『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』 一刻も早く観よう!

「ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書」オリジナル・サウンドトラック 「この物語には、現代との共通点が、とても多いと考えた。だから、すぐに作って公開したかったんだ。作った年に、公開したかったのさ。」[*1]

 「脚本を読んだのは2017年2月で、すごい迫力で迫ってきました。報道機関が直面している壊滅的な攻撃を思い起こさせ、撮影中だった一つの作品に関する仕事以外はスケジュールを空けて、この映画を撮ることにしました。17年中に完成させるという目標に向かってみながまとまり、自分の作品で最も短期間で完成しました。この映画は私たちにとっての『ツイート』のようなものです。」[*2]

 スティーブン・スピルバーグ監督のその言葉どおり、2016年9月27日に撮影を終えていた『レディ・プレイヤー1』のポスト・プロダクションと並行して『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』の制作は開始され、撮影され、そのポスト・プロダクションを終え、2018年3月の『レディ・プレイヤー1』公開に先駆けて2017年12月には本作の限定公開に漕ぎ着けた。翌年1月には米国で拡大公開されている。つまり、制作陣が猛スピードで作っただけではないのだ。配給会社も興行会社も一丸となり、この映画を一刻も早く観客に届けようと邁進したのだ。
 それだけ、この映画を作らずにいられなかったのだ。その映画人たちの決意と危機感に、身が引き締まる思いがする。

 本作の時代設定は1971年。第37代大統領リチャード・ニクソンの政権下での現実の出来事を追っているが、ニクソン政権によるマスコミへの攻撃や嫌がらせの描写を見れば、誰もが本作公開時のドナルド・トランプ政権によるマスコミへの攻撃や嫌がらせを連想するに違いない。そしてフェイクニュースがはびこり、SNSがそれを蔓延させてしまう「ポスト真実」の時代にあって、事実を国民の目にさらそうとする内部告発者とマスコミ人の人生を賭けた闘いの物語に、深く考えざるを得ないはずだ。
 トランプ政権の発足直後にこの脚本を手にしたスピルバーグが、今すぐこの映画を作らなければと考えたのはとうぜんだろう。

 もちろん、本作は単なるトランプ政権批判ではない。スピルバーグ監督はこうも述べている。
 「人の心を動かす力強い物語で、脚本を2年前に読んでいたらそのときに撮影していただろうし、今から2年後に読んだらそのときに撮っていたでしょう。オバマ政権下でもブッシュ政権下でも通用する映画だと思います。」[*2]
 本作が取り上げた報道の自由と権力の問題、国民の知る権利の問題は、時代と国を超えて普遍的なテーマである。

 「彼らが負ければ、我々も終わりだ。」
 ニューヨーク・タイムズ紙が記事差し止めの仮処分命令を受けたのを見て、ワシントン・ポスト紙の面々が報道に及び腰になる中で、トム・ハンクス演じるワシントン・ポスト編集主幹ベン・ブラッドリーが発した言葉は、ナチズムに抵抗して強制収容所に入れられたマルティン・ニーメラーの詩「彼らが最初共産主義者を攻撃したとき」を思わせて、胸に響く。


 同時に、本作はジャーナリストに矜持を求める映画でもある。
 権力におもねないのはもちろんのこと、読者に受けそうな記事に終始もしない。徹底的に事実を追求し、国民に正確に知らしめる。新聞社といえども営利企業であるから、それは難しいことでもある。

 「質が上がれば、収益はついてきます。」
 ワシントン・ポストの社主キャサリン・グラハムはそう云おうとして、体が固まってしまう。その難しさがよく判っているからだろう。少し前のシーンで、彼女はブラッドリーに対して、女性が喜びそうな記事を増やすようにと云ったばかりなのだ。

 結局のところ、メディアの姿勢を左右するのは大衆の支持の有無なのだ。本作が描くのは、ワシントン・ポストの社内事情だけではなく、同紙を支持した米国社会だ。同様の覚悟が今もあるのか、現代社会の一人ひとりが問われている。

               

 スピルバーグ監督の凄いところは、この硬派の映画を、政治的主張に凝り固まったお堅いだけの作品に終わらせず、スリルとサスペンスに満ちた抜群に面白い娯楽作に仕上げ、最後には観客を感動させてしまうことだろう。

 以前、私は、スピルバーグ監督の欠点は映画を面白くし過ぎるところだと書いたことがある。スリルやサスペンスで盛り上げずに、落ち着いたトーンでじわじわ胸に迫るようにすればいい映画でも、スピルバーグはつい観客をワクワクさせてしまう。それがやり過ぎだと感じることがあったのだ。
 けれども本作は、そんなスピルバーグの特徴が活きた映画になっている。硬派な題材と、政府や銀行・法律家との闘いと、刻一刻と迫る新聞発行の締め切りとが入り混じって、絶妙なサスペンスを醸し出す。
 近年のスピルバーグ監督作の中でも、ズバ抜けた面白さだろう。


ペンタゴン・ペーパーズ 「キャサリン・グラハム わが人生」より また、メリル・ストリープ演じる社主キャサリン・グラハムを主人公に据えた本作は、女は靴やドレスの記事を読んでればいいとされていた時代の、女性の戦いの物語でもある。専業主婦だったキャサリン・グラハムが、男性役員と対立しながら経営者として成長していく様が、本作のもう一つの見どころだ。

 スピルバーグをして「すごい迫力」と云わしめた脚本を書いたリズ・ハンナ、プロデューサーのエイミー・パスカル、クリスティ・マコスコ・クリーガーらとの仕事も、スピルバーグには充実していたようだ。
 公式サイトには、彼のこんな言葉が紹介されている。
 「グラハムが自身の声や個人的な責務を見い出していく様には勇気づけられる。私自身も、毎日現場で素晴らしい女性たちに囲まれて光栄だった。(略)皆が才能にあふれている。とてもエキサイティングな撮影だった。」


 羨ましいのは、本作のマクガフィンとなるのが「ペンタゴン・ペーパーズ」、すなわち非公開の政府文書であることだ。政府内で文書がきちんと保管されており、本作では文書公開の是非は争われても、文書の存在の信憑性については疑う余地がない。
 奇しくも日本は、本作が公開された2018年、財務省の決裁文書が改竄されていた事件で揺れに揺れていた。政府内に存在する文書が存在しないとされていたりと、文書の扱いの軽さ、ずさんさには目を覆うものがあった。そんな我が国では、本作のような文書を巡るサスペンスは作れそうもない。

 ともあれ、この映画がいま作られたことに――スピルバーグが「すぐに作って公開したかった」と云うその時代に生きて、いま観ることができたことに、心から感謝したい。


[*1] 「スピルバーグが「ペンタゴン・ペーパーズ」を「すぐに公開したかった」理由とは?」 2018年3月23日 映画.com

[*2] 「言論の自由は崖っぷちに スピルバーグ、米国のいま語る」 2018年3月6日 朝日新聞デジタル


「ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書」オリジナル・サウンドトラックペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』  [は行]
監督/スティーヴン・スピルバーグ
脚本/リズ・ハンナ、ジョシュ・シンガー
出演/メリル・ストリープ トム・ハンクス サラ・ポールソン ボブ・オデンカーク トレイシー・レッツ ブラッドリー・ウィットフォード アリソン・ブリー ブルース・グリーンウッド マシュー・リス
日本公開/2018年3月30日
ジャンル/[ドラマ] [サスペンス] [伝記]
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【theme : アメリカ映画
【genre : 映画

tag : スティーヴン・スピルバーグ メリル・ストリープ トム・ハンクス サラ・ポールソン ボブ・オデンカーク トレイシー・レッツ ブラッドリー・ウィットフォード アリソン・ブリー ブルース・グリーンウッド マシュー・リス

『ブラックパンサー』 持てる者の義務

ブラックパンサー (オリジナル・スコア) 【ネタバレ注意】

 「危機にあって、賢者は橋を架け、愚者は壁を作る。」
 (In times of crisis, the wise build bridges, while the foolish build barriers.)


 マーベル・シネマティック・ユニバースの18作目『ブラックパンサー』は、史上最高のスーパーヒーロー映画と呼ばれるだけあって、前代未聞の傑作だ。
 マーベル・シネマティック・ユニバースの他の作品との絡みは抑え気味で、予備知識なしでも楽しめる。波瀾万丈のストーリーと魅力的なキャラクター、そのうえ躍動感あふれるアクションに満ちて、娯楽映画としても申し分ない。記録的なヒットを飛ばすのもとうぜんだろう。


■反転した構図

 中でも特筆すべきなのが、「常識」を覆す世界観だ。
 かつてアフリカは暗黒大陸と呼ばれ、未開の地として扱われた。長きにわたる奴隷貿易や植民地化、また内戦・紛争等に悩まされたアフリカには、現在も後発開発途上国と位置づけられる国が多い。
 けれども、本作の舞台ワカンダ王国は、最貧国と呼ばれるエチオピアや南スーダンに接しながら、世界最高の超文明を誇っている。アフリカは貧しく遅れているという思い込みを、鮮やかに引っ繰り返してくれるのだ。

 しかも、未知の土地に踏み込む白人の物語といえば、アラン・クォーターメンやインディ・ジョーンズを主人公にした作品のように、高度な知識や技術を持った文明人たる白人が、野蛮で遅れた土人を相手に冒険するのが定番だったのに、本作の白人キャラ、エヴェレット・ロス捜査官は、ワカンダの進んだ科学と技術に戸惑うばかり。

 これはすなわち、文明が「進んでいる」とか「遅れている」という状態が、一時的なもの、相対的なものでしかないことを表している。

 人類発祥の地であるアフリカには、もともと高度な文明が存在したし、近年の発展も目覚ましい。たまたまここ数世紀はヨーロッパの躍進が目立ったからといって、それを過去も未来も不変のものと捉えるのは大間違いなのだが、一度広まった思い込みは簡単には覆せない。
 本作は、そんな「常識」に囚われた世間に反省を促している。


【映画パンフレット】 ブラックパンサー■三つの選択肢

 こうして、これまでの映画とは反対の構図を示したところで、本作がテーマにしたのは、持てる者は持たざる者にどう接するべきかということだ。

 こんにち、先進諸国は、貧しい国からの移民や、紛争地域からの難民への対処に悩まされている。もしかしたら自分たちの豊かな生活が損なわれるかもしれないのに、門戸を開くべきなのだろうかと、疑問に思う人もいるはずだ。
 ところが本作では、真に進んだ文明を持ち、豊かさを謳歌しているのはワカンダだけだ。ワカンダから見れば、欧米もアジアも幼稚な技術しか持たない遅れた国である。
 かくして、観客が属するのが先進国かどうかは相対化され、誰もが一歩引いた客観的な立場から問題を俯瞰できるようになる。

 そして、三つの考えが示される。

 一つは、先王をはじめ、これまでワカンダ王国の人々がとってきた態度だ。すなわち、壁を築いて外部の人間を拒み、自分たちだけが豊かな生活を謳歌し続けるというもの。
 難民を大量に受け入れたり、他国の膨大な困窮者に関わっていたら、自分たちの生活まで破壊されかねない。そう考える人は、現実に少なくあるまい。
 これまで先進国の多くがこのような態度をとってきたし、こうした主張をますます強める人もいる。本作が公開された2018年は、他国とのあいだに文字どおり壁を作る、難民受け入れを制限すると主張したドナルド・トランプが、第45代米国大統領に就任して政権を担った時代だった。

 二つ目は、先王の弟やキルモンガーらの主張。困難な状況にある人々を放っておかず、その決起を助けようというものだ。キルモンガーらには彼らなりの正義がある。利他的でもある。世の中を良くしようという情熱に突き動かされた彼らは、同志を得て勢力を拡大する。
 だが、ときに暴力に訴えてでも世界を変えようとする考えは、現実の過激派、テロリストに通じるものだ。
 かつての大日本帝国にも、白人の支配からアジアを解放しようと考えた人がいたかもしれないが、2000万人以上といわれる犠牲者を出した戦争の釈明にはなるまい。

 三つ目は、本作の主人公にしてワカンダ国王、ブラックパンサーことティ・チャラの考えだ。ティ・チャラは、先王のように他国の人々の苦しみに目をつぶって自国の繁栄だけを考えることはできない。さりとて、キルモンガーの急進的な意見に与する気もない。
 本作は、悩み、迷うティ・チャラが、どのように決断するかが最大の見どころだ。

 本作の特徴は、悪人がいないことである。
 中盤に登場する武器商人のユリシーズ・クロウこそ絵に描いたような悪人だが、クロウが物語に占めるウエイトはそれほど大きくない。
 クライマックスはティ・チャラとキルモンガーの戦いであり、それは一つの正義と別の正義のぶつかり合いだ。見応えあるアクションの連続だが、本作の戦闘シーンは、ティ・チャラと同胞たちの心の葛藤を視覚的に表した比喩でしかない。
 だから、この物語の結末はキルモンガーを倒すことではない。ワカンダが外国での福祉施設づくりに乗り出すことであり、ティ・チャラが国家元首として国連で行う演説だ。

 「我が国は、物陰から眺めているのはやめます。もうそんなことはできません。そんなことをすべきではないのです。私たちは、お互いをこの地球の仲間として扱う手本になりましょう。
 今や、これまで以上に、分断の危機が私たちの生存を脅かしています。大切なのは、分断よりも繋がり合うことです。
 危機にあって、賢者は橋を架け、愚者は壁を作ります。私たちは一体となって、互いに助け合う方法を見つけなければならないのです。」

 壁は有刺鉄線やコンクリートでできたものだけではない。ティ・チャラが乗り越えねばならなかったのは、彼と人民の心の中の壁だった。

 あらゆる自然現象と同じく、富もまた偏在する(放っておくと偏りが生じることを、物理学では「ゆらぎ」という)。その偏在に抗い、いかに偏りを解消するか。そこにこそ人間の英知が試される。

 偏りが起こるきっかけは様々だ。たまたま資源があった、たまたま環境に恵まれた、たまたま富を集めるのに適した遺伝子を持って生まれた。いろいろな要因があるだろう。
 本作では、たまたま鉱物ヴィブラニウムを含む隕石が落ちてきたことが、ワカンダの発展の基礎となった。ワカンダ人は、超文明を築けたのがヴィブラニウムのおかげであることを――ヴィブラニウムがなければ貧しく遅れた国だったかもしれないことを――知っている。それを知っているということが、彼らの正義の源なのだ。


 本作は、米国のみならず中国でも英国でも韓国でも、各国で大ヒットしている。2018年4月15日現在、米国歴代興行収入第3位世界歴代興行収入第10位を記録し、2013年公開の『アナと雪の女王』を抜き去っている。
 多くの国の人々がこの映画を支持しているのは喜ばしい。

 スティーブン・ピンカーは人類史を振り返り、長い歳月のあいだに人間の暴力は減少していると述べた。その原因の一つが、活版印刷の発明による書籍の普及だ。書籍を通じて他者の行為や考えを知るようになって、人々のあいだに共感の輪が拡大し、人道主義が広まったという。
 映画もまた、他者の行為や考えを知り、思いを共有するのに有効な手段だろう。映像や音響を通して情報を伝達する映画は、印刷物以上に強い影響をもたらすかもしれない。
 それだけに、世界中の観客がティ・チャラの言葉に耳を傾け、その理念に触れているかと思うと心強い。

 残念ながら、日本の客足は今一つだが。


映画公開記念 BLACK PANTHER ブラックパンサー - Stance / ポスター 【公式 / オフィシャル】■ロールモデルとしての映画

 ティ・チャラが、自分たちの持てるものを他の国々と分かち合うつもりだと発表したとき、ワカンダの実態を知らない"先進国"の代表が質問した。
 「農業国のあなた方が何を分かち合うというのです?」
 ここでいう農業国とは、農業が発達した国という意味ではない。国の産業が農業くらいしかなく、その農業も他国が注目するほどのものではない国という意味で使っている。

 ティ・チャラが分かち合おうと云っているのは、彼らの進んだ科学技術だ(資源ではない。ライアン・クーグラー監督は、ワカンダのヴィブラニウムをコンゴ民主共和国の鉱物コルタンになぞらえたという。希少な鉱物が武装勢力の資金源になり、紛争が長期化しているコンゴ民主共和国。その悲劇をよそに、コンゴ民主共和国の資源を手に入れた外国は、希少な金属をスマホやパソコン等の電子機器、工業製品に利用して繁栄を享受している。ワカンダの設定は、コンゴ民主共和国を取り巻く構図を逆転させたものでもある)。
 これが本作のもう一つのテーマである。

 本作は、科学技術の重要性を印象づけるために、エヴェレット・ロス捜査官に重傷を負わせる。
 このままではロスが死ぬ。ロスを救えるのは、ワカンダの医療技術だけだ。
 そのためティ・チャラは、禁を破って外国人ロスをワカンダに運び込み、門外不出の技術を使って、瞬く間にロスを回復させた。

 この展開には重要なメッセージが込められている。
 豊かな自然や農作物も大事だが、火急の際に人の命を救うのは、まず第一に科学技術であるということだ。ワカンダの人々が豊かな暮らしを送れるのも、優れた科学を有するからだ。それがあるから、彼らは世の中を変えることができるのだ。

 これは、各国がSTEM教育に力を入れている状況に呼応しよう。「stem」とは「幹」とか「茎」といった意味だが、ここでは Science, Technology, Engineering and Mathematics の頭文字で、科学・技術・工学・数学を指す。もちろん、これらの分野だけを学べばいいわけではないが、その大切さは本作を観れば実感できるだろう。


 国際学力調査の結果によれば、少なからぬ国で、女子よりも男子のほうが科学や数学の成績が良い。これは男女の能力差というよりも、その国の社会的価値観が影響しているといわれる。
 マーベル・シネマティック・ユニバースには多くの天才科学者・発明家が登場してきた。アイアンマンことトニー・スターク、インクレディブル・ハルクことブルース・バナー、初代アントマンのハンク・ピム等々。天才外科医のドクター・ストレンジもいた。
 だが、彼らはことごとく男性だった。男の子が憧れる、模範とする科学者・発明家のヒーローはいたが、女の子にはいなかった。かろうじて、マイティ・ソーの恋人ジェーン・フォスターが天文物理学者(天才物理学者ではない)だったくらいだ。

 けれども、本作に至ってようやく女性の天才科学者が登場した。ティ・チャラの妹シュリ王女は、多くの女性のロールモデルになることだろう。


ブラックパンサー (オリジナル・スコア)ブラックパンサー』  [は行]
監督・脚本/ライアン・クーグラー
脚本/ジョー・ロバート・コール
出演/チャドウィック・ボーズマン マイケル・B・ジョーダン ルピタ・ニョンゴ ダナイ・グリラ マーティン・フリーマン ダニエル・カルーヤ レティーシャ・ライト ウィンストン・デューク フォレスト・ウィテカー アンディ・サーキス アンジェラ・バセット
日本公開/2018年3月1日
ジャンル/[SF] [アクション] [アドベンチャー]
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【theme : 特撮・SF・ファンタジー映画
【genre : 映画

tag : ライアン・クーグラー チャドウィック・ボーズマン マイケル・B・ジョーダン ルピタ・ニョンゴ ダナイ・グリラ マーティン・フリーマン ダニエル・カルーヤ レティーシャ・ライト ウィンストン・デューク フォレスト・ウィテカー

日本映画部門への投票 日本インターネット映画大賞 2017年度

映画ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険 [Blu-ray] 微力ながら、日本インターネット映画大賞への投票を通じて幾つかの作品を応援できればと思う。
 優れた作品、面白い作品はたくさんあるが、応援したい気持ちの強さは、必ずしも優秀さ面白さと一致するわけではない。だから、もっと優れた作品があるのに、と思われることは百も承知だ。それどころか、ヒット作やすでに高評価を得ている作品に比べると、そうでない作品にはより一層応援したいバイアスがかかることをご承知いただきたい。 応援するのが目的だから、点数を付けたり順番を付けたりは控えさせていただく。
 各作品についてはリンク先をご覧いただきたい。

 また、長年にわたり同賞の運営を続けてこられ、広く投票の機会を提供してくださっている日本インターネット映画大賞運営委員会に感謝を申し上げたい。

---
[作品賞投票ルール(抄)]
■選出作品は3作品以上10作品まで
■選出作品は2016年1月~2017年12月公開作品
■1回の鑑賞料金(通常、3D作品、4DX作品、字幕、オムニバス等)で1作品
■持ち点合計は30点
■順位で決める場合は1位7点、2位5点、3位4点、4位3.5点、5位3点、6位2点、7位1.75点、8位1.5点、9位1.25点、10位1点を基礎点
■作品数で選ぶ場合は3作品各10点、4作品各7.5点、5作品各6点、6作品各5点、7作品各4.28点、8作品各3.75点、9作品各3.33点、10作品各3点
■自由に点数を付ける場合は1点単位(小数点は無効)とし1作品最大点数は10点まで可能
■各部門賞の1票は2ポイントとなります
■各部門賞に投票できるのは個人のみ
■ニューフェイスブレイク賞は男優か女優個人のみ
■音楽賞は作品名で投票
■ベスト外国映画作品賞は作品名で投票
■外国映画ベストインパクト賞は個人のみ
■私(ユーザー名)が選ぶ○×賞は日本映画外国映画は問いません
■日本映画の作品賞3作品以上の投票を有効票
■以上のルールを満たさない場合は賞の一部を無効
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日本映画

【作品賞】 作品数にて投票
 「映画ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険
 「勝手にふるえてろ」
 「この世界の片隅に
【コメント】
 『映画ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険』は、いま必要とされる物語だと思う。
 『勝手にふるえてろ』が公開されたおかげで、2017年は素晴らしい年になった。
 『この世界の片隅に』は昨年度も投票したが、あまりにも素晴らしい映画なので今回も投票する。投票対象は2016年1月~2017年12月の劇場公開作品だし、『この世界の片隅に』は2016年11月の封切り以降、2018年1月に至るもロングランを続けているので、2017年度の作品賞の対象として問題あるまい。

【監督賞】
  [高橋敦史] 『映画ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険
【コメント】
 脚本、絵コンテ、監督、演出を兼務して大活躍だった高橋敦史氏に。

美しい星 通常版 [DVD]【主演男優賞】
  [リリー・フランキー] 『美しい星』
【コメント】
 リリー・フランキーさんの決めポーズをはやらせたい。

【主演女優賞】
  [蒼井優] 『彼女がその名を知らない鳥たち
【コメント】
 蒼井優さん演じる十和子は本当に嫌な女だった。

【助演男優賞】
  [松崎悠希] 『BRAVE STORM ブレイブストーム』
【コメント】
 『シルバー仮面』と『スーパーロボット レッドバロン』を合体させて一つの映画にするという、特撮ファン驚き・感涙の作品にあって、シルバーと互角以上に戦うサイボーグを演じた松崎悠希さんの印象が強烈だった。

【助演女優賞】
  [恒松祐里] 『散歩する侵略者』『サクラダリセット 前篇・後篇』
【コメント】
 両作において常軌を逸した能力者を演じ、観客を震え上がらせた。『くちびるに歌を』の可憐な少女から大変化である。

【ニューフェイスブレイク賞】
  [兼松若人] 『ラストレシピ ~麒麟の舌の記憶~』
【コメント】
 すでにキャリアがある方なので、ニューフェイスと呼ぶのは適切ではないかもしれないが、私はこの映画ではじめて認識した。日本人役のキャストの中で、中国人料理人を演じた兼松若人さんの異物感が印象深い。

【音楽賞】
 「勝手にふるえてろ」
【コメント】
 音楽担当は高野正樹氏。「絶対に高野さんで」という大九監督からの指名だったとか。悲劇?喜劇?シリアス?ミュージカル?と得体のしれないこの映画ならではの音楽だった。主人公の歌を作曲した、その曲のファイル名が「アンモナイト」[*]というのがいかしている。
 [*] 『映画テレビ技術』 №785 大九明子監督インタビューより

【ベスト外国映画作品賞】
 「KUBO/クボ 二本の弦の秘密
【コメント】
 多くの人に、是非ともこの魅力を知って欲しい。

【外国映画 ベストインパクト賞】
  [クリストファー・ノーラン監督] 『ダンケルク
【コメント】
 外国映画で強烈なインパクトを残したのは『ダンケルク』。2017年最大の収穫といえよう。

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【映画パンフレット】勝手にふるえてろ 監督 大九明子 キャスト 松岡茉優 渡辺大知 石橋杏奈 北村匠海【私が選ぶ最優秀編集賞】
   [米田博之] (『勝手にふるえてろ』)
【コメント】
 『勝手にふるえてろ』の鑑賞中、大九明子監督が脚本も編集も手掛けているのだろうと思っていて、後になって編集は米田博之氏と知った。監督とこうも息が合うとはお見事。

【私が選ぶニューフェイスブレイク賞】
   [ジョナサン・ペレラ] (『女神の見えざる手』)
【コメント】
 こんなに面白い映画なら、同じ脚本家の過去の作品も面白いだろうと調べてみたら、なんとこれがジョナサン・ペレラ初の脚本であった。別の記事でも取り上げたが、改めて新人脚本家を顕彰したい。

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 この内容(以下の投票を含む)をWEBに転載することに同意する。
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 以上をこちらに投票した。

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