『悪人』 大切な人はおるね?
上手いなぁ。
『悪人』で、深津絵里さんが自転車で畦道を走るシーンを見ながら、そう思った。
片手で傘を差し、片手でハンドルを握り、冷たい雨の中、ゆらゆらと揺れながら、誰もいない田んぼの中を走る。
傘を差しながら自転車に乗るなんて、ありふれたことのようでいながら、なんと淋しげで、孤独な光景であることか。
深津絵里さん演じる光代(みつよ)の過去をことさらに説明しなくても、このワンカットで彼女の人生と生活が伝わってくる。
道端に止めた彼女の自転車が、雨に打たれるのを見つめる光代。
一人コタツに入りながら、妹のベッドを見つめる光代。
特段のセリフがなくても、彼女の心情がひしひしと伝わってくる。
だから彼女の行動は、何も唐突ではなく、しっくりくる。
祐一が、降り続く雨の下、止めたクルマの中でじっとしているのも、どんなセリフよりも彼の心情を語っている。
すべての人から切り離された空間が、クルマの中しかない。それが彼の暮らしぶりであり、彼の住む町なのだ。
しばしば、海に憧れ、海を目指す映画がある一方で、祐一の「目の前に海があると、もうこれ以上どこにも行けないって思うよ」という言葉は、海への憧れを打ち砕き、彼の袋小路のような人生を痛感させる。
会いたい人には金を渡す。
そんな淋しい経験をしてきた彼は、言葉少ない態度を通して、観客の中に明確な人物像を結んでいく。
「自分は祐一そのものを書かなかった」と原作者吉田修一氏が云うとおり、李相日(リ・サンイル)監督は原作を読んでも「祐一の存在そのものがすごくもやもやとしていて掴みきれなかった」そうだ。
しかし映画では、一つひとつ考え抜かれたカットと、ときどきスーッと消えていく音が、祐一を、光代を、浮き彫りにする。
そして一人クルマを走らせる冒頭から、海を行き止まりの絶望としか見られなかった祐一のセリフとは対照的なラストシーンにたどり着くまで、つくづく上手いなぁと感じた。
本作の公式サイトによれば、プロデューサー仁平知世氏は、新聞に連載中の原作を読んで、「タイトルがすごく強烈で、これは"映画"のタイトルだな」と思ったそうだ。
まさしくこれは、"悪人"ばかりが登場する作品である。
なぜなら、誰もが、誰かにとっての"悪人"だから。作為か不作為かにかかわらず。
そのあまりのむごさに、涙がこみ上げるのに泣くことすらできない。
いったい誰が"悪人"なのか、"悪人"とは何なのか。
2009年5月から裁判員制度が始まり、私たちは人を裁くということを他人任せにできなくなった。
そんな今、改めてこの作品が問うものは大きい。
[*]本作について、さらに考察してみた。
「『パレード』 『悪人』 ラストの秘密」を参照されたい。
『悪人』 [あ行]
監督・脚本/李相日(リ・サンイル) 原作・脚本/吉田修一
出演/妻夫木聡 深津絵里 岡田将生 満島ひかり 永山絢斗 樹木希林 柄本明
日本公開/2010年9月11日
ジャンル/[ミステリー] [ドラマ]
http://bookmarks.yahoo.co.jp/bookmarklet/showpopup?t='+encodeURIComponent(document.title)+'&u='+encodeURIComponent(location.href)+'&ei=UTF-8','_blank','width=550,height=480,left=100,top=50,scrollbars=1,resizable=1',0);">
『悪人』で、深津絵里さんが自転車で畦道を走るシーンを見ながら、そう思った。
片手で傘を差し、片手でハンドルを握り、冷たい雨の中、ゆらゆらと揺れながら、誰もいない田んぼの中を走る。
傘を差しながら自転車に乗るなんて、ありふれたことのようでいながら、なんと淋しげで、孤独な光景であることか。
深津絵里さん演じる光代(みつよ)の過去をことさらに説明しなくても、このワンカットで彼女の人生と生活が伝わってくる。
道端に止めた彼女の自転車が、雨に打たれるのを見つめる光代。
一人コタツに入りながら、妹のベッドを見つめる光代。
特段のセリフがなくても、彼女の心情がひしひしと伝わってくる。
だから彼女の行動は、何も唐突ではなく、しっくりくる。
祐一が、降り続く雨の下、止めたクルマの中でじっとしているのも、どんなセリフよりも彼の心情を語っている。
すべての人から切り離された空間が、クルマの中しかない。それが彼の暮らしぶりであり、彼の住む町なのだ。
しばしば、海に憧れ、海を目指す映画がある一方で、祐一の「目の前に海があると、もうこれ以上どこにも行けないって思うよ」という言葉は、海への憧れを打ち砕き、彼の袋小路のような人生を痛感させる。
会いたい人には金を渡す。
そんな淋しい経験をしてきた彼は、言葉少ない態度を通して、観客の中に明確な人物像を結んでいく。
「自分は祐一そのものを書かなかった」と原作者吉田修一氏が云うとおり、李相日(リ・サンイル)監督は原作を読んでも「祐一の存在そのものがすごくもやもやとしていて掴みきれなかった」そうだ。
しかし映画では、一つひとつ考え抜かれたカットと、ときどきスーッと消えていく音が、祐一を、光代を、浮き彫りにする。
そして一人クルマを走らせる冒頭から、海を行き止まりの絶望としか見られなかった祐一のセリフとは対照的なラストシーンにたどり着くまで、つくづく上手いなぁと感じた。
本作の公式サイトによれば、プロデューサー仁平知世氏は、新聞に連載中の原作を読んで、「タイトルがすごく強烈で、これは"映画"のタイトルだな」と思ったそうだ。
まさしくこれは、"悪人"ばかりが登場する作品である。
なぜなら、誰もが、誰かにとっての"悪人"だから。作為か不作為かにかかわらず。
そのあまりのむごさに、涙がこみ上げるのに泣くことすらできない。
いったい誰が"悪人"なのか、"悪人"とは何なのか。
2009年5月から裁判員制度が始まり、私たちは人を裁くということを他人任せにできなくなった。
そんな今、改めてこの作品が問うものは大きい。
[*]本作について、さらに考察してみた。
「『パレード』 『悪人』 ラストの秘密」を参照されたい。
![悪人 (特典DVD付2枚組) [Blu-ray]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/419NCDw-j8L._SL160_.jpg)
監督・脚本/李相日(リ・サンイル) 原作・脚本/吉田修一
出演/妻夫木聡 深津絵里 岡田将生 満島ひかり 永山絢斗 樹木希林 柄本明
日本公開/2010年9月11日
ジャンル/[ミステリー] [ドラマ]


⇒comment
No title
公開日に観ました。
「悪人ばかりが登場する作品である」というレビューはなるほどなと思います。確かにそういう見方もできますよね。私は、「悪人」は鬼のような形相をした人というように特徴を掴めるものではなく、人々の関係性から生まれる摩擦熱のようなものから生じる、ひとつの表現形に過ぎないのかも知れないなと思いました。
殺人は犯罪ですから許されることはありません。しかしこの映画では、単純な記号としての罪の有無という側面よりも深く、登場人物が行動に至るまでの経緯とその理由を描いています。それが特別なものではなく、「平凡な日常」であるという点が胸に迫ります。映画の登場人物にとっても、たぶん私たちにとっても、「平凡な日常」は幸せであると同時に不幸せでもあるのだと思います。それを飛び越えてみたいという抗えない欲。人間の業というものを感じさせられました。素晴らしい映画でした。
初めて会ったときの車中で腕をつかむシーンがあったのですが、もう少しシリアスにしてもよかったなと思ったのと、風景のカット等に少し間延びしている感じがあったので、そこだけがやや残念でした。描きすぎない程度の演出のほうが、ラストシーンの迫力が生きるのかも知れませんけれど。
いずれにせよ、久々にお金を払っても納得できる映画でした。
「告◯」やら「踊る◯捜査線」やら「東◯島」という糞映画で三連敗していただけに、やっと笑顔で映画館を出られました(笑)
「悪人ばかりが登場する作品である」というレビューはなるほどなと思います。確かにそういう見方もできますよね。私は、「悪人」は鬼のような形相をした人というように特徴を掴めるものではなく、人々の関係性から生まれる摩擦熱のようなものから生じる、ひとつの表現形に過ぎないのかも知れないなと思いました。
殺人は犯罪ですから許されることはありません。しかしこの映画では、単純な記号としての罪の有無という側面よりも深く、登場人物が行動に至るまでの経緯とその理由を描いています。それが特別なものではなく、「平凡な日常」であるという点が胸に迫ります。映画の登場人物にとっても、たぶん私たちにとっても、「平凡な日常」は幸せであると同時に不幸せでもあるのだと思います。それを飛び越えてみたいという抗えない欲。人間の業というものを感じさせられました。素晴らしい映画でした。
初めて会ったときの車中で腕をつかむシーンがあったのですが、もう少しシリアスにしてもよかったなと思ったのと、風景のカット等に少し間延びしている感じがあったので、そこだけがやや残念でした。描きすぎない程度の演出のほうが、ラストシーンの迫力が生きるのかも知れませんけれど。
いずれにせよ、久々にお金を払っても納得できる映画でした。
「告◯」やら「踊る◯捜査線」やら「東◯島」という糞映画で三連敗していただけに、やっと笑顔で映画館を出られました(笑)
Re: No title
通りすがりさん、こんにちは。
「摩擦熱のようなもの」とは、言い得て妙ですね。
普通の人が普通の日常を送る中で悪人呼ばわりされることになってしまう。それでも会って話せば普通の人なのに。それがとても哀しく感じました。
心情をセリフで語らない分、風景カットが多かったですね。それも上手かったと思います。特に、雨と曇りと晴れの使い分けは、判りやすい演出ですけど素直に良かったと思います。
「摩擦熱のようなもの」とは、言い得て妙ですね。
普通の人が普通の日常を送る中で悪人呼ばわりされることになってしまう。それでも会って話せば普通の人なのに。それがとても哀しく感じました。
心情をセリフで語らない分、風景カットが多かったですね。それも上手かったと思います。特に、雨と曇りと晴れの使い分けは、判りやすい演出ですけど素直に良かったと思います。
こんばんは。
自分が、その楽しさを享受しようとすれば、
それはどこかで、
同じく、自分の楽しさ・幸せを追い求めている人と衝突し、
そこで悲劇が生まれてしまう。
人間の原罪を描きた映画は古今東西、
あまたありますが、
久しぶりに、その王道を観た気がしました。
映像のテクニックで語る映画もいいですが、
こういうオーソドックスな作りの映画は、
意外と難しい。
監督の成熟を感じました。
それはどこかで、
同じく、自分の楽しさ・幸せを追い求めている人と衝突し、
そこで悲劇が生まれてしまう。
人間の原罪を描きた映画は古今東西、
あまたありますが、
久しぶりに、その王道を観た気がしました。
映像のテクニックで語る映画もいいですが、
こういうオーソドックスな作りの映画は、
意外と難しい。
監督の成熟を感じました。
Re: こんばんは。
えいさん、コメントありがとうございます。
ときどき、登場人物の動機や心情が良く判らない映画や、ストーリー展開がしっくりこない映画がありますが、本作では人のしぐさや視線、フレームに収まった物や風景が、素直に人々の想いを伝えてきて、とても判りやすいのが特徴だと思います。
奇をてらったり、斬新さを追い求めたりではなく、きちんとした描写を着実に積み重ねており、観ていて唸らされました。
こういう映画を、年に何本か観られるといいですね。
ときどき、登場人物の動機や心情が良く判らない映画や、ストーリー展開がしっくりこない映画がありますが、本作では人のしぐさや視線、フレームに収まった物や風景が、素直に人々の想いを伝えてきて、とても判りやすいのが特徴だと思います。
奇をてらったり、斬新さを追い求めたりではなく、きちんとした描写を着実に積み重ねており、観ていて唸らされました。
こういう映画を、年に何本か観られるといいですね。
役者のうまさ
何も冗長な説明などなくても、そのシーンでわかってしまう・・。それは風景だったり、表情だったり、前後関係だったりするんですが、すとんと落ちてくる快感めいたものがありましたね。
それは役者のうまさによるものが大きいでしょうが、いろんな要素が、うまくかみ合って生まれる。映画ってのは総合的なもんだなあと久々に感じる一本でした。
いつもコンなのは望めませんがね~。
それは役者のうまさによるものが大きいでしょうが、いろんな要素が、うまくかみ合って生まれる。映画ってのは総合的なもんだなあと久々に感じる一本でした。
いつもコンなのは望めませんがね~。
Re: 役者のうまさ
sakuraiさん、コメントありがとうございます。
役者さん、上手いですねぇ。
深津絵里さんが出演していれば、それだけで私には「観る価値あり」なのですが、他の役者さんも見事でした。登場人物をむやみに増やさないで、数人の上手い人で固めたのが成功してますね。
でももちろん、役者の演技を引き出すのは監督ですから、役者さんがみんな上手く見えるということは、どの役者さんからも力を引き出せているわけで、やっぱり監督が上手いんだろうなぁ。
役者さん、上手いですねぇ。
深津絵里さんが出演していれば、それだけで私には「観る価値あり」なのですが、他の役者さんも見事でした。登場人物をむやみに増やさないで、数人の上手い人で固めたのが成功してますね。
でももちろん、役者の演技を引き出すのは監督ですから、役者さんがみんな上手く見えるということは、どの役者さんからも力を引き出せているわけで、やっぱり監督が上手いんだろうなぁ。
TVの
紹介番組で、ブッキーと深津さんの二人に、「ほんとの恋人の気持ちになれるように、一時間くらい、抱き合って来い!」とかの指令をだしたとかいってましたが、気持ちの持って行きかたがうまいんだなあ・・・と感じます。
本当の痛みがわかる監督のような気がしますわ。
本当の痛みがわかる監督のような気がしますわ。
Re: TVの
おおお、そんな指令が!
それは、ほんとの恋人になれってことと同じですね
> 本当の痛みがわかる監督のような気がしますわ。
そうですね。
光石研さんがミカンを剥くカットだけで27テイクも繰り返したそうですが、本当に感情が発露したときに人間はどんな動きをするか、監督の頭の中には確固たるものがあるのでしょう。
光石研さんほどの役者さんが、26回もダメ出しされるなんて、よっぽどのことですよね。
小津安二郎監督が首の角度や目の動きにこだわったのとは、わけが違うでしょうね。
それは、ほんとの恋人になれってことと同じですね

> 本当の痛みがわかる監督のような気がしますわ。
そうですね。
光石研さんがミカンを剥くカットだけで27テイクも繰り返したそうですが、本当に感情が発露したときに人間はどんな動きをするか、監督の頭の中には確固たるものがあるのでしょう。
光石研さんほどの役者さんが、26回もダメ出しされるなんて、よっぽどのことですよね。
小津安二郎監督が首の角度や目の動きにこだわったのとは、わけが違うでしょうね。
No title
「海猿」を見に行ったのに友人の希望で「悪人」を見てしまいました(笑)。
原作は数年前に読んだのですが、とても情景が浮かぶ小説なので、正直映画を見ても自分の頭の映像と違和感があるのでは?と期待してなかったのですが...風景は既視感を感じる程イメージ通りでした。主人公も人間関係に不器用な暗い主人公にブッキー?と疑問でしたが、いつものさわやかさはみじんもなく、なりきっていてびっくり。深津絵里も評判通りのすばらしさ。樹木希林初め脇はもちろん、詐欺商法の松尾スズキやバスの運転手等、チョイ役まで皆よかったです。
今回映画を見て気づいたのは、口べたで会話能力が低い祐一にとってセックスは女性とのコミュニケーション手段なんですね。ラブシーン見て、若いって切ないなぁと思ってしまいました。
映画後半はいわゆる号泣はしないのですが、もうなんとも悲しい気分で胸がいっぱいになりました。久々に後を引く映画です。
原作は数年前に読んだのですが、とても情景が浮かぶ小説なので、正直映画を見ても自分の頭の映像と違和感があるのでは?と期待してなかったのですが...風景は既視感を感じる程イメージ通りでした。主人公も人間関係に不器用な暗い主人公にブッキー?と疑問でしたが、いつものさわやかさはみじんもなく、なりきっていてびっくり。深津絵里も評判通りのすばらしさ。樹木希林初め脇はもちろん、詐欺商法の松尾スズキやバスの運転手等、チョイ役まで皆よかったです。
今回映画を見て気づいたのは、口べたで会話能力が低い祐一にとってセックスは女性とのコミュニケーション手段なんですね。ラブシーン見て、若いって切ないなぁと思ってしまいました。
映画後半はいわゆる号泣はしないのですが、もうなんとも悲しい気分で胸がいっぱいになりました。久々に後を引く映画です。
欲張りすぎた?
はじめまして
TBありがとうございました
どうしても2人の出会いまでの流れに
物足りなさを感じてしまったのですが
ワンカットで全てを語るという形で
この長い物語を139分という長さに収めきろうとしていたのですね
内気な2人が出会い系サイトを通じてでも
誰かに出会いたかった・・・・そう切実に願う気持ちが
実際に2人が出会うまでの流れであともうちょっと描いてもらえたらと
思ったのですが、それは欲張りなのかもしれません
もっとエピを削って、より2人にフォーカスしてほしいと思い
原作の削り方が間違っていたのでは?と思ったのですが
あたしのほうが求め方を間違っていたのかも
こちらの感想を読んで、考えさせられました
ありがとうございました
ところで最後のスカーフですが
なぜ房枝は被害者の供養場所に結んだのでしょう?
どうしても理解できないんですよね・・・
TBありがとうございました
どうしても2人の出会いまでの流れに
物足りなさを感じてしまったのですが
ワンカットで全てを語るという形で
この長い物語を139分という長さに収めきろうとしていたのですね
内気な2人が出会い系サイトを通じてでも
誰かに出会いたかった・・・・そう切実に願う気持ちが
実際に2人が出会うまでの流れであともうちょっと描いてもらえたらと
思ったのですが、それは欲張りなのかもしれません
もっとエピを削って、より2人にフォーカスしてほしいと思い
原作の削り方が間違っていたのでは?と思ったのですが
あたしのほうが求め方を間違っていたのかも
こちらの感想を読んで、考えさせられました
ありがとうございました
ところで最後のスカーフですが
なぜ房枝は被害者の供養場所に結んだのでしょう?
どうしても理解できないんですよね・・・
ラストのセリフ
初めまして、ナドレックさんの感想には、いつも感心させられます。
先日観てきました。
ナドレックさんの考えを是非聞いてみたいことがあります。
ラストで深津絵里さんが「あの人は悪人なんですよね」と言ったのはそのままの感情だと思いますか?
私は違うと思うのですが、そうすると、深津さんの表情に違和感を感じてしまいます。そこを追い求める映画ではないと思いますが、いい映画だっただけにそこだけ違和感を感じたままです。
よければ、ナドレックさんなりの考えを教えてください。
先日観てきました。
ナドレックさんの考えを是非聞いてみたいことがあります。
ラストで深津絵里さんが「あの人は悪人なんですよね」と言ったのはそのままの感情だと思いますか?
私は違うと思うのですが、そうすると、深津さんの表情に違和感を感じてしまいます。そこを追い求める映画ではないと思いますが、いい映画だっただけにそこだけ違和感を感じたままです。
よければ、ナドレックさんなりの考えを教えてください。
Re: ラストのセリフ
tiffaさん、こんにちは。
コメントありがとうございます。
ご質問の件、別の記事で取り上げさせていただきました。
よかったらご覧ください。
http://movieandtv.blog85.fc2.com/blog-entry-165.html
コメントありがとうございます。
ご質問の件、別の記事で取り上げさせていただきました。
よかったらご覧ください。
http://movieandtv.blog85.fc2.com/blog-entry-165.html
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善くもあり悪くもある。それが人間。
悪人
試写会で見てきました。
原作は吉田修一の同名小説。
監督は李相日。
出会ってしまった孤独な男と女。
その二人を、妻夫木聡と深津絵里が演じます。
福岡・佐賀・長崎 が舞台。
保険外交員、佳乃(満島ひかり)が何者かに
命を奪われる事件が発生。
まず最初に大...
悪人
悪人
なぜ、殺したのか。
なぜ、愛したのか。
2010.8.7 SAT
よみうりホール
☆2010年9月11日公開
【監督】李相日
【原作】吉田修一
【脚本】吉田修一 李相日
【音楽】久石譲
【CAST】
妻夫木聡 深津絵里 岡田将生 満島
『悪人』
まるで夜明けの来ない夜を過ごしているような、一生どこにも行けないような閉塞感。監督の演出で映画はこうも変わるのかと思い知らされる秀作でした。
恐らく第34回モントリオール国際映画祭で深津絵里さんが主演女優賞を受賞したのも、彼女の演技力以上に、この映画に漂...
悪人 (2010) 139分
一番「悪人」は誰だ?
悪人
2010年のモントリオール世界映画祭で、深津絵里が最優秀女優賞を授賞した作品。監督は、『フラガール』の李相日。また、美術監督を種田陽平、音楽は久石譲と錚々たるメンバーがスタッフに名を連ねています。
実は正直、見る行く予定は予定は無い作品でした。ですが、深津...
映画「悪人」@朝日ホール
今回はyahoo!映画ユーザーレビュアーとして試写会に招かれました。客入りは女性客を中心に9割くらい。 【送料無料】久石譲/悪人【CD】 映画の話 若い女性保険外交員...
映画『悪人』感想
出演:妻夫木聡、深津絵里、樹木希林、柄本明、岡田将生
監督・脚本: 李相日 原作・脚本: 吉田修一 音楽: 久石譲
監督の李相日と言えば、やっぱ「フラガール」。フラガールは良いよねー。
あとマイナーどころで言えば「スクラップ・ヘブン」も結構好きだ。
なの
『悪人』
----このタイトルって、
あまりにも直接すぎニャい?
予告観ても、だれが悪人かすぐ分かっちゃうし…。
「いやあ、そこが原作のうまいところなんだろうね。
観ていて、途中、主人公がいい人か悪い人か、
自分でも分からなくなっちゃうもの」
----原作って、芥川賞作家の吉...
悪人
芥川賞作家・吉田修一の同名ベストセラー小説の映画化。九州で起きた殺人事件、その犯人の男と、男が出会い系サイトで知り合った女が愛し合い出口の無い逃避行を繰り広げる。主演は『ノーボーイズ、ノークライ』の妻夫木聡と『女の子ものがたり』の深津絵里。共演に岡田将...
悪人
2010年9月11日(土) 21:30~ TOHOシネマズ川崎6 料金:1200円(レイトショー料金) パンフレット:未確認 『悪人』公式サイト 深津絵里が賞を取ったからか、TOHOシネマズで延々と予告編を流していたからか、初日とは言えレイトショーの終映が12時だというのに妙に...
『悪人』・・・真の悪人は誰なのか
原作は未読ながら、ボリュームある小説を一本の映画にするための省略や圧縮の苦労(工夫)が随所に感じられた。登場人物一人一人の描写、さらにはそれぞれの係わり合いの描写がより掘り下げて描かれていればもっとインパクトある作品になったのではないだろうか。またこの...
真実が潜む場所。『悪人』
モントリオール世界映画祭で最優秀女優賞受賞した作品。九州で起きた殺人事件の被害者と加害者を取り巻く人たちの物語です。
映画「悪人」を観ました!!(2010-11)
映画「悪人」を観ました!!
■『悪人』■ ※ネタバレ有
2010年:日本映画、李相日監督&脚本、吉田修一原作&脚本、久石譲音楽、妻夫木聡、深津絵里、岡田将生、満島ひかり、樹木希林、 柄本明出演。
悪人
2010/09/11公開 日本 PG12 140分監督:李相日出演:妻夫木聡、深津絵里、岡田将生、満島ひかり、宮崎美子、樹木希林、柄本明なぜ、殺したのか。なぜ、愛したのか。ひとつの殺人事件。引き裂かれた家族。誰が本当の“悪人”なのか?若い女性保険外交員の殺人事件...
悪人
まずは、ふかっちゃん、モントリオール映画祭最優秀女優賞おめでとう試写会に行ってまいりました。出会い系で知り合った女性、石橋佳乃満島ひかりを殺してしまった男清水祐一妻夫木聡が新たに出会い系で知り合った馬込光代深津絵里と恋におち逃避行をする。祐一はどうして...
悪人
なぜ、殺したのか。
なぜ、愛したのか。
ひとつの殺人事件。引き裂かれた家族。誰が本当の“悪人”なのか?
製作年度 2010年
映倫 PG12
原作 吉田修一
脚本 吉田修一/李相...
「悪人」、深津絵里の傷だらけの演技
善悪よりも、人間の弱さや醜さが主な登場人物それぞれにある。この映画を見終わると、自分がいつこういう立場になるかわからないと共感できる。楽しい映画ではないが、問題意識の確認のために見ることをお勧めする。おそらくハリウッドがリメイクして、少し上映時間を短くし
悪人・・・・・評価額1700円
「悪人」とは、何ともド直球なタイトル。
多分に韓国映画の影響がありそうな気がするが、最近の日本映画には人間の心のダークサイドにスポッ...
悪人
<<ストーリー>>若い女性保険外交員の殺人事件。ある金持ちの大学生に疑いがかけられるが、捜査を進めるうちに土木作業員、清水祐一(妻...
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芥川賞作家・吉田修一の同名ベストセラーを妻夫木聡&深津絵里主演で映画化。
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観るつもりはなかったんですが、モントリオール世界映画祭主演女優賞記念ということで。TOHOシネマズ梅田にて『悪人』。 誰もが持つ身勝手さ、愚かさ。程度の差はあっても、結局みんな自分本位・・・そんな人間の負の側面をしっかり見せ付けてくれます。でも、愚かさ…
『悪人』
□作品オフィシャルサイト 「悪人」□監督 李 相日□脚本 李 相日、吉田修一□原作 吉田修一□キャスト 妻夫木 聡、深津絵里、樹木希林、柄本 明、岡田将生、宮崎美子■鑑賞日 9月12日(日)■劇場 チネチッタ■cyazの満足度 ★★★(5★満点、☆は0...
【悪人】
監督:李相日
出演:妻夫木聡、深津絵里、満島ひかり、樹木希林、柄本明、岡田将生
なぜ、殺したのか。
なぜ、愛したのか。
「長崎に住む祐一は車で博多までやってきて待ち合わせをしていた佳乃に合うが、目の前で他の男の車に乗られてしまう。頭に
淋しい人間が多過ぎる~『悪人』
長崎の寂れた漁村に祖父母と暮らす祐一(妻夫木聡)は、解体作業員として働く
孤独な青年。彼は出会い系サイトで知り合った保険外交員の...
映画:「悪人」♪。
平成22年9月16日(木)。 映画:「悪人」レポ。 【監督・脚本】李相日 【原作・脚本】吉田修一 【 美術監督 】種田陽平 【音 楽】久石譲 【 キャスト 】妻夫木聡・深津絵里・岡田将生・満島ひかり・樹木希林・柄本明 【ストーリー】 ネットの出会いで知り…
悪人 やっぱ役者ってすごいわ~!
【{/m_0167/}=41 -12-】 モントリオール世界映画祭で深津絵里が最優秀女優賞を受賞したり、初日舞台あいさつで妻夫木くんが感極まって号泣しちゃったり、と話題は満載。
予告編の流し方も良かったからか、前評判はさておき、自分も是非観たいなと思っていた。
長崎在
悪人☆独り言
妻夫木くんと深津さん主演の『悪人』試写会に同行させていただきました。今回は、なかなか見やすい席ゲットできて環境はいい感じ(笑)あるOL殺人事件。犯人は当初、彼女が最後に逢っていた大学生かと思われていたが、実は彼女が出会い系で出会ってつきあっていた男と判明す
『悪人』
2010年/東宝/139分
【オフィシャルサイト】
監督:李相日
出演:妻夫木聡、深津絵里、岡田将生、満島ひかり、柄本明、樹木希林
悪人
芥川賞作家・吉田修一の同名ベストセラーを「涙そうそう」の妻夫木聡と 「博士の愛した数式」の深津絵里主演で映画化したヒューマン・ミステリー・ ドラマ。長崎の漁村で孤独な人生を送り、ふとしたことから殺人者となって しまった不器用な青年と、そんな男と孤独の中で…
悪人
土木作業員の清水祐一(妻夫木聡)は、長崎の外れのさびれた漁村で生まれ育ち、恋人も友人もなく、祖父母の面倒をみながら暮らしていた。車だけが趣味で、何が楽しくて生きているのか分からない青年。佐賀の紳士服量販店に勤める馬込光代(深津絵里)は、妹と2人暮らしで
『悪人』 ('10初鑑賞121・劇場)
☆☆★-- (10段階評価で 5)
9月11日(土) 109シネマズHAT神戸 シアター8にて 14:00の回を鑑賞。
『悪人』 犯人と無縁ではいられない時代
「きっと、いろんなことを考えさせられることになるんだろうなぁ。」と、思いながら鑑賞して来ました。観終わって感じたのは、いい映画だったということ。出演者全員に拍手!!・・・でも、劇場を後にして、あることに思い至り、愕然とすることに。
悪人
「私だけ置いていかんで!」
雨の中、ぽつんと置かれた光代の自転車。
国道沿いの紳士服売り場に勤める光代の前を、
車が人が、通りす...
悪人
役者がすごい。とにかくすごい!!
悪人
悪人'10日本◆監督:李相日「フラガール」「69 sixty nine」◆出演: 妻夫木聡、深津絵里、岡田将生、満島ひかり、樹木希林、 柄本明◆STORY◆長崎在住の清水祐一は、博多で働く石橋佳乃と待ち合わせをしていた。しかし、待ち合わせ場所で佳乃は他の男の車に乗って行ってし
悪人
公式サイト http://www.akunin.jp/
原作は未読。
ヒロイン役の深津絵里さんが、モントリオ...
「悪人」とはなにか
何度も何度も予告編を見た。出演俳優も派手な者は一人も出ていなくて、テーマもひどく地味なものなのであるが、モントリオール国際映画祭でラッキーにも深津絵里が最優秀女優賞を獲...
悪人(2010)
なぜ、殺したのか。なぜ、愛したのか。
ひとつの殺人事件。引き裂かれた家族。誰が本当の“悪人”なのか?
東宝シネマズ二条にて鑑賞。本作で、深津絵里さんがモントリオール映画祭で主演女優賞を獲得。凄いですね。ところで深津さん、もう37歳にもなられていたとは驚...
2010-28『悪人』を鑑賞しました。
映画を鑑賞しました。秊 2010-28『悪人』(更新:2010/09/12) 評価:★★★☆☆(★★★★☆との間) 深津絵里がモントリオールで最優秀女優賞を受賞。 おめでとうございます。 予定していなかったのですが、観賞しま…
悪人とは?
16日のことですが、映画「悪人」を鑑賞しました。
殺人を犯してしまった男、出会い系サイトで出会った女
惹かれ合う2人の逃避行・・・
骨太の人間ドラマ
悪人とは何なのか 考えさせられます
加害者の母、被害者の父も重要となってき...
悪人
この映画に出演した深津絵里がモントリオール世界映画祭で最優秀女優賞を獲得したということもあって、『悪人』を渋谷のシネクイントで見てきました。
(1)この映画は、出会い系サイトで知り合った佳乃(満島ひかり)を殺してしまった清水祐一(妻夫木聡)が、これも同
悪人
悪人の原作小説を読んでいないし、予備知識もなく観た。なので妻夫木が、どんな極悪人を演じるんだろうと思って観た。わざわざ茶髪? てのもそういう(所謂その時点でこの映画的にダメ的なわたしだが)先入観と後半に至るまでのdondonギャップ。。。悪ということは難しい...
「悪人」運命の人と逃避行した先にみた運命の人への愛情と加害者にした死人に口なしの悪人
9月12日公開の映画「悪人」を鑑賞した。
この映画は吉田修一原作「悪人」を映画化した作品で
先ほどのモントリオール世界映画祭ワールドコンペティション部門で
深津絵里さんが最優秀女優賞受賞した。
出会い系サイトで出会った女を誤って殺してしまった男が
これ...
映画「悪人」の試写会を見てきちゃいました…
映画「悪人 」 の試写会を見てきちゃいました…
【題名】 「 悪人 」
【出演者】
清水祐一: 妻夫木聡 、馬込光代: 深津絵里 、清水房枝: 樹木希林 、石橋佳男: 柄本明 、増尾圭吾: 岡田将生 、石橋佳乃: 満島ひかり
【 監督 】 ...
『悪人』 悪意に埋もれた最愛の果て
監督:李相日
原作:吉田修一
音楽:久石譲
出演:妻夫木聡、深津絵里、樹木希林、満島ひかり、柄本明、宮崎美子、松尾スズキ、余貴美子、...
■映画『悪人』
妻夫木聡と深津絵里が大胆にイメージチェンジし、リアルな逃避行を演じた映画『悪人』。
劇中でふたりが見せるセックスシーンは本当に生々しく、「このふたりがこんなシーンを…」と、驚くはず。
妻夫木聡は自らこの役を演じたいと名乗りを上げただけあって、暗い目...
映画「悪人」
注目の映画「悪人」を鑑賞しました。
悪人
『悪人』 (2010・日本) 2h19 監督・脚本 : 李相日 出演 : 妻夫木聡、深津絵里、満島ひかり、岡田将生、柄本明、樹木希林 北部九州悪人列伝。 深っちゃんおめでとう。泣くなブッキー。 悪人とは。 誰かに対しての悪人が全ての人に対して悪...
映画:悪人
映画:悪人 2010-9-11(TOHOシネマズ直方) ストーリー:若い女性保険外交員の殺人事件。ある金持ちの大学生に疑いがかけられるが、捜査を進めるうちに土木作業員、清水祐一(妻夫木聡)が真犯人として浮上してくる。しかし、祐一はたまたま出会った光代(深津絵里)を...
◆映画・悪人
悪人
観てきました。
モントリオール世界映画祭で
深津絵里が最優秀女優賞をとった作品。
ストーリーは大体皆さんもおわかりでしょうし、書きませんが・・・
まだズシーンと重い気持ちから抜け出せません。
ネタバレアリなので注意
◆映画・悪人
悪人
観てきました。
モントリオール世界映画祭で
深津絵里が最優秀女優賞をとった作品。
ストーリーは大体皆さんもおわかりでしょうし、書きませんが・・・
まだズシーンと重い気持ちから抜け出せません。
ネタバレアリなので注意
『悪人』
【悪人】STORYひとつの殺人事件。引き裂かれた家族。誰が本当の悪人か土木作業員の清水祐一(妻夫木聡)は、長崎の外れのさびれた漁村で生まれ育ち、恋人も友人もなく、祖父母の面倒...
映画『悪人』劇場鑑賞。
春先に、原作[E:book]を読みました。 『パレード』の原作を読み、映画を観て 吉田修一氏の描く現代人の「心の闇」の世
『悪人』
WMC市川妙典にて先月公開された『悪人』を観てきました。毎日出版文化賞と大佛次郎賞を受賞した吉田修一のベストセラー小説を映画化。九州のとある峠で起きた殺人事件をきっかけに、ネ...
「悪人」
不満点がけっこうある。吉田修一の同名小説の映画化である本作の惹句には“いったい誰が本当の悪人なのか”といったフレーズが踊っているが、そんなのは考えるまでもなく、殺人を犯した者が“悪人”に決まっているではないか。
では他の者は“悪人”ではないのか・・...
悪人
『悪人』
【製作年度】2010年
【製作国】日本
【監督】李相日
【出演】妻夫木聡/深津絵里/岡田将生/満島ひかり/樹木希林/柄本明...
悪人
え?それだけ?
どこが好評を博しているのか?
キューピーの感性が鈍いのか?
監督(李相日)や原作者(吉田修一)には他に言いたいことがなかったのか?
この程度の映画がもてはやされているようでは日本映画界はダメになる。
悪人
長崎在住の清水祐一は、博多で働く石橋佳乃と待ち合わせをしていた。しかし、待ち合わせ場所で佳乃は他の男の車に乗って行ってしまった。佳乃を追いかけた祐一は、福岡県の三瀬峠で彼女を殺してしまう。その後、長崎でいつも通りの日常を送っていた祐一は、以前出会い系サ...
映画 「悪人」
これから裁判にかけられるであろう祐一は
たとえ本当のことを言っても信じてもらえないのかな。
殺された佳乃のお父さんは
その真実を...
金髪の妻夫木。 韓国映画のテイスト。 映画「悪人」
映画 「悪人」
吉田修一のベストセラー小説「悪人」の映画化作品。
原作の吉田さんも思い入れが強かったようで、脚本に参加しています。
...
悪人
吉田修一のベストセラー小説を『フラガール』の李相日監督が映画化。原作者の吉田修一は李相日と共同で脚本も手掛けるほどの意欲作。この作品で描かれるのは、他人と理解しあうことなく、孤独な日々を生きている人間たち。彼らは他者との触れ合いを拒絶しながらも渇望して...
映画「悪人」誰かと出合いたかった、それだけなのに
「悪人」★★★★☆オススメ
妻夫木聡、深津絵里、岡田将生、満島ひかり、柄本明、樹木希林出演
李相日監督、139分 、2010年9月11日公開、2010,日本,東宝
(原題:悪人」)
→ ★映画のブログ★
悪人(85点)評価:○
総論:人は常に一定量の悪を心に引き受けなければいけない。「悪」という漢字は「亜+心」から成り立っています。「亜」とはもともと竪穴式住居からできた象形文字らしく、やがて「二...
『悪人』 (2010)
行きずりの二人の逃避行がメインの映画なんだけど、何故か主人公の祖母や被害者の父親の姿が、脳裏に焼きついている。きっと映画の意図は、そこら辺にあるんだろうと思う。
「悪人」
asahi.com(朝日新聞社):女優賞に「悪人」の深津絵里さん モントリオール映画祭 - 文化
深津絵里さん、おめでとう!でも、ほんとは、妻夫木聡くんにあげたかったな。女優賞じゃないよ。男優賞だよ。
善人未踏 あくなくたたかう 悪い人
深津絵里さ...
「悪人」
すぐれた作品であることを認めた上で言うけれど、よく考えてみると、妻夫木聡が満島ひかりを殺す描写は迂回した描き方をしていて、その前に道端に投げ出した 岡田将生の描写の方が印象が強い。誰が悪いのか、という価値判断(というよりマスコミ的な決め付け)があいまい...
危うくて心地いい関係~映画「パレード」
危うくて心地いい関係~映画「パレード」 さすが、精神科医は分析が違う。五輪の国母問題で隔靴掻痒、うまくいい切れなかったことをずばり言い当てている。3月4日付朝日新聞「私の視点」への斎藤環の寄稿。要するに、こんなことだ。? 「世間は人を罰しない。世間が
孤独な魂は奈落に沈む~映画「悪人」
?孤独な魂は奈落に沈む~映画「悪人」 吉田修一原作で最近映画化された「パレード」(行定勲監督)は、バーチャルな世界で繰り広げられる軽やかな人間関係の足元でぽっかりと口を開けた奈落を描き、けだるく心地よい中に漂う危うさを描いた。同じく吉田修一原作の新作映
悪人
さて、深津さんが賞をもらったことで注目された作品です。私自身みてみたいな~と思っていたんですがやっとみることが出来ました。監督はフラガールの李相日さんですね。あらすじ若...
『悪人』'10・日
あらすじ若い女性保険外交員の殺人事件。ある金持ちの大学生に疑いがかけられるが捜査を進めるうちに土木作業員、清水祐一が真犯人として浮上してくるが・・・。感想芥川賞作家の吉...
悪人
『フラガール
』の李相日氏の監督作品。
この作品が優等生的過ぎて、
あまり好きではなかったので、
観る予定はなかったのですが、
主演の深津絵里さんが
モントリオール世界映画祭で主演女優賞を取ったというので
観てみることにしました。
行こうと思った日は
悪人
芥川賞作家・吉田修一の同名ベストセラー小説の映画化。
九州で起きた殺人事件、その犯人の男と、男が出会い系サイトで知り合った女が愛し合い
出口の無い逃避行を繰り広げる。
深津絵里さんモントリオ...
映画「悪人」
映画「悪人」(映画.com)
「悪人」オフィシャルサイト
...
「悪人」 大切な人は?
監督 李相日少しあらすじ若い女性保険外交員が殺され、その直前まで彼女を車に乗せていた金持ちの大学生(岡田将生)に疑いがかけられる。しかし捜査が進むうちに土木作業員、清水...
「悪人」 堂々巡りをするばかり
せっかく2時間以上の時間を費やして観るのだから、そこから何らかの影響を受けたい。
とくに、こういった社会派と言われる映画は、普段あまり考えない問題に意識を向けさせられ、何かを気付かせられ、そこから自分の在り方なり考えの方向性なりを見つけられたら…と期待...
映画 『悪人』
『悪人』音楽が良くってね。誰かと思ったら久石譲だった。平日の昼間なのに、ほぼ満席!深津絵里のモントリオールでの主演女優賞が響いたか?妻夫木聡人気か?終演後、自分の後ろを歩いていたおばちゃんは、...
『悪人』をパルコ調布キネマで観て、みんな役者バカだよねな男ふじき☆☆☆
五つ星評価で【☆☆☆役者は皆いいけど、単にジャンルとして苦手】
立場としては原作未読です。
役者がみんな凄い。
物語的には登場人物の誰も彼もがどんどん不幸になってってきつい。
ラストの妻夫木くんのあれはよかった
(あれがなければ映画として...
観ました、「悪人」
「フラガール」が素晴らしかった李相日監督作品。原作は吉田修一。 公開したばっかり
悪人
深津絵里がモントリオール世界映画祭で最優秀女優賞を受賞した作品。モントリオール映画祭って『おくりびと』も2008年にグランプリになっているし、日本映画と相性がいいのかな。祐...
悪人
★★★★
Just to tell you once again, Who's bad...
金髪で肉体労働者、車が趣味で出会い系をやっている男が殺人を犯した。
表面だけ見れば、この男は「悪人」だと思うのが普通の感覚である。
し...
【DVD】悪人
JUGEMテーマ:日本のTVドラマ
この映画は深津絵里さんが賞をとった作品ですね 見に行った日は空いていて妙なストレスを感じることなく見れました 簡単にストーリーを説明してしまうと犯罪者の逃亡劇と愛ってとこかな。 確かに鬼気迫る演技なのだけど消化不良に終わるのよ...