『告白』 はじけたのは何か?


 「私には判っている。」

 『告白』の登場人物たちが、何度か口にするセリフだ。
 「私には判っている。」
 そう云いながら、判っているはずの相手とのコミュニケーションは、実のところ断絶している。

 中学を舞台とした本作には、2人の教師が登場する。
 生徒の名前を呼び捨てにして友達のように振る舞おうとする熱血教師・寺田良輝と、生徒を呼び捨てにしないことを心がけている森口悠子。
 いずれも生徒たちとのコミュニケーションは断絶している。
 そもそも、人と人は本当にコミュニケーションなどできるのだろうか。

 原作者の湊かなえ氏は、教師の経験もあるという。
 教壇に立ったとき、目の前に広がるのはどんな情景だったのだろう。

 パチン。

 希望が、期待が、大切なものが、弾けたときに、耳元で音がする。
 パチン。パチン。
 コミュニケーションを取ろうとしても、聞こえてくるのはそんな音だけかも知れない。


 優れたミステリーである本作は、13~14歳の子供たちの惨劇が描かれる。
 中学は、誰もが通ったことのある場所であり、そこで起こることは誰しも多かれ少なかれ身に覚えがあるはずだ。


 私がこの作品を観に行ったとき、遅れて入ってきたカップルが前列に陣取り、マクドナルドの袋を広げた。
 ガサ、ガサガサと紙袋の音が響き、飲み物のキャップにストローを突っ込むキキキという音が加わった。充満するポテトの匂い。
 困ったな、と私は思ったのだが、心配するには及ばなかった。
 上映が始まると、画面から一瞬たりとも目が離せず、セリフは一言たりとも聞き逃せず、場内は静まりかえったままだった。
 前列のカップルは、エンドクレジットが流れるまで、ついに飲み食いできずに終わった。

 場内が明るくなると、隣のカップルは笑いだした。妙にはしゃいだ声で話し始める。
 それはそうだ。
 人ごととは思えないこの映画の重い空気を跳ねのけるには、無理に笑ってみるしかない。
 だが、その笑顔にちからはない。
 できるのは、劇場から逃げ出すことだけだ。


 『告白』は、13~14歳の子供たちをとおして命の重さに焦点を当てた傑作だ。
 ある人にとって重い命も、別の人にとっては軽い。軽いと思った命も、別の人には重い。その連鎖が生む悲劇。
 悪いヤツは懲らしめて良いという考え方、罪を犯した者には罰を与えて良いという考えの恐ろしさ。
 そして、人々を孤立させるコミュニケーションの断絶。

 本作の寒々しい映像が、打ちつける雨が、わずかばかりの赤い炎が、普遍的な問題をえぐり出している。


 ただ、幸いと云うべきか、現実にはティーンエイジャーによる犯罪は減少している。窃盗にしろ殺人(未遂含む)にしろ、団塊の世代がティーンエイジャーの頃に比べればずいぶん少なくなっている。
 しばしば、親が子を、子が親を殺す家庭内殺人が報道されるが、これも昔に比べて増加しているわけではない。

 それよりも増えつつあるのは高齢者の犯罪だ。
 年齢層別検挙者数、すなわち各年齢層の人口に占める検挙者の割合を見ると、60歳以上の検挙者が増えている。

 法務省の「犯罪白書」は、わざわざ「高齢者による犯罪」という章を設けて、65歳以上の犯罪について述べている。
---
一般刑法犯検挙人員の人口比は、(略)元年との比較で,20~29歳が約1.3倍,30~49歳が約1.3倍,50~64歳が約2.0倍に上昇しているにすぎないのに対し,高齢者では,約3.7倍にまで上昇しており,高齢犯罪者の人口比の上昇は著しい。このように,最近の高齢犯罪者の増加の勢いは,高齢人口の増加をはるかに上回っている。
---

 パチン。

 高齢者の耳元でも、何かが弾ける音がしている。


告白 【Blu-ray完全版】告白』  [か行]
監督・脚本/中島哲也  原作/湊かなえ
出演/松たか子 岡田将生 木村佳乃 37人の生徒たち
日本公開/2010年6月5日
ジャンル/[サスペンス] [ドラマ] [学園]

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tag : 中島哲也松たか子岡田将生木村佳乃

⇒comment

TB恐縮です

ほんまにこんなに出来た作品だったとは…
屋上の曇り空もまた、印象深い設えでした…

TBありがとうございました

作者の方は教師の経験もあったのですか。
それは知りませんでした。
中身に対して、「現代の問題点を・・・」云々みたいな記事を見かけますが、それほどいまどきとも感じませんでした。
普遍的ですよね。こういうのは。
あまりの陰鬱さに、これは映像にまですべき話ではなかったのでは・・とも感じた次第です。
彼女の書く本を読んで、彼女から学んだ方たちは、どんな思いを感じるのでしょうね。

こんにちは

遅れてきたカップルの最後の笑いは、ウエルテルの場違いでマヌケな提案にバカ笑いで応える生徒たちのソレと少し似ていますね。
それでも少しは恥じるところがあったのか。

何だか息をのむ感覚を久しぶりに味わった映画でした。

Re: TB恐縮です

別冊編集人さん、コメントありがとうございます。
曇り空、イカしてましたね。
『パコと魔法の絵本』とは対照的な色彩やCGの使い方ですが、どちらもスタイリッシュな映像で目が離せません。
見事ですね。

Re: TBありがとうございました

sakuraiさん、こんにちは。
R15+なのも、もっともな話ですね。

この映画は紛れもなく傑作ですし、原作は未読ですがきっと傑作だろうと思いますし、原作者は鋭い観察眼と深い洞察力を持った方だろうと確信していますが、その上でやはり、彼女から学んだ方たちがどんなことを感じるだろう、ということは私も思いました。

元教師のミステリ作家が、どれくらいいらっしゃるかは知りませんが、その教え子が有名人になって恩師の作品の感想を公にするのは珍しいことだと思います。
コメディアンの片桐仁氏は、恩師である北村薫氏の小説『スキップ』を読んで、「自分が受けた授業が描かれていて感動した」と語ったそうです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8C%97%E6%9D%91%E8%96%AB#.E7.B5.8C.E6.AD.B4

『告白』を読んでも、間違っても「これは覚えがある」とは云えませんね。

でも、誰しも「単なるフィクションだ」と突き放せないのが怖いところです…。

Re: こんにちは

たいむさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
書き方が判りにくかったかもしれませんが、遅れて入ってきたカップルと、上映後に笑っていたカップルとは異なります。
笑っていたカップルは、デートムービーとしてこの映画を選んでしまったのでしょう。観たのは日曜日の夕刻だったので、これから映画を話題にしながら二人で食事する予定だったはずです。
で、映画を観たあとの重い空気をどうしようかと、明らかにうろたえていました。
デートムービーに選ぶには覚悟がいりますね。

これは

むしろ中学生「にも」見てもらいたい映画だと思うのですが・・
R15+はちょっと厳しいような・・・

Re: これは

谷さん、コメントありがとうございます。
中学生「にも」見てもらいたい、まったく同感です。
ただ、凄惨な話ですから、R15+になるのも判ります。凄惨な映像の印象が強すぎるという判断なのでしょう。
大人でも尾を引く映画ですからね…。

TBありがとうございます

確かに、ティーンエイジャーの犯罪が増えているとか、凶悪犯罪が増えてるなんていうのが誤解だということは知ってたのですが、高齢者の犯罪が増えているっていうのは知りませんでした。

Re: TBありがとうございます

ももたろうサブライさん、コメントありがとうございます。
高齢者の罪名で最も多いのは窃盗だそうです。
女性の罪名別構成比では、万引きが81.3%を占めてるとのこと。
おばあちゃんが万引きに目覚めているのでしょうか…。

「犯罪白書」によれば、他の罪名も急激に伸びしているそうです。
---
高齢者の一般刑法犯の検挙人員は,いずれの罪名においても,最近の伸びは急激であり,平成20年の検挙人員を元年と比較すると,殺人で約4倍,強盗で約13倍,暴行で約42倍,傷害で約8倍,窃盗で約6倍,遺失物等横領で約14倍にもなっている。
---

独白

ナドレックさんこんにちは。
いつもながらひと味違う視点のレビュー、堪能させていただきました。
冒頭30分の独白で、ただごとではない作品のレベルを感じました。
傑作だと思います。

Re: 独白

たんたんたぬきさん、コメントありがとうございます。
冒頭30分だけでも、1つの短編映画として傑作ですね。もともと原作が、まずこの部分だけで発表されていますし。

この作品を観る際に気をつけるべきなのは、「少年犯罪」を描いていると思ってしまうことでしょう。
大人が「少年犯罪」と云うとき、「自分たちはこんなことしない」という気持ちが隠れていると思います。
しかし劇中で『罪と罰』のラスコーリニコフに触れていたように、この作品はすべての人にとっての罪(犯した罪、犯された罪)と罰(科す罰、科される罰)を描いており、「少年」に限った話ではありません。
中学を舞台にすることでセンセーショナルになっていますが、主題そのものは何世紀も書かれてきたことですね。

No title

TB ありがとうございます。

レベルの高い作品でした
ストーリーはもちろんのこと、映像や音楽等
演出のチカラがすごい

傑作でした

Re: No title

リバーさん、こんにちは。
中島哲也監督は、前作『パコと魔法の絵本』で観客の涙を絞り取っときながら、次はコレかよ!と驚きました。
今年前半は韓国映画に押され気味…なんて感じていたのですが、思いっきり邦画のパワーを見せつけましたね。

中島哲也を変えた時計じかけのオレンジ

読売新聞(2010年6月18日夕刊)に、中島哲也監督のインタビュー記事がある。
「中島哲也を変えた時計じかけのオレンジ」
http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/cinema/cnews/20100618-OYT8T00593.htm

---
映画や人間に対する認識を深めて行く、そのきっかけになった最初の映画です。
(略)
「雨に唄えば」を歌いながら作家夫婦に暴力の限りを尽くす場面は、それまで見ていた映画とは全然違う衝撃で胸に迫ってきたし、ある意味気持ち良かったりする。ショックでした。そう感じてしまった自分は一体何なんだろうと。
(略)
わずか1秒か2秒ですごく大量の情報が伝わってくるというのが、映画的な瞬間というのだと思うんですけれど、スタンリー・キューブリック監督の映画はそれがとても多い。(略)僕は原作を映画にする意味を考える時、キューブリックが作った色々な映画を見ます。
(略)
倫理的、社会的正しさを声高に主張するために映画なんて作る必要ない。ある意味、暗部を含めて人間を見る方が世の中のためになる気がします。自分の悪意とか弱さをきちっと見つめる機会はあるべきだし、見つめてないと逆にやばい。なぜ、映画は良識的な人間ばかり描くようになってしまったんだろう。
(略)
「告白」にも色々な人たちが出て来ます。映画を見てる最中に彼らをどう見たか、見終わった後、考えてくれれば面白いな、と思いますけれどね。
---

インタビュアーは恩田泰子氏。
『告白』の公開時期に、中島監督から『時計じかけのオレンジ』の話を引き出したのは功績だ。

No title

中学生の集団に存在する陰湿な雰囲気は、「最近の若い者は...」というものではなくて、普遍的なものだと思いました。

そして、フィクションだから、リアルな中学生とも少し違う
誇張が入っているとも思いました。

団塊の世代が中学生だった頃、今より犯罪件数は多かったそうですが
人数が多かったから、自然と犯罪件数も今と比べると多いのではないだろうか...と思ったりしますが...
人数に対する「犯罪率」で言うと、どうなのでしょう?

Re: No title

vicさん、コメントありがとうございます。

> 人数が多かったから、自然と犯罪件数も今と比べると多いのではないだろうか...と思ったりしますが...
> 人数に対する「犯罪率」で言うと、どうなのでしょう?

上の記事及びリンク先で述べている犯罪の多寡とは、絶対数のことではありません。
年齢層別検挙者数、すなわち各年齢層10万人に占める検挙者の割合ですので、vicさんがおっしゃる「人数に対する犯罪率」のことです。
リンク先のグラフが示すとおり、団塊の世代がティーンエイジャーのころは、ビックリするくらい殺人検挙者数が多かったのです。10万人集まれば、数人は殺人者が混ざっていたわけです。
そして団塊の世代が現役を退くにつれて、高齢者の犯罪が増えています。これも絶対数ではなく、人口比で増えています。
こういうのも、昔とった杵柄というのでしょうか…。

TBありがとうございました。

TB有難うございました。
今年度の邦画の中では1,2位を争うほどの
満足度でした。単純に面白いと一言で
終わらせてはいけないほどの衝撃がありました。
復讐を達成するため、善人でいるのか、自らも
悪人となるのかその境界線を彷徨う松たか子の
演技にも魅了されました。

今度、訪れた際には、
【評価ポイント】~と
ブログの記事の最後に、☆5つがあり
クリックすることで5段階評価ができます。
もし、見た映画があったらぽちっとお願いします!!

Re: TBありがとうございました。

シムウナさん、こんにちは。
正直に告白しますと、私はこれまで松たか子さんが出演した映画や舞台は、あまり好きではありませんでした。
松たか子さんが好きではない、ということではありません。
ただ、なんとなく私との相性が良くない演出家の作品に出られていたように思います。
しかし、本作は違いました。
私にとっては初めて(?!)、大いに気に入った松たか子出演作品です。
Secret

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告白

告白 オリジナル・サウンドトラック渋谷慶一郎 劇場にて鑑賞。 いやぁ。。。この原作本を読んでおられる方の感想を 見てみると大抵が、救いようのないラストとか 憤りを感じる。とか書かれていて、なので覚悟はしていったのですけど まぁ。重いっていうかまたもや少年

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告白 オリジナル・サウンドトラック渋谷慶一郎 劇場にて鑑賞。 いやぁ。。。この原作本を読んでおられる方の感想を 見てみると大抵が、救いようのないラストとか 憤りを感じる。とか書かれていて、なので覚悟はしていったのですけど まぁ。重いっていうかまたもや少年

『告白』執拗に挟み込まれる空のカットのように。

※ネタバレ注意映画の話法に乗っかって、いつもと違う書き方で。 愛美は事故で死んだのではなく、このクラスの生徒に殺されたからです。私の告白は以上です。ぱちん どっかーん なぁんてね ここから更生するのよ

『告白』 ('10初鑑賞81・劇場)

☆☆☆☆★ (10段階評価で 9) 6月5日(土) 109シネマズHAT神戸 シアター6にて 13:10の回を鑑賞。

告白

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『告白』はひねくれまくった生命讃歌だよ。

   てなわけで、今回は話題の映画『告白』の感想。  けっこう混み合っているようで、混雑を避け、平日の朝に行って参りました。朝映画...

●「告白」

映画「告白」を観た。 「告白」チラシ すごい!! 観終わって、映像表現の凄さ、圧倒的迫力に茫然としてしまった。 重いテーマなので「よかった」というには はばかれるのだが、映画の可能性、素晴らしさを 改めて実感できる作品として、

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湊かなえさん原作の映画「告白」。 見に行ってきました。 以下、感想です。

「告白」

「告白」TOHOシネマズ日劇で観賞 中島哲也監督の華やかな世界が結構お気に入りで、おどろおどろしいといわれていたこの作品も、そんなに暗い作品だとは思っていませんでした。 確かに話の内容が復習だとか恨みだとかなので恐いといえば恐いですが、絶対に華やかな部分...

告白

「娘の愛美は、このクラスの生徒に殺されました」と言う衝撃的な台詞が印象的な、2009年度「本屋大賞」授賞作品が原作。実は、「娘の愛美は、このクラスの生徒に殺されました」のセリフが物凄く印象に残ったので、原作を読もうと思っている間に、映画化されてしまいました...

AKB48には全く興味ないんだけど、初日舞台挨拶に行けなかったので、どうせだから第2回選抜総選挙で1位になった大島優子を見てきた『告白』大ヒット御礼!舞台挨拶@TOHOシネマズ日劇1

基本、キャストが見られないと映画を見ない人w 今回は、速記というよりただ書き殴ったメモから、エジプトの象形文字を解読するようにしてお届けする、超アナログ式“そんじょそこらの映画サイトやワイドショー、芸能誌、スポーツ新聞より無駄に詳しい舞台挨拶レポ

告白

脚本ゼミのメンバーで観る映画を観る会の今回の作品です。 原作は、2009年の本屋大賞を受賞した湊かなえの同名小説。 メンバーは全員原作を読んでいたので 皆で楽しみにしてました。(^^) 特に私は、 「嫌われ松子の一生 」や「パコと魔法の絵本 」の中島哲也...

告白

? シングルマザーの教師森口悠子は、勤務先の中学校で幼い我が子を殺される。その犯人はなんと自らの教え子だった。 法によって守られ、裁かれることのない少年に、彼女が選んだ復讐の方法は、犯人に直接手を下すことなく彼らを追い詰めることだった。 既にベストセラー...

『告白』

  □作品オフィシャルサイト 「告白」□監督・脚本 中島哲也□原作 湊かなえ□キャスト 松たか子、木村佳乃、岡田将生、西井幸人、下村直樹、橋本愛■鑑賞日 6月13日(日)■劇場 チネチッタ■cyazの満足度 ★★★★(5★満点、☆は0.5)<感想> こ...

告白

 「面白い度× 好き度×」  告白します。この映画は・・・うわ~超つまらねえ・・・!  この映画、観客動員数現在一位で、評論家も映画ブロガーも大絶賛の期待作だったのですが

「告白」

間違いなく、私の今年度の邦画第1位だろうなあ。ただし、そもそも、観る邦画の数は少ないんだけど。なーんてね。

映画「告白」感想と採点 ※ネタバレあります

映画『告白』を本日、TOHOシネマズデーにて鑑賞。千円とは言え、午前中で50名程、半分以上は2~30代の女性グループ。 採点は、★☆☆☆☆(5点満点で1点)。100点満点なら15点。最後まで演じ切った俳優陣たちには4点以上付けたいですが、脚本、演出、宣伝で各マイナス1点...

告白(2010)

告白が、あなたの命につきささる。 遅まきながら、鑑賞して参りました。実は6月の気になる映画、観たい映画には入れてなかった。「嫌われ松子の一生」の中島監督作だということを知ったのと、そしてブロガーさんの評価もかなり良いこともあって、、、、。これはやはり観...

★「告白」

今週の平日休みの2本目。 松たか子はなーー、声のトーンがイマイチ、ひらりんに合わず、 ヴィヨンの妻もHEROの検事の助手も良かったけど・・・。 今回は原作の評判が良かったのと、 予告編見てたら、ドッカーーンと爆発するシーンがあったので、 こりゃまた、中島哲...

告白

とある中学校の1年B組。 終業式後のホームルームで、担任の森口悠子(松たか子)が静かに語り出す。 「わたしの娘が死にました。警察は事故...

告白 (2010)

日本 監督:中島哲也 原作: 湊かなえ 『告白』 出演:松たか子、木村佳乃、岡田将生、西井幸人、藤原薫、橋本愛、他 かなり前から期待していた作品です ・・・やってくれました とある中学校の終業日。1年B組の担任・森口悠子は、ある告白を始める。数ヵ月前、シン

告白

2010年6月14日(月) 21:50~ TOHOシネマズ日劇3 料金:1000円(TOHOシネマズデイ) パンフレット:600円(買っていない) 『告白』公式サイト 中学校が舞台。 松たか子演じる教師、娘が生徒に殺されたと復讐に燃えるミステリー。 原作は本屋大賞受賞。例によって

【告白】

★★★★……★は5個で満点。☆は半分。ネタバレ有りなのでご注意。 【物語】とある中学校。終業式後のホームルームで、1年B組の担任・森口悠子(松たか子)は、37人の生徒を前に語...

「告白」えげつない…。

[告白] ブログ村キーワード  「下妻物語」「嫌われ松子の一生」「パコと魔法の絵本」の中島哲也 監督最新作。「告白」(東宝)。公開前から『かなりの問題作』って声が聞こえてましたが、なるほどこれは、予想された以上に“衝撃の問題作”でございましたよ。  とあ...

映画を観た~告白~

本文はこちら→

映画 「告白」

原作小説は本屋大賞を受賞しているのは知っていましたが未読。 劇場予告編を観て気になっていましたがようやく観に行くことが出来ました。

告白

ちょっと重い感じがして、先送りにしてたんだけど。 みなさん、かなり気になってるようで、観ておこうかなと思い、「告白 」を鑑賞。 「UCとしまえん 」は、金曜日の夕方にしては多いのかなぁ。 「告白 」は、大きめのスクリーンで、2~3割。 (C...

[映画『告白』を観た]

☆仕事を定時で終え、近所のプールに行き、サウナに入り、イオンモールに行き、フードコートで食事をして、レイトショーで映画を観てくるという充実した一日でした。  明日も仕事があるので、このレビューは短信でごめんなさい。  でも、みんなに評価の高いこの作品だ...

告白

ちょっと重い感じがして、先送りにしてたんだけど。 みなさん、かなり気になってるようで、観ておこうかなと思い、「告白」を鑑賞。「UCとしまえん」は、金曜日の夕方にしては多いのかなぁ。 「告白」は、大きめのスクリーンで、2~3割。 【ストーリー】 女教師・森口...

告白

「告白」監督中島哲也原作湊かなえ出演*松たか子(森口悠子)*岡田将生(寺田良輝)*木村佳乃(犯人Bの母)内容とある中学校の1年B組、終業式後の雑然としたホームルームで、教壇に...

映画「告白」

2010/6/14 109シネマズ木場。 松たか子、岡田将生、木村佳乃、 そのほかのキャストはみな若い、本当の中学生らしい。 ** ある中学校、3学期の終業式で担任の森口悠子(松たか子)が語り始める。 森口悠子は娘を保育園に預けるシングルマザーの教師。 遅くなる

「告白」

オープニングのてんで勝手をしながらミルクを飲む学級崩壊した中学生たちの姿が、即大きな「赤ん坊」に見える。そのカオスの中で淡々と松たか子が「告白」を続けて、しかし周囲の荒れ方はまったく収まらない。さすがに舞台経験の多い人のせいか、声も姿も端正な調子が崩れ...

告白

湊かなえさんの小説は『告白』『贖罪』と読みましたが、どちらもイッキ読みせずにはい

★映画「告白」・・・見ました!

◆映画「告白」見ました!・・・公式ページはコチラ原作読み終わって「面白いよ!」って、スナJr.に回したのは去年お正月映画化が発表されたときから今の菅さん並に?期待値が高かった映画で・・・      ちなみに、その時の日記(コチラ観終わ...

【告白】★松たか子

告白が、あなたの命につきささる告白 HP告白 シネマトゥデイスタッフ監督・脚本:中島哲也原作:湊かなえ撮影:阿藤正一/尾澤篤史照明:高倉進録音:矢野正人美術:桑島十和...

告白 (2010) 106分

 4ヶ月ぶりの映画鑑賞に、これを選びました。

告白

★★★★★ 今日はみなさんにイジメをしてもらいます 娘を殺された女教師の、他人の心理を巧みに操る復讐劇。 犯人である生徒のトラ...

告白

告白 - goo 映画 映画の予告編が衝撃的だったので、原作を読もうと本を買い映画はスルーの予定でした。が、あまりに見に行った人の評判が良く...

『告白』(2010)/日本

監督・脚本:中島哲也原作:湊かなえ出演:松たか子、岡田将生、木村佳乃公式サイトはこちら。<Story>女教師・森口悠子(松たか子)の3歳の一人娘・愛美が、森口の勤務する...

映画「告白」

映画「告白」を観ました。

告白

監督:中島哲也 2010年公開(日本) 久しぶりに衝撃を受けた作品です。 ストーリーの展開が読めそうで読めない所が良い! 松たか子さんの演技が凄すぎる! カメラワークやBGMもセンスが良い! 私の中ではパーフェクトな作品です。 予備知識なしで観賞される事をお勧

「告白」は一つだけではなかった

最後まで引き込まれ、あっと言う間の106分。エンドロール中は放心状態で、雲を見つめてた。これが『告白』なのかぁ。。。「これが私の復讐です」想像も出来なかったラスト。強烈でしたわぁ。。。多くの方の感想が、「考えさせられる」、「言葉では伝えられない」など、衝撃を

【告白】

監督:中島哲也 出演:松たか子、岡田将生、木村佳乃   先生の娘を殺したのは、誰? 「ある中学の1年B組、終業式の騒がしいホームルームで担任教師の守口が語り始めた。 自分の小さな娘愛美が死んだのは事故ではなかったこと。そして犯人はこのクラスの生徒だと

告白 (松たか子さん)

映画『告白』は、『嫌われ松子の一生』、『パコと魔法の絵本』などで有名な中島哲也監督が、2009年本屋大賞を受賞した湊かなえ氏の同名小説にほれ込んで映画化した作品です。 松たか子さんは、主演の教師・森口悠子 役で出演しています。 先日、劇場に観に行きました。 ●...

松たか子さんの似顔絵。

※映画「告白」のネタバレあるので、気になる方は、読まないでください。 「愛美は事故死ではありません・・ 愛美はこのクラスの生徒に殺されたのです。 誤った生徒を、正しい道に導くのが教師の務め。 さきほどあなたがたが飲んだ牛乳、(犯人である)2人が飲んだ牛乳...

更新が途絶えた日&映画「告白」

5月11日から毎日更新してた蓮介ブログがお休みだった昨日。。。

「告白」

 快作である。勝因は、作者が題材の“本質”を見抜いている点にある。原作の湊かなえの同名小説は私も読んでいるが、あれを“教育問題に深く切り込んだ社会派ミステリー”だと思う読者はあまりいないだろう。有り体に言えば“ブラックな笑劇”であり、単なる与太話である...

告白

現在公開中の邦画、「告白」(監督:中島哲也)です。TOHOシネマズ六本木ヒルズのシアター6で観賞しました。 「にわか映画ファン」の私には、非常に新鮮に感じられる作品でした。「え?いきなりクライマックスか?」と面食らってしまう冒頭シーン。各登場人物の「告白」

告白

登場人物全員が狂っているこの作品。ホラー映画のような恐怖ではない、ただ狂っている。 教え子に娘を殺害された教師を演じる松たか子。殺...

告白

満 足 度:★★★★★★★★★★    (★×10=満点)    試写 ニッショーホールにて鑑賞    2010年06月05日 公開  監  督:中島哲也 キャスト:松たか子       岡田将生       木村佳乃、他 ■内容■  とある中学...

【映画】告白

▼動機 バカにしに ▼感想 驚くほど良く出来た映画化 ▼満足度 ★★★★★★☆ いいかも ▼あらすじ とある中学校の1年B組、終業式後の雑然としたホームルームで、教壇に立つ担任の森口悠子(松たか子)が静かに語り出す。「わたしの娘が死にました。警察は事故

告白

先生の娘を殺したのは、誰? 『告白』を観ました! 原作は、湊かなえさんの同名小説。この方、2009年の本屋大賞を受賞して以来大人気ですけれど、実は私は読んだことがなく…映画化に伴って、原作本が本屋で平積みになっていたのでパラパラと見てみたのですが、その場では

映画 ■■告白■■

見る予定じゃなかったんだけど 評判があまりに良いので 見に行きました。

【告白(2010)】 偉業

■『告白』公式サイト 【ネタバレあり】 原作本を図書館で予約しておいたら思いのほか早くに入手できた。普通は活字のが面白いだろうからスクリーンで観賞後に読むのがよかろうもんと思ったのだが、映画は中島監督なだけに原型をとどめてないだろうし、どう調理するの...

【告白】 湊かなえ 著

愛美は事故で死んだのではなく、このクラスの生徒に殺されたからです…はっきりいって、本音が語られてる怖い話です [:ショック:]  一日一回のポチッ、よろしくお願い致します [:next:] 人気blogランキング【あらすじ】我が子を校内で亡くした女性教師が、終業式のHR...

告白

大評判の『告白』をTOHOシネマズ日劇で見てきました。 (1)この映画の原作本である湊さかえ氏の同名の小説は、一昨年の『週刊文春』の「ミステリーベスト10」で第1位であり、また本屋大賞をも受賞していますから、いつもだったらとっくに読んでいるところなのですが、なぜ...

『告白』@テアトルダイヤ

とある中学校の1年B組、終業式後の雑然としたホームルームで、教壇に立つ担任の森口悠子が静かに語り出す。「わたしの娘が死にました。警察は事故死と判断しましたが、娘は事故で死んだのではなくこのクラスの生徒に殺されたのです」教室内は一瞬にして静まりかえり、この...

No.220 告白

予告編から、そのストーリーに惹かれて これは映画館で観るべき、1800円払っても問題ないと 思いました。元はベストセラー小説ですが、 原作が注目されている事は知っていましたが、 冒頭からラストまで中だるみがなく、釘付け状態でした。

映画:告白

 予告編の短い告白だけで惹き付けられてしまった映画、告白を観てきました。

告白

監督:中島哲也  出演:松たか子 岡田将生 木村佳乃 橋本愛 下村直樹 西井幸人『パコなんとか』はつまんねーなあと思ったわけだけど、この作品の方向性は大歓迎。とても嬉しい。素直に。この映画、好きか嫌いかって、そりゃ当然相当好き。だけれども。だけれども。

告白

やっと観てきました。口コミでかなり評判になっているそうで、公開開始から1ヶ月経ったレイトショーでも結構観客が入っていました。なんというか、衝撃的で凄い映画でした。3月2...

映画「告白」

映画「告白」公式サイト 映画「告白」映画情報(eiga.com) ○作品情報(eiga.comより) 監督・脚本:中島哲也 プロデューサー:石田雄治、鈴木ゆたか、窪田義弘 原作:湊かなえ 撮影:阿藤正一、尾澤篤史 照明:高倉進 美術:桑島十和子 製作国:2010年日本映画 上映時間:1...

告白 レビュー(ネタバレあり)

 【ストーリー】市立中学校1年B組の3学期の終業式の日、担任の森口悠子(松たか子)は生徒たちを前に間もなく自分が教師を辞めることを告げる。「命」について語り始めた森口は、数カ月前に起きた娘の死に触れる。学校のプールで溺れ死んだ彼女の一人娘は、警察には事...

告白 レビュー(ネタバレあり)

 【ストーリー】市立中学校1年B組の3学期の終業式の日、担任の森口悠子(松たか子)は生徒たちを前に間もなく自分が教師を辞めることを...

「告白」試写会

 「告白」の試写会に行ってきた。本屋大賞を受賞した小説の映画化で、監督は「嫌われ松子の一生」とか「パコの魔法の絵本」の中島哲也氏。極彩色のファンタジーなイメージが強いん...

●『告白』

先日、松たか子主演の『告白』を観てきました。 公開間近までは全く気にならなかったのに、直近のCMの「ドッカ~ンってね!」 という台詞と爆発シーンに一気に興味がそそられて。 原作は湊かなえの同名ベストセラー小説ですが、私は読んでないので、 映画だけ

映画『告白』の何が面白かったか総括してみよう

 どんな人のブログの記事を見ても未だに理解できないのが映画『告白』の何が面白かったか。この映画を見た人たちがなにかしらの衝撃を受けたからこそ、この映画は話題作になっている

映画 ” 告白 ”

 この原作が本屋大賞をもらったことも知らず あらすじもほとんど知らないまま  松たか子が主演するというだけで 観に行った  普段から 本とそれを映画化した作品は別のものだと 思っている  この原作の内容は  読んだら きっと おぞましさ むごさだけを想...

『告白』

後味が悪いけれども傑作と話題の『告白』を観てきました。 あらすじは、 女教師・森口悠子の3歳の一人娘・愛美が、森口の勤務する中学校のプールで溺死体にて発見された。数ヵ月後、森口は終業式後のホームルームにて「私の娘はこの1年B組生徒二人に殺されたのです...

告白 【粛々と これが私の 復讐と】

『告白』 2010年・日本 少年犯罪を軸にした湊かなえのベストセラー小説を映画化。  少年犯罪は法的に厳しく裁けないから、自分で復讐すん...

告白

公開前からうちのにゃおが見たいと言っていて、ワタクシも興味はあったんだけど、まぁ邦画だしなぁということでレンタルでいいかと思っていたんだけど、先日友達に薦められたこともあって、やっぱり見に行くことにしました。公開から随分経っているのに映画館はまだいっぱ...

「告白」【映画】

中島哲也監督作品、松たか子主演の、 映画 「告白」を観た。 娘を殺された女教師の、命の授業がはじまる (原作批評はこちら) 感想。 ?教室、うるせー。(席についているだけマシか) ?少年Aと少年B、カブる。(外見が) ?えっ、鼻血!? 見所。 ?色彩。 ...

告白

公開中 中島哲也監督     出演 松たか子、岡田将生、木村佳乃 他 新評価 3.0 愛娘が教え子に殺された。法律は未成年を罰さない。 ゆえに教師は自ら手を下すことなく間接的に、 罪の意識のない彼らに真の反省を促す。 なんだか「ひとりスパイ大作戦」みたい。...

『告白』  純粋たる悪意

監督 :中島哲也 脚本 :中島哲也 原作 :湊かなえ 『告白』 出演 :松たか子、岡田将生、木村佳乃 制作 :2010年 日本  R-15 ...

「告白」

                                 「告白」 ユナイテッドシネマ豊島園にて。 原作・湊かなえ 監督・中島哲也 かなり物議をかもしている本作をやっと観て参りました。 私は「原作既読」だと、ダメなのかもしれません(T_T)。本作も原作...

[映画] 告白

TVで予告を見てから、すごく見たかった作品。 雑誌などを読んでみても、すごく好評価で、 「早くも今年一番」というような意見も目にしていたので。 内容が暗いのは覚悟で行きました嶺 土屋アンナさんが、中島監督に対して、 「暗くね?」と言っているのも見て…

告白

物語は【告白】で始まり、【告白】で繋がり、【告白】で終わる。 09年本屋大賞に輝き、上半期単行本フィクション部門第1位(日販調べ)を記録したベストセラー、『告白』(湊かなえ/双葉社)。「生徒に娘を殺された」という女教師の告白からはじまり、殺人事件に関わった登...

『告白』 (2010)

とても面白い映画でした。作品に引き込まれました。テンポも良くて、あっという間に終わってしまった感じです。

告白

TVCMでは松たか子氏演じる女教師、森口悠子が唐突に語り始めるショッキングな台詞 「娘の愛美はこのクラスの生徒に殺されました・・・」が印象的な作品 監督 中島哲也 原作 湊かなえ 出演 松たか子 岡田将生 木村桂乃 ストーリー シングルマザーの女教師森口

映画 「告白」

 2009年の本屋大賞を受賞した湊かなえの小説が原作。中島哲也監督の重量級力作だ。  ほぼ原作どおり、複数の登場人物の「告白」によって構成されている。ただ原作とまったく印象が違うのは、クラスの騒々しさだ。  教師・松たか子の告白を、生徒たちはシーンとした雰...

告白

2010年 監督:中島哲也 出演:松たか子    木村佳乃    岡田将生 へー、日本てこんな映画作れたりするんだー。 松たか子演じる教師の復讐、 途中は空しさを感じ、やり遂げて勝ったわけでもなかった。 自分を消耗してでもやりたかったところに、...

■22. 告白

'10年、日本監督・脚本:中島哲也プロデューサー:石田雄治、鈴木ゆ たか、窪田義弘原作:湊かなえ撮影:阿藤正一、尾澤 篤史照明:高倉進美術:桑島十和子松たか子  森口悠子岡田将生  寺田先生(ウェルテル)木村佳乃  犯人Bの母日本の中で、一番病んでいて、一番不

告白

鑑賞映画館:TOHOシネマズ梅田 シアター3 鑑賞日時:6月7日 評価:A+ 原題:告白 製作:2010年 日本 監督:中島哲也 出演:松たか子  芦田愛菜 山口馬木也 西井幸人 藤原薫 木村佳乃 岡田将生 橋本愛 映画生活 goo映画 映画 「 告白 」 予告編 最新long版 …

映画「告白」見ました

  小説は随分前に読みました。 小説はとても面白かったけど、結局誰一人救われないので読後どんより・・・ 映画化の話を知った時は「これをどんな風に?」っていうところに興味がわきつました。 小説の映画化という意味では、超完璧・・・というか小説でいまいちリ...

告白

告白 ★★★★★(★満点!) 私の2010年、Best of movieでした。DVDになりましたね。 作品としての演出、完成度の高さに脱帽(いや、話は暗いんですけどね) すごいです。 原作も読んだけど、映画もすごい。本の映画化が多い中でも、映像化されても楽しめた作品です
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