『ぼくのエリ 200歳の少女』 カメラの秘密
『ぼくのエリ 200歳の少女』の原作者であり、脚本も担当したヨン・アイヴィデ・リンドクヴィストは、公式サイトに短い会話を書きだした。
「入っていい?」
「入れてよ。」
「どうぞ。」
主人公たる少年少女、すなわちオスカーとエリは、こんな会話を繰り返す。
粗暴な大人や級友たちに比べて、なんと丁寧で慎ましやかなことだろう。
学校でも家庭でも「浮いている」オスカーにとって、唯一エリは同じペースで話せる相手だ。
そしてオスカーがまともに見られるのもエリだけだ。
オスカーの孤独と孤立を際立たせるため、カメラは多くのものをあえて写さない。
母親も女性教師も、フレームに収まるのは肩から下ばかり。顔が映ることはない。
フォーカスを合わせる対象はオスカーが注視したところだけで、他のものはすぐにぼやけてしまう。
オスカーが見ている世界は、何と狭く小さいのだろう。
多くのものが、オスカーの視界にあるだけで彼を苦しる。オスカーは視界に収めることを拒絶する。
そしてオスカーは自分の姿すら正視できない。
ガラスに映ったオスカーは、二重三重にぶれてしまい、何者なのか判然としない。
カメラはオスカーの目となり、ぶれた姿を見つめ続ける。
劇中、出かけようとするオスカーに、母親が声を掛ける。
「テレビを見てればいいじゃない。」
オスカーは振り向きもせずに答える。
「テレビはつまらないよ。」
母親は独りテレビを見続ける。
「こんなに面白いのに。」
テレビを面白いと思う人には、オスカーの孤独は判らない。
みんなで同じ番組を見て、同じように楽しんでいればいいのだ。
そんな中で、顔がはっきり映る女性はエリだ。
オスカーがまっすぐ見られるのはエリしかいない。
だからもう、オスカーはエリと一緒にいるしかないのだ。
たとえエリが女の子じゃなくても。人間じゃなくても。
「ここを去って生き延びるか。とどまって死を迎えるか。あなたのエリより」
エリの伝言を見て、オスカーははじめて抵抗することを知る。
そのときを境に、母親の顔も女性教師の顔も、オスカーは見られるようになる。
母親の怒る顔や頬笑む顔を、カメラは捉える。
しかし所詮、エリが与えてくれた勇気でしかない。
エリがいなければ持続できない。
1982年、ストックホルム郊外のブラッケベリ。
原作者の生まれ故郷であるこの街は、雪に覆われ、どこまでも冷たい風景が続く。
悲劇をもハッピーエンドだと思わせるほどに。
『ぼくのエリ 200歳の少女』 [は行]
監督/トーマス・アルフレッドソン 原作・脚本/ヨン・アイヴィデ・リンドクヴィスト
出演/カーレ・ヘーデブラント リーナ・レアンデション
日本公開/2010年7月10日
ジャンル/[ホラー] [ロマンス] [サスペンス]
http://bookmarks.yahoo.co.jp/bookmarklet/showpopup?t='+encodeURIComponent(document.title)+'&u='+encodeURIComponent(location.href)+'&ei=UTF-8','_blank','width=550,height=480,left=100,top=50,scrollbars=1,resizable=1',0);">
「入っていい?」
「入れてよ。」
「どうぞ。」
主人公たる少年少女、すなわちオスカーとエリは、こんな会話を繰り返す。
粗暴な大人や級友たちに比べて、なんと丁寧で慎ましやかなことだろう。
学校でも家庭でも「浮いている」オスカーにとって、唯一エリは同じペースで話せる相手だ。
そしてオスカーがまともに見られるのもエリだけだ。
オスカーの孤独と孤立を際立たせるため、カメラは多くのものをあえて写さない。
母親も女性教師も、フレームに収まるのは肩から下ばかり。顔が映ることはない。
フォーカスを合わせる対象はオスカーが注視したところだけで、他のものはすぐにぼやけてしまう。
オスカーが見ている世界は、何と狭く小さいのだろう。
多くのものが、オスカーの視界にあるだけで彼を苦しる。オスカーは視界に収めることを拒絶する。
そしてオスカーは自分の姿すら正視できない。
ガラスに映ったオスカーは、二重三重にぶれてしまい、何者なのか判然としない。
カメラはオスカーの目となり、ぶれた姿を見つめ続ける。
劇中、出かけようとするオスカーに、母親が声を掛ける。
「テレビを見てればいいじゃない。」
オスカーは振り向きもせずに答える。
「テレビはつまらないよ。」
母親は独りテレビを見続ける。
「こんなに面白いのに。」
テレビを面白いと思う人には、オスカーの孤独は判らない。
みんなで同じ番組を見て、同じように楽しんでいればいいのだ。
そんな中で、顔がはっきり映る女性はエリだ。
オスカーがまっすぐ見られるのはエリしかいない。
だからもう、オスカーはエリと一緒にいるしかないのだ。
たとえエリが女の子じゃなくても。人間じゃなくても。
「ここを去って生き延びるか。とどまって死を迎えるか。あなたのエリより」
エリの伝言を見て、オスカーははじめて抵抗することを知る。
そのときを境に、母親の顔も女性教師の顔も、オスカーは見られるようになる。
母親の怒る顔や頬笑む顔を、カメラは捉える。
しかし所詮、エリが与えてくれた勇気でしかない。
エリがいなければ持続できない。
1982年、ストックホルム郊外のブラッケベリ。
原作者の生まれ故郷であるこの街は、雪に覆われ、どこまでも冷たい風景が続く。
悲劇をもハッピーエンドだと思わせるほどに。
![ぼくのエリ 200歳の少女 [DVD]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/51BBU2l0QmL._SL160_.jpg)
監督/トーマス・アルフレッドソン 原作・脚本/ヨン・アイヴィデ・リンドクヴィスト
出演/カーレ・ヘーデブラント リーナ・レアンデション
日本公開/2010年7月10日
ジャンル/[ホラー] [ロマンス] [サスペンス]


⇒comment
No title
TB ありがとうございます。
アメリカ映画にはない 美しさがあり
せつなさが素晴らしかった
カメラに対する考察は 興味深く読ませていただきました
アメリカ映画にはない 美しさがあり
せつなさが素晴らしかった
カメラに対する考察は 興味深く読ませていただきました
Re: No title
リバーさん、コメントありがとうございます。
本作のカメラが女性の顔を映さないのは、上で述べたようにオスカーの世界を表現することと、もう一つ、隣室で話しているのが誰なのかを隠す狙いがあると思います。
いずれにしろ効果的な撮影です。
正直なところ、はじめは映画のテンポが掴めなくて退屈していたのですが、だんだん映画に馴染んでくると、もう終わるのが淋しくなってしまいました。素敵な映画でした。
本作のカメラが女性の顔を映さないのは、上で述べたようにオスカーの世界を表現することと、もう一つ、隣室で話しているのが誰なのかを隠す狙いがあると思います。
いずれにしろ効果的な撮影です。
正直なところ、はじめは映画のテンポが掴めなくて退屈していたのですが、だんだん映画に馴染んでくると、もう終わるのが淋しくなってしまいました。素敵な映画でした。
TBありがとうございます
ナドレック様、初めまして。
TBありがとうございました。
オスカーの視線から書かれたレビュー、参考になります。
そうです、確かにクローズアップで撮られているのはエリの顔だけですもんね。
いじめっ子から逃れてトイレに隠れている場面にしても、
鍵のアップと子供の声だけだったり、
全面突破したルービックキューブが雪を被っていたり、
ちょっとしたことに映像で訴えるセンスを感ずる映画でした。
また覗きに参ります。宜しくお願いします。
TBありがとうございました。
オスカーの視線から書かれたレビュー、参考になります。
そうです、確かにクローズアップで撮られているのはエリの顔だけですもんね。
いじめっ子から逃れてトイレに隠れている場面にしても、
鍵のアップと子供の声だけだったり、
全面突破したルービックキューブが雪を被っていたり、
ちょっとしたことに映像で訴えるセンスを感ずる映画でした。
また覗きに参ります。宜しくお願いします。
Re: TBありがとうございます
takさん、コメントありがとうございます。
オスカーの視点を中心に、とても繊細に撮られた映画でしたね。ハリウッドでのリメイクも楽しみですが、この繊細さはなかなか真似できるものではないでしょう。その点、たいへん優れた映画だと思いました。
どうぞまた当ブログにお立ち寄りください。
オスカーの視点を中心に、とても繊細に撮られた映画でしたね。ハリウッドでのリメイクも楽しみですが、この繊細さはなかなか真似できるものではないでしょう。その点、たいへん優れた映画だと思いました。
どうぞまた当ブログにお立ち寄りください。
No title
こんにちは。
不老長寿の孤独と12歳の少年の孤独が「リンクしているかのように」見えた、美しくも儚い映画でした。実際はエリの方がどうしようもないほど救えない存在であるのは明白なのですが。
北欧らしい真白い肌と雪の景色が神秘性を含有し、赤い鮮血の美しさを際立たせることでヴァンパイアの耽美な感覚を表し、派手ではないけど凝ったビジュアルイメージが非常に刺激的でした。
ボカシとタイトルは完全に観客をミスリードさせていますよね・・・。
不老長寿の孤独と12歳の少年の孤独が「リンクしているかのように」見えた、美しくも儚い映画でした。実際はエリの方がどうしようもないほど救えない存在であるのは明白なのですが。
北欧らしい真白い肌と雪の景色が神秘性を含有し、赤い鮮血の美しさを際立たせることでヴァンパイアの耽美な感覚を表し、派手ではないけど凝ったビジュアルイメージが非常に刺激的でした。
ボカシとタイトルは完全に観客をミスリードさせていますよね・・・。
Re: No title
Questさん、こんにちは。
そうそう、「儚い」という表現がピッタリですね。長命であるがゆえに、常人との邂逅が短く感じられるのでしょう。
ボカシとタイトルには困ったものですね。いい作品を素直に鑑賞できる環境こそ、みんなが配慮すべきことだと思います。
そうそう、「儚い」という表現がピッタリですね。長命であるがゆえに、常人との邂逅が短く感じられるのでしょう。
ボカシとタイトルには困ったものですね。いい作品を素直に鑑賞できる環境こそ、みんなが配慮すべきことだと思います。
侮れないスウェーデン
ファッションや家具や音楽でも世界を席捲しているが
映画でも席捲しつつある(もっとも原作→アメリカのリメークでだが)
「未来を生きる君たちへ」では
いじめ(暴力)はいけないと説くが
彼女は反抗しなくてはと説く、もちろん大人と子供の違いもあるが
世の中暴力では解決しないという奇麗事だけでは済まされず
暴力でしか解決しない問題もある
映画でも席捲しつつある(もっとも原作→アメリカのリメークでだが)
「未来を生きる君たちへ」では
いじめ(暴力)はいけないと説くが
彼女は反抗しなくてはと説く、もちろん大人と子供の違いもあるが
世の中暴力では解決しないという奇麗事だけでは済まされず
暴力でしか解決しない問題もある
Re: 侮れないスウェーデン
すわっと 優優さん、こんにちは。
世の中暴力では解決しないという奇麗事だけでは済まないのは、おっしゃるとおりだと思います。
ただ、ここで「解決」という言葉を使うのが適切でしょうか。
大辞泉によれば、「解決」には次の二つの意味があります。
1 問題のある事柄や、ごたごたした事件などを、うまく処理すること。また、かたづくこと。
2 疑問のあるところを解きほぐして、納得のいくようにすること。また、納得のいくようになること。
http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?p=%E8%A7%A3%E6%B1%BA&stype=0&dtype=0
暴力によって1番は実践できるかもしれませんが、2番はどうでしょう。
暴力がもたらすのは「解決」ではなく「決着」なのかもしれません。
世の中暴力では解決しないという奇麗事だけでは済まないのは、おっしゃるとおりだと思います。
ただ、ここで「解決」という言葉を使うのが適切でしょうか。
大辞泉によれば、「解決」には次の二つの意味があります。
1 問題のある事柄や、ごたごたした事件などを、うまく処理すること。また、かたづくこと。
2 疑問のあるところを解きほぐして、納得のいくようにすること。また、納得のいくようになること。
http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?p=%E8%A7%A3%E6%B1%BA&stype=0&dtype=0
暴力によって1番は実践できるかもしれませんが、2番はどうでしょう。
暴力がもたらすのは「解決」ではなく「決着」なのかもしれません。
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タイトルから分かる通り、これ、純粋無垢なフツウのラブストーリーではありません
恋した相手はヴァンパイア!
スウェーデンのスティーヴン・キングこと
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ぼくのエリ 200歳の少女
スウェーデンの人気作家ヨン・アイヴィデ・リンドクヴィストのベストセラー小説『モールス』を本人の脚本で映画化。ヴァンパイアと孤独な少年の恋愛を描いたラブストーリーだ。主演はカーレ・ヘーデブラントとリーナ・レアンデション。監督はトーマス・アルフレッドソン。...
『ぼくのエリ200歳の少女』(2008)/スウェーデン
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『ぼくのエリ 200歳の少女』
注・内容(ネタバレ)、ラストに触れています。鑑賞後にお読みください。スウェーデンのスティーヴン・キングこと、ヨン・アイヴィデ・リンドクヴィストのベストセラー小説『モールス』を映画化した『ぼくのエリ 2
ぼくのエリ 200歳の少女
7月5日(月)@ヒューマントラストシネマ渋谷で鑑賞。
この日は某所で「瞳の奥の秘密」を観てから会社にとんぼ返り。
戻りは土砂降りに近い雨に降られて少しめげた。
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ぼくのエリ 200歳の少女 【何もかも キミさえいれば 怖くない】
『ぼくのエリ 200歳の少女』 Låt den rätte komma in / 英題:LET THE RIGHT ONE IN
2008年・スウェーデン
ヨン・アイヴィデ・リンドクヴィスト著『モールス...
ぼくのエリ 200歳の少女【試写会】
作品情報
タイトル:ぼくのエリ 200歳の少女
制作:2008年・スウェーデン
監督:トーマス・アルフレッドソン
出演:カーレ・ヘーデブラント、リーナ・レアンデション、ペール・ラグナー
あらすじ:ストックホルム郊外で母親と暮らす12歳のオスカー(カーレ・ヘーデ...
「ぼくのエリ 200歳の少女」(試写会)
お勧め度:★★★☆☆
製作年 : 2008年
製作国 : スウェーデン
配給 : ショウゲート
上映時間 : 115分
監督 : トーマス・アルフレッドソン
原作・脚本 : ヨン・アイヴィデ・リンドクヴィスト
出演 : カーレ・ヘーデプラント 、 リーナ・レアンデション 、 ペール・ラ...
「ぼくのエリ 200歳の少女」
「Låt den rätte komma in」…aka「Let the Right One In」2008 スエーデン
オスカーにカーレ・ヘーデブラント。
エリにリーナ・レアンデション。
エリの父親にペール・ラグナー。
監督、編集にトーマス・アルフレッドソン。
12歳になる少年オスカーはストッ...
ぼくのエリ 200歳の少女
気になる映画。
ともやの琴線に激しく触れる映画を発見しました。
ヨン・アイヴィデ・リンドクヴィスト原作の小説「モールス」を映画化。
2008年に公開されたスウェーデン映画「ぼくのエリ 200歳の少女」(原題:LAT DEN RATTE KOMMA IN/英題:LET THE RIGHT ONE IN)。...
ぼくのエリ200歳の少女
孤独な少年が初めての恋に落ちた。その相手の謎めいた少女は12歳のまま、時を超えて生き続けるヴァンパイアだった。スウェーデンのベストセラー小説「モールス」を映画化した禁断の恋の物語。トライベッカ映画祭で最優秀作品賞を受賞。監督は、トーマス・アルフレッドソ...
《 ぼくのエリ 200歳の少女 》
おすすめ度:4.0
ヴァンパイアと少年の淡い初恋という、一見、かけ離れたジャンルを見事に融合させたスウェーデン映画。とても切なくとても奥深い、雪景色を背景にどことなく哀愁の漂う作品です。物語の主人公は、金髪に透き通る様な白い肌、少年にも少女にも見える
「ぼくのエリ~200歳の少女」~<愛の意味>を問う残酷なメルヘン
数学者の森毅氏が亡くなった。享年82歳である。著書に触れたことはないが、自然科学に通じた氏の論評は実に刺激的だった。以下に一例を記したい。
<蟻を働き者、普通、怠け者に3等分する。働き蟻を集めた?精鋭軍団?の勤勉度は33%ずつになり、怠け蟻だけの?窓際集
ぼくのエリ 200歳の少女
怖ろしくも、哀しく、美しい12歳の初恋
原題 LAT DEN RATTE KOMMA IN/LET THE RIGHT ONE IN
製作年度 2008
製作国・地域 スウェーデン
上映時間 115分 映倫 PG12
ホラー みたことか!
暑い夏にはやっぱりホラー。都内まで出かけて、ホラー映画3本ハシゴしてきました。まずはユナイテッド・シネマ豊洲。「ゾンビランド」わたしの中ではですけど、今年観た中で、一番おもしろい!(笑)ゾンビ映画が今年の一番っていうのは、やや抵抗ありますけど、ゾンビ映画がB
映画「ぼくのエリ 200歳の少女」
タイトルだけで、少女が何者かはすぐに見当つくし、チラシにも堂々と書いてあるが、一風変わったヴァンパイアものである。すぐに想い浮かべたのは、私も大好きな名作『小さな恋のメロディ』だった。
『ぼくのエリ ~200歳の少女』
'10.07.18 『ぼくのエリ 200歳の少女』@銀座テアトルシネマ
『きな子』から、『くらげくん』まで時間があるので、急いでランチして京橋へ移動。『ぼくのエリ』鑑賞。ブロガーさん達の間でとっても評判がすごくいいので、とっても見たかった。
*ネタバレありです!
「学...
「ぼくのエリ 200歳の少女」
この感じ、好きだよ!
『ぼくのエリ 200歳の少女』
80もの映画賞にノミネートされ、60の映画賞を受賞している映画を観てきました。ストックホルム近郊の町...
ぼくのエリ 200歳の少女
今日は、各国の映画祭で数々の賞を受賞し、ハリウッドでのリメイクも決定しているスウェーデン産ファンタジー・ホラー『ぼくのエリ 200歳の少女』についてです。 ちょっとネタバレありなので、未鑑賞の方はご注意を。 …
「ぼくのエリ 200歳の少女」:国際医療センター前バス停付近の会話
{/hiyo_en2/}国際医療センターも新しい建物になったみたいね。設備も最新なんでしょうね。
{/kaeru_en4/}じゃあ、万一ヴァンパイアに襲われたら、ここに駆け込めば助かるかな。
{/hiyo_en2/}「ぼくのエリ 200歳の少女」みたいに?
{/kaeru_en4/}そう、そう。永遠に年
■映画『ぼくのエリ 200歳の少女』
いわゆるボーイ・ミーツ・ガールな少年の成長物語かと思っていたら、大きく裏切られる北欧ヴァンパイア・ムービー『ぼくのエリ 200歳の少女』。
いじめられっこの孤独な少年とエキゾチックでミステリアスなヴァンパイア少女の切なくも美しい恋…というような表現は、こ...
『ぼくのエリ 200歳の少女』・・・
2008年:スウェーデン映画、トーマス・アルフレッドソン監督、ヨン・アイヴィデ・リンドクヴィスト原作&脚本、カーレ・ヘーデプラント、リーナ・レアンデション、ペール・ラグナル出演。
ぼくのエリ 200歳の少女
満 足 度:★★★★★★★★★★
(★×10=満点)
銀座テアトルシネマにて鑑賞
2010年07日11日 公開
監 督:トーマス・アルフレッドソン
キャスト:カーレ・ヘーデブラント
リーナ・レアンデション
ペ
ぼくのエリ 200歳の少女
一人きりの部屋で、オスカーは「ブタの鳴きマネをしろ」と口ばしる。冬なのに上半身に服を着ず、手にはナイフを持って、少年のたたずまいは謎めいて不穏。少年が言ったのは、同級生が彼に放った言葉で、彼は毎日のように彼らにいじめられていたのだ。同じアパートに女の子...
ぼくのエリ 200歳の少女
★★★★
いとしのエリ
『リトルショップ・オブ・ホラーズ』を思い出した。
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■31. ぼくのエリ 200歳の少女
'08年、スウェーデン原題:Let the Right One in監督・編集:トーマス・アルフレッドソン製作:ヨン・ノードリング、カール・モリンデル原作・脚本:ヨン・アイヴィデ・リンドクヴィスト 『モールス』撮影:ホイット・バン・ホイットマ音楽:ヨハン・ソーデルクビスト美
ぼくのエリ 200歳の少女
スウェーデン人気作家ヨン・アイヴィデ・リンドクヴィストのベストセラー 『モールス』を原作者自らの脚色で映画化。 同級生のイジメにあう孤独な少年がヴァンパイアの少女と出会い、ひょんな ことから恋に落ちていくも彼女の正体を知った少年の戸惑いと、彼女を受け 入…
映画に五目並べ?(ぼくのエリ 200歳の少女)
ぼくのエリという映画を観てきたんですが、とても血の気が多い映画でしたね。血の気が多いのに、美しく仕上がっているラブストーリー? ラブストーリーですが、ホラー好きでなかったらデートには向かないと思います。 で、劇中に、親子で紙に鉛筆で何か書き込んでゲーム…
映画「ぼくのエリ 200歳の少女 」北欧発のヴァンパイア映画はちょっとテイストがちょっと違う
「ぼくのエリ 200歳の少女 」★★★☆
カーレ・ヘーデブラント、リーナ・レアンデション、ペール・ラグナル出演
トーマス・アルフレッドソン監督、115分、 2010年7月10日より順次公開、2008,スウェーデン,ショウゲート
(原題:LET THE RIGHT ONE IN)
...
『ぼくのエリ、200歳の少女』
身を切るような北欧の冬。
白い雪上に赤い染みが滴るとき、
孤独と孤独を足し合わせ、運命に掛け合わせて導かれる。
少年がそっと手を伸ばす、その先の世界に見えたもの。
『ぼくのエリ、200歳の少女』
2008年/スウェーデン/115min
監督:トーマス・アルフ...
「ぼくのエリ 200歳の少女」静寂と気高さ
ヴァンパイア映画の続いた今年。
群を抜いて存在感のある作品となったこの映画は、さすがハリウッド版でスピードリメイクされるだけのことはある!
透き通るような肌の、透き通るほど純粋な少年の初恋は、息を呑むような透き通る大自然の北欧の、誰の足跡も無い真っ白に...
ぼくのエリ 200歳の少女
■「ぼくのエリ 200歳の少女/Lat Den Ratte Komma In」(2008年・スウェーデン)
監督=トーマス・アルフレッドソン
主演=カーレ・ヘーデブラント リーナ・レアンデション ペール・ラグナー
いじめられっ子の少年オスカーは友達もなく、夜な夜なナイフを持...
ぼくのエリ 200歳の少女 (Låt den rätte komma in)
監督 トーマス・アルフレッドソン 主演 カーレ・ヘーデブラント 2008年 スウェーデン映画 115分 ラブロマンス 採点★★★★★ 初恋の思い出ってのはさっぱり覚えていないんですが、初めての彼女の事は意外とまだ覚えているもので。未練とかそんな感じのは全然ない…
ぼくのエリ 200歳の少女
『ぼくのエリ 200歳の少女』
LET THE RIGHT ONE
【製作年度】2008年
【製作国】スウェーデン
【監督】トーマス・アルフレッドソン
【出演】カーレ・ヘーデブラント/リーナ・レアンデション...
ぼくとエリの闇の列車旅
「ぼくのエリ 200歳の少女」
「闇の列車,光の旅」
ぼくのエリ 200歳の少女
恐ろしくも、哀しく、美しい、12歳の初恋。
世界中の映画祭で60の賞を受賞した禁断の恋物語!
ハリウッドでも早々にリメイクされたみたい
いじめられっこで繊細な12歳の少年オスカーは友達が欲しい...
ぼくのエリ 200歳の少女
ぼくのエリ 200歳の少女 / LAT DEN RATTE KOMMA IN
2008年 スウェーデン映画
監督:トーマス・アルフレッドソン
脚本・原作:ヨン・アイヴィデ・リンドクヴィスト
撮影:ホイテ・ヴァン・ホイテ...
「ぼくのエリ 200歳の少女」(LET THE RIGHT ONE IN)
バンパイアの恐怖や哀しみと同時に、内気で孤独な少年の切なくも美しい初恋を繊細に描いたヒューマン・ラブ・ファンタジー「ぼくのエリ 200歳の少女」(2008年、スウェーデン、115分、トーマス・アルフレッドソン監督作品)。この映画は、スウェーデン・ストッ...
DVD:ぼくのエリ 200歳の少女
クロエ・グレース・モレッツ主演のモールスがとてもおもしろかったので、その原作であるぼくのエリ 200歳の少女をDVDで見ました。
ネタ元を訪ねて 第一弾 『ぼくのエリ 200歳の少女』
監督:トーマス・アルフレッドソン出演:カーレ・ヘーデブラント、リーア・レアンデションスウェーデン映画 2008年 ・・・・・・ 7点リメイク版・・・『モールス』2010年