『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』 1962年に何があったのか?
世界で最も売れているマンガ、それが『X-メン』シリーズである。[*]
だからそのファンは全世界におり、なまなかな映像化では納得しないだろう。
だが、『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』なら、原作マンガのファンも大満足するのではないだろうか。
さすがは『キック・アス』のマシュー・ヴォーン監督である。アメコミファンの気持ちが判っている。
2000年公開の映画『X-メン』に始まるシリーズには、いささか不満があった。
サイクロップスの活躍が少ないとか、スコットの扱いがひどいとか、スコット役のジェームズ・マースデンのクレジットが後ろすぎるとか……。映画制作時のキャラクター人気を反映してのこともあろうが、サイクロップス(スコット・サマーズ)こそX-MENの初代メンバーであり、リーダーであったことを思えば、主役扱いのウルヴァリンとの差が大きすぎると感じたのは、私一人ではないだろう。
しかし、『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』では、そんなことは気にならない。なにしろ、サイクロップスがX-MENに参画する前の物語なのだ。
本作は、原作のエッセンスを上手く抽出して、実に見事にまとめ上げている。
それは必ずしも原作に忠実というわけではない。『X-メン』(2000年)よりも『ウルヴァリン: X-MEN ZERO』(2009年)よりも前の時代を描いているのに、本来サイクロップスの弟であるハヴォック(アレックス)がすでに活躍していたりと、映画ならではの改変はある。
だが、X-MENたちのコスチュームが原作マンガの開始当初のものに沿ったデザインになるなど、原作の魅力を活かそうとしているのは確かだろう。
マシュー・ヴォーン監督によれば、本作は、ブライアン・シンガーが監督した『X-メン』(2000年)及び『X-MEN2』(2003年)と、『スター・トレック』(2009年)、そして60年代の007映画から大きな影響を受けているそうだ。
ブライアン・シンガーの『X-メン』を意識するのは、それがX-MEN映画の原点だから当然だし、J・J・エイブラムス監督の『スター・トレック』は名高いシリーズを若く新鮮なキャストで新たに方向付けたという点で良い手本なのも判る。
したがって、マシュー・ヴォーン監督が上げた作品で注目すべきは、60年代の007映画だろう。
本作は1962年を舞台としている。
原作マンガが始まったのは1963年だから、本作がX-MENの前日譚を描く上では最適な時代設定である。
そして1962年といえば『007は殺しの番号』(リバイバル時の邦題は『007/ドクター・ノオ』)の公開年でもある。
マシュー・ヴォーン監督は、これらを踏まえて、超能力を持ったミュータントたちの活躍を、米ソの対立が高まる冷戦時代を背景にした昔懐かしのスパイアクションに仕立てている。これがもう、『007は二度死ぬ』のような法螺の大きさや、むやみに溢れるお色気や、世界を股にかけた活躍や、幾何学模様がうごめくアニメーションのエンドクレジットまで、60年代らしさに満ちていて楽しい。
もちろん、30年以上前の007シリーズと同じことをするだけではない。これは超能力戦争であり、最新のVFXを活かした映像は大迫力だ。
たとえば、飛行機に乗ったマグニートーが超能力を使って海中の物体を引き上げるシーンは、ゴジラシリーズ屈指の傑作『怪獣大戦争』(1965年)において明神湖からゴジラを引き上げるシーンにも似て、観客の目をみはらせることだろう。
また、クライマックスに次ぐクライマックスの波状攻撃も嬉しいところだ。
米国の冒険小説や映画・アニメでは、クライマックスが一つの大きな山ではなく、連峰のように山が続くことがある。たとえば、敵との激闘を潜り抜けてもミサイルが発射されてしまったり、都市へ向かうミサイルの軌道を外してもダムに落ちて濁流が街を襲ったりと、クライマックスが終わらないのだ。
本作も、そんな息もつかせぬ危機また危機の連続であり、容易に観客をクールダウンさせてくれない。
さて、『X-MEN』におけるミュータントの悲しみは、公民権運動を模したものだと云われる。
人類との融和を唱えるプロフェッサーX(チャールズ・エグゼビア)がマーティン・ルーサー・キング・ジュニアに、人類に攻撃的なマグニートー(エリック・レーンシャー)がマルコムXに喩えられるように、本作が背景とする1962年は公民権運動が盛り上がっていた時期でもある。
だが、それ以上に『X-MEN』が世界中で共感を呼ぶのは、既存社会に馴染めない人々すべてを代弁しているからであろう。1940年に新人類スランと現人類の相克を描いた『スラン』が発表されると、たちまちSFファンの人気を博し、読者は口々に「ファンはスランだ」と述べたという。
『X-MEN』には、社会や周りの人と馴染めないと感じる者が、いかにして世の中と折り合いをつけるか、あるいは対峙するかという普遍的なテーマがあり、それは『スラン』から70年を経た現代でも色褪せることがない。
とりわけ、『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』は、チャールズとエリックを対比させることによって、長年語り継がれてきたこのテーマがより一層鮮明になっている。
その意味でも、本作はもっともX-MENらしい映画と云えるだろう。
[*] ウィキペディアの「漫画のベストセラー一覧」によれば、1位は10億冊を販売した『クラシックス・イラストレイテッド』、2位が4億冊の『X-メン』だが、『クラシックス・イラストレイテッド』は古典の数々を漫画化した企画シリーズであり、「立川文庫」のように作品群の総称と捉えた方がいいだろう。
『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』 [あ行]
監督・脚本/マシュー・ヴォーン 脚本/ジェーン・ゴールドマン
原案・制作/ブライアン・シンガー
出演/ジェームズ・マカヴォイ マイケル・ファスベンダー ケヴィン・ベーコン ローズ・バーン ジャニュアリー・ジョーンズ オリヴァー・プラット ジェニファー・ローレンス ニコラス・ホルト
日本公開/2011年6月11日
ジャンル/[SF] [アクション] [アドベンチャー]
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だからそのファンは全世界におり、なまなかな映像化では納得しないだろう。
だが、『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』なら、原作マンガのファンも大満足するのではないだろうか。
さすがは『キック・アス』のマシュー・ヴォーン監督である。アメコミファンの気持ちが判っている。
2000年公開の映画『X-メン』に始まるシリーズには、いささか不満があった。
サイクロップスの活躍が少ないとか、スコットの扱いがひどいとか、スコット役のジェームズ・マースデンのクレジットが後ろすぎるとか……。映画制作時のキャラクター人気を反映してのこともあろうが、サイクロップス(スコット・サマーズ)こそX-MENの初代メンバーであり、リーダーであったことを思えば、主役扱いのウルヴァリンとの差が大きすぎると感じたのは、私一人ではないだろう。
しかし、『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』では、そんなことは気にならない。なにしろ、サイクロップスがX-MENに参画する前の物語なのだ。
本作は、原作のエッセンスを上手く抽出して、実に見事にまとめ上げている。
それは必ずしも原作に忠実というわけではない。『X-メン』(2000年)よりも『ウルヴァリン: X-MEN ZERO』(2009年)よりも前の時代を描いているのに、本来サイクロップスの弟であるハヴォック(アレックス)がすでに活躍していたりと、映画ならではの改変はある。
だが、X-MENたちのコスチュームが原作マンガの開始当初のものに沿ったデザインになるなど、原作の魅力を活かそうとしているのは確かだろう。
マシュー・ヴォーン監督によれば、本作は、ブライアン・シンガーが監督した『X-メン』(2000年)及び『X-MEN2』(2003年)と、『スター・トレック』(2009年)、そして60年代の007映画から大きな影響を受けているそうだ。
ブライアン・シンガーの『X-メン』を意識するのは、それがX-MEN映画の原点だから当然だし、J・J・エイブラムス監督の『スター・トレック』は名高いシリーズを若く新鮮なキャストで新たに方向付けたという点で良い手本なのも判る。
したがって、マシュー・ヴォーン監督が上げた作品で注目すべきは、60年代の007映画だろう。
本作は1962年を舞台としている。
原作マンガが始まったのは1963年だから、本作がX-MENの前日譚を描く上では最適な時代設定である。
そして1962年といえば『007は殺しの番号』(リバイバル時の邦題は『007/ドクター・ノオ』)の公開年でもある。
マシュー・ヴォーン監督は、これらを踏まえて、超能力を持ったミュータントたちの活躍を、米ソの対立が高まる冷戦時代を背景にした昔懐かしのスパイアクションに仕立てている。これがもう、『007は二度死ぬ』のような法螺の大きさや、むやみに溢れるお色気や、世界を股にかけた活躍や、幾何学模様がうごめくアニメーションのエンドクレジットまで、60年代らしさに満ちていて楽しい。
もちろん、30年以上前の007シリーズと同じことをするだけではない。これは超能力戦争であり、最新のVFXを活かした映像は大迫力だ。
たとえば、飛行機に乗ったマグニートーが超能力を使って海中の物体を引き上げるシーンは、ゴジラシリーズ屈指の傑作『怪獣大戦争』(1965年)において明神湖からゴジラを引き上げるシーンにも似て、観客の目をみはらせることだろう。
また、クライマックスに次ぐクライマックスの波状攻撃も嬉しいところだ。
米国の冒険小説や映画・アニメでは、クライマックスが一つの大きな山ではなく、連峰のように山が続くことがある。たとえば、敵との激闘を潜り抜けてもミサイルが発射されてしまったり、都市へ向かうミサイルの軌道を外してもダムに落ちて濁流が街を襲ったりと、クライマックスが終わらないのだ。
本作も、そんな息もつかせぬ危機また危機の連続であり、容易に観客をクールダウンさせてくれない。
さて、『X-MEN』におけるミュータントの悲しみは、公民権運動を模したものだと云われる。
人類との融和を唱えるプロフェッサーX(チャールズ・エグゼビア)がマーティン・ルーサー・キング・ジュニアに、人類に攻撃的なマグニートー(エリック・レーンシャー)がマルコムXに喩えられるように、本作が背景とする1962年は公民権運動が盛り上がっていた時期でもある。
だが、それ以上に『X-MEN』が世界中で共感を呼ぶのは、既存社会に馴染めない人々すべてを代弁しているからであろう。1940年に新人類スランと現人類の相克を描いた『スラン』が発表されると、たちまちSFファンの人気を博し、読者は口々に「ファンはスランだ」と述べたという。
『X-MEN』には、社会や周りの人と馴染めないと感じる者が、いかにして世の中と折り合いをつけるか、あるいは対峙するかという普遍的なテーマがあり、それは『スラン』から70年を経た現代でも色褪せることがない。
とりわけ、『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』は、チャールズとエリックを対比させることによって、長年語り継がれてきたこのテーマがより一層鮮明になっている。
その意味でも、本作はもっともX-MENらしい映画と云えるだろう。
[*] ウィキペディアの「漫画のベストセラー一覧」によれば、1位は10億冊を販売した『クラシックス・イラストレイテッド』、2位が4億冊の『X-メン』だが、『クラシックス・イラストレイテッド』は古典の数々を漫画化した企画シリーズであり、「立川文庫」のように作品群の総称と捉えた方がいいだろう。
![X-MEN:ファースト・ジェネレーション (ヒュー・ジャックマン 出演) [DVD]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/51Jb18luLqL._SL160_.jpg)
監督・脚本/マシュー・ヴォーン 脚本/ジェーン・ゴールドマン
原案・制作/ブライアン・シンガー
出演/ジェームズ・マカヴォイ マイケル・ファスベンダー ケヴィン・ベーコン ローズ・バーン ジャニュアリー・ジョーンズ オリヴァー・プラット ジェニファー・ローレンス ニコラス・ホルト
日本公開/2011年6月11日
ジャンル/[SF] [アクション] [アドベンチャー]


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【theme : X-MENシリーズ】
【genre : 映画】
tag : マシュー・ヴォーンブライアン・シンガージェームズ・マカヴォイマイケル・ファスベンダーケヴィン・ベーコンローズ・バーンジャニュアリー・ジョーンズオリヴァー・プラットジェニファー・ローレンスニコラス・ホルト
⇒comment
No title
TBありがとうございました!!
これからもぜひぜひよろしくお願いします。
映画好き同士楽しくやれたらと思います♪
これからもぜひぜひよろしくお願いします。
映画好き同士楽しくやれたらと思います♪
Re: No title
アヒラス(B級生活)さん、こんにちは!
こちらこそ、TBありがとうございました。
今後ともよろしくお願い致します。
こちらこそ、TBありがとうございました。
今後ともよろしくお願い致します。
63年かぁ
アメリカがもっとも面白かったといっていいのか、騒然としていたというか、興味深いのは、60年代ですよね。
「X-MEN」のコミックのカケラも知らなかったので、第一作は面白かったです。
あたし的には、ヒュー様がフューチャーされた分がより満足度をUPさせてくれたんですが、スコットはそういう扱いなんですか。
ついつい、一作目を見直してしまいました、「若造に助けられて悔しいか?」みたいに、サイクロップスが言ってたのを「へえぇ~」と見てました。
今見ると、ジェームズ・マーズデンがいい!
やはりこの映画の真骨頂はいかにマイノリティがこの世界で生きていくか。
共存するのか、迎合するのか、競合するのか、反目するのか・・・。
どこに行くべきなのか、まだその道すらもあやふやで見出せない・・・という青臭さがとっても良かったです。
「X-MEN」のコミックのカケラも知らなかったので、第一作は面白かったです。
あたし的には、ヒュー様がフューチャーされた分がより満足度をUPさせてくれたんですが、スコットはそういう扱いなんですか。
ついつい、一作目を見直してしまいました、「若造に助けられて悔しいか?」みたいに、サイクロップスが言ってたのを「へえぇ~」と見てました。
今見ると、ジェームズ・マーズデンがいい!
やはりこの映画の真骨頂はいかにマイノリティがこの世界で生きていくか。
共存するのか、迎合するのか、競合するのか、反目するのか・・・。
どこに行くべきなのか、まだその道すらもあやふやで見出せない・・・という青臭さがとっても良かったです。
Re: 63年かぁ
sakuraiさん、コメントありがとうございます。
2000年の一作目は、それはそれで面白いのですが、てっきりサイクロップスが主役だと思って観に行った私は、X-MENには途中参加のウルヴァリン(マンガでは1975年から参加)が実質的に主役だったので驚きました。もちろん、ヒュー・ジャックマンは逸材ですし、彼の人気の上昇に合わせて映画がウルヴァリン中心になるのは判るのですが……。
私の中では、サイクロップスとウルヴァリンは、『科学忍者隊ガッチャマン』で云えば大鷲の健とコンドルのジョー、『サイボーグ009』で云えば009と004に当たります。ワイルドなウルヴァリンに人気が集まるのはもっともですが、サイクロップスという優等生がいてこそなんだけどなぁ。
一作目でヒュー・ジャックマンやハル・ベリーは注目されましたが、目を見せられないジェームズ・マースデンは不利でしたね。当時はあんなにいい男だとは思いませんでした:-)
X-MENシリーズには常にシリアスな問題提起が込められており、それがこの作品の魅力の一つですね。
それを置き忘れると、この作品らしさも失われる気がします。
2000年の一作目は、それはそれで面白いのですが、てっきりサイクロップスが主役だと思って観に行った私は、X-MENには途中参加のウルヴァリン(マンガでは1975年から参加)が実質的に主役だったので驚きました。もちろん、ヒュー・ジャックマンは逸材ですし、彼の人気の上昇に合わせて映画がウルヴァリン中心になるのは判るのですが……。
私の中では、サイクロップスとウルヴァリンは、『科学忍者隊ガッチャマン』で云えば大鷲の健とコンドルのジョー、『サイボーグ009』で云えば009と004に当たります。ワイルドなウルヴァリンに人気が集まるのはもっともですが、サイクロップスという優等生がいてこそなんだけどなぁ。
一作目でヒュー・ジャックマンやハル・ベリーは注目されましたが、目を見せられないジェームズ・マースデンは不利でしたね。当時はあんなにいい男だとは思いませんでした:-)
X-MENシリーズには常にシリアスな問題提起が込められており、それがこの作品の魅力の一つですね。
それを置き忘れると、この作品らしさも失われる気がします。
No title
ういっす。
見たよ。
俺もスランでX-MENす。
ただ能力は何もない。
そういうボンクラが世界中にいて、そういう人たちの希望の映画なんだなあ、という事がよう分かりました。あ、もちろん私もそんなボンクラの一人です。
見たよ。
俺もスランでX-MENす。
ただ能力は何もない。
そういうボンクラが世界中にいて、そういう人たちの希望の映画なんだなあ、という事がよう分かりました。あ、もちろん私もそんなボンクラの一人です。
Re: No title
ふじき78さん、こんにちは。
本作は学校や職場で浮いてる人や、一緒の話題に入れない人の映画ですね:-)
そういえば、半村良氏のデビュー作『収穫』は何の能力もないのが一番の能力という話で、現実から逃避気味のSFファンを泣かせる話でした。
本作は学校や職場で浮いてる人や、一緒の話題に入れない人の映画ですね:-)
そういえば、半村良氏のデビュー作『収穫』は何の能力もないのが一番の能力という話で、現実から逃避気味のSFファンを泣かせる話でした。
No title
「アンノウン」の殺し屋(女性)が健闘していました。また、「フットルース」で田舎の牧師の妨害にもめげず踊りまくっていたティーンがこんな怪演を示してくれて、それだけでお得感ありました。うじうじばっかりしている正義の見方少年少女より、破壊の限りを尽くす彼らの側が痛快。
どの人物も、節目節目で決断をしていくのが印象に残ります。勿論、悩みはするようですが結局は自分でちゃんと決めている。チャールズだけは育ちが良すぎて、ほとんど悩みも立ち止まりもしないで進むところが、まあお坊ちゃまらしさ満開。ですので、他のメンバーの苦悩がよくわからなくて当然かと。ただ、平和を希求したチャールズのこのぶれない姿勢と知識とリーダーシップだけでは世界平和は得られなくて、苦悩しながら前進するメンバー(平凡だが)必要というあたりが、この物語を深めているように思います。つまらない映画を観た直後にこちらを観て気持ちがすっとしました。
とっても細かいことですが、ミサイルを逆に受けそうになった米軍の館長が、諸君らと戦えて光栄だった、のせりふにはしびれました。ソ連艦の共産党要員?が自国間に向けてミサイルを発射してしまったときのソ連艦艦長もなかなか。キューバ危機の解釈もヒューマニティあふれてますね。
私がよく行くまちかどでは、マーベルコミックスのセールをやっています。アメコミはもう長く読んでいません。読んでいたのも、政治モノかほのぼの系でした。今度行ったら一冊ぐらい手にとって読んでみたいと思います。
どの人物も、節目節目で決断をしていくのが印象に残ります。勿論、悩みはするようですが結局は自分でちゃんと決めている。チャールズだけは育ちが良すぎて、ほとんど悩みも立ち止まりもしないで進むところが、まあお坊ちゃまらしさ満開。ですので、他のメンバーの苦悩がよくわからなくて当然かと。ただ、平和を希求したチャールズのこのぶれない姿勢と知識とリーダーシップだけでは世界平和は得られなくて、苦悩しながら前進するメンバー(平凡だが)必要というあたりが、この物語を深めているように思います。つまらない映画を観た直後にこちらを観て気持ちがすっとしました。
とっても細かいことですが、ミサイルを逆に受けそうになった米軍の館長が、諸君らと戦えて光栄だった、のせりふにはしびれました。ソ連艦の共産党要員?が自国間に向けてミサイルを発射してしまったときのソ連艦艦長もなかなか。キューバ危機の解釈もヒューマニティあふれてますね。
私がよく行くまちかどでは、マーベルコミックスのセールをやっています。アメコミはもう長く読んでいません。読んでいたのも、政治モノかほのぼの系でした。今度行ったら一冊ぐらい手にとって読んでみたいと思います。
No title
ちなみにつまらなかった映画とは、バンコクで目が覚めたら…という内容のものです。最後のスライドショーが本編より面白いという奇特な形でした。ナドレックさんもレビューされてない映画です(笑)。
Re: No title
魚虎555さん、こんにちは。
本作は、チャールズの理想主義の空回りぶりが肝で、理想を掲げても必ずしも事態は改善しないし人望も得られないところが悲しみを誘います。チャールズも、彼へのアンチテーゼとしてのエリックも、観客によく理解できるだけに引き込まれますね。
ところで、アメコミを読んで、面白いかどうかは保証の限りではありません:-)
私は絵の良し悪しで選んでいて、内容は二の次(というか判らない)ので。
『ハングオーバー!!』は、一作目は面白かったのですが……。二作目にも面白い部分はありますし、記事で取り上げたい箇所もあるのですが、ちょっとそこまで手が回ってません。
本作は、チャールズの理想主義の空回りぶりが肝で、理想を掲げても必ずしも事態は改善しないし人望も得られないところが悲しみを誘います。チャールズも、彼へのアンチテーゼとしてのエリックも、観客によく理解できるだけに引き込まれますね。
ところで、アメコミを読んで、面白いかどうかは保証の限りではありません:-)
私は絵の良し悪しで選んでいて、内容は二の次(というか判らない)ので。
『ハングオーバー!!』は、一作目は面白かったのですが……。二作目にも面白い部分はありますし、記事で取り上げたい箇所もあるのですが、ちょっとそこまで手が回ってません。
No title
『理想を掲げても必ずしも事態は改善しないし人望も得られないところが悲しみを誘います。』
このご指摘、同感いたします。日本の現状とにているところも、いやはや…
ハングオーバー2、個人的には是非ナドレックさんの解説を期待しております。私は1と2の両方を劇場で観ましたが、1を好みます。2も悪くないですが、個人芸を前面に出そうとしてみんな失敗している印象です。話が不自然で途中から見る気をなくしました。最後のスライドショーだけが最高でしたが、あれは映画の中心にできないので、この映画自体がもう終わっていると思います。また、バンコクやタイはタイ人の友人もいるし、バンコクの現状もある程度はわかるつもりなので、そのこともあって、表層的なバンコク描写は私にはつまらなかったです。ゲイネタは特に。
どうせ、壊れている大人の集まりなのだから、変にバンコクなどを描こうとせずに壊れた大人がアジアでも暴れまくるほうを主体に映画作りをしてほしかったです。更に、あのアランが2ではおとなしすぎますし、変に彼の引きこもり風を描いたことはどうかな、と。そもそも、2までお付き合いしたのは、あのアランに会いたかったということでしたが、期待にこたえてくれませんでした。
単にぶっ飛んでい馬鹿として描けばいいのだと思いますが、何事も時代性を発揮しがるハリウッドのこと、そこへの配慮が働いたのか。日本人からすれば引きこもりなど(自分もその傾向ありますし)面白くもなんとも無い。(まあ、メタルヘッドを観にいけばいいだけの話なのかも知れ舞えんが)
それでも、We're fucked upの名せりふとその場面には変わらず、唸りました。。。
それにしても、日本は映画館のロードショー代金が高すぎ、かと。安い切符を求めて工面する時間や工夫すること自体が本当馬鹿らしいです。1800円なんて料金を平気で取る限り、老人に占拠されるのは目に見えてます。
シネコンも20人とか30人収容という部屋を作ればよかったのに、一つのシネコンで、内部の部屋を全て100席以上とかにしてかつ500人以上収容とかの部屋もつくってしまうから、建設費も維持費もかかって仕方ないでしょう。どうせ、平日はそんなに観客いないんだから、数百人収容に加えて、部屋の半数は30人とか20人のサイズにすればよかったのに。
という意味で日本で見る映画が、映画館の観客数予測読み間違いも含めて高コストの転嫁も含めて、本当割高につくのが馬鹿馬鹿しいと思っている今日この頃です。
(独り言ですので、お返事不要です)
このご指摘、同感いたします。日本の現状とにているところも、いやはや…
ハングオーバー2、個人的には是非ナドレックさんの解説を期待しております。私は1と2の両方を劇場で観ましたが、1を好みます。2も悪くないですが、個人芸を前面に出そうとしてみんな失敗している印象です。話が不自然で途中から見る気をなくしました。最後のスライドショーだけが最高でしたが、あれは映画の中心にできないので、この映画自体がもう終わっていると思います。また、バンコクやタイはタイ人の友人もいるし、バンコクの現状もある程度はわかるつもりなので、そのこともあって、表層的なバンコク描写は私にはつまらなかったです。ゲイネタは特に。
どうせ、壊れている大人の集まりなのだから、変にバンコクなどを描こうとせずに壊れた大人がアジアでも暴れまくるほうを主体に映画作りをしてほしかったです。更に、あのアランが2ではおとなしすぎますし、変に彼の引きこもり風を描いたことはどうかな、と。そもそも、2までお付き合いしたのは、あのアランに会いたかったということでしたが、期待にこたえてくれませんでした。
単にぶっ飛んでい馬鹿として描けばいいのだと思いますが、何事も時代性を発揮しがるハリウッドのこと、そこへの配慮が働いたのか。日本人からすれば引きこもりなど(自分もその傾向ありますし)面白くもなんとも無い。(まあ、メタルヘッドを観にいけばいいだけの話なのかも知れ舞えんが)
それでも、We're fucked upの名せりふとその場面には変わらず、唸りました。。。
それにしても、日本は映画館のロードショー代金が高すぎ、かと。安い切符を求めて工面する時間や工夫すること自体が本当馬鹿らしいです。1800円なんて料金を平気で取る限り、老人に占拠されるのは目に見えてます。
シネコンも20人とか30人収容という部屋を作ればよかったのに、一つのシネコンで、内部の部屋を全て100席以上とかにしてかつ500人以上収容とかの部屋もつくってしまうから、建設費も維持費もかかって仕方ないでしょう。どうせ、平日はそんなに観客いないんだから、数百人収容に加えて、部屋の半数は30人とか20人のサイズにすればよかったのに。
という意味で日本で見る映画が、映画館の観客数予測読み間違いも含めて高コストの転嫁も含めて、本当割高につくのが馬鹿馬鹿しいと思っている今日この頃です。
(独り言ですので、お返事不要です)
Re: No title
魚虎555さん、こんにちは。
20~30人収容のスクリーンは名案かもしれませんね。1スクリーンの規模が小さければ、客の入れ替えや清掃も短時間で済み、上映回数を増やせるかもしれません。
私は他国の事情に疎いのですが、諸外国の映画館はどうなのでしょう?
『ハングオーバー!!』については、ご要望いただいたので簡単な記事を書いてみました。ご笑覧ください。
http://movieandtv.blog85.fc2.com/blog-entry-250.html
20~30人収容のスクリーンは名案かもしれませんね。1スクリーンの規模が小さければ、客の入れ替えや清掃も短時間で済み、上映回数を増やせるかもしれません。
私は他国の事情に疎いのですが、諸外国の映画館はどうなのでしょう?
『ハングオーバー!!』については、ご要望いただいたので簡単な記事を書いてみました。ご笑覧ください。
http://movieandtv.blog85.fc2.com/blog-entry-250.html
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トラックバックの反映にはしばらく時間がかかります。ご容赦ください。『X-MEN:ファースト・ジェネレーション ( X-Men : First Class )』
注・内容に触れています。「X-MEN」が人間社会との共存「X-MEN2」が人間との全面対決「X-MEN : ファイナル ディシジョン」が治療薬キュアを巡っての最終戦争を描いてきた。そして本作はX-ME
X-MEN:ファースト・ジェネレーション
6月11日(土)@日比谷スカラ座で鑑賞。
今日もまた雨降りだ。
劇場鑑賞「X-MEN ファースト・ジェネレーション」
X-MEN、誕生の瞬間・・・
詳細レビューはφ(.. )
http://plaza.rakuten.co.jp/brook0316/diary/201106110003/
Soundtrack
posted with amazlet
at 11.06.06
X-Men: First Class
Pid (2011-06-14)
売り上げランキング: 98073
Amazo...
みんな大好きベーコンさん。【映画】X-MEN:ファースト・ジェネレーション
【映画】X-MEN:ファースト・ジェネレーション
(原題:X-MEN: FIRST CLASS)
【あらすじ】
裕福な家に生まれ、名門大学に通うチャールズ(ジェームズ・マカヴォイ)は強力なテレパシーを使うことができるミュータントだったが、自分と同じような能力を持つ者の存...
『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』
温室育ちのプロフェッサーXと寒冷育ちのマグニートー。彼らの過去を知ると、シリーズ全体の感想が大きく変わってしまう。
これまでマグニートーことエリックに感情移入すること ...
映画「X-MEN:ファースト・ジェネレーション(字幕版)」 感想と採点 ※ネタバレあります
映画『X-MEN:ファースト・ジェネレーション(字幕版)』(公式)を、初日のレイトショーで鑑賞。平日で、しかも終演24時過ぎの割りに観客は約50名近く。『ブラック・スワン』の2倍以上で、流石『X-MEN』人気と言った感じだ。
採点は、限り無く★×3.5に近い、★★★?...
X-MEN:ファースト・ジェネレーション
大人気の「X-MEN」シリーズ最新作。今回では若き日のプロフェッサーXとマグニートーの出会いから別離、そしてX-MEN誕生の秘話に迫る。主演は『つぐない』のジェームズ・マカヴォイとマイケル・ファスベンダー。共演にケヴィン・ベーコン。『キック・アス』のマシュー・ヴ...
X-MEN:ファースト・ジェネレーション
評価:★★★☆【3,5点】(P)
それぞれのミュータント名がこんな風に付けられたとは笑ってしまった。
X-MEN:ファースト・ジェネレーション
【X-MEN: FIRST CLASS】 2011/06/11公開 アメリカ 131分監督:マシュー・ヴォーン出演:ジェームズ・マカヴォイ、マイケル・ファスベンダー、ケヴィン・ベーコン、ローズ・バーン、ジャニュアリー・ジョーンズ、オリヴァー・プラット、ジェニファー・ローレンス、ニコラ...
[映画『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』を観た(短信)]
☆これなんだよ!
超能力合戦の大好きな私の見たかった「?-MEN」はこれなんだよ!
多種多様な超能力者が、敵味方に分かれて、サイキック・ウォーズを縦横無尽に繰り広げる。
それぞれの能力者が、それぞれの能力・個性を「適材適所」とし作品を進めていく。
...
可愛さ余って憎さが百倍。『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』
『X-MEN』シリーズの最新作。これまでの作品の起源となるミュータント第一世代のドラマを描いた作品です。
X-MEN:ファースト・ジェネレーション
2011年6月11日(土) 19:00~ TOHOシネマズスカラ座 料金:1250円(有楽町のチケットフナキで前売り購入) パンフレット:未確認 『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』公式サイト 予告編が大して面白くなさそうだったので不安ではあった。 が、予告編の100倍は面...
X-MEN:ファースト・ジェネレーション
「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」監督:マシュー・ヴォーン(『キック・アス』)出演:ジェームズ・マカヴォイ(『ウォンテッド』『つぐない』)マイケル・ファスベンダー ...
X-MEN:ファースト・ジェネレーション
愛する者や世界を悪から守り、自らの運命を切り開くヒーローたち。特別なパワー、そして大いなる使命を与えられた彼らの誕生には、怒りや憎しみ、挫折など、さまざまなエピソード ...
X-MEN ファースト・ジェネレーション / X-MEN FIRST CLASS
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遺伝子の突然変異により超人的パワーに目覚めたミュータントたちの葛藤と活躍を描いた“X-MEN”シリーズ
日本で最初にX-MENが公開されたのが2000年。
10年以上経って、まだ続きが観られ...
X-MEN:ファースト・ジェネレーション
興奮した。そして泣いた。
『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』('11初鑑賞80・劇場)
☆☆☆☆☆ (10段階評価で 10)
6月11日(土) 109シネマズHAT神戸 シアター9にて 12:55の回を鑑賞。
X-MEN:ファースト・ジェネレーション
『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』よりもさらに前、プロフェッサーXとマグニートーが出会いX-MENが出来るまでを『キック・アス』のマシュー・ヴォーンが描いた『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』を観てきました。
※今回タイトルに“ファースト”と付いているけど、前作...
X-MEN:ファースト・ジェネレーション
X-MENシリーズ
起源となる、若かりしプロフェッサーXとマグニートー
ということですが、
わたしはこのシリーズ
どれも観ていません
ゆえに、これが初めて観たX-MENのシリーズ
面白か...
X-MEN:ファースト・ジェネレーション
ミスティークの種々の活躍
【Story】
裕福な家に生まれ、名門大学に通うチャールズ(ジェームズ・マカヴォイ)は強力なテレパシーを使うことができるミュータントだったが、自分と同じような能力を持...
X-MEN:ファースト・ジェネレーション
強力なテレパシーを使うことができるチャールズ・エグゼビア(ジェームズ・マカヴォイ)は、金属を自在に操ることのできるエリック・レーンシャー(マイケル・ファスベンダー)と出会い、同じミュータントと...
X-MEN ファースト・ジェネレーション
キューバ危機は、ミュータントの陰謀だったのかあ!!!
「X-MEN: ファースト・ジェネレーション」感想
教授の目付きが悪過ぎる(^^;
予告編を見た時から気になっていたのですが・・
もっと温和な顔の俳優の方が良かったのでは?
プロフェッサーXとマグニートー、ミスティーク等との出会いと、何故袂を分か...
X-MEN: ファースト・ジェネレーション (ネタバレなし)
解説 監督: マシュー・ヴォーン - 出演者: アレックス・ゴンザレス, ジェニファー・ローレンス, ローズ・バーン, ジャニュアリー・ジョーンズ, ケヴィン・ベーコン, オリヴァー・プラット, ゾーイ・クラヴ...
X-MEN:ファースト・ジェネレーション
遺伝子の突然変異により超人的パワーに目覚めたミュータントたちの葛藤と 活躍を描いた“X-MEN”シリーズ。本作はこれまで語られることの なかったプロフェッサーXと宿敵マグニートーの若き日にスポットを当て、 X-MEN誕生にまつわる知られざる物語を壮大なスケ…
X-MEN ファースト・ジェネレーション
スピンオフを含めX-MENシリーズ5本目の本作。
本シリーズは2作目までしか見ていないのですが・・・「知られざる<起源>を明かす」ってことで
続きを見ていなくても大丈夫そうなので見てきました。
シリーズ物によくある原点に返るストーリー。
「バットマン」で?...
『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』’1...
あらすじ裕福な家に生まれ、名門大学に通うチャールズと母親と引き裂かれた悲しい過去を持つエリックが出会い・・・。感想主演が『ウォンテッド』の若手実力派のジェームズ・マカヴ...
『X-MEN ファースト・ジェネレーション』を109シネマズ木場5で観て、ハンク押しふじき☆☆☆☆
五つ星評価で【☆☆☆☆ツイッターでムチャクチャ高評価だったので、逆にちょっと食い足りない感を感じてしまったけど、これがプロの映画であることは保証する】
おお、面白かっ ...
『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』でアメリカ近代史を学ぼうよ。
今回は待ってましたのシリーズ第5段『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』の感想です。
観に行った映画館はTOHOシネマズ六本木ヒルズ。平日だったのもあり空いていました。大きめの2番スクリー...
【映画】X-MEN:ファースト・ジェネレーション
<X-MEN ファースト・ジェネレーション を観て来ました>
原題:X-Men: First Class
製作:2011年アメリカ
やっとやっとやっと見てきた!一人で観に行っちゃおうかと思うくらい、観たかったけど、我慢したよ、偉いよ私!w
「X-MEN」シリーズは大好きで、原作も...
X-MEN::ファースト・ジェネレーション・・・・・評価額1700円
マーベル・コミックの大ヒットシリーズ、「X-MEN」の誕生を描く、“ザ・ビギニング”。
若き日のプロフェッサーXとマグニートが如何にして出会い、何故宿命の敵となったのか、1960年代を舞台に描かれる若きミュ...
「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」感想
「キックアス」のマシュー・ヴォーン監督、「ウォンテッド」のジェームズ・マカヴォイ主演。
人気シリーズ「XーMEN」の前日譚にして、若き日のチャールズ(プロフェッサーX)とエリック(マグニートー)、そしてXメン結成秘話を描く。
配給元の20世紀...
シネトーク63『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』●3部作の見方が変わるプリクエルの傑作
三度のメシぐらい映画が大好きな
てるおとたくおの
ぶっちゃけシネトーク
●今日のてるたくのちょい気になることシネ言
「携帯を見るのはエンドロールの時じゃなくて場内が明るくなってからにしてくれ」
シネトーク63
『X-MEN:ファースト・ジェネレ
X-MEN:ファースト・ジェネレーション ミュータントと妖怪の違いって?
今朝の朝日新聞トップの署名記事、「与党からも野党からも押し寄せてくる退陣要求を無視して、私たちの国の首相は今、権力の座にしがみついている。」という書き出しだが・・・。
震災からの復旧で忙しいときになんでトップの首のすげ替えか、と訝しがる国民が多いのに?...
「X-MEN ファースト・ジェネレーション」(2011)
131分、長く感じなかった。 そして、X-MEN本編が無性に見たくなった! ということは、この映画は前日譚としては実に良い仕事をしたのでは? 幼いレイブンが「もう盗まなくていいんだよ」と言われてうかべる青い笑顔。 エリック自身も忘れていた母との幸せな記憶を共有し?...
X-MEN:ファースト・ジェネレーション
★ネタバレ注意★
わたし燃えましたわ!
プロフェッサーXとマグニートーの若かりし頃を描いたX-MEN誕生秘話です。燃えるんです。
1960年代。チャールズ・エグゼビア(ジェームズ・マカヴォイ)は、自ら強力なテレパシー能力を持つミュータントであると同時...
映画「X-MEN:ファースト・ジェネレーション 」特殊能力ならどんな能力がいいか考える
「X-MEN:ファースト・ジェネレーション 」★★★★
ジェームズ・マカヴォイ、マイケル・ファスベンダー、
ケヴィン・ベーコン、ジェニファー・ローレンス、
ジャニュアリー・ジョーンズ、ニコラス・ホルト、
ジェイソン・フレミング出演
マシュー・ヴォーン 監督、
131分...
X-MEN:ファースト・ジェネレーション
『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』を渋東シネタワーで見てきました。
(1)これまで『X-MEN』のシリーズを何も見ていなかったので、本作品は当然のことながらパスしようと思っていたところ、どうも頗る評判がよさそうで、かつまたこれまでのものを見ていなくても...
X-MEN:ファースト・ジェネレーション/ジェームズ・マカヴォイ
あの『ナルニア国』のフォーン族のタムナスさんがプロフェッサーXの若き頃の青年になるなんてこれは大出世ですよね。もちろん主演のジェームズ・マカヴォイくんのことですけど(笑) ...
『X-MEN/ファースト・ジェネレーション』(2011)
今まではDVDで観てたこのシリーズだけど、あんまり評判が良いもんだから5本目にして初めて劇場にて鑑賞(吹替版をチョイス)。これまでこのシリーズとは相性が悪いというか、イマイチ、イマニぐらいで楽しめなかったのだけれども、今回は結構いける。
キャラクター...
「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」
これは、おもしろかった!
X-MEN:ファースト・ジェネレーション
☆X-MEN:ファースト・ジェネレーション☆(2011)
マシュー・ヴォーン監督
ジェームズ・マカヴォイ (プロフェッサーX)
マイケル・ファスベンダー (マグニートー)
ケヴィン・ベーコン セバスチャン・ショウ
ローズ・バーン モイラ・マクタガート
ジャニュア?...
「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」
ここで描かれるミュータントたちの孤独は、第一作・二作の監督で今回は製作にまわったブライアン・シンガーがゲイなので、ゲイを示す記号があちこちに埋め込まれているらしいが、よくわからず。一作目のXメンのスーツのデザイン(パーツによって革やメッシュなど使い分け...
ビギニング;~『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』
X-MEN: FIRST CLASS
裕福な家庭に育ったチャールズ(ジェームズ・マカヴォイ)は、強力なテレパ
シー能力を持つミュータント。彼は金属を自在に操ることができるエリック(マイ
ケル・ファ...
X-MEN ファースト・ジェネレーション
X-MEN:ファースト・ジェネレーション'11:米◆原題: X-MEN: FIRST CLASS◆監督:マシュー・ヴォーン「キック・アス」◆出演:ジェームズ・マカヴォイ、マイケル・ファスベンダー、ケヴィン・ ...
マシュー・ヴォーン監督 「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」
6月30日、公休の日に観てきましたが…
その後、夏バテ&夏風邪でPCの前に座るのも辛く、レビューのアップ、やりかけたまま放置、申し訳ありませんでした m(__)m
http://movies2.foxjapan.com/xmen-fg/
【あらすじ】
1944年。ナチス・ドイツ占領下の?...
「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」
(原題:X-Men:First Class )ブライアン・シンガーが監督した一作目と二作目よりは良い出来だ(ブレット・ラトナー監督による三作目は観ていない)。これはまず、ミュータント軍団の存在が絶対的な前提となっていた過去の諸作と違い、物語世界の設定から始まる“エピソ...
X-MEN:ファースト・ジェネレーション
進化した人類。能力の解放。道を違える2人。
『X‐MEN:ファースト・ジェネレーション』
X-MEN:ファースト・ジェネレーション (ヒュー・ジャックマン 出演) [DVD]クリエーター情報なしメーカー情報なし
『X‐MEN:ファースト・ジェネレーション』2011年(米)監督マシュー・ヴォーン
●2000年代のヒーロー映画は何だったのか?
近年のヒーロー映?...
映画:X-MEN:ファースト・ジェネレーション
昨年末に見たキック・アス。単館系でありながら日本でも口コミで上映館が増え、DVDが発売されたあともまだ映画館で上映し、人気を博している映画です。そのマシュー・ヴォーン監督が手掛けたのが、人気シリーズX-MENの最新作を手掛けました、そうX-MEN:ファースト・ジ?...
X-men: ファースト・ジェネレーション #43
’11年、アメリカ 原題:X-men:? First Class 監督:マシュー・ヴォーン 製作:ローレン・シュラー・ドナー、サイモン・キンバーグ、グレゴリー・グッドマン、ブライアン・シンガー 製作総指揮:スタン・リー、タルキン・パック 脚本:マシュー・ヴォーン、ジェーン?...
X-MEN:ファースト・ジェネレーション
映画館で見ました。X-MENに出てくる、プロフェッサーXとマグニートーの若かりし
X-MEN:ファースト・ジェネレーション
X-MEN: FIRST CLASS/11年/米/131分/SFアドベンチャー・アクション/劇場公開
監督:マシュー・ヴォーン
製作:ブライアン・シンガー
製作総指揮:スタン・リー
原案:ブライアン・シンガー
脚本:マシュー・ヴォーン
出演:ジェームズ・マカヴォイ、マイケル...
X-MEN:ファースト・ジェネレーション
X-MENシリーズのスピンオフというか序章というか、プロフェッサーXとマグニートーとの友情と別離を描いています。でもどちらかというとマグニートーがメインっぽいよね!私アニメ「X-MEN」ではウルヴァリンと磁界の帝王マグニートーが好きだったので、彼の過去を垣間見れ...
X-MEN:ファースト・ジェネレーション (X-Men: First Class)
監督 マシュー・ヴォーン 主演 ジェームズ・マカヴォイ 2011年 アメリカ映画 131分 アクション 採点★★★★ 時々、自分の思想がリベラル寄りなのかタカ派寄りなのか考えたりする私。同性婚は認められるべきだと思うし、信教や表現、中絶の権利や自由も守られるべ…
【映画】X-MEN:ファースト・ジェネレーション…ミュータントだってハゲだってゲ○だ~って。
(サブタイトルに続く言葉は)
…みんなみんな生きているんだ…です
2月ももう終わりですね…今月は妙に仕事が忙しい月でした。
個人的には自分担当の主だった仕事が何故か集中してしまった月で、メンタル的には(忙しさゆえ)終始キレ気味(※あくまでも気味)だったか?...