『阪急電車 片道15分の奇跡』 私たちの勧善懲悪

 【ネタバレ注意】

 こいつは一本取られた。

 実在の阪急電車を舞台にした映画『阪急電車 片道15分の奇跡』は、阪急電鉄の多大なる協力を得て制作されている。とうぜん企業イメージを悪くする内容のはずがない。ましてや阪急電鉄の特設サイトでは、三宅喜重監督や原作者の有川浩(ありかわ ひろ)氏が次のように語っている。
 三宅監督「この映画は、電車の中でたまたま出会った人に、勇気付けられたり癒されたりする物語です。(略)関西発のやさしい物語を届けたいと思います。」
 有川氏「映画を見ている2時間、私はほっこりと和むことができました。」

 私の中で「ほっこりと和む」とは、ほとんど「温くて退屈」と同義なので、映画館に足を運ぶのは躊躇された。
 しかし、監督は『僕の生きる道』で視聴者を号泣させた三宅喜重氏だし、脚本は『あいのうた』でこれまた視聴者の涙を搾り取った岡田惠和氏である。「ほっこり」にしろ「和む」にしろ、半端なことはあるまい。そう考えて、映画に臨むことにした。
 結論から云ってしまえば、本作は愉快な恋愛劇『結婚できない男』の三宅喜重監督の作品であり、群像コメディ『ちゅらさん』の岡田惠和氏の作品であった。


 通常、映画の作りとしては、笑いや痛快さは映画の前半に持ってきて、後半には感動ネタを配置し、観客をしみじみさせて劇場から送り出すことが多いだろう。『犬とあなたの物語 いぬのえいが』がまさしくそんな構成だった。
 ところが本作は、前半に早くも涙のシーンが登場する。では後半に感動はないのかというと、もちろん後半にも涙を誘うシーンはあるのだが、それ以上に強調されるのが痛快さである。

 本作には幾人もの悪党が登場する。女性に暴力を振るう男、先輩のフィアンセを寝取る女、級友を仲間外れにするいじめっ子たち、そして人の迷惑を顧みないオバサン軍団。彼らは電車であなたの隣にいるかもしれない、ありふれた悪人たちである。
 本作が面白いのは、確かにほっこりと和ませながらも、市井の人々が立ち上がり、彼ら悪党どもを懲らしめる物語である点だ。

 急先鋒はなんと、たった6歳の芦田愛菜(あしだ まな)ちゃん。まだ幼いのをいいことに、マナーの悪い客に正論を浴びせかける。
 それを支援し、仕上げを務めるのが、宮本信子さん演じる嫌味な婆さんである。彼女は普段から身勝手な嫁にありがた迷惑な品をプレゼントするふてぶてしい婆さんであり、必要とあらば辛辣な言葉もはばからない。
 彼女たちを中心に、人々がやられたらやり返す様はなかなか痛快なのだ。

 復讐のために"討ち入り"するOL・翔子を演じた中谷美紀さんは、こんな風に述べている。
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初めて台本を読んだときは、"なんて非常識な女性なんだろう"とも思いましたが、多くの女性が同じような状況になったら、きっと翔子と同じような行動をとりたいだろうな、と。皆、プライドや人の目があるからできないだけで、私だって…(笑)。この役を通して、皆さんが普段したくてもできないことをスクリーンで表現するのが私の仕事だと確信できた作品です。
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 もちろん、一般市民が暴力沙汰を起こしたり、恨みを買うような真似はできない。
 もっとも少ない代償でやり返す方法は、不愉快な人間とは縁を切ることである。会いたくもない相手にいつまでも係わるのは、神経をすり減らすだけである。そんな相手には、ちょいと嫌味の一つも云って、とっとと関係を終わらせるのが得策だ。


 テレビドラマの庶民は、どこからともなく水戸黄門が来てくれるのを待つだけだが、本作では市井の人が自分からちょっと行動する。その一歩によって、日々感じている「生きにくさ」を解消するのだ。
 本作を観てほっこりと和むも良し、うぶな恋愛に胸ときめかせるも良し、蜂の一刺しに快哉を叫ぶも良し。観客は、この群像劇のどこかにきっと共感を覚えることだろう。


阪急電車 片道15分の奇跡 blu-ray  特別版阪急電車 片道15分の奇跡』  [は行]
監督/三宅喜重  脚本/岡田惠和
出演/中谷美紀 戸田恵梨香 宮本信子 南果歩 谷村美月 有村架純 芦田愛菜 小柳友 勝地涼 玉山鉄二 高橋努
日本公開/2011年4月29日
ジャンル/[ドラマ] [ロマンス]
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【theme : 阪急電車
【genre : 映画

tag : 三宅喜重 中谷美紀 戸田恵梨香 宮本信子 南果歩 谷村美月 芦田愛菜 小柳友 勝地涼 玉山鉄二

⇒comment

ちゅらさん

へえ~っ!?そういう映画だったのですか!?
私は予告で見て、即パス!とふるいにかけてしまってました。
いわゆる心温まる泣かせる予定調和満載の映画、と思ったので。
私は映画好きのくせに脚本とか、演出とか、チェックするのをすぐ忘れてしまうのですが、「結婚できない男」と「ちゅらさん」は大好きなドラマです。
特に「ちゅらさん」は朝ドラ史上1番好きなドラマなんですよ!(あの頃は専業主婦で毎朝しっかり見てたっけ…)
このドラマ以来、余貴美子さんが大好きになりました。



Re: ちゅらさん

mi~yaさん、こんにちは。
「心温まる泣かせる予定調和満載の映画」ではあるのです。それはそれで良いのですが、それだけではなかったのです。
私も『ちゅらさん』が大好きです。前半のロマンチックな恋愛劇もいいですが、後半の長屋モノも愉快でした。以前、『私の青空』の舞台となった青森県大間町を旅したことがありますが、いずれは小浜島にも行ってみたいと思います。
余貴美子さんは『ちゅらさん』で認識しました。それまでも見かけていたはずなのに、判っていませんでした。
『ちゅらさん』でとりわけ印象深いのは、田中好子さんが一風館を訪ねたときのことですね。一風館の住人と意気投合した田中好子さんが「キャンディーズ歌おうか」「わたしスーちゃん」と云う場面に笑ってしまいました。

ACの場面じゃないですが…

心の内を見せるのはなかなかに難しい。
「本当は、一言言ってやりたい!」を痛快に表現して
「これで、スッキリ」な、気分にさせてもらえました。
ご紹介の中谷さんのコメントは、本当にその通りです。
 
原作が大好きなんですが、小学生のシーンとか
端折らないでほしいと思った所が
ちゃんと描かれていて、大感激いたしました。

No title

人を信じられるようになる温かみのある映画であるような気がします。大阪を舞台にした作品は多いと思いますが、阪神間しかも今津線での撮影なら品が悪くなりようがありません。
ジョン万次郎がいい味を出していたと思います。宮本信子さんはいつも上手ですねえ。

Re: ACの場面じゃないですが…

ほし★ママさん、こんにちは。
原作は未読なのですが、とても面白そうですね。
キャスティングも充実していて、原作ファンも納得というところでしょうか。
特に空手家を演じた高橋努さんがかっこよかった!出番は少ないけど、あの面構えが効いていたと思います。

Re: No title

魚虎555さん、こんにちは。
私は今津線には乗ったことがないのですが、特色ある路線なのでしょうか。この地域の雰囲気を知っていればより楽しめるのでしょうね。
『篤姫』でジョン万次郎を演じた勝地涼さんも良いですね。女優さんばかりの中で、数少ない男性主体のエピソードを印象深くしてくれました。

No title

今津線は東京で言えば文教地区(のひとつ)に相当します。東京の場合、御茶ノ水や吉祥寺あたりであっても、文京+αという地区になることは避けられませんが、地方都市は、経験上、割と純粋に落ち着いた学校地区、落ち着いた住宅街があるように思います。
西宮北口駅の東西方向の路線(つまり阪急神戸線)も文教地区(というか、街に学校が溶け込んでいる雰囲気)でもありますが。。。 
今津線を淡い雰囲気で描いたのは流石だと思いました。逆に、その普遍性は全く無いのでそこを全国区として作ってしまって大丈夫かな、とは思いました。

Re: No title

魚虎555さん、こんにちは。
なるほど、沿線に学校があって、学生たちが通学に使うことで知られる路線なのですね。
すると、あのオバサン軍団は今津線の乗客には珍しいタイプなのかもしれませんね。
田舎過ぎず、都会過ぎずの光景が、ちょっと懐かしい雰囲気をかもしていたのかと思います。

No title

今津線ならびに神戸線は全国一のケーキ屋とパン屋の数を誇ります。名店もわんさとあります。あわせて個性的なレストランも。それゆえ、あのようなオバサン軍団の登場と相成ることとなります。あれだけお下品な言葉と態度は関西人ならどこから電車を乗り継いできたのか、おおよそ想像がつきます。少なくとも今津線や神戸線の地域の人ではありません。映画ですから、南果歩演じる主婦の断りきれない性格に対してわかりやすさを優先して対比させただけとは思います。関西出身者で固めたキャストだけに、地元の空気が良く出ていたように思えます。私は阪急電車の車体と駅風景を眺めながら、世田谷線を思い出してしまいました。空気は似てる?かな…

Re: No title

魚虎555さん、こんにちは。
全国一のケーキ屋とパン屋の数ですか!
それは魅力的な:-)
私も世田谷線を髣髴とさせるなと思いました。都市周辺でありながら、ローカル色を漂わせるところが似ているかもしれませんね。

悪党

こうした映画は、そのまま素直に受け止めて「ほっこり」するのが無難なのでしょうが、「微温湯」に浸かりっ放しもなんだからと、敢えて異を立てさせていただきます。ご容赦下さい。
さて、この作品について、ナドレックさんは、「観客は、この群像劇のどこかにきっと共感を覚えることだろう」と述べておられるところ、クマネズミはあまり共感を覚えませんでした。
特に、ナドレックさんは、「本作には幾人もの悪党が登場」し、「彼ら悪党どもを懲らしめる物語」だから「本作が面白い」とされますが、そんなに正面切っておっしゃられると、ソウかなと疑問に思えてしまいます。
というのも、ナドレックさんがここに挙げておられる人々は、正真正銘の「悪人」と言えるのかどうか疑問に思えるからなのですが。無論、どんな行為を「悪」とするかは人様々でしょうし、相対的で主観的な問題に過ぎないかもしれません(映画『悪人』が、遠くで仄かに点滅するにせよ)。
ただ、仮に一つのお遊戯として、例えば、“故意に他人の存在を著しく脅かす行為をなす人”とでも「悪人」を言う場合(いい加減で申し訳ありません)、頗る元気がいいだけの女性たち(「先輩のフィアンセを寝取る女」とか「人の迷惑を顧みないオバサン軍団」)を一様に「悪人」とできるのか疑問ですし、そんなことをしたら自粛ムードの世の中が一層沈滞してしまうかもしれません。また、「女性に暴力を振るう男」や「級友を仲間外れにするいじめっ子たち」にしても、この映画で描かれる程度であれば、「悪人」とまではとても言えず、単なる彩りとして見ることもできるのではないでしょうか?
そして、仮に「先輩のフィアンセを寝取る女」等々が必ずしも「悪党」と言えないとしたら、この映画は“悪人を懲らしめる作品”とも言い切れず、単に“お節介”を描いただけのことであり、従ってそんなに「面白」くもないということにならないでしょうか?

Re: 悪党

 クマネズミさん、こんにちは。
 この映画に登場する人のどれだけが、悪党・悪人なのか、そうでないのか。それはクマネズミさんのおっしゃるとおり、本作では相対的で主観的な問題に過ぎないでしょう。
 ただ、この作品の特徴は、電車の中でたまたま乗り合わせた人たちを描いている点です。もしかしたら優しくて思慮深いかもしれないけれど、今この瞬間は大声で怒鳴っている男や、家庭ではとても心配りのできる人かもしれないけれど、今この瞬間は大騒ぎしているオバサン、そういったある断面のみを切りだして観客に提示しています。登場人物の境遇や背景まで描いた『悪人』とは、正反対のアプローチといえましょう。
 で、その瞬間は確かに他人に迷惑をかけていることと、それに対して何かしらやり返していることをもって、私は「私たちの勧善懲悪」と題して取り上げました。警察に届け出るとか、償いをさせるとか、そんな大袈裟なことではなくても、云いなりにならない、黙ってない、せめて泣き顔は見せない、といったことは個々人でもできるからです。描かれるのはせいぜいその程度のことなので、「蜂の一刺し」と表現した次第です。
 これだけ大勢の登場人物がいて、日常でありがちなエピソードが挙げられているので、「どこかにきっと共感を覚えることだろう」と書きましたが、もちろんどこにも共感できない人もいますよね。

 ちなみに、私は車内を映画館に見立てて、とても共感していました。
 映画館でおしゃべりする客や、音を立てて飲食している客は困りものです。
 うるさい客を注意しようにも、ちょっと離れていて注意しづらいときに、近くの客がビシッと注意していると、拍手を送りたくなります。
 それを"お節介"と捉える人も、いるかもしれません。行動する人、拍手する人、見逃す人、人それぞれですね。

 ところで、先ごろラトビアでは、『ブラック・スワン』の上映中にポップコーンの音を注意した観客が逆ギレされて射殺される事件がありました。
 http://www.cinematoday.jp/page/N0030581

 うるさい客を注意するのも命懸けとなると、やがて英雄的行為とみなされるかもしれません。

続悪党

お早うございます。
早速ご返事をいただいただけでなく、ラトビアでの殺人事件までご教示いただき、誠にありがとうございます。そんな酷いことが起こるなんて、とビックリしてしまいました。
映画館で近くの席にいる煩い人には私もヨク注意しますから、今後は相手の様子も十分勘案しつつ、そうすることといたしましょう。
ただそうだとすれば、ナドレックさんの「悪党」の一角を構成する「オバサン軍団」に対して宮本信子がお説教するのと同じことではないのか、と言われてしまうでしょう。特に、ナドレックさんは「車内を映画館に見立て」てもいらっしゃるのですし。
でも、わずか15分間の乗車時間とはいえ、電車に乗れば、人はある程度旅行気分になってウキウキしてくるのではないでしょうか?まして、主婦達が家を離れて仲間と一緒に食事をするというのですから、話が弾むのも当然でしょう。ですから、喧しいのは我慢して許してあげましょうとなってしまいます(会社帰りに酒を飲んで酔っぱらい、電車の中で仲間と大声で上司の悪口を喋っている男性陣もいることですし)。
他方、映画館では、上映前に鑑賞マナーがアナウンスされ、観客もそれを了解した上で見ているはずですから、注意しても構わないのではと思っています(とはいえ、一昔前の映画館では、映画を見ながらお煎餅などを音を立てて食べたりするのは当たり前のことでしたが!)。
という具合に、一つ一つ映画のエピソードをああだこうだ吟味していったら面白いのでは、と思っているところです。でも、それはこういう場ですることではなく、それこそ仲間内で(電車の中ででも!)議論し合えば十分でしょう!
ただ、私が心底嫌だなと思うのは、宮本信子の取った行動に快哉を叫ぶ人が世の中の大部分を占めて、こうした事柄に対する人々の価値判断が一色になってしまうことなのですが。

Re: 続悪党

クマネズミさん、こんにちは。

>ただ、私が心底嫌だなと思うのは、宮本信子の取った行動に快哉を叫ぶ人が世の中の大部分を占めて、こうした事柄に対する人々の価値判断が一色になってしまうことなのですが。

 残念ながら(?)、このお婆さんの行動が小説や映画になるということは、このようなことは現実には珍しいからなのでしょう。
 お婆さんの行動にしても、誰も彼もが我慢を重ねた上でのことで、しかもお婆さんから仕掛けたわけではなく、子供の発言を聞き咎めたオバサン側からの攻撃に対して受けて立ったということでしかありません。それが映画のクライマックスになってしまう現状は、はたしてどう考えれば良いのか。
 しかも、アメリカ映画なら乗客総立ちで拍手喝采しそうなところ、本作ではみんな黙って去るばかり。わずかに二人だけが、ほとんど誰も気づかないような拍手をパラパラと送るだけです。

 せめて二人くらいは拍手をしようよ、というのが、映画の作り手が抱くファンタジーなのかもしれません。

お詫び

お早うございます。
お忙しいところ、またしても直ちに御回答いただき、感謝申し上げます。
ですが、クマネズミの書き方が酷く不味かったために、ナドレックさんに誤解されてしまいました。
クマネズミが「宮本信子の取った行動に快哉を叫ぶ人」と申し上げましたのは、“宮本信子の行動に対して映画の中で拍手を送る人”のことではなく、本作品を鑑賞した人を指しておりました。というのも、この映画に関する様々のレビューを見ると、「共感」を覚えたと述べているものばかり、という現状から、「快哉を叫ぶ人が世の中の大部分を占め」と申し上げたところです。
本作品の中では、宮本信子の行動に対して、「わずかに二人だけが、ほとんど誰も気づかないような拍手をパラパラと送るだけ」であり、かつ「オバサン軍団」は電車を降りると憤然と闊歩していましたから、必ずしも「彼ら悪党どもを懲らしめる物語」になっているとはいえず、従って、この映画に係る大きな問題は、むろん映画自体にあるにせよ(このエピソードを「映画のクライマックス」にしなければ良かったのでは、と思います)、なおまた鑑賞する方にもあるのでは、すなわち「こうした事柄に対する人々の価値判断が一色になってしまうこと」にあるのでは、と考えた次第です。
自分の意図が伝わるようにきちんとコメントを書かなかったことをお詫び申し上げます。

No title

またまた書いてしまいますが、絶賛される映画ではないし、でもなにか心に残る、ほんのちょっぴり温かみとか勇気をもらえる映画なのかな、と感じています。でも私の場合は個人として今津線は知っているし、宝塚劇場も行った事あるしという理由もあることにはあります。また、宮本信子によるパフォーマンスだけでなくて、製作側はいろんなメッセージを細かに込めているように思いました。「大阪ハムレット」も思い出していました。あちらは流石、帝都大阪。よくも悪くも直接的で判りやすい世界、目立つものもたくさんあり、と。
この映画に話を戻すと、私も見ながら退屈する場面もありましたし、定型過ぎる(クリスマスの二人と避妊具)というところも感じましたが、3月以降ささくれ立ったこの時期にはホッとするものを見つけたしだいです。その意味では、私自身は作品を過大評価をしているとは思います。
また、個人的つぼは、私立(小林か?、制服は違うが)に通う女の子、式場で紳士的対応をする中年の従業員(フロアマネージャー?)。南果歩が電車から降りた理由を語ると「はよ言いや」とばっさり切ってしまいながら水を差し出した彼女はいかにもありそうです。そして、もちろん、あの大学生カップルには静かに応援してます(笑)。
ということで、疲れた心(笑)に効いたこの作品を語るのはこれぐらいにしておきます(普遍性tが無いですからね)。

Re: お詫び

 クマネズミさん、こんにちは。
 もしも、本作への共感を表明する感想ばかりが目に付いたとしても、それは他ならぬこの映画を観た一部の人のうち、わざわざ感想を何らかの形で表明した一部の人たちの意見でしかありません。ましてや、映画を観た直後は多かれ少なかれ感化されるものです。

 私は記事本文で次のように書きました。

>本作を観てほっこりと和むも良し、うぶな恋愛に胸ときめかせるも良し、蜂の一刺しに快哉を叫ぶも良し。観客は、この群像劇のどこかにきっと共感を覚えることだろう。

 本作に共感を覚えた人たちが、具体的にどこに共感したかといえば、おそらく千差万別でしょう。
 はたして多くの人の価値判断が同色に染まるのか、またその状態が持続するのか、はなはだ疑問に思います。

 たとえ同じ箇所に共感を覚えた人が複数いたとしても、現代の映画は、社会現象を巻き起こすようなポジションにはありません。せいぜい共感した人がせこせこと感想を書いたら共感の小さな輪が少し広がるかな、という程度でしょう。
 それでもサイレント・マジョリティには何の影響も及ぼさないと思います。

 映画の作り手もそれが判っているからこそ、劇中で拍手によって意思表示をする人は少数なのでしょう。
 中谷美紀さんのセリフにもありますが、この映画では「多くの人は気にも懸けてくれないけれど、どこかにきっと判ってくれる人がいる」ということを述べています。
「多くの人は気にも懸けてくれない」は事実で、「どこかにきっと判ってくれる人がいる」は希望・願望ですね。

声なき声

こんばんは。
またまたご回答いただき、恐縮至極です。
ナドレックさんがおっしゃることは、ごもっともでしょう。
例の安保騒動に際して、時の総理大臣の岸信介氏が、「デモ隊は声ある声だ。私は声なき声に耳を傾ける」と言ったとされる歴史を殊更持ち出さずとも、映画レビューとは、「この映画を観た一部の人のうち、わざわざ感想を何らかの形で表明した一部の人たちの意見」であることは間違いのないところです。ですから、単にその傾向を見ただけで、「価値判断が一色になってしまう」などと言い募るのは、問題が多いと言えるでしょう。
最早、それらだって真実の姿をサンプリング的に表している可能性も否定できない、などと言いつつこれ以上議論を続けることは、意味がないと考えます。なにしろ、真実の姿など、誰だって分からないのですから!
お忙しいところ、有益とも思えない事柄にナドレックさんをお連れしてしまい、申し訳ありませんでした。

Re: No title

魚虎555さん、こんにちは。
式場でちょっと登場する大杉漣さんには、してやられましたね。たったあれだけの出番を大杉漣さんにやられては、グッと来ないわけにいきません。
キャスティングの魅力は大きいです。
アニメーションを使ったところなど、演出効果に疑問を感じないでもありませんでしたし、作品全体の色合いも(テレビ的)八方美人すぎると思わないでもないですが、おっしゃるとおり、ホッとする作品でした。

Re: 声なき声

クマネズミさん、こんにちは。
コメントをいただいて、この作品からは思いもよらない議論ができました。ありがとうございます。

大嫌いな映画

初めてお邪魔します。
最初に断っておきますが、僕は基本的に前情報一切なしで
映画を見ます。もちろん今の世の中、嫌でも情報は入って
きますが…
だから監督や主演が誰かはおろか、どこの国の映画かも
知らずに映画が始まって“へえっー”と思うこともしばしば。
さて
なぜか、この映画は見たくなかった。
しかし今では途中から見ることも不可能なので
ハシゴする時間の関係で『大木家』に続いて嫌々見た。
はっきりいって最悪でした。
『大木家』の気分良さが吹っ飛ぶほど…

どこが悪いかと言うより、後味が悪いのです。
登場人物のほぼ全員が“悪党”とは言わないが
“嫌な”人間ばかりだから。
いくつかあるエピソードで気に入ったのは
悦子と竜太の部分だけ(特にラブホ)。
まさに彼らだけ(?)は嫌味がなく嫌味な人間たちとも
関わらず孤立している。

一番不快なのは、もちろん“大阪のおばちゃん”
(もしかしたら大阪から引っ越してきたのかも)
現実に、あんな不快な集団がいないとは言わないが
(可哀想に)演じる俳優まで悪役として、それらしき
嫌らしい顔つきを選んでいるが、あれほど何度も何度も
見せられると、もはや悪意すら感じる。

ちなみに大昔だが、僕は大学の4年間門戸厄神に住み
毎日(1駅だけ)今津線に乗り大阪に通っていた。
映画には関西学院しか出てこないが、門戸には
神戸女学院や聖和短大があり女子大生が多い。
僕は逆方向なので残念だった。
それはともかく
阪神間を山の手から順に阪急・JR・阪神と3つの路線が
並行して走っている。
イメージとして阪急はお上品で阪神は庶民的。
だからあんな嫌な人間ばかり登場する映画を
なぜ阪急電車が許可したのかたと不思議に思えた。

クマネズミさんに賛成しますが、当然「オバサン軍団」は
あの後も、一切反省することはなく、ずっとあのまま。
恐らくは康江が彼女たちと決別することもできないでしょう。

もう一つ嫌味なのは翔子。結婚式に白いドレスで行くことが
嫌味なのではない。あんな格好で電車に乗ることが
非現実で嫌味なのだ。タクシーで行けばいいではないか。
(そうしたらドラマが成り立たない)
つまり映画だから仕方ないとはいえ
ドラマを成立させるために類型的な人物を登場させただけで
まったく“人間”が描けていない。
『大木家』のでたらめな話のほうがはるかにリアルな
人間像だったと思う。

そして決定的な欠点は(当然僕は原作の存在すら知らないが)結局、今津線(どこでもいいが)の各駅を何も描かず、最初に
誰がどこの駅から徒歩何分とかの紹介も意味もない。
いいところだと小林だけ駅の前で演技をさせるが
較べる者もなく何がいいのか分からない。
(ほかの駅は良くないというのか時江ばあさん。

そして、翔子はなぜ心機一転して同じ沿線の小林に住む。
なぜまた彼らと顔を合わせるかもしれない“今津線”
を敢えて選ぶ。大阪でも東京でもニューヨークでも
行けばいいじゃないか。

そうそう、僕は見るずっと前は、この映画は15分の短編かと
思っていました。

Re: 大嫌いな映画

milouさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
本作が楽しめなかったようで残念ですね。
たしかに『大木家のたのしい旅行 新婚地獄篇』の後に鑑賞したのはマズかったかもしれません。
本作はさほど辛辣な映画ではないと思いますが、『大木家――』の温さに浸った後では、その気分を台無しにする程度には「嫌な人間」が描けていますから。
本作の構成は、嫌な思いをする往路と、やり返す復路からなっていますが、往路であまりに気分を害すると、復路のささやかなエピソードでは修復できないということでしょうか。ここはバランスが難しいところですね。

No title

通り相場から言えば、阪急電車にあのような騒がしいオバサンたちが集団で騒ぐことは無いと、私も思います。今や阪神電車と阪急電車が一緒の会社になってしまったという比喩なのかな?、と思ってみてました。叔母さんたちの毒々しさを描くには、河内でやってもらうか阪神沿線でやってもらうほうが適切だとおもいますが、そうすると、お上品な路線地区というのが無いものだから、物語の主たる部分が描けない…
そう思うと、あの完全な場違いのオバサン集団の登場は何なのか??私も不思議に思えて仕方ありません。
関西学院のキャンパス風景は、これはもう絵に描いたおしゃれな大学風景として定番ですが、その大学の割には学食での学生の服装がみんな地味だったのはやや不思議です。もっとシックで派手目というのが普通のはず。それと、この学校のもう一つの代名詞だったアメフト部も写してもらえなかったのは、全国大会優勝から遠ざかっているせいか?とかんぐってしまいました。
翔子が白いドレスで阪急電車に乗る風景は、要は討ち入り後のこと。討ち入りを果たした女侍の悲しみが出ていたように私は解釈しました。あのむき出しの肩幅がなにものをも寄せ付けない。その強い意志にあふれているように見受けて、固唾を呑みました。そういう強い侍に話しかけていいのは、おなじく強さをもった宮本信子だけだったのは合点が行くところです。
女侍だからこそ、「もうええわ」と言わずに、果たし状を突きつけて結婚式に乗り込み、その後は、町民や商人がのる電車に乗車させて、その違いを際立たせるのは、関東の侍文化を浮き立たせたかった、または、現代に生きる女性の希望として描きたかったのではないかと勝手に邪推してます。まあ、それはそれでええんとちゃいますか、とは思っています。
何かと切れやすく暴力を振るう彼氏も、どこかにいそうで親しみはもてませんが、直ぐそこにそういう人がいてもおかしくないのは、我々、電車の中や街頭で経験済み。
今津線の駅ごとの細かい特徴も風景もあえてシンプルにしたいためにすっ飛ばしたのではないかと、思ったりもします。
”悪党たち”は、おばちゃんたちといい、暴力を振るう彼氏といい、誇張気味で、観ていて実はちょっぴり恐かったです、ハイ。どうしてあれほど、恐い人たちを出してしまうのか、演出としてどのような意図が?
それらの悪(悪、という言葉もちょっと抵抗がありますが)に対して押される一方だったのが、最終的には断ち切る形で対処して行ったわけなので、そのこと事態は、じつは、何かに悩む人には教育的要素を、というメッセージだったのかなあ、とも思ったりしました。
あの沿線に限らず、京阪神あたりに住む人たちが見たなら、何気ない会話のやり取りの可笑しさにくすくす笑えたことと思います。

まあ、いろいろと謎は深まりますが(笑)、監督の手腕ということで私は深追いしないことにしました。

沿線の学生達でこの映画を見た人たちは果たしてどういう感想を持ったのか、それは聞いてみたい気がします。
思いっきりローカルな路線を使いながら、普遍的な映画としようとしたのかしなかったのか、私は監督じゃないので知りえませんが、それがそこそこ観られているということにはちょっぴりの驚き(嬉しいおどろき)を感じたりしています。

まあ、いずれにしても、この映画、本当、よく人が見に来てくれたもんだ、という驚きはいまだにあります。
(暇な夜に、いっぱいコメントを連発してしまいました。以降、慎みます)

 こんにちは。
どんな映画?と聞かれたら
「勧進懲悪」モノがある映画。なる程です。

時江がおせっかいを言うけれど自分も戒めながら変わって行く様子が見られ、明るさがあります。
別に毎日あの調子とは思いませんが。

最後の時江の
「私を怒らせたわねー!!」
あれは笑う場面だと思いました。

車内に限らず、声をかける方も勇気がいる時があります。
自分が辛い時こそ、相手も思いやる行動をさり気なくとれる人に成長したいモノだと思いました…。
 実は私も見知らぬ学生さんや女性に助けられた事がありまして‥(汗)その時の事は今でも感謝しております。

 今回の作品はその
「さり気ない、気配り」
がよかったと思います。


Re: No title

魚虎555さん、こんにちは。
私は阪神電車なら利用したことがありますが、阪急電車は知りません。おそらく阪急電車の利用者にはこの映画は格別なのでしょうね。

近年、ローカル色を強調した映画が幾つも作られています。当ブログでも『海炭市叙景』や『おにいちゃんのハナビ』を取り上げました。
しかし『阪急電車 片道15分の奇跡』がそれらの作品といささか異なるのは、土着であることに依存した作りにしていない点だと思います。他の映画が、登場人物のアイデンティティーをその町に求める(あるいは町に拒絶された葛藤を描く)のに対し、本作は舞台設定として今津線沿線を上手く使いながらも、今津線でなければ成立しない物語にはしていません。それは今津線沿線が、「ローカル」といっても大都市圏に含まれるからでもあるでしょうが。
それゆえ、阪急電車の利用経験がなくても、東京の世田谷線なり埼玉の八木崎線なり身近な路線に置き換えて、映画を楽しめるのでしょう。

もちろん、京阪神あたりに住む人でなければ判らない笑いもあるでしょうけど。
私の周囲でも、関西人はこの映画に尋常でない高評価(というか思い入れ)でした:-)

Re: タイトルなし

愛知女子さん、こんにちは!
どの登場人物に親近感を抱くかは観客それぞれでしょうが、私はやっぱり時江でした。
まぁ、あんなお婆さんが身近にいたら、私もどやされてしまうかも知れませんが、そんな時江自身が電車の中の偶然の出会いから変わっていく姿が微笑ましいですね。

>  実は私も見知らぬ学生さんや女性に助けられた事がありまして‥

良かったですね!
私は迷惑をかけた記憶ばかりですe-330
おっしゃるとおり、もっと成長したいモノです(手遅れ?)。

うわ!

みんなまじめだなあ。
映画より、コメント群に感動。
あたしはこれ、結構普遍的な物語に感じました。
たまたま、この路線でしたが、どこでもありうるなあみたいな。
だからこそ、普遍的な話で、普通に「ああ、あるかもなあ」でいいと思いましたわ。

Re: うわ!

sakuraiさん、こんにちは。
この映画、多くの人にコメントをいただけて私も驚きました。
内容そのものはとても普遍的ですね。たぶん程度の差こそあれ、どこでもあり得る(想像できる)話だと思います。それをたった15分の路線に凝縮させたのがミソなのでしょう。

関東在住の私から見て・・・。

はじめまして、
古い記事のコメントたいへん失礼します。
先日、私はTSUTAYAさんにて『阪急電車 片道15分の奇跡』のDVDを借りて視ましたけど、首都圏でいえば、東京急行電鉄または京王電鉄に相当する雰囲気の阪急電鉄が舞台のこの映画、結論からしてイイ内容だったと思います。
あずき色の車体に木目調の内装、そして緑色の座席モケットと日除けのヨロイ窓と、高級感あふれる独特のスタイルに、様々な人間模様がマッチングしており、イザ借りてみて本当に価値があり良かったです。
それでは、失礼します。

Re: 関東在住の私から見て・・・。

みやのこさん、はじめまして。
コメントありがとうございます。

なるほど、阪急電車は東急や京王あたりの雰囲気に通じるかもしれません。
この映画、話の面白さや人物の造形等、魅力は数々ありますが、何といってもいいのは品があることだと思います。
素敵なチョイスをなさいましたね:-)
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『阪急電車 片道15分の奇跡』

 有川浩の原作も読んだのが昨年。すごくステキな物語で一気読みしてしまいました。キュンキュンしたり、心温まるほっこりする物語もそうですが、ピンポイントなツボがあって、お気に入りの本なのです。それが故に映画は期待と不安が入り混じっていました。ちなみに映画鑑...

阪急電車 片道15分の奇跡

その出会いは 偶然なんかじゃ ……ない 「終着駅は、きっと笑顔。」 上映時間 119分 原作 有川浩『阪急電車』(幻冬舎刊) 脚本 岡田惠和 監督 三宅喜重 音楽 吉俣良 出演 中谷美紀/戸田恵梨香/南果歩/谷村美月/有村架純/高須瑠香/芦田愛菜/小柳友/勝地涼/玉山鉄二/

映画 「阪急電車 片道15分の奇跡」

映画 「阪急電車 片道15分の奇跡」

『阪急電車 片道15分の奇跡』

阪急電車が紡ぐ女性の強さと優しさの群像劇。 阪急西宮北口駅から宝塚駅までの8駅を舞台に7人の女性と1人の男性の計8名の悲喜劇を描いたこの映画。阪急今津線が舞台と言いな ...

阪急電車片道15分の奇跡

とってもいい映画でした。

ハンカチリレー

映画【阪急電車 片道15分の奇跡】/関西を離れて一ヶ月経っていた

阪急電車 片道15分の奇跡 (2011) 119分

 オムニバスならぬ・・・

阪急電車 片道15分の奇跡/中谷美紀、戸田恵梨香

有川浩さんの原作小説『阪急電車』をこれが劇場用映画デビュー作となる三宅喜重さんが監督を務め映画化した作品です。原作読者ならわかると思いますが、このお話は同じ電車にたま ...

自分の足で歩き出そう!『阪急電車 片道15分の奇跡』

始点から終点まで片道15分のローカル線、阪急今津線の電車内を舞台に描かれた群像劇です。

『阪急電車 片道15分の奇跡』('11初鑑賞58・劇場)

☆☆☆☆☆ (10段階評価で 10) 4月29日(金・祝) 109シネマズHAT神戸 シアター9にて 12:20の回を鑑賞。

映画 『阪急電車』 を観た

武庫川に出現した「生」の文字!

阪急電車 片道15分の奇跡

討ち入り。ゴンヲタ。人生の機微。

阪急電車 片道15分の奇跡

線路は続く。人生も続く。  

試写会「阪急電車-片道15分の奇跡-」

2011/4/18、大手町の東商ホール。 マスコミが入っており、試写の前にゲスト登壇などイベントがあったが、 それについては別記事で。 *** 阪急今津線、西宮北口~宝塚間の8駅を15分で結ぶローカル線。 沿線には、宝塚歌劇団の宝塚大劇場、宝塚ゴルフクラブ、 阪神...

「阪急電車 片道15分の奇跡」

善き人の苦悩と心なき人の傲慢を乗せて。 子供のころ電車に乗れる生活に憧れていた。特にロングシートの車両。 県営宮城球場の野球観戦に仙台から宮城野原まで乗っただけでも、とてもうれしか った。 そういう意味では、現在の自分は当時の夢を叶えているわけだ。今で...

阪急電車 片道15分の奇跡

せっかく関西先行上映なのでもう少し速く観に行きたかったのですが、 それでもまぁ、全国上映よりは速いタイミングで観に行けたのでよかったです。 というわけで、有川浩さん原作の「阪急電車」観に行きま...

阪急電車 片道15分の奇跡

片道わずか15分の関西ローカル線“阪急電車”を舞台に、そこに乗り合わ せた人々の悲喜こもごもの人間模様を心温まるタッチで綴った有川浩のベスト セラー連作短編集を、中谷美紀、戸田恵梨香はじめ豪華キャストで映画化した ハートフル群像劇。 監督は数々のTVドラマ…

阪急電車 片道15分の奇跡

2011年5月3日(火) 19:05~ TOHOシネマズ川崎1 料金:1300円(シネマイレージデー) パンフレット:未確認 『阪急電車 片道15分の奇跡』公式サイト 主役を張る役者が大挙出演。ただし地味な奴多し。 地味に豪華オールスターキャストだ。 一方演出は、監督がテレ

□『阪急電車 片道15分の奇跡』□ ※ネタバレ有

2011年:日本映画、三宅喜重監督、中谷美紀、戸田恵梨香、南果歩、玉山鉄二、勝地涼、谷村美月、有村架純、芦田愛菜、小柳友出演。 ≪大阪試写会にて観賞≫

阪急電車 片道15分の奇跡

有川浩のベストセラー『阪急電車』の映画化。映画化に際しては、阪急阪神ホールディンググループ全面バックアップ。関西地方では、全国公開に先駆け4/23から先行公開された。 概ね、原作のまま、映像化されたように思いました。もっとも、上映開始直後は、登場人物それぞ...

『阪急電車 片道15分の奇跡』:おお!懐かしくて、涙は・・・ @ロードショウ・シネコン

西宮北口から宝塚まで、片道15分の阪急電車今津線。 今津線というながらも、今津は登場しない。 通っていないのでなく、西宮北口駅から今津までの2駅は、阪急電車の大動脈・神戸線で分断されているから。 その昔は、西宮北口駅で、神戸線の線路と今津線の線路が平面交

阪急電車 片道15分の奇跡

ある日、結婚式に出席したOLの翔子(中谷美紀)は、花嫁と見間違えるような純白のドレスで現れ、新郎新婦を唖然とさせる。それは、彼女の復讐だった。会社の同僚でもある婚約者(鈴木亮平)を後輩(安めぐみ)に寝取られた翔子。別れ話を切り出してきた婚約者に出した条件が、...

映画『阪急電車 片道15分の奇跡』

 関西先行公開初日の『阪急電車 片道15分の奇跡』を、シネ・ピピアで9:20から鑑賞しました。ひょっとして、関西でも最初にこの映画を観ることになる1人かも・・・と思って、他の劇場の上映時刻を調べたら、唯一TOHOシネマズ西宮OSが9:00からでトップでした。 Story …

『阪急電車 片道15分の奇跡』・・・人生の機微に触れるとき

有川浩の原作がとにかく好きで好きでそれはもう大好きで、これまでに何度読み返したことか。 宮部にしろ伊坂にしろこれほど繰り返し読んだ本は他にない。それだけに原作での主要人物のうち一組のカップルが登場しないと知った時は愕然としたものだが、いざ観終えてみると...

阪急電車 片道15分の奇跡 悪くないよね。この世界も♪

【=23 -6-】 関西は全国より1週間早く封切り、有川浩さんの原作「阪急電車」は読んでない、読まなきゃと思いながら読んでない。 すると映画になった、そりゃー力は入りますよ~、このブログにもブログパーツを初めて使ったり、前売りチケットも余分に買った。 頼みます...

『阪急電車 =片道15分の奇跡=』 ベストなキャスト&阪急電車が織りなす、ハートフルな群像劇

『阪急電車 片道 15分の奇跡』 片道15分の阪急今津線の電車内を舞台にした有川浩のベストセラー小説を、絶妙なキャスティングで映画化したハートフルな群像ドラマ-。 阪急沿線の方々のみならず、すべてのひと(特にちょっと背中を押されたい女の子)にオススメしたい...

「阪急電車 片道15分の奇跡」吾輩も乗ってます!

[阪急電車片道15分の奇跡] ブログ村キーワード  有川浩原作のベストセラー小説の映画化。「阪急電車 片道15分の奇跡」(東宝)。関西の一私鉄の会社名が、そのままタイトルの映画が公開されるなんて、吾輩考えたこともありませんでした。それも普段、吾輩が使っている

映画『阪急電車 片道15分の奇跡』劇場鑑賞。

半年くらい前に、ネッ友真冬ちゃんの記事で原作を知りました。 すぐに、文庫本を買いに~すでに「映画化」の帯が掛っていて 中

【阪急電車 片道15分の奇跡】

監督:三宅喜重 出演:中谷美紀、宮本信子、戸田恵梨香、南果歩  終着駅は、きっと笑顔。 「宝塚駅と西宮北口間を走る阪急今津線、その空間の15分間の中ですれ違う人たち。何も関係ないはずの人たちが少しずつ影響を与え合って重なっていく。 会社の後輩に恋人を

「阪急電車 片道15分の奇跡」

「阪急電車 片道15分の奇跡」ユナイテッドシネマ豊洲で観賞 2011-037 玉鉄目当てに行ったのですが、冒頭の中谷美紀ちゃんのウエディングドレス姿で元カレの結婚式に乗り込む衝撃のシーンに心打たれ玉鉄が出るという事をすっかり忘れていました。 玉鉄は鳥肌

「阪急電車 -片道15分の奇跡-」感想

 有川浩原作。阪急今津線を舞台に、そこに乗り合わせる人々の抱える悲喜を織り交ぜつつ、それぞれが小さな幸せを手にしていく姿を描く。    まったく期待していなかった本作だが、これは意外なクリーンヒット。本作といい「少年マイロ」といい、今年のGW映画は期...

「阪急電車 片道15分の奇跡」:(通俗+世話物)×女優

映画『阪急電車 片道15分の奇跡』は、通俗ですけどなかなかツボを心得た娯楽感動作

阪急電車 片道15分の奇跡(2011-026)

有川浩による同名の短編小説集を映画化 兵庫県の宝塚駅から今津駅までを結ぶ阪急今津線は 片道15分 そこで出会う人々のエピソード集かな? 集団おばちゃん連中、うるせー!!と思った。 中谷美紀...

『阪急電車 片道15分の奇跡』

□作品オフィシャルサイト 「阪急電車 片道15分の奇跡」□監督 三宅喜重□原作 有川 浩 □脚本 岡田惠和□キャスト 中谷美紀、戸田恵梨香、宮本信子、南果歩、谷村美月、芦田愛菜、勝地 涼、玉山鉄二、小柳 友■鑑賞日 5月1日(日)■劇場 TOHOシネマズ川

【映画】阪急電車 片道15分の奇跡

管理人より→ご一読ください。 祝日のFM横浜Re:wind、アイコバナシでは「阪

映画「阪急電車 片道15分の奇跡 」奇跡というと大袈裟だけど優しい時間

「阪急電車 片道15分の奇跡 」★★★★ 中谷美紀、戸田恵梨香、南果歩、 谷村美月、有村架純、芦田愛菜、小柳友、 勝地涼、玉山鉄二、宮本信子出演 三宅喜重監督、 119分、2011年4月29公開 2011,日本,東宝 (原作:原題:阪急電車/ 有川浩)             ...

映画「阪急電車 片道15分の奇跡」

映画「阪急電車 片道15分の奇跡」を鑑賞。

阪急電車

 『阪急電車―片道15分の奇跡―』をTOHOシネマズ日劇で見てきました。 (1)この映画は、阪急電車(今津線)の沿線の事情をある程度知っている人には、共感を呼ぶところが多々あるでしょうし、大阪に住んで宝塚線の方を利用していたことでもあれば、内容がどんなであって

阪急電車

阪急電車 公式サイト 【公開日未定:2011年初夏公開】 監督: 脚本: 原作:有川浩 「阪急電車 」 【キャスト】 中谷美紀,戸田恵梨香 映画 中谷美紀 関連商品  スイートリトルライズ [DVD] ゼロの焦点(2枚組) [DVD] 永遠の仔 DVD-BOX 映画 戸田恵梨香 関連商品 ...

映画「阪急電車 片道15分の奇跡」

阪急電車 片道15分の奇跡 ブログ - goo 映画 阪急電車 片道15分の奇跡(映画.com) 映画 『阪急電車』 公式サイト 阪急電車 片道15分の奇跡@ぴあ映画生活 阪急電車 (小説)-Wikipedia 石積みオブジェ「生」、増水で流される 武庫川の中州 記憶の中の「生」再現プロジェク...

阪急電車 片道15分の奇跡

宝塚~西宮北口、 阪急今津線という 関西のローカル線内で起こる、 それぞれのドラマが重なりあって、 一つのストーリーが出来上がっています。 有川浩原作の同名小説の映画化です。 出演は中谷美紀、戸田恵梨香、 宮本信子、南果歩、谷村美月、 勝地涼、玉山鉄二、芦...

映画『阪急電車』観てきました!!

有川浩さん原作の、映画『阪急電車』を観てきました~!{%びっくり1webry%} 基本的に【蒼のほとりで書に溺れ。】は読書感想ブログなんですが、有川浩さんだけは別格なんで、映画の感想も書くことにしちゃいました!・・・といっても感想というよりは、いつもの如くアレ

[映画] 阪急電車 片道15分の奇跡

映画「阪急電車 片道15分の奇跡」を観てきました。 観終わったあと、やさしい気持ちになれる映画です。 阪急電車今津線、片道15分の列車に乗り合わせた、ごく普通の人々に起こった物語。 後輩に彼氏を寝取られた翔子は、別れる条件として結婚式への出席を要求し、花...

「阪急電車 片道15分の奇跡」

「阪急電車 片道15分の奇跡」 監督:三宅喜重 キャスト:中谷美紀、戸田恵梨香、 南 果歩、谷村美月、有村架純、芦田愛菜、小柳 友、勝地 涼、玉山鉄二、宮本信子 他 原作:「阪急電車」/ 有川浩 <あらすじ> 宝塚~西宮北口間を約15分で走る、えんじ...

映画鑑賞【阪急電車 片道15分の奇跡】今津線♪

【原作】 有川浩(高知県生まれ)2003年、「塩の街」。「フリーター、家を買う。」「図書館戦争」他 小説「阪急電車」が生まれたのは、夫と電車で出かけたのがきっかけだったそうです。実際に阪急電車の沿...

映画『阪急電車 片道15分の奇跡』

4月に公開当初、金沢ではまったく予定がなくて、 ずっと見られないのかと残念に思ってたんですが、 ようやくこちらでも公開されることになって、 わくわくして待ってました(^^)♪ 原作を読んだときも...

[遅ればせながら、映画『阪急電車 片道15分の奇跡』を観た]

☆見たい見たいと思っていたのだが、近在の映画館では時間が合わない内に公開が終了してしまっていた(見ようとしていた小さな努力のエピソードならばたくさんあるぞ)。  そして、今日は本職もバイトもなく、八王子で公開されているのを知ったので、通常料金+駐車料金...

映画:阪急電車 片道15分の奇跡

 なんか超ローカルっぽくて、阪急電車に乗ったことのない僕はスルーしようかと思っていたのですが、ツイッターでの評判が上々。と言うわけでポイントを使って無料で見てみることに。と言うわけで今回の記事は阪急電車 片道15分の奇跡です。

「阪急電車 片道15分の奇跡」15分の片道を乗車した先にみたダメ男を切り捨てた2人の女と迷惑おばはんたちを説教した常識おばあさんの助け合いストーリー

「阪急電車 片道15分の奇跡」は阪急電車の片道15分の路線を舞台とした作品で、婚約者に裏切られた女、恋人にDVを受ける女、孫と共に電車に乗って色々なシーンを見るおばあちゃん ...

阪急電車 片道15分の奇跡

ほっこり、しっとり、どこにでもありそうなお話だけど、奇跡なのよねえ。

阪急電車 片道15分の奇跡

ブログネタ:睡眠時間足りてる? 参加中 この映画、全く興味がなかったのだけれど、 評判がとても良いので気になってました。 遅い時間だったけれど、 見始めてしまいました。 オムニバス作品だと思ったので、 眠くなったら、 キリの良いところで止めて寝れば?...

阪急電車 片道15分の奇跡

11年/日本/119分/ロマンス・ドラマ/劇場公開(2011/04/29) -監督- 三宅喜重 -原作- 有川浩『阪急電車』 -主題歌- aiko『ホーム』 -出演- ◆中谷美紀…高瀬翔子 過去出演作:『嫌われ松子の一生』 ◆戸田恵梨香…森岡ミサ 過去出演作:『アマルフィ 女?...

No.270 阪急電車 片道15分の奇跡

【ストーリー】 「フリーター、家を買う。」「図書館戦争」などで知られる人気作家・有川浩の原作小説を映画化。兵庫・宝塚市の宝塚駅から西宮市の今津駅までを結ぶ阪急今津線を ...

『阪急電車 片道15分の奇跡』'11・日

あらすじ宝塚~西宮北口間を約15分で走る、えんじ色の車体にレトロな内装の、阪急今津線・・・。解説「フリーター、家を買う。」の有川浩の小説の映画化で関西ローカル線の阪急電...

『阪急電車 片道15分の奇跡』'11・日

あらすじ宝塚~西宮北口間を約15分で走る、えんじ色の車体にレトロな内装の、阪急今
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