『ジュリー&ジュリア』 2人の対立は解消できるか?
【ネタバレ注意】
映画化に当たって、原作と原作者を批判的に取り上げるとは、ノーラ・エフロン監督も難題に挑んだものである。
しかしそのために、二つの原作を用意して相殺させるのは、なかなか巧い手だ。
『ジュリー&ジュリア』は、20世紀にフランス料理の本を書いたジュリア・チャイルドと、21世紀にブログを書いて作家になったジュリー・パウエルの、2人の足跡をたどった映画である。
ジュリア・チャイルドは、夫の仕事の関係でヨーロッパに暮らしたことから、フランス料理を身に付ける。そして仲間とレシピを考案し、料理本を出版しようとする。
ジュリー・パウエルは、ジュリアの本の読者である。本に書かれた524ものレシピにしたがって料理を作り、それをブログに綴っている。
2人の人生が直接交叉することはない。
映画は、50年の時を越えて、ジュリーとジュリアの暮らしを交互に映し出していく。あたかも2本の映画を同時に観ているような、ちょっと不思議な構成である。
おそらくこの映画の企画は、ジュリー・パウエルのブロガーとしての成功を描こうとするところから始まったのだろう。
『ユー・ガット・メール』で、Eメールのやりとりを題材にしたノーラ・エフロン監督だ。Eメールの次がブログとは、なんとタイムリーで判りやすい企画だろうか。
しかし、映画の作り手は、ジュリー・パウエルの実話の映画化権を手に入れたものの、これだけでは映画にしにくい、というよりも、これだけで映画にすべきではないと考えたのだ。
そのため、ジュリー・パウエルが敬愛した料理研究家ジュリア・チャイルドの人生も原作にすることで、時代を隔てた2つのストーリーが並行する形にした。
そして、ノーラ・エフロン監督が感じた原作と原作者の問題点をオブラートにくるむため、料理のシーンやパーティーのシーンをたくさん挿入して、食が主題であるかのように見せかけた。
ここはノーラ・エフロン監督の腕の見せどころである。
ジュリア・チャイルドが料理学校で苦労したり、ジュリー・パウエルが狭いキッチン(といっても日本に比べれば特別な狭さではないが)で料理に苦労したり、それぞれの夫と苦悩する姿を取り上げて、観客がジュリアのこともジュリーのことも応援したくなるように描いている。
こうして、2人の対立軸は、隠し味としてそっと仕込むにとどまる。
隠し味とはいえ、ノーラ・エフロン監督にとって、その対立軸は見過ごせないものだったろう。
ジュリーとジュリアの最大の違い、それは創作に対する取り組みである。
ジュリア・チャイルドは、料理本を出版するまでに苦心惨憺している。
数多くのレシピを考案し、それをフランス料理なんて知らない一般の米国人にも受け入れられるように、文章にしなくてはならなかった。彼女は、考案したレシピと執筆した原稿に自信と誇りを持ち、他人に剽窃されることを警戒していた。それは、原稿にわざわざ「TOP SECRET」と朱書きするほどだ。
にもかかわらず、彼女の原稿は採用されず、長い年月のあいだ出版社をたらい回しにされた。ときには、せっかく膨大なレシピを考案したのに、「百科事典を出すつもりはない」と冷たく拒絶されてしまう。
もしも映画が料理を主題とするのなら、レシピを考案する苦労を描けば良かったろうが、映画の中心をなすのは、せっかく考案して作り上げても、世の中の理解を得て発表するにはたいへんな困難が伴うという事実だ。
ノーラ・エフロン監督も、創作者の一人として、ジュリアの並々ならぬ苦労に共感したことだろう。
一方、現代のジュリー・パウエルは、ジュリアの本を読んだ結果をブログに綴るだけである。独自のレシピを考案したわけでもなければ、ジュリアのレシピを現代風に進歩させたわけでもない。
ジュリアからすれば、ジュリーのやっていることには独創性もなく付加価値もないと見えるだろう。
しかもジュリーは、何年も出版社を回ったり、発行人と丁々発止の駆け引きをするでもなく、たまたまブログのブームに乗って、出版社からオファーをもらってしまうのだ。
作中では、なぜジュリアがジュリーを不快に思うのか詳しい説明はなされないが、ジュリアの立場からすれば当然のことだろう。
もちろん、ブログを書けば誰でも人気者になれるわけではない。ジュリーには、毎日書き続ける根気や、人を魅了する文才があったはずだ。もしもジュリーが、本のレシピを書き写してブログに掲載したなら、権利侵害で揉めただろうが、さすがにジュリーもそんなことはしていない。
しかしジュリーはジュリアから不快感を示されたまま、映画の中ではフォローしてもらえない。
映画の作り手の態度も明らかだ。
一見すると、映画はジュリーとジュリアを均等に扱っているように見える。
しかし、クライマックスは?
観客は、2人がどれほど苦労しようとも、それぞれ本を刊行したことを知っている。では、劇中で本を刊行して祝福されるのはジュリーかジュリアか、その両方か。
誰が映画の中心かは、映画の構造からも判るだろう。
最初のシーン、とくに誰を最初に登場させるかについて、映画の作り手は熟慮したはずだ。この映画はジュリアにはじまりジュリアに終わる。ジュリーのエピソードは、あいだに挿入されるだけだ。
もちろん、現代のジュリーの方が観客にとっては身近な存在だし、共感しやすいのだから、逆の構造にもできたはずだ。現代のジュリーが料理本を手に取り、それから場面がジュリアの時代に飛んでいく……そんなオープニングにすることも可能だった。しかし映画は決してジュリアを「過去の人」とは扱わない。
そしてジュリアがいなければ、今のジュリーはないことを強調している。
この映画は、料理に関する本を出した2人の女性を対比しながら、創作とは何か、真にリスペクトされるべきは誰なのかを問うているのだ。
実のところ、私はこの映画をブログで取り上げるつもりはなかった。
ジュリアの本をネタにブログを書いて、作家になれたジュリー。しかし映画は(ジュリアは)、ジュリーを諸手を挙げて祝福してはいない。そんな映画をネタにブログを書くなど、あまりにも自爆行為であると思ったからだ。
しかし、ブログに限らず、今後さまざまな方法で誰もが手軽に情報発信していく世の中で、これはきちんと向かい合わねばならない問題だ。
独創性や付加価値や、リスペクトされるべきは誰かということについて、心したいと思う。
『ジュリー&ジュリア』 [さ行]
監督・制作・脚本/ノーラ・エフロン 原作/ジュリー・パウエル、ジュリア・チャイルド
出演/メリル・ストリープ エイミー・アダムス スタンリー・トゥッチ クリス・メッシーナ
日本公開/2009年12月12日
ジャンル/[ドラマ]
http://bookmarks.yahoo.co.jp/bookmarklet/showpopup?t='+encodeURIComponent(document.title)+'&u='+encodeURIComponent(location.href)+'&ei=UTF-8','_blank','width=550,height=480,left=100,top=50,scrollbars=1,resizable=1',0);">
映画化に当たって、原作と原作者を批判的に取り上げるとは、ノーラ・エフロン監督も難題に挑んだものである。
しかしそのために、二つの原作を用意して相殺させるのは、なかなか巧い手だ。
『ジュリー&ジュリア』は、20世紀にフランス料理の本を書いたジュリア・チャイルドと、21世紀にブログを書いて作家になったジュリー・パウエルの、2人の足跡をたどった映画である。
ジュリア・チャイルドは、夫の仕事の関係でヨーロッパに暮らしたことから、フランス料理を身に付ける。そして仲間とレシピを考案し、料理本を出版しようとする。
ジュリー・パウエルは、ジュリアの本の読者である。本に書かれた524ものレシピにしたがって料理を作り、それをブログに綴っている。
2人の人生が直接交叉することはない。
映画は、50年の時を越えて、ジュリーとジュリアの暮らしを交互に映し出していく。あたかも2本の映画を同時に観ているような、ちょっと不思議な構成である。
おそらくこの映画の企画は、ジュリー・パウエルのブロガーとしての成功を描こうとするところから始まったのだろう。
『ユー・ガット・メール』で、Eメールのやりとりを題材にしたノーラ・エフロン監督だ。Eメールの次がブログとは、なんとタイムリーで判りやすい企画だろうか。
しかし、映画の作り手は、ジュリー・パウエルの実話の映画化権を手に入れたものの、これだけでは映画にしにくい、というよりも、これだけで映画にすべきではないと考えたのだ。
そのため、ジュリー・パウエルが敬愛した料理研究家ジュリア・チャイルドの人生も原作にすることで、時代を隔てた2つのストーリーが並行する形にした。
そして、ノーラ・エフロン監督が感じた原作と原作者の問題点をオブラートにくるむため、料理のシーンやパーティーのシーンをたくさん挿入して、食が主題であるかのように見せかけた。
ここはノーラ・エフロン監督の腕の見せどころである。
ジュリア・チャイルドが料理学校で苦労したり、ジュリー・パウエルが狭いキッチン(といっても日本に比べれば特別な狭さではないが)で料理に苦労したり、それぞれの夫と苦悩する姿を取り上げて、観客がジュリアのこともジュリーのことも応援したくなるように描いている。
こうして、2人の対立軸は、隠し味としてそっと仕込むにとどまる。
隠し味とはいえ、ノーラ・エフロン監督にとって、その対立軸は見過ごせないものだったろう。
ジュリーとジュリアの最大の違い、それは創作に対する取り組みである。
ジュリア・チャイルドは、料理本を出版するまでに苦心惨憺している。
数多くのレシピを考案し、それをフランス料理なんて知らない一般の米国人にも受け入れられるように、文章にしなくてはならなかった。彼女は、考案したレシピと執筆した原稿に自信と誇りを持ち、他人に剽窃されることを警戒していた。それは、原稿にわざわざ「TOP SECRET」と朱書きするほどだ。
にもかかわらず、彼女の原稿は採用されず、長い年月のあいだ出版社をたらい回しにされた。ときには、せっかく膨大なレシピを考案したのに、「百科事典を出すつもりはない」と冷たく拒絶されてしまう。
もしも映画が料理を主題とするのなら、レシピを考案する苦労を描けば良かったろうが、映画の中心をなすのは、せっかく考案して作り上げても、世の中の理解を得て発表するにはたいへんな困難が伴うという事実だ。
ノーラ・エフロン監督も、創作者の一人として、ジュリアの並々ならぬ苦労に共感したことだろう。
一方、現代のジュリー・パウエルは、ジュリアの本を読んだ結果をブログに綴るだけである。独自のレシピを考案したわけでもなければ、ジュリアのレシピを現代風に進歩させたわけでもない。
ジュリアからすれば、ジュリーのやっていることには独創性もなく付加価値もないと見えるだろう。
しかもジュリーは、何年も出版社を回ったり、発行人と丁々発止の駆け引きをするでもなく、たまたまブログのブームに乗って、出版社からオファーをもらってしまうのだ。
作中では、なぜジュリアがジュリーを不快に思うのか詳しい説明はなされないが、ジュリアの立場からすれば当然のことだろう。
もちろん、ブログを書けば誰でも人気者になれるわけではない。ジュリーには、毎日書き続ける根気や、人を魅了する文才があったはずだ。もしもジュリーが、本のレシピを書き写してブログに掲載したなら、権利侵害で揉めただろうが、さすがにジュリーもそんなことはしていない。
しかしジュリーはジュリアから不快感を示されたまま、映画の中ではフォローしてもらえない。
映画の作り手の態度も明らかだ。
一見すると、映画はジュリーとジュリアを均等に扱っているように見える。
しかし、クライマックスは?
観客は、2人がどれほど苦労しようとも、それぞれ本を刊行したことを知っている。では、劇中で本を刊行して祝福されるのはジュリーかジュリアか、その両方か。
誰が映画の中心かは、映画の構造からも判るだろう。
最初のシーン、とくに誰を最初に登場させるかについて、映画の作り手は熟慮したはずだ。この映画はジュリアにはじまりジュリアに終わる。ジュリーのエピソードは、あいだに挿入されるだけだ。
もちろん、現代のジュリーの方が観客にとっては身近な存在だし、共感しやすいのだから、逆の構造にもできたはずだ。現代のジュリーが料理本を手に取り、それから場面がジュリアの時代に飛んでいく……そんなオープニングにすることも可能だった。しかし映画は決してジュリアを「過去の人」とは扱わない。
そしてジュリアがいなければ、今のジュリーはないことを強調している。
この映画は、料理に関する本を出した2人の女性を対比しながら、創作とは何か、真にリスペクトされるべきは誰なのかを問うているのだ。
実のところ、私はこの映画をブログで取り上げるつもりはなかった。
ジュリアの本をネタにブログを書いて、作家になれたジュリー。しかし映画は(ジュリアは)、ジュリーを諸手を挙げて祝福してはいない。そんな映画をネタにブログを書くなど、あまりにも自爆行為であると思ったからだ。
しかし、ブログに限らず、今後さまざまな方法で誰もが手軽に情報発信していく世の中で、これはきちんと向かい合わねばならない問題だ。
独創性や付加価値や、リスペクトされるべきは誰かということについて、心したいと思う。
![ジュリー&ジュリア [Blu-ray]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/515BPX1TdLL._SL160_.jpg)
監督・制作・脚本/ノーラ・エフロン 原作/ジュリー・パウエル、ジュリア・チャイルド
出演/メリル・ストリープ エイミー・アダムス スタンリー・トゥッチ クリス・メッシーナ
日本公開/2009年12月12日
ジャンル/[ドラマ]


⇒comment
No title
そんな辛らつな物語だとは思ってませんでした。ただ、偉大なる先人は手塚治虫がそうであったように後塵に盗まれ続けるのは認めないといかんのではないでしょうか。
オリジナリティを発揮できない時代に生まれてしまった我々のオリジナルを発揮できないゆえの悩みだって認めてほしい。
言い訳がましくなってきましたね。
オリジナリティを発揮できない時代に生まれてしまった我々のオリジナルを発揮できないゆえの悩みだって認めてほしい。
言い訳がましくなってきましたね。
Re: No title
ふじき78さん、コメントありがとうございます。
おっしゃるとおり、どんな芸術・創作も、真似し真似されて発展していくものだと思います。
石森(石ノ森)章太郎が、フランク・キャプラ監督の『素晴らしき哉、人生!』をパクッた『二級天使』でデビューしたように、後人は先行する作品を取っ掛かりとしなければなかなか創作なんてできません。
ただ、後人は後人なりに何らかの付加価値を加えるべきではあると思います。A・E・ヴァン・ヴォークトの『スラン』に着想を得て、石森章太郎は『イナズマン』を、竹宮恵子は『地球へ』を生み出しましたが、『イナズマン』も『地球へ』も『スラン』と同じではありません。
ジュリア・チャイルドは、ジュリーのブログは単なる目立ちたがりだと考えていたそうです。
http://www.eatmedaily.com/2009/07/julia-child-considered-the-juliejulia-project-a-stunt/
ジュリーは、料理の結果や、どんな味だったかとか、何を学んだか、ということについては書いていません。
もしもジュリーが、これらのことをブログに書いて、さらには現代風にレシピを工夫したり、狭いキッチンでの効率的な料理方法を提案したりしていたら、ジュリアの印象も違っていたでしょう。
ジュリアにとってジュリーは、フランス料理について語り合いたいと思える相手ではなかったわけです。
ちなみに、映画の中でも流れるダン・エイクロイドのコント(出血しながら料理するやつ)を、ジュリアは大好きだったそうです。自分をバカにしていると怒るどころか、パーティでわざわざ友人たちに見せるほどだったとか。
http://en.wikipedia.org/wiki/Julia_Child#In_popular_culture
ジュリアは、けっこう寛大な御仁なのだと思います。
おっしゃるとおり、どんな芸術・創作も、真似し真似されて発展していくものだと思います。
石森(石ノ森)章太郎が、フランク・キャプラ監督の『素晴らしき哉、人生!』をパクッた『二級天使』でデビューしたように、後人は先行する作品を取っ掛かりとしなければなかなか創作なんてできません。
ただ、後人は後人なりに何らかの付加価値を加えるべきではあると思います。A・E・ヴァン・ヴォークトの『スラン』に着想を得て、石森章太郎は『イナズマン』を、竹宮恵子は『地球へ』を生み出しましたが、『イナズマン』も『地球へ』も『スラン』と同じではありません。
ジュリア・チャイルドは、ジュリーのブログは単なる目立ちたがりだと考えていたそうです。
http://www.eatmedaily.com/2009/07/julia-child-considered-the-juliejulia-project-a-stunt/
ジュリーは、料理の結果や、どんな味だったかとか、何を学んだか、ということについては書いていません。
もしもジュリーが、これらのことをブログに書いて、さらには現代風にレシピを工夫したり、狭いキッチンでの効率的な料理方法を提案したりしていたら、ジュリアの印象も違っていたでしょう。
ジュリアにとってジュリーは、フランス料理について語り合いたいと思える相手ではなかったわけです。
ちなみに、映画の中でも流れるダン・エイクロイドのコント(出血しながら料理するやつ)を、ジュリアは大好きだったそうです。自分をバカにしていると怒るどころか、パーティでわざわざ友人たちに見せるほどだったとか。
http://en.wikipedia.org/wiki/Julia_Child#In_popular_culture
ジュリアは、けっこう寛大な御仁なのだと思います。
TBありがとうございました。
なるほど~、ジュリアがジュリーのブログをお気に召さなかったというシーン、なんだか映画の中でトーンが違っていて気になっていました。
ナドレックさんの仰るとおり、出版まで長い年月をかけ一から作り上げたジュリアに比べ、発想は斬新だけれどジュリーのやったことはジュリアの本を元に料理を作ってブログにあげただけと言えばそうですね。
ジュリアの本を元に新たなレシピや何らかの工夫を加えて発展させヌーベルクイジーンにしていれば、ジュリーとフランス料理談義ができたかもしれませんね。
ダン・エイクロイドのパロディーを笑い飛ばしてネタにするほどの度量の大きな人ですものね。
ノーラ・エフロン監督の意図が「創作とは何か、真にリスペクトされるべきは誰なのかを問うている」ということあり、映画の作りからそれが読み取れるということに思い至りませんでした。
もやもやが一気に解決しスッキリ!しました。映画って深いなぁ~と再確認できました。
どうもありがとうございました。
ナドレックさんの仰るとおり、出版まで長い年月をかけ一から作り上げたジュリアに比べ、発想は斬新だけれどジュリーのやったことはジュリアの本を元に料理を作ってブログにあげただけと言えばそうですね。
ジュリアの本を元に新たなレシピや何らかの工夫を加えて発展させヌーベルクイジーンにしていれば、ジュリーとフランス料理談義ができたかもしれませんね。
ダン・エイクロイドのパロディーを笑い飛ばしてネタにするほどの度量の大きな人ですものね。
ノーラ・エフロン監督の意図が「創作とは何か、真にリスペクトされるべきは誰なのかを問うている」ということあり、映画の作りからそれが読み取れるということに思い至りませんでした。
もやもやが一気に解決しスッキリ!しました。映画って深いなぁ~と再確認できました。
どうもありがとうございました。

Re: TBありがとうございました。
ryokoさん、コメントありがとうございます。
>ジュリアがジュリーのブログをお気に召さなかったというシーン、なんだか映画の中でトーンが違っていて気になっていました。
そうですね。
観客にとっては、ちょっと前後の繋がりがしっくりこないと思います。
本作は2人の人生をサラリと描こうとしているので、このシーンもこれ以上くどくど描くべきではないと判断したのでしょうね。
映画の味わいを重視したということでしょうか。
>ジュリアがジュリーのブログをお気に召さなかったというシーン、なんだか映画の中でトーンが違っていて気になっていました。
そうですね。
観客にとっては、ちょっと前後の繋がりがしっくりこないと思います。
本作は2人の人生をサラリと描こうとしているので、このシーンもこれ以上くどくど描くべきではないと判断したのでしょうね。
映画の味わいを重視したということでしょうか。
ありがとうございました
はじめましてナドレックさま
「二人の対立軸を隠し味に仕込む」という表現で、DVDを3回見てもしっくりこなかったストーリー展開の意図がわかりました
そして、映画化されたときジュリー・パウエルが宣伝活動に協力しなかった理由もわかりました
ほかの方も書かれていましたが、映画って奥が深いですね・・・ようやく頭のなかがすっきりしたので、お礼を申し上げたくて去年の記事にいまさらのコメントでごめんなさい。
「二人の対立軸を隠し味に仕込む」という表現で、DVDを3回見てもしっくりこなかったストーリー展開の意図がわかりました
そして、映画化されたときジュリー・パウエルが宣伝活動に協力しなかった理由もわかりました
ほかの方も書かれていましたが、映画って奥が深いですね・・・ようやく頭のなかがすっきりしたので、お礼を申し上げたくて去年の記事にいまさらのコメントでごめんなさい。
Re: ありがとうございました
kumawoさん、こんにちは。
コメントありがとうございます。
本作を観ると、ノーラ・エフロン監督は一筋縄ではいかないな、と思います。まだまだ隠し味があるかもしれません。
そんなことを考えるのも、映画の楽しみですね。
是非またお立ち寄りください。
コメントありがとうございます。
本作を観ると、ノーラ・エフロン監督は一筋縄ではいかないな、と思います。まだまだ隠し味があるかもしれません。
そんなことを考えるのも、映画の楽しみですね。
是非またお立ち寄りください。
芸能人の料理番組くらい
ジュリーの存在は不要だった
エイミーアダムスがまた微妙
唯一賛同できたのは
ロブスターを茹でる間に先に
「〆て」苦痛を与えないようにしたこと
たしかこの映画であった気が・・・・・
残酷だから生きたまま茹で殺すなと
エイミーアダムスがまた微妙
唯一賛同できたのは
ロブスターを茹でる間に先に
「〆て」苦痛を与えないようにしたこと
たしかこの映画であった気が・・・・・
残酷だから生きたまま茹で殺すなと
Re: 芸能人の料理番組くらい
すわっと 優優さん、こんにちは。
> ジュリーの存在は不要だった
そうは云っても、ジュリーのブログが原作ですからね:-)
ジュリーがいないと現代との接点がなくなってしまいます。
とはいえ、さすがにメリル・ストリープとのダブル主演では、エイミー・アダムスの分が悪いですね。
> ジュリーの存在は不要だった
そうは云っても、ジュリーのブログが原作ですからね:-)
ジュリーがいないと現代との接点がなくなってしまいます。
とはいえ、さすがにメリル・ストリープとのダブル主演では、エイミー・アダムスの分が悪いですね。
ナドレックさんへ
今さっき、映画をみたあとでこのブログを読ませていただきました。駄文ですが、感想を書かせていただきます。
私は音楽が好きで、一ファンとしてその人(アーティスト)に会ってみたいとか、話してみたいとか、友達になりたいとか、曲を演奏してみたいと思ったりします。Twitterで、気軽に話しかけたりもします。私の思いはジュリーがジュリアに対する思いと同じだなって感じました。
自分があなたをどれだけ好きかわかってもらいたいだけなんですが、曲を聞いてライブで盛り上がってインタビューを読んでDVDを見ただけで、全てを理解した気になってるなって反省しました…
敬意が足りないなぁ、理解力不足だなぁと、もっと自分頑張れ、このブログと映画を観て感じました!そしてこういう映画を作る人って凄いな、それを読み取れるって凄いな、と思いました!ありがとうございました。
私は音楽が好きで、一ファンとしてその人(アーティスト)に会ってみたいとか、話してみたいとか、友達になりたいとか、曲を演奏してみたいと思ったりします。Twitterで、気軽に話しかけたりもします。私の思いはジュリーがジュリアに対する思いと同じだなって感じました。
自分があなたをどれだけ好きかわかってもらいたいだけなんですが、曲を聞いてライブで盛り上がってインタビューを読んでDVDを見ただけで、全てを理解した気になってるなって反省しました…
敬意が足りないなぁ、理解力不足だなぁと、もっと自分頑張れ、このブログと映画を観て感じました!そしてこういう映画を作る人って凄いな、それを読み取れるって凄いな、と思いました!ありがとうございました。
Re: ナドレックさんへ
ゆかりkhさん、こんにちは。
好きなアーティストに会いたいとか、話してみたいとか、友達になりたいとか、曲を演奏してみたいと思うのは、当然のことだと思います。そのアーティストもかつて同じような思いを抱き、そこから音楽の道に進んだことでしょう。
ジュリアだって、自分の考えたレシピに基づいて多くの人が料理を作り、食事してくれるのが何よりも嬉しいでしょうし、おいしいと云ってもらえば喜ぶでしょう。
ただ、現代は情報の受け手が容易に送り手にもなれるので、(たかがブログとはいえ)ジュリーのように不特定多数に対して情報を発信することについて、特にその元ネタを他者に依存していることについて自覚的であるべきなのでしょう。
たとえば好きなアーティストの楽曲をYouTubeにアップロードしたり、その写真をブログに掲載したり、歌詞をTwitterで紹介すると、そのアーティストを好きな人との間で盛り上がるかもしれませんが、アーティスト本人にとっては損害となります。そんなことにも気をつけたいですね。
今後ともよろしくお願いします。
好きなアーティストに会いたいとか、話してみたいとか、友達になりたいとか、曲を演奏してみたいと思うのは、当然のことだと思います。そのアーティストもかつて同じような思いを抱き、そこから音楽の道に進んだことでしょう。
ジュリアだって、自分の考えたレシピに基づいて多くの人が料理を作り、食事してくれるのが何よりも嬉しいでしょうし、おいしいと云ってもらえば喜ぶでしょう。
ただ、現代は情報の受け手が容易に送り手にもなれるので、(たかがブログとはいえ)ジュリーのように不特定多数に対して情報を発信することについて、特にその元ネタを他者に依存していることについて自覚的であるべきなのでしょう。
たとえば好きなアーティストの楽曲をYouTubeにアップロードしたり、その写真をブログに掲載したり、歌詞をTwitterで紹介すると、そのアーティストを好きな人との間で盛り上がるかもしれませんが、アーティスト本人にとっては損害となります。そんなことにも気をつけたいですね。
今後ともよろしくお願いします。
No title
さっき映画を見、どうしてもラストでモヤモヤしたので検索し、読ませて頂きました。
とても消化不良な感じです。
もっとアメリカ映画的に単純明快に2人が直接会って…みたいな展開を期待していたもので。
きっとジュリア側にははらわたの煮えくり返るような思いがあってわざわざ不快の意を表したのでしょうね。
ブログの細部に地雷があったのかもしれないし、おっしゃるようにものすごく苦労して作った自分の子供みたいに大事にしている本を、お気楽に利用してそれを踏み台に成功した人に対する怒りもあったと思います。
こんなピリピリした関係なのに本にするのも、アメリカ人ならではのポジティブさなのでしょうか?←ここが一番消化不良かも。映画製作者側に対しても。
ともあれ、本当に苦労した人の苦労ってあまり陽が当たらないですよね。
見かけは陽気で面倒見が良くても、心はムカついてるかもしれない。
よかれと思ってした事でも、誰かに最大限のダメージを浴びせていることもある。
書いていてわき腹が痛くなりました(苦笑)。
とても消化不良な感じです。
もっとアメリカ映画的に単純明快に2人が直接会って…みたいな展開を期待していたもので。
きっとジュリア側にははらわたの煮えくり返るような思いがあってわざわざ不快の意を表したのでしょうね。
ブログの細部に地雷があったのかもしれないし、おっしゃるようにものすごく苦労して作った自分の子供みたいに大事にしている本を、お気楽に利用してそれを踏み台に成功した人に対する怒りもあったと思います。
こんなピリピリした関係なのに本にするのも、アメリカ人ならではのポジティブさなのでしょうか?←ここが一番消化不良かも。映画製作者側に対しても。
ともあれ、本当に苦労した人の苦労ってあまり陽が当たらないですよね。
見かけは陽気で面倒見が良くても、心はムカついてるかもしれない。
よかれと思ってした事でも、誰かに最大限のダメージを浴びせていることもある。
書いていてわき腹が痛くなりました(苦笑)。
Re: No title
とおりすがりさん、こんにちは。
ジュリアの思いとか、それを受けてのジュリーの気持ちとか、考え出すとモヤモヤする映画ですね。
これが薬味になって、本作を一層味わい深くしているように思います。
後を引く美味しさとはこういうことかも:-)
ジュリアの思いとか、それを受けてのジュリーの気持ちとか、考え出すとモヤモヤする映画ですね。
これが薬味になって、本作を一層味わい深くしているように思います。
後を引く美味しさとはこういうことかも:-)
⇒trackback
トラックバックの反映にはしばらく時間がかかります。ご容赦ください。ジュリー&ジュリア/メリル・ストリープ、エイミー・アダムス
『ユー・ガット・メール』のノーラ・エフロン監督が60年代にアメリカで大人気となった料理家ジュリア・チャイルドをモチーフにジュリアとジュリアの料理本で人生にチャレンジする二人の女性のドラマを紡いでいく物語です。主演のメリル・ストリープとエイミー・アダムスは...
『ジュリー&ジュリア』 (2009)
ジュリアを見ていると、往年のアメリカのホームコメディを思い出します。ルシル・ボールが演じてたみたいな、身近にいられたら、ちょっとうるさい気もするけれど、テレビで見ている分には楽しくて、日常の嫌な事も忘れられる、そんなキャラクター。
ジュリー&ジュリア
『Bon Appetit!』
コチラの「ジュリー&ジュリア」は、「ダウト~あるカトリック学校で~」で共演し、揃ってオスカーにノミネートされたメリル・ストリープとエイミー・アダムスが再共演した12/12公開のバイオグラフィー・コメディなのですが、観て来ちゃいましたぁ~...
『ジュリー&ジュリア』'09・米
あらすじ1949年、ジュリア(メリル・ストリープ)は外交官の夫の転勤でパリにやって来る。そこで食に目覚めた彼女は名門料理学校ル・コルドン・ブルーのプロ養成コースに通いや...
★ジュリー&ジュリア(2009)★
JULIE&JULIA50年の時を越え、2つの人生がキッチンで出遭った。上映時間123分製作国アメリカ公開情報劇場公開(ソニー・ピクチャーズエンタテインメント)初公開年月2009/12/12ジャンルドラマ...
ジュリー&ジュリア 【やり遂げる 周りの人に 支えられ】
『ジュリー&ジュリア』 JULIE & JULIA
2009年・アメリカ
実話ベースの料理ブロガー奮闘記。+ジュリア・チャイルドの伝記。
現代ニューヨー...
ジュリー&ジュリア
ジュリー&ジュリア [DVD](2010/05/07)メリル・ストリープエイミー・アダムス商品詳細を見る<<ストーリー>>1949年、パリでフランス料理の虜とな...
『ジュリー&ジュリア』(2008)/アメリカ
原題:JULIE&JULIA監督・脚本・製作:ノーラ・エフロン出演:メリル・ストリープ、エイミー・アダムス、スタンリー・トゥッチ、クリス・メッシーナ、リンダ・エモンド(TOHOシネマズ1か...
ジュリー&ジュリア
【2010年記念すべき1本目】は、年末に観納められなかった『バグダット・カフェ』とか、
調子に乗って、早稲田松竹でやってる『2001年宇宙の旅』もいいなぁなんて思ったけど
実家に帰って引きこもり気味な正月休み、
まさか電車に乗ってお出かけなんてするわけない。
しか...
~『ジュリー&ジュリア』~ ※ネタバレ有
2009年:アメリカ映画、ノーラ・エフロン監督・脚本・製作、メリル・ストリープ、エイミー・アダムス主演。
ジュリー&ジュリア
6.5点 (10点満点。5点で普通。6点以上なら満足って感じです。)
ノーラ・エフロンだし、メリル・ストリープだし、エイミー・アダムスだしで、ぶっちゃけ、観る前からワタクシ好みな作品確定だなぁ~と。
しかも、ラブコメ・ロマコメと並んでワタクシが大好物な実話系感...
ジュリー&ジュリア
男女共同参画推進センターの「ふらっとシネマ」で「ジュリー&ジュリア」を観た。 1947年、夫の転勤でパリで暮らすことになったジュリア・チャイルド(メリル・ストリープ)は、食べるのが大好き。コルドン・ブルーに入学し、アメリカの食卓に革命を起こしたといわれる料..
「ジュリー&ジュリア」
エイミー・アダムスお嬢様が出演しているので観に行った。
ジュリー&ジュリア
1949年、ジュリア・チャイルドは外交官の夫ポールの任地パリで、芸術的なフランス料理の洗礼を受ける。好奇心旺盛で食べることが大好きなジュリアは、大胆にも名門料理学校コルドン・ブルーのプロ養成クラスに飛び込むのだった。それから半世紀を経たニューヨークで、ジュ...
スプーン料理
「ジュリー&ジュリア」
「曲がれ!スプーン」
ジュリー&ジュリア
ノーラエフロン監督と言えば、ワタクシはロブライナーの女性版だと思っていて、とても良いけど、ちょっと詰めが甘いかなと思う作品を作っている人というイメージがある。いや、決して嫌いではない。ロブライナー...
ボナペティ!~『ジュリー&ジュリア』
JULIE & JULIA
1949年、アメリカ人主婦ジュリア・チャイルド(メリル・ストリープ)は外交官
の夫ポール(スタンリー・トゥッチ)の転...
「ジュリー&ジュリア」(JULIE&JULIA)
「恋人たちの予感」(脚本)、「めぐり逢えたら」「ユー・ガット・メール」の3部作で知られる米国女流監督、ノーラ・エフロン(1941年~)がメガホンを執ったグルメを題材にしたヒューマン・ドラマ「ジュリー&ジュリア」(2009年、米、123分、製作・脚本=N...
なーんかスッキリしない。『ジュリー&ジュリア』
1949年に実在した料理本の執筆者ジュリアと彼女の料理本のレシピに挑戦するジュリーの物語です。
ジュリー&ジュリア
1949年、ジュリア(メリル・ストリープ)は外交官の夫ポール(スタンリー・トゥッチ)の転勤でパリにやって来た。
食べることが大好きなジュリ...
『ジュリー&ジュリア』 ('09初鑑賞193・劇場)
☆☆☆☆- (5段階評価で 4)
12月30日(水) シネ・リーブル神戸 シネマ1にて 14:40の回を鑑賞。
ジュリー&ジュリア
「ジュリー&ジュリア」を、日比谷のシャンテ・シネで見ました。 今年もメリル・ストリープの映画を2本見て一層のファンとなったところ(「
ジュリー&ジュリア
実在のアメリカの料理研究家ジュリア・チャイルドの記した524のフランス料理のレシピを365日で作りブログに掲載する事に挑戦した、これも実在のNY在住の人物ジュリー・パウウェルの物語。
ジュリー・パウエルを演じるのは、エイミー・アダムス。時は2002年なので...
ジュリー&ジュリア
アメリカの一般家庭にフランス料理を紹介し、食卓に革命をもたらした料理研究家のジュリア・チャイルドと、そのレシピ本に掲載された全てのメニューを一年に亘って作り続け、ブログに綴ったジュリー・パウエルの物語。50年の時を隔てたふたりの物語が、ほぼ等量で交互に...
「ジュリー&ジュリア」
「Julie & Julia」 2009 USA
ジュリア・チャイルドに「プラダを着た悪魔/2006」「いつか眠りにつく前に/2007」「大いなる陰謀/2007」「ダウト ~あるカトリック学校で~/2008」のメリル・ストリープ。
ジュリー・パウエルに「チャーリー・ウイルソンズ・ウォー/2...
ジュリ―&ジュリア♪Julie & Julia
 Bon A...
ジュリー&ジュリア
アメリカの一般家庭にフランス料理を紹介した料理本を出版した料理研究家の ジュリア・チャイルドと彼女の料理本に掲載されている524レシピを1年間の 期限で毎日再現するさまをブログに綴ったOLジュリー・パウエルの2人の 物語を描く。1949年、外交官のポールがパリの…
「ジュリー&ジュリア」
JUGEMテーマ:映画 
メリル・ストリープとエイミー・アダムスが再び共演。と言っても、二人が生きる時代が違うので一緒に登場するシーンはありませんが、素晴らしい女優の共演にお腹いっぱい、大満足の映画でした。1940年代後半、外交官の妻としてパリに渡っ
ジュリー&ジュリア
2010年 1本目は
北海道では札劇さんのみの公開の
「ジュリー&ジュリア」を観てきましたっ!
ジュリー&ジュリア
『ダウト -あるカトリック学校で-』のメリル・ストリープとエイミー・アダムスが料理系映画に挑戦?
料理家の映画という印象だけで美味しそうなのと名女優の再共演を楽しみに『ジュリー&ジュリア』を観てきました。
★★★★
うわ、これは映画好きだけじゃなく、ブロ
ジュリー&ジュリア
評価:★★★★[4/5]
50年の時を超え、2つの人生がキッチンで出逢った。
ジュリー&ジュリア
また、夜中にお腹空いて困る映画かもって思ったのですが、意外とマシ。どちらかというと、お料理したくなるっていうほうです。お料理映画ではあるけれど、ブロガーとして観てしまう部分が多いんです。ジュリーとジュリアという時代が少しずれる二人の女性の実話を基にした...
『シャネル&ストラヴィンスキー』『ジュリー&ジュリア』をギンレイホールで観る男ふじき
■『シャネル&ストラヴィンスキー』
お話は1分で語れちゃうようなしょぼいメロドラマだと思う。
シャネルはロシアの作曲家ストラヴィンスキーの才能を買い、家族ごと自分の家に招待してパトロンになるが、彼の妻の目を盗んで自宅で愛し合うようになる。3人の葛藤を...
「ジュリー&ジュリア」
著名な料理研究家ジュリア・チャイルドが共著したベストセラー本『Mastering the Art of French Cooking』(要はフランス料理本)に掲載されている全524レシピを365日で作る、というコンセプトでブログを始めたジュリー・パウエル。このブログが注目され、後に本になりベ
「ジュリー&ジュリア」
2009年/アメリカ
監督/ノーラ・エフロン
出演/メリル・ストリープ
エイミー・アダムス
「ユー・ガット・メール」のノーラ・エフロンが実在した料理かジュリア・チャイルドと、彼女に影響を受けたOLジュリーを描いた作品。
1949年。夫の転...
★「ジュリー&ジュリア」
今週の平日休みも爆睡し過ぎで、一本のみの鑑賞。
最近活躍が目立つ新旧!女優、
メリル・ストリープとエイミー・アダムスの共演作。
「ジュリー&ジュリア」 JULIE & JULIA
・
I'm Julia Child. Bon appetit!
メリル・ストリープ扮する“ 助手のいない一般のアメリカ人 ”のためにフランス料理本を著した伝説の料理研究家ジュリア・チャイルド。
そして...
「ジュリー&ジュリア」
ネタバレあり。ご注意下さい。
予想していたよりずっと面白かった。
これは予期せぬ掘り出し物の作品。
ジュリーとジュリア、食べることと料理が大好きな二人の女性の人生が、...
映画:ジュリー&ジュリア JULIE & JULIA ベスト10入りも止むない...なぜかと言えば。
飛行機内でみた映画その2、ジュリー&ジュリア JULIE & JULIAです。
(遊びではあるが)年末の2009年映画ベスト10で、この作品が最後にランクインした。
それには「明確」な理由がある。
もちろん作品自体のテーマともいえる、「人生...
ジュリー&ジュリア
ジュリー&ジュリア’09:米◆原題:JULIE & JULIA◆監督: ノーラ・エフロン「ユー・ガット・メール」「めぐり逢えたら」◆出演: エイミー・アダムス、スタンリー・トゥッチ、クリス・メッシーナ、リンダ・エモンド◆STORY◆1949年、ジュリア・チャイルドは
ジュリー&ジュリア
2010年1月2日(土) 16:15~ TOHOシネマズ シャンテ1 料金:0円(シネマイレージカード ポイント使用) パンフレット:未確認 『ジュリー&ジュリア』公式サイト 今年の劇場鑑賞第一弾。 1948年くらいにフランスで料理の勉強をし、料理本を出版したメリル・スト...
「ジュリー&ジュリア」感想
ブログをやってる現代の女の子のお話と、昔の時代のジュリアとのお話が交互に描かれていきます。
面白かったんだけど、微妙に何かもうひとつ...
「ジュリー&ジュリア」新宿武蔵野館にて鑑賞
昨夜は職種の幹事会の予定だったんだけど、日勤帯のお仕事ですっかり疲労困憊してしまったので、会議はサボって職場の何人かで、秋津の「春駒」で飲んじゃいました今日が代休で休み...
『ジュリー&ジュリア』
【Julie & Julia】
2009年/ソニー・ピクチャーズ/123分
【オフィシャルサイト】
監督:ノーラ・エフロン
出演:メリル・ストリープ、エイミー・アダムス、スタンリー・トゥーチ、クリス・メッシーナ、リンダ・イーモンド
「ジュリー&ジュリア」:荒川三丁目バス停付近の会話
宅急便て、時間通りに届いて助かるのよねえ。
なにごとも締め切りがあるっていうことは、いいことだな。
「ジュリー&ジュリア」の主人公ジュリーも、最初に締切を決めたから、365日ブログを更新するなんてことがで...
10-01「ジュリー&ジュリア」(アメリカ)
私がパンなら、あなたはバター
1949年。外交官の夫ポールと共にパリにやって来たアメリカ人主婦、ジュリア・チャイルド。天真爛漫で食べることが好きな彼女はフランス料理に魅了され、名門ル・コルドン・ブルーに通い始める。やがてフランス料理のレシピ本執筆に情熱を...
ジュリー&ジュリア Julie and Julia
ちょっと古い話ですんませ~ん。
「TOHOシネマズの日」って毎月14日は1000円で映画が見れるこのサービス、前々から知ってはいたけど、
うまく予定が合わず、今月初めて利用させていただきました。
■映画『ジュリー&ジュリア』
2000年代と1940年代、ふたつの時代で“料理”を通して自己実現したふたりの女性を主人公にした映画『ジュリー&ジュリア』。
自分で設定した課題に苦しみつつも、目標を成し遂げていくふたりの姿はとっても素敵です。
自分でも楽しんで作りながら、食べる人を喜ばせ...
なりきりペンギン2010-13
「ジュリー&ジュリア」...
ジュリー&ジュリア
「めぐり逢えたら」「ユー・ガット・メール」のノーラ・エフロン監督の最新作です。
ジュリー・パウエルとジュリア・チャイルド。
50年の時を隔てた2人の女性の実話が平行して描かれます。
ヨカッタです!温かいお話でした。
特に女性の方々には見てほしい!ワタシも
ジュリー&ジュリア
ジュリー&ジュリア / JULIE & JULIA
2009年 アメリカ映画 コロンビア製作
監督・製作・脚本:ノーラ・エフロン
製作:ローレンス・マーク エイミー・ロビンソン エリック・スティール
製作総指揮...
ジュリー&ジュリア
メリル・ストリープさんとエイミー・アダムスさん共演。
料理ものなので、実に美味しそうに思えてくる!ここで真似して作ろうといいたいところだけど、私料理はからっきしなんですもん、食べる専門。
フランス料理って敷居が高く思えちゃうんだけど、そうでもないという...