『カラフル』 行き先はどこでもいいのか?
【ネタバレ注意】
『カラフル』のエンディングで、THE BLUE HEARTS の名曲『青空』のカバーが流れる。
その歌詞には、こんな一節がある。
運転手さん そのバスに
僕も乗っけて くれないか
行き先なら どこでもいい
エンディングを聴きながら、映画のシーンの数々が思い出された。
特にこの一節は、『青空』という曲と映画『カラフル』がもっともシンクロするところだろう。
劇中でコバヤシマコトである「ぼく」が、クラスメートと玉川電鉄の跡をたどるシークエンスがある。
マコトは、玉川電鉄には興味ないし、砧線の跡を歩くつもりもなかったが、そのときのマコトには行き先なんかどこでもよかった。
一緒に歩くことが大事だった。
将来の進路だって、マコトとしてはどこでもいいのだ。
どこに行くかではなく、誰かが乗っているバスに、マコトも一緒に乗りたいのだ。
それだけなのだ。
それが叶うだけで、生きていける。
『青空』は、アパルトヘイト(人種隔離政策)を取り上げた曲だという。
アパルトヘイト下では、黒人は白人とバスに同乗できなかったのだ。
しかし人間は、白いだけでも黒いだけでもない。
外見も内面もカラフルなのだ。
『青空』は、映画『カラフル』のエンディングを飾るのに相応しい曲である。
本作は、サンライズ社長の内田健二氏が仕掛けたそうだ。
原作者・森絵都氏の本が好きで全部読んでいる内田健二氏は、原恵一監督なら小説『カラフル』を優れたアニメ映画にできると確信したのだろう。
その原恵一監督がシナリオを依頼したのは、ベテランの丸尾みほ氏である。
実は私が『カラフル』を観に行ったのは、シナリオが丸尾みほ氏だからだ。
『カラフル』は、タイトルに相反して地味なエピソードが続くのに、丸尾みほ氏はそこから緊張感あるドラマを紡ぎ出す。
徹頭徹尾、地味なエピソードは、ハッピーエンドのハードルが低い。
何を食べたとか、何を着たとか、私たちの日常ではそんなことがハッピーなのだ。
ところが、その低いハードルを越えるのが、いかに難しいかを、この作品は丹念に描き出す。
原恵一監督は語る。
---
昔自分が観て感動した映画は、きれいな答えなんか出てない映画だったような気がするんです。いつの間にか、白黒つけるとか、善悪ハッキリとか、そういう方向に作品のつくり方が流れてきたような気がするんですよね。
(略)
だから、みんながハッピーで終わるような映画って、結局どっか無理があるつくりをしてるんじゃないかなって思うんですよね。嘘くさいというかね。それを僕はあんまり真剣につくれないな。
「それだけじゃないでしょう」っていう思いはありますよね。
---
物語の行き先も、カラフルということか。
それは、必ずしも華やかなわけではないが、それが私たちの物語なのだ。
『カラフル』 [か行]
監督/原恵一 脚本/丸尾みほ 原作/森絵都
出演/冨澤風斗 宮崎あおい 南明奈 まいける 入江甚儀 中尾明慶 麻生久美子 高橋克実
日本公開/2010年8月21日
ジャンル/[ドラマ] [ファンタジー]
映画ブログ
『カラフル』のエンディングで、THE BLUE HEARTS の名曲『青空』のカバーが流れる。
その歌詞には、こんな一節がある。
運転手さん そのバスに
僕も乗っけて くれないか
行き先なら どこでもいい
エンディングを聴きながら、映画のシーンの数々が思い出された。
特にこの一節は、『青空』という曲と映画『カラフル』がもっともシンクロするところだろう。
劇中でコバヤシマコトである「ぼく」が、クラスメートと玉川電鉄の跡をたどるシークエンスがある。
マコトは、玉川電鉄には興味ないし、砧線の跡を歩くつもりもなかったが、そのときのマコトには行き先なんかどこでもよかった。
一緒に歩くことが大事だった。
将来の進路だって、マコトとしてはどこでもいいのだ。
どこに行くかではなく、誰かが乗っているバスに、マコトも一緒に乗りたいのだ。
それだけなのだ。
それが叶うだけで、生きていける。
『青空』は、アパルトヘイト(人種隔離政策)を取り上げた曲だという。
アパルトヘイト下では、黒人は白人とバスに同乗できなかったのだ。
しかし人間は、白いだけでも黒いだけでもない。
外見も内面もカラフルなのだ。
『青空』は、映画『カラフル』のエンディングを飾るのに相応しい曲である。
本作は、サンライズ社長の内田健二氏が仕掛けたそうだ。
原作者・森絵都氏の本が好きで全部読んでいる内田健二氏は、原恵一監督なら小説『カラフル』を優れたアニメ映画にできると確信したのだろう。
その原恵一監督がシナリオを依頼したのは、ベテランの丸尾みほ氏である。
実は私が『カラフル』を観に行ったのは、シナリオが丸尾みほ氏だからだ。
『カラフル』は、タイトルに相反して地味なエピソードが続くのに、丸尾みほ氏はそこから緊張感あるドラマを紡ぎ出す。
徹頭徹尾、地味なエピソードは、ハッピーエンドのハードルが低い。
何を食べたとか、何を着たとか、私たちの日常ではそんなことがハッピーなのだ。
ところが、その低いハードルを越えるのが、いかに難しいかを、この作品は丹念に描き出す。
原恵一監督は語る。
---
昔自分が観て感動した映画は、きれいな答えなんか出てない映画だったような気がするんです。いつの間にか、白黒つけるとか、善悪ハッキリとか、そういう方向に作品のつくり方が流れてきたような気がするんですよね。
(略)
だから、みんながハッピーで終わるような映画って、結局どっか無理があるつくりをしてるんじゃないかなって思うんですよね。嘘くさいというかね。それを僕はあんまり真剣につくれないな。
「それだけじゃないでしょう」っていう思いはありますよね。
---
物語の行き先も、カラフルということか。
それは、必ずしも華やかなわけではないが、それが私たちの物語なのだ。
![カラフル 【通常版】 [Blu-ray]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/51RmkFwWUkL._SL160_.jpg)
監督/原恵一 脚本/丸尾みほ 原作/森絵都
出演/冨澤風斗 宮崎あおい 南明奈 まいける 入江甚儀 中尾明慶 麻生久美子 高橋克実
日本公開/2010年8月21日
ジャンル/[ドラマ] [ファンタジー]
映画ブログ
⇒comment
No title
進路相談で、お互いの思いが分かり、マコトが鍋のスープをすするシーンがとても普通なんだけど、美味しそうでした。
Re: No title
ふじき78さん、こんにちは。
映画の良し悪しは、食事のシーンに如実に現れますね。
いはんやアニメをや。
みんなと一緒に作ってもらった料理を食べるとか、買ってもらった上着を着るとか、そんな場面にしみじみしました。
映画の良し悪しは、食事のシーンに如実に現れますね。
いはんやアニメをや。
みんなと一緒に作ってもらった料理を食べるとか、買ってもらった上着を着るとか、そんな場面にしみじみしました。
青空
アパルトヘイトについて歌っていたのですが!!それは知りませんでした。
はーー、何といったらいいか・・・。
シンクロするけど、皮肉ですね。
表面上差別なんかさっぱりないように見える平和な国のドロドロが見えるような気もします。
カラフルに色がくっきりしているものを、大きく受け止めれるようになるのはいつのことなんでしょうか。
はーー、何といったらいいか・・・。
シンクロするけど、皮肉ですね。
表面上差別なんかさっぱりないように見える平和な国のドロドロが見えるような気もします。
カラフルに色がくっきりしているものを、大きく受け止めれるようになるのはいつのことなんでしょうか。
Re: 青空
sakuraiさん、コメントありがとうございます。
大きく受け止められるようになることは、ないんですよね、きっと。残念ですけど。
カラフルなことを許容できるなら、「KY」なんて言葉は流行りませんからね。
少なくとも日本では、空気を読むことが大事という空気が支配し続けるでしょうし、その中で人は孤独に耐えなければならないのでしょう…。
大きく受け止められるようになることは、ないんですよね、きっと。残念ですけど。
カラフルなことを許容できるなら、「KY」なんて言葉は流行りませんからね。
少なくとも日本では、空気を読むことが大事という空気が支配し続けるでしょうし、その中で人は孤独に耐えなければならないのでしょう…。
カラフルの宣伝を劇場やテレビで見て、子ども達が
『あっ、カラフル!』
と分かるくらい知名度が高かったのですが、(7時のアニメの時間帯によく宣伝が入りました)
実際に見てみて、重いテーマのいくつかで、子どもには難しかったようです。
売春の問題が出てくるので、親としてはどきりとさせられました…。
なかなか考えるテーマがあっていい話なのですが、せっかくのアニメ映画なので、スクリーンで見たときの、美しさをもっと工夫して欲しかったです。
『あっ、カラフル!』
と分かるくらい知名度が高かったのですが、(7時のアニメの時間帯によく宣伝が入りました)
実際に見てみて、重いテーマのいくつかで、子どもには難しかったようです。
売春の問題が出てくるので、親としてはどきりとさせられました…。
なかなか考えるテーマがあっていい話なのですが、せっかくのアニメ映画なので、スクリーンで見たときの、美しさをもっと工夫して欲しかったです。
Re: タイトルなし
愛知女子さん、コメントありがとうございます。
そんなに宣伝していたんですか。
映画館にもよるのでしょうが、私が観たときはさほど観客もおらず、ちょっと心配していました。
お子さんには難しかったとのことですが、それもまたいいですよね。全部が全部、いま判る必要はないのだし。
多少難しく感じた方が、思い起こすことが増えるかもしれません
スクリーンで見たときの美しさ……渓流釣りのシーンや鍋のシーンは美しいと思いましたが、どうでしょう。
そんなに宣伝していたんですか。
映画館にもよるのでしょうが、私が観たときはさほど観客もおらず、ちょっと心配していました。
お子さんには難しかったとのことですが、それもまたいいですよね。全部が全部、いま判る必要はないのだし。
多少難しく感じた方が、思い起こすことが増えるかもしれません

スクリーンで見たときの美しさ……渓流釣りのシーンや鍋のシーンは美しいと思いましたが、どうでしょう。
レス、ありがとうございます。
レスどうもありがとうございます。
そうですね。若い時に見てみて、解らなかった事が後で、ああそうかと気がつく事がありますよね。
未来の宿題の種ですね!
私は玉川電鉄の場面が良かったです!
レイルウェイズ(カタカナですみません…。)など早く上映が終わってしまい残念ですが、こちらの電車映画は子ども受けしました。
そうですね。若い時に見てみて、解らなかった事が後で、ああそうかと気がつく事がありますよね。
未来の宿題の種ですね!
私は玉川電鉄の場面が良かったです!
レイルウェイズ(カタカナですみません…。)など早く上映が終わってしまい残念ですが、こちらの電車映画は子ども受けしました。
Re: レス、ありがとうございます。
>愛知女子さん
私は原作を読んでいないのですが、原作では舞台となる街が特定されていないそうですね。
二子玉川周辺を舞台とし、玉川電鉄跡を歩いてたどることにしたのは、映画の功績だと思います。
マコトと早乙女君が"冒険"を共有する、とても重要なシークエンスでした。
そういえば、鉄道を中心にすえた映画は、意外に少ないですね。
私は原作を読んでいないのですが、原作では舞台となる街が特定されていないそうですね。
二子玉川周辺を舞台とし、玉川電鉄跡を歩いてたどることにしたのは、映画の功績だと思います。
マコトと早乙女君が"冒険"を共有する、とても重要なシークエンスでした。
そういえば、鉄道を中心にすえた映画は、意外に少ないですね。
はじめまして!
レビューに共感しました!
「毎日映画コンクール」で受賞したのは嬉しかったんですが、個人的にはもっと評価されてもいい作品だと思っています。
突然のコメント失礼しました。
レビューに共感しました!
「毎日映画コンクール」で受賞したのは嬉しかったんですが、個人的にはもっと評価されてもいい作品だと思っています。
突然のコメント失礼しました。
Re: タイトルなし
ターンダウンさん、はじめまして。
コメントありがとうございます。
第65回毎日映画コンクールでアニメーション映画賞を受賞したのは目出度いですね!
おっしゃるとおり、もっともっと評価されて多くの人に観て欲しい作品です。
コメントありがとうございます。
第65回毎日映画コンクールでアニメーション映画賞を受賞したのは目出度いですね!
おっしゃるとおり、もっともっと評価されて多くの人に観て欲しい作品です。
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トラックバックの反映にはしばらく時間がかかります。ご容赦ください。劇場鑑賞「カラフル」
「Colorfulカラフル」を鑑賞してきました森絵都の名作児童文学を「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲」「河童のクゥと夏休み」の原恵一監督でアニメ映画化した...
『カラフル』・・・“生きてる?”from P
待望の原恵一監督最新作!
なんだかんだ言ってこの夏私が一番楽しみにしていたのが本作『カラフル』である。温かさに優しさ、そして時には残酷さをも容赦なく描きあげる原テイストは今回も如何なく発揮されていた。
あ~やっぱり原監督の世界はいいなあ。今のところ私に...
カラフル
自分自身の、色。
カラフル
日曜日はポケモンスタンプラリーをやって、夜は川崎にサッカーを観に行っていたが、実はその間に試写会もあったという忙しい日だった(^_^;)。
試写会が3時
『カラフル』(2010年・原恵一監督版)
----これと同じタイトルの映画って、以前にもなかった?
確か、そのときは実写だったような…。
「うん。中原俊監督版だね。
それを、その年のぼくのベストワンでもある『河童のクゥと夏休み』を監督した原恵一が
手掛けるというんだから、
これは期待するなという方が無
カラフル
日本を代表するアニメーション監督として、不動の地位を築いた原恵一。アニメーション業界のみならず、映画界からもその動向に注目が集まる原恵一の最新作『カラフル』がついに2010年夏公開されます。原作は、『風に舞いあがるビニールシート』で「第135回直木賞」を受賞
『カラフル』(2010)/日本
監督:原恵一原作:森絵都脚本:丸尾みほ試写会場 : よみうりホール公式サイトはこちら。<Story>「おめでとうございます、抽選にあたりました!」突然現れた天使により“...
カラフル
直木賞作家・森絵都のベストセラー小説のアニメ化。罪を犯した魂が抽選に当たり、自殺した少年の体を借りて現世にホームステイするというファンタジードラマ。監督は『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦』の原恵一。声の出演は宮崎あおい、麻生久美子、高
『Colorful カラフル』
'10.08.01 『Colorful カラフル』(試写会)@よみうりホール
yaplogで当選! いつもありがとうございます。普段アニメ映画ってジブリも含めてあまり見ない。苦手ということはないんだけど、なんでかな… 見てみようと思ったのは、『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ アッパレ!...
カラフル
8月1日(日)@よみうりホールで鑑賞。
休みの日の試写会だから当てたかったが外れた。
まあ、いっかってことであきらめていたら、rose_chocolatさんから嬉しいお誘いがあり、急遽行って参りました。
rose_chocolatさんありがとうございました。
それにしても、暑い...
必要なのは家族愛。映画「COLORFUL」見てきました
見てて疑問に思ったのは、中身は別人なのに、なぜそこまで他人の家族に感情を込められるのか。演技ならば、それはそれで必然性を感じないので違和感を感じるし、何かしらの感情が心の中に渦巻いているのならば、やはり所詮は他人なのだから、感情が露わになるほど入れ込む...
カラフル
試写会、観てきました。
声の出演
宮崎あおい
麻生久美子
南明奈
高橋克実
etc
麻生久美子、宮崎あおいが声優に起用されたということで、期待感大だったのだけれど、
正直言っちゃえば、んー、イマイチね。
やっぱり、と言うべきか…、
思っていた以上にダメだっ
アニメ映画 『カラフル』 感想
「カラフル」な色には、飛びつきたくなるほどきれいな色もあれば、
見つめるのをためらうような汚い色もある。
人の内面はカラフルだというならば、
僕も確かにそうで、自分がどの色か分からなくて迷う時がある。
自分の中の汚い色を見過ごしてしまいたい時がある。
...
『カラフル』試写会。 対象年齢設定について『ベスト・キッド』旧作からの変化と比べるのも面白い
『カラフル』 2010/08/21公開 公式:http://colorful-movie.jp/
『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲』『河童のクゥと夏休み...
カラフル
森絵都の名作児童文学を『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ 帝国の逆襲』『河童のクゥと夏休み』の原恵一監督でアニメ映画化した感動 ファンタジー・ドラマ。死んだはずの主人公が天使から再挑戦のチャンスを もらい、自殺した少年の体を借りてその家族や周…
カラフル
直木賞作家の森絵都のベストセラー小説を、「クレヨンしんちゃん」シリーズや「河童のクゥと夏休み」などで知られる原惠一監督がアニメ映画...
カラフル・・・・・1750円
原恵一監督の最新作「カラフル」は、ファンタジーの形で魂の再生を描いたホームドラマ。
制作は「ガンダム」などで知られるサンライズで、同...
カラフル
十人十色の輝き。
【映画評】カラフル
生まれ変わって新しい身体を手に入れた〈ぼく〉の魂が、友情を育む中で成長していく姿、彼の家族の再生を描いた青春ファンタジー。
カラフル
ぼくがぼくであるために。
『カラフル』
森絵都の『カラフル』って児童文学だったんですね。(未読)2000年公開の実写版『カラフル』未見。今回のアニメ版劇場予告のみ見て行ってきました。突然現れて当選を告げる...
「カラフル」生きているという色
ぼくは死んだ、けれども冥府行きの改札場所で突然「修行」を言い渡される。自殺で死んだ男の子の魂と入れ替わって暮らしてみろ、と。そうやって、ぼくは気乗りがしないまま中学三年...
僕が僕であるために~『カラフル』
黄泉の国への入り口で「プラプラ」と名乗る少年に呼び止められた「僕」。抽選
により、輪廻のサイクルへの再挑戦が認められたのだという...
「カラフル」感想
直木賞作家・森絵都原作小説を、「河童のクゥと夏休み」の原恵一監督、サンライズ制作でアニメ映画化。 「地獄は一定」 本作を鑑賞中、歎異抄の中にある有名な一節が、小生の脳...
南明奈さんの似顔絵。
森絵都さん原作の小説の映画化(アニメ化)。
ちなみに、過去、実写版も製作されています。
春先に書店で原作を見つけ、何となく面白そうだなと、
この公開を待っていました。
気付けば「トイ・ストーリー3」とは、また違った涙が溢れました。
「おめでとうございます。
映画「カラフル」を見てきた
先ほどレイトショーを見てきました。以下感想。 私が見るには年を取りすぎたかな。年基準でもないような気もするけど。ちょっと自分の期待値が高すぎた。物語そのものが思春期の話なので、現実の渦中にいるおっさんには、まあそういう事もあるよねと過ぎた事であった。 ...
人生はカラフル アニメ編
1日のことですが、映画「カラフル」を鑑賞しました。
死んだ主人公の魂が 当選によって 天使により
自殺した少年 真の体にホームステイすることになって・・・
なんともファンタジーな感じながらも
その後はあくまで普通の青春劇
派...
『カラフル』 アニメにこだわりながら写実的な表現を徹底させた、ひと味もふた味も違うアニメ映画
『カラフル Colorful』
アニメにこだわりながら写実的な表現を徹底させた、独特の表現が秀逸な作品です。
まるでアニメ映画であることを忘れてしまうような、でも実写の現実感とは違う、不思議な感覚にとらわれます。
(C) 2010 森絵都 / 「カラフル」製作
カラフル
<<ストーリー>>突然現れて当選を告げる天使の計らいで、死んだはずの“ぼく”の魂は、自殺してしまった少年・真の体に“ホームステイ”...
★カラフル(2010)★
ただいま、サヨナラした世界。上映時間127分製作国日本公開情報劇場公開(東宝)初公開年月2010/08/21ジャンルドラマ/ファンタジー映倫G【解説】森絵都の名作児童文学を「クレヨンしんち...
カラフル
2010年9月12日(日) 20:15~ TOHOシネマズ川崎1 料金:1200円(レイトショー料金) パンフレット:未確認 『カラフル』公式サイト 感動アニメで知られる原恵一の新作は児童文学が原作。 なんと2000年に実写で映画化されている。 罪を犯した男が、正しい輪廻のサ
映画『カラフル』を観てきました。
アニメーション独特の軽い質感だからこそ訴求できる世界が、この作品にはあると思います。
『Colorful』
あなたの色はあなたが決めればいいこと。ただ自分の色を具体的に特定できる人なんてこの世には誰一人としていないけれど。
直木賞作家・森絵都先生の小説をあの原恵一監督が映画化したこの作品。尾崎豊の時代もアンジェラ・アキの時代も思春期を過ごす子供たちの気持ちは...
カラフル
2010年9月12日(日) 20:15~ TOHOシネマズ川崎1 料金:1200円(レイトショー料金) パンフレット:未確認 『カラフル』公式サイト 感動アニメで知られる原恵一の新作は児童文学が原作。 なんと2000年に実写で映画化されている。 罪を犯した男が、正しい輪廻のサ
『カラフル』をテアトルダイヤ1で観て、立派だなあと呟く男ふじき☆☆☆☆
五つ星評価で【☆☆☆☆堂々立派】
第一生命、田中麗奈の第一でナイト販促商品
「堂々人生」もびっくりする堂々っぷり。
いやあ、真面目だなあ。
真面目を押し通そうとすると敬遠されてしまうような
この御時世によく、こんな真面目な映画を作ったなあ。
だっ...
Colorful カラフル/冨澤風斗、宮崎あおい
先日感想をアップした森絵都さんの同名小説「カラフル」をあの傑作アニメ『河童のクゥと夏休み』の原恵一監督が映画化したアニメーション作品です。劇場予告編もとても好印象で楽しみにしていましたが、この物語の結末を知った上での鑑賞がどうなるのかがちょっと気がかり...
「カラフル」
明るくて暗くて、苦くて甘い、中学生の原風景。
実はこの夏「インセプション」に次いで楽しみにしていたのがこの作品だ。
予告では何度も目にしており、原恵一監督が中学生の複雑な心情をどのように描くのか興味があった。
原作は未読だったが、オチというか物語のか
カラフル
無難な仕上がりになったという感・・・かな。
《 カラフル 》
おすすめ度:4.0
原作は森絵都の同名小説。監督は「クレヨンしんちゃん」の劇場版を手掛けてきた原恵一。キャストも豪華で、宮崎あおい、南 明奈、中尾明慶、麻生久美子、高橋克実と有名人多数出演。中でも宮崎あおいと麻生久美子の声は素敵でした。愛着のある人物描...
『カラフル』'10・日
あらすじ突然現れて当選を告げる天使の計らいで死んだはずの“ぼく”の魂は、自殺してしまった少年真の体に“ホームステイ”をすることに・・・。感想KAT-TUNの田中聖主演で、ひっそ...
映画「カラフル」の試写会に行ってきちゃいました♪
映画「 カ ラ フ ル 」の試写会に行ってきちゃいました♪
【題名】 「 カ ラ フ ル 」
【出演者】
小林真: 冨澤風斗 、佐野唱子: 宮崎あおい 、桑原ひろか: 南明奈 、プラプラ: まいける 、早乙女: 入江甚儀 、沢田先生: 藤...
映画『Colorful』 試写会にて鑑賞
『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦』 『河童のクゥと夏休み』 どちらも劇場鑑賞を逃したのが 本当に残念だ
「カラフル」
明らかに「素晴らしき哉、人生!」を思わせる話だが、すでに主人公が死んでしまっているのと、キリスト教文化圏ではない日本で「天使」を出すわけにもいかないというのが、アレンジのしどころ。案内役の子供(に見える)の髪の毛の逆立ち方が天使風なのだが、そうだとは一
カラフル
一度死んだ魂が別の人間の体に入り込んで新たに生きるというポジティブな再生ドラマ。直木賞作家・森絵都の同名小説を『クレヨンしんちゃん アッパレ!戦国大合戦』、『河童のクゥと夏休み』の原恵一監督が映画化したアニメ作品。
物語:ある罪を犯して彷徨っていたひと...
カラフル(56点)評価:△
総論:母親いじめのケジメをつけてください劇場版「クレヨンしんちゃん」シリーズや「河童のクゥと夏休み」で高評価を得た原恵一監督による、森絵都の小説「カラフル」のアニメ映画化...
カラフル
気がつけば、ブログ更新を1週間おさぼり。 『河童のクゥと夏休み』の原恵一監督作品
カラフル
10年/日本/127分/ファンタジー・ドラマ/劇場公開
監督:原恵一
エンディングテーマ:miwa『青空』
声の出演:冨澤風斗、宮崎あおい、南明奈、まいける、藤原啓治、麻生久美子、高橋克実
<ストーリー>
プラプラという天使によって中学生・小林真として人生を...
カラフル(原恵一監督)
『嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲
』、『河童のクゥと夏休み
』が
大好きな作品になった原恵一監督の作品とあれば、
是非観に行かなくては!
しかし、公開終了間近に行った映画館は満席でした。(T^T)
評判良かったのに、あまりやってなかったんですよね。
...
カラフル
Colorful カラフル
★★★★☆(★4つ)
ボクは、一度死んだ。
気がつくと、僕は小林真だった。
前世で罪を犯したボクは抽選に当たり、自殺したばかりの小林真の体に入り、もう一度下界に戻って再挑戦するチャンスが与えられる。家族、友人を新たな目で見て、ボクは?...
[映画]カラフル
ほんの少し前の映画が紹介します。『カラフル』というアニメ映画です。2010年8月に公開されました。森絵都の小説「カラフル」が原作で、原恵一監督の映画です。死んだはずの少年が ...