『キック・アス』 あなたが戦わない理由は?

 Wikipediaに "Japan is the only country that nears the US in output of superheroes." と解説されているように、おそらく世界でもスーパーヒーローを輩出している大国は日米2ヶ国である。
 しかしながら、私が以前の記事(『SPACE BATTLESHIP ヤマト』を惑わせる3つの「原作」)の注釈で「ウルトラマンとスーパーマンの誕生には、文化的・歴史的・宗教的な違いがある。」と書いたように、その出自は大きく異なるだろう。

 端的に示そう。
 日米のスーパーヒーローは、戦う理由が違う。

 たとえば、東 京一(あずま きょういち)作詞の『ウルトラマンの歌』で「光の国から 地球のために」と歌っているように、石森章太郎作詞の『レッツゴー!!ライダーキック』で「世界の平和を 守るため」と歌っているように、ウルトラマンや仮面ライダーは地球のため、世界の平和のために戦っている。まことに壮大な戦いである。

 それに対して、米国のスーパーヒーローはどうか。
 スーパーマンはメトロポリスを守っている。バットマンはゴッサムシティ、ザ・スピリットはセントラル・シティを守るために戦っている。もちろん、各ヒーローは1都市にとどまらない戦いに参画することもあるが、基本的にはホームグラウンドを持ち、街を悪漢から守っている。

 最近の例で判りやすいのは『キック・アス』だ。
 映画の『キック・アス』は原作に比べればずいぶんマイルドで(ぬるくて)コメディタッチ(万人向け)だが、それでも日本公開時のレイティングはR15+(15歳未満の入場禁止)だった。
 この過激な映画のヒーローは、一介のオタク少年である。スーパーヒーローになろうと決意した彼の行動は、次の二つに集約される。

 ・一般人とは違う扮装をする。
 ・街を歩いて悪漢をやっつける。

 すなわち、街の自警団の兄さんと変わらない。
 街で出くわす悪事に見てみぬ振りをしないこと、悪漢は自分の手で片づけること、これが米国のスーパーヒーローの根幹である。
 その源流は、米国の歴史と文化に求められるだろう。開拓時代、組織立った警察機構がないなかで、街を守るのは保安官だった。さらに云えば、自分の牧場を守るのは自分自身だった。往年の西部劇を見れば、牧場主や農場主は一様に銃を持ち、牛泥棒たちを追い払っている。
 武装してでも自分の身/家族/街は自分で守るのがスーパーヒーローの流儀であり、アメリカ合衆国憲法修正第2条に「人民が武器を保有しまた携帯する権利は、これを侵してはならない。」と規定するゆえんでもある。

 『キック・アス』は、他のスーパーヒーローのような超能力や超兵器は持っていないため、一風変わったヒーロー物のように見えるが、とんでもない。超能力や超兵器なんてなくたって、街の悪漢は自分の手で懲らしめる点で、ヒーローの原点を追求した作品である。
 同じく、ちょっと変わったヒーロー物として人気を博したのが、1981年からテレビ放映された『UFO時代のときめき飛行 アメリカン・ヒーロー』だった。『キック・アス』とは正反対に、悪漢退治をするつもりなんてまったくなかったのに、超能力や超兵器を持ってしまった高校教師の物語である。最初はしぶしぶだったものの、やはりアメリカのヒーローらしく、彼も犯罪者を追うために奮闘した。

 映画『キック・アス』は、2008年から始まったマンガの映画化だが、原作とは大きな違いがある。
 その一つは、キック・アスに近づくヒーローチームのビッグダディとヒット・ガールの扱いだ。原作のビッグダディは、顔を隠しただけの大男である。ヒーローらしい扮装をしているわけではない。10歳の少女ヒット・ガールもマントを付けてはいるものの、取り立てて変わったコスチュームではない。原作の追求するヒーロー像は、悪事を見逃さずに立ちあがるという一点に集約しており、見てくれは抑え気味だからだ。
 しかし、映画版のビッグダディは明らかにバットマンを模した扮装をしており、ドミノマスクを付けたヒット・ガールはロビンそのものである。これは映画が見た目を重視するからでもあろうが、他ならぬバットマンとロビンのダイナミック・デュオを真似ることで、他の作品へのオマージュにもなっているのだ。
 それがアメコミ史のエポックメイキングたる『ダークナイト・リターンズ』だ。
 この作品で、バットマンを引退していたブルース・ウェインは、街に溢れる悪を許せず、遂にバットマンに復帰する。周囲の反対を押し切って、少女にロビンの格好をさせ、狙い定めた相手をぶちのめして回る。そんな行為を国家体制は許さないのだが、老バットマンは聞く耳を持たない。そこには、自警行為に取りつかれた男の狂気があった。政府はついに、スーパーマンにバットマン討伐を命じることになる。

 1986年に発表された『ダークナイト・リターンズ』の影響は甚大だった。
 『ダークナイト・リターンズ』により、みんなのヒーロー・バットマンは、暗い怨念に狂える男になった。この作品の衝撃を受けて、ティム・バートン監督は映画『バットマン』(1989年)を作り、クリストファー・ノーラン監督はタイトルもそのまま『ダークナイト』(2008年)を作るわけだが、ヒットすることを義務付けられた大作映画には、マンガ『ダークナイト・リターンズ』の狂気に迫ることができなかった。
 その点で映画『キック・アス』は、原作を離れてビッグダディとヒット・ガールを『ダークナイト・リターンズ』の老バットマンと少女ロビンに近づけることで、バットマン映画ができなかった狂える自警団を再現してみせた。この映画は、原作よりもぬるくて万人向けにせざるを得なかった代わりに、アメコミファンならみんな知ってる『ダークナイト・リターンズ』を匂わせるという手に出たのである。
 そして、西部開拓時代でもないのに、スーパーヒーローが街をうろつき暴力を辞さない狂気を、オタク少年キック・アスの目を通して突き付けた。

 米国のスーパーヒーローが西部のガンマンの延長である以上、その敵役は牛泥棒たちの延長である。スーパーマンの宿敵レックス・ルーサーも、バットマンの宿敵ジョーカーも、X-メンの宿敵マグニートーも、悪事を働きはするものの、自分の生活と自分の人生がある一人の人間だ。
 開拓時代のガンマンが、実際のところ人を殺めたかどうかはともかく、少なくとも子供やティーンエイジャーが読むアメコミでは、彼ら悪漢とて命を尊重される。有無を言わさず殺すのではなく、警察に突き出すなり、力を奪うなりで事件は解決を見る。
 だから、ビッグダディとヒット・ガールが有無を言わさず殺す場面に風刺が効いてくるのである。
 『キック・アス』は、街の悪事に頬かむりする人々と、行き過ぎた自警行為に走るヒーローの双方に眼差しを向け、正義とは何かをあなたに問い質す。

               

 一方、日本のスーパーヒーローはどのような出自によるのだろうか。
 ウルトラマンは地球のため、仮面ライダーは世界の平和ために戦っているそうだ。本当だろうか。

 私は先の記事において「日本のヒーロー物の悪役は消耗品だ。」と書いた。事実、彼らは毎週殺されている。
 この記事に対して、次のような質問をいただいた。

> スーパーマンの敵とウルトラマンや仮面ライダーでの「悪役」の扱いの差はそもそもスーパーマンの敵は「人間」なのにウルトラマンや仮面ライダーの敵は「人間じゃない存在」という違いのせいではないでしょうか?

 この質問は、更に二つの要素に分解することができる。

 (1) ウルトラマンや仮面ライダーの敵は「人間じゃない存在」なのか?
 (2) 「人間じゃない存在」なら殺して良いのか?

 (1)については、幾つもの反例が存在する。たとえ、ウルトラマンが戦う宇宙*人*や、仮面ライダーが戦う怪*人*は「人間じゃない」としても、アイアンキングの敵である不知火族や、忍者キャプターの敵である風魔忍群は人間である。奇抜な扮装をし、怪しい術を使うとはいえ、彼らは人間なのに殺されている。
 それに、仮面ライダーが戦う怪人は、ライダーと同じ改造人間であり、元をただせば一般市民だ。ウルトラマンが戦う宇宙人も、宇宙航行できるほどの知的生命体であるはずだ。にもかかわらず、彼らは怪獣とひと括りにされ、その人間性は無視されている。
 初の国産テレビヒーロー『月光仮面』は、「憎むな、殺すな、赦(ゆる)しましょう」をモットーにしていたし、同時期の『まぼろし探偵』も人を殺めることはなかった。しかし、これら温厚なヒーローたちは、ウルトラマンや仮面ライダーによって駆逐されてしまう。

 ここで面白い話がある。
 『月光仮面』が現代版『鞍馬天狗』として企画されたように、日本のヒーロー物のルーツの一つが時代劇であることは論をまたないであろう。米国のヒーローが西部のガンマンをルーツとするのと同様である。その嵐寛壽郎主演の映画『鞍馬天狗』を、原作者の大仏次郎氏は「人を斬りすぎる」と非難したそうだ。そこでみずから映画を作り、人を殺さずに大儀を唱える鞍馬天狗を描いたのだが、さっぱり客が入らなかったという。人々は、バッサバッサと敵を切り倒す場面がなければ納得しなかったのである。
 まさしく、八手三郎作詞『仮面ライダーのうた』で「ぶちのめせ」「ぶちかませ!」と歌うがごとく、ヒーローには容赦ない態度が求められた。
 こうしてスーパーヒーローたちは、怪獣・怪人という消耗品たちを、際限なく殺し続けることになった。


 ここでひとまず、ヒーローの敵が、サタンの爪のような悪党たちから、怪獣や怪人という異形の者に変化したことについて触れておきたい。
 その契機となったのは『ウルトラマン』だろう。それは先行する『ゴジラ』(1954年)の成功をテレビに移植し、おびただしいゴジラの亜流を登場させた。
 ゴジラとは得体の知れない化け物、人間をはるかに凌駕する存在である。この恐怖の象徴が暴威を振るうから『ゴジラ』は怖い。したがって、ゴジラを倒すのは魔物を退治することに他ならない。その源流をたどれば、ヤマタノオロチ等の神話に行きつくことだろう。
 だから、魔物を退治するウルトラマンは、神様や神話の英雄に相当する。私たち民衆よりも高い次元の存在だ。初代『ウルトラマン』(1966年)第7話では、バラージの街にウルトラマンの神像が奉られていたし、『ウルトラ6兄弟VS怪獣軍団』ではアジアの神様ハヌマーンと共演した。

 しかし、米国には『ゴジラ』に相当する作品として『キング・コング』(1933年)や『原子怪獣現わる』(1953年)がありながら、それらとスーパーヒーローにほとんど何の関係もないように、日本のスーパーヒーローも今や『ゴジラ』とは関係がない。
 当のウルトラシリーズにおいても、怪獣を「人間をはるかに凌駕する存在」への「恐怖の象徴」とみなしていた作品がどれだけあるだろうか。怪獣たちはあっという間に単なる猛獣となり、宇宙人の攻撃兵器の一つになり下がった。同時に、神性を帯びていたウルトラマンも、暴漢を殴りつけるプロレスラーに近づいていった。家族構成が明らかにされ、タロウ少年の成長が物語られ、彼らは民衆と同じレベルになっていった。
 そしてウルトラシリーズは、親しみやすい民衆化と、神性を取り戻そうとする試みとのどっちつかずでいるうちに、存在感をなくしてしまった。
 たとえば、株式会社バンダイナムコホールディングスの2011年3月期における第2四半期決算補足資料から、キャラクター別売上げを見てみよう。

バンダイナムコ

 ウルトラマンは、バンダイナムコグループ全体の報告対象に挙がりすらしない。のみならず、トイホビー事業に関してみれば、2010年度の通期見込は28億円しかなく、これは仮面ライダーのおよそ7分の1、機動戦士ガンダムの5分の1以下、スーパー戦隊やアンパンマンの3分の1以下でしかない。この数字には驚かれる方も多いだろう。大きな企業なら、営業担当者1~2名でもこれくらいの売上を持っていよう。
 しかも、円谷プロダクションの売上高そのものが約35.8億円だという(株式会社ティ・ワイ・オーの2009年7月期有価証券報告書)。
 産業としてのウルトラシリーズはこういう規模なのである。

 とどのつまり、『ゴジラ』とその流れを汲んだ『ウルトラマン』は、怪獣物をジャンルとして定着させるには至らなかった。せいぜい覆面を被った悪漢を敵とはせず、一見すると人間らしくない者を敵にすることで、殺しへの抵抗感を弱めただけなのかもしれない。

               

 ここで改めて、「(2)『人間じゃない存在』なら殺して良いのか?」という点を考えてみよう。

 これまで述べたように彼らは人間である。奇怪な格好をさせられ、醜い容姿であったとしても、あくまで人間の延長上にいる。
 私もさすがにゴジラが人間だというつもりはないが、スーパーヒーローの敵はゴジラからほど遠い。ウルトラシリーズの最新作『ウルトラマンゼロ THE MOVIE』の敵ですら、皇帝や将軍や参謀という役職を持ち、人語を解し、コミュニケーションが成立する(脅しや悪態だが)。
 では、彼らを殺してもいいのか?
 確かに彼らは作中では人間扱いされていないが、では「人間じゃない」とは何なのか。殺していいほど「人間じゃない」とは?
 そして「人間」とは何なのか?

 論を進めるには、日本のスーパーヒーローの原点たる『仮面ライダー』(1971年)に立ち返るのが良いだろう。株式会社バンダイナムコホールディングスのキャラクター別売上からも判るように、今やスーパーヒーローとは仮面ライダーとその系譜のことだ。
 『仮面ライダー』『変身忍者嵐』『人造人間キカイダー』『ロボット刑事』『イナズマン』、これら石森章太郎氏が考案・関与したヒーローたちにはある共通点がある。特撮ファンならご存知だろう。彼らは裏切り者である。
 仮面ライダーはショッカーに作られた改造人間である。裏切らなければ、バッタ男として人々を襲っていただろう。嵐も血車党の一員である。キカイダーはダークロボットと同じく光明寺博士が作った、いわばダークの兄弟ロボットである。ロボット刑事Kは霧島家の姉弟ゲンカの産物だ。イナズマンは母の属する新人類帝国に刃向っている。
 『仮面ライダー』を企画するに当たって、東映では先行する『タイガーマスク』の人気要因を分析したとのことで、梶原一騎原作の『タイガーマスク』(1968年)もやはり「虎の穴」の裏切り者だった。さらにそれより前には石森章太郎氏がブラックゴースト団を裏切った『サイボーグ009』(1964年)を書いている。石森作品について云えば、もっと後年の『アクマイザー3』や『大鉄人17』も同様に裏切り者である。

 『サイボーグ009』や『仮面ライダー』に見られる特徴、すなわち、
 ・敵味方一人ひとりが異なる特殊な技を持つこと
 ・主人公は集団からの離反者であること
 ・離反しつつも元いた集団の特異性(改造人間であること等)を引きずり、孤独感を抱えていること
などを鑑みれば、石森章太郎氏の発想のべースとなったものが判る。
 先に私は、ヒーロー物のルーツが時代劇であると述べたが、これらの特徴を備えているのは時代劇の中でも忍者物、抜け忍の姿である。
 彼らは忍者集団の一員として育ちながら、集団の規律を乱し、追われる破目になった者の現代の姿なのだ。竹熊健太郎氏と相原コージ氏は『サルでも描けるまんが教室』において、かつての忍者マンガが姿を変えたのが後のエスパーマンガであると述べたが、その端緒を開いたのが石森章太郎氏であろう。

 はたして、集団から離反した忍者は死ぬまで追われるものであったのか、その事実のほどは詳しい研究に譲るが、集団から離反することの悲哀を私たちは知っている。
 私たちは日々集団の一員たる努力をしている。仲間内の空気を読み、逸脱しないことに懸命だ。多くの場合、会社を辞めたら会社には戻れないし、公園の主婦たちに入り込めなかったら公園に居場所はない。地域的なムラ社会は崩れつつあっても、村八分を恐れる気持ちは変わらない。
 私たちが住んでいるのは、一番最初の憲法の一番最初の条項に「和をもって貴しとなす」と定める国だ。規律を乱さず集団の一員たることが最も重視されるのだ。

 ただし、『仮面ライダー』等を考えるときにポイントとなるのは、ヒーローが離反した「あの集団」は彼らの集団であって、「私たちの集団」ではないということだ。
 私たちの与り知らない掟を定めた「あの集団」は、私たちとは関係ない。ショッカーも血車党も、私たちとは別の集団である。では、「あの集団」から離反した者は、「私たちの集団」の一員たり得るのか?

 違う。
 私たちの会社が別の会社の受け皿ではないように、人々がよそ者を歓迎しないように、「私たちの集団」はあくまで「私たちの集団」であり、「あの集団」に離反者がいようがどうしようが関係ない。
 私たちは、旧知の人間だけで集まって安心社会を形作っているのだ。
 以前引用した池田信夫氏の記事をご記憶の方もいよう。
---
伝統的な小集団では、「村八分」のような繰り返しゲーム型のメカニズムが機能するが、こうした安心社会では異分子を排除するので、未知の人は疑うことがデフォルト値になっている。これに対して、契約ベースの信頼社会では基本的な約束は守ることが共通のルールになっている。

したがって囚人のジレンマの実験を行なうと、「集団主義」と思われている日本人のほうが、猜疑心が強いためナッシュ均衡(互いに裏切る)に落ち込みやすく、アメリカ人のほうがパレート最善解(互いに協力する)に到達しやすい。これは著者が『信頼の構造』で初めて明らかにした実験経済学の業績だが、今の日本はムラ型から契約型への過渡期にあるという。
---

 ムラ社会では、近づく者が泥棒か正直者かは関係ない。よそ者がいたら安心できないのだ。ムラの住人じゃない者、ムラの掟に従わない者は、排除しなければならない。
 だから、「人間じゃない存在」という表現は充分ではない。「我々のムラの人間じゃない存在」をやっつけるのだ。人間扱いするのは、我々のムラの住人だけで良いのだから。そして、大江健三郎氏が『同時代ゲーム』(1979年)において集団を「村=国家=小宇宙」と表現したように、「私たちの集団」を守ることこそが、世界の平和である。

 ヒーロー物を見ていて、疑問に感じないだろうか。
 たった1人、せいぜい数人で戦うだけなのに、どうしてこうも軽々しく「世界の平和を守る」などと口にできるのだろうか。
 それは「私たちの集団」が決めた"平和"でしかないのに。そこには、別の集団の存在を認め、共存する、あるいは多様性を受容するという観点があるだろうか。


 さて、ヒーローはどうすれば良い?
 「あの集団」を離反してしまい、さりとて「私たちの集団」の一員でもない者は、どうすればいいのだ?

 証明するしかない。
 「あの集団」の者ではないことを、「私たちの集団」のために役立つことを、証明してみせるのだ。
 もしも「あの集団」が近づいたら、お前が防波堤になるのだ。「私たちの集団」とは違う連中は排除しなければならない。それをお前がやってみせろ。そうすれば「私たちの集団」に居させてやろう。

 だから、ヒーローは戦い続けなければならない。
 自分の居場所を見つけるために。

               

 対して私たち――すでに集団の一員である私たちは、その戦いを応援をするばかりであった。
 『キック・アス』では、主人公に刺激されて、みんながヒーローとして振る舞い始めのだが。

 池田信夫氏は次のように続ける。
---
Zuckerによれば、アメリカでも19世紀初めまではムラ型の集団が主流だったが、社会の流動性が高いため、全国的な鉄道網などができるにつれて契約ベースの社会に移行したという。
---

 先に私は、武装してでも自分の身/家族/街は自分で守るのが米国のスーパーヒーローの流儀だと書いた。
 しかし2009年、遂に仮面ライダーも自分たちの住む街「風都(ふうと)」を守って戦った。

 会社や地域や家庭などの有縁ネットワークが弱まる中で、私たちがよって立つ「私たちの集団」は崩壊しつつあるのかもしれない。
 日本でもこれからは、みんながヒーローとして振る舞うのだろうか。


[*]本稿を執筆するに当たっては、こちらの論考に刺激されるところがあった。
 この場を借りて御礼申し上げます。


キック・アス Blu-ray(特典DVD付2枚組)キック・アス』  [か行]
監督・制作・脚本/マシュー・ヴォーン 脚本/ジェーン・ゴールドマン
原作/マーク・ミラー、ジョン・S・ロミタ・Jr
出演/アーロン・ジョンソン クリストファー・ミンツ=プラッセ マーク・ストロング クロエ・グレース・モレッツ ニコラス・ケイジ リンジー・フォンセカ
日本公開/2010年12月18日
ジャンル/[アクション] [コメディ] [青春]
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【theme : 特撮・SF・ファンタジー映画
【genre : 映画

tag : マシュー・ヴォーン アーロン・ジョンソン クリストファー・ミンツ=プラッセ マーク・ストロング クロエ・グレース・モレッツ ニコラス・ケイジ リンジー・フォンセカ

⇒comment

No title

映画を観ているうちに岸田俊男の「信頼の構造」を思い起こしました。コミックは読んでません。ウルトラマンなどのヒーローものには興味がありません。マカロニ音楽には痺れましたが‥ 日本もだいぶ世界標準化して、電車の中も街角も危ない奴らで溢れて、おちおち道も歩けませんから、自警団(vigilantes)が必要かもね。
映画としては十分に面白かったですね。全国拡大するのか、見守りたい。

No title

 こんにちは。リンクありがとうございます。
 こちらでは初めましてですね。いつもコメントありがとうございます。

 『ヒーローショー』『悪人』『ケンタとジュンとカヨちゃんの国』『海炭市叙景』など「現代の閉塞感」がテーマになっている映画って最近やたらと目にしますが、なるほど『仮面ライダーW』のパトロール地域の縮小化は、現代社会のコミュニティの細分化によって、無邪気に世界全体を守ることが困難になったことが表れているのかもしれないという考え、とても面白かったです。

 かつては『仮面ライダーストロンガー』では「まもーるぞー、へいわをー、日本のー」って歌詞がやたらみみっちく感じたものですが…。


 アメリカのヒーロー映画は超巨大バジェットで近所の変態オジサンを、日本のヒーロー映画はアリンコのエサ代みたいな予算で全世界の平和をかけた戦いを描こうとする傾向がありましたが、そういった無謀さや無邪気さは日本の特撮作品の醍醐味だと思うので、忘れないで欲しいところではあります。

No title

こんちは。
おお、なんか凄い論旨が展開している。
いつも通り単純に考えながら、ちょっとだけ意見を展開します。
日本特撮の悪役は怪獣と怪人に分けられる。
怪獣はゴジラ起源なので台風、地震などの大災害同様、撲滅して自分たちの生活を守らなければいけない象徴です。宇宙人に関しては人格があっても怪獣グループに属するので、同様に扱われる事になってしまいました。基本、できあがったフォーマットは踏襲するので、この理由で怪獣はずっと殺され続けます。
怪人はどうかと言うと刑事ドラマの爆弾を持った男を刑事が射殺するという感覚の延長じゃないかと思ってます。だから怪人は人間として殺されます。多分、逮捕で代替できないのは逮捕の効力がないからでしょう(ナメクジ男とか逮捕できん)。

私たちの集団、あの集団の論旨は442をちょっと思わせて、ぐっと来ました。
「仮面ライダー555」ではなく「仮面ライダー442」だ。仮面ライダー100が助けに来る。ともかくどんどん死んで同じライダーなのに物凄い代替わりをするという。

ナドレックさん、こんにちは!
色んなヒーローをよくご存知で、しかも、話に結びつけいらっしゃるとは。驚きました。レンタルビデオに無いものもあり、確かめられなくて残念です。
こんなに考えていらっしゃるとは、底知れないです!
ところで、私は最近ウォッチメンをDVDを観ましたが、どのウォッチメンの正義を選ぶか考え込んでしまいました。少数を犠牲にして一国を救うか、双方の傍観者となる、解決できるなら悪も許す。仲間の復讐に燃える…。愛の為に戦う…。
何回か観てから意見を述べたいのですが…、グロい部分など早送りしてしまいましたので無理かも。(笑)
私なりの疑問はヒーロー達の中に女性が、恋愛は必要ナノかです…。日本ではウルトラマンも仮面ライダーも出て来る女性はさっぱりサバサバしているパターンが多かったような…。
一方、戦隊モノは最近黄色までが女性になり、紅一点では無くなりましたね。
昭和の仮面ライダーは子供達が活躍していて見ていて凄く楽しかったです。まさにライダーは正義のヒーローであり子供達の憧れの格好いいお兄さんでありました。
仮面ライダーで育ちますと、アメリカのヒーローモノで恋愛ものやラブシーンが出て絡むのは違和感を覚ます。(笑)
うう、全くろくな感想にならず申し訳ございません。
ではでは

Re: No title

魚虎555さん、こんにちは。
映画を観ながら『信頼の構造』を思い起こすとはさすがですね。

ところで、以前『告白』に関する記事でも触れましたが、日本における凶悪犯罪は減少傾向にあります。で、何が増えているかというと自殺です。社会がムラ型から契約型に移行する過程で、所属する集団を失った人々は、犯罪に走るよりも自殺に向かっているのが日本の特徴かもしれません。

Re: No title

かろプッチさん、コメントありがとうございます。
たしかにストロンガーの主題歌を初めて聴いたときには「なんだ、日本しか守らないのか」と思いましたね。考えてみれば、先輩ライダーだって撮影所の近くしか守っていなかったのですが。

『テツワン探偵ロボタック』が夢が丘の町で活躍したように、これまでも特定の街を舞台とする作品はありましたが、どうしてもコメディや少年探偵団的な物でした。
これからの日本のヒーローがリアリティをもって活躍できる範囲が、はたしてどう推移していくのか、興味深いところだと思います。

Re: No title

ふじき78さん、こんにちは。
なるほど、ナメクジ男の逮捕・拘禁は難しいですね!

ところで、ウィキペディアの『仮面ライダー555』の記事を読むと、こんなことが書いてあります。
---
昭和の仮面ライダーシリーズでも敵組織の大幹部の過去の経歴には、それ相応のドラマが設定されており、書籍等では時折そのことに触れられてもいた。しかし映像本編で直接怪人の人間ドラマを描くことは、「ヒーローが殺人者に見えてしまう」というデメリットから敬遠されていたという。
---
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BB%AE%E9%9D%A2%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%80%E3%83%BC555#.E7.89.B9.E5.BE.B4

敬遠しても、殺人者なんですよね。いつまでも目をつぶっているわけにはいかないだろうと思います。
ヒーローが等身大になっていけば、やがて『まぼろし探偵』レベルの近所の兄ちゃんになってしまうと思うのですが、それでもその手を血で汚し続けるのかなぁ。

『仮面ライダー442』って、考えただけで泣ける!
『442 日系部隊・アメリカ史上最強の陸軍』の中に「彼らはスーパーヒーローだ」というセリフがありましたが、実在の人物に対してもスーパーヒーローという言葉は使えるんですね。

Re: タイトルなし

愛知女子さん、こんにちは。
『ウォッチメン』は面白いですね!
『ウォッチメン』は記事内で触れた『ダークナイト・リターンズ』と同年の作品で、やはりアメコミのエポックメイキングの一つに数えられましょう。『ダークナイト・リターンズ』同様、正義の何たるかを問いかける作品だと思います
当記事では触れませんでしたが、日米のヒーローの大きな違いとして恋愛模様があります。これはヒーロー物に限らないのでしょうけど、米国の作中人物たちは複雑な男女関係の中にいますね。そうしないと彼の国ではリアルでないのでしょうか。そして、彼らの愛憎劇が大事件に発展することもあります。
そう考えると日本のヒーローは、ストイックなおかげで、事件の芽を摘んでいるのかもしれません。

こんにちは!
ナドレックさん、少し教えてください。
今回の日本語版のこちらの漫画は8巻分収容になるのでしょうか!?
また、アメコミはカラーが主流なのでしょうか。

以上、よろしくお願い致します。ヾ(^∇^)

Re: タイトルなし

愛知女子さん、こんにちは。
お見込みのとおりです。
日本で刊行された『キック・アス』は1冊にまとまっていますが、読むと8章に分かれているのに気づきますね?あの1章ずつが、米国では1冊なんだと思います。
え?、そうすると1巻が30ページくらいしかない?
そうです、欧米のマンガは、1巻当たり数十ページなのです。
日本では、「米国の『キック・アス』は全8巻」と紹介されていますが、この「巻」は、米国ではissueです。日本のマンガの単行本の「1巻、2巻…」という感覚よりも、雑誌連載時の「1号、2号…」に近いのです。そして日本では30ページの本を8冊も刊行しても誰も買ってくれませんから、合本して1冊にまとめてるわけです。『アンカル』等、他のマンガも日本では合本にしています。

いずれ当ブログで詳しく取り上げたいと思っていますが、日本と欧米ではマンガの在り方に概ね次のような違いがあります(ちょっと見難くてスミマセン)。

   日本   ←→   欧米

 白黒が中心  ←→  カラーが中心
 1冊が百ページ単位  ←→  1冊は数十ページ
 アシスタントを用いて量産  ←→  日本のようなアシスタントはいない
 1コマにこだわりはない  ←→  1コマが1つのアート


数百ページもある白黒のマンガが主流なのは日本くらいのものなのです。欧米にも白黒のマンガはありますが、それは白黒の効果を狙うとき(ハードボイルドとか)でしょう。

ただ、ここ数十年の間に日本のマンガの影響が世界に及びました。
『キック・アス』も、昔のアメコミに比べると日本的なコマ運びで、日本人にも読みやすいと思います。逆に、欧米のマンガが好きな私には、物足りないんですけどね:-)

ナドレックさん、凄く分かり易く教えて下さいましてありがとうございます。(*´∇`*)
アンカルも全巻纏めたissuなのですね。
なる程、
絵柄を見比べると、キック・アスでは日本の漫画みたいに大きく描いています。
一方、細かいコマ割りのアンカルは読み応えがありますね。

Re: タイトルなし

愛知女子さん、こんにちは。
先ほどの説明では、米国と欧州をひとくくりにしましたが、欧米にもそれぞれの特徴があります。
とりわけフランスはマンガの地位が高くて、日本のように読み終わったら捨てちゃうものではありません。
私はフランス版の『アンカル』を全巻持っていますが、日本で刊行された本よりも大きなサイズなので1コマ1コマを細かいところまで堪能できます。ページ数が少なくてサイズが大きいと、本がへろへろしてしまうので、ハードカバーになっています。
日本ではいきなりハードカバーで出版されるマンガなんて、なかなか無いですよね。

これらの違いは、単にマンガにとどまらず、各国の文化そのものの特色が反映しているのだと思います。
これらについては、いずれ記事を書きたいと思います。

ここまで!

述べれるナドレックさんに感服です!!
笑っていいですか?

古くは「ロビン・フッド」に、「アーサー王」に、三国志にチャンバラに、人間ってのは昔っからヒーローを求めてるもんだ・・・と思います。
守ろうとするものがでっかくても、ちっちゃくても、気持ちが大事なんじゃないか!と思いますが、それを目指そうというキック・アスの心意気はよかったです。

Re: ここまで!

sakuraiさん、こんにちは。
長文、失礼しました。
おっしゃるとおり、人は昔からヒーローを求めていたと思います。とはいえ、ヒーローを求めることと、みずからヒーローになろうとすることには、大きな違いがあります。
キック・アスの特徴は、何のきっかけもないのにヒーローを目指すことですね。劇中で述べているように、親を殺害されたわけでも、放射能を帯びたクモに噛まれたわけでもないのに、ある日ヒーローになろうと思い立つ。
このことがキック・アスをユニークな存在にしており、彼の行動から目が離せない所以かと思います。

No title

以前「質問」をした者です。私は「映画」はそれほど好きってほどでもなく、あまり観ないので、
(キック・アスも観てない・・・)このブログもそれほど頻繁にこないので「解答」が書き込まれてるのに気づきませんでした。すみません。

>だから、「人間じゃない存在」という表現は充分ではない。「我々のムラの人間じゃない存在」をやっつけるのだ。

確かにそういう面あるかもしれないですね。

ただ日米ヒーローの違いの件は

「ヒーロー物」=「暴力・破壊・殺戮・闘争・攻撃」を楽しむ物語 という一面を
(もちろん「ヒーロー物」は「正義とは何か?」という物語でもあるわけですが
「正義」と「暴力」は「恋愛」と「性欲」みたいなものでしょ?)

日本では「悪役」を「異形の者」にして
アメコミでは
>彼ら悪漢とて命を尊重される。有無を言わさず殺すのではなく、警察に突き出すなり、力を奪うなりで事件は解決を見る。

にしてるだけの違いでしかないような。

アメリカでは「悪党でも人命尊重」なら
アメコミ及びアメコミ原作映画以外の「ヒーロー映画」(例えば「ダイ・ハード」とか「カリフォルニア知事の俳優時代の主演映画」ではバンバン、主人公が殺人してたのは何故なんでしょうか。

「ヒーロー」観の違いもあるでしょうが「子供に見せて良いモノ」の対する価値観の違いの問題の方が大きいのでは?

Re: No title

ルリカC3Rさん、こんにちは。
再訪ありがとうございます。
おっしゃるとおり、「子供に見せて良いモノ」の対する価値観の違いだと思います。
人にはそれぞれの嗜好がありますから、倫理コードに拘らない大人向けには(市場の大きさに合わせて)様々な作品があります。
他方、「子供に見せて良いモノ」には、その文化の最大公約数が表れるでしょう。「子供に見せて良いモノ」は、ハリー・キャラハンを好む者も好まない者も良しとする範囲内でしょうから。

>ただ日米ヒーローの違いの件は

日米ヒーローに違いが生じているのはご賛同いただけたかと思います。
それでは、その違いが生じたのはなぜでしょう。それはすなわち、文化の最大公約数そのものに違いがあるからではないでしょうか。

TB有難うございました

主人公は、キック・アスですが
いつの間にか、目線は
ヒット・ガールに釘付けに
なってしまった。
続編をちょっと期待しています。

Re: TB有難うございました

シムウナさん、こんにちは。
いいですねぇ、ヒット・ガール。
続編制作の話もありますが、とにかくクロエ・グレース・モレッツちゃんが成長してしまう前に撮らないといけませんね。
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キック・アス

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キック・アス

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キック・アス

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キック・アス (Kick-Ass)

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キック・アス/Kick-Ass(映画/DVD Blu-ray)

[キック・アス] ブログ村キーワード正義の心で悪をKILL特殊能力ゼロ、モテ度ゼロ、体力微妙──なりきりヒーローが世界を救うキック・アス(原題:Kick-Ass)満足度:★★★★★ ...

キック・アス

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キック・アス

キック・アス'10:イギリス+アメリカ◆原題:KICK-ASS◆監督:マシュー・ボーン「スターダスト」◆出演:アーロン・ジョンソン、ニコラス・ケイジ、クロエ・グレース・モレッツ、マーク・ ...

No.249 キック・アス

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