』シリーズを思わせましたね。
人間の想像するものは、案外いつまで経っても変わらないんだなと感じました。
原作未読の私にとっては、待ちに待った完結編でございました。
とにかく皆が活躍してくれて、このシリーズに10年付き合った甲斐があったというものです。
>IMDbでは見つけられなかったので
IMDbの当該記事にリンクを張っておきましたが…。
ネタバレ防止のために1クリックでは表示されないようになっているので、リンク先の「Click to view」をクリックしてください。アラン・リックマンとJ・K・ローリングに関する記述が表示されます。
>マーベルもそうですが、短期間で勧善懲悪ものばっかり見せられて、
そのうちブログで取り上げようと考えていたのですが、私見ながら、マーベル等の勧善懲悪ものが全盛なのは戦争アクションや西部劇の減少と反比例しているのではないかと睨んでいます。
かつて戦争映画は間違いなくアクション映画でした。ドイツや日本をボコボコにしていれば良かった。西部劇も、奇声を上げるインディアンをやっつければ良かった。でも、さすがにそういう時代ではありません。
近年、映画の悪者と云えばテロリストか自国内の不穏分子ですが、それではスケールが大きくならなかったり、背景が複雑で爽快感に欠けたりします。いきおい、まったく架空の勧善懲悪ものに走らざるを得ないのではないかと思うのです。かつて『スター・ウォーズ』が登場したとき、「インディアンもドイツ兵も軽々しくは殺せない代わりがクローン兵なのだ」と云われましたが、それがすっかり定着したのではないでしょうか。
間違っても、イラクをボコボコにする娯楽映画なんて作れませんからね。
白い駅のようなシーンは、『マトリックス』シリーズを思わせましたね。
人間の想像するものは、案外いつまで経っても変わらないんだなと感じました。
No title
勧善懲悪についてはそのようにお考えでしたか。いやはやその記事が今から楽しみです。
実態の無い「悪の枢軸国」ですから、そこを叩いても米国民には受けない、ということろかと思います。日本は真珠湾があったし、ドイツはホロコーストが有ったから、米国民も敵国家のイメージしやすいのかと思います。アイアンマン2は軍産複合体も出てきたので、日本ドイツが仲間になってしまって映画的には困った状況でも、内戦させてみたり、孫氏やマキャベリで若造を鍛えてみたり、軍産複合体や情報機関の暴走、企業の行きすぎ、弁護士や警察の腐敗などなど、まだまだ製作ネタはつきないようですね。
この映画、次は3Dで第二回目を、と早速思っています。監督はこれが内戦であることを承知していて救うべき人を救ってくれて、私も救われた気分です。ラストシーンにはホッとしました。スナイプも衝撃的でしたが実はあれには免疫があるので、私には、「戦いの後」の方が最も印象に残りました。
実態の無い「悪の枢軸国」ですから、そこを叩いても米国民には受けない、ということろかと思います。日本は真珠湾があったし、ドイツはホロコーストが有ったから、米国民も敵国家のイメージしやすいのかと思います。アイアンマン2は軍産複合体も出てきたので、日本ドイツが仲間になってしまって映画的には困った状況でも、内戦させてみたり、孫氏やマキャベリで若造を鍛えてみたり、軍産複合体や情報機関の暴走、企業の行きすぎ、弁護士や警察の腐敗などなど、まだまだ製作ネタはつきないようですね。
この映画、次は3Dで第二回目を、と早速思っています。監督はこれが内戦であることを承知していて救うべき人を救ってくれて、私も救われた気分です。ラストシーンにはホッとしました。スナイプも衝撃的でしたが実はあれには免疫があるので、私には、「戦いの後」の方が最も印象に残りました。
Re: No title
魚虎555さん、こんにちは。
おっしゃるように映画のネタは尽きないでしょう。単純にドイツや日本(冷戦下ではソ連)を叩くだけの映画が減ったことで、敵役のバラエティが増しているのでしょう。
ところで私は3Dで鑑賞しましたが、なかなか迫力がありました。3Dでなくても一向に構わないと思いますが、状況が許すのであれば3Dで観るのも良いでしょう。
ラストシーンは愉快でしたね。子役たちもすっかり成長してハリポタの世界に合わないかも……なんて考えていたのですが、うまい具合に作用しました。
おっしゃるように映画のネタは尽きないでしょう。単純にドイツや日本(冷戦下ではソ連)を叩くだけの映画が減ったことで、敵役のバラエティが増しているのでしょう。
ところで私は3Dで鑑賞しましたが、なかなか迫力がありました。3Dでなくても一向に構わないと思いますが、状況が許すのであれば3Dで観るのも良いでしょう。
ラストシーンは愉快でしたね。子役たちもすっかり成長してハリポタの世界に合わないかも……なんて考えていたのですが、うまい具合に作用しました。
スネイプ先生の葛藤
それは本を読んでて、ずっと感じてたことでした。
わざとにくったらしく描いて、その真意は・・と、若干引っかかりながら読んでいたのですが、最終巻は最初に書き終えて、金庫にしまっていた・・・という作者の一貫したぶれない姿勢が感じられました。
それにしちゃ、「死の秘宝」の前巻は長すぎた。
後編があるから、いいでしょ!と言うくらいに読むのが辛かったです。
後巻に行くと、するすると読み進められましたが、あれを少年少女が読むのか!と心配になるくらい。
なんにしろ、自分的に映画は純粋に役者を楽しむために見ておりましたので、そっちの方面は、超満足でした。
わざとにくったらしく描いて、その真意は・・と、若干引っかかりながら読んでいたのですが、最終巻は最初に書き終えて、金庫にしまっていた・・・という作者の一貫したぶれない姿勢が感じられました。
それにしちゃ、「死の秘宝」の前巻は長すぎた。
後編があるから、いいでしょ!と言うくらいに読むのが辛かったです。
後巻に行くと、するすると読み進められましたが、あれを少年少女が読むのか!と心配になるくらい。
なんにしろ、自分的に映画は純粋に役者を楽しむために見ておりましたので、そっちの方面は、超満足でした。
No title
はじめまして。
『スター・ウォーズ』がルークの活躍から始まり、アナキン・スカイウォーカーの悲劇として完成されたこととの比較、素晴らしい指摘ですね!
おっしゃる通り、ハリー・ポッターも最終巻で、この物語はセブルスの物語でもあった、と気づく仕掛けになっているんですね。。。
普段我々は、いかに一面からしか物事を見ていないか、気付かされます。
人はそれぞれ、口には出さなくても、それぞれが自分なりの過去を背負って、秘密を抱えて、責任をおって、闘いながら生きているんだということも。
『スター・ウォーズ』がルークの活躍から始まり、アナキン・スカイウォーカーの悲劇として完成されたこととの比較、素晴らしい指摘ですね!
おっしゃる通り、ハリー・ポッターも最終巻で、この物語はセブルスの物語でもあった、と気づく仕掛けになっているんですね。。。
普段我々は、いかに一面からしか物事を見ていないか、気付かされます。
人はそれぞれ、口には出さなくても、それぞれが自分なりの過去を背負って、秘密を抱えて、責任をおって、闘いながら生きているんだということも。
Re: スネイプ先生の葛藤
sakuraiさん、こんにちは。
金庫にしまってあったのは、最終巻の最終章のみですよね。最終巻そのものは、2006年から2007年にかけての執筆かと思います。
それにしても、いつの段階でどこまで構想してあったのか……。これは作者自身も明確には答えられないことでしょうが、未完に終わる作品が多い中で、しっかりと締めくくってくれたのは何よりです。
今回は俳優陣も印象的でした。アラン・リックマンやヘレナ・ボナム=カーターはもとより、すっかり影の薄くなっていたマギー・スミスの活躍が見られるとは思いませんでした!原作未読なので、ネビル役のマシュー・ルイスにこんな見せ場があったのも驚きです。
いろんな面で堪能できましたね。
金庫にしまってあったのは、最終巻の最終章のみですよね。最終巻そのものは、2006年から2007年にかけての執筆かと思います。
それにしても、いつの段階でどこまで構想してあったのか……。これは作者自身も明確には答えられないことでしょうが、未完に終わる作品が多い中で、しっかりと締めくくってくれたのは何よりです。
今回は俳優陣も印象的でした。アラン・リックマンやヘレナ・ボナム=カーターはもとより、すっかり影の薄くなっていたマギー・スミスの活躍が見られるとは思いませんでした!原作未読なので、ネビル役のマシュー・ルイスにこんな見せ場があったのも驚きです。
いろんな面で堪能できましたね。
Re: No title
coraraさん、はじめまして。
コメントありがとうございます。
セブルス・スネイプは、このシリーズの真の主人公とでも云うべき人物ですね。
スター・ウォーズ・サーガを観るとアナキンのことを想って悲しくなりますが、ハリー・ポッターシリーズではセブルスにこそ魅せられます。
人はそれぞれ自分なりの過去を背負って闘いながら生きている、まったくそのとおりだと思います。
コメントありがとうございます。
セブルス・スネイプは、このシリーズの真の主人公とでも云うべき人物ですね。
スター・ウォーズ・サーガを観るとアナキンのことを想って悲しくなりますが、ハリー・ポッターシリーズではセブルスにこそ魅せられます。
人はそれぞれ自分なりの過去を背負って闘いながら生きている、まったくそのとおりだと思います。
こんにちは
ナドレックさん、トラックバック賜りましてありがとうございます。
影の主人公、セブルス。なんだか外伝の映画が創れそうですね。
影の主人公、セブルス。なんだか外伝の映画が創れそうですね。
Re: こんにちは
愛知女子さん、こんにちは。
セブルスこそ、真の主人公ですね。私はそう思います。
外伝を作ったら……『ボーイズ・オン・ザ・ラン』のように悲しい青春物になるかも。
セブルスこそ、真の主人公ですね。私はそう思います。
外伝を作ったら……『ボーイズ・オン・ザ・ラン』のように悲しい青春物になるかも。
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トラックバックの反映にはしばらく時間がかかります。ご容赦ください。劇場鑑賞「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2」
終わった・・・
詳細レビューはφ(.. )
http://plaza.rakuten.co.jp/brook0316/diary/201107150004/
ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2
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[映画『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』を観た(超短信)]
☆見終えて、ドッと疲れた。
これ、全編クライマックスなんだもン(←ルーナのような喋り方^^;)。
手触りと言うか、見触りとしては、『イデオン 発動篇』みたいな感じだ(特に挙げないが、構成上、似た点は多々ある)。
延々と、魔法使いたちの世界を二分す?...
ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2
2001年に第1作がスタートし世界的に大ヒットした「ハリー・ポッター」シリーズの第7作目。いよいよ10年に渡る物語の完結編だ。舞台ハリーたちの原点であるホグワーツ魔法学校に戻し、いよいよヴォルデモートとの戦いの火蓋が切って落とされる。主演のダニエル・ラ...
映画「ハリー・ポッターと死の秘宝Part2」IMAX3D
公開初日、109シネマズ木場、IMAX3Dで鑑賞。
IMAXデジタル3Dは偏光方式だが、
左右画像を交互に映し出すRealD、MasterImageと違って、
2台のプロジェクターを使っており、常時表示と思われる。
但し、RealD、MasterImag...
ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2
ニワトコの杖。憂いの篩。牡鹿の霊。
ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2 IMAX-3D 字幕版/ダニエル・ラドクリフ
この長い物語もこの第8作でついに最後となる最終章後編です。劇場予告編でも第1作からのまだ幼い頃のハリー、ハーマイオニー、ロンの姿が映し出されていましたが、大人になった現 ...
『ハリー・ポッターと死の秘宝Part2』
ホグワーツ魔法学校での最終決戦!その結末は…あまり盛り上がりませんでした。
だって肝心のハリー・ポッターとヴォルデモートの対決が意外とあっさり終わってしまうんですもん ...
ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2
ヴォルデモート(レイフ・ファインズ)を滅ぼす手がかりとなる“分霊箱”を探す旅に出たハリー(ダニエル・ラドクリフ)、ロン(ルパート・グリント)、ハーマイオニー(エマ・ワトソン)は、地下銀行・グリン...
ハリー・ポッターと死の秘宝Part2
もっともっと こみ上げてくる熱い思いに胸を揺らしたかった~!!
映画「ハリー・ポッターと死の秘宝PART2」(...
スネイプ先生、1人勝ち!!!ダンブルドアは、腹黒い人物だった。世界を救ったのは、ハリーではなかった。スネイプ先生の純愛が勝利へのカギとなり、映画を見る限りはどうでも良い...
『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』通常版
ハリー・ポッター最終作『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』を、公開初日初回に観てきました。
本当は、字幕版で観たかったのですが、通常版は吹替え版のみの上映で、仕方なく吹替え版を。
あらすじは
ヴォルデモートを倒すため、彼の魂を7つに分けて収めた“?...
「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2」3D壮絶な戦いの末にみた最強の敵に立ち向かったハリーと仲間たちの絆
「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2」はハリー・ポッターシリーズ最後の作品で、ヴォルデモートを倒すため、彼の魂を7つに分けて収めた“分霊箱”を破壊しようとするハリーたちの ...
ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2
これぞ集大成!
映画「ハリー・ポッターと死の秘宝PART2」@109シネマズ川崎
3月11日の東日本大震災の影響でクローズしていた109シネマズ川崎IMAXシアターが「ハリー・ポッター死の秘宝PART2」の公開にあわせ7月15日に復活する。今回はその前日14日に行われたIMAX3D試写会に参加した。会場となったシアター7への入場には?...
ハリーポッターと死の秘宝Part2/ HARRY POTTER AND THE DEATHLY HALLOWS PART II
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あれから10年、いよいよ最後
宿敵ヴォルデモートとの戦いが始まる
これはもう、シリーズ全部観てからの鑑賞はもちろん必須。
出来れば全部見直しておいた方がより楽しめることは間違い無し。
だけどわたし...
『ハリー・ポッターと死の秘宝 Part2』
※一部、ネタバレにも触れています。原作未読者はご注意。
(原題:Harry Potter and the Deathlly Hallows Part II)
----ついに、このシリーズ終わっちゃったね。
えいは、原作をすべて初版で買いそろえたほどのファン。
感慨深いのでは?
「う~ん。それがそうでも...
『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』 ('11初鑑賞93・劇場)
☆☆☆☆☆ (10段階評価で 10)
7月15日(金) 109シネマズHAT神戸 シアター8にて 14:10の回を鑑賞。
ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2
【HARRY POTTER AND THE DEATHLY HALLOWS: PART II】2011/07/15公開 イギリス/アメリカ 130分監督:デヴィッド・イェーツ出演:ダニエル・ラドクリフ、ルパート・グリント、エマ・ワトソン、ヘレナ・ボナム=カーター、ロビー・コルトレーン、レイフ・ファインズ、マイ...
映画「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2」終わらない物語の完結
「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2」★★★★★満点
ダニエル・ラドクリフ、ルパート・グリント、エマ・ワトソン 出演
デヴィッド・イェーツ監督
130分、2011年7月15日,
2011,アメリカ,ワーナー
(原作:原題:HARRY POTTER AND THE DEATHLY HALLOWS: PART II)
...
ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2(3D)☆これが最後。
終わってしまった・・・。
★映画ハリー・ポッターと死の秘宝Part2感想レビュー★
ファンタジー映画:ハリポタシリーズ第7弾後編
『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』
3D字幕版を映画館で見ました。
<ストーリー・あらすじ>
ハリー・ポッターと親友のロン・ウィーズリー、ハーマイオニー・グレンジャーは、
宿敵:ヴォルデモート卿の分裂した魂?...
映画『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』
予想通りの派手な戦いのシーンがメインでした(*^_^*)
これはやっぱりせっかくだからと3Dで観賞。
いや、だけど3Dってこの手の作品では暗さが強調されてしまって、見づらいな(^_^;)
なにせ、ひたす...
ハリーポッターと死の秘宝 PART2(3D)
J・K・ローリングのベストセラーファンタジーを映画化した世界的大ヒットシリーズの第8作にして最終章後編。ハリーとヴォルデモートの戦いが決着を迎えるとともに、ハリーの出生の ...
ハリー・ポッターと死の秘宝 パート2
最後までだれずに、きちっと終わらせてくれました。ご苦労様でした。
★ハリーポッターと死の秘宝 PART2★
HARRY POTTER AND THE DEATHLY HALLOWS: PART II
これが最後。
上映時間 130分
製作国 イギリス/アメリカ
公開情報 劇場公開(ワーナー)
初公開年月 2011/07/15
ジャンル ファンタジー/アドベンチャー/アクション
映倫 G
【解説】
2001年にスタートした...
映画「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2」
注目の映画「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2」を鑑賞しました。
ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2
2001年にスタートしたJ・K・ローリング原作の大ヒット・ファンタジー・ シリーズ第7作の後編にしてシリーズ完結編。魔法学校ホグワーツさえも 戦場と化す中、ついに迎える闇の帝王ヴォルデモートとハリー・ポッターの 一騎打ちの行方を壮大なスケールで描き出す。 監…
映画「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2」 これが、最後!
「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2」を観てきました。この映画は、10年にも及ぶシリーズ最終章の完結編です。遂に終わりがやってきました。
そして、映画史上に名を残すシリーズの最終章にふさわしい魔法を見せてくれました。今回、シリーズ初の全編3Dと言う事で、私...
ハリー・ポッターと死の秘宝 Part2
「ハリー・ポッターと死の秘宝 Part2」監督:デヴィッド・イェーツ(『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1』)出演:ダニエル・ラドクリフ(『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1』)ルパ ...
映画・ハリーポッターと死の秘宝 PART2
2Dは日本語吹き替えのみしかなく
仕方なく3D字幕版で観て来ました
観賞用眼鏡は持ち帰りOKで次回持参すると、その分安くなるらしいです
終盤はやはり目の奥が疲れてきて時々眼鏡を外しましたが頭痛にまでは至らず無事観賞できました
でも、こういう心配をし...
[Review] ハリー・ポッターと死の秘宝 Part2
世界中を席巻したファンタジー作品、ハリー・ポッターシリーズの最終章。そして、最後の作品にして最初の3D化作品。
理不尽にも打ち立てられた己の過酷な運命に抗い、何人もの大切な人を失いながら、それでも諦めず戦い、立ち向かってきた。次々と明かされる衝撃の事実。...
シネトーク70『ハリー・ポッターと死の秘宝PART2』●ハリー、10年間ありがとう
三度のメシぐらい映画が好きな
てるおとたくおの
ぶっちゃけシネトーク
●今日のてるたくのちょい気になることシネ言
「パンフレットが800円は高すぎだよ」
シネトーク70
『ハリー・ポッターと死の秘宝PART2』
監督:デヴィッド
『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』(2011)
映画版も完結しました。
「史上最強のファンタジー」というのがこのシリーズのキャッチコピーでしたが、今後「10年もの長きに亘って8本もの映画が作られる(一貫したストーリーを持った)ファンタジー作品」というものはちょっと現れないんじゃないでしょうか。
現時...
ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2
すべてが結集するホグワーツの地で
* * * * * * * *
さあ、いよいよハリー・ポッターの最終回となりました。
今作、このシリーズでは最初で最後の3D作品ということで、奮発して3D鑑賞。
IMAXシアターです!
今作は最終章...
ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2・・・・・評価額1700円
最後は戦争だ!
2001年公開の第一作から、足掛け10年に渡って楽しませくれた、空前の大ヒットシリーズ「ハリー・ポッター」が遂に大団円を迎える。
前作「死の秘宝 PART1」で、流浪の旅に出た若き魔法使いた...
ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2
2011年7月16日(土) 15:20~(開映遅れ) 丸の内ピカデリー2 料金:1250円(チケットフナキで前売り購入) パンフレット:未確認 『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1』公式サイト 実写の3Dには毎回ガッカリさせられるので2Dにした。 暗いシーンが多いので、正解?...
ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2
呆気なかったヴォルデモートとの戦い
【Story】
ヴォルデモート(レイフ・ファインズ)を滅ぼすべく“分霊箱”破壊の旅に出たハリー(ダニエル・ラドクリフ)、ロン(ルパート・グリント)、ハーマイオ...
愛なんだ。【映画】ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2
【映画】ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2
J・K・ローリング原作のハリポタ 映画最終章
【あらすじ】
ハリー(ダニエル・ラドクリフ)は親友のロン(ルパート・グリント)、ハーマイオニー(エマ・ワトソン)らと共に旅に出る。それは長年の宿敵ヴォルデモート...
ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2(2011) 130分
原題は HARRY POTTER AND THE DEATHLY HALLOWS: PART II
吹替版3Dで観ました。
「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2」
あんまりワクワクも感激もしなかった…。普通です。
やっぱり彼はイイ人だった・・・。『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』
「ハリー・ポッター」シリーズの映画版第7弾。最終章2部作の後編です。
ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2
ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2
★★★★★(★満点!)
これが、最後
まず最初に言いたいのは「ありがとう」。
本当に10年間楽しませてくれてありがとう。
これ、毎年リアルタイムで見てた人と、前作まで10年分を一気に観た人で感動が違うかも。
かなりの期?...
ハリー・ポッターと死の秘宝 PART 2
これでお別れ 公式サイト http://harrypotter.warnerbros.co.jp/hp7bヴォルデモート(レイフ・ファインズ)がニワトコの杖を手に入れ、ついにホグワーツまでも、死喰い人
ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2(ネタバレあり)
どうも、エミです(・∀・)つ
長かった映画『ハリー・ポッター』シリーズもついに最後を迎えました。
ワクワクしながら読んだ原作は2年ほど前に完結し
ドキドキしながら公開を待 ...
ハリー・ポッターと死の秘宝PART2 『ネビルが伸びたネ!』
2001年 ハリー・ポッターと賢者の石
2002年 ハリー・ポッターと秘密の部屋
2004年 ハリー・ポッターとアズカバンの囚人
2005年 ハリー・ポッターと炎のゴブレット
2007年 ハリー・ポッターと不死鳥の...
ハリー・ポッターと死の秘宝 PART 2
観て来ました~そしてついに終わっちゃった…。ハリーたちが小さい頃からみてきて、だんだん成長して、なんだか一緒に時を重ねた分感慨深いというか、なにかしら1つの区切りがついた気分。
映画の内容としては非常に良くできていて(多少の変更はありましたけど)良かっ...
ハリーよ、お疲れ
20日のこと、映画「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2」を鑑賞しました。
ついに 最後となるシリーズ
やっとという気持ちですね
もうここまでくると、良いとか悪いとかではなく
見なくてはと
内容自体は やはり 手堅くまとまっていますね
まさに、大円団です
戦闘シー...
【映画評】ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2
ハリーとヴォルデモート卿の運命の闘いがついに決着!
ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2 3D
ハリー・ポッターシリーズ最終回後編、泣いても笑ってもこれが最後!
前作の秀逸な出来に興奮が収まらなかった記憶を胸に、『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』をIMAX3Dで観てきました。
★★★★★
3日経ってからレビューに手をつけてるけど、未だ感動の余韻が残って?...
ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2
2011年 アメリカ作品 130分 ワーナー・ブラザース配給原題:HARRY POTTER AND THE DEATHLY HALLOWS: PART II監督:デヴィッド・イェーツ脚本:スティーヴ・クローヴス 原作:J・K・ローリングCASTダニエル・ラドクリフ ルパート・グリント エマ・ワトソン ヘレナ・ボ...
『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』
ヴォルデモートを倒すため、彼の魂を7つに分けて収めた&ldquo;分霊箱&rdquo;を破壊しようとするハリーとロン、ハーマイオニー。4個目の分霊箱&ldquo;ヘルガ・ハッフルパフのカップ&rdquo;を壊したハリーたちは、秘密の通路を通ってホグワーツ魔法学校に...
『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』は控えめ超大作の控えめ大団円だよ。
今回はシリーズ最終作『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』の感想です。『PART1』も感想はこちら。
観に行った映画館は新宿ミラノ1。すいません時間の都合で2Dで見てしまいました。ただシリー...
『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2...
あらすじハリー、ロン、ハーマイオニーは、ヴォルデモート打倒のカギを握る「分霊箱」を見つけ出す旅を続け・・・。感想原作のファンでもなく映画のファンでもないが一応、映画は全...
『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』’11・米
あらすじハリー、ロン、ハーマイオニーは、ヴォルデモート打倒のカギを握る「分霊箱」
■映画『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』
ついに、ついに来てしまいました、「ハリー・ポッター」シリーズの最終章。
2001年、からずーっと観続けてきたファンにとっては、なんだか「あああ、終わっちゃったな。。。」という淋しさの方が大きい感じがします。
あんなに可愛かったハリーが、こんなに立派な体...
ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2
ハリー・ポッター(ダニエル・ラドクリフ)、ロン・ウィーズリー(ルパート・グリント)、ハーマイオニー・グレンジャー(エマ・ワトソン)は、グリンゴッツ銀行の金庫からヴォルデモート卿(レイフ・ファインズ)の魂が閉じ込められている“分霊箱”を見つけ出すことに成…
ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2
公式サイト http://harrypotter.warnerbros.co.jp/
ファンとは言い難いが、一応シリーズ全作鑑賞済み。
今回は3D字幕版を鑑賞。
ハリー(ダニエル・ラドクリフ)は親友のロン(ルパート・グリント)、ハーマイオニー(エマ・ワトソン)らと共に旅に出る。
それ...
ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2
■ ユナイテッド・シネマとしまえんにて鑑賞ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2/HARRY POTTER AND THE DEATHLY HALLOWS: PART II
2011年/イギリス、アメリカ/130分
監督: デヴィッド・イェーツ
出演: ...
映画:ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2
昨年末に見たPart.1から気がつけば半年以上経過し、とうとう後編ですね。Part.2は3Dの編集も間に合ったようですね。この映画は暗いシーンが多いので3Dなんて・・・と思っていたのですが、今回はニューアイテムをゲットしたので3Dで見ることにしました。と言うことで、ハ...
「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2」
このシリーズ、いつ頃からか話がなんだかわからなくなって見るのをやめていたのだが、おしまいくらい劇場で見てみるかと2D版で見に行った。3Dは画面が暗くなるし(特にこれはもとの画面が暗い)、メガネの上にメガネをかけるのがうっとうしいし、料金は高いしで好きじゃな...
映画レビュー 「ハリー・ポッターと死の秘宝 Part2」
ハリー・ポッターと死の秘宝 Part2 原題:Harry Potter and the Deathly Hallows: Part2
【公式サイト】 【allcinema】 【IMDb】
遂にフィナーレを迎えたファンタジー巨編の最終作。最終章...
ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2 [IMAX3D]
やっと見に行きました。IMAXは、なんでどこも遠いんでしょうかねー。箕面まで遠出
映画『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』を観て
11-50.ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2 3D版■原題:Harry Potter And The Deathly Hallows Part2■製作年・国:2011年、アメリカ・イギリス■上映時間:130分■鑑賞日:8月6日、TOHOシネマズ・六本木ヒルズ■料金:300円□監督:デヴィッド・イェーツ□原...
ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2(Harry Potter and the Deathly...
ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2
原題:Harry Potter and the Deathly Hallows: Part II
監督:デビッド・イェーツ
原作:J・K・ローリング
脚本:スティーブ・クローブス
音楽:アレクサンドル・デプラ
キャスト:ダニエル・ラドクリフ、ルパート・グリント、エ?...
ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2
本当は公開初日のレイトに並んだのだが、1時間前でもほぼ満席でいい席はナシ。せっかく3Dで観るなら端っこはイヤなので諦めた。今日は、レイトのために午前中に席を取り、万難を排して鑑賞に臨んだ。
ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2
ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2(原題: HARRY POTTER AND THE DEATHLY HALLOWS: PART II) 374本目 2011-34
上映時間 2時間10分
監督 デヴィッド・イェーツ
出演 ダニエル・ラドクリフ(ハリ ...
ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2
HARRY POTTER AND THE DEATHLY HALLOWS: PART II/11年/英・米/130分/アクション・ファンタジー・アドベンチャー/劇場公開
監督:デヴィッド・イェーツ
製作:J・K・ローリング
原作:J・K・ローリング
出演:ダニエル・ラドクリフ、ルパート・グリント、エ...
これが最後。「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2」
【関連記事】
「ハリー・ポッターと賢者の石(第1作)」
「ハリー・ポッターと秘密の部屋(第2作)」
「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人(第3作)」
「ハリー・ポッターと炎のゴブレット(第4作)」
「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団(第5作)」
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