『ザ・タウン』 事件のたびに変わるのは?
【ネタバレ注意】
『ザ・タウン』を観た翌々日、再び映画館に足を運んで『ザ・タウン』を観た。こんなことは初めてである。
1度目は大いに楽しんだ。2度目は脚本の妙に感心した。
本作では、後のシーンで登場するものは何らかの形であらかじめ触れているので、結末まで知った上で最初から観ると、改めて良く練られた脚本であることを実感する。
たとえば、主人公ダグとヒロインがリビングルームでいちゃつくシーン。
「早くベッドにいこうぜ。向かいのオヤジに覗かれちまう。」そう云って二人は早々にベッドインする。
こういうシーンでは、観客はベッドの二人に気を取られてしまい、これが何かの伏線だなんて思いもしない。
けれどもこの会話があるから、後で向かいのアパートからリビングルームを監視するときになって、各戸の位置関係を自然に受け入れることができるのだ。
また、多くのセリフが二重の意味を持っているのも面白い。
たとえば、ヒロインが銀行強盗に酷い目に遭わされたことを打ち明けるシーン。主人公ダグの「sorry」を字幕では「気の毒に」と訳しており、ヒロインも優しいダグの言葉に安心して会話を続ける。しかし、観客はダグこそが強盗だったことを知っている。だから「sorry」は「すまない」でもある。
こんなセリフのやりとりに、多くの観客がニヤリとしたことだろう。
このように本作はセリフの一つひとつが考え抜かれているが、決して奇をてらうようなことはせず、基本に忠実だ。山場の作り方もセオリーどおりである。
映画館で観ただけなので正確な時間配分は計測していないが、岡田斗司夫氏が『東大オタキングゼミ』に示した、ヒット作のタイムテーブルと比べてみよう。
『ザ・タウン』の大きな山場は三つ。すなわち強盗事件を三回起こすのだが、それぞれ違うタイプの強盗で観客を飽きさせない。
まず、第一の山場は銀行強盗。映画はいきなりここから始まる。『アンストッパブル』以上に単刀直入な始まり方で、掴みはOKである。
岡田斗司夫氏は、最初の山場は開巻から10分目にあるとして、『ターミネーター』で未来からやってきたT-800がマッチョな革ジャン男をボコボコにどつき倒す例を挙げるが、本作でこれは銀行強盗事件に当たる。いきなり大事件から始まるのは、007シリーズや寅さんシリーズと同じフォーマットである。
20分目はクールダウンするところ。『ターミネーター』では主人公サラのつまらない日常と、その日常から抜け出したいという内面的な動機が描かれる。
『ザ・タウン』でもダグが酒をやめて、仲間たちとは違う生活を送りたがっている内面が描かれている。
30分目には、主人公のすべての動機が与えられる。『ターミネーター』では、T-800が大暴れしてサラは逃げ出す破目になる。
『ザ・タウン』では、ダグがヒロインであるクレアと親しくなり、以降においてダグがクレアと幸せになろうとする動機が与えられる。
45分目では、状況が大きく変わる。『ターミネーター』では、未来から来たカイルが、サラが狙われる理由を説明することで、これからサラとカイルはT-800と戦わなくてはならないことが判る。
『ザ・タウン』では、強盗稼業に満足している旧友ジェムと、こんな生活は終わらせたいダグとの亀裂が明らかになり、ダグは次の仕事を最後に街を出ると宣言する。
60分目は観客の興奮がだいぶ低くなるところ。『ターミネーター』では、サラとカイルが荒れ地に潜んで静かに思い出話をする。
『ザ・タウン』では、ダグが服役中の父を訪ね、静かに親子の会話を交わす。
75分目は、中盤最大の盛り上がるを見せるところ。『ターミネーター』では、サラとカイルが遂に結ばれる。
『ザ・タウン』もラヴストーリーの要素が濃厚だから、『ターミネーター』同様にラヴシーンをここに持ってきてもいいのだが、ラヴシーンはクールダウンしている最中に惜しみなく見せてしまって、ここでは第二の強盗事件を起こす。今度は現金輸送車の襲撃である。第一の銀行強盗が、計画の綿密さと手際の良さで圧倒するのに対し、第二の事件はカーアクションで興奮させる。狭い路地でのパトカー軍団との追跡劇はスリル満点だ。
このあと映画は80分目から90分目にかけて、主人公が悩む。『ザ・タウン』では、ダグがクレアとの関係に苦悩することになる。
そうしていったん観客の興奮を最低レベルまで盛り下げておいてから、あとはクライマックスに向けて一気に上昇させていく。『ザ・タウン』では第三の強盗事件、スタジアム襲撃を実行する。ここでは激しい銃撃戦が展開され、観客の興奮は最高潮に達する。
手許にDVDがあったらきちんと検証してみたいが、おおむね標準的なタイムテーブルどおりだろう。『ザ・タウン』は、実に優等生的な映画である。
とりわけ、同じ強盗事件ながら三つの事件の位置付けを変えて、異なる特徴と見どころを用意しているのはさすがである。
第一の事件はダグたちの紹介編だ。ここでダグたちの計画の周到さと完璧な腕前を見せつける。かつて銀行破りをクライマックスに持ってきた映画が多かったが、本作はそのネタを冒頭の掴みの部分に使ってしまう。
第二の事件は手に汗握るカーアクションだ。クライムストーリーの楽しさの一つは追跡劇、その魅力をここで観客に提示する。
第三の事件は銃撃戦。犯罪者集団と警察とが文字どおり火花を散らす。
これら三つの事件を通して、ダグたちは次第に追い詰められていくのだが、それをコスチュームで表現するのが面白い。
第一の事件では、ダグたちはドクロの覆面を被っている。観客に恐怖と不気味さを覚えさせ、犯行の完璧さと併せて、ダグたちが恐るべき集団であることを印象付ける。
第二の事件では、シスターの覆面を被っている。『マチェーテ』でも自動小銃をぶっ放すシスターが登場したように、ここでは楽しさや爽快感が得られる。それと同時に、ドクロのような恐怖感は伝わらず、計画の不安定さや失敗の可能性を感じさせる。
第三の事件で、ダグたちは素顔をさらす。もう生身の人間でしかないことが強調され、観客は彼らに危機が迫っていることを知る。
警察のかかわり方もそれぞれの事件で異なる。
第一の事件では、もう強盗が終わったあとに駆けつける。警察は無力だ。
第二の事件では、網を張って強盗を引っ掛けることに成功する。第一の事件よりは進歩している。
第三の事件で、警察は遂にダグたちを包囲する。そして銃撃戦になだれ込む。
徐々に盛り上げる必要があるのだから、当然と云えばとうぜんの描き方だが、これが案外難しい。
ダグたちがへまをして警察に包囲されるのなら、ダグの腕前に対する観客の信用は失墜し、攻防戦は白けてしまう。逆に警察が巧い手を編み出したなら、初めからそれをやれよと突っ込まれてしまう。だから、ダグたちが徐々に追い詰められる過程を描こうにも、ダグたちにヘマはさせられないし、警察が急に優秀になるわけにもいかない。
それなのに、多くの映画では犯罪者にヘマをさせたり、警察側に優秀な人物やモノを登場させて、しばしば観客を白けさせる。
ところが本作は、それをコスチュームで表現する。ダグたちは最初は怪物集団だったのに、事件のたびに人間らしい格好になり、最後はただの人間として警官隊と対峙する。そのコスチュームを見るだけで、観客は銃撃戦の結末を自然に受け入れるのだ。
一応、ヘマはある。
銀行強盗の際に、顔を覆面で隠していながら、刺青を見られてしまうという失策を犯す。観客は、てっきりこの刺青が命取りになると思うだろう。
ところがこれはフェイクなんである。
後になって刺青の件はちゃんと出てくるものの、そんなもので破滅するダグたちではないのだ。
ダグたちを破滅させる遠因になるのは、事件にはまったく関係なさそうなプレゼントである。その計算された因果関係とさりげない使い方には舌を巻くしかない。
そしてまた、ダグたちを凄腕に見せるには、警察の間抜けさに依存してはいけない。警察はちゃんとやっているけれどもダグたちがそれを上回るんだとアピールしなければ、面白い犯罪映画にはならない。
そこで本作では、『CSI:科学捜査班』やそのスピンオフシリーズ等のファンでも納得するように証拠を隠滅する。CSIファンにはお馴染みの漂白剤をまき散らして皮膚片のDNAを破壊し、監視カメラのハードディスクにはマイクロ波を照射してぶっ壊す。
『CSI:科学捜査班』が放映されるようになってから、事件現場に残される証拠が減った事実を踏まえているのだ。
このように三つの事件には異なる特徴と見どころが用意されるのだが、その合間のシークエンスも飽きさせない。
前半でダグがクレアを監視するシーンでは、監視するダグが主体だとばかり思っていたら、クレアが場を主導するのでビックリする。クレアに話しかけられてダグはビックリしただろうが、観客だってビックリだ。
ダグがクレアに想いを抱くところも、クレアをいじめるチンピラをこてんぱんにするというアクションで表現する。しかもそこで、ダグと旧友ジェムとの暴力に対するスタンスの違いを示し、後の亀裂の伏線とする。
もうほとんどすべてのシークエンスが、伏線と、伏線の回収からなっているのだ。お見事だ。
こうして本作は、クライムアクションとして楽しませてくれながら、さらに緻密な構成の中にうっ屈した地方都市の情景を織り込んで、故郷のしがらみから抜け出せない男の苦悩や、泣かせるラヴストーリーまで展開する。
あれもこれも見応え充分で、まるでお得な幕の内弁当である。
その上、犯罪映画でありながら、意外に後味も良い。何しろデザートはフロリダ産のオレンジなんだから。
『ザ・タウン』 [さ行]
監督・脚本・主演/ベン・アフレック 原作/チャック・ホーガン
脚本/ピーター・クレイグ、アーロン・ストッカード
出演/ジョン・ハム レベッカ・ホール ブレイク・ライヴリー ジェレミー・レナー タイタス・ウェリヴァー ピート・ポスルスウェイト クリス・クーパー スレイン オーウェン・バーク
日本公開/2011年2月5日
ジャンル/[犯罪] [ドラマ] [アクション]
映画ブログ
『ザ・タウン』を観た翌々日、再び映画館に足を運んで『ザ・タウン』を観た。こんなことは初めてである。
1度目は大いに楽しんだ。2度目は脚本の妙に感心した。
本作では、後のシーンで登場するものは何らかの形であらかじめ触れているので、結末まで知った上で最初から観ると、改めて良く練られた脚本であることを実感する。
たとえば、主人公ダグとヒロインがリビングルームでいちゃつくシーン。
「早くベッドにいこうぜ。向かいのオヤジに覗かれちまう。」そう云って二人は早々にベッドインする。
こういうシーンでは、観客はベッドの二人に気を取られてしまい、これが何かの伏線だなんて思いもしない。
けれどもこの会話があるから、後で向かいのアパートからリビングルームを監視するときになって、各戸の位置関係を自然に受け入れることができるのだ。
また、多くのセリフが二重の意味を持っているのも面白い。
たとえば、ヒロインが銀行強盗に酷い目に遭わされたことを打ち明けるシーン。主人公ダグの「sorry」を字幕では「気の毒に」と訳しており、ヒロインも優しいダグの言葉に安心して会話を続ける。しかし、観客はダグこそが強盗だったことを知っている。だから「sorry」は「すまない」でもある。
こんなセリフのやりとりに、多くの観客がニヤリとしたことだろう。
このように本作はセリフの一つひとつが考え抜かれているが、決して奇をてらうようなことはせず、基本に忠実だ。山場の作り方もセオリーどおりである。
映画館で観ただけなので正確な時間配分は計測していないが、岡田斗司夫氏が『東大オタキングゼミ』に示した、ヒット作のタイムテーブルと比べてみよう。
『ザ・タウン』の大きな山場は三つ。すなわち強盗事件を三回起こすのだが、それぞれ違うタイプの強盗で観客を飽きさせない。
まず、第一の山場は銀行強盗。映画はいきなりここから始まる。『アンストッパブル』以上に単刀直入な始まり方で、掴みはOKである。
岡田斗司夫氏は、最初の山場は開巻から10分目にあるとして、『ターミネーター』で未来からやってきたT-800がマッチョな革ジャン男をボコボコにどつき倒す例を挙げるが、本作でこれは銀行強盗事件に当たる。いきなり大事件から始まるのは、007シリーズや寅さんシリーズと同じフォーマットである。
20分目はクールダウンするところ。『ターミネーター』では主人公サラのつまらない日常と、その日常から抜け出したいという内面的な動機が描かれる。
『ザ・タウン』でもダグが酒をやめて、仲間たちとは違う生活を送りたがっている内面が描かれている。
30分目には、主人公のすべての動機が与えられる。『ターミネーター』では、T-800が大暴れしてサラは逃げ出す破目になる。
『ザ・タウン』では、ダグがヒロインであるクレアと親しくなり、以降においてダグがクレアと幸せになろうとする動機が与えられる。
45分目では、状況が大きく変わる。『ターミネーター』では、未来から来たカイルが、サラが狙われる理由を説明することで、これからサラとカイルはT-800と戦わなくてはならないことが判る。
『ザ・タウン』では、強盗稼業に満足している旧友ジェムと、こんな生活は終わらせたいダグとの亀裂が明らかになり、ダグは次の仕事を最後に街を出ると宣言する。
60分目は観客の興奮がだいぶ低くなるところ。『ターミネーター』では、サラとカイルが荒れ地に潜んで静かに思い出話をする。
『ザ・タウン』では、ダグが服役中の父を訪ね、静かに親子の会話を交わす。
75分目は、中盤最大の盛り上がるを見せるところ。『ターミネーター』では、サラとカイルが遂に結ばれる。
『ザ・タウン』もラヴストーリーの要素が濃厚だから、『ターミネーター』同様にラヴシーンをここに持ってきてもいいのだが、ラヴシーンはクールダウンしている最中に惜しみなく見せてしまって、ここでは第二の強盗事件を起こす。今度は現金輸送車の襲撃である。第一の銀行強盗が、計画の綿密さと手際の良さで圧倒するのに対し、第二の事件はカーアクションで興奮させる。狭い路地でのパトカー軍団との追跡劇はスリル満点だ。
このあと映画は80分目から90分目にかけて、主人公が悩む。『ザ・タウン』では、ダグがクレアとの関係に苦悩することになる。
そうしていったん観客の興奮を最低レベルまで盛り下げておいてから、あとはクライマックスに向けて一気に上昇させていく。『ザ・タウン』では第三の強盗事件、スタジアム襲撃を実行する。ここでは激しい銃撃戦が展開され、観客の興奮は最高潮に達する。
手許にDVDがあったらきちんと検証してみたいが、おおむね標準的なタイムテーブルどおりだろう。『ザ・タウン』は、実に優等生的な映画である。
とりわけ、同じ強盗事件ながら三つの事件の位置付けを変えて、異なる特徴と見どころを用意しているのはさすがである。
第一の事件はダグたちの紹介編だ。ここでダグたちの計画の周到さと完璧な腕前を見せつける。かつて銀行破りをクライマックスに持ってきた映画が多かったが、本作はそのネタを冒頭の掴みの部分に使ってしまう。
第二の事件は手に汗握るカーアクションだ。クライムストーリーの楽しさの一つは追跡劇、その魅力をここで観客に提示する。
第三の事件は銃撃戦。犯罪者集団と警察とが文字どおり火花を散らす。
これら三つの事件を通して、ダグたちは次第に追い詰められていくのだが、それをコスチュームで表現するのが面白い。
第一の事件では、ダグたちはドクロの覆面を被っている。観客に恐怖と不気味さを覚えさせ、犯行の完璧さと併せて、ダグたちが恐るべき集団であることを印象付ける。
第二の事件では、シスターの覆面を被っている。『マチェーテ』でも自動小銃をぶっ放すシスターが登場したように、ここでは楽しさや爽快感が得られる。それと同時に、ドクロのような恐怖感は伝わらず、計画の不安定さや失敗の可能性を感じさせる。
第三の事件で、ダグたちは素顔をさらす。もう生身の人間でしかないことが強調され、観客は彼らに危機が迫っていることを知る。
警察のかかわり方もそれぞれの事件で異なる。
第一の事件では、もう強盗が終わったあとに駆けつける。警察は無力だ。
第二の事件では、網を張って強盗を引っ掛けることに成功する。第一の事件よりは進歩している。
第三の事件で、警察は遂にダグたちを包囲する。そして銃撃戦になだれ込む。
徐々に盛り上げる必要があるのだから、当然と云えばとうぜんの描き方だが、これが案外難しい。
ダグたちがへまをして警察に包囲されるのなら、ダグの腕前に対する観客の信用は失墜し、攻防戦は白けてしまう。逆に警察が巧い手を編み出したなら、初めからそれをやれよと突っ込まれてしまう。だから、ダグたちが徐々に追い詰められる過程を描こうにも、ダグたちにヘマはさせられないし、警察が急に優秀になるわけにもいかない。
それなのに、多くの映画では犯罪者にヘマをさせたり、警察側に優秀な人物やモノを登場させて、しばしば観客を白けさせる。
ところが本作は、それをコスチュームで表現する。ダグたちは最初は怪物集団だったのに、事件のたびに人間らしい格好になり、最後はただの人間として警官隊と対峙する。そのコスチュームを見るだけで、観客は銃撃戦の結末を自然に受け入れるのだ。
一応、ヘマはある。
銀行強盗の際に、顔を覆面で隠していながら、刺青を見られてしまうという失策を犯す。観客は、てっきりこの刺青が命取りになると思うだろう。
ところがこれはフェイクなんである。
後になって刺青の件はちゃんと出てくるものの、そんなもので破滅するダグたちではないのだ。
ダグたちを破滅させる遠因になるのは、事件にはまったく関係なさそうなプレゼントである。その計算された因果関係とさりげない使い方には舌を巻くしかない。
そしてまた、ダグたちを凄腕に見せるには、警察の間抜けさに依存してはいけない。警察はちゃんとやっているけれどもダグたちがそれを上回るんだとアピールしなければ、面白い犯罪映画にはならない。
そこで本作では、『CSI:科学捜査班』やそのスピンオフシリーズ等のファンでも納得するように証拠を隠滅する。CSIファンにはお馴染みの漂白剤をまき散らして皮膚片のDNAを破壊し、監視カメラのハードディスクにはマイクロ波を照射してぶっ壊す。
『CSI:科学捜査班』が放映されるようになってから、事件現場に残される証拠が減った事実を踏まえているのだ。
このように三つの事件には異なる特徴と見どころが用意されるのだが、その合間のシークエンスも飽きさせない。
前半でダグがクレアを監視するシーンでは、監視するダグが主体だとばかり思っていたら、クレアが場を主導するのでビックリする。クレアに話しかけられてダグはビックリしただろうが、観客だってビックリだ。
ダグがクレアに想いを抱くところも、クレアをいじめるチンピラをこてんぱんにするというアクションで表現する。しかもそこで、ダグと旧友ジェムとの暴力に対するスタンスの違いを示し、後の亀裂の伏線とする。
もうほとんどすべてのシークエンスが、伏線と、伏線の回収からなっているのだ。お見事だ。
こうして本作は、クライムアクションとして楽しませてくれながら、さらに緻密な構成の中にうっ屈した地方都市の情景を織り込んで、故郷のしがらみから抜け出せない男の苦悩や、泣かせるラヴストーリーまで展開する。
あれもこれも見応え充分で、まるでお得な幕の内弁当である。
その上、犯罪映画でありながら、意外に後味も良い。何しろデザートはフロリダ産のオレンジなんだから。
![ザ・タウン (ベン・アフレック 監督・主演) [DVD]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/51qgB0dPhwL._SL160_.jpg)
監督・脚本・主演/ベン・アフレック 原作/チャック・ホーガン
脚本/ピーター・クレイグ、アーロン・ストッカード
出演/ジョン・ハム レベッカ・ホール ブレイク・ライヴリー ジェレミー・レナー タイタス・ウェリヴァー ピート・ポスルスウェイト クリス・クーパー スレイン オーウェン・バーク
日本公開/2011年2月5日
ジャンル/[犯罪] [ドラマ] [アクション]
映画ブログ
tag : ベン・アフレックジョン・ハムレベッカ・ホールブレイク・ライヴリージェレミー・レナータイタス・ウェリヴァーピート・ポスルスウェイトクリス・クーパースレインオーウェン・バーク
⇒comment
TBありがとうございます。
映画はなかなか面白かったです。
時間配分と展開の解説、楽しく読ませていただきました。
時間配分と展開の解説、楽しく読ませていただきました。
No title
TB ありがとうございます
二重の意味、ターミネーターの例に
なるほどなぁと 思いました。
とにかく 監督 ベン・アフレックには今後も期待したいですね
二重の意味、ターミネーターの例に
なるほどなぁと 思いました。
とにかく 監督 ベン・アフレックには今後も期待したいですね
Re: TBありがとうございます。
KGRさん、こんにちは。
DVDを入手したら、時間配分について検証するのも面白いと思っています。
いずれにしろ、押さえるべきポイントを押さえた映画でしたね。
DVDを入手したら、時間配分について検証するのも面白いと思っています。
いずれにしろ、押さえるべきポイントを押さえた映画でしたね。
Re: No title
リバーさん、こんにちは。
ベン・アフレックはなかなかの才人ですね。
役者としても好きなのですが、監督としての次回作が楽しみです。
ベン・アフレックはなかなかの才人ですね。
役者としても好きなのですが、監督としての次回作が楽しみです。
No title
解説、勉強になりました。私はこの映画を映画館で見損ねたのでDVDで観ました。上映中に観なきゃ駄目ですね。迫力も詳細もDVDでは(一応大画面ですが)限界ありです。
ベン・アフレックという人は映画を作らせたら、とたんに才能を発揮するようですねえ。最近演技の役柄幅を広げている親友のマット・ディモンと二人で組んでもらえればどのような映画になるか想像するだけで楽しいです。
2回観たという映画は、私の場合、最近では、「トウルー・グリット」です。アカデミー賞会員に限ったことではなく、東京の映画館も西部劇には冷たいですね。上映館が偏ってます。まあ、私は海外で見てきたから別にいいんですが…
ベン・アフレックという人は映画を作らせたら、とたんに才能を発揮するようですねえ。最近演技の役柄幅を広げている親友のマット・ディモンと二人で組んでもらえればどのような映画になるか想像するだけで楽しいです。
2回観たという映画は、私の場合、最近では、「トウルー・グリット」です。アカデミー賞会員に限ったことではなく、東京の映画館も西部劇には冷たいですね。上映館が偏ってます。まあ、私は海外で見てきたから別にいいんですが…
Re: No title
魚虎555さん、こんにちは。
ベン・アフレックの監督作は初めて観たのですが、たいしたものですね。まだ若いので、これから何でも出来そうです。
役者としても、ラジー賞のワースト主演男優賞を受賞した『デアデビル』なんて好きですねぇ。原作の地味さが良く出ていて:-)
『トゥルー・グリット』は試写会に行く予定だったのですが、地震の影響で開催されませんでしたorz
早く観に行きたいと思っています。
ベン・アフレックの監督作は初めて観たのですが、たいしたものですね。まだ若いので、これから何でも出来そうです。
役者としても、ラジー賞のワースト主演男優賞を受賞した『デアデビル』なんて好きですねぇ。原作の地味さが良く出ていて:-)
『トゥルー・グリット』は試写会に行く予定だったのですが、地震の影響で開催されませんでしたorz
早く観に行きたいと思っています。
はじめまして
ナドレックさん、はじめまして。
私はつい最近『ザ・タウン』を観たのですが、とても面白かったです。
マット・デイモンが比較的主演作に恵まれているのに比べてベン・アフレックは・・・と思っていたのですが、監督作品は面白いと思いました。
次回作にも期待したいです。
ちょっと太り気味だと思っていたベン・アフレックですが、この映画ではシャープになっていたのも嬉しかったです。
TB送らせてもらいましたm(_ _)m
私はつい最近『ザ・タウン』を観たのですが、とても面白かったです。
マット・デイモンが比較的主演作に恵まれているのに比べてベン・アフレックは・・・と思っていたのですが、監督作品は面白いと思いました。
次回作にも期待したいです。
ちょっと太り気味だと思っていたベン・アフレックですが、この映画ではシャープになっていたのも嬉しかったです。
TB送らせてもらいましたm(_ _)m
Re: はじめまして
ハルさん、はじめまして。
面白い映画でしたね!ベン・アフレックは役者としても監督としてもいい仕事をしてると思います。
これからもガンガン新作を作って欲しいものです。
TBありがとうございました。
ぜひまたお立ち寄りください。
面白い映画でしたね!ベン・アフレックは役者としても監督としてもいい仕事をしてると思います。
これからもガンガン新作を作って欲しいものです。
TBありがとうございました。
ぜひまたお立ち寄りください。
こんばんは
コメントありがとうございました!
映画館では二度ご覧になったんですね、確かに一度見るだけではもったいないほど、よくできた映画でした。
ただ脚本がよくできた完成度の高い映画ってこの他にもいくつか観たことがあるのですが(『英国王のスピーチ』など)、この映画ってなんか妙な引っかかりがありますよね。
へんに奇麗にまとめず、多少強引でも圧倒的展開でクライマックスまでひき込んでしまうよな、言語化できないパワーを感じました!
漫画もページを読んだ人にめくってもらえなきゃおしまいですもんね。私も頑張ります。
映画館では二度ご覧になったんですね、確かに一度見るだけではもったいないほど、よくできた映画でした。
ただ脚本がよくできた完成度の高い映画ってこの他にもいくつか観たことがあるのですが(『英国王のスピーチ』など)、この映画ってなんか妙な引っかかりがありますよね。
へんに奇麗にまとめず、多少強引でも圧倒的展開でクライマックスまでひき込んでしまうよな、言語化できないパワーを感じました!
漫画もページを読んだ人にめくってもらえなきゃおしまいですもんね。私も頑張ります。
Re: こんばんは
ゴーダイさん、こんにちは。
私はこの作品の計算の行き届いているところが好きです。作り手としてやるべきことは一つとしてこぼしませんでした、というテクニカルな面ですね。
もちろん、受け手を引き込むパワーもたいしたものです。それもこれも、基本がしっかりしているからだと思います。
私はこの作品の計算の行き届いているところが好きです。作り手としてやるべきことは一つとしてこぼしませんでした、というテクニカルな面ですね。
もちろん、受け手を引き込むパワーもたいしたものです。それもこれも、基本がしっかりしているからだと思います。
ベンアフッレックは監督に専念して欲しいくらい
ゴーンベイビーゴーンも良い作品だったが
こちらはサスペンスとアクションの要素も絡まり
さらに完成度が増した作品
そしてボストンに拘った作品というのも
感心する
これが遺作となってしまった
ピート・ポスルスウェイトも秀逸の演技でした
イギリス作品では「苦しむ父親」みたいな
役が多かったけど
こちらはサスペンスとアクションの要素も絡まり
さらに完成度が増した作品
そしてボストンに拘った作品というのも
感心する
これが遺作となってしまった
ピート・ポスルスウェイトも秀逸の演技でした
イギリス作品では「苦しむ父親」みたいな
役が多かったけど
Re: ベンアフッレックは監督に専念して欲しいくらい
すわっと 優優さん、こんにちは。
私はベン・アフレック主演の『デアデビル』も好きでイイ役者だと思ってますが、たしかに監督業を中心にした方がワクワクさせてくれそうですね。
本作ではピート・ポスルスウェイトの顔が悪役面に見えることも驚きでした。もっと活躍して欲しいところでしたね。
私はベン・アフレック主演の『デアデビル』も好きでイイ役者だと思ってますが、たしかに監督業を中心にした方がワクワクさせてくれそうですね。
本作ではピート・ポスルスウェイトの顔が悪役面に見えることも驚きでした。もっと活躍して欲しいところでしたね。
⇒trackback
トラックバックの反映にはしばらく時間がかかります。ご容赦ください。映画:ザ・タウン
銀行強盗の覆面が印象的な予告編。そしてこの作品に出演しているピート・ポスルスウェイトが今年2011年1月2日に死去され、本作が遺作となったザ・タウンを観てきました。
劇場鑑賞「ザ・タウン」
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『ザ・タウン』(2010)/アメリカ
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映画「ザ・タウン」 感想と採点 ※ネタバレあります
映画『ザ・タウン』(デジタル上映)(公式)を、初日(2/5)鑑賞。初日の深夜の回で観客は10名ほど。
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ざっくりストーリー
年間30...
試写会「ザ・タウン」
2011/1/24 新宿の明治安田生命ホール。
何がトラぶったのか知らないが、18時の開場が10分ほど遅れ、
開場してもしばらくホールで待たされる。
その後は特にイベントもなく、登壇者もなく、淡々と進行した。
客の入りはまずまず。
**
ベン・アフレック、...
ザ・タウン
1月24日(月)@新宿明治安田生命ホール。
大活躍(笑)の1日の締めくくりは “ザ・タウン”。
開場時間過ぎに会場到着。
まだ会場のシャッターが下りていた。
到着と同時にシャッターが上がり、しばらくして入場が始まる。
が、ホール内には入れず、ロビーに並
『ザ・タウン』
 
□作品オフィシャルサイト 「ザ・タウン」□監督・脚本 ベン・アフレック □脚本 ピーター・クレイグ、アーロン・ストッカード□原作 チャック・ホーガン □キャスト ベン・アフレック、レベッカ・ホール、ジョン・ハム、ブレイク・ライヴリー、ジェレミ...
[遅ればせながら、映画『ザ・タウン』を観た]
☆すまんね、今、風邪か花粉症かわからない状態で、体調が悪い。
本日は2本観る予定だったが、この『ザ・タウン』を観て、いったん外に出たら、もの凄い寒気に襲われ、帰宅を決めた。
だから、短信です。
でも、映画を観る前も体調は万全じゃなかったが、観てい...
【映画】ザ・タウン
<ザ・タウン を観て来ました>
原題:The Town
製作:2010年アメリカ
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テレビ東京さんのご招待で試写会にて鑑賞してきました。
役者でもあるベン・アフレックが監督・主演をした事でも有名!原作はチャック・ホーガンの「強...
『ザ・タウン』('11初鑑賞17・劇場)
☆☆☆-- (10段階評価で 6)
2月5日(土) 109シネマズHAT神戸 シアター9にて 16:10の回を鑑賞。
この 町 だから
8日のことですが、映画「ザ・タウン」を鑑賞しました。
銀行強盗犯のリーダーと人質にされた女性の愛
強盗仲間、家族、警察、タウンでの人間ドラマ
ベン・アフレック監督・主演
良く出来た クライム・ドラマでした
ストーリーとしては そこまでのことはないのですが
...
ザ・タウン
人は生まれるときに
その生まれを選ぶことはできない
一発逆転など
世の中のほんの一握り
誰が道端の花を温室に移すだろうか
反対に
温室の花に、道端で咲け!
やれるはずだ!
と誰がそんな酔狂なことをするのか
強盗稼業が脈々と受け継がれる街に生ま
ザ・タウン
ボストンのチャールズタウン、名前だけで想像すれば、相当由緒あるしっとりした街をイメージしてしまうが、なんと、銀行強盗組織一味の巣窟みたいな街。そこで育った人たちは《強い絆》で結ばれファミリーのような育ち生き方を余儀なくされる。その街が《人生そのもの》な...
その街の男~『ザ・タウン』
THE TOWN
ボストンのチャールズタウン。犯罪の多発するこの街で生まれ育ち、幼馴染と
銀行強盗を繰り返すダグ(ベン・アフレック)。彼は人質として拉致した銀行の支
店長クレア(レベッカ・...
ザ・タウン・・・・・評価額1650円
ベン・アフレック監督・主演によるクライム・サスペンス。
全米一の犯罪多発地帯、強盗こそが住人の“ビジネス”となっている街、それが「ザ・タウン」だ。
生まれ育った街の呪縛から逃れ、新しい人生を歩みだ...
ザ・タウン(2010)◆◇THE TOWN
チャック・ホ―ガン原作の『強盗こそ、われらが宿命』を元に映画化。ベン・アフレックが主演と監督を兼ねている作品です。銃撃シーンはやカ―チェイスはスリル溢れていると思いました。ただ物語全体はちょっと物足りなさがあるなあなんて思いました。
全米屈指の強盗多発...
「ザ・タウン」
(原題:THE TOWN)見所の多いクライム・アクションである。特に舞台の地域性に着目したあたりがポイントが高い。ハーバードなどの有名大学が軒を連ねるボストンは垢抜けた学園都市だと思われているが、その北東部に位置するチャールズタウンは、アメリカ有数の犯罪多...
映画「ザ・タウン」を見て、長崎の「まちづ...
ジャンルとしてはクライムサスペンスにラブロマンスをまぶしたものと言えようか。ラブロマンスも、犯罪の加害者と被害者で、被害者である女性は、相手の男性が加害者であることを知...
「ザ・タウン」は、どうしようもない悲劇の...
人が変わるためには何をすれば、いいのだろうか?人などとまさに他人事のように言っているが、私自身のことである。そんなことを考えたのは、映画「ザ・タウン」を見たことが、きっ...
ザ・タウン (試写会)
また会える ここか あの世で 公式サイト http://wwws.warnerbros.co.jp/thetown2月5日公開原作: 「強盗こそ、われらが宿命」 (チャック・ホーガン著 上巻・下巻)監
厄介な絆の形。『ザ・タウン』
強盗団の一員として現金強奪を繰り返して生き抜いている犯罪の町に生まれ育った宿命を背負った男の物語です。
★ 『ザ・タウン』
2010年。アメリカ。"THE TOWN".
ベン・アフレック監督・脚本・出演。チャック・ホーガン原作。
ケイシー・アフレックとミシェル・モナハン主演の『ゴーン・ベイビー
映画 「ザ・タウン」
映画 「ザ・タウン」
『ザ・タウン』はスウィートな犯罪映画だよ。
今回は第二のクリント・イーストウッドではないかともっぱら評判のベン・アフレック監督『ザ・タウン』の感想でございます。
観に行った映画館はTOHOシネマズ六本木ヒルズ。なんだろ話題性に反して...
ザ・タウン 地元のしがらみが今は懐かしい
【=11 -3-】 この三連休は仕事だった、だから今日も仕事の隙間に映画に行ってみた。
仕事になって、波乗り行かずに大阪に居たら、映画を観て、トレーニングもみっちり時間をかけて出来て、買い物とかの野暮用も消化でき、そして仕事も出来て、久しぶりの友人にも会えた...
ザ・タウン
全米有数の犯罪多発地域と言われるボストン、チャールズタウンが舞台。父親同様、強盗を生業とするダグは、ある日、仲間とともに銀行に押し入ります。支店長のクレアを脅して金庫を開けさせ大金を強奪、クレアを人質に脱走に成功します。クレアの免許証から、彼女が近所に...
ザ・タウン
★ネタバレ注意★
『ゴーン・ベイビー・ゴーン』に続く、ベン・アフレック監督第二弾です。しかも今回は、脚本と主演も! 原作はチャック・ホーガンのミステリー、『強盗こそ、われらが宿命』(未読)。
ボストンのチャールズタウンは全米で最も銀行強盗が多...
「ザ・タウン」
「The Town」 2010 USA
監督、共同脚本、出演(ダグ)に「ハリウッドランド/2006」「消されたヘッドライン/2009」「そんな彼なら捨てちゃえば?/2009」のベン・アフレック。
フローリーに「地球が静止する日/2008」のジョン・ハム。
クレアに「フロスト×ニクソ
ザ・タウン
評価:★★★★☆【4,5点】(14)
ベン・アフレック久々のヒット作!
映画『ザ・タウン』を観て
11-13.ザ・タウン■原題:TheTown■製作年・国:2010年、アメリカ■上映時間:125分■字幕:松浦美奈■鑑賞日:2月13日、新宿ミラノ(歌舞伎町)■料金:1,800円スタッ...
ザ・タウン
監督は永久に不滅です
【Story】
綿密な計画を立て、ある銀行を襲撃したプロの銀行強盗一味のリーダー、ダグ(ベン・アフレック)は、思わぬ事態から支店長のクレア(レベッカ・ホール)を人質に。そ...
ザ・タウン/ THE TOWN
ランキングクリックしてね ←please click ベン・アフレック監督第二作目。東京国際映画祭クロージング作品。 ロンドンで、まだ~むと「リミット」を観た時、開場まで時間が随分あって チケット購入したらたまたま隣の部屋でやってたこのベン監督作 シネコ...
『ザ・タウン』・・・きょうは晴れた日だから
クライムアクションとしての見応え、そしてこの手のジャンルらしからぬ温かな余韻を残すラスト。どちらも私の好みにピタリとはまった。
銀行や現金輸送車を襲った犯人たちが繰り広げるド派手な銃撃戦やらカーチェイスをこれでもかと見せておいて、最後は観客の想像に委ね...
「ザ・タウン」
第83回アカデミー賞授賞式がいよいよ2月28日(日本時間)と迫ってまいりましたね
本年度賞レース前半は「ソーシャル・ネットワーク」圧勝の勢いでしたが、次第に「英国王のスピーチ」が巻き返し、アカデミー...
ザ・タウン
■ ユナイテッド・シネマとしまえんにて鑑賞ザ・タウン/THE TOWN
2010年/アメリカ/125分
監督: ベン・アフレック
出演: ベン・アフレック/ジョン・ハム/レベッカ・ホール/ブレイク・ライヴリー/ジ...
「ザ タウン」逃れられない宿命
秋にロンドンで公開されていた映画。
途中まで見ていたので、続きを見たかった~と思っていたら、運よく機内映画で見ることが出来た。
冒頭から見せる迫力の銀行強盗シーン。
ジョン・デリンジャーの強盗と違って、それは確かにトラウマとして残る恐怖体験なのだけど・...
映画:ザ・タウン The Town 意外にクラシカルな仕上がりにニンマリ。
ベン・アフレックの監督第2作。 橋一つを隔てただけで、生活レベルが全く違う環境のもと、犯罪発生率が高い都市、ボストン・チャールズタウンが舞台。 チャールズタウンからアップタウンに銀行強盗を行う犯罪団のリーダーをアフレックが演じる。 彼に、強烈な個性がたく...
2011-11『ザ・タウン』を鑑賞しました。
映画を鑑賞しました。秊 2011-11『ザ・タウン』(更新:2011/03/04) 評価:★★★☆☆(★★★★☆との間) MOVIX橋本で鑑賞です。 観るつもりにしていたのに中々観に来てませんでした。 気になっていたから観賞しましたけど…
ザ・タウン The Town
●「ザ・タウン The Town」
2010 アメリカ Warner Bros. Pictures, Legendary Pictures, GK Films,125min.
監督:ベン・アフレック 原作: チャック・ホーガン『強盗こそ、われらが宿命』
出演:ベン・アフレック、ジョン・ハム、レベッカ・ホール、ブレイク・ラ...
「ザ・タウン」
「ザ・タウン」って、どこ?
ちゃんと映画観てた?何度も出てきたぜ、ボストンのチャールズタウンって。
マッちゃんもハマちゃんもいなかったけどね。
それは“ダウンタウン”だ。こっちは、チャールズタウン。
お笑いとは関係なかった。
笑いもひきつるコワい街だからな
ザ・タウン/試写状
本日届いたのは、ハメット賞を受賞したチャック・ホーガンのミステリ小説を映画化した「ザ・タウン」(原題:THE TOWN)の試写状。
2007年に公開された「ゴーン・ベイビー・ゴーン」(原題:GONE BABY GONE)以来、ベン・アフレックが2度目のメガホンを取った犯罪映画...
ザ・タウン
公式サイト http://www.thetownmovie.jp/
銀行強盗が家業であることを宿命付けられた男の苦悩を描いた作品。
ダグは、銀行強盗の温床となっている町に生まれ育ち、自身も家族のように慕う仲間4人で銀行強盗をやっていた。
ダグの立てた計画は完璧で、FBIも証...
「ザ・タウン」 THE TOWN
・
舞台は銀行強盗発生率が全米一高い街と言われるボストン、チャールズタウン。
そんな犯罪多発地帯で生まれ育ち、父親と同様に強盗を生業として暮らしていた男が、銀行強盗をきっかけに出会った女性と恋に落ち、やがて新しい自分に生まれ変わるべく、この「街」を出て行...
「ザ・タウン」クライムサスペンスの佳作
非常に手堅い映画だ。最新の銀行強盗技術もよく描かれている。ボストンのチャールズタウンの下町の雰囲気も良く出ていた。丁寧なロケ地撮影をしたのがわかる。驚くような展開は何一...
「ザ・タウン」
ベン・アフレック監督・脚本・主演の映画、「ザ・タウン」(原題:The Town)
ザ・タウン
試写会で見ました。強盗と人質と言う関係で出会った二人ですが、主人公は、人質を見張
ザ・タウン
『ザ・タウン』---THE TOWN---2010年(アメリカ)監督:ベン・アフレック
出演:ベン・アフレック 、 ジョン・ハム、 レベッカ・ホール、 ブレイク・ライヴリー 、 ジェレミー・レナー 
チャック・ホーガンのハメ...
「ザ タウン」
それはしがらみの象徴。
タイトルが「タウン」である。都市でもなく村でもない独特のねっとり感。
その昔「シムタウン」というゲームがあった。「シムシティ」同様に町を発展させるのが目的なのだが、道を歩いている人の顔がはっきり見えるのが大きな違いだった。
顔...
ザ・タウン
全米屈指の強盗多発地区、ボストンのチャールズタウン。
完璧に仕事をやり遂げてきたプロの強盗一味は、ある銀行を襲った時に、支店長のクレア(レベッカ・ホール)を人質にする。
クレアは無事解放され...
THE TOWN
意外に女性受けも良いと評判の本作品
ボストンで最も治安の悪い地域に生まれ育ち
家業のように強盗を繰り返して生きる男たち
そんなある日、してはいけない恋に落ちる
運命を変えようと奔走し最後の悪の手を染めるその時
傷つけてしまった彼女の愛を知る
『強盗こそ、わ...
『ザ・タウン』
2/1に一ツ橋ホールにて、ベン・アフレック監督・主演の『ザ・タウン』を試写会で観てきました。
ベン・アフレックの主演作品ってちょっと久々に観るかなーという印象。脇役とかではちょこちょこ出てきていたとは思うけれど。
監督第2作目ということもあって、楽しみにし...
『The Town』
監督としての才能はあるんだろうな、と思うんだけどね、ベンベン。 The Town Gone Baby Goneがよかっただけに、ちょっとハードルが あがっちゃったのが可哀想だけど、最初まではよかったのに!! ボストンの撮りかたとかね、凄く上手いと思うんですよ。 間違いなくボス…
ザ・タウン
【監督】ベン・アフレック
【出演】ベン・アフレック/ジョン・ハム/レベッカ・ホール/ブレイク・ライブリー/ジェレミー・レナー/ピート・ポスルスウェイト/クリス・クーパー/タイタス・ウェリバー/
【公...
ザ・タウン【試写会】
作品情報
タイトル:ザ・タウン
制作:2010年・アメリカ
監督:ベン・アフレック
出演:ベン・アフレック、ジョン・ハム、レベッカ・ホール、ブレイク・ライヴリー、ジェレミー・レナー、タイタス・ウェリヴァー、ピート・ポスルスウェイト、クリス・クーパー
あらす
ザ・タウン
またまた、ほぼ上映終了作品なんですが(汗)、今日は、俳優ベン・アフレックの監督第2作目『ザ・タウン』についてです。 ブログを書くならBlogWrite
ザ・タウン
現在公開中のアメリカ映画、「ザ・タウン」(監督:ベン・アフレック)です。TOHOシネマズ六本木スクリーン3で観賞しました。 いや、素晴らしい映画でした。これぞハリウッド、という感じ。とにかく緊張感・スピード感がハンパなくて、2時間スクリーンに釘付け状態でし
映画『ザ・タウン』を観て
11-13.ザ・タウン■原題:The Town■製作年・国:2010年、アメリカ■上映時間:125分■字幕:松浦美奈■鑑賞日:2月13日、新宿ミラノ(歌舞伎町)■料金:1,800円スタッフ・キャスト(役名)□監督・脚本:ベン・アフレック□脚本:ピーター・クレイグ□撮...
11-44「ザ・タウン」(アメリカ)
この街を出て、人生を変えたい
全米屈指の強盗多発地区、ボストンのチャールズタウン。この街に生まれ育ったダグは、かつては輝かしい将来を夢見ていたものの、今では父親と同じ道を進み、気心の知れた幼なじみたちを率いて銀行強盗を繰り返す日々。
毎回周到な準...
ザ・タウン (The Town)
監督 ベン・アフレック 主演 ベン・アフレック 2010年 アメリカ映画 150分 ドラマ 採点★★★★ 私が生まれた田舎町は、県内で一番大きな街である仙台まで電車一本で行けるってこともあってか、駅前にはサラリーマン族や商店などちょっと裕福な人が集まり、線路を…
ザ・タウン
THE TOWN/10年/米/125分/犯罪ドラマ・アクション/PG12/劇場公開
監督:ベン・アフレック
原作:チャック・ホーガン『強盗こそ、われらが宿命』
脚本:ベン・アフレック
出演:ベン・アフレック、ジョン・ハム、レベッカ・ホール、ピート・ポスルスウェイト
...
ザ・タウン
ベン・アフレックってちょっと苦手。でも監督としての手腕はなかなか良いと思います。前作「ゴーン・ベイビー・ゴーン」も素晴らしかった。
たくさんのしがらみと因縁が、ダグをこの土地に縛り付けている。銀行強盗のリーダー格でブレインであるダグが人質として関わった...
ザ・タウン
どこで見たのか忘れてしまったけれど、予告編を観て、夫が面白そうだと言っていた映画『ザ・タウン』をレンタルして観ました。ベン・アフレック監督&主演。...
『ザ・タウン』を109シネマズ木場6で観て、監督ベンはなかなかよしふじき☆☆☆
五つ星評価で【☆☆☆ベン・アフレック監督はなかなか老獪】
ベン、なかなかやるじゃん。
でも宣伝間違えて「屈指の名作」みたいな売り方しちゃったから
この手の役者監 ...
ザ・タウン
「面白い度☆☆☆☆☆ 好き度☆☆☆☆」
探さなかったのは探しだす意味がなかったからだ。
世界一銀行強盗が起こる街らしいボストンのチャールズタウンを舞台にしたギャング
ザ・タウン
ザ・タウン / THE TOWN
2010年 アメリカ映画
ワーナー・ブラザーズ製作
監督:ベン・アフレック
製作:グラハム・キング バシル・イワニク
脚本:ベン・アフレック ピーター・クレイグ ...