『プリンセス トヨトミ』 その仕事の費用対効果は?

 世の中には、その実態があまり知られていない職業、あるいは誤解されている職業が少なくない。会計検査院の仕事も、そんな一つかもしれない。

 『プリンセス トヨトミ』のように会計検査院の調査官が主人公となる映画は、おそらく珍しいだろう。
 だから、映画の前半、調査官が行政機関や公益法人等に乗り込んで検査する場面は、なかなか興味深い。エンドクレジットには取材協力として会計検査院の名もあるので、実際の検査もこのように行われるのかもしれない。
 しかし出来上がった映画は、はたして会計検査院の姿を正しく伝えているだろうか。

 会計検査院とは、その名のとおり行政機関等を対象に会計検査をする組織である。企業の会計を公認会計士が監査するように、行政機関等に対しては会計検査院が検査するのである。
 では、どのような観点で検査を行うかというと、会計検査院の平成21年度決算検査報告には、次の6点が挙げられている。

 (ア)決算の表示が予算執行等の財務の状況を正確に表現しているかという正確性の観点
 (イ)会計経理が予算、法律、政令等に従って適正に処理されているかという合規性の観点
 (ウ)事務・事業の遂行及び予算の執行がより少ない費用で実施できないかという経済性の観点
 (エ)同じ費用でより大きな成果が得られないか、あるいは費用との対比で最大限の成果を得ているかという効率性の観点
 (オ)事務・事業の遂行及び予算の執行の結果が、所期の目的を達成しているか、また、効果を上げているかという有効性の観点
 (カ)その他会計検査上必要な観点

 映画の中では調査官たちが山のような書類を前に電卓を叩いており、これは上の観点のうち(ア)に挙げられた正確性の検査であろう。そして調査官たちは見事に書類の虚偽を暴いたりするのだが、これは(イ)の合規性に該当しよう。
 もちろんこれらも会計検査院の重要な仕事ではあろうが、珍しく会計検査院を取り上げた映画であるからこそ、(ウ)~(カ)の観点が描写されないのは残念だ。これでは映画の観客は、会計検査院の調査官が犯罪捜査を行っているかのような印象を抱くだろう。

 やはり会計検査院をモデルにしたテレビドラマ『黄金の豚 - 会計検査庁 特別調査課 - 』も行政機関等の不正を暴く話であり、まるで行政機関等が悪の巣窟のような描かれ方であった。
 たしかに行政機関とて、民間同様に不正はあろう。たとえば警察の不正・腐敗については、映画『ポチの告白』がたっぷりと見せてくれる。不正・腐敗を暴く取り組みが必要なのは当然だ。
 しかし、このように会計検査院の活動の一面ばかりがクローズアップされるのは、はたして適切だろうか。


 ここで会計検査院の実績を見てみよう。
 平成21年度決算検査報告の第1章第2節「検査結果の大要」によれば、会計検査院による検査の結果、不当事項として指摘された金額は202億2859万円である。
 不当事項とはいかないまでも、何かしらの意見を表示したり、処置を要求した事項等を加えると、指摘金額は1兆7904億8354万円に上る。202億円に比べると2桁も多い。
 映画やテレビで書類の虚偽を暴く姿は判りやすくて痛快だが、そのようにして指摘した金額は会計検査院の成果の中では1%程度でしかないのである。会計検査院の仕事はこれまで映画やテレビではあまりスポットライトが当たってこなかったので、映画界・テレビ界としては開拓する余地の大きい分野であろうが、調査官がまるで犯罪捜査をしているかのような映像作品が広まるのが会計検査院にとって良いことかどうか。

 実のところ、平成21年度の会計検査院自身の支出済歳出額が163億4432万円に及んでいる。不当事項の発見と指摘は重要な業務だが、163億円超を費やして指摘した不当事項が202億円では、あまり効率の良い活動とは思えない。
 それどころか、平成20年度の不当事項の指摘金額は123億2993万円しかないので、各機関からこの金銭を返還させるよりも、会計検査院が何も活動せずに平成20年度の歳出決算額164億円を返還する方が国庫のためとさえ云える。

 したがって、会計検査院の活動としては(ウ)の経済性や(エ)の効率性、(オ)の有効性の観点がたいへん重要なのだ。
 ところが、平成21年度決算検査における指摘金額の総計1兆7904億8354万円も、どれほどの成果なのか評価は難しい。
 検査の対象は、107兆円以上の一般会計、377兆円以上の特別会計1兆円以上の政府関係機関の決算額である。合計486兆円以上の金額を対象に検査して、指摘金額が約1.8兆円だ。割合にして、わずか0.37%。
 民間企業で、コストの見直しを検討する部署が全社売上の0.37%に相当する程度の施策しか打ち出せなかったら、その部署は存続が危ういだろう。

 もちろん、会計検査院の調査官諸氏は極めて優秀なはずだ。
 64.1万人の国家公務員と多数の公益法人職員に対して、会計検査院の調査官又は調査官補が約970人で足りるのか、といったところに検討すべき課題があるのかもしれない。


 そうは云っても唯一の検査機関であり、大きな成果が望まれる会計検査院の調査官が、大阪にある怪しい財団法人と対決するのが『プリンセス トヨトミ』である。
 その財団法人が国から得ている補助金は5億円。はたしてその5億円は、国の支出として適切なのかが問題となる。

 国家財政486兆円以上のうちの5億円という数字が、本作のスケール感を如実に表している。
 ちなみに、大阪市の年間予算は3兆9354億円なので、5億円を巡って国と攻防を繰り広げなくても、大阪市民の協力があれば捻出できる金額であろう。
 戦国の世からの歴史を紐解きながら「大阪国」の秘密に迫る本作は、壮大なスケールを予感させながらも、金額に換算するととてもチープなのである。それこそが本作の肝と云える。

 大阪と国家を取り上げた作品としては、先に公開された『さらば愛しの大統領』がある。
 その記事でも述べたことだが、大阪が一つの国として立ち上がるという発想は、歴史的経緯からすれば逆である。大阪を中心とした京阪神地域は、本来、日本の首都に名乗りを上げてもおかしくない。
 だが『プリンセス トヨトミ』では、そんな大それた構想が描かれることはない。
 印象に強く残るのは、美味そうなお好み焼きとたこ焼きと串かつである。


 さて、珍しく会計検査院を取り上げた『プリンセス トヨトミ』だが、おそらく劇中の仕事ぶりに戸惑うのは、他ならぬ会計検査院の方々かもしれない。
 日本の映画やテレビドラマでは、公務員に命令違反をさせたり、ルールを破らせて、それを肯定的に描くことが間々あるが、本作の調査官もいささか個人的裁量の度が過ぎるようだ。
 正確性、合規性を重んじる調査官諸氏は、劇中の調査官の活躍をどう見るだろうか。


プリンセス トヨトミ Blu-rayスタンダード・エディション [Blu-ray]プリンセス トヨトミ』  [は行]
監督/鈴木雅之
出演/堤真一 綾瀬はるか 岡田将生 沢木ルカ 森永悠希 笹野高史 和久井映見 中井貴一
日本公開/2011年5月28日
ジャンル/[コメディ] [ミステリー] [ファンタジー]
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【theme : 日本映画
【genre : 映画

tag : 鈴木雅之 堤真一 綾瀬はるか 岡田将生 沢木ルカ 森永悠希 笹野高史 和久井映見 中井貴一

⇒comment

Re: 難しかった…

 魚虎555さん、こんにちは。
 映画を観た後に、原作は直木賞候補にもなった作品と知って驚きました。原作は未読ですが、おそらく映画では描ききれなかった多くのものが盛り込まれているのだろうと思います。

 映画で残念だったのは、おっしゃるとおり、会計検査院の調査官の話と、地元の中学生の話とが、上手く融合していなかったことですね。
 調査官の話では、大勢の大人たちが「ある人を守る」と云いながら、実際にそれを行動で示すところが出てきません。そのため中学生のパートで、「大切な人を守る」ということを実践する姿を描いたのだと思います。加えて、男の子が女の子を守るという形では、今のご時世にそぐわないので、守る者と守られる者との性別を撹乱させたのでしょう。
 そして、「大切な人を守る」中学生の話と、「父との絆を大切にする」大人たちの話とが交わることで、クライマックスは大きな感動になるはずだったのだと思います。

 興味深いのは、大阪国が世間に知られてはならないという点です。秘密にしておくことが、その目的からして最も大切であった。
 なぜなら、大阪国が成立したのは、「ある人を守る」ためであって、独立国家を営むためでも、完全なる自治権を得るためでもないからです。ですから、「ある人」を元首に戴いて行動するようなこともない。「ある人」が平和の裡に生涯を終えることこそ大阪国の目的。それは、大阪国の発端が「太閤さんがかわいそう」という庶民の感情に根ざしているからですね。
 だからこそ、大阪国がどうこうではなくて、中学生の男の子と女の子を通して「大切な人を守る」ということを描く必要があったのでしょう。

 そういったことが、原作ではもっと丁寧に書かれているのではないかと考えますが、映画はいささか急ぎ足だったように思います。

 おっしゃるとおり、本作は多分にテレビ的だと感じました。
 もちろん、映画が高級でテレビが低級ということではありません。映画とテレビは異なるメディアなので、使用する方法論もまったく異なります。その方法論に言及すると長くなるのでここでは割愛しますが、本作はテレビ放映で楽しめるように最適化されているのではないでしょうか。
 監督も脚本家も、テレビの仕事が中心の人であり、(無意識のうちに?)その手腕はいかんなく発揮されたというべきか。上映中に時間を計測したわけではありませんが、おそらく堤真一さん演じる松平が「廊下」を歩くところは、2時間のサスペンスドラマで事件をいったん総括する時刻に当たるのではないでしょうか。
 魚虎555さんは途中で寝てしまったとのことですが、テレビ放映で見れば、意外に最後までダレないかもしれません。

 演技指導もテレビ的だったと思います。
 魚虎555さんはミスキャストとおっしゃいますが、役者の演技を引き出すのは監督次第。そもそも役者がどう演技するかと、カメラのフレームに何を収めるかは別です。もちろん堤真一さんや和久井映見さんのように、素晴らしい演技をしてくれて、それをカメラに収めるだけでいい場面になる役者さんもいますが、その他の役者さんを含めて、何をさせて何を撮るかは監督のセンスですからね。

 私は、綾瀬はるかちゃんが見られれば良かったので、その点は満足でした。
 テレビのトラベルミステリーのように、大阪名物も満遍なく映し出されたので、広報としても役立つのではないでしょうか。

ちょっと調べてみました

鳥居が男女の性を変えたことは知ってしましたが、気になってチェックしてみました。
松平と明は国家公務員一種トップ合格者、旭と日本国のつながりがカット、原作は男女ともに秘密を知っている、映画では空堀中学校での事柄が大幅に削られている(登場人物数も減少)、殴りこみに行く人物は映画と原作は異なる、OJOを略称として使うのは映画でだけであり原作ではない、親子の絆と検査院との攻防をパラレルに描いた作品。(以上、wikipediaから)
うーん、なかなか厚みがありそうでますます気になりますねえ。普段、日本語の小説はまず読まないのですが、これは読みたい。先月、大阪城での印象が良かったのが運のつきでした(笑)。

Re: ちょっと調べてみました

>魚虎555さん

東の理論に西の感情ですか!
なるほど、ちゃきちゃきの江戸っ子は大らかなものだと思いますが、東京は地方出身者が多いですし、ましてや政・官の中心は一家言ある人間が集まっているので、理屈っぽくなるのかもしれません。
その人たちにとっては、民は教え導かなければならない者、レールを敷いてあげなければ自分では判断できない者に見えているのでしょう。ただ、それは政・官に判断と責任を求める民側の要求の裏返しでもあります。
最近でも、焼き肉チェーンで生ユッケ肉を食べた客が死亡するという事件がありましたが、そのチェーンの社長は「法律で生食用というか、普通の精肉をユッケとして出しているのをすべて禁止すればいい、すべきだと思います。禁止していただきたいと思います」と述べていました。
このような発言は、官からすれば典型的な民の反応に見えるでしょうね。

また、「西の商売に東の政治」とおっしゃるのも考えさせられます。
本来、商売と政治とは分けて考えるものではないはずです。費用対効果や経済性を考慮しない施策に、発展性があるとは思えませんから。
しかしながら、現在は商売と政治が別々のものとして受け取られ気味ですね。それどころか、ことの是非を議論する際に経済性を持ち出そうとすると、「経済は冷たい」などと云う人もいます。
しかるに二宮尊徳は「道徳なき経済は犯罪であり、経済なき道徳は寝言である」と述べたそうです。
http://twitter.com/#!/kazikeo/status/74844135227535361

至極、名言です。

わーーー

字がいっぱい!!

ははは、本が100倍いいです。
あれで、こんな話・・じゃなくて、これだけじゃないだろ!って本を手にとる人が多くなるような気がします。
実は、監督は本屋の回し物??

No title

事業仕分けって会計検査院がやる、仕事なんですね。

魚虎555さんのコメントは?

ここに、魚虎555さんのコメントがあったのですが、返事を書いている間になくなってしまいました。
魚虎555さんが削除されたのでしょうか?
FC2ブログは動作が不安定で、突然トラックバックがなくなったりしますので、もしも事故のためにコメントがなくなったのであれば当方にて復元を試みますのでおっしゃってください。

Re: わーーー

sakuraiさん、こんにちは。
やはり小説はいいのですか。でなければ、映画化の対象になりませんよね。
脚本の相沢友子氏は『東京島』をコメディ映画にしてしまった人物なので、本作ももっと笑いを前面に出しても良いのにと思いました。
まぁ、その方向では『さらば愛しの大統領』という傑作が立ち塞がっているのですが。

Re: No title

ふじき78さん、こんにちは。
そうそう。
事業仕分けは会計検査院がやるから不要、って仕分けちゃうか、これまでの会計検査院の仕事ぶりじゃ物足りない、と会計検査院を仕分けちゃうべきなのでしょう。
本文では書きませんでしたが、会計検査院が国会及び裁判所に属さず、内閣に対し独立の地位を有するとなると、会計検査院に対する客観的なチェック機能はどこで担保されるのか、という問題があります。

No title

監査をする組織を監査する、いわゆるメタ監査ですね。たとえばこんなのがありましたが。。。

ttp://www.toyo.ac.jp/fba/keieironshu/pdf63/01_ishii.pdf
(スパム防止のため冒頭のhを抜いてます)

メタ評価ならなんどかやったことがありますが、現場の感じから遠ざかり、まるで何でもできそうな(神に成り代わって)気分になったり、ある種の方法論を持ち込んでメタ評価するわけですからその方法の妥当性を誰が検証するの?は残ります。
また、メタ評価の目的は関係者の合意が取れても、実際にそれを任せるチームが手法を決めていくわけですので、そこで目的や方法が微妙にずれていく(チームの専門家が得意な方法、方向へ)場合があります。

事例、ケースを集めて行う、アセスやレビュー、なら作業者の価値が入りづらいのでいわゆる普遍性が残りますが(それでも、カバレージの問題はあります。地球温暖化はそれを意図的にやったといううわさが絶えないのもここが原因)、メタ評価でも病例のようなケースではなくて、会計監査、複数のプロジェクトからなるプログラムや戦略自体の評価となると、作業者の価値無しになすメタ評価など意味がありません。

そこがメタ評価(メタ監査もか)の自己矛盾なのでしょう。有効な道具であることは確かですので、メタ評価の明るい側面(有効な側面)を見るようにして、評価方法は事前に公開し、評価プロセスや結果も迅速に関係者に合意を取り続けていくことで欠点はカバーされると考えます。それ以外にたいせつなことは、誰をメタ評価((メタ監査)の実施者に選ぶかが大切かと。

会計検査院が行う検査は、ある分野の話に限定しますが、以前は長らくずっと、資金の使用が予定通りになされたかがその仕事のメインでしたが、今は、効果と効率そして持続性(自立発展性)まで言及するように変わりました。この変化を、仲間内では、会計検査院が持続するための戦術、と良い意味で評価しています。

当方、メタ評価やメタ監査のエキスパートではありませんが、そういうことを受けたことも、自分でしたこともあるという体験を思い起こしてここに書いたものですので、普遍性などあるはずもないことはご了承ください。

近作では『さらば愛しの大統領』を持ち出されると比肩するものがないように私も思います。大阪への愛、大阪人の馬鹿っぷり、大阪人の愛らしさがギュウと詰まった作品でした。

愛を読むひと、よりも、レボルーショナリーロードのほうが好きな魚虎555でした。

修復

(できる限り修復してみました)

ナドレックさんは只者じゃないと思っていましたが、やっぱりそうでしたね(以下、長文です)。

生ユッケ肉は、消費者が、供給者側(店、業者側)を無条件で信じたことによる帰結かと。放射能の値は基準以下のものしか市場には出回っていない、というニュースを聞かされれば無条件に信じる。これまで、産地偽装も検査の抜けもあったことは忘却のかなた。

それはともかく、生肉を食べるのは無条件に相手を信じたいという願望だけのような。こちらが気持ちをこめて接していれば、相手も無謀なことはしないはず、と。

ことが一度おきてしまうと、別の権威を捜して安心する。何かあれば、すがるように手短な権威を探し無条件で信じてしまう。データ(事実)を集めて論理的に組み立てる行為を嫌い、徹底的に苦手にしている。自分の頭で考えることを放棄している。戦後教育の立派な成果なのかも。

日本語、そしてそれに付随するさまざまな付随儀礼がそれを阻んでいるのかもしれません。そういう姿勢であるため、わが国で幼少からの英語教育を義務化しても英語を道具として使えるようになるのかはなはだ疑問です。
今のNHKの新番組のように、私も大昔イディオムから入りました(必要に駆られて)。でもそれは所詮は入り口の手前の足の泥を落とすマットでじゃれているようなもの。それって、脊髄反射で、中身なし。誰もが言ってきましたが、要は話す内容だと強く思います。

3月以降、信頼の安心フレームはぶっ壊れて頼るべきお上も官も学もとんでもない仲間内の理屈で動いているし、いざとなれば庶民など真っ先に切り捨てる(文科省の20ミリシーベルト)こともばれてしまったわけです。

信じていい存在は今は無し。いわばグランドゼロ。今後、私たちが、独り立ちして、自分達で何かを決めていきどういう意思決定の形を構築していくか、まだまだ混迷の限りですね。前段はここまでにします。

松平(検査官副長)には論理性をかんじますし、あの程度は持ち合わせないとお上にだまされっぱなしかも知れませんね。それが嫌なら、偉大なアーティスト、歌川国芳のように一芸を持って世の中を揶揄できるだけの表現力を身に着けるか。。。

論理性と知識の偏在は、独占禁止法でもとりしまれませんから、一部の判っている人だけが今後とも利益を得ていくでしょう(カナダにencirclementというドキュメント映画あり)。アメリカ建国の父、フランクリンが今もし生きていたらそもそもそういう取締りには真っ先に反対するでしょうから。努力したものは必ず報われるから、と(笑ってくださいね)。

映画の気まぐれな鑑賞者である私は、あの映画を「東対西」という風に解釈することが楽でした。西の感情、東の理論(理屈?)という風に。最も簡単な比喩であり、思考の第一歩。ただ、怠惰な性質なため、2歩目には進みません。

1.理念なき政治 Politics without Principles
2.労働なき富 Wealth without Work
3.良心なき快楽 Pleasure without Conscience
4.人格なき学識 Knowledge without Character
5.道徳なき商業 Commerce without Morality
6.人間性なき科学 Science without Humanity
7.献身なき信仰 Worship without Sacrifice 。

ご存知、ガンジーによる7つの大罪です。3月以降は、1と6が特に明らかにされたんだと思います。ユッケ肉事件は5、エジソンが作った丸いガラスの玉を光らせるためにエネルギーを独占的に供給する会社は2と5かも。単に水を沸騰させる装置に東日本を沸騰させてどうするか、という気分です。

尊徳翁が生きた時代、彼は貧困、社会的な不平等の克服に燃え、その彼の克己の言葉なのは理解しています。今のように、日本を含む世界中で新自由主義が吹き荒れる現状には、私はどうしても中和剤としてのガンジーを思い起こします(ガンジー像には杉並区図書館でお会いできます)。翁が生きた時代の窮屈さのようなものが無い今の日本なら、特に、多様性の中で平和を求めたガンジーを思います(これも思いつき)。

商売と政治は不可分だと私も思いますが、パパブッシュが日本に売り込みに来たような、ああいうセールスと不可分かというとそれは疑問に思います。政治なら、商売が持つ負の影響力をも理解し、弱者が追い詰められないような対策をちゃんと打つことかと。

経済性を嫌うのはもってのほかだと。異論ありません。。同時に、経済性だけが政治で大きくクローズアップされることが有ってはいけないはずです。尊徳翁は、貧しい人弱い人の尊厳を守るためにも経済は必要だということを理解しており、政治のサポートを求めたんだと思います。芯は、個々人の恒久(これも思いつき)で有るべきと。経済は目的ではなく、個々人が人間をまっとうするための道具というかサポート役。

大阪商人も、東京の商人同様に政治の影響を受けて商いをしています。大阪界隈(京阪神)では政治に期待しない・泣きつかない(そういう点、中華の考えに似ているようです)。

東では逆に堂々と期待する。経団連とかの会長のお話を聞いていると、そう思えます。メディアへの露出だ、地域の名物おこしだ、補助金だ、ダム誘致だ、原発誘致だ、というような短期的効果の他力本願がまだまだあふれているような。

一方、大阪は小商いも多く、お上は利用するという大胆さが良く好んで描かれてきたようにも思います。そのこともあってか、映画では工夫する世界という日常が描かれていたように感じます。そういう思い付きから、西の商売東の政治と準えてみたということでした。

ナドレックさんの尽きることを知らない豊富な知識の泉に接して、これからも長くたくさんのご教授を賜りたく思っていますが、考えてみればここは映画ブログ。

この話題からは身を引きますね。お付き合い、ありがとうございました。ただ、映画からならこういう話に入っていきやすいというのもまた一方での事実かと。それが実は映画を観る、ということの魅力の一つかと思います。

Re: No title

魚虎555さん、こんにちは。
興味深い論考を教えていただきありがとうございます。

おっしゃるとおり、誰をメタ評価(メタ監査)の実施者に選ぶかは大切ですね。
ご紹介いただいた論考にあるようにピアレヴュー(同僚監査)の質が低いとは、必ずしも思いませんが、会計検査院のようにピアレヴューをする相手(同様の機能を有する組織)がない場合は、メタ監査の実施者の選考が最も悩みどころとなるでしょう。
その点、当該論考の「自己監査こそが、監査の終着駅」との記述はとても面白く感じました。

なお、「評価方法は事前に公開し、評価プロセスや結果も迅速に関係者に合意を取り続けていくこと」と書かれると、合意された手続き(Agreed Upon Procedures)を思い起こしますが、そうすると合意を取り付ける"関係者"とは誰かが気になるところです:-)

現在、会計検査院そのものの検査は、会計検査院の財務検査課が行っているそうですが、これは一般的な内部監査に当たるものでしょうね。
http://bizmakoto.jp/makoto/articles/0711/15/news068.html


ところで、魚虎555さんも『さらば愛しの大統領』を高評価のようで嬉しいです。
私なんか、この映画を鑑賞した後に行ったのは、Twitterで世界のナベアツさんを探し出して、絶賛するメッセージを送ることでした。

>愛を読むひと、よりも、レボルーショナリーロードのほうが好き

そ、そうですか。
私はどちらも思い出すと元気がなくなります……。

Re: 修復

魚虎555さん、わざわざコメントを修復ありがとうございます。

「大阪界隈(京阪神)では政治に期待しない・泣きつかない」「お上は利用する」
「東では逆に堂々と期待する。」「短期的効果の他力本願」

なるほど。
大きい政府、小さい政府という議論もありますが、日本ではなかなかこれが対立軸として成立しません。これを東西の差異として考えてみるのは面白いですね。

もしも東西で「お上への期待」に差があるとしたら、それは戦国時代に遡ることなのかもしれません。少々長くなりますが、與那覇潤氏が2011年3月11日に発生した東日本大震災に関連して書かれた記事を引用します。
http://agora-web.jp/archives/1280302.html
---
日本人が大規模災害にあたっても(おおむね)粛然と退避行動をとり、学校や公民館をはじめとする公的機関を避難所として活用できるのは、もちろん望ましいことです。歴史学的にみると、これは戦国時代の争乱状況の際、領主が城郭に領民を収容する慣行ができて以来のことで、統治機構の存在意義を「住民の生存の保障」に求める心性によって、アナーキーな「自力救済」(その典型が略奪)に歯止めをかける行動パターンが、近代以前から国民的な約束事(国民性)になってきた史実に由来します。

一方で見方を変えると、これは、日本社会には危機であっても(危機のときこそ)「統治機構に従順になる」性格があることと同義であり、それが近代の「非常時」には戦争動員の基盤ともなりました。
---

東西に差があるとしたら、江戸に比べて大阪の方が石山合戦や大坂の陣での荒廃が大きく、住民が領主に向ける目に差が生じることになったと考えるのも面白いかもしれません。


ところで、魚虎555さんのコメントを拝見すると、二宮尊徳が生きた時代は貧困、社会的な不平等があったが今はない、と読めますが、必ずしもそうとも云えないと思います。特にこれからの日本は、政治の停滞等により、貧しくなっていくことでしょう。
ガンディーの云う大罪「道徳なき商業」は、尊徳の言葉の前半「道徳なき経済は犯罪であり」に相当しましょうが、後半の「経済なき道徳は寝言である」を忘れると、私たちの貧しさに拍車がかかるように思います。

No title

やや暇がまだ残っている魚虎です。コメント、ありがとうございます。

面白い考察をされている方の引用ありがとうございます。そんなところに起源があるのなら、中世の活発だった活動の時代がより引き立ちますね。中世とは断絶があるということですね。統治者の変更でそこまで民が変わるのなら、こりゃ面白いかと。

>ところで、魚虎555さんのコメントを拝見すると、二宮尊徳が生きた時代は貧困、社会的な不平等があったが今はない、と読めますが、必ずしもそうとも云えないと思います。特にこれからの日本は、政治の停滞等により、貧しくなっていくことでしょう。
ガンディーの云う大罪「道徳なき商業」は、尊徳の言葉の前半「道徳なき経済は犯罪であり」に相当しましょうが、後半の「経済なき道徳は寝言である」を忘れると、私たちの貧しさに拍車がかかるように思います。

ええ今も貧困はありますし各所に残ります。ただ、経済の底上げはもう終わっているんじゃないでしょうか。かつては、東北地方のある地域は女中さんを(差別用語、ごめんなさい)供給する場所、というのもありました。バングラデッシュやラオスまたはエジプトのような貧困はもう現代には見られません。ある程度の豊かさを確保してしまった中での(それをある程度は教授できる中での)、貧困問題だというといいすぎでしょうか。最貧国で見られるような底抜けの悪循環はわが国にはまず見られません。もし、観られたら驚きです。映像でということならWalk to the beautyを観ると推測が可能になるとは思います。

私たちは、過去の亡霊なのか制度なのかにがっちり縛られて自らを身動きできないようにしていると思ったりします。身動きできないまま、両手両足を自ら縛り上げて海底に沈んでいくようなイメージです。だれかが言っているように、今後は私たち日本もスペイン、ポルトガルのように400年の停滞である。ただ、明るいニュースは400年のうち最初の20年はもう過ぎた、と。

日本の政治の間違いによって(電気代値上げ、増税も)私たちにしわ寄せが来て、なけなしの貯蓄を吸い上げれらるのは目に見えているように思います。「経済無き道徳」は大切だとおもいますし、「誰に経済の恩恵が行き届くか」がそのことを防ぐために今まで以上に大切な気がします。

それと、人生でうまくいかないときがあっても再出発の道を作れること、かと。日本は、本当、失敗を許さない社会ですから。同じような立場にあるはずの周りの目、市民の目も厳しすぎます。私はこれがもっとも怖いし、今の社会の宿痾であると思います。官僚はそれを良く知っているように思うのです-それを利用するにせよ、反発するにせよ。

「道徳」とは何から成り立っているのでしょうか。儒教?あたりでしょうか。それを学校教育でずっと学ばされてきたのは、ほかの道徳というか倫理を学ぶチャンスを逸してしまった、わが国国民の不幸だと思ったりします。生意気申し上げてしまいごめんなさい。職業倫理の確立と、人には優しくすること、の二本立てなら話はわかるのですが… 「道徳なき経済」と「経済なき道徳」に二分化しているのが今の日本社会で、つまり「犯罪」と「寝言」の社会であると。なんだか、おきていることをうまく説明できる気がします(笑ってくださいね)。

Re: No title

魚虎555さん、こんにちは。
「犯罪」と「寝言」の社会ですか!うまいこと云いますね。

おっしゃるとおり、最貧国と云われる国に比べれば、現在の日本はその状態ではありません。
ただ、それが「すでに」なのか「まだ」なのか、私には判りません。

>今後は私たち日本もスペイン、ポルトガルのように400年の停滞である。ただ、明るいニュースは400年のうち最初の20年はもう過ぎた、と。

あぁ、停滞が400年で済むのならいいのですが。
モンゴルはチンギス・ハーンが帝国を築いてから800年、イタリアはローマ帝国の最盛期から1800年、マケドニアはアレクサンダー大王時代から2300年が経ちますが、世界史の主要プレイヤーとして返り咲く気配はなさそうです。

日本が衰退する原因の一つには、ご指摘のような周りの目、市民の目が厳しすぎることがあるように思います。
失敗しないこと、言質を取られないようにすることにコスト(金銭的なものだけではなく、労力や時間等も含めて)がかかり過ぎているように思います。そこに一番コストをかけているのが、官僚諸氏なのかもしれません。

知らなかった

ナドレックさん、こんにちは。
TLありがとうございます!
経費の割に成果が出てませんか…。
それにしても、たった5億円で凄い事になっているのはスケールが小さいのか大きいのかよく分かりません。大阪のノリと見て笑えばいいんでしょうね(笑)
この映画に堤真一と中井貴一が出ると分かり楽しみに劇場に足を運びました。
しかし、映画になると何故主要人物が減るのでしょうか。
書店でも映画化に因んで文庫本が積み上がっています。
映画の釈然としない創りに疑問をもったら文庫にいらっしゃいしている気が物凄くします。
(; д )

以前観た『インシテミル』の場合もそうでしたが…。(あ、あれにも綾瀬はるかが!)


職業の内容は、よく知りませんでしたからこちらの記事を読んで色々勉強になりました!ありがとうございました!

ではでは
失礼いたします。


Re: 知らなかった

愛知女子さん、こんにちは。
「読んでから見るか、見てから読むか」は映画『人間の証明』公開時の惹句ですが、原作付きの作品の場合は永遠のテーマですね。
とりわけ本作は、原作の評判の良さを聞くにつけ、誰もが原作に手を伸ばしたくなるんだろうなと思います。
ただこの映画は、実のところ綾瀬はるかさんのアイドル映画として、また大阪の観光映画として観るのが正解なのでしょう。その意味で、この映画は充分に目的を達しているのではないかと;-)

『インシテミル 7日間のデス・ゲーム』は――そうですね、スタッフ・キャストに惹かれて、不評を承知で観に行って、世評の確かさを思い知りました。
その感想文は、本ブログには収録しませんでしたが……。
Secret

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「プリンセストヨトミ」感想

 万城目学原作の長編小説を映画化。実地調査のために大阪を訪れた会計検査院の3人は、歴史の闇に隠された、重大な秘密を目の当たりにする。    アイディアは面白い。「なるほど」と唸る部分も多々ある。特に終盤の展開は、男として思わずグッと来たりもした。しか...

≪プリンセス トヨトミ≫

   ・・・・・そうだ、                       大 阪 行 こ う 。    

『プリンセス トヨトミ』

人情の街・大阪。歴史と着倒れの街・京都や海港と履き倒れの街・神戸とは違い、形がないものや残らないものを大切にする食い倒れの街・大阪。 そんな大阪に桂三度さんが大統領の ...

劇場鑑賞「プリンセス トヨトミ」

大阪国が独立宣言・・・ 詳細レビューはφ(.. ) http://plaza.rakuten.co.jp/brook0316/diary/201105280003/ プリンセス・トヨトミ (文春文庫) posted with amazlet at 11.05.24 万城目 学 文藝春秋 (2011-04-08) 売り上げランキング...

プリンセス トヨトミ

万城目学原作の長編小説の映画化。『その日大阪が全停止した。』がキャッチコピー。3.11以降の実際の日本で、いま大阪が全停止されると非常に困ってしまうわけですが、そういう意味でも興味を引かれてしまったのと、中井貴一が真田幸一を演じるに際して、大阪府知事の...

プリンセス トヨトミ

「プリンセス トヨトミ」 監督 鈴木雅之 原作 万城目学 出演 堤真一(松平元) 綾瀬はるか(鳥居忠子) 岡田将生(旭ゲンズブール) 沢木ルカ(橋場茶子) 森永悠希(真田大輔) 笹野高史(長曽我部) 和久井映見(真

プリンセス トヨトミ

見てわかったこと。

映画プリンセス・トヨトミ感想 突拍子のない設定展開が魅力的だが予告編が一番おもしろいどまりの内容

万城目学さん原作「プリンセス・トヨトミ 」感想です あらすじ  7月8日 午後4時 大阪が突然全停止した。  その10日まえ 東京から 国家予算の使途を調査する会計検査院調査官が大阪にやってきた  調査対象を徹底的に追い詰め「鬼の松平」

プリンセストヨトミ

2011/05/28公開 日本 119分監督:鈴木雅之出演:堤真一、綾瀬はるか、岡田将生、沢木ルカ、森永悠希、笹野高史、和久井映見、中井貴一 大阪全停止。その鍵を握るのは、トヨトミの末裔だった。 会計検査院の調査官である松平元、鳥居忠子、旭ゲーンズブールの3人が、府...

映画『プリンセス トヨトミ』

 好きな作家のひとり、万城目学さんの同名原作の映画化ということで初日に鑑賞。地元大阪が舞台とあってか、TOHOシネマズ梅田のシアター1は、ほぼ満員でした。 Story 7月8日金曜日、午後4時 - 大阪全停止。遡ること4日前の月曜日。東京から大阪に3人の会計検査院調査官…

プリンセス トヨトミ 2011.5.17

タイトル:「プリンセス トヨトミ」 Yahoo!映画:http://info.movies.yahoo.co.jp/detail/tymv/id338644/ 日にち:2011年5月17日(火) 場所:都内ホール(試写会)==================== 原作既読です。 長編小説を2時間の映画にするにあたり、結構

プリンセス トヨトミ

「鴨川ホルモー」で知られる人気作家・万城目学の同名小説を映画化。会計検査院による調査で大阪人が400年もの間守ってきた秘密が明らかになり、大阪中を巻き込んだ大騒動が巻き起こるという歴史SF物語だ。メインキャストの3人を堤真一、綾瀬はるか、岡田将生が務め...

プリンセス トヨトミ/堤真一、綾瀬はるか、岡田将生

人気作家・万城目学さんの同名小説を原作に『HERO』の鈴木雅之監督が映画化した歴史ミステリーです。伊坂幸太郎さんの小説と一緒で万城目学さんの作品もまだ一度も読んだことがない ...

プリンセス トヨトミ

2011年5月29日(日) 18:50~ TOHOシネマズ有楽座 料金:0円(シネマイレージカード ポイント使用) パンフレット:未確認 『プリンセス トヨトミ』公式サイト 「世にも奇妙な物語」長編版といったレベル。 万城目学の原作小説は、もっと面白いと思うのだが。いあ...

プリンセス・トヨトミ

面白味に欠けるドラマが退屈・・・。

プリンセス トヨトミ

評価:★★☆【2,5点】(10) 天然度数Maxの綾瀬さんが見られただけでOKとしておこう。

映画「プリンセス トヨトミ」

映画「プリンセス トヨトミ」を鑑賞。

プリンセス トヨトミ(2011-035)

万城目学の同名小説を映画化。 会計検査院による調査で大阪人が400年もの間守ってきた秘密が明らかになり、 大阪中を巻き込んだ大騒動が巻き起こるという歴史SF物語。 予告観ただけで楽しみにしてい...

映画『プリンセス トヨトミ』

↑この画像がね、原作の表紙とそっくりで、原作が好きなんだな~と、愛情感じます(^^) ちなみに原作本はこちら↓そして記事も書いてます。 プリンセス・トヨトミ (文春文庫)(2011/04/08)万城目 学商品詳細...

プリンセストヨトミ

試写会に行ってきました。この作品は原作を先に読んだ人とそうでない人でかなり感想が変わるようです。原作の人物の性別が映画とは逆だったり、後半の展開が大きく違っていることで原作ファンの期待を裏切る作品になってしまっているのかもしれません。ワタクシは原作を読...

プリンセス トヨトミ

大阪には豊臣秀吉の子孫がいた!! 原作は万城目学の同名小説。 かなり前に読んでいて 記憶はうすれています。 監督は 鈴木雅之。 国の会計検査院に所属する3人の調査員。 松平(堤真一)鳥居(綾瀬はるか) 旭ゲンズブール(岡田将生)。 大阪に訪れた彼らは 財団...

映画:「プリンセス・トヨトミ」♪。

平成23年6月1日(水)。 映画:「プリンセス・トヨトミ」。 【監  督】 鈴木雅之 【原  作】 万城目学 【キャスト】堤真一 (松平元)・綾瀬はるか (鳥居忠子)・岡田将生 (旭ゲーンズブール)       沢木ルカ (橋場茶子)・森永悠希 (真田大輔…

『プリンセス・トヨトミ』

会計検査院が調査に入った OJO(大阪城趾整備機構)には 隠された秘密があった... 【個人評価:★★★ (3.0P)】 (劇場鑑賞) 原作:万城目学 『プリンセス・トヨトミ』

映画「プリンセス トヨトミ」感想 【ネタばれあり】

「プリンセス トヨトミ」(2011年05月28日公開 監督:鈴木雅之 脚本:相沢友子 原作:万城目学) 俺:30歳 観てきましたー 公開日にもかかわらず・・・空いてました →公式サイトはこちら ― その日大阪が全停止した ― このキャッチコピーとタイト

プリンセス トヨトミ

「鴨川ホルモー」の人気作家・万城目学が大阪を舞台に描いた同名ベスト セラーを豪華キャストで映画化した奇想天外エンタテインメント・ムービー。 大阪を訪れた会計検査院の3人の調査官が、ひょんなことからこの地で 脈々と守り継がれてきた驚くべき秘密を目の当たりに…

「プリンセス トヨトミ」大阪の秘密を知った先にみた大阪の人々の想いと末裔を守る使命

「プリンセス トヨトミ」は万城目学の長編作品プリンセストヨトミを映画化した作品で、会計検査院の調査官3人が調査のために大阪の財団法人の実地検査を実施するが、そこで大阪に ...

『プリンセストヨトミ』を池袋ヒューマックスシネマズ4で観て、ゆっさゆっさの話題中心ふじき☆☆☆

五つ星評価で【☆☆☆ゆっさゆっさはOKだ】 ツイッター上で、 映画はともかく「綾瀬はるかの胸揺れが凄い」と評判になった映画。 評判通りであった。 っつか、胸揺れみじけ ...

プリンセス・トヨトミ

2011年度作品/日本 <監督> 鈴木雅之(「HERO」、「NIN×NIN 忍者ハットリくん THE MOVIE」) <原作> 万城目学 <出演> 堤真一 綾瀬はるか(「インシテミル 7日間のデス・ゲーム」など) 岡田将生 沢木ルカ(「茶々 天涯の貴妃(おんな)」) 森永悠…

映画「プリンセス トヨトミ」荒唐無稽でもワクワクするものが無い

「プリンセス トヨトミ」★★★ 堤真一、綾瀬はるか、岡田将生 中井貴一、沢木ルカ出演 鈴木雅之監督、 119分 、2011年5月28日, 2011,日本,東宝 (原作:原題:プリンセス トヨトミ/万城目学)                     →  ★映画のブログ★  ...

ひょうたんだよ!全員集合(んなアホな)~「プリンセス・トヨトミ」~

プリンセス・トヨトミ (文春文庫)万城目 学 文藝春秋 2011-04-08売り上げランキング : 42Amazonで詳しく見るby G-Tools 物語の顛末を映画館でというのなら見てから読むべし。 若干説明不足の分、ひとによっては物足りなさを感じるかもしんない。 いつもなら原作読...

大阪国国民、蜂起せよ~『プリンセス・トヨトミ』

 会計検査院の調査官、松平(堤真一)、鳥居(綾瀬はるか)、旭ゲンズブール(岡 田将生)の3人は、新幹線で大阪に向かう。OJOという名の財団法人を調査中、松 平はある違和感に囚われる。  万城目学...

プリンセストヨトミ

「鴨川ホルモー」の万城目学による同名小説を、「HERO」の鈴木雅之監督が映画化した歴史ミステリー。東京から大阪にやって来た3人の会計検査院調査官が遭遇する大騒動を描く。出演 ...

【プリンセス トヨトミ】を映画鑑賞!

父から子へ、代々受け継がれていくものとは!?  まずは来訪記念にどうかひとつ!  人気blogランキング【あらすじ】国家予算が正しく使われているかを調べる会計検査院の調査官3人が、東京から大阪にやってきた。大阪府庁など、実地調査を順調に進めていく彼ら。しか?...

「プリンセストヨトミ」、息子へ受け継がれてゆくもの

東京から大阪へ三人の会計監査院調査官がやってくる。 その三人とは、 堤真一演じる鬼の調査官と呼ばれている、リーダーの松平、 天性の勘を頼りに何とかやっている綾瀬はるか演じる感の鳥居、 そして日仏ハーフでクールな岡田将生演じる旭ゲンズブール。 三...

『プリンセス トヨトミ』

□作品オフィシャルサイト 「プリンセス トヨトミ」□監督 鈴木雅之 □脚本 相沢友子□原作 万城目 学 □キャスト 堤 真一、綾瀬はるか、岡田将生、沢木ルカ、森永悠希、和久井映見、中井貴一■鑑賞日 5月28日(土)■劇場 チネチッタ■cyazの満足度 ★★★☆?...

プリンセス・トヨトミ

監督鈴木雅之 出演堤真一(松平元) 綾瀬はるか(鳥居忠子) 岡田将生(旭ゲーンズブール) 沢木ルカ(橋場茶子) 森永悠希(真田大輔) 映画は「大阪夏の陣」から始まる。 豊臣の一族は次々と殺され、最後の一人である国松は、母に秘密の地下道へと導かれ?...

映画 「プリンセス トヨトミ」

映画 「プリンセス トヨトミ」

プリンセス・トヨトミ レビュー(ネタばれあり)

 【ストーリー】方広寺の大仏殿に治める梵鐘に「国家安康」「君臣豊楽」の文字を刻んだ事を口実に、徳川家康は豊臣側に戦闘を仕掛けて和議に至る。だが、この時、大坂城の外堀を埋めるという約束に同意した豊臣に対して、家康は内堀までも埋めてしまう。そして4月になる?...

プリンセス・トヨトミ レビュー(ネタばれあり)

 【ストーリー】方広寺の大仏殿に治める梵鐘に「国家安康」「君臣豊楽」の文字を刻んだ事を口実に、徳川家康は豊臣側に戦闘を仕掛けて和議に至る。だが、この時、大坂城の外堀を埋めるという約束に同意した豊...

詰めが甘い。【映画】プリンセス トヨトミ

【映画】プリンセス トヨトミ 人気作家・万城目学の直木賞候補にもなった小説を映画化。 【あらすじ】 会計検査院の調査官である松平元(堤真一)、鳥居忠子(綾瀬はるか)、旭ゲーンズブール(岡田将生)の3人が、府庁など団体の実地調査のため東京から大阪にや...

プリンセス トヨトミ

 『プリンセス トヨトミ』をTOHOシネマズ六本木ヒルズで見てきました。 (1)映画を見る前には万城目学氏の原作(文春文庫)を読まずにいて、予告編の感じだけから、実際の映画では大阪が東京支配に反旗をひるがえして反乱を起こすような、とても壮大な物語を見せてくるも...

プリンセス・トヨトミ 大阪ヾ( ̄∇ ̄=ノ バンザーイ♪ヾ(_ _)ノ ドモ

【=27 -8-】 TOHOシネマズのシネマイレージで6000マイルが貯まったので、2回目の1か月フリーパスポートをゲット。 先月はゴルフの突貫工事に忙しく、ちっとも映画を観ていなかったので、観たい映画はたくさん溜まっている、見まくってやる! というわけでフリー鑑賞1本...

『プリンセス トヨトミ』

2010年/東宝/119分 【オフィシャルサイト】 監督:鈴木雅之 出演:堤真一、綾瀬はるか、岡田将生、沢木ルカ、森永悠希、笹野高史、和久井映見、中井貴一

プリンセス トヨトミ  監督/鈴木 雅之

【出演】  堤 真一  綾瀬はるか  岡田 将生  中井貴一 【ストーリー】 国家予算が正しく使われているかを調べる会計検査院の調査官3人が、東京から大阪にやってきた。大阪府庁など、実地調査を順調に進めていく彼ら。しかし容赦ない調査でチームリーダー・松平は、...

プリンセス トヨトミ

大阪市内大フィーチャー! 大阪市内のあちこちで撮影しまくった映画って意外と無いんよね。 という訳で特に期待せず、いつもぶらついてる街がいつの間にか撮影されてた映画を観ようという感覚で『プリンセス トヨトミ』を観てきました。 ★★ なんじゃこりゃ。 出てるだ...

映画鑑賞【プリンセス トヨトミ】あなたもプリンセスかもよ?

いや、楽しかった。 個人的には真田息子が気持ち悪かった(笑) 一体誰がプリンセスやねん!? て楽しく観るはずの映画なのですが、予告編でネタバレし過ぎて観る前からバレバレでした…。あとプリンセスと思しき人が...

プリンセス・トヨトミ

・プリンセス・トヨトミ(5月28日より公開 堤真一・綾瀬はるか・中井貴一出演)もともと小説を映画にリメイクしたものだが、この映画を見て思ったことは・ 日本国(といっても会計検査院だが)と大阪国との補助金をめぐる攻防・ 親子とのつながりを描いたヒューマニ...

2011年5月29日 『プリンセス・トヨトミ』 TOHOシネマズ有楽座

今日は、2本鑑賞 先ず、1本目は、『プリンセス・トヨトミ』  雨が降っていたので空いているだろうとたかを括っていましたが混んでいました なんとか、前列3列目で座れました。 スクリーン近すぎて疲れましたが 【ストーリー】  会計検査院の調査官である松平元(堤真...

映画:プリンセス トヨトミ

 映画ブログのくせして、映画の記事を書くのは久々。久々の記事はこちら、プリンセス トヨトミです。

映画「プリンセス トヨトミ」

や~と、見に行けた、映画「プリンセス トヨトミ」です。

プリンセス トヨトミ

プリンセス豊臣?豊臣の遺児という設定はワクワクさせられるものだけど、出来ればタイトルでは隠して欲しかったな。 会計検査院による査察をきっかけに、約400年間守られてきた秘密が明らかになり、大阪中を巻き込んだ大騒動に発展していく…というストーリー。 歴史人?...

プリンセス トヨトミ

プリンセス トヨトミ ★★★☆☆(★3つ) 大阪全停止。 その鍵を握るのは、 トヨトミの末裔だった。 気になっていた映画ですが、DVDが出たので早速鑑賞です。 トヨトミの末裔が生きていたら?っていうファンタジーなんですが・・・ すっごい盛り上げてて、しりつ...

『プリンセストヨトミ』(2011)

この作品を”和製『ダ・ヴィンチ・コード』”などと紹介していたのはどこの誰だ? ちょっと期待しちゃったじゃないか・・・。 東京から大阪へ3人の会計検査院調査官がやってきた。彼らは実地調査を進めるうちに、財団法人「OJO(大阪城趾整備機構)」に不審な点を...

【映画】プリンセス トヨトミ

<プリンセス トヨトミ を観ました> 製作:2011年日本 「鴨川ホルモー」「鹿男あをによし」の人気作家、万城目学の直木賞候補になったベストセラーを映画化した作品。 「鴨川ホルモー」は結構好きだったなぁ。でも実はこの作品の事、全然知らなかった…...

プリンセス トヨトミ(映画)

   万城目学さんの小説「プリンセス トヨトミ」が大好きだから劇場で見たいな、と思っていたけど、知人に「原作ファンにはおすすめしない。」と言われて見ることをずっと躊躇していたんですが、やっぱりレンタル店に並ぶと見たくなります。 そういうわけでかなりの...

プリンセス トヨトミ

Data監督鈴木雅之原作万城目学出演堤真一 綾瀬はるか 岡田将生 沢木ルカ 中井貴一公開2011年 5月

『プリンセス トヨトミ』'11・日

あらすじ会計検査院の調査官である松平元、鳥居忠子旭ゲーンズブールの3人は、府庁など団体の実地調査のため東京から大阪にやってきたが・・・。解説地上波放送を前に、WOWOW...

『プリンセス トヨトミ』'11・日

あらすじ会計検査院の調査官である松平元、鳥居忠子旭ゲーンズブールの3人は、府庁な
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